映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

カレンダー

お気に入りブログ

クレイマー、クレイ… New! ジャスティン・ヒーハーフーさん

父との別れ。 天野北斗さん

イタリアンランチと… ちーこ♪3510さん

松河屋老舗☆ fujiうさぎ=^・^=さん

憂きも一時 小烏丸の”てる”さん

プロフィール

hoshiochi

hoshiochi

キーワードサーチ

▼キーワード検索

全て | 料理&お菓子&旅&演劇&その他2 | フランス映画 | 韓国ドラマ・赤と黒(ナップンナムジャ) | その他の地域の映画&ドラマ | アメリカ映画 | 韓国映画 | 真田広之 | 韓国ドラマ | アメリカドラマ | その他のジャンルの日本の小説 | 日本のミステリー小説 | イギリスドラマ | よしながふみ漫画&ドラマ&映画大奥 | 漫画・アニメ | 日本ドラマ | 中国&台湾映画 | 日本の作家が書いた歴史小説 | 海外のノンフィクション・エッセイ・その他のジャンル | 東欧・ロシア映画 | イギリス&アイルランド映画 | オランダ映画&オランダドラマ | 北欧映画 | その他のジャンルの海外小説 | 日本の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | 日本作家によるノンフィクション&エッセイ・その他のジャンル | 日本映画 | 海外の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | カナダの映画&ドラマ | ドイツ映画&ドイツドラマ | 日本のファンタジー小説 | 海外のミステリー&ファンタジー小説 | 堺雅人 | 日本ドラマ:歴史ドラマ&時代劇 | 三浦しをん:まほろ駅前シリーズ | 山田風太郎 | 香川照之 | 松山ケンイチ | 海外の作家が書いた歴史小説 | ジェイク・ギレンホール | イギリスドラマ:SHERLOCK | 塩野七生 | 吉田鋼太郎 | イタリア映画&イタリアドラマ | ローズマリー・サトクリフ | 大杉蓮 | ベネディクト・カンバーバッチ | インド映画 | 長谷川博己 | 内野聖陽 | 林遣都 | ムロツヨシ | ジョシュ・オコナ― | 井浦新 | 菅田将暉 | ディーン・フジオカ | 台湾ドラマ&中国ドラマ
September 23, 2015
XML
カテゴリ: 吉田鋼太郎
みなさん、こんばんは。シルバーウィークもあっという間に終わりですね。


NHK土曜ドラマ 経世済民の男 も放送が終わりました。
池端さんやジェームズ三木さんら大御所が脚本を担当しているから、中身の濃い内容でも筋立ての意味がすっきり通ったのでしょう。

第一回が高橋是清 NHK東京製作前後篇
第二回が小林一三 NHK大阪製作前後篇
第三回が松永安左ェ門 NHK名古屋製作

になっています。

今回はましてや一回のみですから池端さんさぞや大変だったでしょう。サックスフォンの音色が印象的だった 『55歳からのハローライフ』

 戦前、民営の電力会社・東邦電力(中部電力などの前身)を率いて「電力王」と呼ばれた松永安左ェ門は、太平洋戦争で電力が国家管理されたことにより、一切の役職を辞し、埼玉県の山奥で茶道三昧の隠とん生活に入った。「松永安左ェ門もこれで終わった」と誰もが思った。しかし、戦争が終わると、この七十四歳の老人は、滅びた国の立て直しのために、そして人々の幸せのために、滅私の覚悟でもう一度闘うことを決意した。

 昭和24年11月、松永は吉田首相の命で電気事業再編成審議会の委員長となる。安定した電力確保には電力事業の分割民営化が必要と考えるが、他の委員は全員、国策会社・日本発送電の温存を主張し、松永と完全対立する。しかし、松永はひるむことなく議論を続け、GHQまで直接説得し始める。また、当時大蔵大臣兼通産大臣だった池田勇人の元に押し掛け、松永は数字を縦横に用いながら考えを力説。「今の私は商売をしてもうけようとは思っていない。国を儲けさせて、国民全部に良い生活をしてもらいたい!」情熱を込めて説明するこの老人に私心はなかった。池田は松永の考えに大きく共鳴した。
 そして、昭和25年10月、吉田首相の元にマッカーサー元帥から電気事業の再編成についての決断がくだった…。
はたして、松永の命をかけた執念は実を結ぶのか…?

國村さんも吉田さんも声が良い。そして吉田さんはなんと王と呼ばれる男が似合うのだろう。70を越えても階段を息を切らせず上りきり、声の張りも良い。

 うじきつよしさん演じる水野が松永を訪ねて来るシーンは深夜撮影されたとか。鼻水を今にも茶に落としそうで落とさないシーンは一発オーケーで思わず拍手が起こったそうです。
二人はお互い通い合う所を持っていながら結局は訣別していくわけですが、二人とも人のあり方の二つの面を言い表しているように感じました。
水野成夫の「貧しき者も富める者も等しく(国に)救われるべき」も松永の「われわれ(国民)が国を建て直す」もいずれも正論です。国とおおまかに言うといかにもよそごとだが、本来国とは国民一人一人が集ったものです。よって民は国を時に支え時に支えられるが正常なあり方だと思うのですが、国といってしまうとどうも「自分と同じ人達に助けられている」という意識が希薄になってしまうのではないでしょうか。


【楽天ブックスならいつでも送料無料】経世済民の男 鬼と呼ばれた男~松永安左ェ門~ [ 吉田鋼太郎 ] 楽天ブックス






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  April 22, 2018 06:29:56 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: