ふさの国から 晴走雨読パパの日記帳

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2025.07.01
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テーマ: 読書(10125)
カテゴリ: 読活(読書)
世代や性差を超えて、意識や趣向が合う人がいます。
誠に勝手ながら、向田邦子さんはそんな方。
家族観や食べ物の趣向、そして好奇心旺盛なところや飽きっぽいところなど、
僕と同じ匂いがしてならないんです。
そんな向田さんが、プロの作家として筆を取るんだから、面白いに決まってます。
同じ感性で、僕自身が表現できないことをエッセイに書いてくれるのだから、
こんなに愉快なことはありません。

例えば、
思い出の食べ物である薩摩揚げで、過ぎ去った過去が蘇るところ。

お弁当にはそれぞれの家庭の思いが如実に表れているところ。
ビールの大びん・中びん・小びんのどれにするか、心が千々乱れるところ。
などなど。
もう、我が意を得たりとばかりに、激しくヒザを打って同意してしまうのです。

ままやという小料理屋さんのオープンの案内文も揮っている。
おひろめ 蓮根のきんぴらや肉じゃがをおかずに一杯飲んで
おしまいに 一口ライスカレーで仕上げをする
ーついでに お惣菜のお土産を持って帰れるー
そんなお店を作りました。
店は小造りですが 味は手造り
雰囲気とお値段は 極くお手軽になっています。


思わず行ってみたくなる。
向田さんとの会話もきっと弾むに違いない。
でも、ちょっと待てよ。
カウンターの向こうで、
ありとあらゆる面白い話を求めて、好奇心旺盛で目を輝かせているに違いない。


向田さんが飛行機事故で亡くなったのが1981年というから、
もう44年以上前の作品であることに驚かされる。
僕の感覚や意識がいまだ昭和なのか、
向田さんのセンスが新しかったのか。
多分、両方なのだろう。
とにかく、読んでいて違和感が全くない。





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Last updated  2025.07.01 05:40:05
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