オッキークラコブ

オッキークラコブ

2019年11月20日
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11月20日(水)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。

・R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」、ベートーヴェン:交響曲第3番

やはりベルリン・フィルのパワーは凄いですね。
「ドン・キホーテ」は、ややテンポは遅めでメータらしく極めて端正なのですが、端正過ぎるというか流れがスムーズでないと言うか、メリハリが利いていない印象を受けました。コンマスによるソロは、ヴィオラは素晴らしかったもののチェロは至って普通で、オケは弦のパワーは相変わらずなのですが、特に前半部分に固さを感じました。
全体としては何となくまとまりが感じられず、中途半端感があるうちに終わってしまった印象でした。

後半のエロイカです。メータに対しては、やや角があるものの決して固くなく、極めてピュアで高品位な音楽で、派手さはないのですが聴けば聴くほど染み入ってくるような良さがあるイメージを持っているのですが、1、2楽章は全く染み入ってこず、じわじわメータが来る前にベルリン・フィルが飛び込んで来て、完全に「ベルリン・フィルのエロイカ」という印象でした。さすがスター軍団だけあって別に文句をつけるつもりはないのですが、やはりメータを聴きに来た自分としては、メータも歳には勝てずベルリン・フィルに押し切られてしまうのかと、何ともやりきれない思いがしました。しかし、3楽章になるとテンポを大きく落としながらメータ本来のリズムに戻し、4楽章ではやはり遅めのテンポで、以前に比べればやや角が取れたものの、得意の肩を揺らしながらのメータ節を見せながら、何とも聴き応えがある「メータのエロイカ」を展開したのです。
おかげで、満足してホールを後にすることができました。





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最終更新日  2019年11月20日 22時56分47秒
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