オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年02月13日
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2月13日(木)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。

・グリーグ:二つの悲しき旋律、シューマン:ピアノ協奏曲(イーヴォ・ポゴレリッチ)、ドヴォルザーク:交響曲第7番

ポゴレリッチは、物凄いスケール感と物凄い存在感でした。 
暗譜でないコンチェルトは初めてでした。楽譜を抱えて出てきたポゴレリッチは雰囲気があり、何とも緊張感、緊迫感に包まれたパフォーマンスで、最近ではお目にかかることが極めて稀な体験でした。
テンポは恐ろしく変動しアクセントも極端で、ある時は止まりそうで、ある時は目が回りそうに速く、またある時は弾むようで、更にある時は沈み込むようなのですが、何故か嫌悪感はありませんでした。聴きようによっては荒くれているのですが、繰り出されているそもそもの音に芯と熱があり、極めて魅力的なことから違和感がないのです。特に1楽章はまさに競争曲でオケとの掛け合いが凄く、各パートもポゴレリッチに対抗すべく跳ねながらの熱演を披露しました。乱れも見せながではありましたが、この難物とのパートナーを見事にやり切った山田と読響に敬意を評したいと思います。これまで聴いてきたシューコンとは全く異質な曲となっていて、これほどのインパクトを受けたのは初めてで、まさにポゴレリッチならではの壮絶なパフォーマンスでした。

グリーグは硬質でしたし、ドヴォ7はシャープでスッキリ感がありました。山田の姿勢は一貫していて最後までぶれず、雄大さもあり立派な演奏でしたが、メインはドヴォルザークという観点で言うとシャープさが時としてキツさに感じられ、独特な哀愁や懐かしさはあまりなく、物足りなくも感じました。
オケはホルンの不安定さを筆頭に、やや乱れや統一感が感じられない場面が見られました。





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最終更新日  2021年08月18日 20時52分54秒
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