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July 28, 2023
みなさんこんばんは。ツイッターの新CEOがNBCの元幹部の女性に決まりましたね。いっとき有名になった武漢日記に対する中傷とそれに対する戦いを描いたノンフィクションを紹介します。
「武漢日記」が消された日: 中国から始まったある言論弾圧
Translation,Disinformation,and Wuhan Diary:Anatomy of a Transpacific Cyber Campaign
マイケル・ベリー/著
竹田純子/訳
2020年1月、新型コロナウィルス蔓延により封鎖された中国の大都市・武漢。2020年1月25日、封鎖の2日後から、武漢在住の作家・方方が自身のブログ上で武漢の実情を伝える日記を書き始めた。⾝近な⼈が次々と死んでいく悲惨な状況、⾷料品やマスクの不⾜、医療現場の疲弊と焦燥。未曾有の災厄に対して隔離・外出禁止を命じられたため余計に人々は不安を抱える。そんな彼等に「真実」を知る⼿がかりや大きな⼼の慰めを与え、深夜一二時の更新を待ち望む読者は「億単位」とも⾔われた。しかし、国際出版のニュースを機に一転、苛烈な批判とネット攻撃にさらされ、ここ数十年でもっとも長期的なヘイトキャンペーンへと変貌した。武漢日記コロナ禍、たったひとりの作家が綴った「日記」を、なぜ中国当局は「危険」とみなし、弾圧したのか。「武漢日記」とその著者、さらには英語版訳者も標的とされた〈方方事件〉の知られざる実態を詳細に綴ったノンフィクション。
「文章を書ける武漢市民は、正月以降に見聞きしたこと感じたことを記録してもらいたい。」
方方は皆に日記を書くよう勧める。特に日記＝ブログを書き続ける自分を特別視していない。多くの武漢日記があって良いと考えている。そうすれば、もっと様々な改善点に気づけるからだ。しかし中国政府のやり方は真逆だった。
「芸術家や知識人、活動家は、政府の意向に従わないで自らの地位や名声、生活の糧を失うリスクを冒すか、自分の価値観や意見、行動を国家のそれに合わせて褒賞を受けるか、二者択一を迫られる。」
「武漢日記」が消された日 中国から始まったある言論弾圧 / 原タイトル:Translation Disinformation and Wuhan Diary[本/雑誌] / マイケル・ベリー/著 竹田純子/訳 ネオウィング 楽天市場店
「武漢日記」が消された日: 中国から始まったある言論弾圧
Translation,Disinformation,and Wuhan Diary:Anatomy of a Transpacific Cyber Campaign
マイケル・ベリー/著
竹田純子/訳
2020年1月、新型コロナウィルス蔓延により封鎖された中国の大都市・武漢。2020年1月25日、封鎖の2日後から、武漢在住の作家・方方が自身のブログ上で武漢の実情を伝える日記を書き始めた。⾝近な⼈が次々と死んでいく悲惨な状況、⾷料品やマスクの不⾜、医療現場の疲弊と焦燥。未曾有の災厄に対して隔離・外出禁止を命じられたため余計に人々は不安を抱える。そんな彼等に「真実」を知る⼿がかりや大きな⼼の慰めを与え、深夜一二時の更新を待ち望む読者は「億単位」とも⾔われた。しかし、国際出版のニュースを機に一転、苛烈な批判とネット攻撃にさらされ、ここ数十年でもっとも長期的なヘイトキャンペーンへと変貌した。武漢日記コロナ禍、たったひとりの作家が綴った「日記」を、なぜ中国当局は「危険」とみなし、弾圧したのか。「武漢日記」とその著者、さらには英語版訳者も標的とされた〈方方事件〉の知られざる実態を詳細に綴ったノンフィクション。
「文章を書ける武漢市民は、正月以降に見聞きしたこと感じたことを記録してもらいたい。」
方方は皆に日記を書くよう勧める。特に日記＝ブログを書き続ける自分を特別視していない。多くの武漢日記があって良いと考えている。そうすれば、もっと様々な改善点に気づけるからだ。しかし中国政府のやり方は真逆だった。
「芸術家や知識人、活動家は、政府の意向に従わないで自らの地位や名声、生活の糧を失うリスクを冒すか、自分の価値観や意見、行動を国家のそれに合わせて褒賞を受けるか、二者択一を迫られる。」
「武漢日記」が消された日 中国から始まったある言論弾圧 / 原タイトル:Translation Disinformation and Wuhan Diary[本/雑誌] / マイケル・ベリー/著 竹田純子/訳 ネオウィング 楽天市場店
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