オッキークラコブ

オッキークラコブ

2019年10月25日
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10月24日(木)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(文京シビックホール)。

・スメタナ:『わが祖国』より「高い城」、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(樫本大進)、ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』

樫本大進のソロは圧巻でした。
まずはスメタナ。はつらつとしていてボヘミア色はあまり感じませんが、弦の安定感が光る十分に美しい演奏でした。しかし、管は全体的に綻びが目立ちました。
樫本大進のチャイコフスキーは文句なく見事な演奏でした。力強さと優美さを合わせ持った音がとにかく素晴らしく、テクニックも安定していて存在感は際立っていました。オケの抑制気味のサポートも好印象で、なかなか聴けない貴重な名演に接することができました。
ドヴォルザークは独特なアプローチでした。弦を極端に抑制的にして全体バランスを意識しながら、管を浮かび上がらせるイメージが随所に見られました。弦が抑制的だったことで部分的に物悲しい雰囲気に聴こえたのは、今までに経験が無かったことです。加えて、特に第1楽章はテンポ、強弱の細かな変動により更に抑揚が利いて、一味違った印象でした。但し、オケの出来としては全体的に精彩を欠いていて、ホールの弱さと相まってビシュコフの意思を表現しきれていなかったように思われたのは残念でした。いずれにせよ、従来のチェコ・フィルとは趣を異にしているのは間違いなく、今後どのように進化していくのか楽しみです。





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最終更新日  2021年08月18日 20時36分01秒
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