オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年02月02日
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2月2日(日)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。

・マーラー:花の章、ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(ネマニャ・ラドゥロヴィチ)、マーラー:交響曲第1番「巨人」

最近の中ではベストの「巨人」でした。
花の章は何とも美しい演奏でした。山田らしくよく歌っているのですがスッキリもしていて、この曲の本質をよく捉えていた名演でメインへの期待が俄然高まりました。
ラドゥロヴィチは滑らかで艶があり素晴らしい音色の持ち主です。長身で厚底ブーツ、ピッチリパンツ、ウェーブのかかった長髪を後ろで束ねていて髭面と、風貌はワイルドなのですが、音色や音楽は全くワイルドではなく、極めて綺麗で魅力的なヴァイオリンでした。ただ、綺麗なのですが同じトーンで通していくのでインパクトと言う意味では物足りなさを感じましたし、ハチャトゥリアンとしてはおとなしめの印象でやや届いて来ない部分がありました。

後半のマーラーは、テンポ変動が少なく、うねりもなく、行き過ぎた表現も見当たらず、スッキリとしていて美しく心地よさを感じるタイタンでした。憂いはあまり感じられず全体的に暖かみがあったことからマーラーとしては異色と言えるのかもしれませんが、物足りなさは全くなく極めて完成度が高い演奏でした。とにかくテンポ設定が素晴らしく全体バランスが絶妙で、山田の音楽性の高さを如実に表した名演と言えます。
オケも総じて安定していて山田との信頼感も肌で感じられ、終始緊張感があって締まったパフォーマンスでした。中でもクラリネットの安定感は目を見張るものがあり、コンチェルトも含めて間違いなく今日の立役者でした。





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最終更新日  2021年08月18日 20時51分01秒
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