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2022.04.27
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2022年J2第12節アルビレックス新潟vsいわてグルージャ盛岡の試合をデンカビッグスワンスタジアムで観戦。2-0でアルビレックス新潟の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈アルビレックス新潟〉
攻撃では、ディフェンスラインと高、島田のボランチとのビルドアップから、FWデゲスのポストプレーを時折利用しつつ、両サイドを基点として、右はSB藤原とシャドー松田に、左はSB渡邊とシャドー 本間にシャドー 伊藤やボランチ高が連携してコンビネーションを作ってパス交換を主体として攻めていく。
守備では、4-4-2のブロックを基調として、前線からのプレスを敢行し、また数的優位を活かして囲んでボール奪取していく。
(相手CK時はゾーンとマンツーマンの併用)

〈いわてグルージャ盛岡〉
攻撃では、深川、牟田、小野田の3CBとボランチ石井、弓削のビルドアップから、宮市、中村太の両WBがサイドに高く張ってワイドなポジション取りをし、FWモレラト、2シャドー和田、色摩への縦パスからこの前線3枚のコンビネーションを主体として速い攻めを展開していく。
守備では、前線3枚がアルビレックスCB舞行龍、田上、ボランチ島田にプレスをかけ、後ろから連動してマンマーク気味にはめていく。また5-2-2-1からのサイドへ誘導するディフェンスも行う。リトリート時は5-4-1)


【得点】
44分 松田(アルビレックス新潟)
88分 三戸(アルビレックス新潟)

【退場】
なし

【警告】
46分 ビスマルク(いわてグルージャ盛岡)
67分 小野田(いわてグルージャ盛岡)

【試合の流れ】
(前半)
アルビレックスは4-2-3-1システム、グルージャは3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。

まずチャンスを作ったのはアルビレックスで、7分に、バイタルにてボランチ島田がミドルシュートを打つが、ゴール右に外れてしまう。
一方、グルージャはブロックディフェンスからFWモレラト、シャドー 和田、色摩への速い縦パスを基点にしてチャンスをうかがう。
15分に、左サイドでのカウンターから、左シャドー色摩がドリブルで仕掛けて放った右足のシュートは右に外れてしまう。さらに、26分には、中央エリアでのカウンターからボランチ石井のスルーパスに反応してアルビレックスディフェンスラインの裏に抜け出した右WB宮市がシュートを放ったものの、ゴール右に外れてしまう。
その後は、アルビレックスがグルージャのサイドに誘導するディフェンスに対して、FWゲデスやシャドー 伊藤らバイタルエリアや両ハーフスペースを利用して縦パスを受けようとするも、グルージャディフェンスがタイトなディフェンスによりボール奪取して、縦パスによる速いカウンターを狙っていく一方、アルビレックスもFWデゲスや3シャドーのポジションチェンジを多用してグルージャディフェンスを崩そうとする。
こうした展開がロスタイム前まで続く中、アルビレックスがワンチャンスを確実にモノにする。


(後半)
先制を許したグルージャは開始早々、左WB中村太からビスマルクに替えて、左右サイドのスペースへの基点作りを図るが、まずチャンスを作ったのはアルビレックスで、52分に、右サイドでの展開から、松田からバイタルエリアにてパスを受けた伊藤のシュートはゴール右に外れてしまう。
これに対して、グルージャも左サイドでのカウンターから、ビスマルクを基点に、左ハーフスペースにて色摩からパスを受けたモレラトのシュートはアルビレックスGK小島のセーブに阻まれる。
さらに攻勢に出たいグルージャは、59分に、ボランチ弓削から小松に、左シャドー 色摩から中村充への2枚替えをしたうえ、右WB宮市を左WBに、左WBビスマルクを右WBに配置を変えて、高いサイドに位置してアルビレックスの両SBに圧力にかけていく。
グルージャは、ブロックディフェンスから、バイタルエリアに流れるモレラトやシャドー和田、中村充への縦パスを積極的に狙う中、62分に、グルージャは中村充の左CKから、フォア側にいたビスマルクが2度シュートを放つも、いずれもアルビレックスのブロックに阻まれてしまう。
これに対して、試合の流れを引き寄せたいアルビレックスは、67分に、FWデゲスから谷口に、右シャドー 松田から三戸への2枚替えを行う。その後は、アルビレックスもビルドアップから、グルージャが高く上がった両サイド裏のスペースを狙って、谷口や三戸らのシャドーが流れてチャンスをうかがい、徐々に試合の流れるを引き寄せていく。
81分に、右サイドでのカウンターから、右サイドに流れていた谷口がオフサイドに適切に回避しつつグルージャディフェンスの裏に出てペナルティエリアに進出してシュートを放つが、ディフェンスに戻っていたボランチ石井がギリギリのタイミングでブロックし、追加点を阻まれてしまう。
その後は、グルージャがモレラトらへの縦パスの多用などで前がかりになるところをアルビレックスがその裏のスペースをうまく突いて追加点を上げる。
88分に、中央エリアにてボールを持った三戸が味方と連動して数的優位を作る中、バイタルエリアに進出して放った右足のミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、アルビレックスが2-0とリードを広げて勝利。

【システム】
(アルビレックス新潟)4-2-3-1(右から)
GK 小島
DF  藤原、舞行龍、田上、渡邊
ボランチ 高、島田
3シャドー  松田(67分 三戸)、伊藤(86分 高木)、本間
FW ゲデス(67分 谷口)
(守備時は4-4-2または4-4-1-1)

(いわてグルージャ盛岡)3-4-2-1(右から)
GK 野澤
DF  深川、牟田、小野田
MF  宮市、石井、弓削(59分 小松)、中村太(45分 ビスマルク)
2シャドー  和田(70分 桐)、色摩(59分 中村充)
FW モレラト
(守備時は5-4-1または5-2-2-1。リトリート時は5-4-1)

【勝負の分かれ目】
アルビレックスがグルージャ前線へのタイトなディフェンスにより決定機を作らせなかったうえ、グルージャの裏のスペースを利用したことにより決定機を作って確実に決めたこと。

【まとめ】
アルビレックスは、グルージャの前線からのプレスとブロックディフェンスによりビルドアップや縦パスに対するタイトなディフェンスに苦労したものの、グルージャが前に出た裏のスペースをうまく利用して勝利につなげることができた。
今後首位を狙うためにも、ビルドアップやビルドアップからの縦パスの精度をさらに高めていきたい。

グルージャは、前線からのプレス、ブロックディフェンスによるアルビレックスの縦パス奪取からの素早い攻め、バイタルエリアへの縦パス多用などで、アルビレックスを苦しめたものの、縦パスからのフィニッシュの工夫や精度に課題を残した。
成績が下降傾向にはあるが、今日のような攻守とも積極的な姿勢を継続していきたい。





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最終更新日  2022.04.27 22:50:28


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