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2026.07.06
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カテゴリ: 小説
ある修道士の自罪 (角川ホラー文庫) [ 祇光 瞭咲 ]



*あらすじ*

聖バシリオ精神病棟で慰問活動を行っていた修道士が、相次いで怪死を遂げた。

慰問役として新たにその地へ赴くことになった若き修道士ペテロは、前任者トマゾの残した日誌を手渡される。

そこに記されていたのは、トマゾを襲った恐ろしい出来事と、徐々に彼が壊れていく姿だった。

ペテロは日誌を手掛かりに、前任者たちを死に追いやった悍ましい真実へと迫っていくが―。



*感 想*

新刊であるため、核心には触れずに...


前任者のトマゾが残した日誌を通じて、少しずつ彼がどんな体験をしたのかを
追っていくという構成で、読者もペテロと同じく 限られた情報の中で真相を探る 形になるため 、没入感がありました。


作中で起こる出来事は、現代の感覚で見れば ストレスなどの精神的要因 で説明がつきそう
なものの、 時代背景 ( 悪魔憑きといった宗教的な解釈などが現実味を持つ時代 )に おいては、それだけで片付けられない不可解さがあって不気味でした。
( 舞台となった時代は作中で明らかになっていませんが、現代よりかなり昔といった雰囲気です )

そういったことを含め「 どこを現実とするか 」の境界が曖昧なまま物語は進むため、トマゾとともに じわじわとした不安を重ねつつ、ペテロとともに 色々と自分の解釈や想像を巡らせて真相に迫る 感じのホラーだったか なと思います。


各章に扉絵があるのですが、トマゾの異変に合わせて変化していて、視覚的にも

不安を煽られるような雰囲気でよかったです。


読み終わってから表紙を見ると「あぁ~なるほど」と思いました。





こちらは「 カクヨム 」という小説投稿サイトに、

Memento Furor -聖バシリオ精神病棟慰問日誌-

というタイトルで投稿された作品です。

今現在もそのサイトで最後まで読むことは可能ですが、
この『ある修道士の自罪』は、それに加筆修正したものだそうです。
扉絵も書籍版のみのようです。



タイトルをこの記事からコピペして検索エンジンから検索すると - がマイナス検索として
発動してしまい、検索結果にこの作品が表示されないため、検索エンジンから 探すときは
Memento Furor 聖バシリオ精神病棟慰問日誌- 』と 』の前の - 』を抜く
と検索結果に出てきま す。


私だけの現象ではないと思いますが...😥
私だけの現象だったら私の近くにも狂気がいるのかもしれません







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最終更新日  2026.07.06 15:16:36
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