サタデー・イブニング・ポスト誌に連載されたゴードン・レイ・ヤングの小説が原作。ジョン・ウェインが鉄火な小娘と典雅な令嬢二人から好意を寄せられるモテモテ西部劇。悪役は見るからに悪で、小悪党、人は悪くないが酒に弱いじーちゃんとかキャラクターはわりと予定調和的。「西部」劇なので、ヒーローたるジョン・ウェインは東部のお嬢様より西部のお転婆娘を選ぶ定説がちゃんとできている。「拳銃の街」というタイトルだが別に街の住人が皆銃を持っている物騒な人間というわけではなく、原題「TALL IN THE SADDLE」の方が内容に近い(ロックリンのサドルのこと)。まあジョン・ウェインは私が映画を見ている頃はおっさんだったが若い頃はそれなりに美形だ。彼が映画で主役を演じた頃はマッチョイズム全盛なので強引に女性にキスするシーンなどもあるが、現代では若干違和感を持って見られる。