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旅の順番だと、次は夕方から夜のソウルとなるのですが、最近(先週)、びっくりするお話を聞きました。仕事先の一つには、韓流ファンの女性方のサークルがあるのですが、そのお一人がユン監督のフォーシーズンズを訪問する計画をたてられたら、旅行業者から11月まで閉館と言われたとか・・・・・私自身は未確認ですので、訪問をご計画の方は事前の確認をおすすめします。 さっとグーグルで検索(日本語)して記事はみつからなかったのですが、皆様ご存じでしょうか。今回、ゴールデンウィークで尋ねた時、2年前と比べてさすがに古びてきたな・・・・と感じたので、改装でもするのかしら、と再開に期待しておきたいと思います。 (全体に白が基本色なので古くなるとよごれが目立ちますね、それと展示の品々、貴重な品が基本的にはだかで置いてあるので、痛みもあれでは早いでしょう。。。実は私、博物館の学芸員の資格を持っているのですが、このままだと痛みが早いな~と先日も気になっていたばかりです) 本当は四日目の訪問ですが、とりいそぎ少しばかりご紹介です(すでに訪問されている方が多いと思いますが、改装前の記録ということでお許しください)。 夕方5時閉館のところ、ウニョンがタクアンを食べていた独立門からタクシーを飛ばして、なんとか4時半分に到着です。 フォーシーズンズ入り口からです。 フォーシーズンズのドアです。ウニョンが最初にグリーン・ミュージックに配達にきた時、ジェハさんとぶつかって、またコチュジャンを靴につけたところですね。前回は写真を取り忘れたので、気になっていました。見学者はもちろんこちらからは入れません。駐車場からそのまま庭に入り、ずっとガラスの左手、すぐのところが出入り口です(ジョンテとカングクが最初にグリーン・ミュージックに現れた時、イナででてきた出入り口ですね・・・確か) お庭のピンクトラックも野外だけあり、くたびれてきたようです。。。この反対側に出入り口があります。 入ると小さなカウンターがあり、入場料をお払いして、首からカードをぶら下げます。前回は日本語を話せる、マネージャーといった雰囲気の女性がみえましたが、今回は若い女子大生のアルバイトさんの感じでした(実際は20代の社員の方かも・・・最近、時々いく料理屋さんの店員さん、女子大生のアルバイトなのに礼儀正しくて気の利く子だな、と感心していたら・・・たまたま30歳と分かって・・・つくづく自分がふけたな~と思う次第です)。見学の方も20代の男性一人で、おや?とちょっとびっくり。男性一人でこういうところにくるのは、まして若い方は珍しいですよね? 前回は女性の方ばかりで賑わっていましたが、時間が遅いせいでしようか、静かなものです。 1階に秋、庭の小屋に夏の部屋があるのですが時間がないので、今回はパスして、さっそく建物の裏手にある階段で地下に下りたところに、冬と春の部屋にむかいます。階段の出入り口はドアがあいたまま、展示品の保管にはしめておくべきなのですが・・・ 階段をおりてすぐ前に冬の部屋がありますが、後日、ご紹介したいと思います。その左手にあるウニョンの部屋は、最初は景福宮の西の方にある、あのケナリの咲く階段の家でロケされていましたが、途中からはフォーシーズンズの地下にセットを組んでの撮影したところです。ベッド腋の壁の写真は、ジェハが酔っぱらって寝た時の撮影時とはさすがに違っています。。。 地下の階段をおりて左手うしろ側の部屋です。 こちらのお部屋には、ウニョンの作った貝細工・指人形などの小間物、服装などが展示されています。 次はウニョン・スホの子供時代の服、服装の色を分析している私としては嬉しい展示です。スホの弟のカングクの服もあるような気がするのですが・・・まだ再確認してません。 ということで、次回は一日目のソウルにとりあえず戻ります。※今さらですが『冬のソナタ』、完全版に続いて、『最終章』としてメイキングDVDが5巻もてでますね。 嬉しい限りです。旅行後の『春のワルツ』の見直しがそろそろ終わるので、そうしたら 見てみたいな~と思っています。
2011.05.29
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【ご挨拶です】 ずいぶん久しぶりの更新です。なかなかブログを更新する気分になれなくて失礼しておりました。3月にあきらめた韓国旅行を4月30日(土)~5月4日(水)に敢行しました。 今回は『春のワルツ』がテーマ、具体的にはウニョンの島である青山島、ウニョンとスホが流れ着いた晩才島(実はとんでもない目にあいました・・・)、ソウル市内各地をまわってきました。皆様ご存じのとおり、ワルツは2年間の撮影期間のうち、子供時代だけで3か月もかけています。その分、ユン監督こだわりの色彩も完成度が高く、分析しがいがある訳です。以前に簡単に書いた境界・島のテーマとあわせて、今回はともかく島・子供時代が最重要課題です。結果的には前回の訪問から僅か2年なのに、スローシティ青山島も変わりつつあり、本当に2年前に行っておいてよかったな~、今のうちにきてよかった!でした^^;。。。。。。 ということで、前回の旅行もまだ、ご報告が第一目の釜山から脱出していないのですが。。。。。記憶の残るうちに、先に今回を連載させていただきたいと思います。-------------------------------------------------------------------------------【とりあえずは第一日目出発 雑話】 今回は格安のチェジュ航空が就航していただいたので(とはいえ約5万円)、7・8年ぶりくらいに空路で往復、出発の朝にまず〆切仕事を仕上げて向こうに届けたまではよかったのですが、、、離陸2時間前にセントレアにいくべきところ、いつのまにか頭が2時間前と離陸時間を勘違い(セントレア―キンポーの飛行時間もちょうど2時間、正直これは混乱を誘発します。僕だけかな・・)。自宅に戻った途端、あせっていた家族に怒られる始末。幸い両親がきていたので、母親が用意していたカバンにカメラ・本など放り込み、父親の車で急行して1時間10分前にセントレア入り。なんとか間に合いました。(帰国時は父親が同じく車できたところ、名古屋郊外の大高から知多有料道路が渋滞であきらめたとか。。。今回は二日目にも幸運に助けられた事件が起きます) GW途中のせいか、地震のせいか、出国ゲートにはほとんど人はいず、出国カードも僕の知らない間に廃止されていた^^;。。。。。。。無事セントレアを飛び立ったのですが、途中からは積乱雲が続くような感じで、揺れ続け。有名なジャンケンゲームもなく、キンポーに着陸すると15時過ぎなのに、外は雨で夕暮れ時みたいに暗い・・・・・黄砂と雨雲が重なったせいでしようか? (そうそう、放射能が心配な入国者用に放射能の測定コーナーがありましたが、利用者はいず担当者は暇そうでした。) しかも自宅をでて4時間後にキンポー着、いつも船で一晩かけて釜山入りしている感覚からは、どうも勝手が違い、久しぶりのキンポーが改装されていることと併せて頭がぼーっ状態、基本的な間取りはだいたい同じようですが、お店の並ぶ西側の方は昔も覗いてなかったので、どうだったか記憶になし。 とまれ慌てたおかげで前日に買ったばかりの中古デジカメ(α350+18-55mm)に入れ忘れたコンパクトフラッシュカード、それと付けてなかったストラップを2階で購入(ニコンのストラップは15000Wで安かったけど・・・CFカードはやはり日本の方が安いですね。4GBで40000Wほど、日本なら40000円で8GB)、フードコートでムルネンミョを食べた後、地下鉄で韓国観光公社へ向かいます。※17時ころの韓国観光公社前です。
2011.05.23
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ご無沙汰しておりました。どうもブログを書くと暗いことしかかけそうもなくて・・・・フクシマもそれなりに落ち着いてきたようなので、4月30日-5月4日に韓国に行くことにしました。 最近、皆様のブログも拝見していなかったのでご予定も完全不明ですが、後から飛行機の中で名古屋周辺の方とご一緒だった、と判明したら笑い話ですね^^ 『冬のソナタ』のロケ地も風化がすすむ中、そろそろ最後の覚悟で回る予定が3月は結局、地震のおかげで後が心配でいきそびれ・・・、とりあえず、前回に下調べ不足で確認しきれなかった青山島を中心に、『春のワルツ』主体で計画中です。 ちなみに今日、東京にある江原道の観光案内所(日本名の方でした)に電話をして確認してもらったら、昨年から取り壊して公園にする話がでていたチュンサンの家も、まだ壊された話は聞いていないとのこと、狸さんに春川に電話でもしてさらに確認してもらおうかな~とも思っていますが、龍平にいっても山上へのゴンドラも動いてない筈だし、今年はもう1・2回でかけることにして、まずは春中心かな・・・という気持ちです。※春川の情報、ご存じの方がみえましたら、ぜひご教示ください^^ 写真は2年前に撮影した河東の桜です。天異山嶺の華厳寺(朝鮮で最初に茶が植えられた場所だとか・・・確かに山にいっばいありました)から、タクシーで茶で有名な花開面へ移動したのですが、河沿いに何キロも桜が・・・・・花開面でもお祭りをしていて、観光バスも含めて渋滞がひどくて、最後はタクシーを下りて歩いた次第です。 先日、コリアプラザで河沿いの傾斜面に茶の木があり、道沿いに桜が咲く風景をなんとなく見た気がして確認したら「河東」(全羅南道かな・・)、家で再確認したら、やっばり天異山近辺のようでした。韓国もせまいものです。(実はこの後、天異山の東南にある求礼の高速バスセンターから全州へ戻ったのですが、今日、『春のワルツ 秘密日記』を見直していて、求礼の某村が、イナの事務所のスタッフが川沿いに春の風景を楽しむシーン―橋の上でチェハとウニョンが喋っているとこにイナが来る―場所なのに気が付いて残念しきり、桃源郷って雰囲気はタクシーで寄る価値あり、なのに残念・・・
2011.04.26
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関東にまで放射能が高まっているようで、お見舞い申し上げます。別に原発の専門家でもないのに書くのもなんなんですが。。。。。この点お断りした上、雑雑 朝、新聞をみると、米軍のヘリコプターで散水を検討。。。。。海水で格納容器ごと冷却する方法が、最後に人工心肺で延命するもの、海水につかりつづけておけば、意外と海水をあびた後、空気にさらしておくよりはさびないとはいえ、海水である以上、さびるんだけどな・・・・・それまでになんとかするのが勝負だと思っていたのですが。。。。。ヘリコプターとなると、もう生命維持装置もなく、強心剤で命を維持しているレベル・・・・水素爆発で残った機能も失いつつ、最後のメルトダウンで崩壊していく。。。狭いところに原子炉を並べるからに、トラブルと全体がおかしくなり、かつ、爆発などで問題が起きると、周囲で問題の原子炉まで維持できなくなりつつある。。。。のかな・・・菅さんが現場に乗り込んだのは、批判もあるようですが、電力会社側の隠蔽や対応の遅れ、情報隠しを押さえる意味で正解だったと思うのです。しれでも政府はパニックなどを警戒すれば情報をすべて国民には開示できない筈。「ただちに健康に影響があるレベルではない」は、ときに「後からガン・白血病の確立が高まる」と読み替えるべきでしよう。。。。 専門家でもない人間が適当なことを書くのは避けたいと思っていますが、印刷屋でかけられているラジオで、馬鹿な口調で話すアナウンサーが「インターネットではいろいろな情報がありますが、根拠のあるものなのか、政府の情報・指示にしたがいましよう。」などしゃべっていると。。。。うーーーん。 チェリノブイリと型が違う点に、せめて大爆発で一気に放射能物質が放出、というシナリオだけはないことを最後に期待したいものですが、管理できなくなった原子炉から、つきづきと高濃度貯蔵済みの原子燃料がもれだすとなると。。。。相当な影響が・・・・・まして使用済み燃料まで温度が上昇ときくと・・・・(後は割愛)とりあえず、今朝、家では風呂な鍋・ペットボトルに水をためました。正直、名古屋でも、最低でも当分日本を脱出して、様子をみていたいのですが、こういう時にも日常の仕事や雑用があると、なかなか決心もできないものですね。東京電力も時間停電で原発の必要性をアピールしたいのかもしれませんが、そういう身近な「非日常」に目を奪われず、原発の状況に注意していないと大変と思われます。自分と家族を守るために、できることはしておきたいものです。個人的には父母など家族が23日からしばらく日本を離れるので、せめてそれまでもってほしいな・・・と思うのですが(最悪、そのままイギリスの弟のところに避難もできるので・・・)。。ともあれ、東北・関東の皆様、できることは準備の上、事態の推移にご注意ください。※今回、太平洋北米プレートと北米プレートがずれた訳ですが・・・・今までの各断層レベルでなく、プレート全体がずれると、玉突きでフィリピンプレートなどに影響がでる可能性が高まってないか、気になっているんですが・・・・昨夜の静岡の地震は直下型にしても、いつもより、どうなるか気になってます。※コメントいただき、ありがとうございます。遅れますがまた改めましてo( ..)o
2011.03.16
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朝からラジオをつけていたら、福島の原発で蒸気を逃すとか。。。。それは発電機を格納した容器が壊れないための緊急避難であり、これをしても冷却できなくなったら爆発なんだけどな、、、と思っていたのですが。。。。放射能が強くて作業中断、決死隊には協力会社ではなく電力会社の責任者の方がいくべきだろう、と内心思っていたのですが。。。。(ここで菅さんがいつたら英雄的行為ですが。。。。) いきなり昼過ぎのラジオで、水位が低下して燃料棒が50センチ(訂正、今のニュースでは90センチ)ほど露出して危ないので、消火用の水を仮設ポンプで流し込むとか。いよいよ限界に近ずきつつあるような・・・、こんな時にも仕事にいかざるをえない日常が残念です。せめて太平洋に風が吹き続けますように・・・・・
2011.03.12
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ナニかと多忙でご無沙汰しています。今日の地震、臨時で仕事をしていた名古屋・栄のオフィスで体験、つけられていたラジオで地震と叫んで(原稿をつくる印刷屋さん、ラジオや音楽をつけながら仕事しているんですね。)、何秒かすると名古屋でも。ゆらゆらと長時間波が続くのははじめての体験、割と鋭くとおりすぎていった阪神と違うな、と思ったらラジオで情報がぞくぞく・・・・関東以東の皆様、たいへんそうですね。100年・1000年単位で考えれば当然の地震とはいえ、一人でも多くの方が助かることを祈りますが・・・・それにしても原発のほうが気になります。最悪、津波の被害も越えることに・・・・・ 以下、20時すぎの朝日COMから(どこでもいいのですが)。---------------------------------------------------------------- 経済産業省の原子力安全・保安院によると、11日午後4時すぎ、東京電力から福島第一原子力発電所1、2号機で炉心を冷やす緊急炉心冷却システム(ECCS)が動かなくなった可能性があるという連絡が入った。炉心が十分に冷却できないと、炉心溶融などが考えられ極めて危険だ。枝野幸男官房長官は同日夜、首相官邸で記者会見し、「原子力災害対策特別措置法に基づき、午後4時36分に原子力緊急事態宣言を発令した」と発表した。原子力緊急事態宣言が発令されるのは初めて。 保安院によると、地震で原子炉は停止したが、核燃料の熱が出続けているため、炉心に水を入れて冷やす必要がある。炉心に注水する隔離時冷却装置は動いているが、いざという際には炉心を冷やす最後の手段であるECCSも作動する必要がある。 だが、停電に加え、非常用発電機の停止も重なり、ECCSが作動しない状態が続いている。東電は、電源車17台を同原発に向かわせ、電源の回復を急いでいる。 政府は11日午後9時23分、特措法に基づき、東京電力福島第一原子力発電所から半径3キロ以内の住民に対して避難指示を、また半径3~10キロ以内の住民に屋内待機の指示を発令した。枝野官房長官によると、現時点で放射能漏れは確認されていないという。 また、福島第二原発の2、4号機でも津波の影響で海水冷却ポンプが止まった可能性があり、このまま止まり続けると、現在は機能しているECCSに影響を及ぼす可能性があるという。 ---------------------------------------------------------------- ECCSが作動しない場合、炉心溶融、ひらたくいえば原子炉が爆発する可能性は高い筈、・・・・・「枝野官房長官によると、現時点で放射能漏れは確認されていない」のは当然で、爆発した場合があくまで問題であって何の気休めにもならない訳で・・・・、爆発となると半径3~10キロの避難ですむ問題ではない・・・・まぁ、原子力の専門家でもない人間が皆様をパニックにするようなことは書かない方がよいのですが、今晩から明日あたり、ニュースには気を付けておきたいものです。 爆発した時のために風向きを確認すると、東北がいまいちわかりにくいですが、関東は北から北北西・東海は北西の風、放射性ガスは太平洋側へ流される(→名古屋は少なくとも直撃はされなさそうな・・・、影響がない訳ではないでしょうが、冬場に若狭湾で爆発した場合は名古屋で百数十万人が死ぬよりは、名古屋的にはましかな・・と)。世界中に放射能が広がるとしても、とりあえずは極力太平洋側へ流れることを祈りたい、というか、爆発を防げることを祈りたいです。東北の風むきにもよりますが、とくに関東の方は風向きにもご注意ください。 近年は温暖化対策を名目に、原発政策がふただび活発化しつつある昨今、今回の地震がいい教訓に終わることを期待して、ラジオをつけてます。[12日12時30分]、現状、5メートル程ある水が半分ほどに減っても水がある状態ではあるようですね。とりあえず今晩は寝ようかな・・・・
2011.03.11
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新年あけましておめでとうございます。とくに新しい話でもないのですが、とりあえずご挨拶に・・・今年は冬からGWあたりで、また韓国にいく企画中です。『冬のソナタ』ロケ地もなくなりつつある昨今、できるだけ四季シリーズのロケ地を廻りたいと思っています。前回、フォーシーズンズで地下の『冬のソナタ』『春のワルツ』の部屋を見忘れたのも見ておきたいかな・・・多少、欲しいデータもあるので・・・ということで、最近、改めてユン監督の初期作品を見直し中、この数ヶ月で『招待』『フィーリング(ヌッキム)』『プロポーズ』等など・・・・、で、プロポーズの途中で気になっていた『春のワルツ』(とりあえず第六話まで)に浮気したところ、色彩が多くて分析が難しいだろうと思っていたワルツ、逆に情報量が多いのと、きっちり計算されているので、以前に冬ソナで書きかけた視点でけっこう分析できてしまいました(苦笑)。 ご報告はちゃんとみてからですね。。。冬ソナの分析も放置してままだし、あいかわらずののんびり更新で失礼しております。(〆切のない仕事は年単位で先延ばしするタイプなので^^;。。。。。。。)
2011.01.03
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久しぶりに釜山上陸の続きです。まずはミノルタのデジカメのバッテリーが不調で、釜山港の観光案内所で聞いた、南甫洞のカメラ屋さんです。東側の入り口すぐにあり、そこそこアクセサリー等もあったので、今後のためには憶えておきたいお店です。ただし今はカメラ業界から撤退したミノルタカメラ、代わりのバッテリーは予想どうり販売していず。 この後、ミノルタからカメラ部門を受け継いだソニーの代理店を探して釜山市内をうろついたのですが・・・・それはともかく、南浦洞の裏通りのご紹介です。 おしゃれな通りとして有名な南浦洞ですが、金沢出身らしく、私は裏通りを歩くのが好きなので・・・北京のフートンやヨーロッパの旧市街のような落ち着いた味はないのですが、やはり雑雑とした雰囲気を楽しんでいたら、面白いものを発見しました。 「社團法人 韓国調理士協会中央会 特殊飲食分科委員会」の看板が掛かっています。何が「特殊」かは水槽の中を見ても一目瞭然ですが・・・・ 上にはこんな大きな「河豚ちょうちん?」が^^ それにしても「中央会」がなぜソウルでなく釜山なのか。。。下関同様、河豚(01)は釜山が本場??? ついでに、近所には済州島のトルハルバンや亀さん達もいらっしゃいました・・ 南浦洞周辺は地下鉄の距離がとても短いので、最初、逆に地図を見ながら歩いてもとまどった次第です。。。。。(01)【余談】愛知県の三河湾に浮かぶ篠島周辺は実は河豚の名産地、ひそかに下関へ送られているとかいないとか。。。。
2010.12.20
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久しぶりの更新です。『アニメ・冬のソナタ』のラスト、実写シーンのショックは、バ゜ク・ヨンハ氏の死去で、またユン監督のの作品論を書いてもいい気にはなつていたのですが・・・・ともかく多忙o( ..)o時間がある時はもっぱら横になりながら、ドラマをみながら体力の回復につとめておりました・・・ 『風の絵師』『銭の戦争』『花より男子』『オークションハウス』『彼らの世界』は一応完結、『夜になればわかること』『雪の女王』はもう少しで終了・・・『スターの恋人』は半ばくらい・・他に何をみたかしら・・・とまれ世間様にはずいぶん遅れております。なお日本物では『池中玄太80キロ』を2の最初まで見直し中、怒鳴りあうシーンはやたら多いは、西田敏之と坂口良子は同居しちゃうは・・今の韓国ドラマとよく似ていますね。 で、今日はユン監督の『フィーリング』の見直しをした後、(本当はとうの昔に読んでいるべき)『春のワルツ 秘密日記』を今頃読んだ次第・・・・・ びっくりしたのが、ウニョンとスホが石を積むシーン、雨宿りの東屋も、石積みも本当はなく、島の人たちに石を集めてもらったり、漁船の廃材などでスタッフが作ったものだとか。現地にいっても自然で全然気が付きませんでした^^;。。。。。。。 青山島はともかくお墓が多い上に、島の方たちの手入れ草刈りをしている最中だっり、ご先祖と今の人たちが共存している風景が印象的なのですが、谷間の小さな丘にお墓がいくつかある(写真左手の方になります)、その登り坂の手前の一画に作られています。石積みはともかく、東屋の方は最初から造りが古びすぎていて後何年保つのか・・・ 旅の記録はまだ釜山に上陸したところから進んでいませんが・・・上陸二日目に柚子で有名な高興郡、『夏の香り』のポソン、と回った後、三日目に一日過ごしたのが青山島、旅日記が辿り着くのはいつの日やら・・・青山島はまだ現地でびっくりしたことがあるのですが・・・いつかまたです^^;とりあえずひさしぶりの更新でしたo( ..)o
2010.12.12
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あいかわらず多忙で、皆様にも読み逃げばかりで失礼致しております。 今日(6月30日)に一時帰宅すると、madame*ゆかさんから掲示板にパク・ヨンハ氏が亡くなられたことを教えていただいていて・・・・・・絶句しました。名古屋・今池の韓国物産屋さんのナリタで買い物をすると、『冬のソナタ』のカレンダーをかけていたのはともかく、すぐ入ったコンビニで『冬のソナタ』の主題曲が流れてきたのには思わずしんみり耳をかたむけた次第です(残念ながら日本語歌詞が流れてきたのですぐに出ましたが・・・)。。。。夜、仕事から戻のるとPCの前にいた狸さんが、また教えてくれて、事務所を独立した後で人に裏切られたとかなんとか、という説も当否はともかくあるようです・・・・日本のHPでは、お父様の病気や飲食店の出店計画などは書かれていても、まだ事務所関係の話題は書かれていないようですね。それほど捜せていませんが・・・・・細かいことは書きませんが、狸さん、以前にヨンハ氏の大ファンの方が立てられた企画のため、通訳として何回かご一緒してパク・ヨンハ氏のマネージャーと会ったり、食事をしたり・・・・・・・・結局、企画は実現しないままになりましたが、そういうこともあり、比較的身近に感じる俳優さんの一人でした。韓国語HPをあまり探しまわる気力もでず・・・追悼の意を表して、とりあえず MSN Koreaを参照、写真はMSNからの転載です。【追記7月2日】日本語HPでも触れられているでしょうが、多くの方が惜しみ、また葬儀に集まられているようです→DAWM
2010.06.30
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【今回はあまり意味のない記事です。アニメ・冬のソナタ最終話のネタばれを避けたい方、これから放送・DVDをお楽しみになりたい方は、以下、ご覧になられないでください。※念のため、アニメ部分に関してはなかなかよいできでした。私に衝撃を与えたのは実写部分です*o_ _)o】 先ほどアクセスを拝見していると 56565でした。更新もろくしにしていない日記、皆様いつもありがとうございます。最近、仕事も忙しいのですが、別の原稿用の仕事にも追われていて。。。それはそれで面白いのですが、疲れてます。。。 で、古い話になりますが、他の方の記事を整理して、いよいよオリジナル分析に入ろうとしていた『冬のソナタ』論も作業の途中で止まっています。ユジン達の服装をキャプチャーしてデータを整理するのに意外と手間どっているのもあるのですが・・・・実はかなりモチベーションが下がる事件がありまして。。。。 私が多忙な間に『アニメ・冬のソナタ』もいよいよ最終話を迎えた訳ですが・・・・最後の実写場面があまりに残念で・・・・まだご覧になられていない方にはネタばれになりますし、あるいはヨン様とチェジウがともかく一緒に演じているだけで感動された方もいらっしゃるとは思うので、あまりコメントしたくはないのですが・・・・、ご意見の異なる方には、こういう感想もある、ということでお許しいただけますでしょうかo( ..)o 私は実写場面は最後にお礼の挨拶でもするくらいだと、勝手に思っていたのですが。。。なんと「夢の家」で友人に囲まれて結婚式をあげるシーンでした。。。ちなみに冬ソナの脚本家達、あるいは「ジョンア姉さん」が小説の形で結婚式シーンを描いていますが、「」夢の家」での式という点で「ジョンア姉さん」の案と同じです(脚本家達はどちらも春川で結婚させています)。それはともかく・・・以下、雑感。。。1.外島の「夢の家」は私が現地を訪ねても、手入れの行き届いたとても素晴らしい島でした。それだけに適当な公園に真似したセットを建てて撮影されても、安っぽさばかり目について・・・・重ねて、あの季節の江原道、光線状態を含めてきれいな映像をとれる天候状態でもなかった筈、イベント優先でのやっつけ仕事にしか思えないのです。。。。2.書くのがさらに気が引けるのですが、チエジウは確かに今でも綺麗なんですが・・、それでも冬ソナから流れた時間を考えると・・・・・やはり結婚式を挙げ損ねた夫婦が、何年も後から結婚式をあげているようにしか見えて・・・・少なくともチェジウ、髪はアップしないで降ろしていた方が若々しくみえるのに・・・・と。。。。。。。3.で、一番苦言を呈したい点です。この実写の結婚式シーンは『アニメ・冬のソナタ』のラストシーンなのか(・・。)?、それとも実写ということで、オリジナルの『冬のソナタ』にも接続しているのか(・・。)?、よく判らないことです。別にどうとるかは視聴者の自由で、どちらとつながっていてもよい筈なのですが。。。個人的にはオリジナルの冬ソナに繋がって欲しくないのです。。。。。。。。。 aアニメの最後に式場に向こうユジンを、サンヒョク君がエスコートするところで実写に切り替わるのですが、、、、サンヒョク君の俳優がニコニコ庭に立っていても。。。おいおい、という感じで。。。。特別、外見に問題のある方ではないですが、あの超美男子のパク・ヨンハ=サンヒョクのイメージからいくと・・・・・わずかの期間でサンヒョクがとんでもない中年太りをして、すっかりおじさん臭くなつたような、そんなショックをうけたのは私だけではない筈です。 bで、それでもアニメの声優みなさんでのお祭りイベント、と割り切れるなら、それはそれでまだ許せる余地があるのかしもれませんが・・・・結婚式の参加者は、声優さん達+エキストラなのでしょうが・・・それでも全然知らないテレビ版と違う顔ぶれがならぶことに違和感を覚えていたら、なんと騒いでいる友人達の中に、ヨングクを演じたリュ・スンスがいるのをみつけて。。。。 正直、死にました・・・・・・・・なまじ実写でヨン様・ジウ姫・スンスがいると、オオリジナルの冬ソナのイメージまでおかしくなりそうで・・・・・・ 結論、『アニメ・冬のソナタ』はあれはあれで面白かったです。正直、ユジンは生身のチェジゥより透明感があって、こちらの方がお気に入りだったくらいなのですが・・・・ 最後の実写シーンで、現在の気分はすべて悪夢に転じました。。。。。 で、しばらく、冬のソナタはみれなくなりました。。。。繰り返しになりますが、アニメ部分自体はストーリーも工夫され、なかなかよいできだったと思います。ただ・・早くショックを忘れて、もとの新鮮な気持ちでみれるようになるまで、もうしばらくお時間をいただく必要が・・・その時、改めて記事を再開したいと思います。。。。。数年先、ユン監督が新シリーズをはじめるのに会わせて、フォーシーズンズの本を出すのも戦略というものでしょう。。。多分。。。。。。。
2010.06.04
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釜山の、西面の北にある太田市場で出会った猫君です。なかなか面白い市場ですが旅行最終日なのでご紹介はいつになるやら・・ で緊急、棄てられた子猫達の里親捜しです。【以下、削除・訂正2010年5月27日】・・・幸い、ボランティアの方が里親を捜されているそうです。子猫ちゃんたちが今いるのは石川県、ご関心のおありの方はメッセージなとり、コメントでご連絡いただければ、ご紹介させていただきます。
2010.05.25
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年度はじめの4月、多忙で睡眠時間1時間で、朝・昼ご飯なしで会議にでたり・・・いい年をして無謀な生活をしていました。どにかへいく訳ではありませんが、GWって、やはり嬉しいものですね。アニメ・冬ソナもいよいよエンディングですが。。。ブロガーの皆様の訪韓記事を拝読していたら、つい私も書きたくなりましたので1年前の「韓流と韓国茶の旅2009」、ようやく釜山港に上陸しておきたいと思います。 ※前回はパンスターフェリーの旅後半です。下船前はロビーにお客さんたちが集まってきますが、下船、入管に向かう途中からの一枚、船首近くの船腹が斜めに開いてトラックがでてきます。 釜山港・国際線ターミナルの1階ロビーです。携帯電話のレンタルをしようとしたら、申し込みたてのクレジットカードが仮カードで使えませんでした。韓国では、磁気カードで公衆電話から日本へかけようとすると、意外と不便なので今回は携帯を借りようと思ったのですが最初から予定とははずれました。。。。。両替をして市内へ向かいます。 ターミナルビルをでて左手(西側)の風景、真っ直ぐ行くと、もよりの地下鉄駅があるのですが、問題は南側からくる道とのT字路には横断歩道がなく、陸橋を渡るしかないこと。重い荷物をかついで登るのを避けるには、ターミナル前で北側に横断してから西側へ向かうのがコツだったのですが・・・・あれ? 陸橋なんてどこにもない・・・・後日、釜山近郊にお住いのプロガー、さきちゃのオンマさんにお伺いしてみたところ、実は陸橋はなくなっていたとか。。。。便利にはなりましたが、ちょっと複雑な心境です・・・ ちなみに付近にはドクロマークの不思議な石碑が・・・第三師団設立の記念らしいです。そういえば朝鮮戦争の時、唯一残された土地が釜山ですが、それにしてもドクロはアメリカ軍の影響でしょうか^^;。。。。。。。ということで、続きはいつになるか判りませんが、実はデジカメのバッテリーがおかしいようなので、港の案内所で教えてもらったカメラ屋を探して、地下鉄でナンポドンへ向かいます。 ※『遠すぎた橋』は、昔の戦争映画ですね^^・・
2010.04.30
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あいかわらず忙しさにかまけて更新おさぼりしていますが、昨夜深夜、眠気覚ましに『オンエア』を見ながら仕事していたのですが・・・今日、名古屋のコリアンプラザからのメルマガでびっくり・・・・・名古屋韓国観光公社、これは絶句ものです。ちなみに私は仕事ありで参加無理・・・泪 名古屋近郊の皆様、ふるってご応募ください。(リンク部分だけ、クリックですぐ飛べるように若干原文から代えてあります)〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓KOREA PLAZA NAGOYAにパク・ヨンハが登場!「韓国訪問の年記念 パク・ヨンハ TALK SESSION IN KOREA PLAZA NAGOYA」〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓5月19日にニューシングル「ONE LOVE~笑顔であふれるように~」をリリース! また、6月9日には待望のニューアルバムの発売も決定しているパク・ヨンハ。 そんな彼をKOREA PLAZAに迎え、FM AICHIとの共催で5月10日(月)にトークイベント 「韓国訪問の年記念 パク・ヨンハ TALK SESSION IN KOREA PLAZA NAGOYA」を開催! 韓国観光公社名古屋支社では、このイベントに抽選で10組20名様をご招待します。 締切は4月25日(日)到着分有効です。皆さまからのたくさんのご応募をお待ちしております。◎このイベントの模様は、5月23日(日)の19:00~19:30にFM AICHIの特別番組としてON AIR予定!───────────────────────────────────■日時:5月10日(月)開場 18:30 開演 19:00 ■会場:KOREA PLAZA NAGOYA(中区錦2-18-19 三井住友銀行名古屋ビル1F) ■ゲスト:パク・ヨンハ ■MC:ターザン山下 ■募集人数:10組20名様 ■応募締切:4月25日(日)到着分有効 ※当選者の発表は招待状の発送をもって代えさせて頂きます。 ▼▼ イベント詳細・応募はコチラから ▼▼───────────────────────────────────◆今回の応募は、韓国観光公社受付分も上記FM AICHIの応募フォームにて受付しております。 韓国観光公社名古屋支社への電話やFAX、E-mailでの応募受付は行っておりませんのでご注意ください。 ◆イベント情報詳細URLは、携帯電話からはアクセスできませんので、ご注意ください。
2010.04.19
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相変わらず更新さぼりで失礼しております。最近立て込んで珍しくも朝8時前から満員の地下鉄に乗ったりで(家の都合で早い日は5時台^^;。。)、疲れはてました。ちょっとだけ一年前の『春のワルツ』『冬のソナタ』の旅の思い出です。昨日、やうやう仕事も一段落着いたところで拝見させていただいたのが。。。先月に名古屋のイ・ソジン恋人企画の当選チケットでソウルに行かれたmadame*ゆかさんの記事・・・・ 仁寺洞でお召し上がりになられた、現大統領やイ・ビョンホンも寄った韓定食『味香(ミヒャン)』で、韓定食20000Wのランチが、あまりにも量が少なかったそうです。仁寺洞の観光地化も残念なことですが。。。。ふと思い出したのが、1年前に光州・高速バスセンターのコードフードで食べたカルビタン(値段は忘れましたがせいぜい8000Wのはず・・・・・・)。この日は一日『春のワルツ』の青山島で過ごした後、バスで夜に光州まで到着、週末に円をウォンに換えられるホテルがなく、さらに全州のホテルまで移動するという悲惨な状況だったのですが。。。。(前日に高興の銀行で円とウォンが交換できないまま、青山島では銀行というもの自体が存在せず・・・・・・、韓国の地方周りの時は、十分両替しておくべきです。とくに週末にかかる時は気を付けないと・・・・) 残り少ないウォンで23時発全州行きのバスを待つ間に食べたカルビタンが下記の写真です。韓国としても、かなり量が多いのでないでしょうか。。。。。yukaさんのランチのお写真と比較してみてください。20000Wで4人前の韓定食と、私一人のカルビタン、量がどちらが多いのか悩むくらい量が変わらない・・・・・ 私の人生で4回目の、食べきれるか心配しながら、苦しくても頑張った経験でした(韓国だから残せばいいのでしょうが、やはり、食べ残すことに罪悪感を覚えるのです・・)。ちなみに味も悪くありませんでした。フードコートとしては最高レベルだと思います^^;。 やはり「食は全州にあり」ですね。【以下、余談】 1、高知のさわち料理大学1年の夏、四国の市民オケまでエキストラに行った際、オーケストラの先輩の家に泊めていただいたのですが・・・・夕食のお膳の多いこと多いこと、普通の観光旅館の宴会の3倍はあり。。。料理の追加など考えもせず、みんなで「満腹」になった頃、最後に漬け物と共に出てきた山盛りのどんぶり飯に絶句しました・・・・・・全員なんとかいただきましたが、、、高知恐るべしです。 2、ストックホルム旧市街のレストラン大学3年生の冬、同行していた父親が日本と同じつもりで「量が少ないだろう」と、メインディツシュにサーモンの酢漬けと、ステーキを頼んだところ、フライドポテトやら付け出しも含めてボリュームの多いこと・・・・・、北欧は実に質実剛健でした。 3、北京・宮廷料理店の海鼠天安門事件のちょうど一年後、アジア大会にわく北京を訪問したのですが、留学中の友達と二人で入った宮廷料理店、女の子のお薦めを頼んだところ、海鼠料理の大皿が3皿(日本なら一皿で4人前はありそう・・)、幸い、残り一皿は量も味もない蠍(サソリ)の唐揚げだったのが幸いでしたが・・・・どれも似たような味のあんかけ海鼠ばかり・・・・不味くはないけど、食べきるのは辛かった。。。。。。。。。半年は海鼠は食べる気がしませんでした・・・・・
2010.04.03
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あいかわらず更新が進まず失礼しておりますが、お約束のコートの色分析、一応、着々と草稿は準備中です。で、、、、驚いたのが・・・・・ 本日午後3時頃、アニメ・冬のソナタの撮影イベントで突風が吹き事故だとか・・・さっと韓国のMSNを みてもニュースはみつからないのは私の探し方が悪いのか・・・幸い、皆様軽傷のようなので、以下のよた話をお許し頂きたいのですが・・・ 最初の疑問は、でもどうして江陵で? 竜平(一番最近みた、竜平のご紹介、seolmikiさんです→ヨンさま、チェ・ジウの冬ソナ暖炉の部屋の飲み物料金 「ヨンピョンリゾート」 ))は江陵から1時間少々なのでそのせいかしら。。。と思いつつ、次に気が付いたのは、そういえばユジンさんが運び込まれたのは、江陵の病院だったので(アニメ版での設定は知りませんが。。)、ひょっとして。。。。。ご家族の皆様、ロケ地の病院に入院されたのでは?ここまでくると・・・次の想像は、家族思いのヨン様、けがをされたご家族をお見舞いされる可能性もあるなと。。。としたら、ロケ地の病院で、ユジンよろしくヨン様にお見舞いされたとしたら・・・ご家族の皆様、これは一生の思い出になるな~、と、馬鹿な連想が流れます。実際はともかく(少なくともヨン様はお見舞いくらい贈られるでしょうが・・・)、私もイベントに参加したかったです^^ ちなみ江陵高速バスセンターは、昔、『冬のソナタ』『秋の童話』めぐりをした時、何回も立ち寄りました(ヤンヤン→カンヌン→ヨンピョン→カンヌン→トンベ・ソクチョ→(カンヌン)→ソクチョ→(カンヌン)→釜山)。高速バスセンター前の食堂のうち、センター側からみて確か一番右手の食堂はなかなか美味でした。。。【以下、私事です】 今日は確定申告の後、すぐ近所の名古屋コリアプラザに行ってきました。若い女の子二人組が何やら調べ物をしています。若い世代が韓国に親しんでくれるのは嬉しいものですね。『コリアトラベル』という新聞の創刊号(2月27日付)も置いてありました。で、以下、完全私事で恐縮ですが、実は今日は私の誕生日なのですが・・・・・うちの狸さんは覚えていなくて、まだワカメスープを飲んでいません。たまたま朝食にトックのスーは作ってくれたのが代わりになるのでしょう^^;。。。。【韓国俳優ニュース】韓流スター、ペ・ヨンジュンとチェ・ジウが出演する、アニメ『冬のソナタ』最終回の撮影現場(最終回は実写)を突然の強風が襲い、日本から見学に訪れていた27人が負傷する事故が起こった。12日午後3時10分頃、江原(カンウォン)・江陵市(カンヌンシ)・江東面(カンドンミョン)サンクルーズリゾート内で、ペ・ヨンジュン&チェ・ジウが出演するアニメ『冬のソナタ』最終回の撮影が行われていた最中、日本人ファン27人が強風で飛ばされたセットに当たり負傷。負傷者は、すぐに近くの病院へ運ばれた。なお、ペ・ヨンジュン、チェ・ジウなど出演者に怪我はないという。負傷した日本人の多くは女性で、頭部や腕、足などに軽症を負ったとのことだが、命に別状はないと確認がとれている。今回の事故は、アニメ『冬のソナタ』の撮影のために作られた2m×8mの演壇付近で見学していた日本人ファンが、突然の強風により被害に遭ったと分かった。現在、警察は事故の詳細を調査中だ。2010/03/12 17:26:04 入力※台湾版第7話・・・・
2010.03.12
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たんに気が付いていらっしゃらない方へのご案内です。チェジュ航空のセントレア―金浦就航の無料記念イベント、チェジュ航空側での受付は終了していますが、名古屋のコリアプラザで、直接来館者はまだご応募いただけます。私も応募してみたいのですが・・・・・・・イ・ソジン君の恋人に立候補する訳にもいきませんので^^;。。。。。。。(チェ・ジウなら喜んで参加するのですが 笑)※気が付かない間に5万アクセス過ぎてました。最近は多忙にかまけておさぼり中でしたのに皆様、ありがとうございますo( ..)o (以下、韓国観光公社のにニュースからの転載です。) チェジュ航空 名古屋-金浦就航記念「イ・ソジンと一緒に楽しむチェジュ航空就航の夜」チェジュ航空 名古屋-ソウル(金浦)就航記念「イ・ソジンと一緒に楽しむチェジュ航空就航の夜」 2010年3月29日より、新しくチェジュ航空が中部国際空港とソウルの金浦空港を就航します。 これを記念して、3月13日(土)中京大学文化市民会館オーロラホールにて 「イ・ソジンと一緒に楽しむチェジュ航空就航の夜」が開催されます!! <イベント詳細>■日 時:3月13日(土)18:00~20:00 ■場 所:中京大学文化市民会館オーロラホール ■参加費:無料 ■内 容: ◎イ・ソジンの恋人選び大会 ◎JEJU航空韓流コンサート(B-BOY&サムルノリ) ◎イ・ソジン広報大使委嘱式 ◎イ・ソジンに会って、チェジュ航空に乗って、韓国に行こう! ◎司会者レクリエーション/クイズイベント等 ※イベントのプログラムと景品は変更になる場合もあります。 ■主 催:(株)JEJU航空 ※詳細はチェジュAIRウェブサイト(http://jp.jejuair.net/)をご覧下さい。※チェジュAIRウェブサイ トからのオンラインでの参加応募は締め切りました。 ※イベントのお問い合わせ先:jejuair1@gmail.com(チェジュ航空イベント担当) ★コリアプラザ名古屋来館者特典★ コリアプラザ名古屋にご来館いただいた方には、 上記イベント「イ・ソジンと一緒に楽しむチェジュ航空就航の夜」招待券が当たるチャンス!! 3月3日(水)~3月9日(火)にコリアプラザ名古屋のご来館いただき、 ご応募いただいた方の中から抽選で25組50名様に「イ・ソジンと一緒に 楽しむチェジュ航空就航の夜」招待券をプレゼントします。 応募期間:3月3日(水)~3月9日(火)※土日祝は休館 応募方法:コリアプラザ名古屋に設置の応募用紙に必要事項をご記入ください。 当選者発表:招待状の発送をもってかえさせて頂きます。 ※ちょうど、megrinさんの韓国旅行プログで東京のコリアプラザのご紹介中です。
2010.03.04
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ちょっと(?)遅いですが、旧正月ということで、あけましておめでとうございます。順番だと冬ソナのコートの色分析の筈ですが。。。突然恩師から手紙がきて何年か放置していた原稿のご心配をいただいたり、新しい仕事先の研修が続いてたり・・・皆様には失礼しておりました。 今回は新年のご挨拶に、狸さんから聞いた小話を一つご紹介、戦後、日本でと同様、アメリカ軍の兵隊さんたちは子供にガムやチョコをあげていたので、やはり日本同様、韓国の子供達も「ギブ・ミー」を覚えてしまったとか。で、ある日、卵のかごを頭にのせて歩いていたアジュモニ、米兵とぶつかって卵が割れてしまいました。。。「エグモニ~!」 「アイゴー」と同じような嘆き言葉ですが・・・アメリカ兵はお金を置いていったそうです。「Egg Money!」に聞こえたとか。。。。 ちなみに狸さんが中学の時、英語の先生が話してくれて、韓国でもアメリカ人が話しかけると逃げてしまう人たちが多かったのですが、勉強していないアジュモニでも話せるのだから、君たちはしっかり会話できるように、とのことだそうです。。。。※今回は新年のご挨拶にて怠慢で失礼いたします。。。
2010.02.17
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今晩は分析に入る前の一服として、登場人物の服装の色彩をなぜ分析する必要があるのか、ジョンア姉さんの言葉でスタイリストとしてのユン監督を確認しておきます。第3回というより、2.5回です^^;。。。 ポラリスのジョンアを演じたヒョンスクさん、『レモンティーの誘惑』(『カラー』)など以前からユン作品に出演され、監督の演出スタイルをよくご存じの女優さんです。彼女の『ジョンア姉さんの冬のソナタ』の一節をご紹介させていただきます(30-31頁、アンダーラインは室長)。●ジョンアは建築設計事務所の代表で、キャリアウーマン。見た目と醸し出す雰囲気から表現されるジョンアのイメージを捉えることが私の課題であり、私のスタイリストの課題でもありました。 俳優の衣装というのは、ただの衣服なのではなく、シーンにおける調和とシーンの流れの中における調和、さらにはキャラクターの構築にまで連結するという徹底した演出スタイルを持つユン監督。それを知っている私はいやおうなしに緊張しました。 そして考え出した方法が、撮影するシーンを分析する際にいろいろな衣装を準備するということでした。それなりに作戦を練ったので、はじめの一、二度、監督の意図と一致すると、監督は私の衣装に関してはほとんどタッチしなくなりました。 ところが、そうなるまでに数多くの試行錯誤をしましたから、私のスタイリストは死にそうだったでしょう。この服じゃない、あの服でもないと厳しく注文をつける私のせいで、私が服を着替える時になると顔をこわばらせていました。 後で聞いた話ですが、出演者はみんなスタイリストもこなす監督のために苦労したそうです。それもそのはず、私のようにある程度経験の長い俳優ならば、シーンのつながり方だったり、役柄を表現することに慣れていますが、経験が少なくて、そういうディテールに慣れていない俳優には出口の見えない作業に思えたのではないかと思います。 それもそのはず、自分の役柄のキャラクターを表現するのも難しいことなのに、撮影するシーンで共演する俳優が着ている衣装との色の組み合わせも考えなければならないし、背景になる場所の色合いとも合わせなければならないのです。考えなければならないことがたくさんある中で、ほとんどの出演者のスタイリストが口を揃えて「監督がスタイリストまでしている...」と言っていました。ユン作品において、俳優の衣装は「シーンにおける調和とシーンの流れの中における調和」「キャラクターの構築」と関わり、共演者同士の衣装の色の組み合わせ、背景の色合いまで合わせる必要があることが確認できます。衣装の色を分析する有効性、ご理解いただけましたでしょうか。 ちなみに余談、ユン作品の女優さんはなぜ美しく、男優さんは素敵なのか。ヒョンスクさんが最初に『冬のソナタ』の撮影参加した、愛犬ハッピーを預けた動物病院の撮影シーンでのエピソード※が、俳優さんを大切にするユン監督の姿勢を示しています。撮影前に監督と相談して、「キャリアウーマンとしての自信と、気さくなジョンアのキャラクターを外見的に表現する」ため、髪をショートカットにしたヒョンスクさんですが、独自に「もうすこし髪の色が明るいほうが良いと思って、明るめのブラウンにカーキを加えてヘアスタイルを完成」させた結果、次の事件が起きました。。。。「あの、ヒョンスクさん...。」「なんでしょう、監督」「短いのはいいんですが...」 私が驚いて監督の方を見ると、ユン・ソクホ監督はさらに首をかしげながら、私の髪をじっと見ていました。「監督、何かおかしいですか?」 私が聞き返すと、「え~とですね、ヒョンスクさん。ペ・ヨンジュンさんがヒョンスクさんと髪の色が同じなんですよ」(中略)やりとりを見ていたマネージャーが、時間がないから髪を黒く染めるスプレーを買って来ると言うと、「マネージャーたる者が、自分の担当する女優のヘアスタイルをそんなに簡単に考えてどうするんですか?」 しゅんとしてしまったマネージャーに代わって、私が言いました。「じゃあ、この近くでカラーリングだけしてきます」「いいえ、ヒョンスクさん。いつも行っている美容院でしてきてください」「でも、そうすると時間がかかってしまうので...」「気にしないで。俳優のヘアメークなんですから、待てないなんてことあるわけないじゃないですか? 心配しないでお行きなさい」 監督の配慮があって、カラーリンクを済ませて撮影現場に到着したのは、5時間後でした。 (中略)どんなに時間がなくても俳優を気遣ってくださって。俳優のコンディションが最もいいときに最高のシーンが取れる、最高の作品を作ることができるという揺らぎない信念を持っているのです。(『ジョンア姉さんの冬のソナタ』27-29頁)時間との戦いである韓国ドラマ撮影の中、レギュラーとはいえ主役ではない女優さんの髪色のために何時間も待つユン監督、確かに「韓国では変わっている」のでしょう。。。。。※写真は台湾版なので、色が赤っぽいです。。。
2009.11.19
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今回も少し長くなったので、『冬のソナタ』の基本色としての白のお話までとなります。 ※紅葉の南怡も綺麗ですね。hemiさんが素敵な紅葉をご紹介されています。1、基本イメージとしての雪=白=純粋 『カラー』の「白で描いた悲しみ」が『冬のソナタ』の原点であるように、冬・純粋をイメージする「白」は『冬のソナタ』の基本色です。『フィーリング』『秋の童話』『冬のソナタ』などユン監督との仕事が多く、監督の信頼の厚いオ・スヨン作家は「師を語る メロドラマを語る」(『冬のソナタ 新しい物語』153-158頁)で次のように述べています。●ユン・ソクホ監督の色彩美学が、この作品では一層成熟した形で表現されていると思います。“白"は、このドラマの季節的背景を成している“冬"のイメージと一致しており、この作品のテーマである“初恋"とも絶妙な調和を織り成していて、『冬のソナタ』だけの独特な美学を生み出しました。 私は、“雪"の使い方がとても気に入りました。積もっている雪は、溶けると何もなくなってしまう。そのはかなさが、手に入れることの出来ない理想的な愛の姿を思い起こさせます。雪の“白"は、だからこそ理想的な愛をテーマにした『冬のソナタ』と、よく似合うのです。 一番純粋で、一番汚れやすいこの気難しい色を、ユン監督は『冬のソナタ』を通して本当に円熟した技で取り扱ってくださったと思っています。 直接カメラを回した撮影監督の言葉では、「白」の温度感覚にまで踏み込んでいます。●ユン・ソクホ監督は、96年につくったドラマ『カラー』のホワイト編の主要モチーフを『冬のソナタ』にもってきました。『冬のソナタ』で監督が最も重要だと思っていたのは、“純粋な冬の感じ"でした。どういうことかと言うと、“冬のイメージではあるけれども、冷たすぎない感じです。『冬』のイメージを最もよく表すのは、真っ白い雪です。ユン・ソクホ監督は、昼夜問わず雪を白く表現するよう求めました。白は『冬のソナタ』の基本モチーフである“純粋"を意味する色だからです。 (「撮影スタッフが語る『冬のソナタ』/『ユン・ソクホの世界』64頁)「純粋」を表す「白」はけして冷たすぎてはいけない。監督の色彩への繊細さには驚きます。白を白として撮影するのは、露出補正だけでも微妙な作業です。まして天候や人工照明の影響がでないよう、撮影監督はさぞかし苦労されたことでしょう。ちなみに『白で描いた悲しみ』では、実験作的な『カラー』シリーズらしく、全体に露出を挙げたハイキーが目立ち、白を強調する作為性を感じさせます。『冬のソナタ』の白は自然な白で、より微妙なカメラ撮影が求められた筈です。2、「白」以外の重要性―記号としての色彩 上記したように、『冬のソナタ』の色彩については誰しも白について語ります。しかし従来、指摘されることがなかった点は、第一に『冬のソナタ』全体の中で「白」が画面の基本色として占める比重は必ずしも高くないこと。第二に物語の具体的な展開を演出するのは、ほとんどが「白」以外の色彩である点です。 第一点に関しては、実際に雪がある風景は、龍平スキー場を除けば、第二話の初雪から年末のデートの待ち合わせ・交通事故、島でのお葬式くらいである点を思い出していただければ十分でしょう(大学路でのミニョン目撃は軽く降ってくるくらいですし・・)。ユジンがミニョンにポラリスのネックレスを返そうと出会った際、ミニョンが「ここでは雪が隠していた、見たくなかったものが見えてしまうようで・・もう一度戻りたいな」と述べています。むしろ純愛を示す白は、二人を引き離そうとする友人・家族達がいる社会的空間と対比的に位置付けられています(この点は別の機会に改めて触れたいと思います)。 〈「島」・龍平―知人・家族とは離れた二人の場―雪・白〉 〈ソウル―知人・家族との関係の場―雪の隠しているもの〉ちなみに、ほとんどが地方ロケが占めた『秋の童話』に比べれば、『冬のソナタ』は、むしろ童話以前における、都会の物語の側面を残しています。ユジンの服装や車、あるいはチェリンの陰謀で四人で食事をすることになる宮が白を基調とした店である点など、雪以外にも白を演出しているとはいえ、白・雪だけで『冬のソナタ』を語れないことは明白です。 第二点に関しては、「白」=「純粋」が基本色である以上、具体的な場面における演出が、別レベルで行われることは、すぐご理解いただけると思います。ユン監督自身も「 『冬のソナタ』は成熟した面が多いのですが、『秋の童話』はより純粋な結晶体ですね」(秋公式76頁)と述べていますが、後の夏・春に比べても、基本カラー「白」は、多様な色彩を展開しやすいキャンパスだったのではないでしょうか。(そういえばユンスカラーも基本色は白ですね^^;。。) 長くなってきたので、具体的分析はまた続きということで・・・ユジンを中心に、登場人物の服装の色彩が、記号としてどのように用いられているのかという点を、『カラー』も援用しながら分析したいと思います。
2009.11.18
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はじめに―ユン・ソクホ監督の色彩美学へユン・ソクホ論、まだデータ整理も分析も終わっていませんが、そろそろ書き始めたいと思います。完成稿という訳でなく、途中の執筆メモとご理解ください。映像の美しさで知られるユン監督、例えば身近なスタッフの声としては、直接カメラを回す撮影監督は「彼は実際の色が画面で見るとどう出るのかに敏感で、素晴らしい感覚も持っています。逆光撮影にも敏感だし、ドラマに合う場所を探すためにだれよりも労力を惜しまない監督です」(『ユン・ソクホの世界』71頁)、渉外担当者は「ユン監督は、小物とデフレーションをとてもうまく利用する方です(中略)もともとある何でもない平凡な場所を化粧するとでもいうか(中略)派手なものより情感のある雰囲気が好きで、特に照明をうまく利用しますね。暗いと思ったら明く撮って、明るすぎたら色を殺して。監督は空間を強調する特別な才能があるようです」(『ユン・ソクホの世界』68頁)と述べています。監督の特徴として何よりも指摘される、その色彩美学について、漸く連載してみたいと思います。今回の第一回は、様々なメディアで語られている、監督自身の言葉言、あるいはスタッフの発言をご紹介しながら整理していきたいと思います。まず監督自身は「東洋的なものをベースに西洋的な色使いを加えていくことを目指している。たとえて言えば、『西洋的な色を出す水墨画の世界』」(『夏の香り』公式ガイド78頁)と述べています。色彩を排除した「水墨画」と「西洋的な色」。ある意味対立的な二つを統合したところに、監督独自の色彩美学があるように思えます。大雑把に都会的・人工な色彩と自然の中に見い出した色彩の二つの軸が存在し、それは都会の物語から、『秋の童話』以後の地方・自然の物語への展開とも対応しているのでないでしようか(もちろん『カラー』でも自然の色彩が追求され、逆に四季シリーズにも都会的色彩感覚はもちろん確認されます。)。とくに都会的な色彩は、背景やさまざまな小間物で心憎いばかりに、さりげなく、あるいは時にアクセント的に色彩が演出されます。ちなみにアン・グンウ助監督は『もう一つの冬のソナタ』の中で、いろいろな色の紙がいつも用意されドレスアップに利用されたことを記しています。私も以前に龍平・タワーホテルのユジンの部屋で、この点を確認したことがありますが、このような手法は自然の風景よりも都会的な空間でより活用されたのでないでしょうか。1、『フランス映画のように』と『トリコロール3部作』一般には監督がカナダのCBS(カナダ放送)で研修した後、1996年に制作したオムニバス形式の『カラー』で色の映像に及ぼす効果が実験され、四季シリーズの原点となったとされています。撮影監督は「ユン監督は色に対してとても敏感です。ポーランドの映画監督クシシュトフ・キュシロフスキーが『トリコロール』の3部作として「青の愛」「白の愛」「赤の愛」を出した時、ユン監督は自分もそういうドラマを企画していたと言っていました。そのあと出てきた作品が『カラー』です」(『ユン・ソクホの世界』71頁)と証言しています。実は『カラー』の前年1995年に撮影した単発ドラマ「フランス映画のように」について、監督自身は「(室長注・フランス映画は)落ち着いた音楽と映像の染みわたる感じがいい。そのイメージで、セリフをできるだけ減らし、映像と音楽の印象を生かしてつくりました。カラーの母体となった作品ですが、独特という評価を受けました」(『ユン・ソクホの世界』)と述べています。監督はキュシロフスキーについて別のインタビューでも好きな監督として挙げていますが、この点は後日に触れることにして、時期的にも「フランス映画」の念頭に、フランス国旗を構成する三つの色をモチーフにキェシロフスキが監督した『トリコロール』三部作がまず存在した可能性は保留しておいてよいと思います。(実はまだ三部作も『フランス映画のように』もみてないので、宿題にさせてください。)2、『カラー』 →『カラー』公式ホームページ 監督自身が「転機」(『冬のソナタは終わらない』185-186頁)と位置づける本シリーズ、日本公式ホームページには、ユン監督の次のメッセージが載せられています。●「COLOR カラー」に収録されている8作品がベースとなって、後の私の作品へ繋がっていると言えます。「ホワイト」は放送後の評判がよく、人気を得ました。私の好むスタイルでもあったので本格的に制作してみたいという思いから、「冬のソナタ」が生まれたのです。四季シリーズの原点となった作品集ですので、様々な発見をお楽しみいただければと思います。今回は具体的内容の検討は省略しますが、『カラー』は白・赤・灰色・黄色・紫色・茶色・青・グリーのオムニバス形式で、それぞれ前編・後編で構成されています。どちらかというと都会的な作品が多いシリーズですが、地方での美しいロケも見られます。 白で描いた悲しみ(ホワイト) 赤い色は愛の注意報(レッド) 灰色が美しい理由(グレー) レモンティーの誘惑(イエロー) 紫のブラインドを開けると(バイオレット) コーヒーの香りは風に飛ばされて(ブラウン) ジャズに近いブルー(ブルー) 君の背に緑の陽射しが(グリーン)タイトルにも各話のイメージが示されています。白=「悲しみ」、赤=「注意報」は比較的意味が直接的ですね。黄色では「レモンティー」、ブラウンでは「コーヒーの香り」と飲み物も重ねて作品のイメージをふくらませています。「香り」という感覚は、後にポソンの大韓茶業の茶園を舞台とする『夏の香り』に引き継がれて興味深いのですが、ブルーの「ジャズ」も併せて、台詞=言葉以外でもイメージをふくらませるユン監督らしいタイトルでないでしょうか。シリーズの検討にあたり、それぞれの色にどのようなコードが与えられて作品の基調になっているのかは重要な問題です。監督自身の次の二つの発言が、さらに手がかりを与えてくれます。●「毎回キャスティングを変えて、8色から連想するイメージを基にさまざまな愛の形を描くというものです。例えば、白は純粋、赤は執着、青は孤独、黄色は嫉妬というように。」(『韓国はドラマチック』、冬ソナ打ち上げパーティー・インタビュー)●この『カラー』というドラマでは、8色の色から受ける、それぞれのイメージをテーマに、8種類のストーリーを作りました。たとえば、ブルーは“憂鬱な孤独"、赤は“激しい執着"、グリーンなら“まぼろしの夢や愛"といったように。“ホワイト"は“純粋な悲しみ"です。いってみれば『冬のソナタ』のような雰囲気ですね」「それぞれの色のもつイメージで作品を彩り、俳優をキャスティングし、ストーリーをつくっていった」(『冬のソナタは終わらない』185-186頁) 整理すると、各色のコードは次のようになります。 白=“純粋な悲しみ"「純粋」 赤=“激しい執着"「執着」 灰色 黄色=「嫉妬」 紫 紫 青=“憂鬱な孤独"「孤独」 緑=“まぼろしの夢や愛" たりない三色は言及を保留しておきたいと思います。『カラー』から『フィーリング』(原題『ヌッキム』)』、そして『秋の童話』『冬のソナタ』への色彩美学の展開は、『秋の童話』『冬のソナタ』の脚本家・ストーリーテラーである、オ・スヨン作家が詳しく述べていますが、実は、『冬のソナタ』に上記のコードを当てはめると、面白い結果がでましたので、とりあえず次回にご紹介させていただきたいと思います。
2009.11.16
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チュンサンの二度目の交通事故が、ソウルプラザホテルの近くであることは有名で具体的な撮影ポイントまで紹介されていますが、ユン監督『冬のソナタ秘密日記』を参照すると、撮影は2002年2月17日、交通量の少ない日曜日の午前中に、ソウル市や警察への届け出もないまま、警官にお願いして信号機のタイミングで車の流れを調整して撮影されたそうです。チェ=ジウは前だけを見て堂々と渡ったそうですが事故の可能性はあったとか。 実はこの信号機の調整を何処でするのか、以前から気になっていたのですが(中央のセンターからのコントロールだと、届け出もしてないのに協力してもらえないでしょうし・・)、近辺にお詳しいseuolmikiさんのご紹介のおかげで謎が解けました。私自身のメモも兼ねて、感謝の気持ちでご紹介させていただきたいと思います。 →「車にはねられた瞬間...白くなる」詳しくはmikiさんをご参照ください。左側で電信柱のようなものに背中を向けて操作しているのが、多分、協力した警官さんでないでしょうか。(それにしても私もソウルに住みたいものです・・)
2009.11.15
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『アニメ・冬のソナタ』の感想を書くつもりでしたが、昨夜は家族におでんを作っている間に気が付いたら9時半をすぎてる。。。ユジンとミニョンの出会いがどのように描かれているか興味津々だったのですが、残念です。とりあえず雑雑・・・・ 完全版をご覧済みの皆様はお気づきでしょうが、アニメ版は時間的には2本で、日本語版の1話にほぼ相当しますが、高校編に関しては完全版をベースにして、そこから日本語版とはやや異なるダイジェスト版を編集しておりました。とはいえ、基本的にはおなじみのシーンがちょっとアレンジされても、ほぼそのままアニメで再現されていた訳で、視聴者が違和感をそう持たずに、実写からアニメへと自然に入っていける効果があると思います。スカパーとの契約を忘れていたので、第2・3話もみれなかったのですが、とりあえず気が付いた点をいくつか。。。。●最初の放送室のシーンでは、チュンサンは機械のコードを直すのでなく、全部無視してでていってしまいます。小説版は読んでいないのですが、ヨングク君がチュンサンをからかうために配線を変えていたようですね。今までどうして配線があれほど違うのか疑問に感じていたのですが、今回、納得しました。●これは改めて別に書きたいと思いますが、土日の山小屋合宿でのユジンの遭難、完全版でも日本版でも、チュンサンとユジンは山小屋まで戻ったところで、放送部の面々と会います。その翌朝、日本版ではカットされましたが、完全版ではジャケットを着ないで散歩にでたユジンを、世話係宜しくジャケットを持ってサンヒョクが追いかけますが、目の前でユジンに会ったチュンサンが、自分のジャケットをかけてやります。 実は第一話冒頭シーンでコートのボタンをつけてバスに乗せていることと対比的に、ユジンの保護者としての立場まで、チュンサンに奪われたことがジャケットで明確に示されている訳です。春川駅からの怖いサンヒョク君、日本語版でも十分理解できますが、完全に恋人となった二人を山で目にしたことが、10年後を髣髴とさせる怖いサンヒョク君の直接的原因としてより説得力があると思います。 アニメ版では、翌朝のシーンこそありませんが、二人が山小屋に戻る前に語らいあいながら歩くところをサンヒョク君がみつけています(二人には気がつかれず・・)。後後の「僕が山でユジンを先にみつけていたら・・・」という台詞が、(アニメ版に出てくるかはともかく)よりタッチの差として強調され、かつ二人の仲を一人目撃したという点で、完全版を受けついているのではないでしょうか。●校庭すみのゴミ焼き場、チュンサンが枯葉の雪を降らすシーンですが、アニメ版では台詞の中でユジンが「ヤッホー」と可愛いく叫んでいるのにお気づきだと思います。あれ、と思って確認したらやはり実写版にはありません。私にはユジンというよりも、チェ・ジウが照れながら入れているように聞こえたのですが、皆様いかがでしようか。アニメ版の台本を見てみたいものです。【余談】初雪の島でのデート、初キスのシーン。脚本家のキム・ウニ、ユン・ウンギョンの『もうひとつの冬のソナタ』では、最初にKBSで行われた台本の読み合わせで、ヨン様が机の上につっぷして笑い出したとか。「お前いいよな」が26歳の男性が言うにはあまりにも寒かった、と記していますが今回のアフレコにあたり、ヨン様の反応はどうだったのか。。。ちょっと知りたいと思われませんか?※写真は大韓民国南部の全羅南道・全羅北道・慶尚南道にまたがる名山、智異山嶺にある、華厳寺への参道です。智異山は『ホジュン』前半で、でよく薬草をとる舞台となりました。二人の脚本家の『新・冬のソナタ』では、大学時代、軍隊に行く前にサンヒョク君は智異山に登山した後でユジンにプロポーズしたとか(順番が逆だったかしら・・)。野生茶が自生していたり、韓国茶の名産地でもあります。
2009.11.15
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あいかわらず更新をさぼり中ですが、高校編のユジンの服装に関しては一通り分析を終了、はじめて龍平スキー場へでかけるあたりまでのユジンの服装は、初恋のゆくえを演出するべく、本当に計算されているな~と感心しております。ヨン様の服装はそこまで計算ずくの特徴をみいだせない・・・・やはり前半はユジンが物語の中心です。人気韓国ブログのseoulmikiさんが、イルミネーションを飾っているところをご紹介された際、とても可愛い作業車のお写真を紹介されているのに触発されて、私も一枚、面白かった作業車をご紹介です。 →街路樹にもウィンターイルミネーション準備中! 時は今年3月末、場所はソウル市内の有名な某冬ソナロケ地とだけ申し上げておきます。少し遠くてぶれているのが申し訳ないですが、公園で枯れ枝を集めておりました。。昔、ゲームセンターにあった、人形をつかんで穴に落とすUFOキャッチャーを思い出すのは私だけではないと思うのですが・・・作業員が迷彩服なので、ひょっとして韓国では公演整備は軍隊の仕事かもしれません(多分違いますね^^;。。。)。『アニメ・冬のソナタ』まで後35分・・・
2009.11.07
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最近は更新をおさぼりして、ユン・ソクホ監督やオ・スヨン作家の著作、インタビューなどをデータ整理しております。作業中、ずっと『冬のソナタ』のDVDをつけているのですが、さすがに紅葉の散る前に、『秋の童話』をみときたいな、と全巻借りてきました(VHSで持っているのですが、久しぶりに入れるとデッキが壊れていました・・・涙)で、それはともかく昨夜の自衛艦くらまと韓国コンテナ船、南星海運のカリナ・スター号の衝突事故は驚きました! 現場の下関海峡・関門大橋付近は、私も3月に釜山から神戸に戻るフェリーで眺めていたばかりです。当初は韓国船側が追い越し禁止区域であるのに追い越しをかけ、さらに衝突回避は右側へ避ける約束なのに左側へ回避したことが原因であるかのごとき報道もなされていました。追い越し禁止で追い越すのはせっかちな韓国的だな・・・と思いつつも、どうも納得できずに自衛艦の写真をみながら、紙上でいろいろなパターンを書いてみていたのですが・・・・皆様ご存じだと思いますが、報道された経過を整理すると、現場は関門橋のほぼ真下で、海峡の幅は約650メートル。くらまは瀬戸内海方面から西に向かって、スター号亨は玄界灘から東に向かって、それぞれ関門海峡に航行していました。波はほとんどなかったが、視界は3-4キロ程度で、見通しは良い状態ではなかったそうです。(橋付近の九州側には陸地のはりだしがあり、さらに相手が見にくい場合があるようです)【経過】 →yomiurionlineに現場付近の図があります。1、事故の数分前にカリナ・スター号が約半分の速度6ノット程度で前方を航行している貨物船に接近。2、下関海峡を管理している第7管区海上保安部・関門海峡海上交通センターの管制官が貨物船に注意を喚起したところ、貨物船側からは「左側を追い越してもらいたい」と連絡。(注・現場は海上衝突予防法の特別法である港則法施行規則により、右側航行が義務づけられています)3、センターの管制官はスター号に「左舷側を追い越して」と助言するとともに、「前方から護衛艦が来ているので注意しなさい」と情報提供。4、当初、右側から貨物船を追い抜こうとしていたスター号は、3の情報提供により、左側から貨物船を追い抜こうとして、自衛艦と接触。スター号の船長は、「関門管制室から、左側を追い越せとの指示を受けて、進路を変更していく途中に事故が起きたと聞いている」とコメントしたそうです(FNNニュース)。 【疑問】 海上保安庁は午後4時半すぎの会見で「指示という行為は、海上交通センターでは行いません。あくまでも情報提供。最終的に追い越しを行うか否かは、船長が周囲の状況を見て、安全を確認したうえで判断する」と語ったそうですが、そもそも追い越し禁止地区だとすれば、右側か左側か以前に、追い抜き行為そのものを注意すべきだと思うのですが・・・・いくら法的拘束力のある指示ではないとしても、違法行為を指摘せず、さらに違法行為を前提した連絡をそのまま伝達した訳で、実際のところどうなのか。。。 【29日補足】●夕方の報道では、関門海峡は追い越し禁止ではなかったのですね。昨日の某有名新聞朝刊では追い越しはできないと明記していたのですが・・・記者さん、きちんと取材して書いてほしいものです。。。関門海峡は港則法に基づき、右側通行が義務づけられているが、追い越しは禁止されていない。 関係者によると、向かってきたコンテナ船を避けようとくらまが右にかじを切れば座礁する危険があり、逆に左に切ればさらに激しく衝突するおそれがあった。衝突を回避するには、かじをそのままにして後進いっぱいをかけるのが常識とされる。北沢防衛相は「後進いっぱいをかけた」と明らかにした。(東京新聞TokyoWeb)【29日夜補足】もし下記の記事が本当なら、やっとスター号側が「正面右」で衝突した理由が分かりました。貨物船の陰からいきなり真横に船腹をさらす形で進路を遮られては、狭い水路で避けるのはかなり困難ですね。私の頭は「ほぼ正面衝突」という自衛隊側の発表にひきずられておりました。。。。7管の関門海峡海上交通センター管制官は貨物船への接近を受け、コンテナ船に左側追い越しを誘導していたが、コンテナ船は通常の追い越しの際よりかなり大きい角度で向きを変え、航路に対してほぼ横向きになるところまで旋回し、くらまと衝突した。 7管の野俣光孝次長は「貨物船に追突しそうになり、急旋回したと考えられる。(コンテナ船が貨物船に)どれだけ近づいたかは、過失の有無を調べる上で重要だ」との見方を示した。(共同通信)【30日朝補足】 スター号が急激な「急旋回」にいたった理由ですが、前方の貨物船が急に減速したため、距離がつまったのが原因らしいです。いままでの報道だとスター号側のスピードの出し過ぎがそもそも誘因だったように見えますが、貨物船側が最初の起因を作った、ということになるでしょうか。こうなると、航路に対して直角になるまで「旋回」してしまったスター号の操船は、当初の報道のような「追い越し」ではなく、「緊急回避」と評すべきだと思うのです。翻訳の問題もありますがも一つ一つの言葉を適切に使用・報道する必要を感じます。 事故の経過が最終的に明らかになるまで、もう少し時間がかかるのでしょうが、急に貨物船に減速された上、通常と反する左側からの「追い抜き」を「指示」されたスター号船長も、世間の目が厳しくなっているのに衝突した自衛艦も、どちらも気の毒な話に思われます。それにしても貨物船はなぜ急にスピードを落とし、かつ左側からの追い抜きを要請したのか。。。今後の原因解明を待ちたいと思います。 ●seoulmikiさんが、門司・下関海峡の詳しいご紹介をされています。こちらのお写真の方が判りやすいと思います。 →北九州(門司)⇔釜山フェリー就航! →門司港レトロの街を歩く。 北九州(門司)⇔釜山フェリー就航!今年4月頭に釜山から神戸に戻るパンスターフェリーでの写真です。関門大橋を西側から眺めています。もう少し左手へスター号は進路を変えて追い抜こうとしたのでしょう。橋下を通り過ぎたパンスター号の艦尾から、大橋を眺めています。自衛艦はこちら側の右手から進んでいったのでしょう。制動をかけたが間に合わなかったとか。総員で見張っていたとは報道されており、けして油断していたとは思いません。また右に逃げる余裕は確かにあまりありませんが・・・、民間船より機動性が高い軍艦なら、座礁も覚悟して紙一重でスター号の横をすり抜ける操船はできなかったのかしら、と思うのは知らない者の空論でしょうか。。。MSNからお借りした、くらま船首の写真それにしても関門海峡で月平均2件の衝突事故が起きていたとは・・・・、フェリーなら衝突してもすぐ沈むわけでなく、救助もすぐくる場所でしょうから、事故が起きてもとくに怖くはないでしょうが、これからはフェリー利用のどきどき感が少し増えました。
2009.10.28
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明日18時までの〆切仕事があるのですが、ちょっと現実逃避・・・・・・・以前にクルタレのお店のホームページを拝見すると、KBSで取り上げられた時の写真を乗せられていたので、ちょっとお借りしてご紹介です。どこかのクルタレのお店で飾られていないでしょうか? クルタレは韓国皇室の御用達品で、CoffeePrincessもお召し上がりだったのですね。。。。(ユン・ウネ、やはり可愛いです♪♪ しかし「宮」のロケ地の学校って仁寺洞のすぐ側なのに、彼女は食べる余裕はなかったのかしら・・・・) →お店のホームページはこちら、他の芸能人の方は私にはよくわかりません。。。
2009.10.13
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なんとか今朝から風邪は回復、朝はまだ少しふらふらしていたのもとれて本復しました(痩せた分は戻らなくてよいのですが・・・・)。前回が、ユジンの上道大林アパートの近郊の写真でしたので、今回は立て替え済みですが、ユジンとチンスクがいた10号棟の2009年3月段階での現状のご紹介です。前回もちらりと書きましたが、韓国では古いアパートを立て替える際、高層化して新しい住人を募りますので、実は以前からの居住者は、工費を負担しないで新築アパートに入居したりします(もちろん入居しないで売るのも可)。多分、日本と異なり耐震基準もなく(つまり安普請で)高層化できる韓国の状況があるのでしょう。。。。それはともかく、現在の大林アパート10号棟です。以前と同様、東側から入って一番奥の高いところにあります。階層がかなり増えていることがお判りと思います。植木は同じものももあるようにも見えますが、いろいろと増えているような気もします、、●台湾版第三話から●2009年3月撮影のものです。同じ植木はあるでしょうか・・・※ユン監督の「カラー」と「四季シリーズ」の関係はまだ検討中ですが、「冬のソナタ」の一シーンでなかなか面白い結果がでました。そろそろご紹介しておきたいものです。
2009.10.12
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前回、マスクのことを書いたおかげで風邪菌のたたりを受けたのか、金曜日から39度の高熱、死んでました。。。幸いお医者様でインフルエンザの検査をしたところ陰性だったのが不幸中の幸い、とはいえ、まだ15分ほど起きていると頭がくらくらしてくるので、リハビリのつもりでご訪問させていただいてもコメントは失礼させていただいております。ちなみに子供の頃、いつも風邪の時はおかゆにお手製の梅干し、じゃがいもとワカメのみそ汁だったな、、と思い出していたら、我が家の狸さんが作ってくれた韓式のおかゆは「かぼちゃのお粥」、かぼちゃ色した甘いこってりしたおかゆです。まずくはないけど・・・・・・病人にはもう少しあっさり目が嬉しいかも。。。人間、病気になると生まれ育った食べ物がほしくなるようです。(とはいえ、キムチもサクサク食べましたが・・・)ということで今日のご紹介も簡単に失礼いたします。ユジンのアパートは、江南の大林アパートがロケ地ですが既に立て替え済み、私が3月に訪問した時も東の方では大規模な取り壊しが進んでいました。韓国ではアパートの再開発の際、階数を増築して新しい住人を入れるので、もとからの住民はかなり安い負担で立て替えできます。再開発前に安い物件を購入して、再開発で高くなったところで売るとそこそこ利益がでたりしますが、それはともかく・・・ 下は近所の町並みです。ユジンが夕方、ポラリスからの帰りに、チンスクの好きそうなメニューを考えながらお買い物をしている光景を想像するのも楽しいかもしれません。。。(そろそろ頭痛が・・・、横になっている分にはいいので、かなり試用期間中のスカパー見放題を見ていました。BadLove、いきなり一話みただけだと、うーーん・・・・・・・)
2009.10.11
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今月4日までの1週間で新型インフの集団感染は、全国5428件で最多だとか。都道府県別では東京が844件、千葉が554件、大阪が434件、神奈川が379件、愛知が369件です。計算してみると人口当たり発生件数は東京0.066、千葉0.090、大阪0.049、愛知0.050になります。やはり学校・若者の多い都会で多いのでしょう。。。ちなみにワクチンを集団発生しやすい小中学生などに優先的に処置すると、高齢者を含めて全体の患者数を大きく減少できるそうです。私事で恐縮ですが今日は喉が痛くて耳鼻咽喉科へ行きました。体温37度、風邪と診断(鼻からカメラを入れて喉を見せてくれながら説明していただけるのが内科との違い)。昨朝、バスが来るまで並んでいた際、大学生3人が咳をしていたのが原因でしょう。面白いのは咳をしているのは男子学生だけで、女子学生は誰もしていない。。。。この時は同一大学内で男女対比が明確だったのですが、用事で愛知県内の大学を回っていると、例えばお嬢様系の女子大学では、不思議と咳をしている子自体がほとんどいない。逆に学内禁煙なのに平気でタバコをふかしているような大学では、咳を(無神経に)している(とくに男子)学生がきわめて多いように思います。夏休み前にインフルエンザのでた大学の先生の話ですが、それでもマスクもせず咳をしている学生が散見、はては咳をしていた学生が講義中に見えなくなったと思ったら、椅子の上で横になって寝ていたとか。。。しんどいのなら保健室に行きなさいと言っても出席不足が怖いのか、それでもそのままそこにいたとのこと(複数の大学で同様の生徒がいたようです・・・・)。愛知県内では胃腸風邪も流行しているので、風邪で咳をしている学生が多いのでしょうが、インフルエンザがまず大学生などを中心に流行していたこと、咳エチケットからも頷ける次第です。。。。当初、韓国では日本のように流行しない理由を「キムチを食べるから」と俗説がでていたそうですが、ひょっとしたら、韓国の学生のほうが日本の学生より、全体にマナーがよいのが原因かも、と連想が飛びます。もともと日本社会の方が風邪をひいたらマスクを利用していたと思うのですが、少なくとも最近の若い人達に関する限り、マスク着用を含めて咳エチケットが大幅に後退していると感じます。 →seoulmikiさんの韓国マスク最新事情です。(もちろん名古屋でもマスクをしている真面目な学生もおります。なお学生に限りませんが、ケータイ・ゲームをいじっているより口を押さえて咳をしてください!と言いたくなる方、平気で前や上をむいたまま咳をする方、本人としてはエチケットを守られているつもりだと思うのですが、中途半端なのは下を向いて咳をされる方。。。とくに地下鉄・バス内部では緊張します。)。幸い、台風のおかげで仕事先から電話があり9日はお休みに! これで今週は週末4連休(会議はあるけど・・・)、個人的には台風に大感謝です。もともと仕事柄、冬場に風邪をひかないように気をつけていたのですが最近、マスクの備蓄を進めています。ウイルスは完全に防げなくても飛沫はそれなりに防いでくれる筈(比較実験でマスクをしていると感染が1/4であったというデータもみかけたので、しないよりはいいとは思うのですが・・・)、私は敏感で近くで咳をされるとすぐ喉が少しおかしくなり、微熱感もでるので(これは感染すると体温をあげてウイルス・最近を殺そうとする正常な反応です)、各種マスクの効果は割と体験で判断できる気がします。あくまで個人的主観、かつインフルエンザは発病した経験がない点をお断りして雑雑・・・・ 1.N95マスク最初にSARSの頃に東急ハンズで買い、今回は楽天で普通のマスクの形をしたものを購入、後者は完全に失敗です。空気抵抗が強いのにマスクが堅くて顔に上手く合わないため、横から息がどんどん入ってきます。マスクの意味がありません・・・・・N95・N99は密着度も含めて検討しないと逆に無意味です。いろいろな形があるのでよく検討したいものです。値段はかなり幅がありますがやはり高いです。通販のまとめ買いで失敗すると・・・・悲しいです。 2.1枚あたり10~20円程度の不織布3層マスクはっきり言って気休めです。逆にマスクは気休めと割り切ればコストパフーマンスの高さは魅力です。地下鉄や道路上で、いきなり無神経に咳をする方が見えますが、飛沫の直撃を軽減する意味はあると思います。ちなみに私は2枚重ねにして使っています。内側は広げず、外側は少し広げるようにしてワイヤーを鼻に合わせると横漏れはほとんどありません。いつもは咳をしている人がいるとすぐ離れるのですが、昨日はバス待ち行列で我慢したため、2重にしていても風邪を移されました。ただし近くで咳をした方がいたら、息を止めてすぐ避けるようにすると(できれば、さらにすぐに緑茶でうがいもすると)、この方法でも後に残る感染は少ないです。気になるときは上側のマスクは捨ててしまいます。最近はマスクの購入を2点に限定するお店もありますので、ともかくマスクが売り切れ状態の時は、一箱50・60枚の商品を確保しておくと、少しは安心な気分になれるのではないでしょうか。あるいはマスクを忘れた時、100-300円程度で7枚ほどの袋を購入することもあります。 3.セルガイアファイバータイプのマスク抗菌・消臭効果のあるゼオライトをセルロース素材の実体内部で結晶化させたフィルターを採用したもので一枚100円程度です。時々、コンビニでもロート製薬の「アルガード」3枚組を置いてありますが、最近はもう少し安い同様タイプも見かけます。高い抗菌機能(99.9パーセント以上)があるそうなので、マスク表面についたウイルスはそれなりに殺菌してくれるのでしよう。。。最近、備蓄を始めました。ただ安物の3層不織布マスクよりはしっかりしているとはいえ、やはり3層構造のため、割と抵抗感なく息を通してしまうのが気になります。ただ一日中使用するなら、付着したウイルスが殺菌されるこのタイプの方が安心して使い続けられる気はします(とくに時時マスクを外してポッケに入れるような使い方、あるいは節約に二日使うような場合、抗菌や衛生面での脱臭機能も気になるところです・・)。なお同様に抗菌効果を標榜したものにAg+(銀イオン) フィルターの製品も各種ありますが、以前に使用した印象では効果を体感できなかったので、最近は全然購入していません。また光脱臭方式のマスクでも抗菌機能はあり、割安感もありますが、空気清浄機のような性能はある筈もなく、光のあまりない室内・夜間での効果はそう期待できない気がして、今のところ購入していません。4.不織布4層タイプ比較的最近、店頭でみかけるようになりました。1枚200円程度でしょうか。私が購入した商品はワイヤーを調整すれば顔によくフィットして横漏れもなく、適度な息苦しさで確実にマスク越しで呼吸ができます。横漏れなしでウイルスを極力通さない、かつコストパフォーマンスも考えたい方にはおすすめではないでしようか。普通の3層不織布マスクの2枚重ねよりも少し息苦し程度で、より確実に防いでくれそうです。一度、東京ドームからの帰途、夜行バスの中で何人か咳をしている方が見えましたか、あまり近くにいなかったのも幸いして、このマスクでとりあえず問題なく名古屋に帰れました。あまりマスクをはずさない、つけている間マスクを手でさわらない方なら、価格と性能のバランスはよい気がします。価格的にさらに高い高機能マスクがより安心なのでしようが(というより本気で効果を期待するなら高価格の製品を選ぶべき・・・)、毎日1000円近いマスクをする訳にもいかず、鳥インフはともかく、今回の豚さんに関しては、2と3を組み合わせて、ともかく咳を避け、できるだけ細かく、カテキンを含む緑茶でうがいをして、なんとか過ごすつもりです。なお確かユニチャームなど、ゴムでなくマスク本体が耳にひっかける部分を含むタイプは、よほど上手く顔と合わないと横漏れしますので、私は嫌いです。古典的な形の不織布にゴム紐、鼻当てにワイヤー入りの方が確実だと思います。今回は基本的に韓国と関係ない話ですみませんでした。冗長な文章をご一読いただき、深謝いたします。 (2009.10.8早朝加筆修正)【写真はすぐお判りいただけると思います。3月末に「春のワルツ」めぐりのついでに入ってしまいました・・・・。今はお手軽な値段で楽しめます。スタッフの若い方は女の子もいらっしゃいましたが・・・・】 →外観やお店の紹介はhemiさんのお詳しい記事があります。
2009.10.07
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東京ドームのお話しで一つ忘れていました。●会場中央の画面をみていて、時々、雪がふるシーンが重ねられていましたが、会場ではまったく見えません。編集してライブ映像に重ねて流していたのでしよう。中継・放映をみていませんが、もし雪が降っているようでしたら、そういうことです。。。(何やらスチームはたいていたので、それをスクリーン代わりにして角度が違うと見えていた、ということは無いと思うのですが・・・)で、頭が冬ソナモードなので一つご紹介です。3月の訪韓時のものです。ユジンに最初に振られて、ショックで入院したサンヒョク君ですが、こちらの病院を訪ねられた方は案外少ないのでないでしようか。不可能の家を手渡して分かれた、江南東部の良才市民公園から、もう少し東へ行ったところにあります。女性専用の病院、Mizmediです。夜間でぼけててお許しください。東西に走る大通りに面した、奥が細長いビルで、確かに作品中でも通路一本で細長く見える病院内と対応しているようです。入り口です。こちらは女性専用病院。まして暗くなってから辿り着きましたので、中には入っておりません。次の機会に通路くらいは入らせていただきたいものです。病院の前の風景です。江南らしいです。ちなみに、ミニョンさんが車でユジンを連れてきて、ずっと待っていますが、下の進入路も、駐車場も実際はありません。他のどこでロケしたのでしょうか。。。※ミニョンさんが交通事故で入院した病院も訪ねたのですが、正しい場所なのか確信がないので、いつか・・・ということで。。。。
2009.10.01
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遅くなりましたが、昨日は東京ドームで「アニメ・冬のソナタ」のイベントに行ってきました。朝から仕事を片づけてなんとか会場に辿り着いたのが18時53分頃、実は初めて東京ドームの中に入るのに勝手がわからず・・・・座席によって入り口が分かれていたのですね。。。なんとか声優陣そろつている間に入場、冬ソナの魅力をヨン様・ジウ姫に質問している当たりから聞いていました。三塁側の傾斜面かなり前の方ですが、それでも中央にいるヨン様たちは小さい、ましてバンドがいる方は大きな雪だるまは判ったのですが・・・人の輪郭ですね、もう・・・皆様、会場・中継、放送でご覧になられていると思うので、とりあえず子細は割愛して放送では多分判られなかった点を三つだけ・・・・●会場をびっくりさせた気球、以前のイベントでヨン様が家族にもっと近いところへ行きたかったと言われてましたのでよく判る企画なのですが、どうやって移動していたか放送で気がつかれたでしょうか。。黒紐が四本ついていて下でまさしく黒子のスタッフ4人がひっぱっていました。私のいた内野側にはライトの足場がたっており、ほとんど接触しそうで見ていて少しこわかったです・・・ 当然、ジウ姫よりヨン様が近づいた、ふりむいた方が皆様、一斉に大きな声をあげられるので、、私としてはジウ姫が近くにきたら少し大きめの声でもあげてみようかな、と思ったのですが最初の一周目、実は私のすぐ目の前(目の上)少し右手で二人が近づき雪だるまさんのキスシーンが・・・・どうもタイミングを外してしまいました。高度を上げた二周目、ジウ姫が本当にそばにきて一声あげてみましたが、小声しかでません。。。。昔、カラヤン・ベルリンフィルがNHKホールでボレロを演奏した時は大きな声で「ブラボー」と叫んだのですが・・・・年ですね。。。(ご家族皆様の反応を拝見しているとお年はあんまり関係ないかな・・・・)●トークショーや、生アフレコの合間に、音楽が演奏されていましたが、この時、実はドームの上の方には、雪の結晶のつもりらしい、巨大な白い網の目模様が10程投影されて走り回っていました。私には大きな物恠(もしくはエヴァの使徒)でも飛び回っているようで、ちょっと気持ち悪かったです・・・●会場で振られていた白いハンケチは、主催者が配布したものですが、ちゃんと角に小さく「アニメ・冬のソナタ」と印刷されています。いつもお世話になっている、知り合いのご家族へのおみやげにしようかしら・・・ちなみにヨン様、少し前の病気後の写真では私もイメージが変わられたかな、と思ったのですが、会場では「太王四神記」以来の長髪も切り、ジゥ姫よりむしろ年下に見える、まさしく冬ソナブームが最初に盛り上がった頃の若々しいイメージ、さすがヨン様と感心するやら、企画にあわせてイメージを完璧に作り上げるペ・ヨンジュンという俳優の素顔って本当は何だろう・・・と、少し考え込んだ次第です。会場からでる際、運営側から座席ごとに退出するよう指示、やはり4万人以上いると違うものですね。ドームをでる時、出入り口の内側から外側へ暴風みたいな強い風にあおられる・・・いつもドームはそうなのでしようか。続きは次回に・・・・
2009.09.30
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近況報告・備忘録なので流してください。四季シリーズの基本文献のうち、ヨンユン・ソクホ論としての基本文献(日本語)は一応、さっと目を通し終えました。あちこちのインタービュー、記事を整理する基礎作業でも割と手間がかかりそうです。「冬ソナ」は完全版を見るためにリージョンが日本と同じ台湾版を買いましたが、色が赤っぽくくすんでいまいち・・・デジタル編集ではないのかしら・・・・いずれご報告いたします。で、今月29日は東京ドームの「冬ソナ」イベントに行く予定です。チケットを取り忘れていたのですが9月9日、ダメだろうな~と思いながら注文してみると取れてしまいました。。。予想ではインフルエンザが山場の山場は9月末とか、あるいは10月からとか。。。正直命が惜しいのでどうしょうか悩んでいたのですが、私の常宿である水道橋にヨン様とジウ姫が並んで登場する以上、防備万端整えて行ってきます。まぁ、一番会いたいのはユン監督なのですが、、、実は今月の15日に帯広にいらっしゃられていたのですね、韓国より遠いです。。正直・・・●ユン・ソクホ監督講演会「冬ソナ・四季シリーズドラマのこぼれ話と十勝の自然・風景について」●イ・ジス ピアノ・コンサート「韓流ドラマ・映画の美しい音楽の世界」主催者は「ユン・ソクホ監督十勝のシーンを見せて!実行意(←注・北海道新聞HPのまま)」だとか。こうなると「男はつらいよ」「釣りバカ」なみですね。会費5000円でも東京なら参加したのですが・・・たんに備忘録で失礼致しました。一番下の写真は今年3月末に訪韓した時のポラリスです。一度なっていた居酒屋さんが廃業した後、新しいテナントが入ったようですね。灰色になっています。。。 【9月23日修正・補足】まず台湾版第3話で、最初に登場するポラリス外観です。見直すと撮影時から外壁はずいぶん老朽化していたんですね。入り口付近だけ新しく塗られているのは、黄色が大好きなユン監督が塗られたものでしょう。。。 3年程前のポラリスは色はそのままです。確かに現在でも場所は変わっていませんが・・・・・苦笑
2009.09.22
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シルバーウィーク、皆様充実されたお時間をお過ごしでしょうか。ひさしぶりの更新で失礼いたしております。先週の土曜日19日11時から名古屋のKOREAN PLAZAで開かれた、イ・チャム氏のトークセッションを覗いて参りました。「天国の階段」「ラブスートリー・イン・ハーバード」でおなじみのドイツ人の方です(正確には23年前に国籍を取得されているのでドイツ系韓国人ですね)。本来は俳優さんではなく経済界で活躍されているそうですが、今年の8月に大統領の命令で韓国観光公社の社長に就任されたお話は皆様ご存じだと思います。 →韓国観光公社企画紹介HP 定員70人ですが葉書は多めに120名に配ったようです。立ち見を含めてざっとみ80~100名程でしょうか。写真・ブログは自由と案内があり会場の皆さん喜ばれています。最初に短いビデオが上映され、出演されたテレビは3000本を超えるとか。最後に日本語で「韓国にきてください。歓迎いたします」とご本人が日本語で挨拶されている発音が「かんけい」になっているのは韓国語に染まられているようです(日本語はまだ勉強を初めて3週間とのこと、その割にはお上手でした)。50分ほどの時間のうち、前半は簡単な自己紹介の後、韓国の文化や歴史を紹介され、後半が「天国の階段」「ハーバード」のお話しなど、司会者からの質問に答えられていました。まずお名前の「チャム」は「チャンニョンハダ(参加する)」と「本当」の二つから「本当の韓国人」の意味を込められているそうです。31年前に韓国にきた後、出演された「ホン家の娘達」が韓国で国際結婚の悪いイメージが良くなったた契機だとか。私もイ・チャム氏に感謝しないといけなさそうです。韓国に居着いた理由として、どんどん変わる韓国の潜在力が魅力だったとか。まずシャーマニズム←仏教→儒教と「ビビン」(←受けてました)してきた点をあげられ、またチゲを例にしながら、いろいろな文化を受け入れながら変化していく潜在的な力が魅力である、と語られました。ちなみにチゲはどんどん具を放り込むので新しいチゲができる、というお話しですが、最初は食べれるか心配だったそうです。続けて五行(木水金土火)の図をかがげながら、韓国の特徴を紹介されました。後半は司会者が質問して答える形でした。俳優は趣味で楽しいから続けられているとか。「天国の階段」の時はロケ中に2000~3000人くらいの若いファンがつめかけて大変だったそうです。小さな子がサインを求めてきたので、クォンサンウはあつちだよ、と教えると、「チャン理事も好きです」と言ってもらえたとか。番組中でスカッシュのシーンがあるので司会者が質問したところ、趣味は水上スキー・スキューバ・スキーなどでスカッシュはされていないそうです。「ハーバード」に関しては唯一の悪役ですが、知り合いから「チャムさんはあんなに悪人だったんですか」と言われたため、悪役の演技は上手くやったらいけない、と反省さわれたとのこと。もともと俳優ではないので仲のよい俳優さんは少ないそうですが、キム・テヒさんとは時々食事をされたり、他につきあっていられる方はアン・ソンギ、ヤン・マイなど年配の方がやはり中心。ちなみに韓食世界推進委員会では、イ・チャム氏、いつもヨン様がお隣に座られているとか。。。参加者からイ・チャム氏がおすすめの韓国スポットの質問があり、全州や智異山などの他、ヒルボンサム(←だったと思いますが・・)が韓国で一番風水の良い場所で、そこの岩をさわって戻ったところに、大統領から社長就任の電話があったとのお話で会場で受けていました。(私も行ってみようかな・・・・)で、後はおみやげである韓国伝統楽器カヤグムのCDが5名の方に配られ(あ、どの時点か忘れましたが手形も作りました)、全員で記念撮影、で、なんと・・・・司会者が述べるには予定にはなかったそうですが、参加者一人一人に握手をされるので会場は大騒然(写真)、控え室に一度戻られた後、またすぐ車で去られる時もずっとファンサービスを忘れない・・・・・とても感じの良い方でした。ちなみに最初にパンフレットがいろいろ入った袋をいただいておりましたが(とくに済州島の観光地図は内容もよく防水加工までされていて便利そうです)、名古屋のKoreanPlazaができて二周年ということで、帰る際、きいれな箱にはいった特製ポーチまでいただきました。 会場の参加者の方はもちろん女性の皆様中心ですが私以外にも年配の男性も3人ほどいらっしゃるのが珍しかつたかも。通訳さんの翻訳前にも反応よく笑われていて、韓国語を勉強されているのが伝わり嬉しかったです。 【ご参考】名古屋KoreanPlazaでは、いろいろな企画があり、俳優さんや歌手さんも見えるのですが、ホームページは韓国観光公社のサイトの一部に埋没していて、いまいち判りにくいので、ご関心のある方は会員になってメルマガをもらうとよいかもしれません。韓国観光公社名古屋支社KOREA PLAZA名古屋 〒460-0003 名古屋市中区錦2丁目18-19 三井住友銀行名古屋ビル1F 電話 052-223-3211 / ファックス 052-223-3213 Eメール nagoya@visitkorea.or.kr 業務時間:平日10:00~18:00 土・日・祝日休み ▼▼ コリアプラザへのアクセスなど詳しくはこちら ▼▼ http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/MA/MA_JA_9_1_1_4.jsp (発行元:韓国観光公社名古屋支社)
2009.09.22
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イ・ヨンエさんがご結婚されたり、人工衛星は30キロ高度が違ったり、韓国は話題が続いております。日本では衆議院選挙があるらしいですが、不思議と家の周囲で選挙カーがきた覚えがありません。選挙法が改正されて住宅地でのスピーカーなど禁止されたのでしょうか。。。それはともかく、設置したブラックホールは一応、連日数疋の蚊は吸い込んでいるようで効果認定いたしましたが、最近は蚊が減ったのか、あまりペースは上がらず。逆に数日前に夜家をでると鈴虫の声がものすごい・・・・若干、こおろぎ・キリギリスもいるようです。それと驚いたのが、もう緑色のどんぐりが少しずつ大きくなっています。気が早いのは緑色のまま地面に落ちてます。といことで現在、移り行く季節に追われるように「夏の香り」を見直し中、基本的には「冬のソナタ」でデビューした二人の若い脚本家が、面倒をみてくれていた大ベテラン、「秋の童話」のオ女史が結婚でフランスへ去った後、「冬のソナタ」の枠組みを踏襲しながら、いわばポジとネガの関係、白黒だけを反転させたような作品だなと、、、結局「初恋」を否定してしまった作品であることが見えてきました。。。。「初恋」にこだわるユン監督が『冬のソナタは終わらない』の中で「悔いの残る作品」と述べるのもむべなるかな・・・・時々、喫茶店でコーヒーを飲みながら構想メモを書き溜めてますので、もう少ししたら特集記事を組みたいと思います。。。(カラークイズの答えも準備中です。。遅いですが・・)で、実は3月末にポソンを訪問、例の茶園の並木道がある大韓茶業の茶園に行ったとき、レストランで食べたのが下の、「緑茶冷麺」です。あるブロガーの方が「緑茶ジャジャン麺」をご紹介されていたので、楽しみにしていたのですが二番煎じを避けて、冷麺にしました。で、、面白かったのが。。。「緑茶の香り」が全然しない! 茶園の茶の黒っぽく冴えない時期ですので、茶の香りも一番ない時期ではありますが、考えられるのが冷たすぎて香りがたってこないのではないかと・・・。氷を浮かべた韓国の冷麺に慣れると、日本の冷たいうどん・蕎麦は中途半端で今いちに感じていたのですが。。。。逆に冷やしすぎないほうが素材の香りが生きてくる場合もあるんだな・・と面白く感じた次第です。【余談】 「夏の香り」では一続きにみえる下の二つの場面、実は舞台の大韓茶業の茶園は第一。・第二の二つがあり、けっこう離れています。。。。確認不十分のまま現地を訪問したため、時間切れで第二に行きそびれてしまいました。ちなみにポソンからは、狭いポソン湾を挟んで柚子茶で有名な高興半島が見えます。その半島の南側に宇宙船発射基地があります。うねうね曲がる並木道は、傾斜の急な大韓茶業第一茶園です。オープニングの終わりでおなじみ、二人が並んで歩くシーンは海岸に近い第二茶園です。ポソンへ足を運ばれた方はこちらもお忘れなく・・・・(涙)ポソン駅の観光案内です。高速バスの駅にはごく小さなポスターが張ってあるだけで、気が付きませんでした・・・・
2009.08.28
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ただ今、ユン・ソクホ監督の作品論を書くために泥沼で作品を見直し、関連著作を見ています。とくに「冬ソナ」関連本って、本当に多いですね・・・・で、「夏の香り」でミスを一つ発見、第2話ラスト、ポソンで再会したユヌ(ソン・スンホン)とヘウォン(ソン・イエジン)は、第3話でミヌが無賃乗車の形でソウルへ向かいます。高速バスはそれなりの本数があるのに、なぜ鉄道なのか、という点は検討を保留しますが、車中でそれぞれ携帯電話で、「10時(22時)」に到着すると話し相手に話しながら、到着した時のシーンが下です。「冬のソナタ」でも、撮影は深夜、空港利用客の少ない時間に撮影する一方、出発時刻を案内する電光掲示板は別に撮影しているので矛盾しているのですが、、、ここでも撮影時間と、作中の設定が食い違っています。あげ足取り話でお許しください・・・・【余談】ユン監督著『冬のソナタは終わらない』を見ていると、「夏の香り」は当初、ラブ・コメディとして企画されていたそうです。第1・2話あたりのコミカルな演出と、その後のシリアスな雰囲気との違い、以前から気になっていたのですが、納得しました。同時間帯に「屋根部屋の野良猫」が放映され、視聴率的に苦労したそうです。ユン監督の作品は芸術性は高くても、やはり、喧嘩したり同居当たり前の韓流ドラマの王道から離れているので、視聴率という点では苦労されるな、と改めて感じる次第です(とくに野良猫は面白いですから・・)。
2009.08.19
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金大中元大統領がつい先ほどお亡くなりになられたそうで、、、とくに私が書くべきこともない備忘録ですが。。。韓国が近くて遠かった時代、韓国に特別関心もなかった子供に、韓国の存在を感じさせてくれた数少ない人だった気がします。というか、光州事件を除くと、金大中拉致事件のニュースくらいしか韓国のニュースを聞いていた記憶がよみがえりません。。。お悔やみ申し上げます。●MSN KOREA さすがにいち早くそこそこの記事を載せているようです。 写真はMSNからお借りしました。●朝鮮日報日本語版の頁はまだ簡単です。ただ、不思議な点は亡くなられた時刻が13時43分なのに、記事の入力が13時39分なんですが・・・・このような時に特に突っ込む気はないのですが気が付きましたので。。。記事入力 : 2009/08/18 13:39:50【訃報】金大中元大統領死去 先月13日から肺炎で延世大付属セブランス病院(ソウル市西大門区新村)に入院、治療を続けていた金大中(キム・デジュン)元大統領が18日午後1時43分、死去した。85歳だった。
2009.08.18
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相変わらずひさしぶりの更新です。時期的に本業が忙しくて延べ枚数で万を超える「書類」を処理中です。今日は旅でも、ユン監督でもなく、韓国のBio trap Inc.社製の蚊取り機「ブラックホール」を予約したお話です。実は自宅は木が多いので蚊や蝉が多いのですが、今年はお向かいの奥様が、玄関前で蚊取り線香を炊こうとされるのが原因です。普通の蚊取り線香は天然の除虫菊でなく、合成物質の殺虫剤が成分、しかも一巻で煙草の51本分のタールを放出するとか・・・(当然、化学物質過敏症や発がん性を指摘されます)。割と敏感な私は蚊取り線香を炊かれると、すぐ肌はぴりびりするは、喉・舌はつんつんと刺す感じになるはで大変・・ということでお向かいで炊かれると窓は開けれない、通行にも支障をきたす、となる次第です。ということで、一方的に使用自粛をお願いするわけにもいかないので、15000円前後しますが、調べて本品を発注しました。空気清浄作用で知られる光触媒ですが、触媒の際に炭酸ガスが発生するので、それで虫を誘き寄せ、ファンの風圧で外で逃れられないようにする原理だとか。。韓国では同様の原理の製品が公園・道路などの公共の場に設置されているそうですが、日本でも東急ハンズなどでも取り寄せできます。人気で、ネットで注文した会社にも今度の入荷は8月20日過ぎになるようですが、韓国では評判がよくない、あるいは知られてないようでしたら注文は再考したいと思います。ご存知の方は是非、ご教示ください。(実は当家では10年程、光触媒の空気清浄機を使用しているのですがー現在も3台稼動中ーしているのですが、経験上、空気清浄機の近くに特に蚊が寄っていた記憶がないのです・・・)●釜山近郊にご在住のさきちゃんのオンマさんがご紹介されている、韓国夏の風物「消毒車」です。ハウスシックの方はどうしているのでしょうか。。。●seoulmikiさんがご紹介されている、ソウルの「消毒車」風景です。イテウォン方面の写真ですので、「屋根部屋の野良猫」の屋根部屋が写っているかも・・・●ソウルに在住されていた、デミさんご紹介の韓国蚊取り線香各種です。 皆様、夏はやはり蚊の話題が多くなるようです。※写真は予約した「びんちょうたんコム」さんからお借りしました。
2009.08.07
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「世界をつなぐ新しいショッピングワールド GLOBAL『Gmarket』」あまり通販関係のことは書かないことにしているのですが、韓国がらみの話題です。本日、韓国大手のインターネットショッピングサイト「Gmarket」から楽天出店店全体にメールがきました。(確か相手の承諾をえない広告メールは本来は違法の筈なんですが・・・)「オンラインショッピングの世界で一歩先を行く韓国。その韓国で最大手のオンラインショッピングサイト『Gmarket』が日本でサービスを開始」したそうです(注1)。中国の某モールが楽天以上に市場規模大きいのは知っていたのですが、考えてみたら韓国の通販モールも細かいことはあまり知りません。確かにIT先進国韓国ですが、国民の数=消費者の数では日本の数分の一な訳ですから、どういう点で一歩先をいっているのか、具体的なポイントを真面目に知りたいと思うのですが、それはともかく、たまたま横に姪がいたので聞いてみたら「一番大きくて有名」だそうですので、では出店を検討してみようかと思ったら、「品物は多いけど、安物の中国製品が多い」。なるほど質より量ですか。。。。どこかで聞いたような話の気も。。。。 → おなじみの方も多いと思いますが、Gmarketです。 かなりバーナー・写真がチカチカしています。せっかちな韓国らしいサイト です。今日の日食ほどではありませんが、目にはお気をつけください。 → 日本のGmaketです。韓国よりはおとなしめ、トップ頁の下「Gmarketのお得なサー ビス」の中に「G韓流」があるのはさすが・・というべきでしょうか。ちなみにGmarketからの今回の勧誘のポイントは、・「初期費用0円!管理費用0円!」の0円サポート!・クレジットカードの決済サービスはGmarketが標準で提供、決済手数料もGmarketが 負担するので店舗側は手数料0円つまり売れた時のみ9%の手数料をモール側へ支払い、売れなければ完全に無料ということですね。しかもクレジット処理も一切モール負担というのはけっこうなお話です(←「楽○天」さんにもみならってほしいです)。最初の参入条件としては悪くないと思います。でも、ショッピングモールも楽天だけが順調でヤフーもビッターズも伸び悩んでいるのに(注2)、Gmarketが参入して競合に勝てる気がしません。どこもショッピングモールだけでない、SNS・検索、はては楽天・ヤフーにいたっては野球チームまでかかえた総合性がモールを支えているわけですから。。。。まあ商品をアップするのも代行していただき(つまり楽天からダウンロードしたデータをわたすだけでも可、多分)、TOPページ・イベントページに無料広告を掲載していただけ、韓国・中国・アメリカのマーケットでも商品を代行販売してもらえるそうなので、モールのイメージを見極めて、悪くなければ出店するのも一考かもしれません。日本と韓国の交流がすすむ点自体はいつでも賛成です。(注1)アメリカ企業のe-bayが、Gmarketを買収してさらに海外進出を狙っているようで、下記の記事の延長で私のとこまで勧誘メールがきたようです。なんだかグローバル経済が急に「こんにちは~」と玄関まで挨拶にきたようで面白く感じます。 → 「韓国で"オープンマーケット"が好調 - 2009年は日本に本格進出2 e-BayによるGmarket買収提案」(注2)携帯市場ではビッターズが一番伸びています。また楽天市場が順調というのも、モール側のお話で、出店しているお店側は必ずしも成功している訳ではありません。入れ替わりや、売り上げは数億円なのに決算の黒字が数十万程度の「成功店」もあるそうです。何のために働いているのやら・・・、楽天の場合、普通のお店は広告を出さないと売り上げが伸びません。で、この広告費がけっこうかかる訳です。先日、とあるネットショップセミナーに参加したら、実店舗で儲かっているならわざわざ通販で苦労することはない、とのお話しでした。政府やモールが説明するほど、通販の世界も甘くありません・・・なお「韓国味ごよみ」は広告は出していません。要は韓国の本当によいものをご紹介したいだけの趣味的な店です。-----------------------------------------------------------------ちなみに余談ですが、当店が自社ドメイン店に利用している「Makeshop」は韓国系の会社です。日本のEサーブと比べると、システムの設計に微妙に日本と韓国のメンタリティの相違を感じる点もあるのですが、このお話はいずれまた・・・【記事と関係ないですが・・・写真は江南にある韓国ヤフーのビルです・・】
2009.07.22
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先日気が付くと、もう1月以上更新していませんでした。。。今週の日曜日からは自宅周辺で蝉が鳴いています。しかたないので看板も「夏の香り」に架け替えました。で、連載中の「韓国茶と韓流の旅」、まだ釜山に上陸もしていないのですが、なにせ秋にはアニメ版「冬のソナタ」で、チェジウとヨン様もそろって来日ということで、そろそろ先延ばしにしていたユン・ソクホ監督の作品論を書かないといけないな~とあせり始めております。。(「冬ソナ」ブームで本を出してもらう最後のチャンスの気がしております。原稿が間に合うかどうか・・・実に怪しいのですが・・・とまれ最近は雑用に追われてばかりで物書きの本業に戻りたくなっています。まぁ、韓流ドラマ論はあくまで趣味で専門ではないのですが・・・)ということで自分にノルマを課す意味で、旅日記と平行してメモ代わりにユン・ソクホ論を雑雑書いていきたいと思います。今回は、実は以下の写真を皆様にご覧になっていただきたいのです。監督の初期のシリーズ「カラー」は色による映像効果を模索した実験性の高い作品ですが、実は「秋の童話」「冬のソナタ」の脚本家でもあるオ・スヨン女史が脚本を書いている点でも、四季シリーズとの関係の深いシリーズです。 とくに「白」は「冬のソナタ」の原型の一つといいたくなるような作品ですが、改めてふれることにして、今日は二つの作品からショットをご紹介しますので、みなさん、ちょっと考えみていただきたいのです。●「灰色は美しい疑惑」 若い頃に一週間の出会いの後、お互いに結婚した立場で再開した中年男女の愛の物語です。主人公は四季シリーズ他でおなじみのチョン・ドンファン、「愛の群像」のキム・ヨンエです(「愛の群像」にソン・イルグクが出演していたの忘れてました。。。。なにせヨン様の弟分の情けない役でしたから・・・)。 →【ご訂正】大学での学友でした・・・・深夜に書いていて頭が死んでいたようです。謹んでご訂正申し上げます(朝の蝉の声が頭にひびきます・・)1.二人の最初の出会いです。緑の田園風景の中、男性がバスを降りると女性が倒れています。慌てて乗ってきたバスに目をやるも、すでに発車して遠ざかりつつあるところ・・・ 2.以下、出会った頃に二人が歩き、再開後に、そしてドンファンさんが死んだ後でヨンエさんが一人歩く再び道です。いわずもがな・・・だと思うのですが・・・ 3.ドンファンさんが不治の病気であると宣告され、街をさまようシーンです。画像は省略しますが、初期の作品では割と映像を傾けて不安定性を演出することも多いようです。 ●「赤い色は愛の注意報」最後のエンディングシーンが印象的です。ヒロインは精神障の母親が入水自殺した海岸で睡眠薬を飲み、そこに夫が現れて、最後にいきを引き取ります。1.これは結婚した時に同じ海岸を二人が歩くシーン。 海岸って・・・やっばりカップルは写真を取るんですね(笑) 2.ラストシーン、ヒロインが夫の方にもたれかかったままエンディング曲が流れ、「眠るね」と言って事切れるシーンが落ちる手であらわされます。 どこかで似たようなシーンが・・・・答えは次回に発表です。全問正解者にはお好きな韓国茶か「龍のひげ」をプレゼント・・・と書きたいところですが、すぐお分かりになりそうなのでやめときます(笑)
2009.07.15
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私が書くまでもないですが、盧武鉉前大統領が亡くなられて大騒動になっています。もともと汚職を批判して政治家へ転身された方なので、今までの汚職事件と比べれば大したことでもないのにここまで追い込まれたのでしょう。。。。 →韓国MSN盧武鉉前大統領「自殺」報道 こういう岩場からわざわざ落ちられるのは、やはり・・・と思われます。少し不謹慎ですが、韓国大統領も「大統領の恋人」「大統領の理髪師」「めちゃ大好き」などなど、韓流にはよく登場しますが、チョン・ドョン主演「プラハの恋人」でイ・ジョンギルが演じたのも、盧武鉉前大統領とどことなく似ていたからでしょう。(ちなみに北の金将軍様の役をいつも演じる俳優さんもいるとか・・・)まずは前大統領の冥福をお祈りしたいと思います。で、韓国が狭いというか、ソウルが狭いというか、うちの李さんも少しですが歴代大統領の縁者に多少縁があったので、徒然的に書いてみたいと思います。「めちゃ大好き」では、大統領のSPが主役の一人ですが、李さんの従兄弟も見込まれて、第5~12代を勤めた三人の大統領のSPをしていました。軍事政権の頃の話なのであまり自慢することでもないのですが、軍事政権批判の学生運動が当たり前の時代、大学生の従兄弟のことも気にしてくれていたようです。以下、李さんのお話です。【第5~9代大統領 朴正煕】 李さんは第5~9代大統領「朴正煕」 の義理のお姉さんが設立した恵園中学(東大門区忘憂洞)に通っていました。この義姉は学園発展半ばで急になくなられたため、高麗大学英文学科出身の娘さんが30代半ばで校長に就任されました。軍事政権の縁者の作った学校ということで、普通なら評判が悪いはずですが、教師からも生徒からも新設の進学校として人気がありました。韓国ではコンピューターで進学先の高校を割り振りますので、李さんは他の高校になってしまい残念がることしきり、他にも同様、恵園高校へ進学できず泣いた友達が多かったそうです。【第11・12代大統領 全斗煥】 有名な光州事件の時の大統領です。全大統領の頃、大学生のアルバイトが禁止されました。「初恋」でヨン様がひそかに家庭教師をしていたのも、そのためです。前述の従兄弟はともかく、李さんは特に縁はなかったようです。【第14代大統領 金泳三】次男が斡旋収賄と脱税で逮捕で逮捕されましたが、ソウルの一応名前は知られている私立大学で李さんと同じ学科に、他の大学から転入して在籍していました。教員などにはきちんと礼儀正しかったとはいえ、SPを引き連れてなかなか身辺は派手だったようです。念のため、とくにチングではなかったとのことです。。。【余談・17代大統領・・・・】ちなみに先ほどの恵園中学の校長先生は、父親と同じハンナラ党の、現在の李大統領の子供達の家庭教師もされていたとか。この子供達の一人が、独身で汚職もないので次の大統領として有力とのことです(注・歴代大統領の家族が汚職をするので、韓国では独身という点もポイントは高くなるそうです。納得・・)。
2009.05.23
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パンスターフェリー所属パンスターサニー号、大阪南港から釜山港へ向かう旅一泊、ご紹介の後半です。●船内外のご紹介建造は1993年、 船籍はパナマですが、これはパナマが政策的に税金を優遇しているためで多くの船がパナマに籍を置いています。 国際トン数 26.847t 積貨トン数 5.868t 全長186m 船腹25.5m 乗船定員 683名免税店、レストラン、カラオケルーム、サウナ・大浴場、ゲームルーム等、多彩な娯楽施設があることになっていますが、ゲームルームはあったか、、忘れました。PCルームは鍵がかかっていた気がします。こういうご案内も掲示されています。タラップから乗船して最初のエントランス、フロントです。スタッフは全員韓国人ですが日本語を話せる方も見えるので問題なし。両替もお願いできます。フロントの後方はテーブルが置かれ、簡単なバーがあります。エントランスには大きな液晶?テレビと、船の位置表示、国際電話があります(国際電話は一部のクレジットカードのみ利用可)。韓国入国に必要な書類もおいてあるので、暇な間に書いておくといいと思います(注・書類には、乗機の欄に「パンスター」と印刷されているのはよいのですが、出発地が「釜山」、入国が「大阪」と反対に印刷されています。別に問題はないのでそのままご利用ください。※ヨット乗りの父親に確認したところ、青い数字は水深、航路ぞいの「T」はブイで船はこのブイに対して右側通行するのが原則とのことでした(右側通行は大英帝国の名残ですね。。)。中央の階段を登ると、ガチャ玉や自販機のコーナーがあります。帰りのドリーム号では、いろいろと撮影しましたので、ガチャ玉ご紹介の記事もできそうです。さらに上の階にコンビニがあります。サニー号ははじめてですが、昔のドリーム号にはなかったので比較的最近の設置でしょうか。面白いことに飲み物など船内の自動販売機はすべて日本円ですが(ジュース120円、ペットボトル150円と普通の値段です)、コンビニは殆ど韓国の商品でウォン表示、円で利用する場合は店員さんが電卓で計算しています。その時々のレートで計算しているようです(後述するように、食堂メニューは10000W=1000円の固定相場制です)船内は全面禁煙でデッキに喫煙所が設置されています。煙が船尾側へ流れますので、兼煙家の方はデッキでは少し気をつける必要があります。ちなみにこれはボートです。潜水艇ではありません。これも父親に聞いたところ、遭難時に波がかかると身体が冷えるのでこういう船体らしいです。お風呂はサウナもつき、大きな窓からのながめも合せてなかなか快適です。貴重品はベッドに小さなロッカーがありますが、お風呂場の脱衣所にも設置されています。なおサニー号はお風呂場近くの通路にもコインロッカーがあり便利ですが、帰りに乗ったドリーム号は現在、通路にロッカーはありません。ちなみに下はサニー号のサウナのご案内です。お約束の日本語の誤りはあえて言及しないことにします。●トッポギ試食会と明石大橋フロントにも案内が掲示されていますが、出港後しばらくすると日本人対象の「トッポギ」試食会の案内がありました。片隅にカフェのカウンターもあるレストランが船体前部にあり、そちらで開催です。船客相手のスタッフはごく少なく、フロントの女性がバーにいたり、試食会の面倒から全部こなしています。今さらトッポギ試食でもないのですが、のぞいてみるとマッコリーもついて、ちゃんとしたお味でした。そのままのんびり雑談をつづけるお客さんも多いです。明石大橋をくぐります。橋などに近づくと早めにアナウンスが入るので、カメラをもって集まるのがお約束です。季節にもよるのでしょうが、夕方に大橋をくぐるのは何回みても悪くない光景です。●夕食橋をくぐり、18-19時頃にレストランで食事です。メニューは下記のみです。 ・とんかつ 10000w(1000円) ・石焼ビビンバ 10000W(1000円) ・カルビスープ 10000W(1000円) ・うどん定食 10000W(1000円) ・焼肉定食 12000w(1200円)私はお昼もたべていなかったので、乗船してすぐコンビニで仕入れて客室で食べてしまいました。卵とキムチのお弁当2500Wなどなど、お腹がすいて結局またコンビニ弁当を買いましたが。。。。(帰国後にホームページをみていると、キムチなど臭いのするものは客室内で食べてはいけないらしいのですが、船内で案内はみてないです。)ちなみに朝食メニューもご紹介です。 ・和食 10000W(1000円) ・洋食(American Breakfast) 10000W(1000円) ・ワカメスープ 10000W(1000円) ・干シスケトウダラ入り二日酔い用スープ10000w(1000円)「干シスケトウダラ」は原文表記のままです。確かに韓国では二日酔いにはメンタイスープですが、「二日酔い用」とわざわざ説明をいれているところが親切です。私は気がついたら朝食時間が過ぎていたので、コンビニのハンバーガーと牛乳で済ませました。●ナイトショーレストランは食事の後片付けが終わると、ナイトショーがあります。まず写真のマジックショーの後、カラオケ大会、はては舞台上でディスコ大会になっておりました。マジシャンさんは手品から司会まで大忙しです。カラオケ・踊りのたぐいの乗りはやはり韓国人はよろしいようです。ディスコタイムには15名程台上で踊っていました(というか、私が数回覗いた限り、日本人は一人も舞台に参加していなかつたような・・・)昔のパンスターフェリーは、ロビーでかつぎ屋さんたちが勝手に宴会をひらいて、カラオケでもないのに大声で歌いながら踊っていましたので、ずいぶん客船らしくなったものだと思います。 ちなみにナイトショーのメニューです。レストランに入らなくても入り口から見れてしまうのですが。。。。 ・ASHAHI生ビール2杯+おつまみ 10000w 1000円 ・ASHAHI生ビール1杯 5000W 500円 ・HITE3本 10000W 1000円 ・HINEKEN3本+かわきもの 12000W 1200円 ・おいしいおつまみ盛り合わせ 5000W 500円 (ソーセージ+フライドポテト+ピーナッツ+果物)●玄界灘大阪・神戸から釜山にむかう場合、関門大橋をくぐるのは早朝3時30分~5時頃、いまだに一度も行きに見たことがありません。目が覚めると玄界灘です。瀬戸内海は本当に静かで列島に出現した弥生文化が1世紀で濃尾平野へ到達したのも、瀬戸内海のゆきどまりに河内・ヤマト政権が誕生するのも妙に納得されますが、玄界灘はやはり多少ゆれます。沖ノ島が、続いて対馬が左手に見えます(8時半~9時頃)。今回は写真がありませんが、沖ノ島は海の上に落ちたしずくがそのまま島になつたように丸い形です。はじめて朝日で浮かぶ島をみた時は、「古事記」にでてくる、イザナキ・イザナミが「天の沼矛」で「塩こおろころとかき鳴らし」、その雫から生まれた「おのごろ島」を連想したものでした。瀬戸内海も船は多いですが、玄界灘も船をよく見ます。 あまり落ちもないお話で失礼いたしました。ということで、次回は釜山上陸編です。。。。
2009.05.05
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MSNの記事のご紹介というより、あきれたので防備録です・・・ひさしぶりに気分転換に、韓国版MSNを覗いてみると、KBSの放映シーンですが実に怪しげな男が登場しています。生白菜のこの男は・・・・韓国在住の皆様にはおなじみのキャラクターなのでしょうか? 全体として西遊記に見える気もするのですが・・・・韓国人の甘い物に対する感覚と同様、このあたりのお笑いのセンスは今いち不明です。(とはいえ私は日本のエンタテイメントも知らないし、判らないのですが・・・、とりあえず生の白菜という点にキムチの国だな~と感心した次第です) 写真は韓国版MSNからお借りしました。白菜男の写真、他にもいろいろあります。
2009.05.04
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ただいま名古屋・星が丘の三越デパートで、アルプスの少女ハイジ展を開催中、ハイジの声優さんの杉山佳寿子さんも3・4日と講演です。杉山さん、名古屋のご出身ということで会場にはご家族の方もみえていたようです。私は小学生の頃の放映で本当にのめりこんでしまいました。姪に聞くと知らないようなので韓国ではまだ放映してないようですが(とはいえこの姪はアニメはあまりみてなさそうな・・)、せっかくなのでご紹介です。 この年でハイジ展もどうかと思っていたのですが、昨日、急に近所に用事ができたついでに会場へいくと、日本のアニメで最初に行ったロケハン時のスケッチやら、いろいろと資料がならんでいます。スイス政府観光局のパンフレット「ハイジの国へようこそ」などもあり、ロケ地を生かして「ハイジ」の光景がつくられていることがよくわかります。杉山さんは昨年はじめて現地を訪問して、アニメそのままの風景に感動されたそうです。細かくいえば微妙に手を入れて、よりアルプスらしい風景が生み出されています。たとえばアルム(←草場の意味)の山小屋は、実際にはすぐうしろに大きなもみの木はなく、少しうしろに森があります。デリフリ村の噴水の風景や、ラガーシュの温泉の建物も微妙にちがいますが・・・全体に、傾斜面は少し強調してあるようです。クララの車椅子が転がり落ちた山小屋の前の坂も実際はかなりなだらかです。 なお「デリフリ村」の「デリフリ」とは「小さい村」の意味で本来は固有名詞でないんですね~。またロッテンマイヤーさんも最初の設定ではいじわるな女性という雰囲気ですが美術館の方がモデルだったとか。。。 でいろいろなグッズを販売していて、作画監督さんの新しく書下ろしたハイジの原画が16万円以上だったりしましたが、35周年の記念本を買うと杉山さんの講演会とサイン会に参加できます。 昨日1時の回で20人ほどでしょうか。もっと行列で当日ふらりではみれないと思ったのですが。。。小さな子供には講演まで無理かもしれませんが、昨今のパパ・ママには子供達には本当によいアニメをみせてほしいな~と思う次第です。 司会の声で登場した杉山さん、黒に赤のアルプス民族服におさげでした。ちなみにハイジは最初はおさげのデザインでしたが、アルムおんじには三つ網はできないだろうということで、あのオカッパ頭(韓国式だとヘルメット頭)になってそうです。 当時は、絵もろくに間に合わない状態で録音されていたなど、面白い内容でした。講演後は、参加者とアフレコゲーム、ハイジがはじめて山羊の乳を搾るシーンなど、あだ名が「ハイジ」という元気な女の子などが参加です。台本が小さいのか、眼鏡を取り出して確認されている杉山さんに、やはり35年の歳月を感じます。。。最後に質問の時間があり、私はハイジの少し前にあった、宮崎監督の「パンダコパンダ」のミミ子ちゃんが、ハイジの明るい面と似ているのが以前から気になっていたので、高畑・宮崎監督とそのへんの話はなかったのか、という質問なぞしてみました。ハイジには風邪状態で受けたオーディションで採用されたというお答えで、キャラクター作りの過程などお伺いしたかった私にはちょっと残念なお話しでしたが、まじめな方でした。 最後のサイン会で、本にサインをいただきました!ながなが駄文で失礼しました。「春のワルツ」のロケ地めぐりのついでに、スイスまでいくか、、と李さんには内緒で決心を固めた私でした。「サウンドオブミュージク」のロケ地も昔から一度いきたいのです。(昔、ジュリー・アンドリュースのコンサートを聞きました。やはり素晴らしい声でした。喉の手術で歌えなくなったのが残念ですが、今でも誠実な方だな~と思います。)※写真は家族が3月に乗ってきた地中海のフェリーです。客室だけで2000室だったかな・・大きい船です。韓国の写真よりはアルプスに近いかと・・
2009.05.03
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最近、「花より男子」「王と私」で人気のク・ヘソン、韓流にお詳しいhemiさんが詳しくご紹介いただいております。『19歳の純情』(KBS 2007年)では、中国東北からでてきた朝鮮族の女の子、ヤン・グッカとして、苦労しながら明るく逞しく頑張る役を演じておりました。今回はグッカが一人で暮らした屋根部屋のロケ地のご紹介です。※hemiさんのク・ヘソン・「花より男子」ご紹介記事です。 → 「花より男子」韓・台・日比較! → 「花より男子」韓国版・日本でも放送開始 →ク・ヘソンさんのオマケ天国☆BEAUTY CREDIT♪ ※「19歳の純情」KBS公式ホームページ(韓国語)●屋根部屋について キム・レウォン・、チョン・ダビンの「屋根部屋の猫」で屋根部屋がドラマロケ地としてもよく出るようになり、ソウルの屋根部屋は家賃も上がったそうです。最近では「Coffeeprince1号店」でもチェ・ハンギョル(ユンユ)が屋根部屋暮らしです。これはえらいおしゃれな部屋なのはご愛嬌でしょうか(1号店が映画化するそうですね。驚きました)。 また建物の内側(←セットが多いかも・・)だけでなく外側でも撮影でき、遠景もきく屋根部屋は、ロケ地には相応しい気がします。 城下町・金沢生まれの私としては、下町の裏通りをブラブラするのは大好き、北京のフートンやヨーロッパの旧市街をぶらぶらしたものです。漂う生活感はどこの国でも共通したところがある気がします。はじめての韓国訪問で南山の西南側の傾斜面の住宅地をみかけて以来、一人で歩くのが以前から夢でした。実は「屋根部屋の猫」の屋根部屋こそ梨泰院の西側あたり、私が気にしていた一画にあるようです。●「19歳の純情」屋根部屋について それはさておき「19歳の純情」で、金村をでたヤン・グッカ(ク・ヘソン)が暮らした屋根部屋は、「美しき日々」の屋根部屋同様、背景に漢河が広がり。夕暮れ・夜景ともなれば橋・自動車のライトが美しく、生活感と余情があふれる風景に、是非、一度訪問したいと思っておりました。漢河にかかる橋から割と探しやすそうな気がしておりました。ネットで調べるとさすが「韓流ブーム」、住所まで確認できたので、今回、訪問した次第です。※この部屋は「ニューハート」「怪傑春香」「恋の花火」「お人好しのペク・イルホン」などにも使用されているそうです。 ちょうど地下鉄1号線が走る橋の一本上流側、中央に島がある橋の南側になります。上道トンネルの北側出口あたりの東、枝分かれした裏路地数本程度のかなり狭い一画ですが、西側から2本目の裏道の一番上になります。坂はかなり急で、その一番上、路地が高層アパートにぶつかる手前です。すぐ上側がほぼ同じ高さの道なので、見晴らしよく、かつ撮影しやすいスポットだと思います。もう少し引いて撮影です。漢河や橋も見えます。 ちなみに部屋の入り口は長方形の部屋の長い方についてますが、19歳の室内シーンでは短い方についているので、実際とは異なる形で室内セットを組んだものと思われます。(19歳は平日毎日の放送のせいか、基本的なセットは撮影アングルをかなり固定して、撮影効率を上げているようです。) 建物の下からです。この階段を登り降りするシーンもよくでてきました。坂沿いに階段が3つついている、かなり大きな建物です。 西側から撮影です。このアングルで部屋はでてきません。南・西側と同じ高さで屋根部屋の雰囲気が消えてしまいます。部屋の向こうの風景はおなじみだと思います。●屋根部屋の街について 以下、近郊の風景です。私はタクシーできた後は、徒歩で夕暮れの漢河を渡って帰りました。路地裏からさらに枝分かれしていくのでややこしく、少し記憶が曖昧気味です。一番西側の裏路地から、さらに坂が枝分かれする上り口を、少し上側から撮影しました。右手に登っていくと屋根部屋の建物です(確か・・) 正面からです。右側の坂です(確か・・・)。近所の風景です。 上の三枚は、グッカがいつもニンニクの皮むきをしている野菜屋かしら、と撮影しましたが、どちらも違うのかしら・・「室長」が海外勤務を命じられるあたりの回を借りてきて確認したいと思います。探訪後、漢河の橋の上から撮影しました。黄砂の夕暮れ、もう少しすると窓の明かりが余情をさらにかきたてます。今度はもう少し遅い時間に撮影したいものです。
2009.05.03
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パンスターフェリーご紹介の後半がすすんでいません。。。。とりあえず、一枚の写真をご紹介いたします。「春のワルツ」などの弘大前のピカソ通り近辺でトイレをお借りしたビルにこんな展示がありました。。。さすが話題の若者のエリアと思います。 →韓国のドラエモン事情に関して、seoulmikiさんの「韓国 ドラえもんの歌」にお詳しいです。
2009.04.17
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帰国して雑用が多く、更新がすすまず失礼しておりました。旅のご報告、第一回は大阪南港と釜山港を結ぶパンスターフェリーのご紹介・前半です。 15時10分に大阪南港を出港して(最近は曜日により神戸港の場合もあります)、翌朝10時の釜山港着の航路です。一番お安い4人部屋の「スタンダードルーム」は片道16000円、往復割引で28800円です。他に予約手数料1050円に、最近は「燃料特別付加運運賃」として1000円が必要です。電話で予約するとファックスが送られてきます。 →パンスターフェリーHP 出発は3月25日、13時30分までに大阪国際フェリーターミナルにくるように、ということですが、前夜は出発前の仕事処理と、ロケ地の調べで徹夜です。韓国から来ている姪が朝9時すぎのバスで京都へ行くので名古屋駅まで一緒にでかけるのに慌てた結果、ベルトはし忘れるは、ワイシャツの代えもなく飛び出してしまいました。高矢禮近所のビジネスコンビニで仕事をし、カメラ店で予備の中古デジカメを買うなど、泥縄続きです。 大阪では地下鉄テクノポート線、コスモスクエア駅で下車です。港界隈では地下鉄ならぬ高架線なのですが、地上に降りるどころか、駅の改札口はプラットホームから更に一層上に登る、という生理感覚を無視した構造の駅です。はじめての時はとまどいました。 フェリーターミナルまでは1キロ程度でしょうか。バスもある筈ですが、いつも私は時間がなくタクシーになります。1時40分頃につきます。窓口ではまだ3年前に比べると、かつぎ屋さんが大幅に減っています。窓口ではまだ20人ほどが手続き中、あまり慌てる必要はなかったようです。乗船者には白人と韓国人のカップル、自転車を持参している「アメリカインディアン」らしい中年男性(なかなか存在感があります)、「宮」の皇太子を演じたチュ・ジフンそっくりの韓国の男の子などが目に付きます(本当に似てました・・・)。 【ご注意】窓口で先に振り込んだ運賃の領収書をお願いしたら、ホームページを見て申し込んだ相手は別の旅行会社なので、窓口では領収書はだせないとのことです。 出国手続きを終え、バスでフェリーまで200メートルほど移動します。 タラップで船腹から乗船すると、きれいなロビーにでます。船員さんが部屋の場所を案内してくれるので見つけやすいですが、スタンダードルームは中央部で窓はありません。 ドアは一応鍵はあります。もっとも上下は大きく開き通気性は抜群ですが遮音性はありません。ちなみに船内は全面禁煙です。この部屋にはテレビがありませんが、なぜか反対側には設置されていました。船首側に4つのベッドが二段に並んでいます。(同室は韓国人の若い男性二人でした。礼儀正しく挨拶してくれるのは韓国の若者の美点です。) 電源は100Vが枕上の蛍光灯に付属しています。デジカメの充電もアダプターなしで可能です。 次は夜のショータイムを含めて、船内のご案内です。【2009年4月11日写真追加と若干修正】
2009.04.10
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昨日4日の10時すぎに神戸港に上陸して、京都に少しよって名古屋へ戻りました。 往復はパンスターフェリーでの船旅で、韓国茶・高麗人参と関係のあるスポットを仕事で回りながら、「冬のソナタ」「春のワルツ」「夏の香り」を中心に雑雑、ロケ地も探してきました。観光地でない、地方の市場を覗くのも面白かったです。 メモ代わりの撮影が多いのですが、写真は1100枚程度でしょうか。しばらく台所ネタから離れて韓国プログをかけそうです。訪問した順番は関係なく、おおむね韓国茶・人参としては、【韓国茶産地・工場】・全羅南道高興の柚子農園・柚子茶工場・同宝城の大韓茶業茶園・智異山麗の華厳寺、花開面【高麗人参・紅参産地】・京畿道プチョン、開城人参農民組合の人参加工工場・忠清南道錦山、人参市場【韓国伝統茶房】・仁寺洞、釜山 ロケ地は、「夏の香り」の宝城にはじまり、写真の青島(春のワルツ)を一日歩き回り、ソウルでも「冬のソナタ」「春のワルツ」、ついでに・・・と歩き回りました。結局みつけられなかったり、予想外の事実に気がついたり、といったところでしょうか。数年ぶりの韓国で、いろいろとドタバタしました。青島界隈をふらふらした後、ソウルにいくと本当におのぼりさん気分でした・・・ とりあえず今日は帰国のご報告です。普通の観光では入れない工場も覗いてきましたので、多少は面白いご報告ができるといいのですが。。。【お願いです】 家族から韓国旅行の許可をもらうため、お店に役立つからと説明した手前、多少店の方にリンクをはらせていただくことお許しください。(まぁ、そもそも見学地はうちの取引先だったりするのですが・・・)。それと日記名は「韓国茶・韓菓 韓国味ごよみ」、私は「韓国茶・室長」と変更させていただきました。今までどうり「室長」とお呼びいただければうれしいです。ブログネタを名目にまた韓国へいくためには、いろいろと工作が必要です。。。 ※下はお分かりですよね、、3月28日段階で菜の花は咲いておりました・・
2009.04.05
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前回は勢いのままお恥ずかしい話で失礼しました。最初から韓国の慣習だとわかっていればよかったのですが。。。私の父母がロンドン勤務の弟夫婦達と地中海クルーズの旅にでかけています(今頃はまだベネチアかしら・・)。子供は無料!とても安い船のようですが、ついでにミラノに韓国料理の美味しいお店があってお気に入りなので寄ってくるそうです。帰国したら番外編でご紹介させていただきたいものです。私も暫く韓国へいっていなかったので、円高のうちに今月25日に大阪南港発のパンスターフェリーで渡韓することにしました。ふと気がついたらパスポート期限ぎれ・、25日朝に新しいものを受け取った足で大阪へ向かう予定です。もう出発3日前ですが、実はまだ行き先が決まっていません。そのくせ『銭の戦争』やら『ニューハート』を見ているのですが。。。。とりあえず釜山上陸後は全羅道へ向かう予定で、姪があちこち高速バスの時間を調べてくれている片方で、プログをつけています。とりあえずまた台所ネタ(今晩の晩御飯)で恐縮です。【韓式明太子の食べ方】以前に「メンタイコ」の「メンタイ」が韓国語の鱈のことであること、辛子明太子は本来韓国の食べ物と思われることをご紹介させていただきました。最近、広島県の業者のつくる「たこ明太」というあやしげな食品をみつけたのですが(「蛸鱈」ってなんだろう。原料に鱈はありません。メンタイ本来の語義が完全に失われています)、今晩は本家「明卵ジョン(メョンナンジョン)」の食べ方です。日本のメンタイコを韓国式に食べているだけですが・・・、『メョンナンジョンの作り方』1、ニンニク適量を刻みたたいてつぶす。2、上記ニンニクをメンタイコに入れて、(当然)かきまぜる。3、ごま油をかける。ごまをふりかけてもOK。※ビビンした後なのでお見苦しいのはお許しください。
2009.03.22
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今日は珍しく、韓国と日本の対立問題について書きたいと思います。たんに我が家庭のお話しなのですが。。。。今春から私の家事分担が大幅に増え、久しぶりに家族の料理を作り皿洗いから、洗濯までけっこうしているのですが、問題が勃発しました。。。私が燃えるゴミを出さないのが悪いといえば悪いのですが、「(ごみ回収その他)家事の週間スケジュール一覧を作って渡してほしい」と言っても、李さんは作ってくれません。「自分でメモして作って」の一点ばり、最近、ようやく原因が判明しました。。。「韓国では事務の引継ぎは後任者が、話を聞きながら整理する」というのが李さんの主張です。彼女も会社経験のない人なので韓国社会全般で事実か否か不明ですが、確かに「昇進したら仕事が忙しいから引継ぎなんか作っていられない」という主張は韓国らしい、せっかちさだと納得はいたします。しかし、仕事は前任者が判りやすく整理した上で後任者へ引き継ぐのが当然と信じてきた私としては(注・私も一般企業の慣習は知りませんが・・)、当然、李さんの主張は承認しがたい訳です。ここは日本の名古屋な訳ですから・・・。韓国人が日本社会で暮らすだけで大変だろうし、彼女の日本語に甘えて韓国語をろくに勉強していない私としては、日頃、家庭料理が韓式であろうが、貧乏ゆすりをしたら韓国では大変嫌われると注意されようが、気にしていない(というか韓国料理は美味しい!)のですが、今回の騒動に関しては一方的に「韓国では・・」と主張されて釈然としない私でした。私なら韓国で暮らしていて「韓国ではこうだ」と言われれば、すぐ郷に従うのですが。。。。まぁ、今朝も議論した後に美味しいトックを作ってくれたのに免じて、私が折れるしかないのでしょう(このへんはもう慣れました 苦笑)。彼女も外では日本社会にあわせているのでしょうから、家庭では私があわせることにいたします。。些細な文化・慣習の差で摩擦が起きるので、改めて韓国と日本で政治問題が起きない方がおかしい、と納得しなおした次第です。でも、韓国でお暮らしの皆様、是非、李さんの主張の当否をご教示ください。。。。。。(注・念のために私から見ると頑固なところもありますが、李さんは礼儀正しく正直者で性格のまっすぐな女性です。韓国人としてもせっかちなのが困りものですが・・)※一年間共同刊行に追われていた本の編集費が今春もらえるので、春休みにひさしぶりに韓国へ行く予定です。ところが、、、パスポートの期限が切れていることに気がつきました!「韓国」が外国だという頭がなくなっているのが原因ですが、はたして今回の訪韓は実現するのやら・・(飛行機はなかなかとれないし高いのでまた船で渡韓の予定です。工場や農園の見学に回るつもりですが、ロケ地はどこに行こうかしら、多分、ロケ地まわり以外は「日本人」のみあたらないところばかり回ると思います。『19歳の純情』ロケ地まわりをしている日本人はいるかしら・・)
2009.03.16
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昨日12日は私の誕生日でした。当然、ワカメスープも飲んでいますが、今回、日本の家庭にある材料だけで作れる、韓国家庭料理のご紹介です。「凍鱈(トンテジョン)」 普通、鱈は「メンタイ」ですが、凍った鱈は「トンテジョン」といいます。これも結婚前から大好きな料理ですが、今回はじめてちゃんとした料理名を確認しました。ニンニクは利かせた方が私的には好みです。ちなみに半分凍った鱈の利用は、生だと切りにくいからだそうです。【作り方】1、半解凍状態の鱈を切り身にする。2、小麦の粉をつける。3.黄身と白身を一緒にといた、とき卵につける(卵には刻んだニンニクを好みの量入れる。刻んだニラを入れても可)4、フライパンで焼く。
2009.03.14
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