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オランダサッカーのポジション別の役割は次のようになっている。3-4-3システムにおいて6番8番(オランダサッカーではボランチは5番でこの2人はコントロールミッドフィルダーと呼ばれている)の役割が4対4の底の選手の役割と一致する。3-4-3(アヤックス)システム 9 11 7 10 8 6 4 5 2 3 14対4 ▼底 △トップ ▼右アウトサイド ▼左アウトサイド △左アウトサイド △右アウトサイド ▼トップ ●ボール △底こういう図で分かりますか?オランダサッカーにおける6番8番の役割はボールの後ろからサポートすること。常にボールの後ろにいることを要求されている。もちろん機を見て最前線に飛び出すことも重要だ。現在の選手ではダービッツやシードルフがこのタイプの選手。労を惜しまない運動量と自己犠牲の精神が必要。決して派手さはないが玄人受けするタイプ。こういう選手がいてこそスタープレーヤーが生きるのだ。
2003.02.24
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結婚して7ヶ月目。ついに子供が奥さんの体の中に生まれたそうだ。現在6週間目。まだ形にもなっていない。 いろいろあったけどとにかく嬉しい。両家の両親も喜んでくれた。仕事のほうもある程度の目途が立った頃だったので本当に良かった。 これからはもっともっと頑張らなくてはならない。
2003.02.23
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ダイヤモンドの底に位置する選手の役割。まず第一にあげらるのはサポート。ボールをつなぐ起点となりながらサイドの選手がボールを持ったら斜め後方にサポートする。 底の選手がサイドの選手のサポートをすることでサイドの選手は思い切ってチャレンジすることができる。ドリブル突破、スルーパス、ワンツー等サイドの選手は切り込み隊長。それを後方から支えるのが底の選手の役割だ。サイドの選手がボールを相手に奪われたら一発でかわされないように1)ボールを奪い返す2)相手をけん制してボールを奪われたサイドの選手と挟んでボールを奪う3)相手に速攻をさせないようにゴールへの最短距離を防ぐこれらを瞬時に判断して相手に得点のチャンスを与えずもう一度攻撃に移れるようなプレーを心掛ける。 さらに攻撃の方向を決めるのも底の選手の役割だ。右サイド、左サイドどちらのサイドにスペースがあるか。サイドのアタッカーの駆け引きは、トップの選手の動きはと常に他の3人の動きに目を光らせサイドの選手とボールを交換しながらチャンスをうかがう。ここぞというときにはトップの選手にスルーパス、サイドの選手を裏に走らせる、サイドチェンジと攻撃の基点としての役割は大きい。 また3人でボールを回す際にはダイレクト、ワンタッチ等をうまく使い攻撃にリズムの変化をつけることも重要。 現代サッカーでもっとも重要なポジション「ボランチ」の動きの基礎となる4対4での底の選手の役割。いろんな部位でのキックも必要だ。
2003.02.22
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ミニゲームを行うにあたって、私の場合は遊びというよりはトレーニングになってしまう。 各自の役割を明確にし、ポジション毎の動きに重点を置いている。だから最初は自由の部分が制限され面白くないものと感じてしまうかもしれない。 ただ各ポジションの役割を理解してもらえれば後は自由に行ってもらって構わない。 以前、アメリカ人・アフリカ人・イタリア人の混成チームとミニゲームをした。中にも素人の方もいたのだが、日本人と決定的に違うのが彼らはゴールに向かってプレーすることが当たり前だということ。日本人はパスだの何だのでゴールに向かっていかないが彼らはゴールに向かうことがプレーする原点になっている。 この差は言葉の差なんだよとその時教えてもらいました(報道関係のチームでした)がこの差は重要だと思います。 日本人のトレーニングでこの部分を補うには細かなことを明確にした上でゲームに望まないと本当の意味で楽しめないと思う。 基礎的な部分での共通理解を全員が持ち、その中で個々の力を発揮し、チーム全体として連動して動いていく。こういう中にこそサッカーの醍醐味があると思う。
2003.02.21
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4対4でまず重要なのがポジショニング。4人がダイヤモンドを作り続けることが大事である。 長方形を作ってしまう場合が多いのだがこれではスペースを上手く使うことができない。 4人の位置関係は一番後方に一人(底)、サイドアタッカー(右アウトサイド、左アウトサイド)そしてトップのポジショニングを取る。 ディフェンス側もそれに合わせてマンツーマンでマークする。 それぞれの役割は攻撃面では、底の選手はサポート。サイドアタッカーは突破。トップはポストプレーと裏のスペースを伺うこと。トップ以外の3人の選手(底・両アウトサイド)でボールを回す。トップはそのボールの動きに合わせてポストに入るか裏を取るかを伺う。サイドアタッカーもまた相手のポジショニングを見て裏のスペースに飛び出す。 理想としてはトップ以外の3人でボールを回し、トップの選手が裏を伺いながらポストプレーを行う。サイドアタッカーからサイドの選手のディフェンスとトップの選手のディフェンスの間を抜いてトップの選手にくさびが入る。すぐにサイドアタッカーは裏のスペースに飛び出し、トップからのボールを底の選手が前に出て受けどちらかのサイドアタッカーにスルーパス。スルーパスを受けたサイドアタッカーはくさびに入ったトップまたは逆サイドのアタッカーにラストパス。どちらかがシュート。ゴール!! こういう形を作りたい。分かってもらえるだろうか?
2003.02.20
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私にとって4対4は本当に思い入れのあるトレーニングです。 チームがリズムを失った時や調子の悪い時はこの4対4または7対7をよくやった。ここでチームの共通理解を確認するのだ。 とにかくサッカーの原点は4対4。1対1の連続だという人もいるが私はこの4人が連動して動くことが原点だと思う。 ここにキーパーが加わるとフットサルになる。だからフットサルこそサッカーの原点ともいえる。(あんまりやったことがないのですが・・・。) 図がなく言葉での説明になるので分かりづらいかもしれませんがお付き合いください。
2003.02.19
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埼玉の熱いサッカー仲間と電話で話した。彼は初心者の集まるサッカーチームを結成し、2週間に1回集まって練習を重ねているそうだ。 そこで話が出たのが初心者向けへのトレーニングメニューはないかということ。「The Training Method」はもともと素人の方のために始めたものなのに思い返してみるとゲームに必要のない話にばかりになってしまっていた。 サッカーの原点は「ゲーム」。ここに立ち返らなければならない。そこでキックとかヘディングとかじっくりやっていこうと思っていたが方針変更。4対4のゲームを通して考えていくことにします。ちゃんとしたキックができなくてもトラップができなくてもはたまたリフティングなんかできなくてもサッカーはできる。 忘れてました・・・。
2003.02.18
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次はいろんな部位を使ってみることに挑戦。 部位といっても手以外全て使うことも可能なわけで少しずつ増やしていってみると良い。 1)インステップ-足の甲- 一番使う場所。 2)インスサイド-足の内側- 慣れてくると意外と楽に回数ができる 3)アウトサイド-足の外側- 難易度高。頭の上を越しながら左右交互にできると格好良い。 4)トゥー-つま先- 不恰好だけど結構面白い。 5)もも 初心者はここから始めるのが楽かもしれない。回数を重ねると意外と疲れる 6)肩 慣れないと抵抗があるが肩でボールを弾ませるのは楽しくなるはず 7)頭 最初は額で止めてみるのもいいかも 8)胸 うまくやると上に綺麗にあがる 9)かかと アクセントとしていれてみるのも一興 ボールに慣れてくるといろんなところで触ることができる。ボールが友達になったような気分になる。 ある一線を超えると急にいろんなところでできるようになるはず。回数を目指すのではなくいろんな部位を使ってみることを目指してみてください。とにかくリフティングは回数を競うのではなくボールと親しむことに意味がある。
2003.02.17
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日本、中国、韓国のリーグチャンピオンが王座を争う大会が始まった。久々にテレビ観戦した。 しかし、今日の天候では・・・。お客さんには気の毒な一日となった。チケットは1枚で2試合見られる最近にはないお得チケット。しかし試合時間の間が空きすぎている。これでは我慢にも限界がある。 それにもまして選手のコンディションがまだまだ。せっかくのチャンピオンシップなのにこの時期にチームコンディションを合わせることはできないだろう。 すごく興味のある、実際見てみたいカードなのだがこの時期でなければ・・・。 今日は観客にも選手にも気の毒な大会だった?
2003.02.16
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もう一度歩きながらのリフティングに戻ってみよう。 目標はペナルティエリアのラインからハーフウェイラインの約30m。フットサルだったらハーフコートで十分だろう。1)ボールを蹴って手で取る。を繰り返してハーフウェイラインまで。2)右左とインステップで蹴って手で取るを繰り返す。3)右足だけ(利き足)のインステップのみ(慣れたら左右交互)4)右足だけ(利き足)のインサイドのみ(慣れたら左右交互)5)右足だけ(利き足)の腿のみ(慣れたら左右交互)6)右足だけ(利き足)のアウトサイドのみ(慣れたら左右交互)7)頭のみ最初は距離を稼ぐために高く上げて走って行っても良い。2回から3回位でいける場合もあるだろう。まあ、1種目3分もやれば飽きます。ただ諦めては絶対にできませんの絶対できるという気持ちを持ち続けてください。リフティングだけは何歳になっても必ず上手くなります。
2003.02.15
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今日は私推薦のトレーニングに関する書籍を紹介することにする。 まず、絶対に知っていてもらいたいのは初動負荷理論。最新版の「初動負荷理論による野球トレーニング革命」はぜひ読んでもらいたい。内容、表現がより分かりやすくなっているし、野球のトレーニングだけには収まらない内容になっている。サッカー選手も参考になるはずだ。これと合わせて小山裕史先生の「夢の途中で」も読むと初動負荷理論についてより理解できる。初めてワールドウィングに行ったときに先生からもらって読んだのだがこれにもまた感動した。 さて本題に入ろう。■クリエイティブサッカー・コーチング 日本のサッカーの指導者ならこの本だけは読んでおかなければならない。日本サッカーのバイブルとでも言うべきものだろう。■ワールドサッカーの戦術 ちょっと古い本なのだが私が中学生の頃からサッカーマガジンで連載されていたものが本になったもの。システムサッカーの概念を理解することができる。■フランスサッカーのプロフェッショナルコーチング グラウンドの中だけがサッカーではない。全ての場面がサッカーにつながっているということを理解しないと本当の意味でのコーチングなんてできないと思う。■サッカー選手のためのメンタルトレーニング グラウンドで力を出すためにはメンタルトレーニングは非常に重要。高妻先生の講義は分かりやすく実践しやすい。エッセイ「夢の途中で」を除くと厳選5巻。今テーマにしている「The Football Method」はこれらの本の影響を多分に受けている。いろんな本を読んだが読み返すのはこれらだけ。あと「ジーコの考えるサッカーLEVEL1・2・3」も面白かった。興味があれば読んでみてください。
2003.02.14
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ニュースステーションのスポーツコーナーで初動負荷理論が取り上げられていた。 サッカーのステップの導入としては今日の放送分が分かりやすかったと思う。ジュビロの藤田選手、京都の石丸選手が出ていたが重心移動での走り方が紹介された。 しかし、テレビで少し映っただけだが藤田選手のステップワークには信じられないものがあった。あれだけ重心が前にかかっていて股関節の柔らかさだけでブレーキをかけサイドにステップしていった。何気ない映像だったが物凄いものを見てしまったような気がする。 なにはともあれこういう紹介がされるのは喜ばしいことだ。ただ小山先生の名前を間違って放映したのはいただけない。放映にあたって「夢の途中で」は読まなかったのだろうか・・・。読んでいればこんな間違いはしないはず。
2003.02.13
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朝日新聞のくらし面担当記者の方に紹介された本を読んだ。 本のタイトルは「産廃コネクション」、廃棄物処理について千葉県の役人さんが書いた本だ。 自分も産業廃棄物処理業者なのにこの不法投棄の実態。信じられない。噂には聞いていたがまさかここまでとは・・・。 私達のシステムも大手電機メーカーが協力してくれることになった。一緒にやっていく仲間もできた。しかもみんな30歳。私が30歳になったら「環境30歳の会」を結成して頑張っていこうといっている。1人1人の意識を変える以外この環境問題は解決の方向に向かわない。今年は勝負の年、本当にいい仲間を見つけていきたい。
2003.02.12
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ボールを回転させずに高く上げることが出来るようになったら次のステップです。 ボールを蹴り上げた後にボールから目を離してみましょう。少し難しいですが、まずは蹴り上げた後に手を叩いてみてください。1回、2回、3回と段々数を増やします。 ボールを蹴り上げた後にいろんな動作ができれば余裕がでてきます。ボールを蹴り上げて手を叩いてボールを手で取る。慣れてきたら蹴り上げて手を叩いてもう一度蹴り上げて手で取るというようにやってみてください。 応用編としては、蹴り上げた後に、1)地面に手をつく2)腕立て伏せの体勢をとる3)でんぐり返りをしてみる。 5回位連続でできるよう頑張ってみてください。
2003.02.11
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リフティングの上達法はとにかくやってみるということなんですがそれだけで巧くなってしまっては指導者は要らないので少し掘り下げてみたいと思います。 まずは、ボールを蹴って手で取ってみましょう。ボールを1回蹴ったらすぐ手で取る。最初は胸の高さまで上げて手で取る。ここで何度も繰り返すが蹴る瞬間に息を吐くこと。これが重要です。 慣れてきたら2回やって取るのではなく、頭の高さまで上げて落ちてきたのを取る。さらに身長の2倍くらいの高さまであげてとる。ここで目安にして欲しいことは、その場または真っ直ぐ前に動いてボールを手で取ること。左右後方への動きがないようにやってみてください。それからできるだけボールが回転しないこと。慣れてきたらバックスピンをかけることでやりやすくなりますが、ボールの中心をしっかり捕らえることが重要なので、回転しないボールを蹴ってください。蹴る足の指でスパイクの底をつかむような感覚が出てくるといい感じです。
2003.02.10
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リフティングの練習でおすすめは歩きながら行うこと。普通はその場で行うことが多いがボールだけを見て猫背になってしまうことが多いため最初はいいが慣れてきたら歩きながらやってみよう。 歩きながら行うことで軸足より前でボールを捕らえることが必要になる。これにより頭も上がり、前に進むことで間接視野で周りを見る必要も出てくる。 まずは右足(利き足)インステップだけで進んでみよう。ゴールラインからゴールエリアのラインまで5.5m、次はペナルティエリアのラインまで16.5mが目標。高く上げても走ってもいいからやってみよう。ポイントはやはりボールを蹴る瞬間に息を吐くこと。リズムがつかめるとその場でのリフティングよりやりやすいはず。利き足だけでできるようになったら逆足と交互にやってみよう。右足・左足・右足・左足と一歩ずつ交互にゴールラインからハーフウェイラインまでできるようになったらとりあえず合格。
2003.02.09
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サッカーのトレーニングで一番最初に嫌になるのがこのリフティングだろう。まず少年団でも練習の最初、ウォーミングアップにリフティングを行うチームは多いと思う。が意外とこれができないで悩んでいる選手は多いと思う。 まず、リフティングを行うことでボールコントロールに自信ができるのは確かだろう。地面に落とさずに回数を重ね、しかも体のいろんな部位を使用する。ボールと友達になるには手っ取りばやい練習方法である。 リフティングは誰にでもできるものではない。成長の度合いによって変わってくる。だいたい小学生3年生が分かれ目になる。これ以前だとボールの縦への動きに目がついていかず、ボールを落とさずに続けるということは至難の業に近い。小学3年生くらいからはこの縦の動きについていけるようになり、回数を重ねることができる。この年齢の発育度合いは指導者が考慮しないと子供はサッカーが嫌いになってしまう。もちろんリフティングをやらしてはいけないということではなく、強要してはいけないということだ。小学3年生以前にも多少やらせることで発育を促すこともできる。 それよりもボールに触るときに息を吐くこと。これを徹底することのほうが大事。リフティングでもこのタイミングを覚えると進歩の度合いが違う。小学3年生以前はキックやパスで呼吸のタイミングを覚え、リフティングで癖をつけていくという指導がいいんじゃないかなと思っている。 息を吐きながらのリフティング、息を吸いながらやってみるとその違いは歴然です。ぜひやってみてください。
2003.02.08
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2人でのパスはこの辺にしておこう。サッカーで大事なことはもっともっとある。とりあえずまとめてみると 1.ボールだけをみてパスしないこと (必ずボールから目線を外して周りをタイミングよくみる) 2.お互いボールを蹴る瞬間、受ける瞬間に息を吐く (息を合わせる) 3.ボールは足の甲で扱う 4.ボールを扱う位置は軸足より前 5.腿の前側の筋肉に力が入らないようにする。以上のポイントを忘れずに練習しましょう。
2003.02.07
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今日は久々に東京でお仕事。早く帰ったのでこれまた久々にニュースステーションをみた。思わず目が飛び出しそうになった。「50mプールが1、050円」特殊法人雇用能力開発機構?が熊本県の川内市に売却した値段だそうだ。これはどういうことなんだ。その他にも信じられない売却例が出てくる。未だに信じられない。民間のスポーツ施設をつくること。このことを目標にしてきたのだが、なんなんだろう。体から力が抜けていく。さらに480億円で建設した施設が8億円で小田原市に売りに出されている?これは法的に違法ではないのか?よく分からないがこんなことが許されて本当にいいのだろうか。この国はどうなってしまったのだろう。・・・・・・・・・・・・・言葉がでない・・・・・・・
2003.02.06
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インステップ(足の甲)でボールを止めたら次はキックだ。ボールのストップは足の甲でも裏でも軸足(左足)より前でボールを止めたはずだ。 今、ボールは左足(軸足)のつま先より前にあるはずである。このまま一度軸足をその場でステップして体を腰から前に出すようにして右足の甲でボールを蹴る。ボールを蹴る位置は左足のつま先より前。決してボールの横に軸足をおいて蹴るなんてことはしないように。 ボールを止めたら体を前に出しながら(重心を移動しながら)軸足より前の位置のボールを重心移動しながら頭の真下でボールを捕らえる。 最初は難しいかもしれない。まずは足の甲でボールを受けて返すことを練習してください。
2003.02.05
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足の裏でボールを止めることに慣れてきたら、普通はインサイド(足の内側)でボールを止めることに進んでいくことになる。 しかし、私流ではここはこだわって足の甲(インステップ)でボールを止める。 足の裏と同様に軸足(左足)より前でボールを触ってください。 ボールがきたら軸足より前に右足を足の甲を下にして構えてください。右足の膝が左足のつま先と同じラインになるくらいにだして、ボールがきたら身体の真下ではなく、右膝の下でボールを受けてめてください。膝から下の力を抜いてブラブラさせて状態でボールが来たら膝をクッションにしてその場にボールを止める。ボールが当る瞬間に息を吐けばきっとうまくいくはず。今はトラップではなくストップ。とにかくボールを止めること。膝の下でボールを受けてみてください。
2003.02.04
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直接視野と間接視野について少し触れる。 直接視野とはそのままずばり、直接見えているものである。 間接視野とは例えば真っ直ぐ顔の前に両手を伸ばして上げてみよう。そこから前方を見ながら両手を広げながらどこまで見えるかが間接視野である。 この間接視野を動きながらプレーしながらどこまで広げることができるかがいい選手の条件になる。 前を見ながら左右の状況を感じられるようにトレーニングしてみよう。
2003.02.03
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ボールを止める動作。まずは足の裏で止めてみよう。ボールを踏んづけるのだ。すなわち「ストップ」。インサイド、インステップと止める方法はいろいろあるがまずは足の裏。ただし体の真下で止めるのではなく右足で止めるなら左足(軸足)より前に右足を差し出してボールを止める。ボールに触るときはボールを良く見て息を吐きながらできればなお良い。 ここからが重要。ボールが止まったのはしっかり確認できたら次にパスを出す相手を見てみよう。ここで相手を見たときに視野の下の方(間接視野)にボールが入っていればOK。 もう少し余力があれば、ボールが来る前にボールから視線を外して周りを見ること。それから相手がボールを蹴る瞬間に受けても息を吐く。これをすることでいわゆる「息を合わせる」動作ができお互いのリズムを作ることができる。 これが基本中の基本。
2003.02.02
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姿勢についてもう少し詳しく書いておこう。腿の前の筋肉がどうして緩んでいないといけないのか? このことがプレーの柔らかさにつながることは言うまでもないのですがスポーツ選手にとってもっと重要なことがあるのです。 キーワードは「共縮」。共に縮まる。つまり例えば腿の前側に筋肉と後ろ側の筋肉が同時に収縮してしまう状態をいう。ちょっと試してみてください。ボールを投げるという動作を力こぶに力を入れながらやってみてください。投げられませんよね。しかもより疲れます。ここで肘を持ち上げたとき自分の方から手の甲が見えるように外側に返してみてください。力こぶの力は抜け、肘の位置がより高くなったはずです。 これと同様に腿の前側に力が入った状態でキックをしようとするといわゆる「膝から下の振り」というのはできないのです。 またサッカーの動作は瞬発力と持久力の組み合わせで行われている。ドリブルやシュートなどの動きの合間に歩いたりジョギングしたりする動作が入る。自分の筋力を有効に使うにはこの歩いたりジョギングしたりしているときに筋中、血中の乳酸値を戻す働きができなければならない。※乳酸値・・・疲労物質と呼ばれる。運動すると発生するが体内で消費されている。血中乳酸値が4mmol/lを超えると体内での消費が間に合わなくなり体に蓄積されてしまう。ドリブルやキックなどの動作では8mmol/l程度まで瞬間上がるがランニングで下がる。-詳しく書くと書ききれないのでさわりだけ- このランニング中に共縮が起こってしまうと、心臓から送り出された血液が本来筋ポンプの働きによりもう一度心臓に帰ってくるのだがこの筋ポンプが機能しなくなる。よくランニング中の突然死がニュースになるがこれは筋ポンプが機能しないためともいわれている。 この状態はやはりサッカー選手(スポーツ選手)にとってマイナス要因になる。 今回はボールを受ける姿勢について触れたがランニングフォーム等も重要なのである。 ちょっと難しくなりすぎましたが、自分が一番動きやすい姿勢で動けばいいのだ。
2003.02.01
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今日で日記が100日目になった。記念すべき本日、もっとうれしいことがあった。私のやっている一般廃棄物中のプラスチックリサイクルシステムを某大手電機メーカーが認めてくれ、共同開発・共同運営していくことが決まったのだ。サッカーの現場を離れこれに専念していたのだが少しほっとした。今日は今までの疲れがどっと出てきたので「The Football Method」はお休みにします。それではおやすみなさい。
2003.01.31
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この「The Football Method」は私個人的な理論です。現在実際に行われているトレーニングから見ると異様に感じられるかもしれません。 実際、いろいろな指導者の方と接してきましたが、私の考えを聞いてくれる方はもちろん理解しようという人もまずいません。普段行っているトレーニングを否定しているように捕らえられるからのようです。 この理論の唯一の理解者はこの日記にもいつも出てくる中村潤吉氏(去年S級ライセンスを取得、元住友金属-現鹿島アントラーズ-監督[その時のコーチが広報の野見山氏と日本代表フィジカルコーチの里内氏、さらにキャプテンは強化部長の鈴木満氏]当時住友金属を日本リーグ2部から1部に引き上げた。現在は草加JrFCで中学生を指導。持論は「プロ選手よりこの中学年代を教える方が大事なのだ。」というかなり変わった方)である。他の人とは未だ積み上げていく話はしたことがないんです。 だから1人よがりな部分も多分にあるし、こんな話があるよと自分のチームの指導者に話をしてもきっと信じてもらえないだろう。 私は10年間で積み上げてきたこの理論でチームを創りたい。今、サッカー充電期間として現場からは遠くはなれている。 今だからこそこの10年を振り返ってしっかりと文章として残しておきたいと思い「The Football Method」として書き始めたのである。 読んで誤解を与える表現もあるかもしれないが、指摘をいただき直していくことで、近い将来もう一度自分のチームを持つ時の基盤にしたいと思っている。 難しくなってしまったが、ようは受け入れられ難いトレーニング理論として読んでもらいたい。ただ、私としてはかなり核心部分に突っ込んでいてトレーニングに本当に必要なものを表現できていると思う(自画自賛)。 今後ともよろしく御願いします。
2003.01.30
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ボールを止める前に、立っている姿勢を考えてみる。 まず、その場に立ってみてください。大腿四頭筋(腿の前側の筋肉)に力が入っていませんか。触って硬くなっていると良いトラップはできません。トラップも腿の後ろ側の筋肉(ハムストリングス)で行うので前の筋肉は緩んでいないと衝撃を吸収することはできません。 多分、ほとんどの人が腿の前側の筋肉に力が入っていると思います。ここで骨盤を前傾させます。表現が分かりづらいかもしれませんが、お尻を上方向に回転させます。自然と背筋が伸びるはずです。逆に背筋を伸ばすと骨盤も前傾するはずです。その状態で腿の前側の筋肉を触ってみてください。さっきより柔らかくなっていませんか? これがボールを受ける前の筋肉の状態です。骨盤が前傾していることは全ての運動に重要です。 補足をするとこぶしひとつ分くらい足を開き、このときアヒルの足(がに股)や内股にならないようにまっすぐ立ち、足の親指の付け根付近(母指球)に体重がのるような感じで立つとなおいいです。 まずはこの腿の前側の筋肉を緩ませることをやってみてください。毎日意識してやれば1~2週間でできると思います。サッカーをしない人でも背筋が伸びるし、腰痛、肩こりに効果的です。ただしやりすぎると逆に腰痛になるので注意してください。
2003.01.29
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本日は明日までに提出の書類が未だ出来上がっていません。ので「The Football Method」はせっかく本題に入ったのにまたお流れです。明日はきっと書けるはず・・・。ごめんなさい。
2003.01.28
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サッカーのプレーは意外と単純である。ボールがない時はボールを持てるように動く(走る)-ディフェンス、オフ・ザ・ボールの動き等-。ボールがくれば止める。自分の所にボールがあれば次は蹴る(打つ)動作だ。サッカー自体はこの動きをピッチ上の22人が絶えず行うことによって成り立っている。誰でもできる動作を当たり前にやってのけられる選手が一流選手なのだ。 まずはボールを受けるための動き「オフ・ザ・ボールの動き」「ディフェンス」は後回しにして、「蹴る」と「止める」の動作に注目してみよう。 2人組でパスの練習をする。どこのチームでも、どのレベルでも行われているトレーニングだ。インサイドキックでもインステップキックでもなんでもいい。この練習は「止める」「蹴る」の反復練習だ。単純なのだが見逃されている点がたくさんある。 私がこのトレーニングを行うとしたら、動作の基本を身に付けることに重点を置く。つまり1.相手がボールを蹴ったらそのボールが移動している間にボールから目線を外し周り(味方の位置・相手の位置)を見る2.ボールを止める時はしっかりボールを見て息を吐きながらボールに触る。3.すぐに目線をあげてもう一度周り(味方の位置・相手の位置)を見る(2人組の場合は相手の位置・動作・状況を確認する)。4.このときボールは、顔を上げて周りをみても間接視野(顔を上げて前を見ても視野に入る⇔直接視野)で見られる場所にボールをコントロールする(ファーストタッチの重要性)。5.キックモーションに入ったら迷わず、ボールをしっかり見て息を吐きながら思い切って蹴る。(6.蹴ったら相手のゴールを確認し、最短距離で得点できる位置を探し、すぐさま動き出す。)6は余談だが、1-5の動きが基本となる。小学生位だとやることが多くて整理できないため難しいと感じるだろうが、最初はゆっくりでいいので癖をつけて欲しい。ここで指導者の忍耐の見せ所だ。あきらめてしまえばそれまで。本当に大事と思うことをゆっくりでも時間をかけて身につけさせること。何とか1人でもできるとあとは連鎖反応でみなができるようになってきます。「ダメ」とかネガティブな言葉は使わないように、大事に誉めて、育てていくという気持ちで接すると選手も分かりやすいようです。 ただ、力の出し惜しみをしている選手には注意が必要。きっとサボっているのではなく、負荷が足りないのです。この選手にちゃんとやれといっても無駄。サッカーが嫌いになるだけ。こういう選手をどう導くか。腕の見せ所ですね。 良いか悪いか判断するのは練習ではなく、ゲーム。ミニゲーム等でできていれば練習をサボっていてもOK。出来ていなければそこで初めてダメだしすればいい。練習のための練習にならないよう、試合に活かすトレーニングを構築しましょう。
2003.01.27
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やっと本題に入れるかと思ったがもうひとつ忘れたことがあったので追加する。 普段履くシューズのことである。普段履くシューズはフットサルシューズをお勧めする。私はマラソンシューズを愛用しているが価格が高いのでこれはお勧めできない。ただ普段履くシューズはスパイクに比べても長い時間履くものなのでより吟味が必要。普段の生活でもサッカーのことをぜひ考えてほしい。最近はやっている歩かないでも進んでいくシューズ(何ていうんだろう)なんかは絶対に履いて欲しくない。 鳥取(ワールドウィング-初動負荷理論-)ではナイキエアマックスのように踵に緩衝材が入っているものを否定している。これにより本来走るときに使うべき足の反発力が使えなくなり、土踏まずが機能しなくなる。また、踵が上がり、膝が折れ、腰が落ちてしまい、本来走るときに使いたくない大腿四頭筋(腿の前側の筋肉)を使わざるをえなくなる。身体の微妙なバランスを保つ上でも踵に緩衝材の入っていないフラットなシューズを選びたい。そこでフットサルシューズの出番となる。デザイン的にも価格的にもまた耐久性も問題ない。これまではトレーニングシューズをお勧めしていたがこちらは逆にトレーニングに使用するといい。スタッドの力を借りずに自分の走る・跳ぶ・止まる能力を伸ばすためにはトレーニングシューズの方が良いかもしれない。また小学校のグラウンドでスパイクの使用を禁止しているところもあるので特に小学生ではスパイクではなくジュニア用トレーニングシューズで練習するのがいいかもしれない。これで用具編は終わり。明日から本題に入ろう。
2003.01.26
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ボール、ウェア、スパイクの他に絶対に用意しなければならないのがすね当て(シンガード)です。1986年トヨタカップのプラティ二選手のようなストッキングの履き方はもうできません。すね当ての着用はルールで義務付けられています。足首まで一体式のもの、小さなもの、大きなものいろいろな種類がありますが私個人は小さ目のものを使用している。個人の好みなので何ともいえないが、すねの前と後ろ両面にいれている選手もいる。ただストッキングはできるだけ上にあげて履くこと。アンリ選手のように膝上まであげて履いてもいいが膝下までできるだけ高い位置で履いてもらいたい。こういう履き方をすることによって膝から下を長く見せることができる。相手に対しての威圧感もあるし、見栄えがいい。目の錯覚なのだろうが強いチームに見えるはずだ。 その他はバック。中学生、高校生はエナメルバックが主流だが、やはりこれは使いやすい。長持ちさせるには1週間に一度位は中身を全部出して干すくらいはやって欲しい。汗をかいて着替えたものを入れるわけだからきれいなはずはない。書き忘れたがすね当ても使い終わったら軽く水洗いすることをお勧めする。 小学生低学年には3段リュックがお勧め。リュックの中が3段に分かれていて、一番上にボール、2段目に着替えとお弁当、3段目にスパイクを入れることができる。移動時に両手が開くから危なくない。雨の日でもボールとスパイクを他と分けて入れられるので汚れる心配がない。 できるだけ用意して欲しいのは帽子。日本のグラウンドは影が少ないところが多いので、夏の練習、試合のときは帽子を忘れずに用意して欲しい。熱射病になってからでは遅いです。 後は飲み物。ボトルやペットボトルを凍らせて持ってきている選手が多いが、私は夏であっても暖かい(熱いではない)紅茶を水筒に用意するのが一番良いと思っている。練習の合間に水筒の紅茶をコップに移してゆっくり飲む。冷たいとどうしても飲みすぎてしまう。また夏場に喘息が出る選手も多いがこれは冷たい水の飲みすぎの場合が多い。高校生でも冷たいものを飲ませず暖かいものに変えたところ喘息持ちの選手も喘息がでることなく最後の1シーズン過ごせた。ぜひ試して欲しい。
2003.01.25
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ウェア(特に防寒着)は先輩に譲ってもらうのが一番経済的だろう。3年やそこらでは駄目にはならないし、アシックスやミズノのお陰でチームウェアが充実され1チーム1デザインの流れが出来つつある。移動用を購入して練習用は先輩や卒業生に譲ってもらうという流れができるといい。 ただ、譲ってもらえないのがスパイク。ウェアはともかくスパイク選びは重要である。 スパイクには大きく分けて2種類ある。固定スタッド式と取替スタッド式だ。固定式には丸いスタッド(名品アディダスコパムンディアル-藤田俊哉選手着用-、プーマパラメヒコ-中山雅史選手着用-)と尖ったスタッド(ベッカム選手やジダン選手着用のプレデターマニア)があり、尖ったタイプにはつま先にフィンがついているものもあり、フリーキックの時には特に威力を発揮する。実際ボールが引っかかるのでスピンのかかりはよくなる。ただ小学生中学生ではまっすぐ蹴れることが重要であるからスパイクに頼らずフィンがついていないものでキックを覚えて欲しい。 さらに尖ったスタッドの方が疲労感も少なく各年代にお勧めする。名波選手着用のパティークシリーズをお勧めする。 次に取替え式には6本スタッド、8本スタッドがある。雨の日や深い芝の場合に使用する。6本はゴールキーパーやディフェンダーが、8本スタッドは中盤の選手が使用する場合が多いが、高校生までは足への負担を考えると8本スタッドで十分だろう。 最近ではキーパー用のシューズも出ているのでぜひ参考にして欲しい。 ここからが本題。スパイクの選び方は足に合ったものを選ぶことが重要になる。昔はサイズが下のシューズを買って革を伸ばして履いたものだが最近のものはやはり圧迫感のないものを買った方がいいだろう。ただ、小学生の母親がすぐに大きくなるからといって1サイズも2サイズも上のスパイクを買っていることがあるがスパイクの寿命は使えば3ヶ月から半年。高いスパイクを買うのではなく特価品をうまく活用して3ヶ月から半年に1回は買い換えるようするといい。ボールもそうだが革が新しいほうがボールにしっかり力が伝わるので上達度は増す。 中学生、高校生になって足のサイズが固まってきたら試合用、練習用に分けて使って欲しい。試合用にはいいもの(固定式と取替え式各1足)を、練習用には特価品や人工皮革の安いものを2足使い1日毎交互に履くのがいいだろう。それによりスパイクの寿命は長くなる。1度に揃えるのは経済的にも負担が大きいので順々に揃えていこう。 最後はお手入れ方法。まず原則は使用後に汚れを落とすこと。ブラシや歯ブラシなどをつかって泥や汚れを落とし革に呼吸させることが大事。クリームを塗ってあげればなお効果的。練習後今日のトレーニングを振り返りながらスパイクと話しができればスパイクの神様が味方してくれるはず。最低でも泥を落とすことだけは心掛けよう。
2003.01.24
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次にウェアの選び方。練習は特にチームの規定がないならプラクティスシャツにインナーシャツ。パンツとストッキング。プラクティスシャツ(3,000円前後)をお勧めするのは丈夫だし、なんといっても洗濯が楽、すぐ乾くし、汚れが落ちる。インナー(アンブロ・コルトアイが2,000円しない)はどれも変わりはないので安いの選べば良い。Tシャツで代用しても可。安いTシャツを何枚も買うよりは1枚プラクティスシャツを買って毎日着たほうが経済的(だと思う)し格好良い。パンツは何でもいいがハーフパンツを使えば1年中着られるしこれまた長持ちする。ストッキングは3足1,800円(どこのスポーツ店にもあるはず)の特価ストッキングが狙い目。メーカーのマークが入っていないだけで結構信頼できる。寒いときはこの上にピステ(上下で12,000円程度)を着るのがいいだろう。汗の管理がしやすくこれまた洗濯して乾くのが早いから毎日使える。防寒具はトレーニングウェア(上下15,000円程度)にウォーマー(ちょっと高い-25,000円-が重宝する)にボアコート(20,000円程度)で完璧。練習のときは必ず着替えを用意していくこと。練習・試合で着たものをそのまま着て帰ることはないように。特に靴下。要チェックです。
2003.01.23
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「The Football Method」は創っていくページです。みなさんのご意見にはできるだけ答えていきたいと思います。 忘れてました。4号球と5号球。一応4号球は小学生、5号球は中学生以上で公式戦で使用されています。ので当然小学生は4号球を使用することになります。しかし、高学年になれば5号球を使って欲しい。ゴールデンエイジと呼ばれる年代で身につけた技術が中学に上がりボールが変わることで微妙に変わってしまう。この微妙が重要なのである。ボールの重さが変わることでせっかくバランスがよかったフォームが崩れてしまう。大人から見るとほんのちょっとの変化かもしれない。このちょっとの変化が修正できないのである。だから、小学校の高学年から5号球と4号球を併用する。トレーニングや練習試合はできるだけ5号球を使い、公式戦だけ4号球(だったら公式戦も5号球でやればいいんだけど・・・)。将来、プロ選手を目指すなら小学校高学年からは5号球を買って欲しい。さて、foot001さんの質問にお答えします。今日はこのためにこのタイトルにしたのである。Q.「子供が5号の公式レプリカ欲しがったときには、どう答えたらいいのかな。」A.今日の日記の通り5年生か6年生以上だったら間違いなく5号球の公式レプリカモデルを買ってあげる。ただ公式レプリカは約5,000円。お金に余裕があれば本物を買ってあげればよい(14,000円)。中途半端なレプリカだったら絶対に本物。蹴った感触・触った感触がぜんぜん違う。しかも長持ちする。冬でも夏でも同じ感覚でプレーできる(昨日お勧めしたモルテンのボールは冬場革が硬くなり蹴ると痛いです)。ボールを盗まれないようにすることが非常に難しいですが・・・。4年生以下なら4号球も5号球も区別できないだろうからレプリカの4号球を買う。プロ選手と同じようなボールを使っているということに意味があるかテレビに映っているボールと同じであることが重要なはず。きっと5号球も4号球も分からない(こんなんでいいのかな)。ただ私としては、デザインを気にせず、モルテンペレーダの一番安いモデルを1年といわず半年位で使い潰して何個も買い換える選手が素晴らしいと思う。追記:アディダス社のボールはモルテンが製造してます。だからアディダスでもモルテンでも品質はほぼ同じ。ただ値段が少しアディダスが高いです。どちらを選ぶかは好み次第。
2003.01.22
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1.サッカーボールを買ったらの前に、一生の友達、サッカーボールの選び方を記しておこう。 ブラジルの選手はサッカーボールなんて使っていない。という声もあるだろう。しかしどうせボールを買うのならきちんとしたもの、長持ちするものを選んで欲しい。いいボールと悪いボールでは足への感覚がぜんぜん違う。蹴ってみて痛いボールとそうでないボール、痛くないボールがいいに決まっている。さらに円形ができるだけ長く保たれるボール。これをぜひお勧めしたい。 サッカーボールには大きく分けて2種類ある。手縫いボールと貼りボールだ。サッカーボールの表面の五角形や六角形が一枚一枚縫っているのが手縫いボール、貼り付けてあるのが貼りボール。 価格としては手縫いが3,000円位、貼りだと安いところでは980円とかで売っている。値段に惑わされてはいけない。 後は芝用とクレー(土)用がある。ナイキのボールなどは芝のグラウンドで使うにはもってこいだろう。しかし日本のグラウンドは土がほとんど。ここで使用するにはモルテンのボールをお勧めする。モルテンペレーダシリーズであれば一番安いものでも十分。長持ちするし変形も少ない。1年くらいは問題なく使用できる。余談でしたが・・・。協力:スポーツランド http://www.rakuten.co.jp/spolan/
2003.01.21
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ボールを始めて手にして最初に蹴ってみる場所はほとんどの人がつま先だろう。足の内側(インサイド)で触ってみる人はどれくらいいるだろう。この感覚を忘れないで欲しい。ボールを手にしたらドリブル?キック?最初からリフティングなんか要求したらサッカーが嫌いになってしまう。最初はまずつま先でボールに触ることから足の甲を使ってみること。キックでもドリブルでもなんでもいい。足の甲を使って足の裏でボールを止める。注意したいのは思うようにボールが動いてくれなくても手を使ってはいけない。とにかく足の甲(インステップ)と足の裏でボールを転がし止める。慣れてきたらキックだ。思い切り脚を後ろに引いて足の甲で蹴ってみよう。大事なのは蹴った後。蹴り足は顔の前にくる位振り上げる。軸足で支えきれなくて転んでもいい。それ位の気持ちで思い切り蹴ってみよう。
2003.01.20
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今日は日曜日、今年初めての休日となった。久々にS級コーチの中村氏と話す時間を持った。そこで気になる話を聞いた。中村氏の指導する中学生のクラブチーム。昨年は関東大会まで進んだが今年のチームはまだまだ発展途上。しかし、親達は去年と同等の結果を期待する。 「昨年、一昨年とレッズに勝ったから今年も勝ちますよね」こう聞かれたそうだ。結果は0-6の敗戦。みんなの評価は「今年はダメだ」これでは選手がかわいそうだ。たった1度の敗戦で今年1年を評価されてしまう。指導者は戦う前からある程度の結果は分かっている。たとえ敗戦が分かっていても「負けてもいいから」とは決して言わない。しかしその中にテーマを持って臨んでいるのである。そのテーマが達成されれば敗戦であっても問題ない。しかし周りの「ダメだ」「ダメだ」の評価はせっかくのテーマが台無しになってしまう。その言葉のせいであっという間に自信をなくしてしまう。信頼関係があろうがなかろうがネガティブな言葉には真っ先に反応してしまうのである。中学生の成長スピードはすさまじい。しっかりした積み重ねができればある時急に大人のプレーをはじめる。このときになってはじめて選手を発奮させる言葉が生きてくるのである。大人の少しの辛抱が暖かい心が彼らの成長を助ける。もちろん時には厳しい言葉も必要である。この楽天広場には選手も、指導者も、サポーターも、親もいる。現場の声をこれから少しずつ伝えていきたい。そして皆さんの意見を聞いて新しいトレーニングメソッドを築いていきたい。
2003.01.19
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レッジーナの中村俊輔選手の完全移籍が決まったそうだ。ここまで5得点2アシストと個人としては素晴らしい活躍をしている。その才能がイタリアでも認められた。しかしここからが勝負どころである。これからは周りの見る目も違うだろう。責任も重い。だからこそやりがいもあるだろう。テレビで見る顔も日本に居るときとは全く別人のようだ。何かすっきりしている印象を受ける。マークも厳しくなる。マンマークで相手を振り切る力も必要になってくる。これからの成長が楽しみだ。プレースタイルはどう変わっていくのだろうか?
2003.01.18
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清水商の菊地選手が代理人契約をし、海外移籍の道を探っているようだ。これまでとは違う全く新しい進路の道を、中田英選手はじめ小野選手、稲本選手等が切り開いた道を後輩が歩もうとしている。海外挑戦、しかも留学という形ではなく正式な形。これが実現すると日本サッカーはますます世界に近くなる。これ位の力、これ位の能力をそなえていればオファーがある。そのスタンダードが日本にできるのである。これまでは日本人の独断で選んできたものが海外との比較で価値が決められる。ますますシビアな世界になっていくのである。その中で選手を育てられる指導者の価値も上がってくる。ここのところ高校選手権の舞台には出てきていないが大滝先生の清水商からプロで活躍している選手は本当に多い。そこからさらに新しいスタンダードが生まれてくる。そして当然清水商に挑戦する他校のレベルも自ずから上がる。そしてスタンダードがより明確になる。この新しい「風」は日本サッカーのレベルをまた一つ上げることになるだろう。
2003.01.17
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今年の高校選手権、決勝戦は公立校同士の対戦。ここのところ国見を除けば私学の高校の活躍が目立っているが、そういう面から見ると面白い決勝戦だったのかもしれない。しかし、この2校、とても公立校とは思えない。国見に至っては自前の寮まで完備している。とにかく高校選手権にでてくるチームは選手集めに躍起である。公立には学区というものがあるが、いろんな手を使ってその枠をなくしている。私立の学校が設備が整っているのはまあ自然かもしれないが、公立でも負けていない。体育科がある学校や単位制の学校などはやはり並みの設備ではない。私の母校、南宇和高校のように芝のグラウンド1面、クレーが2面、さらにスタンド付の野球場、雨天練習場まで自由に使える公立校もある。シャワールーム、ロッカールームまで用意されていて至れりつくせりである。私学と公立というタイトルで書いたが、クラブチーム化できたチームがこれから主導権を握っていくだろう。国見もこれまでは大阪等から選手を集めていたが、今は中学から選手を集めて6年がかりで育てている。市立船橋にもヴィバイオ船橋という下部チームがある。地域密着でこの形をつくったチームが今後の主流になるのだろう。それには部活動のトップにたつ監督の熱意でどうにでもなるだろう。
2003.01.16
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昨日の合同チーム云々でも書いたのだが、高校サッカーは担当教員の良し悪しでそのチームの運命が決まってしまう。高校選手権の常連校のように教員監督だけでなく周りの教員もサポートできているチームは全国でもごくわずか。最近では教員の在籍期間の短縮化が進んでいるので良い先生に3年間見てもらえるのは至難の業。自分のチームができるまでまあ5年かかるとしよう。その5年目でできたチームが素晴らしくそれをみて入った新入生が入る頃には先生は7年目。移動の対象になってしまう。これも矛盾のひとつ。それから教員が自分の生活を守りすぎているのも問題。自分が休暇を取りたいがために担当を2人にして、交互に休みを取る。もちろん選手は絶対に練習に参加しなくてはならない。このために校長先生と駆け引きをしている先生もいる。生徒は部活がしたいのに担当する教員がいない。何かがおかしい。foot001さんのように無料でも面倒みたいという人はたくさんいるはず。しかし学校は外部の人間を中々入れようとはしない。責任問題になることのみを恐れているのである。あれだけの施設、あれだけの環境を整えた学校を有意義に使えない。私にとってあの施設を手に入れることが夢なのに・・・。
2003.01.15
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栃木県の下野新聞を見ていた。田沼高校と葛生高校の合同チームが公式戦に出場したそうだ。部員100人を超えるチームが戦っていた高校選手権の裏で1校では11人いないチームの戦いもあったのである。ラグビーではこれまでも聞いたことはあったがサッカーでははじめて聞いた。しかもサッカー人口では全国でも有数の栃木県でである。学校の事情もあるのだろうが、高校選手権という同じ舞台を目指している高校の中にはこういう学校もあるのである。この背景には指導者不足の事情は否めない。学校の先生が自分の負担になる部活動を敬遠しているのである。先生が生徒のために時間を使わない。これでサッカーに限らず人材が育つはずがない。
2003.01.14
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高校選手権決勝、ニュースすら見ることができなかった。結果は1-0で市立船橋が勝ち国見の3連覇を阻んだそうだ。国見と市立船橋が高校選手権で戦うのは珍しいのではないだろうか。あの縦じまと、青のユニホームが戦っている姿がいまいち創造出来ない。市立船橋のシステムとしてのバランスの良さと国見の個々の運動量でバランスを保つサッカー、どういう試合だったのだろうか・・・。個人的には市立船橋のサッカーのほうが勝ち続けるには理想的だと思う。その理想を打ち破ってきた国見の超人的トレーニング。今回は市立船橋に軍配が上がったが、国見のレベルはこれからもずっと変わらないだろう。この強さに国見の方法ではなく挑んでいく。高校サッカーの見所は国見の超人サッカーをどこが破るか。今後はここが見所になるかもしれない。
2003.01.13
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高校選手権の決勝戦の日を1日間違えていた。どうも日にち、曜日の感覚が麻痺している。先日久々に電車で寝過ごし、さらに電車の中に忘れもの、始発駅から終点駅まで行く羽目になってしまった。考えてみれば、1月5日の仕事始めから休みなし、今まで止まっていた時間がすべて動き出したように周辺が慌しくなってきた。この調子で行くと1月は休みなしである。このご時世、仕事があるのに文句を言っていてははじまらない。周りに感謝してがんばろう。
2003.01.12
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国見の3連覇か?市立船橋が阻止できるか?注目の対戦が明日行われる。今大会からの日程の変更は間違いなく市立船橋に有利に働くだろう。緊張感の維持、移動距離の少なさ、気候への馴れなど考えられるが3連覇を狙う国見にとっては国立競技場はホームそのもの。3年生も1年生からこの決勝戦を経験している。前々回の市立船橋-立正大湘南の開幕戦を観戦したときに市立船橋のシステムは国見を意識しているように感じられた。この両チームには武器がある。国見の平山選手の高さ、松橋選手のスピード。市立船橋には原選手のドリブル。この大一番を制するために必要なのは個の力。優勝に導く個の力を持った選手は誰だろう?
2003.01.11
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昨日の日記ではあまりにも夢のないことを書いてしまった。指導者を目指す人には申し訳ないことをしてしまった。実は平成14年度より県立高校では部活動の外部指導員に対して、部活の運営費からではなく、県のほうから助成金?がでることになっているそうだ。別の高校の先生から誘われたのだが断ってしまったので詳しい話は覚えていないが、夕方4時から8時?までの部活動の時間を月曜から金曜まで指導することで月額15万円位の手当てがもらえるという話だったと思う。誘われたのが1年くらい前の話でこれまた申し訳ないのだが、こういう制度もあるらしい。学校の体育の先生に聞いてみると分かると思う。何より、こういう制度が生まれていることは素晴らしい。指導する経験というものは中々めぐり合えるものではない。責任も生じてくるし、いろいろな人と付き合っていかなければならない。(何の世界も同じだが・・・)制度としてこういうものがある。ぜひ活用して欲しいものである。-------------------------掲示板にレスをつけられなくてごめんなさい。後でゆっくり書かせてもらいます。
2003.01.10
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昨日の続きです。Jの選手は引退後指導者の道を求めますが、その現状は非常に厳しい。foot001さんが貴重なご意見を書いてくれているが、普通のクラブ運営では指導者に謝礼を払うことはかなり難しい。私は埼玉県の某高校で4年間指導してきた。通常は夕方4時から8時から9時まで、日曜日や長期休暇は8時から5時まで、土曜日やテスト期間、学校行事で半日の時は1時から6時まで、休みは月曜日。150人の部員がいて時間を分けて練習をしていたし、個人練習にも当然付き合う。これでサッカー部からもらっていたのは月額5万円。2年目からは少し増やしてもらったが、鳥取のワールドウィングに通うのも実費、講習会に参加するのも実費、さらにスペイン遠征を行った際もその費用も負担していた。150人の部員がいて活動費を集めていてもこの状態なのだ。とても元Jリーガーだからといって生活できるだけのレベルの金額を得ることはできない。やはり教員になる方法が一番の近道なのだ。もちろんJのクラブで面倒を見てもらえればこんなことはないのだが・・・。現実とのギャップはかなり大きい。
2003.01.09
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日本サッカー協会のHPに移籍リストの掲載があった。今年はどんな選手に戦力外通告が出たのかと見てみると、今年は今まで以上に聞き覚えのある名前が多いのに驚いた。元日本代表をはじめ、私と同年代の選手も数多い。ただこれは年齢も含め時の流れとして仕方ないこと。それ以上に驚いたことは若い選手の名前が多いこと。高校選手権で活躍した選手、U17日本代表選手など20代前半で戦力外を通告されている。これをどう考えるか。プロの世界だから仕方ないと考えるか、チームに責任がないと考えるか。一般の方はプロの世界だから仕方ないと考えるだろう。高校サッカーの指導者はプロチームに責任がないと考えている人が多い。なぜならここで行き場を失った選手の再就職先を斡旋したり、面倒をみているのはほとんど高校の先生のなのだ。高校サッカーの指導者が他のどの指導者とも違うのはここである。選手の人生相談、人生設計に本当に親身に相談にのっているのだ。この部分、考えてみる必要があると思う。
2003.01.08
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今年の高校選手権の決勝は国見-市立船橋の戦いとなる。準決勝は国見 2-1 桐蔭学園市立船橋 2-0 滝川第二国見はサイドからのクロスをヘディングシュート。平山選手の高さをうまく使っている。市立船橋も久々の決勝進出。市立船橋の国見対策が見ものである。決勝戦は13日。選手のコンディション(観客動員)を考えて通常の8日決勝から日程が変更された。この5日間をどう使うか。休養と相手チームの研究。この休養日は市立船橋に有利に働く気がする。8日決勝なら国見3連覇が濃厚だと思われるがどんな対策がとられるだろうか?
2003.01.07
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高校選手権もベスト4が出揃いました。帝京と国見のハイライトで平山選手のヘディングシュートを見て過去の国見高校の選手が思い出されました。国見高校の特長はドリブルと高さ。今年は高さのチーム。過去をさかのぼるとサンフレッチェにいた高木選手に始まり、上村選手、船越選手そして平山選手と190cmを超えるヘディングの強い選手をセンターフォワードに配している。そして去年の大久保選手に代表されるドリブルに特長のある選手。二宮選手、永井兄弟、三浦淳宏などがいる。後は労を惜しまないボランチ、ディフェンス。これが国見の強さの源である。高校時代、国見と試合するのは本当に嫌だった。身体は強い。走るのは速い。高さもある。運動量もある。集中力もある。静岡のフェスティバルで国見と一緒になったことがある。こちらが朝の散歩をしに外に出てみると駐車場でカラーコーンをおいてドリブルの練習をしている国見の選手が・・・。しかもそのスピードが半端じゃなく速い。こういうことの積み重ねが国見を作っているし、毎年国見らしい選手が出てくる要因でもある。これは他の高校にもいえる。カラーである。その中に毎年の戦い方がある。国見対策のチームもある。それの上を行く国見の力がある。サッカーにはいろいろある。しかしこの国見サッカーは一朝一夕ではできない奥深さがある。指導者の我慢がある。小峯監督の下で若いコーチが活躍している。表舞台にはでてこないが彼こそが国見の強さを支えている。
2003.01.06
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