🐾豆柴夫婦の記録「マメログ」

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2022年03月30日
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テーマ: 子育て(272)
カテゴリ: 🎓 親子の学び




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「子どもがマインクラフトを欲しがっている」
「ゲームばかりにならないか心配」
「マイクラは、子どもの学びにもつながるの?」

子どもからゲームを買ってほしいと言われると、親は迷います。

本人が夢中になれるものを応援したい。

しかし、遊ぶ時間が長くなったり、宿題や睡眠へ影響したりしないかも心配です。

わが家の息子も、子どものころにマインクラフトを欲しがりました。

当時のボクは、すぐに購入するのではなく、


「どのようなゲームなのか」
「どうすれば安全に購入できるのか」

を息子自身に調べてもらいました。

ゲームを買ってもらうために、息子が取り組んだ三つの課題です。

今回は、マインクラフトの購入をきっかけに、子どもの「欲しい」という気持ちを調べる力や伝える力へつなげた豆柴家の経験をご紹介します。


マインクラフトとはどのようなゲーム?

マインクラフトは、ブロックでできた世界を冒険し、さまざまな建物や仕組みを作れるゲームです。

遊び方は一つに決められていません。

自由に建築を楽しむ。

素材を集めて道具を作る。

敵から身を守りながら冒険する。

友達と同じ世界で協力する。



同じゲームでも、子どもの興味によって遊び方が変わります。

学校などでの学習を想定した「Minecraft Education」も提供されています。

ただし、家庭用のマインクラフトで遊ぶだけで、学力や創造力が必ず伸びるという意味ではありません。

ゲームの中で何に興味を持ち、どのように考え、どのような作品を作るのか。

さらに、そこで気づいたことを現実の学びへどうつなげるかによって、得られる経験は変わります。


 赤豆柴:何を考えながら遊ぶかが大切なんだゾ!


すぐに買わず、息子へ三つの課題を出した

息子がマインクラフトを欲しがったのは、今から10年ほど前のことです。

当時、わが家が購入しようとしたパソコン版は、現在ほど日本語による情報が見つけやすい状況ではありませんでした。

海外の公式サイトを確認しながら、購入方法や遊び方を調べなければならなかったと記憶しています。

親であるボクがすべて調べて購入することもできました。

しかし、それでは息子は、

「欲しいと言ったら、親が用意してくれた」

という経験だけで終わります。

そこで、息子がどのくらい本気で遊びたいと考えているのかを知るため、三つの課題を出しました。

1.マインクラフトをやりたい理由を書く
2.公式サイトの内容を調べて説明する
3.安全な購入方法を調べる

これは、難しい課題を突破しなければゲームを買わないという罰ではありません。

分からないところは親子で確認しながら、欲しいものについて自分で調べ、相手へ伝える経験にしたかったのです。


課題1.マイクラをやりたい理由を書く

最初の課題は、

「なぜマインクラフトをやりたいのか」

を紙へ書くことでした。

息子には、レポート用紙を渡しました。

欲しい理由が、

「友達が持っているから」
「面白そうだから」

だけでも、間違いではありません。

そこから、もう少し詳しく考えてもらいます。

「どのようなところが面白そうなの?」
「ゲームの中で何を作りたい?」
「ほかのゲームとは何が違うの?」

質問を重ねると、息子は自分がマインクラフトでやってみたいことを、レポート用紙いっぱいに書きました。

子どもが書いた内容を、大人が立派な文章へ直す必要はありません。

大切なのは、自分の「欲しい」という気持ちを言葉にし、家族へ説明することです。

 黒豆柴:マイクラへの熱い思いが、用紙いっぱいに書かれていました。
 赤豆柴:欲しい理由を自分の言葉で伝えたんだゾ!


課題2.公式サイトを調べて説明する

二つ目の課題は、公式サイトを確認し、マインクラフトがどのようなゲームなのかを説明することでした。

当時は英語で書かれたページを読む必要があり、息子にとって簡単な作業ではありませんでした。

知らない単語があれば調べる。

画面の画像や項目から意味を予想する。

理解できた内容を家族へ説明する。

すべてを正確に翻訳することより、

「自分が必要としている情報は、どこに書かれているのか」

を探す経験になりました。

現在は、日本語の Minecraft公式サイト からゲームの種類や購入方法などを確認できます。

マインクラフトには複数のエディションがあり、遊ぶ機器や一緒に遊びたい相手によって選択が変わる場合があります。

購入するときは、古い解説記事だけで判断せず、対応機種や利用条件を公式サイトで確認しましょう。


課題3.安全な購入方法を調べる

三つ目の課題は、安全な購入方法を調べることでした。

インターネットで商品を購入するときは、

「表示されたサイトは公式のものか」
「何を購入しようとしているのか」
「料金はいくらか」
「支払い方法は何か」
「継続的な料金が発生しないか」

を確認する必要があります。

子どもが調べた内容を、最後は親も一緒に確認します。

課題を出したからといって、購入手続きや支払いを子どもだけに任せるわけではありません。

アカウント情報、クレジットカード番号、パスワードなどを、子どもが勝手に入力しないことも約束しました。

現在のマインクラフトには、ゲーム本体以外にも追加コンテンツやサブスクリプションなどがあります。

購入画面へ進んだときは、商品名、対象機種、価格、支払い回数を保護者が確認しましょう。

 赤豆柴:欲しい気持ちが強いときほど、画面をよく確認するんだゾ!
 黒豆柴:支払いの確定ボタンは、親子で一緒に確認したいね。


積み木の楽しさがデジタルの世界へ広がった

息子が10歳になるころまで、わが家のリビングでは積み木が活躍していました。

積み木を積み、並べ、組み替える。

崩れたら、別の方法を試す。

頭の中で考えた形を、実際に手を動かして作る遊びです。

マインクラフトを始めた息子の姿を見ていると、積み木で楽しんでいたことがデジタルの世界へ広がったように感じました。

使えるブロックの種類が増え、広い場所に大きな建物を作れます。

完成したあとも、壁を壊したり、別の素材へ交換したりしながら修正できます。

もちろん、積み木で遊べば理系になり、マインクラフトで遊べば創造力が伸びると単純には言えません。

しかし、息子にとっては、

「自分で考えたものを形にする」

という共通した楽しさがあったのだと思います。


マイクラで見つけた三つの学び

マインクラフトはゲームであり、遊ぶだけで特定の能力が身につくと保証されるものではありません。

それでも、息子の遊び方を見ていると、学校の勉強とは違う試行錯誤がありました。

材料を集めて整理する


サバイバルモードでは、必要な素材を集め、道具を作り、使わないものを保管します。

アイテムが増えると、

「何を、どこへ入れるか」
「次の建築に必要な材料は何か」

を考えなければなりません。

息子は収納場所を決め、自分が使いやすいようにアイテムを整理していました。

大きな目標を小さな作業へ分ける


大きな建物を作るには、すぐに完成だけを目指すことはできません。

場所を決める。

必要な材料を考える。

土台を作る。

壁や屋根を組み立てる。

失敗したところを修正する。

一つの目標を小さな作業へ分け、順番に進めていました。

仕組みを作って自動化する


マインクラフトでは、レッドストーンなどを利用して、扉、照明、運搬装置などの仕組みを作れます。

息子は、

「どうすれば動くのか」
「なぜ途中で止まったのか」

と考えながら、装置を作り直していました。

うまく動かなければ原因を探し、配置を変え、もう一度試します。

この試行錯誤は、息子が楽しんでいた遊び方の一つでした。

 黒豆柴:完成した装置より、動かない原因を調べている時間が長かったね。
 白豆柴:試してみなければ、どこが間違っているか分かりません。
 赤豆柴:失敗しても、ブロックなら何度でも置き直せるんだゾ!


親が答えを教えすぎない

子どもがゲームの中で困っていると、親は攻略方法を調べて教えたくなります。

しかし、息子が自分で試しているときは、できるだけ見守りました。

「こうすれば早くできるよ」

と親が先回りすると、子どもが失敗の原因を探す時間まで奪ってしまうことがあります。

すぐに答えを教える代わりに、

「どこまでは動いたの?」
「何を変えたら、結果が変わった?」
「次は何を試す?」

と尋ねます。

一方、子どもが困り果てていたり、助けを求めたりしたときは、一緒に調べます。

見守ることと、放置することは違います。

子どもが自分で考えられる部分を残しながら、必要なときに支える距離を探します。


ゲーム時間を厳しく制限しなかった豆柴家

わが家では、

「ゲームは一日一時間」

という一律の時間制限を設けませんでした。

宿題、食事、入浴、睡眠など、必要なこととのバランスを考えながら、息子自身に時間を管理してもらいました。

しかし、時間制限を設けなければ、すべての子どもが自然に自己管理できるようになるとは限りません。

遊びを自分で終えられる子どももいれば、夢中になると切り替えが難しい子どももいます。

子どもの年齢、性格、生活状況に合わせたルールが必要です。

わが家でも、何をしても自由だったわけではありません。

次のことに影響が出ていないかを確認していました。

・睡眠時間が短くなっていないか
・学校や家庭で必要なことを後回しにしていないか
・食事や入浴を忘れていないか
・家族との約束を守れているか
・目や体に負担がかかっていないか
・気持ちの切り替えができているか

生活への影響が見られる場合は、親子で遊ぶ時間や終わる時刻を決めます。

時間の長さだけでなく、

「何時に終わるか」
「何を終えたら遊ぶか」
「休憩をいつ取るか」

を具体的に決めると、行動へ移しやすくなります。


親子で決めたいマイクラの安全ルール

マインクラフトには、一人で遊ぶ方法だけでなく、ほかのプレイヤーと遊ぶマルチプレイヤー機能もあります。

子どもがオンラインで遊ぶ場合は、ゲーム時間だけでなく、人とのやり取りや購入についても確認が必要です。

親子で、次のようなルールを話し合います。

・本名、学校名、住所、顔写真を相手へ伝えない
・知らない人からの誘いへ勝手に応じない
・追加購入は、必ず保護者へ相談する
・困るメッセージを受け取ったら、すぐに大人へ伝える
・パスワードを友達へ教えない
・ゲームや本体を最新の状態に保つ
・親がアカウント設定を確認する

Minecraft公式サイトでは、子どものアカウントに対して、マルチプレイヤーへの参加、フレンド追加、音声やテキストによるコミュニケーションなどを保護者が設定できると案内しています。

設定方法や利用条件は変更されることがあるため、最新情報は Minecraft公式サイト「ペアレンタル コントロール」 で確認してください。


ゲームを親子の学びへつなげる5つの質問

親がマインクラフトの遊び方を詳しく知らなくても、子どもの作品について質問できます。

1.今日は何を作ったの?


完成した作品だけでなく、途中の建物や装置についても話してもらいます。

2.一番難しかったところは?


何に困り、どのように解決したのかを聞きます。

3.失敗して変えたところはある?


最初からうまくできたかどうかではなく、試し直した部分へ目を向けます。

4.現実に作るなら何が必要?


ゲーム内の建物を現実に作る場合、素材、重さ、広さ、安全性など、どのような違いがあるかを考えます。

5.次は何を作りたい?


次の目標を聞き、必要な材料や手順を一緒に整理します。

親が作品を評価するための質問ではありません。

子どもの話を聞き、

「そんな仕組みがあるんだね」
「そこまで考えて作ったんだ」

と、興味を持って受け止めます。


レッドストーンやコマンドを調べられる攻略本

レッドストーン装置やコマンドを作ってみたい子どもには、目的に合った攻略本が調べる手がかりになります。

作り方をそのまま再現するだけでなく、

「なぜ、この配置で動くのか」
「一つの部品を変えると、どうなるのか」

と試してみると、自分なりの装置へ広げられます。

攻略本を選ぶときは、子どもの年齢や読解力だけでなく、遊んでいる機種やエディション、現在のゲーム内容に対応しているかを確認しましょう。

アップデートによって仕様が変わり、古い本の手順では同じように動かない場合があります。

 黒豆柴:完成図をまねしたあと、自分なりに改造するのが面白いね。
 赤豆柴:対応機種と発行時期を確認してから選ぶんだゾ!


画面を見るときはメガネだけに頼らない

子どもが長時間ゲームをしていると、目への影響を心配する親も多いと思います。

ブルーライトカットメガネは、レンズの大きさ、重さ、かけ心地、ブルーライトのカット率などが商品によって異なります。

ただし、メガネをかければ、長時間画面を見続けても問題ないというわけではありません。

目の負担を考えるなら、メガネだけに頼らず、

・画面へ顔を近づけすぎない
・部屋を暗くしたまま遊ばない
・画面の明るさを調整する
・適度に休憩して遠くを見る
・就寝時刻を遅らせない
・目の痛みや見えにくさが続く場合は医療機関へ相談する

といったことも大切です。

子ども用のメガネを選ぶ場合は、対象年齢、サイズ、レンズの性能、素材、破損時の安全性などを確認しましょう。

 赤豆柴:時間を忘れて遊ぶときほど、休憩を入れてほしいんだゾ!
 黒豆柴:メガネをかけたから大丈夫、と考えないことが大切やね。


子どもの「欲しい」を学びの入口にしよう

子どもがゲームを欲しがったとき、すぐに許可する必要も、最初から否定する必要もありません。

まずは、

「なぜ欲しいの?」
「どのようなゲームなの?」
「どんなことをやってみたい?」

と話を聞きます。

わが家では、マインクラフトを購入する前に、息子へ三つの課題を出しました。

1.やりたい理由を書く
2.公式サイトを調べて説明する
3.安全な購入方法を調べる

息子は、自分の気持ちを文章にし、分からない英語を調べ、家族へ説明しました。

この課題を終えたからといって、マインクラフトが必ず教育的なゲームになるわけではありません。

それでも、

「欲しいものについて自分で調べる」
「相手が納得できるように説明する」
「安全な方法を確認する」

という経験になりました。

購入後も、ゲームを子どもだけの世界にしないことが大切です。

何を作ったのか。
どこで困ったのか。
次に何を試したいのか。

親が興味を持って聞けば、遊んだ内容が親子の会話になります。

わが家ではゲーム時間を一律に制限しませんでしたが、この方法がすべての家庭に合うとは限りません。

睡眠や学校生活へ影響が出る場合は、子どもと相談して具体的なルールを決める必要があります。

ゲームを学びへ変えるのは、ゲームの名前だけではありません。

子どもが夢中になっていることを親が見守り、考えたことを聞き、安全に楽しめる環境を一緒に作る。

その関わり方が、遊びの中にある学びを見つけるきっかけになるのだと思います。

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子どもの「やってみたい」を、安全に調べ、考え、伝える経験へつなげてみましょう。

黒豆柴でした🍀

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