フットボール(サッカー)戦術研究

PR

×

プロフィール

スパレーン

スパレーン

カレンダー

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.09.10
XML
2022年J1第29節セレッソ大阪​vsサガン鳥栖の試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。2-1でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)


〈セレッソ大阪〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ奧埜、鈴木とのビルドアップから、右サイドは右MF毎熊と右SB松田、左は為田と左SB山中に、2トップの加藤、タガートが連携し、更に、毎熊、為田が両ハーフスペースを降りてビルドアップを助成し、バイタルエリアへのパスやドリブルを入れながら攻撃を仕掛けていく。
守備では、4-4-2システムを基調として、前線の加藤、タガートを起点としてのマンマーク気味のハイプレスによりサガンの3バックディフェンスラインに圧力をかけてビルドアップを阻止する。リトリート時は4-4-2のブロックディフェンスを基調として、左右へスライドして対応する。
(相手CK時は主にゾーン対応)

〈サガン鳥栖〉
攻撃では、原田、ファンソッコ、ジエゴの3CBとMF小泉、藤田、福田が連携してビルドアップし、右WB長沼、左WB岩崎がサイドに高い位置に張って、FW宮代と3トップを形成する3-2-2-3的システムを構成して、長沼、岩崎への素早い縦パスを展開し、遅功では、右は長沼とトップ下堀米
、左は岩崎とMF福田に、FW宮代が左右に動いて連携しながら攻めていく。
守備では、宮代と堀米が前線2枚とする5-3-2を基調として、厳しいマンマークプレスをかけていく。セレッソのハーフスペース利用には長沼、岩崎の両WBが対応していく。
(相手CK時はマンマーク対応)

【得点】
52分 鈴木(セレッソ大阪)
82分 本田(サガン鳥栖)
90+3分 パトリッキ(セレッソ大阪)

【退場】
なし

【警告】
66分 松田(セレッソ大阪)

【試合の流れ】
(前半)
セレッソは4-4-2システム、サガンは3-5-1-1システムにてこの試合に臨む。
最初にチャンスを作ったのはセレッソで、3分に、左サイドでのカウンターから、左SB山中からスルーパスを受けたFW加藤がドリブルで仕掛けながら放ったシュートは右に外れてしまう。
セレッソは、サガンのビルドアップに対しては、4-4-2ブロックを基調とする前線からのプレスを行い、攻撃でも、ビルドアップから両サイドへの展開からチャンスをうかがうのに対して、サガンはセレッソのビルドアップに対しては、厳しいマンマークプレスを行い、セレッソのボール保持者に自由を与えないとともに、攻撃では、ビルドアップから、両サイドに高く位置する長沼、岩崎への速い縦パスを多用して、チャンスをうかがい、中盤での激しい戦いが繰り広げられる。
その後は、まず、サガンが左CKを得た25分に、ショートコーナーからのMF福田のクロスにゴール前で反応したジエゴが頭で合わせるも、バーを超えてしまう。
セレッソも、その直後の26分に、左サイドでの展開から、左MF為田からパスを受けたFWタガートがペナルティエリア中央へ向けての仕掛けながら放った右足のシュートはサガンGK朴一圭の好セーブに阻まれる。
31分には、サガンが右サイドでの展開にて、堀米が長沼やMF小泉とのパス交換が右バイタルエリアに進出しながら放った左足のシュートはゴール右に外れてしまう。
その後、セレッソは毎熊や為田がハーフスペースに動いて、ビルドアップを助ける動きをしてチャンスをうかがうのに対して、サガンは長沼、岩崎の両WBがが対応していく中、中盤での攻防が激しさを増していくが、両チームとも、決定機は作れずに、前半は0-0で終了。

(後半)
セレッソ、サガンとも選手交代なく後半が開始される。
まず、チャンスを作ったのはセレッソで、47分に、左サイドでの展開から、横パスを受けたFWタガートのポストプレーによりペナルティエリア付近にてパスを受けた毎熊が左足でシュートを放つも、ゴール左に外れてしまい、続く48分にも、左サイドでの展開から、左SB山中からパスを受けた為田のクロスに、ゴールニア側にて反応したタガートが頭で合わせるも、バーを超えてしまい、更に50分には、右CBヨニッチからのロングフィードからサガンディフェンスライン裏に抜け出したタガートがそのままドリブルで仕掛けて、GK朴一圭と1対1になってシュートを放つも、ジャストミートせず、朴一圭に処理される。
セレッソは、サガンの個々の厳しいマンマークプレスを外して、サイドやプレスの裏のスペースを有効に活用できるようになり、それが先制につながる。
52分に、山中の左CKをサガンがクリアしたボールにバイタルエリアにポジショニングしていたボランチ鈴木の右足でのボレーがゴール右上隅に見事に決まり、セレッソが1-0と先制する。
これに対して、先制を許したサガンは、55分に、MF藤田(アンカー役割)から本田に替えて左シャドーの位置に配置し、小泉、福田のダブルボランチ、FW宮代の1トップ、堀米、本田の2シャドーとする3-4-2-1システムに変更して、その後に臨む。
しかし、その後も、セレッソがチャンスを掴んで、58分には、またもや山中の左CKに反応したヨニッチが頭で合わせるも、ゴール右に外れてしまう。セレッソは、その後62分に、FW加藤から清武に替えてトップ下に配置して、4-2-3-1システムにして攻勢を試みる。
サガンも、64分に、堀米から菊池に、岩崎から田代に替えて、CBを右からファンソッコ、田代、原田の順に配置し、左CBのジエゴを左WBに配置して、チャンスをうかがう。
中盤での攻防が激しい中、74分に、セレッソが中央エリアにいた清武からのスルーパスに反応したタガートが、またもやサガンディフェンスライン裏に抜け出して、ペナルティエリア内でシュートを放つも、サガン田代が粘り強い対応でブロックして、シュートを阻止する。
その後は、サガンが田代を中心としてディフェンスラインから落ち着いたビルドアップをし、両サイドへの展開を含めてボール保持率を高めていき、それによりセレッソは4-4-2のブロック対応をしていくこととなる。そして、サガンは、80分に、ボランチ小泉から手塚に、FW宮代から垣田に替えて、5枚の交代枠のすべてを使い切って勝負に出て、サガンが徐々に試合のに流れを引き寄せていき、同点弾につなげる。
サガンは、80分に、右から左への展開から、左WBに移ってあたジエゴと手塚とのパス交換にて、手塚のスルーパスにペナルティエリア左にて反応したジエゴのグラウンダーのクロスに、ゴール前に進出した本田が右足で合わせて、ゴールに流し込んで、サガンが1-1と同点に追いつく。
これに対して、追いつかれたセレッソは、86分に、FWタガートからメンデスに、右MF毎熊から中原に、左MF為田からパトリッキに替える3枚同時交代策に出て、同じく勝負に出て、試合の流れを取り戻していく。
ロスタイムに入った91分に、セレッソは、右サイドでの展開から、パトリッキのクロスにペナルティエリア左で反応した清武が折り返したクロスに反応した右SB松田のシュートはバーを超えてしまうが、セレッソは、サガンのプレスを剥がして、チャンスをモノにする。
セレッソは、93分に、右サイドでの展開から、松田とパス交換した清武の絶妙なクロスに、ペナルティエリアのフォア側にて反応したパトリッキがサガンのマンマークに外しながら頭で合わせたシュートゴール左隅吸い込まれて、セレッソが2-1と逆転に成功して勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン

ボランチ 奧埜、鈴木
シャドー 毎熊(86分 中原)、為田(86分 パトリッキ)
FW  タガート(86分 メンデス)、加藤(62分 清武)
(守備時も4-4-2)

(サガン鳥栖)3-5-1-1(右から)
GK 朴一圭
DF  原田、ファンソッコ、ジエゴ
MF 長沼、小泉(80分 手塚)、藤田(55分 本田)、福田、岩崎(64分 田代)
トップ下 堀米(64分 菊池)
FW 宮代(80分 垣田)
(守備時は5-3-2を基調。ハーフスペースケアで時に4-4-2的対応)

【勝負の分かれ目】
セレッソが激しいサガンのマンマークプレスを掻い潜って、有効にプレスやマークを外す、粘り強い戦いができたこと。 
選手交代策がズバリ的中した小菊采配。

【まとめ】
セレッソは、サガンの前線からのプレスとボール保持者に対する厳しいチェンジを受けながらも、プレスの裏のスペースやサイドを有効に活用して、粘り強い戦いで逆転につながることができた。
選手交代策もズバリ的中して、勝負どころで攻撃を活性化することができた。


サガンはビルドアップからの両サイドを広く利用した攻撃と、特に厳しいマンマークプレスによりセレッソに対抗し、中盤でのボール争奪戦は互角に渡り合った。
試合終了間際に、セレッソにプレスを剥がされて、また決勝点では清武の絶妙なクロスにマーキングが外れてしまったのが痛かった。ロスタイムに逆転を許し悔しい敗戦。

#サガン鳥栖
#sagantosu
#セレッソ大阪

#セレッソvsサガン





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.09.10 22:58:37


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: