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January 4, 2018
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カテゴリ: イギリスドラマ
みなさん、こんばんは。BBCでフランスの名作『三銃士』がドラマ化されました。NHK総合でNHKでは第二シーズンまで放送されました。声優もイケ面ばかりです。

出演
トム・バーク ヒューゴ・スピアー 

ゲスト出演
ジョン・リンチ

Season1
第1話 「敵か味方か」Friend and Enemies
銃士隊のトレヴィル隊長は、ルイ13世から重要な親書を運ぶ任務を指示され、最高の精鋭部隊をこの秘密任務につかせる。しかし、リシュリュー枢機卿は自らの権力を高めるため、ある計画を企て、銃士隊の評判を傷つけ、おとしめようと画策する。枢機卿の手足となって動くのが、美しくも危険な妖婦ミレディだ。果たして、枢機卿の思惑が勝利するのか、それともそれを阻止して、王と国を守ることができるのか。全ては銃士たちの手にかかっていた。

後に銃士隊長となって大蔵卿ニコラ・フーケの逮捕命令を出すダルタニアンの若き日は猪突猛進を地で行く暴走振り。オトナの三銃士にこれから鍛えられていくのかな?影のあるアトス、何でも武器にするポルトス、女性に優しいアラミスとキャラが立っていて面白い。


ダルタニアンが違法な決闘の容疑で逮捕される。収容された牢獄で、悪名高き犯罪者ヴァディムと出会う。ヴァディムは彼を牢獄に入れた者たちへの復讐のため、大規模な暴動を起こすが、あと一歩のところで銃士隊に阻まれる。しかし、それは目をそらすための策略に過ぎなかった……。果たして銃士隊はヴァディムのさらなる陰謀を暴き、君主制の危機を救うことができるのか? また、経験の浅いダルタニアンは銃士としての実力と銃士隊への忠誠を証明することができるのか?

良くも悪くも国家イコール自分で清濁併せのむ枢機卿リシュリュー、嫁の実家のスペインがどうも気になって仕方がない国王ルイ、愛しさ余って憎さ百倍で元夫に止めをさしに来たのにロケットの中にあった思い出の花にはっとして思い留まる悪女ミレディ、脇役までキャラが立ってる。

第3話 「気に食わない任務」Commodities
三銃士とダルタニアンは港町ル・アーヴルに派遣される。任務は、スペインとの協定違反を犯した悪名高い貿易商ボネールの身柄を確保し、処罰するためパリに連行すること。しかし、彼らを待ち受けていたのはボネールを狙う敵たちだった。激戦でポルトスは負傷し、アトスが住んでいた屋敷へ向かう。屋敷でアトスはレミから衝撃の事実を告げられるのだった…。果たしてダルタニアンたちは、次々と襲いかかる敵をかわし、無事ボネールをパリへ送り届けることができるのか?

声優陣が豪華。「鮮やかなトリック」ゲストは誰もいない王宮で爆弾をひょいひょい投げる爆弾男=磯部勉さんで今回「気に食わない任務」ゲストは冒険者と見せかけて実は奴隷を使う農園経営を考えていたズルい男ボネール=小山力也さん。愛と国の忠誠に引き裂かれたアトスの過去萌。

第4話 「裏切り者」The Good Soldier
サヴォワ公国の公爵夫妻が国王の元を訪れた。到着した夫妻を出迎えた国王たちは何者かに命を狙われる。すぐに犯人を追跡する三銃士。そしてアラミスが追いつめた犯人は、旧友であり恩人のマルサックだった。5年前、マルサックが所属する部隊で虐殺事件が起こった。主犯格の男からトレヴィル隊長の関与を知った彼は、事件の真相を解き明かし、復讐を果たすため、アラミスに協力を求める。揺らぐ忠誠心、膨らむ疑惑。三銃士は復讐劇を止められるのか。

今回は王の親族及び国を守るために銃士隊が犠牲になる話。従来では銃士隊Vs枢機卿/ロシュフォール公爵の敵対関係が明確だったが本シリーズでは対立するが時には枢機卿とも手を組む場面も多く登場。国を思う気持ちは同じだがそれぞれの手段が異なるというスタンスか。

リシュリュー枢機卿は衣装が黒。きらびやかな衣装の王族の隣に立っていて黒!地味で埋没するはずだが逆に圧倒的な存在感がある。汚れ仕事を全てこなすという意味もあり、それら全てを覆い隠すという意味もありの黒なのか。

第5話 「吹きだまりの帝王」The Homecoming
誕生祝の翌朝、身に覚えのない殺人で罪に問われたポルトスは、死刑を宣告されてしまう。しかし、直前に何者かに連れ去られて、かつて彼が育った危険な貧民街で身を隠すことになる。彼の命を救うには、無実を証明するしかない。捜査に乗り出した三銃士は、殺人が別の場所で行われたことを突き止め、忠誠心と強欲が交錯する陰謀を暴くのだった。手遅れになる前に、銃士たちは命を顧みず、奇跡の宮殿と呼ばれる貧民街の危険地帯へと踏み込んでいく。


殺人罪で捕まったポルトスを「酔ってるからもしかしたら」と疑ってかかったダルタニアンに対して絶対違うと譲らなかったアトスとアラミス。三人の絆の深さを改めて感じさせられる。

第6話 「国王の母」The Exiles
アラミスとダルタニアンは、若い女性と赤ん坊をパリ郊外の村から宮廷へ送り届ける任務に就く。しかし、武装した男たちに母子を拉致される。2人は、女性の正体と、赤ん坊誘拐の理由を探る。そして、追放されたはずの皇太后が深く関係していることを知る。誘拐犯を捕まえるため、ダルタニアンはコンスタンスを乳母として潜入させることにする。絡み合う陰謀、そして次々に襲いくる敵。ダルタニアンとアラミスは事件を解決し、任務を無事遂行することができるのか。

次回「国王の母」に登場するマリ―・ド・メディシスは名前は聞いたことなくてもルーヴル美術館に行った人はルーベンスの手による一連の絵画「マリー・ド・メディシスの生涯」で姿を見ているはず。夫の死や息子との確執など決して幸せではなかった彼女が絵画では神々に祝福される。
赤ん坊に歌を歌ったりあやしたり今回もアラミス推しの回。こんなに素敵なのに16歳の時以来本当の愛を知らないなんて、不憫な。アラミスが逃がすことを見越して「今日は書類整理で忙しい。午前中いっぱいかかる。」という隊長の念押しの台詞と了解したアラミスの破顔がまた。


第7話 「魔女にされた伯爵」A Rebellious Woman
王と王妃が乗った馬車に若い娘が飛び出し、死亡する事故が起こる。さらに死んだ娘の友人も行方不明になる。アトスたちが少女の捜索に乗り出すと、2人の少女が共にラロック伯爵夫人が主催する啓蒙サロンに通っていることがわかる。そして、この事件によって伯爵夫人にあらぬ嫌疑がかかってしまう。さらに、枢機卿の命まで狙われる事態に発展する。枢機卿とは因縁のある銃士たちだったが、彼の命と美しき伯爵夫人を救うためにアトスたちは動き出す。

今回はアトス回だったのに終わってみれば他の銃士にも恋の予感が。ニノン女伯爵に散々辛辣な事を言われても十字架を渡したアラミスは王妃に嫉妬めいた言葉をかけられダルタニアンは遂にコンスタンスに告白して怒涛の展開へ。
女伯爵に断られた国王「私を袖にしたのか?」王妃「そのようです」国王「ありえんな」と言いつつ周囲を見回して真顔に。女伯爵に対しては穏便に、という国王にリシュリュー「陛下、寛大にも程があります!」国王「わかっている。それが弱みだ」今回国王はコメディ要員か?
今回はリシュリュー神回か?と思えるほどいい台詞が沢山。毒に苦しみながら「これまでの悪行を上回る徳をまだ積めていない。このまま死んだら地獄に落ちる」現実主義のミレディには「もう地獄にいる。気付いてないの?」といなされていたが枢機卿には徳を積む願いがまだあるのか。
枢機卿なのに全然宗教を信じておらず「利用できるならする」くらいのスタンスのリシュリューが黒衣につけている金の十字架が空々しい。女伯爵の助命を頼む銃士たちに「私は残忍ではない。現実的なだけだ」復活しての力強い宣言「誰であれ国家であれ神であれ私の邪魔はさせない」

第8話 「銃士隊と親衛隊」The Challenge
銃士隊と親衛隊の対立に手を焼いた王は、どちらの隊が強いか決着をつけるため対決させることにする。ダルタニアンは、代表に選ばれて銃士の資格があることを証明しようと決意する。そのためには、まず激しい気性を抑制し、感情でなく頭で戦えるようになる必要があった。アトスは、ダルタニアンを特訓し、精神力の強化を試み、彼の素質を証明する機会を狙った。一方、枢機卿は大口契約のためにダルタニアンを利用し、彼を牢獄に潜入させるのだが…。

代表選考会参加費用を貢いでくれるパトロン探しに「釣りに行こう」とアラミスがポルトスを誘いだした先は教会の葬儀の真っ最中。それぞれの未亡人の事情を詳しく説明するアラミス(いや、なぜ知っているかは聞くまい)パトロンなしでも参加できたアトスはやはりお金持ち。
常にリシュリューに逆らわないと思われた国王が名裁きを見せるなど、今回は珍しく悉く策士策に溺れるの如く、真っ向勝負やストレートな愛情が勝利を収めた回。それにしても寝取られ男ボナシューに浮気相手ダルタニアンの身辺調査をさせるリシュリューのどSっぷりったら。
今回一番得をしたのは、イケ面で凄腕の銃士(後に隊長になる)ダルタニアンをゲットし、かつ銃士隊と親衛隊隊士達の参加費用をちゃっかり国費に組み込んで賞金をチャラにし、国王の権威を高める機会にも恵まれたルイ13世。あんな顔してやる時はやる、さすが国王。

第9話 「王妃の危機」Knight Takes Queen
ドイツから娘の婿探しにメレンドルフ伯爵が訪れていた。王はなかなか世継ぎを産まない王妃への不満を漏らしていた。そんな中、アンヌ王妃が何者かに狙撃される。銃士たちは暗殺者から王妃を守るために女子修道院に逃げ込む。アトスとアラミスは襲撃に応戦。そして、修道院長および修道女たちは、命の危険を顧みず、修道院に立てこもり銃士たちに協力する。一方、ポルトスとダルタニアンは援軍を呼びに向かう。はたして彼らの運命はいかに?

あれほど人の心を見ることに長けていたリシュリューが国王の心を読み違えるポカ。今後の伏線か。「アンヌが死んでくれれば」と冒頭言ってた王が、王妃が襲われたと聞くや「生きていけない」と取り乱す。王の真意はどっちだ?と視線をさ迷わせるリシュリューの演技がうまい。
ろうそくに照らされた横顔が美しいアラミスと王妃。神に仕える割にはアナーキーな修道女達。一方援軍を呼びに行ったダルタニアン達に従ったメンツが七人の侍みたい。ニコラス・ケイジの吹き替えもやる大塚明夫さんがリシュリュー達よりよほど信義に厚いギャラガ―役で登場。
アトスに怒られても「…もう戻っていい?」と寝室にいる女性の事を気にしたり、かつて愛した女性からいまわの際に「また会えるわ 天国で でもすぐには来ないでね」と言われたり、蝋燭に照らされる横顔が美しかったりと今回も色男っぷりがはんぱなかったアラミス(平常運転?)

第10話 「皆は一人のために」 Musketeers Don't Die Easily
酔っぱらったアトスが問題を起し、仲裁に入ったダルタニアンが撃たれてしまう。その一件で銃士たちの間に思いがけぬ亀裂が入り、分裂の危機を迎えていた。枢機卿は王妃暗殺計画を指揮したことを銃士たちに暴かれるのを恐れ、ミレディにどんな手段を使っても彼らを殺すよう命じる。銃士たちは固い結束を守り、ミレディと枢機卿に正義の裁きをもたらすことができるのか? それともミレディがついに復讐を果たすのか?

「国王が間違える事はない!わきまえよ!」序盤に比べ最近国王が枢機卿に対して偉く高圧的に。そんな枢機卿のやつあたりはミレディーへ「欲しいのは努力じゃなく結果だ!」一見出来る上司の台詞だが言ってる事は酷い。結果=銃士隊抹殺だよ

銃士隊挙っての仕込みとなったアトスの葬式。隊長の弔辞にいちいち「偉大な」「素晴らしい」と注釈を加えて微笑みあったり「悲しくなってきた」とポルトスは涙ぐんだり。何なのこの可愛らしい三銃士は。

シーズンラスト回はクライマックスがまるで西部劇。こんな時なのに追い詰められた時にマントをバサッと広げる枢機卿が素敵。アラミスと王妃の雰囲気に何事かを感じ取った枢機卿、遂に次回登場のロシュフォール郷(『華麗なるペテン師たち』 のマーク・ウォーレン)悪役陣活躍期待。

Season2
第1話 「危険な男」Keep Your Friends Close
あれから、悪名高きリシリュー枢機卿が亡くなり、王妃が待望の王子を出産し、宮廷は新たな幕を開けようとしていた。銃士隊はある男を連れ戻す任務を命じられる。その相手はリシュリュー枢機卿のスパイとしてマドリードに派遣されていたロシュフォール伯爵だった。彼はスペインで捕らえられていたが脱出に成功。さらにフランスの対スペイン軍事戦略の責任者であるフォワ将軍が敵に監禁されているという情報を王に持ち帰るのだが…。

リシュリューの死と後の太陽王ルイ14世の誕生が同時期に描かれる、新たな時代の始まりを予感させる回。新たなる敵は「危険な男だが痛快」なロシュフォール。スペインのダブルエージェントである彼が国王より王妃を見ている時間が長いということは王妃の首飾り事件期待していい?
リシュリューの死因は心臓発作「枢機卿にも心臓があったのか」なんて軽口を叩いていたアラミスにラストとんでもない事実が明かされる。アラミスもリシュリューも宗教に通じているのに全然人を許してないなぁ。王太子を「お元気で美男子」とあやしている場合じゃないぞアラミス。

第2話 「庶民になった国王」An Ordinary Man
王が気楽な庶民の生活を経験したいと主張、アトス、ポルトス、ダルタニアンとともに夜の街へ繰り出す。楽しい夜を過ごすはずが、犯罪組織に平民と間違えられ、ダルタニアンと共に捕えられてしまう。謎の組織は拉致した王とダルタニアンをスペインへ奴隷として売ろうとしていた。一方、洗礼式を前に、王の不在に慌てふためく宮廷では、王妃がロシフォールに意見を求める。彼の指示で銃士隊は救出のため港へ向かう。

教育係をたらしこんで王太子に近づこうとするアラミスだが相手には魂胆お見通しの御様子。洗礼式の時にわかりやすく王太子の次にアラミスのショット入れるのやめてわかったから。調度太陽がぱあっと王太子にあたるショットはいかにも太陽王らしい。次回でロシュフォール郷告白が。

第3話 「正義の反逆者」The Good Traitor
スペインの元将軍タリク・アラマンが、独自に開発した新型火薬を披露しに訪れる。そして彼は、誘拐さた娘の救出と引き換えに製法を教えると取引を申し出る。引き受けた銃士隊は、敵のアジトに突入し、一味を制圧しようと奮闘する。一方、王太子が重病で高熱に苦しんでいた。王がスイスの最新治療薬を試そうとするが、コンスタンスは反対し、無断で王太子を連れ出してしまう。そんな中、ミレディが宮廷で王との再会し誘惑する。

朝っぱらから派手な爆弾で起こされる父(しかも宮殿内)、訳のわからない金属を濾した薬を次から次へと飲まされたり突如誘拐される息子。フランス国王親子受難。しかし父親にはあとでいいことが。ミレディ仕事早い(何の?)。

アバンタイトルの王妃プレイに思いっきり引く。ロシュフォール、イタイよイタ過ぎる。スペイン時代の思い出話で心をほぐしておき、満を持して本気の「愛してます」が王妃に引かれソツなく言葉を付け足す。枢機卿の愛はフランスに向けられていたけど貴方の愛は王妃なのね。

ムーア人でスペインの将軍というとシェイクスピアの「オセロみたいなイメージ。その娘がポルトスに言う『フランスに生まれただけじゃフランス人になれない』って台詞がイギリスのEU離脱に揺れるヨーロッパと重なってタイムリー。移民流入もEU離脱の選択理由の一つでしたから。

朝から派手な爆弾で起こされる父、訳のわからない金属を濾した薬を次から次へと飲まされたり突如誘拐される息子。フランス国王親子受難。しかし父親にはあとでいいことが。ミレディ仕事早い(何の?)。表面では平和を保っていながら水面下で綱引きしているフランスとスペイン。

第4話 「天使が見た悪夢」Emilie
銃士隊は、神の啓示を受けたというデュラスの娘エミリーを調査する。彼女は夢により、スペインとの戦争こそが神の意志だと主張。何千という信奉者が彼女のもとに集まり、スペイン人に対する暴力行為が次第に激しくなっていた…。トレヴィル隊長の指令でアラミスは彼女に近づき潜入捜査をすることに。宮廷では、ミレディの存在が邪魔で仕方ないロシュフォールが彼女の身元を調査。秘密をばらさない代わりに駆け引きを持ち掛ける。

王太子の侍女には誰でも言い寄り「愛してる?」と尋ねられても「君の事は好きだ」と華麗にスル―、しかる後に、やる事は必ずやってしまうアラミス。艶福家で知られる太陽王ルイ14世は間違いなくあなたの子供です。

枢機卿時代でも決して切れなかった国王と王妃の距離が開き、出生を疑い始めるポルトス、王妃との秘密を抱えるアラミス、前妻に執着されるアトス、ロシュフォールがミレディと手を組みつつじわじわと権力と影響力を伸ばしてゆき、頼りの隊長は解任。銃士隊にさらなる受難の予感。
今回はジャンヌダルクの再来みたいな少女出現。まだ続いてたのかロシュフォールの王妃プレイ。何気に潜入捜査率が高いアラミスとダルタニアン。「こういう事に慣れてるから」と言われたアトス過去に麻薬に溺れた事が?王妃も結構脇が甘くて大胆なのでコンスタンスの明日が大変。

第5話 「嘆きの領主」The Return
酒に酔ったアトスが拉致される。目を覚ますとそこは、彼が爵位を放棄した領地であるピノンだった。ルナール男爵による暴挙に耐え切れなくなった小作人たちには彼の力がどうしても必要だったのだ。不意に決別した過去と対峙させられ戸惑うアトスだが、亡くなった弟の婚約者キャサリンとの再会を機に、救出に来た銃士隊とともに男爵との戦いに突入することに。アトスが伯爵の称号を放棄すると知ってショックを受けていた男爵に反旗を翻す。

主人がいないことを幸いに土地を乗っ取ろうと悪党達が押し寄せる場面はまんま西部劇。予告でも思ったが三銃士版「七人の侍」回。アトス回と思わせて実はトレヴィル隊長再生の回。役職を解かれて拗ねていた彼が生来の面倒見の良さと優れた教育者の血が騒ぎ村人達を兵士に変える。
「分かった風な事をいうな」とダルタニアンをたしなめていたがその彼に「まだミレディのことひきずってる?(ダルタニアンは引きずってない)」と言われてすぐ後に延々と続くミレディとの甘い回想シーン。アトス、分かられてるよ充分。ミレディは元婚約者にはめられた?

第6話 「選べない選択」 Through a Glass Darkly
評判の天文学者・占星術師マルミオンは、古い要塞に日食を観察するための新しい装置を作り、王の一行を招く。ダルタニアン、アラミス、ポルトスはロシュフォールたちと同行するが、予想しえなかった事態が起こる。なんと、マルミオンたちが一行を征服したのだ。彼らは王に復讐するため、王に王妃と王太子の命を懸けて狂気のコイン投げゲームを強制する。一方、何とか命を繋いだミレディはアトスとトレヴィルに助けを求める。

アニメファン感涙の声優が登場してきた マスケティアーズ 今回はシャア・アズナブル役の池田秀一さん登場!妙に芝居がかったいい方もこの声ならでは。ロシュフォールとポルトスが手錠ならぬ鎖につながれたままの脱獄でロマンチックな会話を展開。実は恋バナを語りたいのか君はロシュフォール。
今回も前回同様隊長じゃなくなり腐ってぼやいている姿から始まって、いざ国王の危機となると、ヘンな意味じゃなく嬉々として指示出しするわめっちゃ輝いて敵を倒しているトレヴィル。彼が復活する時はシーズン中に来るのか?皆の前でラブシーン展開するダルタニアンの主役感。

第7話 「姫の秘め事」A Marriage of Inconvenience
王の従姉妹のルイーズ姫が、銃士隊の護衛でマントヴァ公国から移動する途中、何者かに命を襲われる。姫はフランスの国益のために、スウェーデンの王族との政略結婚が決まっていた。銃士隊は、敵がスペインの硬貨を所有していたことから、この結婚とフランスとスウェーデンの同盟関係を阻むために送られた刺客だと考え、犯人の特定を急ぐ。姫は身の安全のためパリへ戻ることに。そして、新たな陰謀が実行されてようとしていた。

ルイーズ姫「陛下とは子供の頃に会ったきり」アトス「ほぼお変わりない」陛下ディスリスペクト発言かと思いきや実はここに伏線が。アラミスとマルグリットの会話も、マルグリットは底意を見せつつ語っているのにアラミスが文字通りにしか受け取っていない件も伏線びしばし。

第8話 「親父の真実」The Prodigal Father
トレヴィル隊長に父の正体を明かされたポルトスは、真相を問うため父親であるベルガール侯爵に会いに行く。彼は自分の出生の秘密を告げられる。思いもよらぬ事実に、彼は銃士隊に入れた理由に疑念を抱き始める。そして、衝撃の真実を知る…。一方、宮廷では王が暗殺に怯える日々を送っていた。ロシフォールはそんな王を意のままに操り宮廷を支配しようとしていた。さらに、ミレディに王妃とアラミスの関係を探るよう命じる。

TL上では直江状のイケボで湧いているがこちらもイケ面ボイス揃いの マスケティアーズ ベルガール侯爵役はミスタースポックの菅生隆之さん。トレヴィル元隊長「お前は真実を知った そして俺を知ってる」最終的な判断はポルトスに任せる所が彼を操ろうとする父ベルガール侯爵と対象的。
ああ不憫だけど最高に気持ち悪いロシュフォール(褒めてます)。散々のコスプレごっことよりによって自分が想いを込めた十字架を恋敵が持っていたことに遂にぷっつん。そしてここでトレードマークの隻眼アイパッチが誕生。愛する女性につけられた傷、これは忘れられんでしょう。

第9話 「愛と憎しみの炎」 The Accused
王妃を襲って逆上したロシュフォールは、以前王妃がスペイン王に書いた手紙を使って王妃に反逆罪の容疑をかける。ロシフォールの言いなりとなっていた王は、王妃の話を受け入れず投獄するよう命じる。銃士隊は、王妃を救い出し、命をかけて王妃を守ることを決める。そして、ロシュフォールがスペインのスパイだという証拠を探す間、王妃の安全を確保するため、王宮から密かに避難させる。そんな中、王は毒を飲まされ倒れてしまう…。

銃士隊を集めてアラミスと王妃の一件を告白するシーンでトレヴィル元隊長がアトスに「止められなかったのか?」って聞くけどフツーに考えてそもそもどこで止めるんだよ!マスケティアーズの女性達は恋愛からも危険からも逃げずに強い!
「ロシュフォールが王妃を襲ったのが反逆罪ならお前のは何だ」「愛だ」この期に及んでギャグをやるアラミス(違います)。内容より自分に打ち明けなかった事の方がショックのポルトス。ロシュフォールのアイパッチ姿を「海賊みたいでかっこいいな」と一番酷く傷をえぐる国王。

第10話 「愛に負け、愛に勝つ」 Trial and Punishment
ロシュフォールの陰謀によりコンスタンスが処刑されようとしていた。ダルタニアとアトスは寸前で彼女を救出することに成功し逃亡する。ポルトスはスペインのスパイであるヴァルガスをフランスへと誘い込む。一方、アラミスは王妃との密通の罪で投獄されていたが、ミレディに救われ、他の銃士隊に合流する。遂にロシュフォールを追いつめた銃士隊は、最後の決闘に挑む。フランスと仲間たちの運命は、彼らの手に掛かっていた。

トレヴィル「これは殺人だ」ロシュフォール「これは正義だ」トレヴィル「その意味も知らんくせに」今回のアヴァンタイトルあわやと思わせて煽る。王妃の裏切りにショックを受けた国王に「そなたにわかるわけがない」と八つ当たりされるロシュフォール。いや彼は誰よりもわかってる。
「王妃は?」と心配そうなアラミスに「生きてる あなたなしでも」 とドライなミレディ。他人の色恋には冷静になれてもアトスに対してはとことん乙女。「これまでの人生やり直したい 私と貴方には絆がある」と自信たっぷりなミレディに行ったらそのまま連れ去られそうだったアトス。
わざわざアイパッチを外して愛する女の顔(今日初めて堂々と「俺の女だ」宣言してましたね)を見てスペインよりも王妃が大事だったことを末期の告白するのに王妃がこれまでになく冷たい瞳で見下ろすシーンが何とも。今までの変態発言から同情票に少しは流れたかな?

「あなたを思えば苦痛から逃れられた」こんな時なのに(だから?)告白をしてしまうロシュフォールだが速攻で王妃に「わたしはお前をそんな風に考えたことはなかった」とフラれ一瞬悲しそうな表情をする。「愛とは苦悩だ、苦しみだ」やはりロシュフォールの恋愛観はおかしい。
ロシュフォールとアラミスがお互いの裏切りを暴露しあい国王のメンタルがいっぱいいっぱい。「王妃だけでなくたった一人の息子も失った」と言うときロシュフォールは国王の、国王はロシュフォールの顔を見ていない。見事にすれ違う二人の気持ちが現れてるようなシーンいい。







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最終更新日  April 28, 2019 06:10:10 PM
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