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2021.02.17
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テーマ: ニュース(96858)
カテゴリ: 政治
署名偽造、バイトに事務局指示か 愛知知事リコール運動


リコール運動は、高須クリニックの高須克弥院長が主導。名古屋市の河村たかし市長らが支援した。

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愛知県知事に対するリコール署名の大規模偽造事件については、先に記事を書きました。

愛国無罪な人たち その2

愛国無罪な人たち

43万筆「集めた」と称する署名の8割以上、36万筆が偽造だったというその規模から考えて、到底1人や2人でできることではなく、偽造元の名簿入手も含めて完全に組織的な行動であることは明らかだったわけですが、案の定リコール運動の事務局が指示してやっていた、ということです。しかし、それを広告会社がアルバイトを雇ってやっていた、というんだから、これは絶句です。完全に、最初から計画的に署名偽造を行う前提ということでしょう。

愛知知事リコール署名「一部は佐賀で」 活動団体認める
事務局長・田中孝博・元愛知県議は「九州で作成した署名簿があったのは確認している」とする一方で、アルバイト募集への関与については「一切ない」と否定した。リコールには愛知県に住所がある人の押印も含む約86万筆の有効署名が必要だったが、佐賀で作成された署名簿は「印鑑がすべて無いと聞いている」と説明。なぜ佐賀で署名簿が作成されたのかについては「分からない」と語った。
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事務局は指示なんかしていない、と主張しているのですが、いやいや、語るに落ちたとはこのことです。引用記事にあるとおり、リコール署名の対象は「愛知県に住所がある人」なのに、その署名簿を何故九州で作成できるの?しかも必要なはずの押印がない、それって「署名を偽造しました」と言っているのと同じです。
そのような行為を「確認している」「聞いている」という時点で、不正の存在を認識していたわけです。それなのに、佐賀で署名簿が作成されたのは何故かは「分からない」って、しらばっくれるのもいい加減にしろ、と言うしかありません。
不正署名が大量にあることを認識しながら、口をつぐんで黙っていたわけですよね。そして、「これらの署名は提出されていない」と言うけれど、実際には提出されているから、こういう騒ぎになっているわけです。8割超の署名が偽造であり、それを承知で選管に提出している時点で、事務局の関与は明白なのです。

もし仮に、事務局は何も知らなかった、ただの被害者だ、ということになると、どういうことになるのでしょうか。
署名簿は、同じ筆跡で違う人の名前が何十人何百人分もずらーっと書いてあって、一瞥した瞬間に不正と分かる、という代物だったそうです。それが8割も占めているというのに、それをまったく中身を点検も確認もしないでそのまま提出した、ということになります。


それを誰も、署名数の確認すらせずにそのまま提出しました、だから不正に気がつきませんでしたと、本気でそんな言い訳をするつもりでしょうか。
もしそうだとすると、「事務局」と称するものは、ただ「リコール運動の事務局でござい」とふんぞり返って見せているだけのお飾りで、実務は一切何もやっていない、ということになります。実務は一から十まですべて、その広告会社が取り仕切っていた、ということになりますが、そうなのでしょうか?
いや、それならそれで、ならばその広告会社こそが「真の」事務局なんだから、やっぱり組織的犯行ですよね。そのような犯罪集団のフロントのような役割をつとめておいて、「我々も被害者だ」はねーんじゃないの?と言うしかありません。

それに、確か、リコールの会ではクラウドファンディングでお金を集めていたはずですが、それは何に使ったんでしょうかね。事務局が偉そうにふんぞり返り、あとは不正の実行部隊である広告会社への支払いに使っただけ、ということになりますね。まあ、私はハナからこんな連中に寄付なんかするわけもなく、バカなネトウヨが、また商売右翼にだまされて金を貢いだのか、としか思わないけど、社会的に言えば、それは詐欺ってもんじゃないのかねえ、と思いますね。

今回のリコール運動を主導した高須医師、それに深く関わった河村市長、それに事務局長氏(元県議で、維新の立候補予定者のようです)、みんな「我々も被害者」などと言っていますが、彼らが不正について何も知らなかったとは、まったく考えられません。
実際、もう巨大な不正をごまかしようもなくなったこの段階にいたって、河村は「我々も被害者」「捜査は当然」などと言い始めていますが、騒ぎの初期段階では、「何の権限があって捜査するのか」などと、捜査に対する反発の姿勢を見せていました。「我々も被害者」なら、不正疑惑が表面化した時点で「是非捜査を」となっているはずですが、外堀が埋まるまでそんなことを口にも出さなかった時点で、状況証拠的には真っ黒です。「返却されたら署名簿は融解処分する(つまり証拠隠滅する)と言っていた高須医師も同じです。

前の記事でも書きましたが、バレないと思っていたわけですよ。不成立に終わったリコール署名簿は点検されずに返却されるルールだから、「不成立だけど善戦」と言える署名数を達成した、という「実績」を作るために署名を偽造しても大丈夫だと思ったのでしょう。浅はかの極みです。現実には、気づいた人が大勢いて、告発が相次いで露見してしまったわけです。
こんな露骨かつ低レベルな策を「主導した」のが誰かは知りませんが、「知っていて関与した」のは、この3人全員アウトでしょうよ。

民主主義制度の冒涜に他ならない今回の行為は、首謀者、深く関与したものは是非逮捕していただきたい。河村市長は、政治的責任も重大です。辞表が必要なんじゃないかねえ。

それにしても、43万筆の署名のうち36万筆以上が不正だったということは、本当の書名は7万筆くらいしかなかった、ということです。リコール成立には86万筆必要と言うことは、その1割にも満たない。愛知県の有権者数は600万人なので、その1%をわずかに越える程度です。「偽造部隊」という主力がいなければ、狂信的ネトウヨの真の実力なんてその程度、ということです。





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最終更新日  2021.02.17 19:00:07
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