“眠たい瞳のタフガイ”として、常に人生を斜に構えてみているような役で知られるロバート・ミッチャムが新人スターとして主演。しかし明朗快活なヒーロータイプではない。夜の闇を纏う男である。常にトラウマに悩まされ、自身の知らない過去に追われている、 都度都度挿入される過去の映像。ジェブの記憶はきれぎれだ。 「ある日、俺はビュートカントリーに馬で乗る。まるで道を知っていたかのように、まっすぐにこの場所に来た。俺の人生でその家を台無しにする何かがあった。その家は俺だ。これまでに何百万回も見たことがある...暖炉...トラップドア...裏には牛の骨がいくつか。突然息ができなくなって、脇を歩いていると、標識のない墓がいくつかあった。もしあの家が俺だったら、俺のどの部分がその墓に埋葬されたのか?One day I rode up in the butte country... Came straight to this place just like I'd known the way. There was something in my life that ruined that house. That house was myself.I'd seen it a million times before... the fireplace... the trap door...Out back there was some cattle bones. All of a sudden I couldn't breathe, and then as I walked around the side, I came upon some unmarked graves. If that house was me, what part of me was buried in those graves?」