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ついに来てしまいました、大晦日。やっと雪が融けて桜が咲いた~(^^)…と思ったら暑い夏が来て、紅葉がきれいだ~\(-o-)/…と思っていたらもう今日・・・。ホント1年が早いです(-.-)。振り返ると天体的にはパッとしない年でしたが、味気ない…というよりは平凡でいつも通りの星…って感じ。個人的にはある意味見やすい星空でした。写真的には念願の秘密兵器レンズをGET!して(中古だけど^^;)これで「一応」欲しいモノが揃った元年^^;。来年は新年早々から撮りたいものが撮りたいように撮れることになります?。まぁ物質欲は今後も続くと思うけど(^^ゞ。個人的には平々凡々な日々(-.-)。…まぁ当たり前が一番幸せということで(-_-;)。とにかく怪我もなく病気もなく、元気がなによりの年でした。…あっ(゜o゜)バイクを新調したんだった~\(-o-)/(冬で乗れないので(T_T)忘れてました)。夏過ぎにライトを明るくしたり、安全性を高める改良を加えたんだけど、予定よりも大幅に入院期間が長くなり(-.-)バイクが退院してきた頃には既に秋も深まっていて、結局ブランニューのバイクでは一度もツーリングに出られませんでした(/_;)。こんなんだったら乗る事の出来ない冬に入院させればよかった…(バイク君ゴメンねm(__)m)。来年は今年の分も取り返すぞ~…安全運転でね(^^)。管理人としてはこんな一年でしたが、皆さんにおかれましては如何でしたか?。今年を基本として来年はもっと楽しい年になるといいですね。さて、ここで今年最後の天体情報です。…まぁ今年最後の情報が来年最初の情報になるんだけどね^^;。新年早々1月3日の夜、流星群の中では3大流星群のひとつと言われている「しぶんぎ座」流星群と呼ばれるものがあります。星に詳しい方の中には「しぶんぎ座ってあったっけ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、"昔はあった"星座なんです。今では全天で88コに決められた星座の数も、一時期乱立された時代があり、その時の名残なんです。ちなみに「ねこ座」とか「みみず座」なんてのも存在していた時代がありました。話しを戻して、そのしぶんぎ座ですが場所的には現在ではりゅう座と呼ばれている星座の中になり、では何故りゅう座流星群と呼ばないのかというと、既にりゅう座流星群というものが実在しているため(10月8日のジャコビニ流星群)、それと混同しないようにあえて昔の星座名を使っている為だそうです。今年のしぶんぎ座流星群は、1月3日の午後10時頃がピークと予想されています。当日は明るい半月が出ていますが、それも夜11時前には沈みますので、それ以降は好条件で流れ星を見ることが出来ると思います。数的には1時間に50コ位といわれており、それも毎回コンスタントに多くの数が見れる流星群でもあります。このしぶんぎ座流星群は何かと忙しい年初ということもあるせいか、世間的にはパッとしない天体イベントになっていますが、でも実はスゴいイベントなんです。季節的にちょっと厳しいですが、無理をしない程度に空を見上げてみてくださいね。それではみなさん、(まだちょっと早いけど)良いお年をっ(^^)。
2008/12/31
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しかし先週末は寒かったです(-_-;)。あまりにも寒いと、車の暖房を入れてもまず送風口とかインパネ(メーターとかダッシュボードとか)が温まらないと車内が暖かくならないんですね。部屋もそう。ストーブをつけても家具とか壁とかが暖まらないとなかなか室温が上がってこないんです。前はなんとも感じなかったんだけど、先日は特に寒さが身にしみました。ひっ、ひょっとして歳を取ったのか?(゜o゜;)。てな訳でタイトルのこなんモンの1です。北日本に大雪警報が出ていたものだから色々とご心配をいただきましたが、結論から言うと管理人の行動範囲内では特に大雪…ということにもなりませんでした。↑今日の通勤の途中で、信号の赤で停まった時にフロントガラス越しに写してみました。場所は新潟県内でも比較的雪が多い地方です。こんな感じで道路に雪は無く、除雪車で脇に押しやられた雪も多くて40cm位ってところでした。↑別の信号で停まった時に写したもの(←わりと対向車から目立つみたいですね^^;)。銀色のかまぼこ状の建物(ガレージ)が写っていますが、その屋根に積もっている雪の厚さを見てください。車内から見ても15cm程度と思われました。ちなみにこのような形の建物は自然落下方式といって、雪が積もってもある程度溜まると自然に雪が滑り落ちてくれるので雪下ろしの手間が要りません。現在はこんな状態なので、管理人の地方に限ってはニュースで騒がれているような不便も感じていませんのでご安心くださいませ?。で、次。こんなモンの2です。先日の12月24日のブログにもカキコしていましたが、本日の夕方、西の空で細い三日月と木星と水星が接近して見える現象がありました。ここ数日の悪天候から天気は期待していなかったのですが、夕方になって一応…と思い外を見てみると…、あらっ?(・・?晴れてる\(-o-)/。さすがに年の瀬のこのご時勢に悠長に撮影に出掛けてなんていられませんので、当初から移動は考えていなかったので、急いで屋根に上がって写してみました(まぁこんなモンですが^^;)。↑外を確認するのがちょっと遅かったかな?(午後5時半頃撮影)。もうすぐ水星が雲に隠れてしまうところでギリギリセーフ(死語?^^;)でした。↑ズームレンズの200mm(6倍)で写してみました。何かと世間を騒がせた12月1日の月と金星・木星の接近の時よりも今回の方がグッとまとまった接近現象でした。でも太陽と月を除いた星の中では一番明るい金星がなかったのであまり目立たなかったでしょうかね?。管理人としては普段なかなか見ることの出来ない月齢1の超細い三日月と、これまた滅多に見ることができない水星が良く見えていて、今日の方がずっとすごい接近現象だと思うんですけどね、やっぱりビジュアル的にイマイチなのかなぁ…(-.-)。↑いたずら書き(^^ゞしていませんが、左上でぽつんと光っている金星と、真ん中の下にある月と木星がわかるでしょうかね?。今日は金星とはこれだけ離れていました。…やっぱり目には留まらないかなぁ(-_-)。↑今月の1日に写した時と同じ条件で写してみました。まずは今日(29日)の月と木星・水星を200mmズームレンズで縦位置で写したもの。↑これが先日の1日に写しておいたもの。↑1日の写真と今日の写真を、1日の月の位置に月を重ねて合成してみました(スミマセン、境目がうまく処理できませんでしたm(__)m)。こうして見ると今日の接近がどれだけ近いものかよくわかると思います。…やっぱり夜空に輝く明るさベスト1・2・3の集合にはかないませんかねぇ。次は明後日、31日の大晦日に月と金星の接近現象があります。1日のように近くに木星はありませんが、星の中で1番と2番目に明るい天体の接近は目立つかな?。また屋根から見てみよっと。
2008/12/29
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…いやぁ~しかし参りました(-_-;)。昨日実家のパソコンのスイッチを一週間ぶりくらいに入れたんです。で、まずはメールをチェックしようとしたら…あらぁ?画面が真っ暗(・・?。スイッチが入ってないのかな…と本体を確認するとアクセスランプはちゃんと点いてるし(-.-)。こういう場合ってモニターの電源が抜けているってことがあるので、真っ先にそれを確認するとシッカリと刺さっていました(-_-)。ここからはパソコンの接続ケーブルを全部チェックして、コンセントにちゃんと電気が来ているかどうかチェックしてもう一度モニターをチェックして…たぶん故障という結論に達しました(-_-;)。どうやら先日町内に雷の被害があったようで、それが我が家のモニターにも影響したらしいのですが、でもよりによって年末に故障するとは…(ーー;)。現在では修理に出しても2日といえば戻ってくるのですが、でも今は年末。メーカーはもうオヤスミです(-.-)。さらにモニターを修理したとしても1万円以上はすると思われ、それだったら新しいモニターを買ってしまえ…と知り合いのパソコン屋に注文してきました。家電店に行けば即日GETはできますが、でも付き合いは大事ですからね。おnewのモニターは来年の入荷になりますが、今はそのパソコン屋さんからモニターを借りてカキコしています。しかしパソコンのコードを外すために机の裏とか普段掃除しないところも開きましたので、思いがけない大掃除が出来ました。結構スッタモンダしましたが、これも怪我の功名ということで良い方へ捉えるようにしておきます。長い前置きはここまで^^;、では本題。今年はパッとした天体イベントがない年でしたが、来年はスゴいものがひとつ控えています。それは日本国内から見ることが出来る皆既日食です。日程は7月22日の昼前。その太陽が全部隠れてしまう「皆既」が見れるところは鹿児島と沖縄の間付近となり、どちらかというと海上での現象になるのですが、でもトカラ列島など小さな島が点在しているところは最高の観測ポイントとなります。また、国内であれば全国何処でもほぼ50%以上太陽が欠けているところを見ることが出来ます。ちなみに本州では鹿児島に近くなるほど大きく太陽が欠けることとなり、東京で75%、福岡で90%、鹿児島では97%ものかけた太陽を見ることが出来ます。平日の現象ではありますが、おそらくワールドカップ並みに?世間も騒ぐと思いますので会社でも時間が取れるのではと思われます(多分)。管理人は仕事場からの観測となると思いますが、今から楽しみにしています。また、土星から輪が消えるという、15年に1度の大変貴重な年でもあります。これは土星の輪が地球から見て水平になってしまうからなのですが、管理人にすれば絶好の撮影対象とはいえ、一般の方には輪のない土星なんて見てもつまんないですよね(-.-)。↑ちなみにこれが15年前の輪の無い土星です(管理人のホームページより転載)。やっぱり土星は輪があっての土星のような気がする…(-.-)。他には毎年起こる大きな流星群は、月が無かったりあったとしても月の出ていない時間があったりで、条件としてはほぼ良い条件で観測することが出来そうです。さらに33年周期でいっぱい流れるしし座流星群ですが、来年に限ってはちょっといっぱい流れるかも…という科学的な検証がされています。その情報の出所は2000年のしし座流星群大発生を言い当てた研究機関ですので、これはちょっと期待できそうです。12月1日に西の空で話題になった月や惑星の接近は何回"も"起こりますので、その都度このブログにてお知らせするということにして、ここでは割愛させていただきます(新手のネタ延ばしだ~^^;)。今年の天体イベントはことごとく天気などに邪魔をされた管理人でしたが、来年はそれを補っても余るくらいの好条件に恵まれたいものです。
2008/12/27
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今月の1日には全国的(一般的?)に話題になった月と惑星の接近ですが、実は年に何回か起きているんです。まぁ今回の1日に限っては夜空では明るさベスト1・2・3で輝いている月と金星と木星の3つの天体が集まったことに加え、全国的にほぼ快晴の中(関東地方の方、ゴメンナサイ)での現象となり、普段空を見上げない一般の方の目にも目立ったみたいであれだけ騒がれたようですけどね。そんな月と惑星の接近が今月末の29日の夕方に"まず"起こります。当日の日没は4時半頃で、ちょっと低い位置で起きますので日没後すぐ見ないと沈んでしまいますが、今回の主役は超細い三日月と木星と水星になります。その3つの天体がまとまる面積的には1日の集合時よりも狭い接近となります。ただし月は月齢1と一番細い月になりますので、ちょっとでも霞んでいると見れない可能性もありますし、多分木星を見つけてから月を見つける…となると思われます。その代わり良く晴れていれば月齢1という月にお目にかかれることはそうありませんので、その意味からも見る価値はあると思います。月と木星の接近距離は1日でいうと金星と木星の位置よりも近い接近となります。また、水星はその時の月のすぐ下辺り(月と木星の距離よりも近いです)に-1等の明るさで輝いています。水星は太陽に近いところを公転していますので、明るい太陽がいつもそばにいるということになりこれもなかなか見ることができない惑星なんです。ですのでこちらも見れれば貴重な体験となるはずです。管理人としては、天文学的には月と惑星の集合としては1日よりもスゴい接近だと思いますので、覚えていたら夕方の空を見上げて見て下さいね。日の入り後1時間くらいまでが勝負ですが、ぜひ挑戦してみてください。また、冒頭で"まず"と書いた訳は、実は大晦日の31日にも月と金星の接近があるんです。今回の月と金星の距離は1日の接近時と比べるとちょっとだけ離れている程度。でも月の欠け具合はほぼ1日と同じですので、木星が無いだけで1日の再現といえるかもしれません。1日で月と明るい星の接近の面白さを知った人にはまた興味のある現象だと思います。先日撮影できなかった方は今回こそぜひっ^^;。尚、31日の接近に関しては月と金星の間に海王星もいるんです。それからすると31日も3つの天体の接近なのですが、残念ながら海王星は8等星と暗い天体ですので、双眼鏡を使わないと見ることができません。でも天文学的にはすごい接近現象であることは確かです。こちらは7時過ぎ頃まで見ることができますので、師走の忙しい中ですがちょっとだけ手を止めて西の空を見上げてみてください。↓ちなみにこんな感じに見えると思います。↑この写真は12月1日の月と金星・木星の接近の写真ですが…↑31日はこんな感じで見えると思います(木星は無くなってます)。尚、上の写真は管理人が31日の星図から予測して作った捏造^^;写真です。実際と違っていてもご了承くださいませm(__)m。年末近くになると何があるかわからないので、ちょっと早いですが書けるうちに書いておきました。しかし天体関係のカキコが出来ると妙にうれしい管理人だったりします(^^)。
2008/12/24
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今日はちょっと早めにカキコです。毎年定期的にある天文イベントとしてはその年の最後になる「こぐま座流星群」というものが今月22日にあります(先日のふたご座流星群はその年の最後の"大きな"イベント)。この流星群は規模としては1時間当たり5~10コ程度と小さいものですが、今年に限ってはっ!流れ星の原料となる彗星が今年の2月に地球に近づいたばかりですので、ひょっとするとひょっとするかもしれません^^;。今年度このブログ内でお知らせしてきた各流星群は、月や天候による不可抗力もありますが、ほぼ全滅(-_-)といってもいい流れ星の数でした(夏のペルセ群はいっぱい流れた…という情報もあったのですが…)。のであまり大袈裟にいっぱい流れるかも…とは書きたくないのですが(-.-)、もしも彗星が流れ星の素(←なんか味○素みてぇだ)をいっぱい軌道上に残していてくれたとすると、1時間に100以上もの流れ星が流れる可能性も秘めているんです。当日は夜空に月が無い日ですので、流れ星観測の条件としては最良の日になります。ので「見れたらラッキー(^^)」…程度の心構えで夜空を見上げてみては如何でしょうか。ちなみにこの流星群は、ある年の実績では20日は0コ、21日は5コ、22日の当日は13コ(以降不明)見れたという情報がありました。もともとが小規模の流星群ですのでこんなモンだと思いますが、もしも流れ星の素がいっぱいあったとしたら今夜辺りからもポツリポツリ流れ星が流れる可能性があります。また、実はこのこぐま座流星群は別名気まぐれ流星群(←なんかのテレビ番組のタイトルみたい^^)。実際に1時間に100コ流れ星が見れたという記録も残っています。こぐま座は北極星が存在する星座。ということは日本国内では必ず真北に出ている星座ですので、観測もし易いと思います。管理人のところは今は晴れ。夜何も無かったら撮影に出かけたいんだけど、実は年賀状がまだでして…(-_-;)。これから急ピッチ(死語?)で終わらせようかな。
2008/12/20
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タイトルの「のめし」ですが、新潟弁で「怠け者」とかそういう意味で使う言葉です(どーゆー意味だっ(-_-))。ここ最近雲り続きで星が見えない日が続いていましたが、今日はきれいな金星が見えていました。のでそれを写してみました。↑今月の1日には木星と月も接近していてテレビでも話題になっていた金星ですが、今日は木星はだいぶ下(右下)の方に離れていて、空の中での惑星の動きの速さを改めて実感しました。で、早速400mmの望遠レンズをデジカメに着け(倍率12倍相当)金星を写してみました。すると…↑なんじゃこりゃ~(゜o゜)、ひょっとしてこの異様に明るい物体は金星ではなくてUFOだったのか~?(@_@;)。…んなわきゃないですね^^;。ただ単純に撮影中に三脚の足を蹴ってしまったんです(^^ゞ。スミマセン、くだらないネタでm(__)m。↑では改めて^^;600mm相当の望遠レンズで写した金星です。放射状に伸びた光はレンズの絞り幕が原因のものです(原版を100%の表示でトリミング拡大)。↑今日は金星に対して思い当たることがあり、ちょっと特殊な写し方をしてみました。原版を100%でトリミング拡大してあります。よ~く見てください、「言われてみれば」まん丸ではなくてなんとなくいびつな形に見えないでしょうか。すぐ上の写真と同じ拡大率ですが、大きさが違うのは露光時間の差により光の量が違う為です。↑さらに200%にデジタル拡大してみました。これだと左上がちょっと欠けているように見えますよね?。星は意外と速く動いていますので、この倍率(12倍)だと1秒も露出するともう星が長く伸びて写ってしまうのですが、実はこの写真は1/1600という高速シャッターで写しているんです。ですので地球の自転により星が伸びた…ということは考えられません。水星や金星のような「地球よりも太陽側を周っている」惑星を内惑星と呼ぶのですが、その2つの内惑星は月のようにまん丸になったり三日月状になったりするんです。今回は望遠鏡で言うところの12倍のカメラレンズでも、その惑星の形が写せるものか実験してみたのですが、現在の金星はちょうど半月状ですので、おそらくそれを写せたのでは…と思っています。実は木星が丸く面積を持って写ればその証明にもなったと思うのですが、撮影した頃には木星は既に山に隠れてしまっていたようです(夕方7時頃撮影)。これについては後日改めて木星を写してみようと思っています。超気長に待っていてくださいね(←結局新手のネタ延ばしだったりして(^^ゞ)。↑先日は不評だった?クロスフィルターを使って金星を写してみました。金星は俗に言う星の中では一番明るく輝いていますのでスゲェ長くクロスが出ています。これならアリ…なのかな?^^;。ちなみに金星の右上にある緑色の物体は、金星の光によるレンズのゴースト(光の写り込み)です。決してUFOなどのシロモノではございませんので、悪しからずm(__)m。↑レンズを換えて「星空」を写してみました。見てわかるように、撮影していた現場は市内の住宅街で、星を写す条件としては悪いところです。でもこの程度なら星空を写すことができます(ISO800・f=2.8→4・10秒露出)。狙った星座はオリオン座ですが、M42オリオン大星雲も確認することが出来ます。↑光の影響を受けづらい空の上を写してみました(これでも立派に光の影響を受けていますが(-.-))。写した場所はぎょしゃ座とおうし座付近になります(ISO800・f=2.8→4・10秒露出)。オリオン座の写真よりは高度が高い為、空が黒く写っています。↑上の写真ではナニがなんだかわからないと思うので?いたずら書きしてみました^^;。ご覧のようにぎょしゃ座とおうし座は1つの同じ星を共有しています。星座の中にはこのような事例がいくつか存在しています。↑おうし座の肩の部分に当たるところで輝いている「すばる星団」を写してみました(ISO800・f=2.8→4・75mm相当・10秒露出)。条件の良いところで写したものにはほど遠いですが、星団の形だけなら街中からでも写すことができます。のめし(怠けて)撮影でもこれくらい写せるとは言っても、やっぱり苦労してでも条件の良いところで写したいと思った管理人でした。
2008/12/19
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皆さんのところではふたご座流星群はご覧になれましたか?。早速ブロ友さんたちからダメでした…という残念なカキコを頂きましたが、当地も天気予報の通り雨が降ってきて出掛けることもままならない状態でした(-_-;)。一応キセキは起きたんです。天気予報では曇りのち雨…が、昼頃から空が明るくなり始め、気が付けば青空が(゜o゜)。天気予報がよい方向へ外れることは\(-o-)/だし、今夜は月夜(超満月っ)なんだけど、今年の流星群はことごとくポシャってた管理人としても最後の?望みということで、赤道儀という夜空を移動していく星を点像で写すことのできる道具の使用も視野に入れ(普段は月が出ていると使いません)、バッテリーの充電やらフィルムカメラの準備(3年ぶり)もして準備万端で暗くなるのを待っていました。んで時間が経って外も暗くなり、そろそろ出掛けるか、と外に出ると…ザァーッ(-_-;)・・・雨が降ってました(-.-)。天気予報は夜は雨…モノの見事に当たりました。空を見回しても明るいはずの満月も見えないほど。気温はそんなに低くも無かったので撮影現場へ行って晴れ間を待ってもよかったんだけど、雲の様子も晴れる気配もなかったのでおとなしく部屋で引きこもることにしました。今年のふたご群は流れ方はどんなだったのでしょうかね?。今のところ全国の星仲間の連絡網からもふたご群の結果は入ってきていません。例年からすると良さげな感じもあるんですけどね。なんか結果を知るのも怖い感じもします(-.-)。ちなみに今夜も明日も10~20コ位なら流れる場合があります。いっぱい見れる可能性は少ないけど、せっかく流れ星が流れていく日ですので、晴れていたらちょっと見上げてやってください。管理人は…今も雨です(:_;)。
2008/12/14
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…雨です(-.-)。昼も夜も雨の予報でしゅ(/_;)。天気予報では今夜は全国的に厳しい模様。しいてあげれば関東と北海道が曇り時々晴となっていました(午前9時現在)。大型の天体イベントとしては今年最後となるふたご座流星群は見れそうでしょうか?。関東側のメル友から連絡があり、昨夜は月明かりの中、中心日の前日にもかかわらず小さい流れ星がいくつか見れ、さらにスゲェ明るい(゜o゜)流れ星も見れたとのメールをもらいました。それからすると今年のふたご群も活発な活動をしていると予想されます(う゛~見たい…(-_-))。今晴れているところも午後は曇る予報ですが、雲の切れ間とかからでも流れ星が見れる可能性も高いと考えられますので、もしも星が見えそうだったらぜひ夜空を見上げてやって(管理人の分も(;_;))ください。…雲を吹き飛ばす神風でも吹かねぇかなぁ(-.-)。
2008/12/13
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天気予報では今日は曇りのち雨…。だけど朝から超いい天気でした(^^)。誰だ?最近の天気予報はよく当たると言ったのは((^^ゞ←コイツ)。まぁ悪い天気がいい天気に外れるのは歓迎したいですね。でも夕方からはしっかり雨が降ってきました。やっぱり天気予報の精度は上がってますね。さて、久しぶりに(1日は別として)星の話題など\(-o-)/。今月の14日、毎年1年の最後を飾る大きな天体イベントである「ふたご座流星群」というものがあります。これは毎年定期的に起こる流星群の中では3大流星群に数えられており、例年コンスタントに多くの流れ星を見ることの出来る流星群として知られているものです。今年のピークは14日の午前8時と予想されていますので、前日のちょうど土曜日の13日の夜から見るのがお勧めと思われます。但し!残念ながら今年は超明るい満月がちょうどふたご座の横でデェ~ンと居座っているんです(-.-)。12月1日の月・惑星の集合現象のときはきれいに花を添えてくれた三日月でしたが、今回ばかりはちょっとお邪魔者のようです。でも近年では夏のペルセウス流星群よりもいっぱい流れているようですし、冬の時期は空気も澄みますので月明かりに負けない流れ星が見れる可能性は充分考えられますので、13日の夜が晴れていたら(&覚えていたら^^;)温かい格好をして夜空を見上げて見られては如何でしょうか。尚、流星群というのはピーク日を中心とした前後2週間位はその流星群に起因する流れ星が見れるものです。ちなみにあるデーターによると去年は12日が16コ、13日は31コ、14日の本番当日は114コ(゜o゜)、15日でも86コ、16日で15コ観測できたとの報告がありました。この数値はしっかりとした体制の中、何人かで観測した結果ですので1人でこの数が見れるというわけではありませんが、でもこの数字をご覧になっていただければ前後日でも流れ星が見れるということがお分かりいただけると思います。ので無理をしない範囲で晴れたらぜひ星空を見上げてやってください。ちなみに13日の午後10時頃の星空です(写真は2枚とも管理人のホームページより転載・追加補正)。↑真東の空になります。この写真を撮影したのは去年の11月後半だったと思いますが(多分)、冬の澄んだ大気により薄く見えづらいはずの冬の天の川が写っています。↑上の写真では何がなんだかわからないと思いますので、いたずら書き(^^ゞしてみました。オリオン座ならほとんどの方も判る?と思いますので、まずオリオンを見つけてもらったらその左上にふたご座が出ています。●印は満月の位置、×は流れ星がそこを中心として飛び出てくるように見える中心部(放射点)を指しています。こんな感じでちょうど肝心のふたご座に月が居ますので、反対側を向いて観測するのも一つのテかと思います。管理人は地元が「晴れていれば」観測をする予定です。昔は群馬まで出かけたんだけど、もうそこまでは…ねぇ(-.-)。でも管理人をして今年はペルセウス群もしし群も(←ししはもともとショボい予測でしたが)流れ星をあまり見れなかったので、ふたご群では写真に撮りたいと思っているんだけど、満月の下で流れ星を写す事は至難の業のような気がします(-.-)。でもデジカメなら何枚写してもタダなので(^^ゞ、やるだけやってみる予定です。近頃週末というと雪という日々が続いています(-.-)。今週末はどうかな?。
2008/12/09
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すみません、昨日はヤボ用で忙しくブログの続きをお休みしてしまいました。ということで↓下の日記の続きです。…えーっと、どこまで書いたんだっけ?あっ、そうだ^^;夕陽ですね。太陽が水平線に近づくにつれてどんどん赤(金?)が強くなっていきました。↑写真では右の方になる、佐渡がある方向には雲が出ていたんだけど、太陽の方向にはデカい雲はありませんでした(^^)。ので大気のきれいな夕陽が見れそうな気配がしていました。↑辺りを見回すと、昨日出演?していた「コイツ」と同類と思われるコイツ2が岩の上で休んでいました。↑上の写真の中心部を100%にトリミング拡大してみました。…ん~誰ですかね?。カモメにしては黒っぽいしカモにしてはスリムだし…。やっぱり鵜?。↑夕陽の風景を撮り飽きたので^^;波を写して遊んでました。波はその時その時で表情が全然違いますので撮っていてなかなか面白いものですね。ただしシャッターをいっぱい切りますので、とてもじゃないですがフィルムを使っていたのでは破産してしまいそうです^^;。デジカメ万歳\(-o-)/…の被写体ですかね。イメージではもうちょっと波しぶきが金色に輝く予定だったのですが…(-.-)。ここで太陽が沈み始めましたので、レンズを400mmの望遠レンズに換えて大気により形の変わっていく太陽を写してみることにしました。それともうひとつっ、太陽が沈んだ瞬間の太陽のすぐ上が緑色に光るグリーンフラッシュという現象を、小さな頃から見てみたいと思っていたのですが、それを写してみることもレンズを取りに行った理由なんです。最初に申しておきますが、毎回書いていることですが太陽を直視することは失明につながる大変危険な行為ですので、くれぐれもマネはしないでくださいね(管理人は天体観測の知識と自己責任において撮影しています)。↑太陽の形がよくわかるように、太陽の明るさに合わせて写しています。f=16まで絞っても1/8000という超高速シャッターになってました(←スミマセン、わかる人にはわかる内容です)。この高度でこのデーターということは、それだけ大気がきれいだったと言う事が出来ます。海面まではあと5mm位(なんじゃそりゃ)の位置です。ちなみに太陽表面のヨゴレ状のものは雲です(縁のモヤモヤしているのはjpgの圧縮焼けです)。↑海面に陽炎現象で太陽が映り込み始めました。こういう姿が見たいのですが、水平線まで良く晴れてくれることってなかなかないんです(-.-)。↑ここで周りの景色もわかるように、画面全体で測光して写しました。実はこれが管理人が目論んでいた写真的には失敗だったのですが…(-_-;)。でも海面と雲の様子もわかり、面白い写真にはなってくれました。ちなみにこんな感じの姿の太陽を「ワイングラス」と呼んでいるらしいです。↑太陽のくびれの部分が垂直になって、通称「四角い太陽」になる頃の写真です。当日は大気がきれい過ぎたのか、思ったほど太陽の形が変わりませんでした。↑前に写していたものです(管理人のホームページより転載)。太陽の明るさで写していたもので、太陽の形がよくわかります。こんな感じにゴムまり(←死語?)の空気が中途半端に抜けたときみたいな形になることもあるんです。撮影中望遠レンズで見ていると、本当にウネウネと形が変わっていってとても面白く見ることができます。…といいながらキケンなのでちゃんとした準備をしない限り太陽は直接見ないで下さいね。↑この日は太陽がほぼ丸い形のまま沈んでいきました。どういう理由なんでしょうね?。今度調べてみようかな(多分)。太陽の左右の、海面との境にちょっと隙間がありますが、実際に見ているときはその隙間がもっとはっきりとわかりました。太陽の明るさに合わせて写していたらその形もよく写ったんですけどね…(-.-)。↑もうすぐ沈む瞬間…の頃の写真です。肉眼では本当にすーっと沈んでゆく感じでした。これがぺンギン村だったらじゅ~ってなったのでしょうね(^^ゞ。↑多分太陽は全て沈みきった瞬間の写真です。陽炎現象により太陽が沈んだすぐ上が輝いていますが、タイミングがいいとこれが緑色に見えるはずなんです。…実は肉眼ではハッキリと緑色に見えていたのですが、写真ではどうやっても緑って感じには写ってくれませんでした。太陽の明るさで写していたら(暗く写る)ひょっとしたら緑色で写ったのかもしれません。…失敗です(-_-;)。↑完全に沈みきった直後の写真です。これを写した後レンズを換えて3つの星を写し始めました。今回のような良く晴れた日の、太陽が沈んでから30分位経った時に三脚で空を写すと、水平線(地平線)上の赤から徐々に空の青に変わっていくグラデーションがきれいに写せることがあるんです。管理人もそんな時間を狙っていたのですが、辺りが真っ暗になりヘンな船が来たら怖いので(-_-;)、早い時間でしたが赤と青が写るようにカメラの設定を調整して写してきました(それがこの前の写真)。ホントは暗くなってもじっくりと写していたかったんだけど、本当にどっかの国さんは嫌な事件を起こしてくれたものです。
2008/12/04
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まずは今日ピンチだった話。朝いつものように鍋を火にかけ、朝食用のウィンナーをボイルしてたんです。なんか説明書きによると「沸騰させない」と書いてあるので、とろ火にしてトコトコ煮ていました。んで無事朝食も終わり、その後しばしの時が流れ(15分くらい)またキッチンに入ってみると…ん?(・・?ガス臭い…(-_-;)。もしや…と思ってレンジを見たら…案の定とろ火のまま火が点いていて、更にその半分くらいが立ち消えしていたんです(ーー;)。どひゃぁ~っ(*_*;。すぐ換気扇を…と、ここでもしやスイッチを入れた時の火花で爆発でもしないかと思ったんだけど、充満していた訳ではないしこの匂い程度では大丈夫(一応危険物取り扱い乙種取得者)と「勝手」に判断し、換気扇を全開で運転させ事なきを得ました(ちょっと頭痛がしましたが(-.-))。でもガス漏れ遮断装置付である筈のガス台が機能しなかったことにはビビリました。一応とろ火が点いていたので、燃焼していると判断したのでしょうかね?。火事にならなくて本当に良かったです。…まぁとろ火のまま鍋を下ろして火を消すことを忘れていた(-_-;ゞ管理人が一番悪いんですけどね(^^ゞ(←(^^ゞぢゃねーだろっ!)。さて、当ブログ11月28日の日記で書いていた月と惑星の接近現象ですが、無事撮影に行ってまいりました\(-o-)/。当初の天気予報では回復の方向だったのですが、お昼を過ぎた辺りから天気は雲ひとつ無い超晴れ。全くキセキです(^^)。しし座流星群の時も曇天だったし、最近も曇りがちできれいな星空を見ていませんでしたので、思い切って出かけることにしました。向かった所はいつも行く海岸からもう少し入ったところ。昨日ブロ友さんのたいよう555さんが、ブログにとてもすばらしい写真を載せておられましたので、その作品に感化されて管理人も真似をしてみよう(^^ゞと思ったんです。いつも行く海岸はホント砂浜のみで、写真に動きを出しづらいので今回は岩を利用した写真を考えてみました。でも今日行った所に岩があるかどうかはわからなかったのですが、ダメモトで行ってみると…↑ちょっと岩場がありました\(-o-)/。さらに冬時期により日の入りが南方向に寄っているため、ちょうどいい塩梅に夕陽と岩場を写すことができました。時期はずれと時間の為かこの海岸には管理人しかいなくて(2~3人夕日を見に来ていましたが)じっくりと写真を写すことができそうなので、これからの撮影スポットとして使えそうです(^^)。ただしヘンな船が出没しなければよいのですが…(-_-;)。おっと、今日の話しは月と惑星の接近でしたね(^^ゞ。上の写真の夕陽の件は、気が向いたら^^;後ほどブログのネタに使おうと思います。月は青空の中に薄っすらと見えていましたが、写真に写せるとなるともうちょっと暗くならないとダメなので、それまでは海を写して時間をつぶし、そろそろ大丈夫かな…と写し始めました。↑カメラ任せで写すと明るくなりすぎましたので、少し暗めに補正して写してあります。見た感じに近い写りでしょうか。デジカメのデーターではちょうど5時となっていました。金星と木星は先日写した時よりもずっと近くなっていました。…ちょっと木星がわかりづらいかな?。↑その3つの星(と言ってもいいのかな?)をズームレンズのズーム側いっぱいで写してみました。一応月はわかるとして(^^ゞ上の星が木星で、その下の明るい星が金星になります。また、他の小さな星(全て恒星)もいくつか写っています。ちなみに月の光は1.3秒前の光。金星は2分20秒前、木星は45分前にその星を旅立っています。そう思いながら見ているとなんとなく立体的に…見えないな(-_-;)。(一応天体の知識をひけらかしてみました(^^ゞ)↑3つの星がよくわかるように1枚。波に濡れた砂浜に映り込んだ夕焼けを一緒に写してみました。実はこの写真は波打ち際ギリギリまで出て写しているのですが、フレーミングに集中していた為大きな波に気が付かず、靴の中まで濡れてしまったということはナイショなんです(ーー;ゞ。↑撤収間際に魚眼レンズで写したものです。肉眼では明るい星が見えてきたかな…って時間帯でした。ご覧の通り雲ひとつ無い天気でした\(-o-)/。デジカメのデーターでは5時半となっています。↑すぐ上の写真を、星がわかるように補正してみました。…ん~一応夏の大三角が写っていますが、星の写真としては失敗ですかね(-.-)。今日の天気から想像すると、もうちょっと粘っていれば天の川も写せるかも…と思われましたが、いかんせん知らない土地での撮影ですし、言葉の通じない人達が来たら怖いので^^;、夕焼けが終わった頃を見計らって帰ることにしました(…実は小心者です(-.-))。今回わざわざ海辺まで行ってきて、結果的にきれいな夕陽を見ることができたし、更に水平線に沈む太陽も見ることができてちょっといい時間を過ごすことができました。それにしても夕日が沈んだと同時に気温がグッツリと下がりました。星を見る関係上寒さ対策には慣れているので、余分に着込んでいたため辛くは無かったのですが(濡れた足は超辛かったですが…(ーー;))、これが海岸沿いの気候なのでしょうかね?。山間部とはまた違う気象現象?を体験できて、その意味でも貴重な時間となりました。皆さんのところでも3つの星はきれいに見えたでしょうか?。↓波打ち際に3つの星を映して(当然足元にも波がきてます(-.-))。
2008/12/01
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※2023年3月の夕方に西の空で輝いている2つの星の検索で来られた方は、こちら→ 西の空の2つの星 ←こちらか、こちら→ 3月の天体情報 ←こちら にてご確認をしてください。お越しいただきありがとうございました(2023年3月1日追記)。今、夕方の西の空に明るい2つの星が出ています。結論から先に言ってしまいますと、右下の明るい方が金星で、左上の「比べれば」暗い星が木星になります。金星は俗に言う天体の中では太陽と月の次に明るく輝いているもの。また、もう一方の木星も更に金星の次に明るく輝いているという、星の中ではナンバー3と4が並んで一緒に輝いているところはなかなかきれいなものだと思います。↑これは先日の26日に写していたもので、夜空の中での金星の動きは意外と速く、今では写真よりももうちょっと2つの星の距離は近づいているはずです。この2つはこれからもどんどん近づいていって、今回は12月1日に一番距離が近くなります。更に今回は細い三日月が右下辺りに寄ってきますので、夜空の中では明るい星のナンバー1・2・3がそろい踏み…という現象が起きます。このような惑星の接近現象の観測は人間の目が一番きれいに見ることができるんです。ので来月1日の夕方は、晴れていたら(&覚えていたら^^;)太陽が沈んだ方向の西の空に注目してみてください。もちろんデジカメならその3つの天体を一緒に写しこむことも可能と思いますので、こちらもぜひ挑戦してみてください。その時はわざと地上物も入れると面白い写真になると思います。管理人のところは天気予報では今のところ雨…(-.-)。次の日から回復に向かうらしいんですけどね。金星と木星のランデブーはしばらく見ることができますが、月は2日には左上に行ってしまい、以降どんどん離れていってしまいます。のでチャンスは1日の一日のみ、晴れてくれ~(-.-)。↑光が十字状に写るクロスフィルターというものを使ってみました。…余計なことはしない方がいいですね(ーー;)。
2008/11/28
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夜、ちょっと野暮用があり外へ出ていました。んで、帰ってくる道中空を見上げてみると星が出ている様子…。皆さんもご存知のように、冬の星ってきれいなんですよね。その理由の一つは、冬の星には明るい1等星が6~7コも輝いているんです。さらにその1等星の中でも一番明るいおおいぬ座のシリウスという星も煌々と輝いています。また、空気が澄むことにより星が輝きを増すことや、大気の揺らぎによる星の瞬きが強くなることもその理由に挙げられます。冬の空では天の川は見えづらいのですが(実は見えてはいます)、その代りに星の1つ1つの存在がよくわかり、管理人としても好きな星空の一つです。とはいっても事実上観測には寒いので(望遠鏡が凍り付くんです(゜o゜;)じっくりと見ることはなかなかありませんが(^^ゞ。話しが反れましたが、そんな中町の近くの山の上までちょっと星を見に行ってきました。道路わきには5~10cm位雪が積もっていたのですが、道路には山の上にある畑へ向かう車のためか除雪がされていて、まだタイヤを替えていない管理人の車でもなんとか登っていくことが出来ました。標高は2~300m位なのですが、登ってみれば冷たく済んだ空気のお陰で夜景がいつも以上にきれいに見えていました。早速いつも車に積んであるカメラと三脚を組んで1枚(星を浮かび上がらせるために画像処理をしています)。山に向かう前はオリオン座も見えていたんだけど、撮影する頃にはちょうどオリオンの部分だけ雲が張り出してきていました(-.-)。のでその雲が流れてゆくまでそのまま待ってみたんだけど…寒いっ(ーー;)。停めてある車はエンジンは止めずに暖房を効かせて、すぐ暖を取れる準備をしていました。いつも車に積んである防寒着を着込んで雲の流れを見ていたのですが、なかなか雲は切れない様子。そればかりか雲の面積も広がってきて、星の数もだんだん減ってきました(-.-)。カメラを触ると凍る一歩手前まで冷えていました(-_-;)。気温も氷点下を下回っているようで、ヘタをすると道路が凍結してきて、タイヤがノーマルのままではともすると下り坂を止まり切れずに痛い目に遭いかねません(ーー;)。ので早々に帰ることにしました。今回はふらっと写しに行った為すぐ戻りましたが、防寒対策をシッカリとして、撮影中は車の中で暖かいコーヒーでも飲んでヌクヌクしながら冬の星空を写すのもなかなか楽しいものなんです。まぁ誰にでもお勧めできるものでもないですけどね^^;。
2008/11/24
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…しかし朝から寒いです(-.-)。今年になってまだ雪はおろか霙(みぞれ)も降ったことはないんだけど、「時雨れる」という言葉がピッタリのような感じです。で、空には厚い雲が一面出ているんだけど、なんかその上で朝から飛行機(輸送機?)らしきものがひっきりなしに飛んでいるようなんです(音だけ聞こえる(-_-;))。この近辺はそういうルートではないはずなのに、ひょっとして一般市民が知らない世界で何か起こっているのでしょうかね?。これで戦闘機のような劈く(つんざく)音が聞こえてきたらもうちょっとビビりそうな気分です。さて、いつものようにタイトルとは関係のない書き出しで始まりましたが(^^ゞ、今月の17日に大きな天体イベントである「しし座流星群」がやってきます。この流星群は、1つの流星群として流れ星を流した数の記録を持っている流星群なんです。1833年だったかな?(←注:年代はうろ覚えです。…ちゃんと調べてから書けっつーの^^;)にはアメリカかどこかで1時間に300,000コ!(30万個)もの流れ星が流れたのだとか(゜o゜)。現在のように色々な情報のない時代ですので、夜空を隙間なく流れていく火の玉を見た住民たちは、この世の終わりだ…と震え上がっていたのだそうです。このしし座流星群は33年周期で大発生するといわれており、近年では2001年に大きな出現を見ることができました。当時管理人はまだ若く?(^^ゞ行動力もあったので、西高東低による新潟の曇天に早々に見切りを付け、縁のあった長野へ向かいました。管理人の星仲間では他に群馬組みもいて、出発した当初は群馬は快晴、対して長野の空は曇り(-.-)…。こりゃ晴れの見込みを外したかな?(-_-;)…と意気消沈していると、流れ星が流れ出すと予想されていた夜11時位を境に雲がどんどん取れていって、以降は雲ひとつない(月もない)超最高な条件の下で流れ星を観測することが出来ました\(-o-)/。その時の流れ方は、11時を過ぎた辺りから夜空をスーっ、スーっ…って流れ星が横切っていって、前評判どおり良く流れるな(^^)と思っていたのですが、午前1時頃(だったかな?)からはスーっ…がピョンピョン…に変わり、それが今度はビャビャビャビャビャ~っ(@_@;)ってなっていったんです(なんじゃそりゃ(^^ゞ)。ようは通常は5分に1コ流れ星が流れれば結構な大発生といわれるものが、0.5秒に1コ(゜o゜)っつうか、1秒間に2~3コの割合で流れ出したんです。この2~3コというもの感覚的な数字で、更に管理人が見ていた範囲での数ですので、空全体では1秒間に30~50コ位の「目に見える」流れ星が流れていたのではないでしょうか。その後出された数値では、1時間辺りピークで3万個と発表されていたような気がします(ちなみにZHR3万と表記します)。とにかく管理人をしてあんな体験は最初で最初でした(最後…にはしたくないので^^;)。さて、あっちゃくなって(^^ゞ2001年の体験記を書いてしまいましたが、今年のしし座流星群はといいますと、前評判では残念ながらいい話しは聞いていません。これはまず、しし座流星群自体が前述のように33年毎に大発生するものでその間の年代では数はあまり期待できないんです。また、満月過ぎの明るい月が夜の8時45分頃に昇ってきて、以後は太陽が出るまで夜空で輝いているんです。一般的な流れ星とは非常に淡い光なので、明るい月とかが出ていると途端にその見れる数が減ってしまいます。ですが大きな流れ星を流すこともこのしし座流星群の特徴ですので、月明かりに負けない明るい流れ星が見れる可能性も充分あります。また、夜の8時半位までは月明かりのない好条件の下で観測できるということにもなりますので、もしも覚えていたら17日の夜はちょっと夜空を見上げてやってみてください。ちなみに今年は17日の午後6時頃がピークと予想されており、しし座流星群に起因する流れ星は11月の5日位から24日頃まで見ることができます。長文だけ書いても誰も読んでくれそうもないので?写真を少々。2001年に管理人が長野で写してきたしし座流星群の写真です。(管理人運営のホームページより転載)↑後日一番ピークだったと発表された時間帯に写していたものです。昇ってきたばかりのおおいぬ座付近を写しています(5分露出)。写真では大きな流れ星が6コ写っていますが、実際に流れていた数のイメージはひっきりなし…って感じでした(流れ星とはなかなか写真に写ってくれません)。↑当初からピークと予想されていた2時位に、しし座を写したものです(多分10分露出)。↑上の写真の流れ星に矢印をつけてみました。写真には11コ写っていますが、原版を良く調べると20個以上写っていました。↑写真にしし座の形を描いてみました。しし座は夜空ではこのような形で輝いています。流れ星が放射状に写っていることが判り、その出てきた方向を元にたどると、赤い×印のところから飛び出てきているように見えています。夏のペルセウス流星群やこのしし座流星群など、○○流星群というものは「その星座から飛び出てくるように」見えるところから名前がつけられています。決してその星座上を流れる流れ星の事を指すのではありませんのでお間違いなく。管理人は「県内で」天気がよければちょっと山へ行ってくる予定です。もしも西高東低(関東側は晴れる)だったとしても、今年は移動はしないかな?^^;。しかし最近ホームページのカウンターが急に上がったと思っていたら、某有名クチコミサイト様に管理人のホームページへのリンクが貼られていました。星や夜景など、暗いものを写す時のやり方…みたいな内容のようですが、管理人如きの駄ホームページを選んでくれた方がいらしたことに単純にうれしく思っています。でも最近星の写真を撮ってきても、このブログにアップするだけでホームページのほうはあまり更新してないや(-.-)。もう少しマジメに管理しなくては…(-_-;ゞ。
2008/11/10
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先日のことです。事務仕事をしながら民放FMを聞いていると、なにやら星関係の内容のもよう。ちょっとだけ聞き耳を立てていると隕石の話しをしていました。県内では上越地方(富山県側)に1箇所、隕石が落ちたとの記述があり、その碑も立っているということを聞いたことがあります。星を趣味とする管理人としては押さえておきたいポイントだったのですが、距離的にちょっと行動範囲の外になりますのでまだ行ったことはありません。多分その話題だろうと思って聞き流していると、どうやら違う場所で、更に仕事場からは比較的近い所の様子。え゛っ(゜o゜)、こんなところにそんなのがあったの?(知らなかった~(-.-))。ってなことで先日その現場を見に行ってきました。そのFM放送では看板も立っているから簡単にわかるとのこと。念のためネットで場所を検索してみたら…なんかスゲェめんどくさいところにある様子(-_-;)。田んぼのド真ん中にあるようなんです。建物の近くだったら、○○のそば…とか、○○町○○番地…などとピンポイントの番地もあり、カーナビに入力すれば一発でいけると思っていたのですが、田んぼって番地がないみたいなんですね。あっちからこっちまで、全て○○地区…(-.-)。新潟平野の真ん中でどうやって見つければいいの(ーー;)。ネット上に出ていた地図を見ても、簡素化されていてカーナビの地図と比べてもイマイチ場所がよくわからないので、仕方がないのでその地図をデジカメで写し、現場付近に行ったら地図とデジカメのモニターを見比べながら探すことにしました。…これじゃあカーナビの意味ないですね(-.-)。現場は今までも通った事のある幹線道路からちょっと入ったところにある模様。近くまで来てデジカメのモニターで場所を確認して、カーナビに多分この近辺…というところにポイントを打ち込んで検索すると、その予想現場まではあと1kmとのこと。そのまま進んで行くと案の定周辺はずーっと新潟平野の刈り入れも既に終わっている広~~~い田んぼ地帯が続いていました。そしてしばらくしてカーナビの「目的地近辺です」のナレーションに周りを見ると…まさに目の前に看板を見つけました\(-o-)/。↑…あれっ?、ラジオでは、看板があるからカンタンに判るって言ってなかったっけ?。確かに看板はあったけど全然小さくて、走っていたら多分見落としていたかもしれません(-.-)。ちなみに看板には「米納津(よのうづ)隕石落下地点」と書いてありました。↑1枚目の写真にも写っていますが、看板の指す方向を見ると確かに石碑らしいものが建っていました。…しかし辺りはそれこそ東京ドーム何百個と比喩されるくらいの広大な新潟平野。こんなところでこの大きさの碑ですので、前情報がなければ見つけるのは至難のワザのようでした。↑こんな感じの碑が建っていました。田んぼの中…ということでしたので想定はしていましたが、案の定周りには隕石が落ちた形跡など微塵もありませんでした。写真のサイズの隕石がもしも落ちたとしたら、おそらく直径10m以上のクレーターが出来ていたことと思われます。でも田んぼという性格上すぐ耕されて整地されたのでしょうね。管理人にすればクレーターがあったら天文会の貴重な資料として保存するでしょうが、農家さんにすれば「こんなデカい穴をあけやがって…(>_
2008/11/01
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・・・今夜はオリオン座流星群ですよ~。月が半月過ぎなので明るいのですが、それも夜11時頃にならないと昇ってきません。のでそれまでは最良の条件で観測できそうです(^^)。数は1時間に平均10コ~30コと中規模の流星群ですが、近年はその数も増えているとのもっぱらのうわさ?もあります。また、大きく明るい流れ星が流れることもあるのが、このオリオン座流星群の特徴でもあります。今夜は全国的に天気はよい模様(多分)。気が向いたら…でよいのでちょっとだけ空を見上げてみてください。(ちょっと実験的な書き込み方をしてみました)
2008/10/21
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昨日夕陽の写真を撮りっぱずしたことは日記にカキコしたとおりですが、夜になってもどうしても撮れなかった事にモンモンしてしまい、このままでは寝つきも悪くなりそうな様子。空には満月過ぎの明るい月が出でいる日なので、その明かりを使ってどこかの風景を撮りに行こうかと、ずーっと考えていました。そんなところに写真仲間から1本の電話が。「これから写真を撮りに行かないか?」。\(-o-)/!管理人に断る理由などありません。この方は管理人の先輩&星仲間で、最近風景写真がメキメキうまくなっていってあっという間に展示会に入選し始めた人。星の知識もあるので星と風景の写真もうまく、管理人もいろいろと手本にさせてもらっている人です(ちなみに月夜のはざ木もこの人と写してきました)。いろいろと撮影ポイントを教えてもらった中での1枚を。↑月明かりに棚田と棚池が浮かび上がっています。星を見ている者にはバックの星を見るとわかるんだけど、星空は星の沈む方(西)を示しています。ってことは夕方には夕陽が見れるわけで、棚池に写りこんだ夕焼けが写るということになり…(^^)。夕景の写真をもう一度撮影に行く楽しみが出来ました。
2008/10/19
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今夜はジャコビニ流星群の日ですよ。一応ピークは夜8時と言われていますが、流れ星の予測は非常に難しいものですので、その時間はズレることも多々あります。今日は半月過ぎの明るい月が出ていますが、それも午後11時頃には沈みますので、それから探してみてもよいかもしれません。ただしっ!、ジャコビニ流星群とはピークの時間が鋭く、その前後には流れないなんてこともありえますので、それを考えるとずーっと見ていないと厳しいかな?^^;。さらにここ最近は数が減っているとも言われているし…(-.-)。でも昔は1時間に100コ以上の流れ星も流れたことのある由緒ある?流星群ですので、ダメモトでご覧になられては如何でしょうか?。その時はくれぐれも温かい格好で。え゛っ?管理人でスか?。…管理人はこれから断れない飲み会に行ってまいります(-.-)。阪神戦も気になるんですけどね…。誰が結果を後で聞かせて下され。
2008/10/08
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今日もいい天気でした(^^)。んで昨日もいい天気…。ってことはその間の夜はきれいな星が出る可能性が高いということで、昨夜は星の写真を撮りに行ってまいりました。…の前に、流れ星情報です(^^)。来週のなかば、10月8日の夜、ジャコビニ流星群という流星群があります。これはりゅう座流星群とも呼ばれ、「昔は」大流星群の中の一つに数えられていました。昔は…と注釈をつけたのは、近年はその数か減ってきているんです(-.-)。最盛期には1時間に100コとか300コとかの流れ星を数えたこともある流星群なのですが、最近は10コとか20コとか…。といいながら5~6年前だったかな?は1時間に50コと結構な数を流してもいるんです。天文界的には数が減ってきていると考えられていますが、でも突然ドバァ~っと流れ星を流す可能性もまだ秘めています。通常の流星群は、例えば毎年の夏の夜、コンスタントにいっぱい流れ星を流すペルセウス流星群というものは8月の12日前後を中心としてほぼ1ヵ月間、その関係の流れ星を流すのですが、このジャコビニ流星群は前後4~5日、ともするとその時間だけ流れ星が流れるという非常にピークがはっきりしている流星群としても知られています。一応8日の午後8時がピークと予想されていますが、流れ星の予想は非常に難しいものですので、晴れていたら空を見てみる、んで飽きたら^^;家に帰る?くらいの感じで観測してみてください。その流れる数もパッとしない予想で、ひょっとすると0ってこともあり得ますが、前述のように突然いっぱい流れる可能性がある流星群ですので、覚えていたらちょっと夜空を見上げてみてください。尚、当日は深夜まで半月程度の明るい月が出ていますが、日付が変わるころには沈みますので、気合を入れて観測する場合はその時間まで粘るのもよいかと思います^^;。管理人は…気が向いたら観測に出かける予定です(^^ゞ。…はぁ~、最初から濃い内容を書いてしまいました^^。ので今日はこれで満足…としたいところだけど、昨日星の写真を写しに行ったことだし、写真は鮮度が大事、ということで続けてカキコです。昨日は天気の様子から条件のよい星空が期待できると踏まえ、おそらくもうすぐ道路が冬眠に入るであろう地元でも1、2番の好条件のところへ行ってまいりました。現地に着けば案の定「いつも通りの」きれいな星空(^^)。しかも日の入りが早い季節ですので7時といえば撮影の準備を終えておりました(仕事は半日~♪)。そんな中早速1枚。↑魚眼レンズにて夏の天の川から秋の天の川にかけて写してみました。今の時期に何故夏の天の川…といいますと、夜が早いのでその分まだ夏の星を空高く見ることができるんです。この写真は7時30分頃写しています。昼の長い夏場なら9時を過ぎないとこのような天の川の写真は写すことはできません。こんなところは一種の天体観測時間のマジックですかね?^^;。↑続いておnewのレンズをget!しましたので\(-o-)/、その試写も兼ねて星雲・星団の撮影をしてみました。まずは和名「すばる」と呼ばれているM45プレアデス星団です。本来「ちゃんと」星雲・星団の撮影をするには撮影用の望遠鏡(レンズ)と、星の動きを監視しながらその動きを修正するための望遠鏡を用意するなど、実は結構大変な準備が必要なんです。でも今回は試し撮りという事で(実はめんどくさいから?(^^ゞ)星の動きの監視はせずにレンズのみで写してあります(←スミマセン、わかる人にはわかる話です)。この写真でも原板を見ると星が線を引いて写っています。サイズを小さくしたからバレないだけでして…(-_-;ゞ。でもISO640・300mm相当f=3.5の4分撮影(←時間も適当)で星団を取り巻くガスが写ってくれました。それだけ空の条件が良かったのでしょう(←スミマセン、わかる人にはわかる話です)。↑続いてペルセウスh-x(エイチ・カイ)と呼ばれている、2コの星団が寄り添って輝いていて、特に大きな双眼鏡で見ると視野全体が星で埋まってしまうという、管理人が特に好きな天体の1つを写してみました。写真でも2つの星の固まりが判りますが、実際に双眼鏡を使って肉眼で見るとそのキレイさはこんなものではありません。「星の渦」という表現がピッタリの星団です。↑次はおそらく星雲の中では1番メジャー?な、アンドロメダ星雲M31です。実はこの光はこの天体を出発してから230万年という時間をかけて地球にやってきています。その光を生で見ると宇宙の凄さが実感できます(多分)。↑次は星座の中ではおそらく有名度ランキング上位に位置するであろうオリオン座の中にあるガス星雲の、M42オリオン大星雲です。赤い星雲が写りづらいといわれているデジカメでもちゃんと赤く写ってくれました(←スミマセン、わかる人にはわかる話です)。フィルムで撮影している頃は、それこそ撮影中は星の動きを監視する望遠鏡から目が離せなかったのですが、デジタルではカンタンに写ってくれました。いろいろな天体サイト様に載っているようなすばらしい写真には程遠いですが、でも管理人が昨日実際に撮ってきた写真ということで^^;。これらを写し終える頃には東の空に冬の星たちが昇ってきていました。↑地上低くには冬を代表する星座のオリオン座や、ふたご座、ぎょしゃ座などが写っています(←スミマセン、わかる人には…もういいですね(^^ゞ)。私ども星見人はこの星空を見るといよいよ冬到来という実感がわいてきます。冬は冬で明るい星の1等星が7~8コ輝いていて賑やかでいいのですが、でもやっぱり寒くて望遠鏡も冬眠となってしまいます。今年はあと何回星の写真が撮れるかな?。今度はコンロを持参して鍋でも作りながら星でも見てみようかな?。でもこれこそ本当の闇鍋ですね(^^ゞ。
2008/10/03
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前回の日記で、「観望会の後個人的に写真を写しに行く…」と書きましたが、その続編?です^^;。まず、大学生を相手の観望会ですが、総勢60名程度に対しこちらは5人体制でお世話をさせていただきました。12cmというちょっと大きな双眼鏡から30cmという大型望遠鏡(市所有)、また、総額100万(゜o゜)の望遠鏡(個人所有、管理人のものではありませんが)と、多種多様の望遠鏡を揃え真っ暗な中(ホントに真っ暗^^;)でナイトウォーキングを体験している学生さんたちを待っていました。で、観望会開始。当日は前回の日記の蒼い空を見てもらえればお分かりのように、空はすばらしくよい状態だったのですが、残念ながら半月過ぎの明るい月が出ていて、満天の星空を見てもらうことはできませんでした。が、それだけ明るい月がありながらも天の川がうっすらと見えるほど。そんな中で5台の望遠鏡を屈指し星空を楽しんでもらいました。学生たちの反応もよく、みんなから星を見るのが楽しい…という雰囲気が見て取れ、この学生さんたちが教師になったら子供たちにも必ず星のすばらしさを伝えてもらえるだろうと想像できました。ただ、月や木星を見てきれい…とかすごい…とかの感嘆語が「ヤバい」…って表現されているところには現代っ子を感じましたが^^;。まぁそれもご愛嬌ということで。観望会自体は手ごたえも感じられこちらも楽しい時間を過ごせたほど。このように星を見せている当人まで楽しい観望会って実はそうそう無いんです。その時の学生さんたち、ホントに楽しかったよ。ぜひまた来年も星を見に来てくださいね。↑このときの写真は無し。そもそも星の説明で忙しくて会場の写真を写す余裕などありませんでしたので…。で、ここからが今日の本題(また長い前置きだ…(ーー;))。観望会を終え、機材も片付けた後にせっかく山奥に来たのだからと、夜の景色でも写しに行こうと仲間を募ると管理人を含め3人ほど行くことになりました。向かった場所は会場からは車で30分くらいのところにある、8月8日とかの日記にも載せている管理人お気に入りのダム湖を見下ろす場所。今日の観望会会場よりもさらに山奥に位置しており、半径30km位には町明かりが一切無い漆黒の闇夜?が期待できるところです。↑ちなみにこれが昼に見たその現場です(8月8日の日記より借用)。↑早速1枚写してみました。まだ月明かりのある中、湖面上には夜霧が雲のようにかかっていました。湖面には月明かりに照らされた雲が映っています。また、原版では星も多少写り込んでいるのが判ります。実際の現場では暗すぎて湖面は確認することが出来ず、湖の写り具合は勘でフレーミングしてあります。↑魚眼レンズを使ってダム湖から空の上まで写してみると、月明かりがあるにもかかわらず結構濃い天の川が写りました。正面の雲が白く写っているのは、月明かりに照らされていることによります。↑月が沈みかけてきた頃、現場付近の景色と一緒に頭の上の星空を写してみました。実は三脚は道路のど真ん中に立てて写してありますが、普段はまず夜中は誰も通ることの無い道です。この時間に車が通ると逆に何事かと怖く感じるくらいの山奥になります^^;。↑ほぼ月が沈んだ頃に再びダム湖を写してみました。するとさすがに湖面は写らなくなっていました。のでここで今日は解散ということにしました。しかし、結局カメラは2台立ったのですが(一人は夜遊び?^^;)、あんなところに夜中に人間が3人もいると、知らない人が見たらそれこそ犯罪のにおいを感じたかもしれませんね。もしもパトカーが来たとすれば職務質問は間違いなかったことでしょう(-_-;)。みんなとはこの現場で別れたのですが、管理人は久しぶりによい条件下で星が見れたので、もうひと頑張りして場所を変えて星空の写真を写しに行くことにしました(一応仲間も誘ったのですが、さすがに却下されてしまいました^^;)。次に向かった場所は前回の日記で夕日を写していた所からもう少し登ったところ。標高1000mのところです。現場へ車を走らせて行くと、峠を登り始めるにつれて湖の近くの特有の夜霧が立ち込めてきて、視界もどんどん悪くなってしまいました(-.-)。こりゃひょっとすると雲がかかって星はもうダメかも知らん…(-_-)と、あきらめ半分ホッとする部分もありながら(早く休めるため^^;)進んで行くと霧も相当濃くなってしまい(-_-;)、今日はこのまま戻ろう…と意を決したところ突然目の前がスッキリと晴れました(・・?。え゛っ?、車を停めて窓をあけて空を見上げてみると…スゲェ星空が見えていました(゜o゜)。標高が高くなり雲の上に出たんですね(^^)。こりゃラッキィ~♪\(-o-)/とばかりアクセルに力を入れ?、山頂へ向かいました。頂上へ付くと案の定今年一番の好条件(^^)。三脚のみで簡単に星空を写すか、赤道儀という動いている星を点状に写すことの出来る機械を立てるかちょっと悩んだのですが(赤道儀を設定するのが結構手間なんです。しかも本日2度目になりますし…)、この条件を逃したら今年はもうないかも…ということで赤道儀をセッティングして星空を写すことにしました。9月の標高1000mの峠の頂上ということもあり、風も強く冬用の防寒着を2枚重ね着しての天体撮影。でも冷たい風の中で着込んでヌクヌクしながら星を見ているのって結構快適で気持ちのいいものなんですよ(^^)。今回は1枚撮るのに3分かけたのですが、シャッターを切った後は3分間は何もすることが無いので、そのまま道路に寝転がって平場では決して見ることのできないすばらしい星空をボケェ~っと(^^ゞ眺めていました。あの星空の下なら、星のことがわからない人でも楽しめたのではと思います。写真はいろいろとレンズを換えながら何枚か写していたのですが、深夜1時を周ったころに星を見ながら危うく眠りそうになり、まだ写していたかったんだけど体のことを考え(無理の出来ない歳ですので…(-_-;))撤収することにしました。撤収中に視野の端に明るく光るものを確認。パッとその方向を見るとすごく明るい流れ星が流れていきました(^^)。しかも消えたところには「痕(こん)」という、流れ星が流れた後に見えることのある煙のようなものも確認できたんです。この痕は肉眼で見れること自体あまり無いことで、更にそれを写真に写すのは星見人にとって一種の憧れでもあるんです。のでココで激写っ…が、カメラはすでにしまった後(T_T)。痕は上空の気流によりどんどん流れて消え去ってしまいますので再びカメラをセッティングする時間も無く、薄くなってゆく痕を横目に後片付けを進めました…。まぁまたここへきて写せばいいか(-.-)。↓その時写した写真の1枚です。魚眼レンズを使って対角線上に天の川が写るように設定してみました。計算上180度の視野が写っていることになりますので、これで地平線から地平線(山頂から山頂)までかかる天の川が写っていることになります。写真の左上には遠くの町明かりも写っていますが、これだけ長く天の川を写すことのできる場所は今の日本国内ではもう何箇所も無いと聞いています。星を趣味とするわが身のすぐそばにこの条件があることに感謝しなくてはなりませんね。他にも写真は写してあります。後ほど(忘れていなければ(^^ゞ)そちらもアップしてみますね(多分)。…まぁブログネタをあとに取っておく為ということはナイショにしておこう。
2008/09/11
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先日のことですが…9月初旬、この時期って大気が落ち着くのでしょうかね?。管理人は前にも今頃の時期に凄い天の川の写真を写したことがあるのですが、その日の頭の真上の青空は、青というよりも藍色というか青黒いというか、とにかくスゲェ濃い青色をしていたことを覚えています。↑その時写した写真です。前にも載せたことがあったかな?、まだ一眼デジカメが普及していない頃で、フィルムで写しています。肉眼で実際に見る天の川も、雲…というよりもザラザラとしていて、まさに星の集団ということが実感できました。話しを現代に戻して、先日も夕方から急に透明度が高くなっていきました。↑写真で透明感が伝わるでしょうかね?。雲が出ていたのですが、雲のない所は澄み切っていて遠くの景色がクッキリと見えていました。↑ということで町中でも比較的暗い場所の川原沿いに行って空を見上げてみました。すると案の定町中からとは思えないくらいのいっぱいの星が見えていました。↑その場所からさそり座~いて座を写したもの。夏を代表する星座のさそり座やいて座は、高度が低いところで輝いています。高度が低いところは、街明かりの影響を強く受けたり大気の影響を受けてよく見えないことが多いのですが、ISO640で30秒露出にもかかわらずこれだけ写りました。田舎町ではありますが、それでも最近はめっきり星が見えなくなっています。そんなところにまだこれだけ星が見れることに正直驚きました。↑なかなか動かない雲がある…と思いながら周りの星との位置関係を確認してみると、どう考えても天の川のようでした。そこでカメラを向けてみると…やっぱり天の川でした。町中からはもう天の川を見ることは出来ないという先入観があったので、見えているものを認識できなかったのでしょうね。歳を取ると見えなくなるものがあるってホントだったのですね。え゛っ?これは意味が違うって?(-_-;)。
2008/09/04
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いやぁ~、めっきり朝晩と涼しくなってきましたね。今までは夕涼みがてら星空を見上げに外に出ていたけど、最近は涼しいのを覚悟して見に行っているという感じ。バイク乗りや登山をされている方などは判ると思うけど、この時期の朝晩ってともすると冬用の防寒着が必要になる場合があるんですね。例えば8月の後半に天体観測会を開く時は必ず「厚着をしてきて下さい」と一筆書き添えるんだけど、昼間が暑いと普通の格好(シャツ1枚等)をしてきて、結局寒い寒いと震えながら星を見ている人がいるんです。そんな方のために管理人の車の中には防寒着が1年中2~3枚入っているんだけど、一般の方にすれば昼間に30度もあれば夜寒くなるなんて想像できませんよね。そんな季節に県内で星祭りが開催されたようです。今では全国そこここで星祭りが行われているようですが、聞けばこの星祭りがそれらの創始的な存在なのだとか。最初は都会の方に「地方の綺麗な星空(街明りの無い)で天体写真を写してみませんか?」などと、場所を提供する小規模の催しだったらしいのですが、回を重ねていくうちに知名度も上がってきて望遠鏡メーカーもブースを出すようになり、その参加人数もドンドン増えてきて全国的な規模となり…、今では星を媒体とするただの夜祭りになってきてしまいました(-.-)。管理人も昔は年に3回、計画を立てる天体イベント(ペルセウス流星群・しし座流星群、そしてこの星祭り)として楽しみにしていました。行き始めた当初はまだネット通販もメジャーではない時代であり、いろんなパーツ類を購入できるチャンスで重宝していたのですが、何回も通っているうちに一つの疑問が浮上。夜になってもその暗いはずの星空の星を見る時間が無い?んです。あっても各ショップが自社のテントの前にすごい望遠鏡を組み立てて、「テントの明かりが煌々とついている中で」星を見せて宣伝している程度。これじゃあ本末転倒なんでないの?と、管理人は自前の望遠鏡を持参して、会場と駐車場の間(確かに周りは暗いです)に望遠鏡を組み、会場を出て行く人たちに「星を見てみませんか?」と声をかけて星を見せていたんです(^^ゞ。するとほとんどの人が望遠鏡を覗いていってくれて、驚いたことにその大半の人が「初めて星を見ました」って喜んでいるんです。…あれっ?今日は星を見に来ていたんじゃないの?(-_-;)。主催者的にも一般的にも星祭りの名前を語った夜間のイベントになってしまっていたんですね。んで、それ以来この星祭りに出向くことはしなくなってしまいました…。確かに主催者(自治体?)にすれば全国から来場者があることは地域の活性化にも繋がる重要なイベントなのでしょうが、天文ファンは別にして一般の方が星に対して変なイメージを抱くのではないかと管理人的に危惧しています。今では管理人も色々なところで星空の案内をさせていただいていますが、まず、本物の星空を皆さんの肉眼で見てもらうことを一番大事に考えています。本物の星空=人工の明りが邪魔をしていない空=天の川が普通に見える場所…。そんな時に耳に入る言葉は「こんなに星があるとは思わなかった」。回転寿司が寿司と思い込んでいる現代の子供たち。化学調味料を使っていない料理はまずいという子供たち。綺麗な星空を見るとプラネタリウムみたいと喜ぶ子供たち。そんな未来のある子供にせめて星だけでも本物を伝えて行きたいと願っています。なんか日記を書いているうちに熱くなってきてしまいました(^^ゞ。ではここから本題ということで^^。先日のペルセウス流星群の報告です(今頃かいっ(>_
2008/08/25
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久しぶりに木星を"気合撮り"してみました。↑望遠鏡を使って約400倍に拡大して写しています(ノートリミングです)。月や惑星を拡大して写すには、シンチレーションという空気の揺れの状態を見極めて拡大率を決めるのですが、この写真を写したときはあまり良い状態ということは出来ず、正直なところ過剰倍率で写してあります。でもこれだけ写れば良しとしたところでしょうか。一応、データーはC-8を使いOr6mmにて写してあります(←スミマセン、訳のわからない記号で。でも天体屋さんにはこれで通じるんです)。ISOは640で6秒露出をかけています。これだけの倍率になると、カメラのシャッターが動く振動でさえ影響が出てしまい、星がブレて写ってしまいます。その為にまず望遠鏡のレンズの前に板(うちわなど)で封をしておいて、シャッターを切ってからその振動が収まる3~4秒そのままにしておいて、それから手で板を外して秒数を数え、また板で封をしてからシャッターを閉じる…という手間を踏まえなければなりません。天体写真は1枚写すにも実は結構苦労するんです。次も木星なのですが、実はカメラの望遠レンズで写してあるんです。↑望遠ズームレンズの18-200VRの200mm端(300mm相当=6倍)で三脚を使って写してあるのですが、木星の衛星が写ってしまいました(゜o゜)(写真は中央部分をトリミング拡大しています)。まさか300mmごときで衛星まで写るとはビックリです。データーはISO800にて6秒露出をかけています。上の写真からはたった6秒でも星が伸びて写っているのが判ると思います。通常星の動きは実感できることは少ないですが、実はこれだけ速く動いているんです。まぁ星の動きとは言っても地球が自転しているせいなのですが、実は赤道近辺ではマッハを超える速度で動いているのだとか(゜o゜)。ちなみに地球は太陽の周りを秒速30kmで周っているのだそうです。そう考えると地球ってスゴいですね。…なんか「実は」って単語が多く出ていますが、只今飲み会上がりですのでご容赦を^^;。
2008/08/20
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只今帰ってまいりました。みなさんはご覧になりましたか?本日のペルセウス流星群。管理人は天体教室のお世話をしながら星空も見ていたのですが、強い月明かりを差っ引いたとしても今日に限っては流れた数は少ないように思いました。…ということは今年のピークは11日だったの?、それとも明日?。いずれにしてもペルセウス流星群の数ではなかったので、ピークが予報よりもずれている可能性があります。これから月は満月に向かっていきますが、ここ2~3日は星空に注目してみてください。一応撮りたての写真を↑何枚か写真を撮ってきたうち、撮影している最中に流れ星が流れたのが確認できたものです。肉眼では明るい部類でした。流れ星とはこれくらい写りづらいものです。(流れ星の部分のみトリミング後、強画像処理)↑一時は雲が張り出して今日もダメか…と思ったのですが、日付が変わる頃には雲ひとつない星空が出てきました。今はとりあえず2枚だけ。後程ゆっくりと写真を確認した後、またアップするかもしれません。これから寝ますっ(カキコ時間参照)。
2008/08/12
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昨夜カキコしようとしたらメンテナンス…(-_-;)。もうどうでもいいです(-.-)。さて、いよいよ夏の一大天体イベントのペルセウス流星群の日が近づいてきました。毎年12日頃を中心とした11日~13日位が活発な活動期となり、さらにその前後1週間でも1時間に5コ位の流れ星を流すこともある、なかなか元気のいい流星群なんです(^^)。新聞・テレビやネットなどでもいろいろな情報が出てくると思いますが、管理人の調べた限りでは今年のピークは12日の午後9時頃ということです。ただし今年は満月前の明るい月が出ていますので、12日であればその月が沈む13日の午前1時頃(12日の25時)からが良い条件の下で観測できそうです。9日の夜にちょっと様子を見ていたのですが、1時間に3コ程ペルセウス群と思われる流れ星を見ることが出来ました。ということはピークの日の12日でなくとも充分流れ星を見れる可能性が高いといえそうです。流れ星とはとても弱い光ですので、「良く見るためには」周辺が開けていて、更に暗い等の観測条件が必要になりますが、東京は山の手の高校の天文部より、屋上でペルセウス流星群を観測したとのメールを頂いたことがありますので、とにかく夜空を見上げることが大事のようです。管理人は何故か毎年のペルセウス流星群のピーク日には、天体教室が入っておりますので今年も9時頃は天体教室に参加している生徒さん達に星の説明をしているためじっくりと見ることは出来ませんが、教室終了後にちょっと時間を頂いて個人的な観測をしてみようと思っています。1年に1度位は移動をしての星見と言うのはいかがでしょうか。ちょっと移動するだけでも見える星の数がグンっと増えてビックリすることと思いますよ。その節はくれぐれも安全にどうぞ。
2008/08/10
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今日の夕方はこれまた綺麗な夕日が出ていました(^^)。…と、こういうときに限って用事があって車を運転していたりするんですけどね(-.-)。でも、もしも海岸へ行くことができたらおそらく水平線に沈むところまで見られたと思われましたので、グリーンフラッシュを狙っている管理人にしてみればちょっと恨めしい夕陽になってしまいましたが。そんな天気でしたのでその後もよく晴れてくれて三日月が綺麗に出ていました。では久しぶりに月の写真でも…と、家の前に望遠鏡を出して撮影バージョンでセッティング。今くらいの季節だと空が暗くなる時間は遅く、そろそろ撮影できるかな…と思えた暗さになった頃には月は既に西の空に低くなってしまっていて、時間との戦いの中での撮影となってしまいましたが。↑今回も小学生の子に月の写真を写させている合間に、その撮影のためのデーター取り的な撮影でしたので、ちょっと露出が足りなかったところを画像処理で整えてみました。アイピースを使わない直焦点撮影で、一応60倍になります。↑こちらはアイピースを使ってちょっと拡大して写したもの。既に月の高度が低くなっていましたので、これ以上倍率を上げても像がボケるだけなので今日はこの倍率までとしました。これもデーター用の撮影でしたので、暗く写ったところを補正しています(120倍)。↑月の撮影が、高度が低くなることにより大気の影響を強く受けるようになったのでやめて、木星を今一度写してみました(165倍)。↑低倍率にあえて長時間露出することにより木星の4大衛星を写してみました(120倍)。木星の衛星は、毎日観測しているとその移動する様子が面白く見ることが出来ます。一通り撮影してもらった後はせっかくなのでプチ観望会をやりました。現場はどちらかというと星を見るには明るすぎる場所なので適切ではないのですが、周りが明るければその中でも楽しめる天体を見ればいいだけなので、結構喜んでもらえました。…しかしここ当分山の上に望遠鏡を組んでないなぁ…(-.-)。山の上だと気流の関係でもうちょっとはっきりと写せるんですよね。盆休みにでも登ってみようかな^^;。
2008/08/07
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今度は忘れない前に流れ星情報です(^^)。明日の8月1日(…結局前日のカキコですが(-_-;))は、やぎ座流星群という流星群の日になります。先日の29日、みずがめ座流星群の日と書きましたが、その3日後にまた別の流星群があるんです。夏休みに流れ星が見やすいという理由の一つに、この「立て続けに流星群がやってくる」ということがあります。みずがめ群もやぎ群も、1時間当たり5コ~10コ位の比較的小規模の流星群ですが、星空の中ではみずがめ座とやぎ座は隣どうしの星座で、そこからそれぞれ1時間に10コ程度の流れ星が流れれば、合成数で1時間当たり20コ以上の流れ星が見れるということになり、結構流れ星を見るチャンスが高い流星群ということも出来ます。さらに今は新月に近く、月明かりが邪魔をしない好条件の下で観測できますので、さらに流れ星にお目にかかれるチャンスが増える可能性もあります。今夜は夕食後にちょっとだけ夜空を上げてみては如何でしょうか。
2008/07/31
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…(-_-;)、ブログのメッセージメールに着信がありました。「お久しぶりです♪中学一緒だった○○です…」はいはい、同級生の○○さんですね。…って誰だ~っ!、んなヤツぁ知らねーぞ~っ!(>_
2008/07/30
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すみません、実はこのブログが天体をメインとしたブログということ自体忘れていました(^^ゞ。とーとつですが、実は今日はみずがめ座δ流星群の日なんです。夏休みとは毎日何かしらの○○座流星群の日にかかっていて、もともと流れ星が見やすい時期なのですが、その中で夏休み期間中の第一弾の流星群の最盛期が今日の夜でした。今日は月も朝方にならないと出てこないので、流れ星を見る条件としては最良の日となっています。一応、みずがめ座は夜空を見上げると今一番強く輝いている星の木星の左側(なんてアバウトな(-_-;))にあり、その方向を中心として流れ星が流れていくように見えますが、面倒なことは抜きにしてとにかく夜空を見上げてみてください。1時間に何個か流れ星が見れるかもしれませんよ。とりあえず急いでカキコまで。
2008/07/29
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…しかし雨が降りません。昨夜から今朝にかけてちょっと降り、芝生に水をやらなくてラッキー(^^)って思ってたんだけど(実は昨日の昼に水をやりました(-.-))、またしばらく雨はなさそう。天気は晴れるに越したことはないんだけど、せめて夕立くらいはきませんかね。熱く焼けたアスファルトに夕立が降ったときに感じるホコリっぽいような独特のあの匂い、なんか好きなんですよね^^;。いかにも自然の匂いって感じるんです。今年は何回感じられるのかな?。そーいえばもうすぐ七夕でした。天体関係の話しをメインとしている(つもりの)このブログに星の話題が出なくなって久しく経っていたようです(-.-)。最後はスペースシャトルの話し?…ん~それだけ夜空を見上げていなかったと言うことか。ってな訳で今日は7月7日の星について。(写真は去年の6月30日にもアップしたものです)↑この写真は天の川が頭の真上にきた時に写しているものです。実際には写真が左に90度横になった状態で昇ってきます。今年の7月7日の天の川の出?は大体午後6時半頃になります。ただし今頃のその時間はまだ空が明るく、空が暗くなるには夜8時頃を待たなくてはなりません。しかし8時になっても天の川の位置が低く、相当空が暗いところでないと見るには厳しいと思われます。今頃なら10時位になれば天の川も見れるのではと思います。当日は半月くらいの明るい月が出ていますが、それも夜9時半頃に沈みますので、今年天の川を見るには7月7日なら夜10時頃から…ということになります。ただしっ!、天の川は超淡い光ですので、町明かりがちょっとでもあると途端にその見え方が悪くなり、ヘタをすると星は見えども天の川は見えない…ということも起こりえます。ですので、できるのなら1年に1度の七夕ですのでちょっと山のほうへ移動して…っていうのもオツなのかもしれませんね^^;。もちろんくれぐれも移動には気をつけて。ちなみに最近夜の8時には東の空にとても明るい星が出ていますが、それは木星になります。木星は星の中では金星の次に明るいもの。さらに金星とは違い1日中空に出ているときもありますので、夜中の真上付近に木星が輝いているとちょっと異様にも見えることがあります。今年は木星のすぐ上?(木星の進行方向)に天の川がありますので、天の川を見つけるいい指標になるかもしれませんね。でもよい条件の下では天の川は探すまでも無く空に流れているものなんですけどね。一度はぜひそのような空の下で天の川を見てみてください。話しは(ちょっと)変わって…最近梅雨時には珍しくいい天気の日がありますが、これはそんなときに写したものです。↑日が沈んで地平線の上がちょっとだけまだ赤いかな…って頃に、三脚を使って長時間(といっても2~10秒位)シャッターを開けておくと、このような綺麗なグラデーションになって写せる場合があります。ちなみにこの写真では仕事の関係で山へ行くことができませんでしたので、家の屋根から「屋根にカメラを置いて」レンズキャップで高さを調整して、カメラがブレないようにセルフタイマーを使って写しています。そのような写し方でもこの程度に写すことができます(カメラを落とさないよーにっ)。↑カメラを縦位置にしてちょっと明るめに写してみました(これは縦にしたカメラを手で屋根に押し付けて写しています)。ご覧のように空の上まで雲ひとつ無い状態です。こんな夜に星が見れれば天の川もばっちりなんですけどね。雨の無い梅雨も気持ち悪いけど、こんな天気になるのならそれもいいかな?
2008/07/04
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先ほどの8時頃の話しです。外を見てみると綺麗な月。上弦の月の一歩手前って感じでしょうか。最近写真を撮っていないから今日のこの月でも写してブログのネタにでもしようかなぁ…と考えていたところに月の近くに明るい星を発見。んっ?(・・?あんなところに明るい星は無いハズだそ?。と思って見ていたら実はすーっと動いていました。…飛行機?あっそっか、宇宙ステーションだっ(^^)。部屋に戻ってネットで軌道調べたらどうやら間違いは無い様子。色はおり姫のような白い色で明るさは-2等星位。その明るさの人工衛星は無いので、飛行機で無い限り見て間違うことは無いと思います。ネットによると次は11日の午後8時23分から見え始めるとのこと。その次は13日の午後7時32分から。あれっ?12日は見れないのかな?。…ん~そんなことは無いと思うのだが…(-.-)。上のデーターからすると12日は8時頃と予想されるのですが。それと今日はもう見れないのかなぁ…。管理人が前に向井さんが乗ったときだったかな?のスペースシャトルを見たときは、最初に見た時間から90分位したらまた見えたような記憶があるんだけど…。それはともかくとして、今飛んでいる宇宙ステーションを見るには実は肉眼が一番なんです。望遠鏡を使うとその移動速度が速すぎて望遠鏡の視野内にステーションを入れ続けることはほぼ不可能。双眼鏡でも慣れた人でないとその視野内で追い続けることは難しいと思います。さらに双眼鏡で見てもただの光の点でしか見えませんし…。でもテレビやラジオでも宇宙ステーションを見ようなんて話題が出ていて、一般の方々の眼が空に向いていると言うことは星見人にとってはうれしいことですね(^^)。ついでに「空が明るくて宇宙ステーションが見えなかった…」みたいに話題になって、夜空を汚している光害(ひかりがい)にも世間の目が向けられるようになると非常にうれしいんだけど…(-.-)。そこまでは無理かな?^^;。とにかく皆さん、今話題のネタですのでしばらくは夜空を見上げてみてくださいね。
2008/06/10
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…しかしあっちぇ~ですね(ーー;ゞ。管理人は今日の昼間、車での移動のとき今年初めてエアコンを使いました。車はエアコンを使うと5%~10%程度燃費が落ちるので、それを嫌ってスイッチを入れたり切ったりの使い方でしたが。車って窓を閉め切ると温室状態になるのは理解しているんだけど、でもまだ5月でしょ?大雪だった一昨年?の今頃は管理人の実家近辺ではまだ山に残雪が沢山あったと記憶しています。この分だと夏はどうなるんでしょうね?。真夏のエアコンによる電力消費量…ひょっとすると発電量を越えてしまうのではないでしょうか?(刈羽もまだ停まったままですし…)。太陽さんにちょっとだけ休んでもらいたいところだけど、休んでくれそうにもないですしね(-.-)。ということで今日は太陽表面の写真です先日写していたものですが、きれいな空でしたので太陽を写してみました。太陽を写す…といってもそのままカメラで写したのでは、ヘタをするとあまりの光量によりカメラが壊れてしまう可能性があります(…の前に失明する危険が"超"大です)。一応お断りしておきますが、管理人としては太陽面の撮影は「やらないで下さい」と申し上げておきます。前述のとおりカメラ本体の故障と、何よりも失明する可能性がありますので。管理人は天体観測の観点から撮影し、また、万が一カメラが壊れたとしても自己責任と理解のうえで撮影しております。話しが飛びましたが、あまりにも明るい太陽ですので、NDフィルターというサングラスの親玉のようなものを使って写してみました。NDフィルターを使った…とはいっても、ND400とND8とND4(数字が大きいほど濃い)の3枚重ねで挑んだのですが、カメラ任せで写したのではそれでも全然減光が足りませんでした。↑NDフィルターを3枚重ねてカメラ任せで写した太陽です。D200に400mm f5.6の望遠レンズをつけ、f11まで絞って露出優先で写してみました(以降同じ)。シャッター速度は1/320となっていました。…ただの真っ白な丸ですね(-_-;)。↑次にカメラの設定をマニュアルにしてシャッター速度を1/3200にして写してみました。この位が望遠レンズで写した太陽の写真としては適当でしょうか。↑太陽面に黒点があるかどうか確認するために1/6400と更に速いシャッターを切って表面を暗く写してみました。ですが等倍に拡大してみても黒点らしきものはありませんでした。黒点は太陽の活動が活発になると出現するといわれていますので、今は小康期なのでしょうか?(…のわりには暑いけど(-_-;))。↑カメラの設定では限界のシャッター速度の1/8000で写してみました。NDを3枚重ねてfを11まで絞り、更に1/8000でもこれだけ写っているということは、カメラに精通しておられる方にはどういうことかわかっていただけると思います(それだけ太陽は明るいということです)。↑すぐ上の写真を、太陽部分のみ切り出してトリミング拡大したものです。なんか模様らしきものが見えているような気がします。↑その写真を更に100%に拡大して右下の部分を切り出してみました。やっぱり模様らしきものが見えますよね?。これって太陽面の模様なのかなぁ…。実は太陽面には黒点とは別に「白斑」というものもあるんです。また、もっと細かな?「粒状白斑」というものもあるのですが、それが写ったのでしょうか?。管理人は恥ずかしながら太陽はあまり詳しくないですのでちょっとよく判りません。でもそれでは星見人としても恥ずかしい?ので、これについては後ほど詳しい方に確認に行ってくることにします。いつになるかはわかりませんが、忘れた頃には報告できるかな?^^;。終わりにもう一度書きますが、太陽の撮影はしないで下さいね。さて、今年は人並みに連休が取れましたので、ちょっと現実から逃避?してこようと思います^^;。ので2~3日ブログの更新停まると思いますが、ご了承くださいませm(__)m。ドコに行くのかな?…それは後ほどのブログでのネタに…ということで(^^)。
2008/05/02
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…えっと、まずは明日(4月22日)という急な話なのですが、流れ星が流れる"かも"知れない日です(スミマセン、写真ばかり写していてうっかり忘れていました(^^ゞ)。流れ星の名前はこと座流星群。こと座というと七夕のおり姫様がある由緒正しい?星座なのですが、その星座を中心として四方八方へ流れ星が飛んでいくように見える流星群です。流れる星の数的には平均10コ/1時間位なのですが、時おり100コ/1時間という大出現を記録することもある流星群ですので、見てみる価値は充分あると思います。あいにく満月過ぎの明るい月が午後8時半過ぎに昇ってきますが、流れ星を見るチャンスは高いといえますので覚えていたらぜひ星空を見上げてみてください。では今日の本文当初の予定では日曜に写してきた写真をアップするつもりでしたが、満開を迎えた桜と天気の良い月明かりがありましたので、月明かりを利用した桜の写真を写しに出かけてきました。行ったところは地元近辺の桜公園。ここは先日行ってきた高田公園と比べれば、その規模や桜の数などは比べること自体間違っている位全然少ないのですが、その代り周りは自然が豊かですし、何よりも人出が少なく^^;ゆっくりと桜を楽しめるという点では大きな公園よりもこの位の規模の方がいいかもしれませんね(^^)。↑魚眼レンズを使って夜桜と夜景と月を写してみたもの。縮小してあるためわからなくなってしまいましたが、原版では星もしっかり写っています。当初雲が多かった空も、徐々に晴れていって帰る頃には雲ひとつない月夜になっていました(^^)。でも月夜の雲ってそれはそれで面白く写るようですね。↑平日ということもあるのでしょうが、この時の花見の団体さんは一組。カップル(死語?)さんは何組か入れ替わり立ち代り訪れてきていましたが、全体的には静かな夜桜が見れます。月明かりと街灯に照らされた桜と一緒に北斗七星を写してみたもの。この「桜と星」というコラボは前から写してみたいと思っていたものです。やっと実現しました\(-o-)/。↑上の方の写真の桜は電球で照らされていましたが、この桜は蛍光管で照らされていました。そのために桜が白っぽく写っています。↑場所を変えて街灯の全く無い所の桜を月明かりのみで写してみました。桜をもっとよく写そうとすると空が明るくなり過ぎて、まるで昼に写したような写真になってしまいます。夜の桜らしく写して、更に桜がよくわかるように写すのは至難の業のようですね(-.-)。月と桜を写してみたもの。この写真では判り辛いですが、原版では月にうさぎがしっかりと写っています。まず、月を模様がわかるように試し撮りして、次にそのデーターのままフラッシュを使って写しています。ですがそのままでは桜が白くなりすぎたり暗くなりすぎたりしますので、デジカメのモニターで出来上がりを確認しながらフラッシュの発光量を補正しています。でもこの程度…(-.-)。いかにもフラッシュを使った色になってしまいました。まだまだ修行が足りないですね(-_-)。気温はさすがに長く外でじっとしていると涼しく感じますが、でも暖かさを感じる夜でした。まだつぼみの桜もありましたが(八重?)、その開花も近そうです。柔らかな風とかえるの声と、桜の香りの中ゆったりと撮影をすることが出来ました(真っ暗な中で撮影していたので、他から見れば明らかに異常だったであろう事はナイショにしておきます^^;)。
2008/04/21
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いつもお騒がせのパソコンですが(誰も騒いでない?)、また調子がよくなってきました(ーー;)。昨日は動作が遅くスイッチを入れてちゃんと動き出すまで10分くらいかかっていたのですが、今日はなぜか2~3分で立ち上がるようになり、別に不調といった感じてはなくなっていました。まだモッサリしているところはありますが、フォーマットする前に比べたら全然調子はいいといえます。今回は別に何をしたというわけでもないのに一体どうしたんでしょうね?。調子がよくなるのはありがたいことなのですが、理由も無く良くなるというのは不気味でもあります。当分このままいいコでいてくれればありがたいのですが…(-.-)。さて、たった今写してきた撮り立ての天体写真です。カキコしている時間が余分にかかっていますが、時間的には30分前に写してきたもの。写してきた場所はいつもの自宅前の駐車場。雲も無くきれいな月が出ていました。↑今日は月齢9(新月を0、満月を15とした月の大きさの値)。 60倍にて撮影実は月は満月のとき(3月23日の日記を参照)は望遠鏡で見てものっぺりしているだけであまり面白くないんです。対して半月~半月過ぎの月は、その昼と夜の境目のクレーターがデコボコと立体的に見えて、とても面白く見ることが出来るんです。ちなみに管理人の望遠鏡は一眼デジカメで撮ると上の写真のように半月が全部入りきらないんです。古い望遠鏡ですのでフィルムカメラ(35mm判)でちょうど良く収まるように設計されているため、デジタル一眼レフは焦点距離(簡単に言うと拡大率)が1.5倍になりますので、このような現象がおきてしまいます。ちなみに3月23日の満月は上半分と下半分を分けて写して画像処理で一つの写真として仕上げてあります。↑上の写真では欠け際の真ん中辺りにある大きなクレーターの「コペルニクス」というものを120倍で写してみたもの。このコペルニクスはクレーターの中でも一番きれいといわれているもので、望遠鏡で見ても確かにしっかりとしたきれいなクレーターとしてみることが出来ます。これで直径は約90kmだそうです。↑そのコペルニクスを強拡大(500倍)したもの。撮影した場所と使用した機材を考えると立派な過剰倍率です(-.-)。そのためちょっとボケが大きく出てしまいました。望遠鏡で月や惑星をきれいに見るには、倍率を落とすことが一つのコツになります。↑本日月のすぐ横で輝いている土星です(120倍)。星の写真はバックが黒なので背景と混ざってわからなくなっていますが、この写真は縦位置で写しています。↑500倍にて写した土星。これも立派な過剰倍率ですが、なんとか土星本星上にある縞模様が1本写ってくれました。管理人は月・惑星の撮影でシャッターを切るとき、その出来上がり具合に手ごたえを感じることがあります。ですが今日は手ごたえを感じても思ったよりも良く撮れませんでした。最近月・惑星の写真を写さなくなってきているから(-.-)カンが鈍ってきたのかな…と思っていたら、不自然な振動があるのを発見しました。何かな…と調べていたら、撮影していた場所は町道から100m位離れているのですが、そこを通っていく車の振動が撮影に影響していることが判明。体には感じない揺れなのですが、何百倍という倍率で写す天体撮影には少しの振動でも写りに影響してしまいます。また、思ったよりもうまく写せなかった理由のもう一つに空気の揺れがありました。管理人が星の撮影をするときは、まず星を見てその瞬き具合から空気の状態を読んでいます。今日はそんなに瞬いていなかったので撮影をしたのですが、町中にある駐車場なので生活排気による影響があったようです。わかってはいたものの星の撮影は超シビアですね。やっぱり山の上に行かないとダメかな?
2008/04/15
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…いえね、昨夜のことなんですよ(-.-)。5日土曜日の午後11時頃だったかな?今日のブログをカキコしようと管理画面にアクセスすると…ん?開かない(ーー;)。回線でも停まったのかなと(←たまにあるんです)他のページにアクセスするとちゃんと開くし…(-.-)。で、今度は自分のブログにアクセスすると、しばらくフリーズした後緊急メンテナンス(ーー;)。キタァ~(゜o゜)久しぶりのメンテナンス、それも緊急っ。もう慣れちゃって(-_-)たまげなくもなったけど、でもなんでいつも土曜の夜なんでしょうね。やっぱり土曜の夜はみんながブログを更新しようとするからアクセスが集中して、それで不調がちになるのかな?今夜のメンテナンスはひとまず楽天関係は全て落ちたようで、最初に買い物の楽天ページさんが復活し、次にインフォシークさん、んで次にメール。そして最後にブログが復活したようです(順序に自信はありませんが…)。やっぱりブログは一番最後に回されちゃうのね(-.-)。無料のブログだから何もいえないケド…(-_-;)。それでブログが見れるようになった午前2時頃から日記を書き始め、なんやかんやで3時過ぎに、では送信…が、出てきた画面はメンテナンス中…(-"-)。今回も自己防衛で送信ボタンをクリックする前に文章全体を左クリック+右クリックでコピーしてメモ帳に貼り付けて保存していたので、せっかく書いた文章がパァになることだけは防ぐことが出来たけど(この文章はコピペしていたものに加筆・修正したものです)、どうせなら日記を書き込む窓の近くとか送信ボタンの上とかに「只今メンテナンス中につき送信できません」…位の文言を付け加えていただいてもよろしいのでは…と思うのですが…。ではとりあえず1枚(ホントは夜アップするイメージで作ったんだけど…(-.-))↑ちょっと前に撮っていたオリオンと冬の大三角付近の写真です。真ん中ちょっと左に縦に薄っすらと冬の天の川も写っています。冬の天の川はとても薄いので、これが写るところはそれなりに条件が良いところということが出来ます(条件が揃えばもうちょっと描写できそうです)。一応D200+VR18-200の18mm・f=3.5→4.5・ISO800で3分露出したものを2枚コンポジットした後、色補正のみしてあります。今までとちょっと違った画像補正を施してみましたが、妙に銀塩(ネガ写真)っぽい仕上がりになりました。画像補正は同じデーター(写真)で何回もいろいろな処理を施して出来上がりを変えることが出来ますが、あまり色々やってしまうと一体どれが本当の色なのかわからなくなってきてしまいます。まぁこの出来上がり具合は気に入りましたが。やっぱり昼にアップしてもイメージがズレるなぁ…
2008/04/06
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なんか時期ってあるんでしょうかね?(-_-;)、最近身の周りの物が立て続けに故障しているように感じます(-.-)。まずは先日もカキコした、今キーを叩いているこのノート、昨夜日記を書こうかな…と立ち上げ、貼り付ける写真を加工していたら動きがヤケに遅い(ーー;)。っていうかポインターは動くからフリーズではないと思うんだけど一向に処理が進まない状態。諦めて右上の×ボタンを押すも終了されずフリーズの状態(カーソルとかは動いてたんですけどねぇ…)。仕方がないので(頭にきて…ともいうが^^;)電源ボタンを直接押してシャットダウンさせました(何度も書きますがパソコンには最悪の行為です、決してマネはしないで下さい)。で、改めて立ち上げたら…不調(-.-)。立ち上がるまで30分位かかり、立ち上がってからも動きが超モッサリ…。いつもの調整をやろうにも1回のクリックが反映されるまで3分かかる状態(-.-)。やっぱり電源ボタンを押すシャットダウンはパソコンへのダメージ大のようですね(当たり前だっ)。結局12時位までかかって一通り調整してみて、でもまだ変だったので(ずーっとHDDが動いていました)そのまま朝までほったらかしておいたら今は何とか普通に動いています。前回は調整でごまかして使ってみようと書いてみましたが、やっぱりいよいよ…って気がしてきました。思い切って買ったほうが精神衛生上いいのでしょうかね?(夏のボーナス払いで)。また、車も2回修理しました。先日星の写真を撮っていたときの事です。天体写真は周りが暗くなければなりませんので山間の人工の光があまり届かないところで写していたのですが、その時車のリアウィンド下にある空気抜きの隙間から光が漏れているのを発見。トランクはちゃんと閉まっていたのですが、トランク内を照らすランプのスイッチがダメになったようでトランクルームランプがずーっと点いていたようなんです(一体何時からだったんだろう…(-_-))。トランクルームランプの消費電力はおそらく5W位だと思うんだけど、でもバッテリーを使っている車では3~4日もエンジンをかけない期間があればバッテリーが上がってしまう可能性がありますので、すぐ修理に出しました。結果はスイッチ交換で直ったのですが、直してもらって納車された直後今度はそれまではちゃんと点いていたバックランプが点かなくなっていたんです(ーー;)。バックランプの不備は整備不良の減点1?ですし(管理人は未だに無事故無違反の超ゴールド免許です(^^))、例えば後に車がいる場合に、バックしようとしても相手にはランプが見えないわけだから車が下がってくることも伝わらないので接触事故に繋がる可能性もあります。のでこれもソッコーで修理依頼に行きました。…実は(大きな声では言えませんが^^;)この修理工場は、修理に出した直後に別の場所が壊れて帰ってきた…ってことがこれで3度目なんです(-.-)。まぁ使っている車も9年16万キロですのでチョコチョコ故障が出てくると言うことは経験上存じてはいますが、でも修理した後にその周辺の動作確認ってしないのでしょうかね?(ーー;)。管理人も修理の仕事をしていたことがあり、その辺のチェックは当然のことでしたのでちょっと疑問が残ります(バックランプが直ってから今度はトランクの閉まりがキツくなったということはナイショにしておきます(-.-))。次はプリンター。先日アップした月の写真をプリントしようと(管理人的にも気に入っております^^;)プリンターのスイッチを入れたら、チェックランプが点滅していてウンともスンとも動かなかったんです(-.-)。パソコン本体以外のこのようなフリーズは、一度電源コードを抜いて何秒か経ってからまた差すと直ることがあるのですが、今回はそれでもダメ…。実は2度目だったので「!」っときたのですが、管理人の使っているエプ○ンのプリンターって機種によっては捨てインク(ノズルが詰らない様にプリント時にちょっとづつインクを捨てている)の量をカウントしていて、それが捨て場のスポンジの容量いっぱいになる頃にこのような状態になりプリントできなくなるんです。念のためサポートセンターに電話したのですが、やっぱりコレの可能性が高いとのこと(-.-)。実は前回この症状になった時は年賀状を作っている時だったんです(ーー;)。おそらく1年で一番プリンターを使うときにこんな理由で使えなかったときはキャ○ンさんに鞍替えしようかと思ったほどでした。さらに今回は先日出席してきた結婚式のプリントを終わらせた直後…。ヘタをすると今回も大事なプリントが出来なかった可能性もある訳です(写真屋さんに頼めばいいのでしょうが、自分で調整したものを渡したくて…)。前回は6000円程度の工賃と、少なくなっていたインクが2~3本新品になって戻ってきました。まぁその意味では良心的かも知れませんが、なんかユーザーにしてみれば何年かに一度の避けては通れない車検があるようなもので、ちょっと頂けないですねぇ…。実は他にもデジカメが壊れてるとか(;_;)レンズが調子悪いとか、なんか本当に身の周りの物が故障づいているって感じているのですが、それらを全て書けば(詰らない話しが)長くなってしまいますのでこの辺で〆。では写真を1枚先週の満月を写した翌日に写してきたものです。実家近辺にある、とある美術館の庭園内(夜間でもトイレが使えますので不法侵入ではありませんっ)にて写したもの。D200・トキナfisheye10-17の10mm・f=3.5→5・ISO200・露出30秒・明るさ補正この建物がある場所の周りは元は野原でまだ住宅開発がそんなに進んでおらず夜空も暗くて、満月の割には星がよく見えていました。この写真では園内にあった街灯の光を使って周りの雰囲気がわかるように写しています。左下の木のバックにあるオレンジ色の光は、遠くにあるスキー場のナイターのナトリウム灯の光で、それを使って木を浮かび上がらせるようにフレーミングしてみました(ホントかな^^;)。園内の明るさはもっと暗かったですが、空に写っている星は実際の見え方に近いように調整しています(正確には明るい星はもうちょっと暗くて、周りには暗い星がいっぱい見えていました)。園内にはまだ50~60cmの積雪があったのですが、最近の陽気により比較的暖かかったです。…とは言うもののじーっとして撮影をしているとやっぱり凄く寒くなってきて、もうちょっと撮っていたかったんだけど泣く泣く引き上げることにしました(軽装で来た自分が悪いっ。)雪解けももうそろそろ…今度は残雪を写すことが楽しみとなりそうです。
2008/03/26
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先日の21日の夜、満月でしたのでその月と今見やすくなっている土星を再度写してみました。撮影した場所は12日の日記にも載せた土星を写したところと同じ街中の駐車場内で、今回も天体撮影をする条件としては決して良くはなかったのですが、今回は「撮影をするために」望遠鏡を組んでみました。8時を過ぎた辺りから望遠鏡を組み、カメラも取り付けて、では撮影を…と思ったところに後ろから「こんばんは~」。んっ?(・・?近所の知り合いの方がやってまいりました。この方も星が好きという事は前から存じていて、いつかは私の望遠鏡で星を見せてあげたい…と思っていましたので、ちょうどいいチャンスなので取り付けたカメラを一度外し、急遽天体観望バージョンに設定を変えて、プチ天体観測会を始めました。仕事の帰りの時間の無いところのようでしたのでいろいろと見せてあげることは出来ず、土星と月の2点だけでしたが「久しぶりに土星の輪を見た」と非常に喜んでくれて、管理人としてもちょうど今日望遠鏡を出していて良かったと思いました。さて、その方も帰ってゆき、では改めて撮影をするために望遠鏡を撮影バージョンに変えて月を写そうと望遠鏡を月に向けたら、後ろから「こんばんは~」。んっ?(・・?…さっきの方と同じ職場の人でした。その方が星が好きかどうかは存じていませんでしたが、望遠鏡に興味を示してくれていたようでしたので、今一度設定を観望バージョンに変えて土星や月や星など、いろいろと星空案内をさせていただきました。その方は寒空の下、仕事帰りのスーツ姿のままずーっと望遠鏡を興味深く覗いていてくれて、こちらの方が体を心配してしまうほど。結局30分ほど星を見てもらいましたが(風邪をひかなかったかな?)、星や土星の輪を見て喜んでくれるとこちらまでうれしくなってしまいます(^^)。で、三度望遠鏡を撮影バージョンに変えて今度こそ私の撮影の番?^^;まずは月を写してみました↑望遠鏡を望遠レンズのように使って写す「直焦点撮影」で写しています(合成倍率約60倍)。満月はとても明るいため、本来ならより画質の向上が期待できる低感度(ISO100など)で写すのですが、その設定で写してみたらシャッターの振動により月がブレて写ってしまいましたので(天体の撮影はそれ位シビアです)、ISOを400としてシャッター速度1/400で写しています。(色・明るさ補正。アンシャープマスクは使っていません)↑管理人の望遠鏡とデジタル一眼レフの組み合わせでは倍率が大きすぎて満月を直接写すことができませんので(最初の写真のように月が写野からはみ出してしまう)、上半分と下半分に分けて写し、画像処理にて1枚の満月の写真として仕上げてみました。このような加工が手軽に出来るのはデジタルの良いところです。↑次に土星を写してみました。望遠鏡を直接覗いた場合、80倍位でちょうどこんな感じで見ることが出来ます。(C-8+LV25 ISO400 シャッター速度1/6 明るさのみ調整)↑もうちょっと大きくして写してみました。250倍くらいでちょうどこんな感じで見ることが出来ます(C-8+MA12 ISO400 シャッター速度3秒 明るさのみ調整)↑すぐ上の土星の写真の中心部をトリミング拡大してみました。この大きさの土星を望遠鏡で見るとすると、700倍程度の倍率が必要になります。ですがそこまで拡大すると、今度は空気の揺れや望遠鏡のレンズの性能の差が顕著に現れてくるので、実際はここまでよく見ることは出来ません。惑星を見る場合は望遠鏡の性能にもよりますが、150倍~200倍位が一番きれいに見ることが出来ます。↑一通り撮影も済ませ、望遠鏡を仕舞った後で高く昇っていた月を望遠レンズで手持ちで写してみました(一切無補正)。焦点距離300mm(6倍)ですが、手ぶれ補正機能のお陰でブレずに写っています。…なんかこの写真の月が一番よく写っていたりして…(ーー;ゞ
2008/03/23
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昨日の天気図を見ると今日(12日)は日本の上にでぇ~んっ!と高気圧が居座る様子(^^)。こういう時って雲ひとつ無い天気が期待できるんです。んで本日、朝から予想通り雲ひとつ無い?青空が出ていました。さらに明日(13日)の天気を見ると晴れのち曇り。管理人の経験からは夜空が晴れる可能性が一番高い天気は、前日が「曇りのち晴れ」で次の日が「晴れのち曇り」の間の夜。前日の天気がヘタに「晴れ」だと空に水蒸気が上がってしまい夕方雲が沸くことがあるんです(その場合でも8時過ぎには雲は消えます)。でもそれも冬場の晴れなら心配もなし。なので「今日は晴れるっ!」と気合一発?望遠鏡を組み立てて(プチ観望会の後)土星の写真を写してみました。天気自体は良くて月に地球照(ちきゅうしょう:三日月の影の部分もうっすらと見えている現象)もよく見えていたんだけど、でも星の数が少ない…(-_-;)。月明かりと街明かりを考慮してももう少し星が見えてもいいのに…。これって結局春霞なのかな?。それにしても望遠鏡で(真面目に(^^ゞ)惑星の写真を写すのって一体何時振り位かなぁ…。ちょっと調べてみたら望遠鏡+一眼カメラで月を写したのが2年前の9月、んで、惑星になると…げっ(ーー;)5年前までさかのぼってもその記録が無い…。これじゃあ星見人失格ですね(-_-)。まぁコンパクトデジカメを買ってから、それで一体どの程度まで月・惑星が写せるのか試していたのは事実なんだけど、でも「試して」いた訳で「自分の写真」として写していたわけではないので、やっぱりダメですよね(-.-)。なんか毎年「今年こそは…」って言ってる気がするけど^^;、本気で今年こそは惑星を写し直してみようと思っています。…多分計画倒れだと思うケド…(-.-)↑仕事場の家の前の広場に望遠鏡を組み立てて写してみた土星です。…まず過剰倍率(無理に倍率を上げてしまってボケたように写る)ですね(-_-;)。一眼デジカメD200にてISO400・露出時間4秒・ホワイトバランス晴天・ミラーアップ望遠鏡C-8・アイピースOr6mm・赤道儀SP-DXにてガイド撮影 土星を真ん中にトリミング+拡大+色・明るさ補正(推定倍率550倍・画像的倍率おそらく750倍)天体の、特に月や惑星の写真撮影(拡大撮影といいます)は大気の影響をモロに受けてしまいます。冬場に星を見上げるとキラキラと星が瞬いていてきれいですが、実はその瞬きは撮影に対しては超悪影響なんです。例えば橋の上から川底の石の形を調べているんだけど、水の流れが邪魔をして石の形がよくわからない…と比喩すればお分かりでしょうか?そんな感じ。今日は空の状態としては撮影向きではなく、さらに写した場所が街中というさらに気流の安定していない場所。また、星好きのコに星を見せた後の時間にチョチョっと撮影準備をしただけのもので、準備万端ではなかったのですがその中でもこれくらい写ればよしとしたところでしょうか。相当妥協はしていますが…(-.-)。でもおそらく6~7年ぶりの一眼カメラを使っての惑星写真、その意味からは撮れただけでも満足できました。…おっとアブナイ、ココで満足していたのではまた撮影をしなくなってしまうゾ(ーー;ゞ。やっぱりもっときれいな土星を写せるよう努力してみますっ(多分)。
2008/03/12
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新しく買ったレンズの、星への適正を試すためにちょっと星を写してきました。…の前に、しかし寒いっ!(-_-;)。道路上の水は全て凍っていました。外で立っているとあまりの気温の低さに頭が痛くなってきました。かき氷を食べると頭がキーンっとくるあの痛さです。そういう時は空気も澄んできれいな星空が出る…ハズなんだけど、あまりの寒さに相対的に川の水の温度が高くなったためかモヤ(霧?)がわいてきたんです(-.-)。そのために空のきれいさとしてはイマイチでしたが、でもなんとか普通程度の星を写す事が出来ました。(D200 シグマ18mm-50mmの18mm f=2.8→3.5 ISO400にて2分露出 ノイズリダクション・画像補正 赤道儀使用)↑オリオン座と冬の大三角を写したもの。冬季間は雪のため撮影場所を選ぶことが出来ず、空が暗い事を優先して場所を決めています。今日は山際まで除雪がされている所での撮影でしたので空が開けているとは言えず、その為にオリオン座がすぐ近くの山にかかってしまいました。(D200 シグマ18mm-50mmの75mm f=2.8→3.5 ISO640にて1分露出 ノイズリダクション・画像補正 赤道儀使用 ※すばるの部分みをトリミング拡大しています)↑50mm(75mm相当)の中望遠域ですばるを写してみました。本来写るはずのすばるを取り巻いている青いガス星雲はモヤのために描写できなかったようです。(D200 シグマ18mm-50mmの18mm f=2.8→3.5 ISO640にて1分露出 ノイズリダクション・画像補正 赤道儀にて固定撮影)↑暗闇の中で星をバックに木を写してみました。周りは真っ暗なのですが、カメラのシャッターを長時間開いておくとこんな感じに景色が浮かび上がってくることがあります。肉眼では見ることの出来ない、カメラならではの表現です。当初はレンズのチェックもかねてもっといろいろ写してみたかったのですが、あまりの寒さに半分残っていたデジカメのバッテリーが一瞬にして残量0になってしまいました(-_-)。電池とは気温が低くなると性能が落ちますので、それを見越して予備のバッテリーを充分持っていったのですが、寒さにより身の危険を感じましたので(ちょいオーバーな表現です^^;)、10枚程度写して撤収しました。帰り道では車の水温計が3mm位しか動きませんでした。どうりで、ヒーターを強くしてもあまり利かない訳です(-_-;)。結局新しいレンズはちょっとだけ写してみた感想としては星にもちゃんと使えると感じました。決死を覚悟で撮影しに行った価値はあったようです。
2008/03/08
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今日は満月です(厳密に言うと昼の12時が満月)。それだけだと毎月一度は満月の日があるわけですのでなんて事はないのですが、本日に限り月の近くに土星がいるんです。土星と言うと望遠鏡で星を見せるとどんな時でも必ず「土星はドレですか?」とリクエストの来るアレです。実は惑星はある時期に必ず見ることが出来るというわけではなく、夜見えることもあればどこにも無い…という時期もあるんです。これは時折昼の星となってしまう為なのですが、今年に限っての土星は今頃から見やすくなってきて(夜8時前後の見やすい時間に見ることが出来る)、夏休みに入る頃には夜空には見れなくなってしまいます。土星の輪は望遠鏡がなければ見ることは出来ませんが、星の数ほど輝いている星の中から「あれが土星だ」と認識するだけでも面白いものですので、今日はぜひ満月の近くを見てみて下さい。では、どれが土星かと言うと…↑先ほどの夕方、月が昇ってきた時に写してみたものです。眼鏡をかけている管理人には眼を凝らしても月の近くにあるはずの土星は見つけられませんでした。土星は現在1等星よりも明るく輝いていますので、明るい月の近くでもわかるはずなのですが、低い高度により暗くなっていたのでしょうか?。で、写真に写したら月のすぐ左上で輝いていました。2つの矢印の先にある星がわかるでしょうか?↑上の写真の、月と土星の部分をトリミング拡大してみたものです。これだと月の左上に星があるのが判るかと思いますが、それが土星になります。よく見ると土星が線状に伸びていることに気付かれるかもしれませんが、これは20秒という長い間シャッターを開いていることにより、土星が夜空を動いてしまったからなんです。星の動きはなかなか実感することはありませんが、実はこんなに速く動いているんです(決して土星の輪が写ったわけではありません^^;)。ついでに月をデジカメで写してみました(月の高度が低いため黄色っぽくなっています)。機材は一眼デジカメに300mm相当の望遠ズームレンズで写しています。現在コンパクトデジカメには望遠に強い機種がありますが、300mmというと俗に言う「光学8倍」程度の倍率なんです。それでもこの程度写せますので、もしも望遠デジカメをお持ちでしたら月を写してみてください。多分よく写ってたまげることと存じます。一つ注意していただきたいことは、デジカメ任せの設定のまま月を写すと…おそらく↑こんな感じに月が真っ白く写ってしまうと思います。これはカメラが「暗い景色のようだから」と判断して明るく写そうとしてしまうためです。そんな時はマニュアルにしてシャッター速度を速く(1/10~1/200前後)してみるか、露出をスポット測光にして月に合わせて写してみてください(すみません、専門用語が出ていますが説明をすると長くなりますので割愛させていただきます)。きれいな月は白く輝いて写って、さらにうさぎさんがよくわかること。今のデジカメは性能がいいですのでぜひお試しを。↑3枚目の満月の写真を中心部をトリミング拡大してみました(トリミング以外一切無補正)。↑上の写真に画像処理を加えてみました。これが正解ではありませんが、画像処理を施すことによりさらに見栄えのする画像にすることが出来ます。…ホントは画像処理などしないでバシッと決まった写真が一番いいんですけどね、ウデが…(-.-)。普通のズーム倍率のデジカメでもうさぎさんの姿は写すことができます。デジカメは何枚撮ってもタダですので、いろいろ設定を変えて写してみてくださいね。うまく撮れたらぜひご一報を
2008/02/21
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星座の中にはその季節を代表する星座があります。例えば今の季節の冬ならオリオン座、次の春ならしし座(orおとめ座)、夏はさそり座、秋はカシオペア座(orぺガスス座)…。これはどういういわれかと言うと、夜8時頃に一番見やすい星座=南の空で見やすい星座の事を言うようです。でも極端な話し、8月でも冬を代表するオリオン座は早朝の3時頃なら見ることが出来ます。夏の星座のさそり座もそう、明日の朝でも午前4時にもなればさそり座の頭の部分を見ることが出来ます。管理人など星を見るものにとってはその季節季節の星座が頭の中に入っているのですが、天体撮影をしていて日付が変わる頃にはよく次の季節の星座を見ることがあります。例えば管理人は3月の深夜0時頃、雪原の中で星を見ていて東の空に夏を代表する星のおり姫(こと座のベガ)を見ると、長い冬が終わり夏も近づいているな…と実感するんです。このように星を見ることにより季節を先取りできるところは星見人の特権のような気がします。そんな中管理人はしばらくしげしげと星を見上げていなかったのですが、今日の夜星が出ていたので見上げてみたら、夜の11時ともなれば春の星座のしし座がもう結構な高さに昇っていたんですね。そんなことにも気付かなくては星見人としては失格かな(-_-)。まぁ冬の新潟は晴れ間が少ないからそれも仕方がないと自分を納得させることにします。ところでしし座と言うと、皆さん憧れの?星の土星が今年はその星座の中にいるんです。実は惑星とは他の星に比べ輝きの瞬きが少ないんです。これは惑星は地球の近くにあるためにその光が面積を持っているので太くしっかりしており、対して星=恒星は遠くで輝いているためにその光は点でしかなく、超細いために大気によりゆらゆらと揺らめいてしまうところによります。この違いは慣れるとわりと区別の判断がしやすいのですが、一般の人にはわかるかどうか…という位の変化なんです。そんなところにちょっと間が開きますが、今月の21日には満月が土星の近くで輝いていますので、月の近くの明るい星を見ればまず間違いなくそれが土星と言えると思います。土星の輪はその自転軸の傾きの関係から、15年毎に「地球から見たら」水平になってしまい輪が見えなくなってしまうんです(線状の影として見ることが出来ます)。ちなみに↓これがその輪のないときの土星ですこれは13年前に望遠鏡で550倍にて写した土星です。ご覧のようにその特徴である輪がありません。真ん中に1本線が通っているのがわかると思いますが、それが輪の影になります。ところでこの写真が13年前と言うことは、あと2年でまた輪が見えなくなってしまうということになります。事実、現在土星の輪はその傾きがどんどん小さくなっていってます。↑これは9年前(多分…)に望遠鏡で350倍にて写した土星ですが、今の土星の姿はこの輪がもう少し(角度的に)薄くなって見えているはずです。土星の輪はもちろん望遠鏡がなければ見れませんが、でも小さな望遠鏡でも50倍も倍率をかければ見ることが出来ます。もしも押入れの中に望遠鏡が眠っている方(←意外と多いんです)はこの機会に土星に望遠鏡を向けてみてください。一体どれが土星なんだ~…って方は前述の通り、2月21日の月の近くの明るい星…が目安です。それでも土星の位置がわからないようでしたらコメントにカキコ頂ければご説明させていただきますので。…正直に白状します。今飲み会から帰ってきたばかりです。支離滅裂な文章はご勘弁のほどをm(__)m。
2008/02/06
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ちょっとだけカキコです。今日はしぶんぎ座流星群の中心日ですよ。ピークは今日の午後2時~4時頃と言われていましたが、その前後はまだ充分流れ星が見れるチャンスがあります。天気予報では関東以南は晴れの様子、空が開いていたらぜひ星空を見上げてみてくださいね。ちなみに管理人は1コだけですが大晦日に呉でしぶんぎ群と思われる明るくて短いものを見てきました(^^)。今は新潟も晴れています。後ほど観測する予定です(このまま曇るなっ!)。
2008/01/04
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毎年起こる天体イベントの第一号が新年早々にあります。しかも皆さんも好きな?流星群でその数も期待できるというものです(^^)。名前はしぶんぎ座流星群。…しぶんぎ座?と、中にはそんな星座はあったかな?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、正確には「昔はあった」星座なんです。その場所は北極星のすぐそばで今ではりゅう座があるところ。何年前だったかは忘れましたが(←ぢゃあ調べればいいのに…(>_
2007/12/28
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毎年、その年の最後を飾る注目天体イベントのふたご座流星群、みなさんはご覧なられたでしょうか。12月15日を中心としてその前後1週間くらいは多くの流れ星が流れることで有名なのですが、ご多分にもれず今年も多くのお星様が流れたようです。管理人のところに現在入っているほかの天体仲間からの情報によると、14日の夜から15日の未明にかけて流れ星の数は1時間辺り平均60コ(゜o゜)。一番流れたらしい時間は15日の午前2時頃で、1時間に約100コくらいもの流れ星が流れていったそうです。これはもう立派な大流星群だったようですね。ところで管理人個人はというと14日の当日の夜は雨…、翌15日も雨(ーー;)。16日になってやっと星が見えていましたので\(-o-)/、まだ残存流星が流れるかな?と、家の屋根から星空を写してみました。時間は8時過ぎ、一眼デジカメのD200にnikon24mm・f=2.8を着け、fを5.6まで絞りISO800にて30秒固定撮影しています(2枚ともわざと地上を入れてみました)。fとはレンズの絞りの事で、数字が大きくなれば口径を絞る=暗くなるということになり、もともと暗い流れ星を写すには不利なのですが、家の周りの街明かりが明るすぎて絞りを開くと画像が白く写ってしまった為、あえて絞りました。ので上の写真でも星自体の数が少なくなってしまっています。そのせっかくの晴れ間も30分もすると雲で覆われてきました。こちらも実際はもうちょっと星が見えていました。この後結局曇ってしまい、そのうちに雨(-_-;)。この時8枚ほど写した写真も詳しく調べてみても流れ星は0でした。…まぁ周りがコレだけ明るければ仕方ないか(-.-)。最後に一応流れ星情報を。今週末の22日を中心とした前後1週間くらいは、こぐま座流星群の日です。この流星群はふたご群などと比べるとその流れる数は例年では1時間に5~10コ程度の小さなものですが、今年に限っては突発的に大出現する「かも」しれない流星群です。あいにく月が明るい夜となりますが、こぐま座とは北極星を見ればよいですので特に星座を探す手間もなく、北の空を見ていれば良いということになります。翌日が休みということもあり、それらの意味では観測しやすい流星群でしょうか。この話しをもしも覚えていたら週末は空を見上げてみてくださいね。
2007/12/17
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…といっても当地では相変わらず超曇り(-.-)。したがって知人からの連絡ですが。14日午後11時現在、1時間に60コのペースで流れているようです。晴れている地方の方、今からちょっと星空をご覧になって見られては?
2007/12/14
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当地では今日"も"雨でした。西高東低の冬型の気圧配置になると関東側が天気が良ければ日本海側は悪天候になるので仕方のないところなのですが、それにしてもここ何日か星を見ていない…。15日(14日の夜中)にあるふたご座流星群の前半の様子や今地球に接近している火星の様子なども見てみたいのにこの天気じゃあねぇ…(-.-)。今日もダメモトで夜外に出て様子を見ると、雨は降っていなかったけれど道路は水溜りも残っている位の濡れ方。これじゃあまた今日も星は見れないなと諦め半分家に入ろうとしたら横目にキラッと何かが光りました。ん?(・・?、よく見るとオリオン座のリゲル(右下の青白い星)でした。どうやら典型的な冬の天候の、雨のすぐ後の快晴になっていたようです\(-o-)/。ってことで自宅の屋根から星を写してみました(相変わらず長い前書きだ(ーー;ゞ)。ふたご座からオリオン座付近を写しています写した場所は辺りは決して暗くない街の郊外。もちろん都会よりは暗いでしょうが、天の川など見ることなど無理なほどの明るさです。一眼デジカメD200にVR18-200の18mmにて絞りを3.5→4に設定。WBは晴天にして露出時間30秒・ISO640で三脚にて固定撮影しています(明るさ補正)。雨上がりのきれいな大気のせいか思ったよりも星がクッキリと写ってくれました。↓これでは何がなんだか判らないかもしれないので星座線を入れてみました。一番下の線は地平線を表しています。地平線に対して水平に写していますので、例えば明日の夜9時頃東の空を見上げれば、星がこんな感じで光っているはずです。オリオン座なら見つけやすいと思うので、まずオリオン座を見つけて頂いて、その左側にある明るい火星を見つけてもらえればふたご座の位置が自然とわかります。15日のふたご座流星群は、上の写真でいえば火星のもうちょっと左側から四方八方へ流れ星が跳び出て行くように見えるはずです。週末天気が良かったらこの写真を目安に流れ星を見つけてみてくださいね。↓ちなみにオリオン座をデジカメで写したままの画像で載せてみます。(データー:D200+VR18-200の24mmにて絞りを3.5→4に設定。WBは晴天にして露出時間30秒・ISO640で三脚にて固定撮影(無補正)。)デジカメの設定でシャッターを30秒間開けておくことが出来るのである程度星が写っていますが、これに画像処理を加えると…実は星がもっと浮かび上がってきます。コンパクトタイプのデジカメでは正直に言うと機能に限界があるので星を写すことは難しいですが、それでも無理ではありません。また、一眼タイプで写したのに星があまり写っていなかったという方も、画像処理を加えてみれば案外星はしっかり写っているものです。画像補正はデジカメに付属している?画像処理ソフトでもある程度は調整できますので、もしも画像が真っ暗でも消去せずに補正をしてみてくださいね。
2007/12/12
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今週末、1年間の天体イベントの最後を飾る流星群があります。名前はふたご座流星群。毎年コンスタントにある程度のまとまった数の流れ星を見ることの出来る流星群としては、夏のペルセウス流星群が有名ですが、その流れ星の数としてはこちらのふたご座流星群の方が実は多いんです。数が多い…とはいっても流れ星の出現数は水物ですので、流れる時は流れるし、出ない時は出ないものなのですが、平均するとペルセウス流星群の1時間に50~60コ/最大に対し双子群は1時間100コ/最大と言われています。これらの数字は長年の観測値を平均したものですので、もちろん夜空を見上げて1人で100コ流れ星が見れる…というものではありませんが、それでも「流れ星が見れる確率が高くなる」ということが出来ます。具体的な日時は、ピークと予想される日は12月15日の午前3時頃といわれておりますので、14日の夜から翌日に架けて観測するとよろしいかと思います。また、その日を中心とした前後1週間くらいは双子群に由来する流れ星が見えやすくなるものです。ですのでこれからしばらくは星が出ていたら夜空を見上げてみると流れ星が1つくらいは見れるかもしれませんよ。この時期は夜はぐんと冷え込みますので、重ね着をして防寒対策をしっかりとして外に出てくださいね。ちなみに管理人は防寒用の厚手の服を最低3枚は重ね着しています。↓こちらは今頃の星空を写したものです本来なら最近写した写真を載せるべきなのでしょうが、当地ではここ1週間ほど天候不順により星空が出ませんでしたので、去年の今頃写した写真を流用しました。12月15日なら夜10時頃の星空となります。写真だけでは何がなんだかわからないと思いますので、少しだけ星座線を入れてみましたオリオン座ならご存知の方も多いと思われますので、東の空を見てオリオン座を見つけたらその左側にふたご座がある…と覚えてください(かなり大雑把ですが…(-_-ゞ)また、今年は上の写真の×の所に赤くて明るい火星が輝いています。その辺がふたご座と思われても大丈夫かと思います。ちなみに火星は12月19日に地球に中接近をします。2003年の大接近のような大きさにはなりませんが、小さな望遠鏡でも丸く、さらに黒い模様も見えるくらいの大きさで観測することが出来ます。望遠鏡で見る機会などありましたら、その辺も確認してみてください。
2007/12/09
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今日は本当に良く晴れていました。気温は低いんだけど直射日光が当たっているところはポカポカ(^^)。地球から1億4千9百6十万キロ離れているところから太陽の全エネルギーのわずか0.3%しか届いていないとはいえこの暖かさ、さすがは太陽です?ってことで昼間の月と太陽を写してみました。使った機材は一眼デジカメのD200とトキナ400mmf5.6の望遠レンズ(600mm相当)。それを三脚に乗せミラーアップ+レリーズでシャッターを切っています。↓まずは月(一切無補正)青空の中の月って肉眼では良く見えたとしても望遠鏡などを使うと逆に見えづらくなってしまいます。↓上の写真を月の部分を100%でトリミング拡大し、サイズを調整してみました(サイズ調整以外一切無補正)。夜空の月なら拡大するとそれなりによくわかるようになるのですが、昼間はそれが通じないんですね。周りが明るすぎて月の光が薄くなってしまうからだったかな?ちょっと忘れてしまいましたが…(^^ゞ。↓上の2枚の月の写真を画像補正の力を借りて月面が良くわかるように調整してみました。画像はだいぶ荒れてしまいましたが、画像補正ってホント凄いですね~^^;次に太陽を撮ってみました。先に書いておきますが、太陽面の撮影には失明など非常に危険を伴います。また、デジカメのCCDその他の部品を破損することも考えられます。ですので管理人としては写すことは試されないように申し添えておきますね。↓では写真(一切無補正)これはNDフィルターというサングラスの親玉みたいなレンズフィルターを3枚重ねて写してあります(400+8+4)。さらに絞りを16として1/2500にて写してあります。大きな黒点が太陽面にあればこの程度の拡大率でもすぐわかるのですが、この撮影時では黒点は一つも見えていませんでした。↓太陽の部分を100%でトリミング拡大してサイズを調整しました(サイズ調整以外一切無補正)。…なんかテロ~ン・・・としているだけで黒点がないとあまり面白くありませんね。ちなみに太陽の表面に立ち上っているプロミネンスを見るには安くても50~60万円するプロミネンスアダプターというものを使わないと見ることが出来ません。管理人は…もちろん高くて買えません(-_-;)。現在のデジカメは性能が良くなっているので夜空の月くらいなら案外良く写すことができます。ですが太陽は前述の通り太陽観測とカメラの知識がない限りくれぐれも写さないで下さいね。
2007/11/30
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…いゃあ、参りました(-_-;)。いえね、昨日のメンテナンスですよ(ーー;)。まぁいつものことでもう慣れたとはいえ、せっかく長い時間をかけて作り上げたブログの文章がクリック一つで海の(ネットの?)藻屑と消えてしまうんですから(;_;)。最近は慣れたもので送信ボタンを押す前に一度コピーしておくんだけど、それを忘れた時に限ってメンテナンス…。かと言って有料のサイトにブログを開設する余裕もないし…。ここはひとつ、また"ガマン"かな(-.-)。ということで昨日のしし座流星群の結果報告です。まず、結果としては途中から沸いてきた雲のせいもあるのですが、しし群と思われる明るい流れ星を1つと散在(その他の流れ星)が2つのみでした。それもご丁寧にも撮影の準備中に飛んでいきました(-_-;)。マーフィーの何とかってホントにあるんですね。で、これがその時たった1枚写せた星空の写真です(デカバージョンで)東側(下)のおおいぬ座のシリウスから冬の天の川をさかのぼってカシオペアからはくちょう座のしっぽ付近まで写っています。(一眼デジカメD200+トキナ魚眼ズームの10mmにてISO800・f=3.5→4で2分で撮影後、明るさ・色補正)原版を詳しく調べても流れ星は1つも写っていませんでした。この後は空一面に雲がかかってしまい、結局こんな写真しか写せませんでした(各種データーは上と同じ)。↑この写真を写した辺りで肝心のしし座が昇ってきているんですけどね。でもこれじゃあねぇ…。ついでといってはなんですが、まだ雲が張る前にそういえば明るくなって話題のホームズ彗星(当ブログ10月25日にて紹介)はその後どうなったのかと双眼鏡で見てみると、異様にデカくなって星空の中に浮かんでいました。10月に見たときは星と見間違う感じで見えていましたが昨日はわかりませんでした。明るいのが大きく広がって淡くなったんですね。こんな感じでした(一眼デジカメD200+nikon35mmにてISO800・f=2→4で2分で撮影後、明るさ・色補正)約50mm相当(肉眼で見たときに近い画角)のレンズで写していますので、星の数こそ一杯写っていますが肉眼で見えたとしたら大体こんな感じで見えるはずです。ちなみに彗星の部分を100%の大きさで切り出してトリミング拡大してみました。(上の写真を加工しています。こちらはトリミングのみで他は一切無補正)双眼鏡で見たら明るさこそもう少し暗かったですが、本当にこんな感じで見えていました。見た瞬間「なんじゃこりゃ」って感じでした。この形から現在天文業界では「越前くらげ」と呼んでいるそうです。…ちょっと彗星がカワイソウなような…。しし座流星群は予想では本日18日の方が流れるかも、と言われていましたが、当地では雪が降りそうな気配で星が見れる状態には程遠く、観測は早々に断念しました。皆さんの中で流れ星が一杯見れた…って方はいらっしゃいますか?
2007/11/18
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久しぶりに星の情報です(やったーっ!\(^^)/)今週末、ここ一番の流れる数としてはどの流星群よりもダントツで一番のしし座流星群があります。予報では今年は18日の午前10時頃がピークと考えられいますので、17日の夜~18日の夜の中で時間の取れる時にでも星空を見上げてみてください。流星群とは一般的に一番流れると考えられる日の前後1週間くらいは、その流星群に起因する流れ星が見やすくなるものです。ですので17日・18日と時間がなくても今日の夜でも明日の夜でも、また、19日の夜でも星空を見上げてみれば1つや2つ位なら流れ星が見れるかもしれません。もちろん17日~18日にかけての日が数的には一番期待できますが。このしし座流星群は数がいっぱい流れる…と書きましたが、その大発生する年に実は33年という周期があるんです。一番近い33年の周期に当たる年は2001年でした。その年管理人は天気の悪い新潟を出て晴れていたらラッキー(^^)ってことで長野へ観測に出かけたのですが、現地に着いてみればピーカン(死語?)の超晴れ\(-o-)/。しばらく空を見ているとその流れる数がどんどん増えていって、夜の2時頃には1秒間に2~3コずつの流れ星がひっきりなしに空を流れていきました。1秒間で2~3コとはいってもそれは管理人一人の"目"に見えた数なので、空全体で言えば1秒間で20~30コの流れ星が流れていたものと想像できます。まぁこれは2001年がしし座群の当たり年だった訳で、33年毎にこれだけ流れ星が見えるというものでもないのですが。で、今年は…残念ながら予報としてはあまり期待できそうにありません(-.-)。流れても1時間に10コか20コ位だろうと言われていますか、でも明るい流れ星がこのしし座流星群の特徴でもありますので、運がよければ夜空をビューーーンっ…と流れてゆく流れ星が見れるかもしれませんよ。この写真は2001年の時に写したものですが、パッと見ただけでも流れ星が6コ写っています(ネガを調べれば20コ位写っています)。流れ星とは実はとても写真には写りづらいものなんです。それが5分程度の露出の中で20コ位写るということは実際にはその何倍も数が流れていたということになるんです。今年はこれほどの数は見込めそうにありませんが、今週末、もしもこのことを覚えていたらちょっと夜空を見上げてみてください。ただし夜はグンっと気温が下がりますのでぜひ暖かい格好をして見てくださいね。
2007/11/15
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