オッキークラコブ

オッキークラコブ

2019年12月14日
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12月14日(土)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。

・リムスキー・コルサコフ:スペイン奇想曲、リスト:ピアノ協奏曲第1番(ダニエル・ハリトーノフ)、チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」

今日の一押しはハリトーノフのリストです。
カサドはタクトを持たずに体全体で表現するタイプながら指示は結構細かく出していました。スペイン奇想曲はまとまりがある演奏で個人技も含めオケの質の高さが感じられましたが、全体的には至って普通でした。
ハリトーノフはテクニックが凄かったです。見た目は大柄でグイグイ押してきそうなイメージなのですが、思ったより打鍵は強くなく、濁らず滑らかかつクリアに音が聴こえて来るので、このコンチェルトを堪能できました。ゴーダのテンポの速さも今までに経験の無いほどだったのですが、ダイナミックかつ明快に弾ききり見事でした。アンコール(ショパン:練習曲作品10-4)も物凄いスピードで駆け抜けましたが、こちらはあまりクリアさは無く、今の彼にはリストの方がより聴き応えを感じました。

後半のチャイコフスキーは陽陰で言えば陽なのですが、活き活きした印象はなく、表現のレンジが狭くやや平坦に聴こえました。また、各フレーズへの踏み込みも淡白で、全体的に音楽が軽い印象を受けました。オケは善戦しており各パートは良かったのですが、先週ゲルギエフの超名演を聴いた直後だったこともあり、最後まで退屈感が拭い去れませんでした。





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最終更新日  2021年08月18日 20時43分56秒
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