浅きを去って深きに就く

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March 11, 2016
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カテゴリ: 抜き書き
植木●仏教は形而上学的なことは、くみしませんでした。遥かな過去と、はるかな未来の行き着いたところでどうなるかということは、議論しません。原始仏教の『マッジマ・ニカーヤ』に、「過去を追わざれ。未来を願わざれ。およそ過ぎ去ったものは、すでに捨てられたのである。また未来は未だ到達していない。そして現在のことがらを、各々の処においてよく観察し(中略)ただ今日まさに為すべきことを熱心になせ」(中村元訳)とあるように、瞬間瞬間の積み重ねである現在を重視する。むしろ、ただ今の瞬間に永遠性を見ていく、歴史上の人物であるお釈迦さまに永遠性を見るということです。だから、久遠に成道しているけれども、お釈迦さまは「常在此娑婆世界 説法教化」「常住此説法」(『梵漢和対照・現代語訳 法華経』下巻、二三八頁)、すなわち「常にこのサハー世界に住して説法教化している」ということで、どの瞬間をとっても「常住」「常在」していることを強調しています。

【ほんとうの法華経】植木雅俊・橋爪大三郎著/ちくま新書





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Last updated  March 11, 2016 06:30:09 AM
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