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2025.10.06
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(エゾビタキが観察されるようになったのは近年)
今秋、首都圏近郊でエゾビタキを観察した旨の報告が多い印象があります。
鳥友から千葉県北西部での動向について質問をもらいました。
(手賀沼とその周辺地域で観察されるようになったのは、2005年以降)
初めて観察されたのは、柏市布施のあけぼの山公園で2005年9月26日でした。
以降、2009年までは同地で9月から10月に観察され、2009年9月に柏市南部で記録とれるようになりました。その後、原因は不明ですが、2010年を境に記録が途絶え、2019年10月26日に柏市南部で再び観察され再度姿を見かけるようになっています。
ただし、柏市布施のあけぼの山公園での観察記録は2020年10月5日が最後で、以降姿が見られなくなり、以降は、手賀沼沿岸、柏市北部の公園で記録されるのみです。
2020年10月にニュースで桜の落葉が目立つ件が報じられました。
梅雨が長引き、梅雨明け直後に急に暑くなり長く続いたため落葉が早くなったとの内容でした。水不足でも落葉することが知られており、柏市あけぼの山公園では桜の落葉が早く、実のなる木も夏バテ気味となり渡来したタイミングとのアンマッチが続き、エゾビタキが立ち寄らなくなった可能性があります。
(コサメビタキ、サメビタキが絶滅危惧種に指定)
生息地である落葉広葉樹林が失われていること、餌場の減少などが原因と研究者から指摘されています。
都道府県のレットデータを確認すると、コサメビタキは31都道府県で絶滅危惧の区分として報告、サメビタキは6都県で絶滅危惧の区分として報告されています。
エゾビタキについては、絶滅危惧の区分とはなっていませんが、温暖化の影響で餌の減少の影響を受けた場合に急激に変化することも考えられます。
(写真)2枚目とも2025年10月2日柏市内で撮影









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最終更新日  2025.10.06 14:06:51 コメントを書く
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