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2025.08.29
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カテゴリ: 識別について
昨日、オフィス近くの公園を散歩していたら、シジュウカラ6羽前後、エナガ1羽、メジロ1羽、コゲラ1羽から構成されていた小群がソメイヨシノ、タブノキ、シラカシの木を移動する姿を目撃しました。
中核種(先行種とも呼ばれ、他種を引率する役割)はシジュウカラ成鳥と若鳥、随伴種(追従種とも呼ばれ中核種についていく種類)は、エナガ、メジロ、コゲラという構成でした。和田(2017)が東日本の場合、多くが中核種はエナガと記しています。
処暑すぎの時期では混群の中核種はシジュウカラなのかもしれません。
観察した混群のうち、エナガは眉斑は黒く、後頚は褐色、瞼の色が赤色でした。
写真ではわかりにくさがあると思いますが、アップします。
赤塚(2012)がエナガ若鳥について「約120日で成鳥と見分けがつかない羽毛に換羽するが、10月後半あたりまでは、瞼の色で識別が可能。成鳥の瞼は黄色、幼鳥は赤からオレンジ色」と述べています。これから10月一杯までの間、注目したいと思います。
(引用)
和田 岳.2017.身近な鳥から鳥類学.第35回カラ類の混群に混じる鳥.
むくどり通信.246号.日本野鳥の会大阪支部.
(写真)
一枚目、二枚目:2025年8月28日柏市内で撮影(同一個体を角度を違えて撮影)
三枚目:2014年8月9日柏市内で撮影(瞼の色が赤)













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最終更新日  2025.08.29 13:08:30 コメントを書く


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