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蒸し暑い部屋に、じめじめした寝床。 真夏の夜はぐっすり眠れず、疲れも取れないという人も多いのでは。安眠のコツを探りました。 各地で梅雨が明け、いよいよ夏本番。 気象庁が25日発表した向こう3カ月の予報では、8月の気温は全国的に平年並みか高い見込みで、東日本と北日本では9月も高めの見通しだ。 最低気温が25度を下回らない熱帯夜は特に寝苦しい。 その日数はこの70年余りで倍増し、東京では昨季、39日にも上った。 それにしても、なぜ夏は眠りにくいのか。 日本睡眠改善協議会の常務理事で医学博士の医師は、「高温多湿の環境では熱の放散ができず、汗も蒸発しにくい。 体の中の体温が十分に下がらず眠りにくくなってしまうのです」と解説する。 室温は26~28度、湿度は60%前後が心地よい。 寝室に温湿度計を置き、室温が29度以上、または27~28度でも湿度が70%以上なら、寝床に入る30分ほど前からエアコンをつけるよう勧める。 「最低でも深い眠りが訪れる眠り始めの3時間はタイマーを使って動かしておきましょう」、家族と一緒の部屋で寝る場合の設定温度は、一般的に暑がりな男性に合わせ、女性は厚めの掛け寝具で調整するのがいいという。 扇風機を使って風の流れを作ると均一に冷えやすい。 日中からの対策も有効だ。直射日光が部屋に差し込まないよう、窓の外にすだれをかけたり植物の緑のカーテンを作ったりして、熱を遮断したい。 「寝付きを良くするには夏でも入浴が効果的」と言う。 出たり入ったりでもいいので、ぬるめのお湯に計20分。 「体温を上げておくと、冷めてくる時に眠気が強まる。 眠る1、2時間前に入浴し、汗が引く頃に寝床に入るといい」と話す。 生活習慣も大切だ。昼間は冷房で体を冷やしすぎないようにする。 夕方以降は睡眠ホルモンの分泌を抑える強い光を浴びないこと。 眠る1時間前はパソコンやスマートフォンなどの画面も見ない方がいい。 リラックスした時間を過ごし、眠くなってから寝床に入るようにする・・・。 news source/asahi apital
2014年07月31日
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ごくまれに、人生でも球場でも、起きないはずのドラマは起きる。高校野球石川大会決勝のスコアボード写真は、歓喜と非情の数字をとどめていた0―8で負けていた星稜が9回裏に9点を挙げ、逆転サヨナラで小松大谷を破った。最終回、8人が本塁を踏まなければ甲子園は消える。至難もいいところだが、星稜の選手たちは笑いを絶やさなかった。「笑えば前向きになれる」。必勝ならぬ「必笑(ひっしょう)」を今年のチームの合言葉にしてきたという。一方で、目の前の勝利をさらわれた側の悔しさは募る。打たれて号泣して謝る2年生投手に、途中交代した3年生エースの山下亜文君は泣きながら「次、がんばれよ」と声をかけた。そして「これが、野球やと思う」と。高校野球好きで知られ、幾つもの「甲子園の詩」を残した作詞家の阿久悠さんなら、地方大会のこの結末をどう見ただろう。詩集をめくっていたら、次のくだりが目に留まった。〈勝つことで得たものと 敗れることで得たものと 秤(はかり)にかけて重さを比べれば やがて同じ目盛になる〉。各地で続々と代表が決まり、来月9日には甲子園に集う。参加約3900校のうち、最強の1校を除いて負けないチームはない。どの秤にももれなく、ずっしり重いものが載るはずだ。 news source/asahi.com
2014年07月29日
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20世紀の初め、米国で「ジャングル」という小説が評判になった。缶詰やソーセージ工場の内情を告発するもので、実体験をもとに書かれたという。当時のセオドア・ルーズベルト大統領は、よく朝の読書をした。ある朝、この本を読んでいた大統領は、あまりに不衛生な描写に、声を上げて食卓のソーセージをつかみ、窓の外に投げたという。それから1世紀余り、食をめぐる衛生・安全は進んだはずが、また中国発の問題が発覚した。使用期限切れの鶏肉を使っていた食品会社から、日本マクドナルドなどが納入を受けていた。現地テレビは変色した肉を映している。作業員の言う「食べても死にはしない」には驚く。一方で、上海の若者の言う「中国でこの手のニュースにいちいち反応していたら、何も食べるものがなくなってしまう」は、偽らざる実感なのだろう。6年前の「毒ギョーザ事件」は記憶に新しい。今回は1人の仕業ではなく、組織ぐるみらしい。他国のことばかりも言えないが、モラルとは脆(もろ)いものだ。安いからと、そうした業者に食を託す不安は、日本の消費者にわだかまって消えない。ルーズベルトに話を戻せば、実情に驚いて調査を命じ、その年に食品の安全に関する法律を幾つか成立させたという業者は大金を使って抵抗したが、はね返したらしい。21世紀の中国は――と、ふと思ってみる。 news source/asahi.com
2014年07月24日
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古代ギリシャの言葉に「何でも覚えている奴と飲むのはごめん」というのがある。酒の上のことは大目に見るべしと言いたいのだろう。その一方で、酔って人を殴る者の罰は、しらふで殴る者の倍にする、という法があったそうだ。とかく酒の上の不始末に甘いとされてきた日本人だが、こと飲酒運転への視線は近年、ぐっと厳しくなった。多くの犠牲者の無念と、遺族の号泣から、厳法も生まれた。にもかかわらず、愚か者の起こすむごい事故は各地で後を絶たない。先週末は埼玉県川口市で、男がバイクの女性をはね、1キロも引きずって死亡させて逃げた。北海道小樽市で女性3人を死なせ、1人を負傷させた男は、海水浴場で12時間も酒を飲んでいたという。15年前になる。東名高速で飲酒運転のトラックに追突された車が炎上し、幼い姉妹が亡くなった。姉妹の母親は、小樽の事故のあった日に札幌にいた。交通事故犠牲者らの等身大パネルを展示する「生命(いのち)のメッセージ展」に参加するためだ。こういう事件が起きるたびに、家族が何度も殺されているような気になってしまうのですと言う。「事故ではなくて犯罪」。それが、愛児を奪われた遺族としての心底の気持ちだと。百薬の長にして、酒はよろずの害をなす。功と罪の分水嶺で悪しき方へ流れぬ意志は欠かせない。飲んだら乗せないという周囲の決然とした態度も要る。誰かが止めていたら――。深く悔いても、覆水は盆に返らない。 news source/asahi.com
2014年07月18日
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「私雨」と書いて「わたくしあめ」と読む。限られた区域にだけ降るにわか雨をいい、山間部では麓は晴れているのに山中だけ降ることが多い。ものの本によれば「鈴鹿の私雨」や「比叡の私雨」がよく知られる。旧東海道を西へ向かい、鈴鹿峠を越えれば湖国・滋賀である。比叡山の東にもあたる。滋賀県に日曜日に降った雨は、この地方に限られた私雨だったのか、それとも安倍政権への全国レベルの不信が降らせた雨だったのか。知事選で自公系の候補が敗れた。自公系の小鑓(こやり)隆史氏が有利とされたが、中盤になって前民主党衆院議員の三日月大造氏に風が吹いた集団的自衛権の行使容認が閣議決定されたころだ。その前だが原発事故をめぐる石原環境相の「金目」発言もあった。「一強多弱」の政界を、自民党はガリバーよろしく大股で歩む。こんなときこそ丁寧であるべきところ、「得意傲然(ごうぜん)」が目立つ。サッカーに例えれば、ボールを蹴りたい方向にゴールを担いで動かすような。その一つが集団的自衛権だった。原発の再稼働も同様だ。ゴールを広げるかのような原子力規制委の人事もあった。「これでいいのだ」式のもろもろに、驕(おご)りを正したい広範な民意が、投票の機会を得た滋賀で噴き出たともいえる。そのあたりの分析は難しいが、政権への不安は薄雲のように広がりつつあると思われる。さらに上昇気流が強まれば、私雨にとどまらず雨は降るだろう。土砂降りの民意の怖さを政治家ならご存じのはずである。 news source/asahi apital
2014年07月15日
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がんを防ぐ方法や食品などの情報が、ちまたにあふれている。 多くは科学的根拠がなかったり、あいまいだったりする。 国立がん研究センターは、複数の疫学調査を組み合わせて、がんに与える生活習慣などの影響を調べている。 日本での複数の疫学研究をもとに、国立がん研究センターの研究班は、喫煙、飲酒といった生活習慣や、感染症について、日本人のがんのリスクを上げるのか下げるのかを評価している。 また、東京大の研究班は、日本人のがんに占める原因ごとの割合を調べた。 2005年の推計では、がん全体のうち、生活習慣や感染症が原因のがんは男性で約5割、女性で約3割あるとされ、残りは不明という。 喫煙は、多くの種類のがんで発病リスクを引き上げている。 喫煙が原因のがんは、がん全体のうち、男性では約3割、女性では5%だった。 受動喫煙でも原因になる。 研究班は「吸わない人も、たばこの煙に近づかないよう気をつける必要がある」と助言する。 次に、原因となる割合が高いのが感染症だ。男女とも2割前後ある。 肝がんは肝炎ウイルス、胃がんはピロリ菌、子宮頸(けい)がんはヒトパピローマウイルスに感染することで、「確実」にリスクが上がるとされる。 喫煙と感染をなくすことができれば、日本人のがんは3割程度減る計算になる。*<飲酒> 飲酒が原因のがんは、男性では約1割。 一方、 ほどほどの量ならば、がん以外も含めた死亡率全体を下げるという研究結果もある。 がん研究センターは、飲むのならアルコール量で1日23グラム程度を勧めており、 これは日本酒1合、ビール大瓶1本程度に相当する。*<塩分> 塩分が胃がんのリスクを高めることは「ほぼ確実」だ。 国際的には1日5、6グラムが目標とされる。 ただ、がん研究センターは男性9グラム、女性7・5グラムとしている。 同センターの津金昌一郎・がん予防・検診研究センター長は「5、 6グラムでは日本食が成り立たなくなってしまうので、 達成できる値にした」と説明する。 食品成分が食塩ではなく、ナトリウムで表示されている場合は、 ナトリウムを2・54倍すると塩分量になる。*<野菜・果物> 野菜や果物は、不足すると食道がんのリスクを「ほぼ確実」に上げる。 1日あたり400グラムの摂取が目標とされ、野菜を小鉢で5皿分と、 果物1皿分を合わせた程度になる。 熱い飲食物も食道がんのリスクを「ほぼ確実」に上げるという。*<肥満・痩せすぎ> 肥満ややせ過ぎも影響する。 体重(キログラム)を身長(メートル)で2回割ったBMI値が、 30以上でがんのリスクを明らかに高めるが、日本人で該当する人は少ない。 欧米人とは異なり、太り過ぎよりやせすぎの方が寿命を縮めているという。 中高年では男性がBMI21~27、女性は19~25を適正範囲としている。*<運動> リスクを下げそうなのは運動だ。 大腸がんには「ほぼ確実」、乳がんには「可能性あり」と判定されている。 デスクワークの多い人には、 毎日1時間程度の歩行と週1回30分程度のランニングなどが勧められている。*<コーヒー> コーヒーも肝がんのリスクを下げるという研究結果がある。 さらに詳しいデータが必要で、 「ふだん飲んでいない人に無理に飲むよう勧める段階ではない」と話す。 news source/asahi apital
2014年07月13日
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大型で非常に強い台風8号は、沖縄本島や宮古島に上陸、し、各地で猛威を振るった。気象庁はこれまでに、沖縄本島地方へ暴風と波浪、大雨と高潮の特別警報を、宮古島地方にも暴風と波浪、高潮で発表して最大級の警戒を求めていた。勢力はやや弱まるが、10日には最大風速33メートル以上の強い勢力を保って九州に近づき、上陸の恐れもある。東日本にも影響する可能性がある様子。 <高度約400キロの国際宇宙ステーションから、飛行士が撮影した台風8号の目(NASA提供)> news source/msn news
2014年07月10日
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47年前は台風7号だった。1967年7月8日から9日にかけて、台風から変わった低気圧が九州から本州を駆け抜け、大雨による甚大な被害をもたらした。「昭和42年7月豪雨」である。長崎、広島、兵庫などの各県で死者・行方不明者369人。土砂崩れや鉄砲水に奪われた命だ。当欄は「ツユがあけるための、途方もなく高価な犠牲」を嘆いた。半世紀近くたち、気象予報の技術も防災対策も進んではいる。それでも大きな災害は後を絶たない。折しも台風8号が沖縄に接近している。「重大な危険が差し迫る」として、気象庁は最大級の警戒を呼びかける。万全の備えが必要だ。紙面の企画「災害大国」によれば、水害の恐れがあるため市町村が避難指示を出しても、住民が避難しない事例が相次いでいる。発令が遅すぎるなどの不手際もあるが、自分だけは大丈夫だろうといった人々の受け止め方の問題もあるという。メディアや行政からの情報では切迫感が足りないのかもしれない。いまどこでどれだけの強さの雨が降っているかが一目瞭然の「ナウキャスト」や「短時間予報」は有益だ。使っている人も多いだろうが、気象庁のホームページにある。少し先までの予想を動画で容易に把握できる。激しい降りを示す紫色や赤が、迫る危険を生々しく知らせてくれる。スマホなどでまめにチェックすれば先を見越した行動が可能になる。自分の身を自分で守るための一つの防衛策である。その心構えを改めて確認しておこう。 news source/asahi.com
2014年07月08日
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みなさんは妊娠適齢期といったら、すぐに女性のことと思われるのではないでしょうか。男性にも妊娠適齢期があります。もちろん自分が妊娠するのではなく、相手の女性に妊娠してもらうための適齢期です。 下の図をみてください。これはヨーロッパの生殖専門雑誌の論文です。男性が子どもを持ちたいと希望した時から、相手の方が妊娠に至るまでの期間を調べた研究結果です。若い20歳以下、20~24歳、25~29歳の男性だと、平均6.0~7.0カ月で相手の方が妊娠に至っています。30~34歳、35~39歳、40~44歳になると、平均10.1または10.2カ月。20代の男性に比べて、3~4カ月長くかかっています。45~49歳では19カ月、50歳以上では32.3カ月とかなり長い期間かかることがわかります。男性の年齢が高くなると、女性の年齢も高くなるので、時間がかかるのは当然ではないか、疑問を持たれると思います。しかし、このデータは、女性の年齢を補正してありますので、女性の年齢を考えずに、男性の年齢だけの影響と考えてください。男性でも30歳を超えると精子の質などの妊孕力(にんようりょく:相手を妊娠させる能力)が低下することがわかります。よって、子を持つことを欲してから相手が妊娠に至るに要する期間から検討した男性の妊娠適齢期の理想は20代ということになります。もちろん、30歳以降も十分妊孕力はある方が多いと思いますし、この妊孕力は個人差が大きいものです。しかし、男性も年齢とともに妊孕力が低下することを十分理解しておくことが大切だそうです。 news source/asahi apital
2014年07月04日
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脳卒中の発症後5年以内に自殺や交通事故などで死亡するリスクは、発症していない人に比べ、10倍高いことが国立がん研究センターなどの調査で分かった。うつ状態になったり、体に障害が残ったりするのが原因と考えられる。海外の研究で、脳卒中の発症後1年以内はうつ病のリスクが高まることが知られているが、自殺、事故死に関する調査は初めて。 研究グループは、岩手、長野、沖縄県など全国9か所に住む40~69歳の約9万3000人を平均17年にわたり追跡調査した。そのうち脳卒中を発症した約4800人を調べた。その結果、発症後5年以内に17人が自殺し、34人が交通事故や転落などで死亡していた。脳卒中になっていない人に比べると、自殺、事故で死亡するリスクは10倍高かった。脳卒中発症の5年後以降では、自殺、事故死ともリスクは変わらなかった。 データを分析した国立精神・神経医療研究センターの研究員は「リハビリで障害を減らすとともに、患者の心のケアが大切だ」と話している。 news source/Yomiuri jp
2014年07月03日
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「朝日新聞は実は日本が憎いのではないか」。素朴に聞きたくなる読者も多いはずだ。一体、彼らは日本にどれだけの汚名を着せれば気が済むのだろう。私たちは彼らのために未来永劫(えいごう)も肩身の狭い思いで生きていかねばならないのか。正論8月号では「日本を貶(おとし)めて満足か! 朝日新聞へのレッドカード」と題した特集でこの問題を上げている。 今、彼らは東日本大震災の際、事態収拾に奔走した福島第1原発の東電職員の9割が「所長命令に違反」して「原発から退避」していたと報じている。独自に入手した政府事故調の「吉田調書」でそれが明らかになった-というのだ。この報道はニューヨーク・タイムズなどによって直ちに世界中を駆け抜けた。それまで日本人の勇気をたたえた外国メディアは次々と手のひらを返した。現場で指揮を執った吉田昌郎所長(故人)らの戦いを『死の淵を見た男』にまとめたジャーナリストは、「所長命令に違反して退避した人間など1人もいなかった」と断じる。彼らが報道の根拠にした報告書からも「所長命令に違反した」とは読み取れない。実際、吉田氏は退避命令を出しており、朝日は、そもそも大前提で間違っているのだが、ジャーナリストは日本人を貶める彼らの目的は何か、「それがどうしてもわからない」といぶかるのだ。これは第2の「慰安婦報道」だろう。特集ではこのほか、ソウル特派員を務めた前川惠司、週刊朝日編集長だった川村二郎のOB2氏が、誤報で始まった慰安婦問題に対する朝日の対応のまずさを指摘した。 朝鮮半島の女性らをめぐる戦時中の慰安婦問題で、日本政府や旧軍が関与して、強制的に集められたケースがあったかのように認めた平成5年当時の河野洋平官房長官の談話「河野談話」が、証拠のデータもないのに、ときの宮沢政権が韓国との取引のため不十分な調査で出したものだったことは、周知の事実となりつつある。日本人の名誉を傷つけ、海外で日本人差別をも引き起こす慰安婦問題を改めて特集した。 今年2月、談話作成の経緯について国会審議で取り上げた衆院議員の山田宏氏と東京基督教大学教授の西岡力氏の対談では、一連の問題が改めて分かりやすく説明され、詳しくない読者も面白く読める。国際的に広がる日本人への誤解を解くためにはどうすべきか。両氏は語り合うが、「一度認めた事実は撤回しても消えるわけではない」という西岡氏の言葉には談話の罪の重さを実感させられる。当時の官房副長官、石原信雄氏の国会証言も完全収録した。 産経新聞政治部の阿比留瑠比編集委員は、韓国側の細かい要求を取り入れながらつくられた河野談話の「日韓合作」の舞台裏を明かす。 news source/sankei jp
2014年07月01日
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