経理は地味だが役に立つ〜マラソン二刀流HIROの経理の仕事とマラソン日記〜

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2019年03月05日
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カテゴリ: 経理業務全般
連結納税制度という制度があります。
連結納税制度とは、親会社と子会社などのグループ一体で所得額や税額を合算し、申告・納税する制度です。
通常の納税と比べて、グループ内に赤字会社があると、節税メリットがあります。

通常の納税の場合、各社で税計算を行い、申告・納税を行います。
赤字の会社の納税額は(基本的に)0になりますが、黒字の会社は満額発生します。

例えば所得金額が100のA社と、△20のB社があった場合、税率を仮に40%とするとA社は100×40%で40の納税が生じ、B社は0となり、グループでは40の納税が生じます。

連結納税の場合は、A社100-B社20=80が所得金額となり、80×40%=32の納税で済みます。
グループ内の会社の黒字を別の会社の赤字で相殺して、結果的に節税できるというメリットがあります。

赤字になりやすい新規事業や、戦略事業への進出を促す効果があると言えます。


当然ですが、一度選択すると取りやめができないので、コストや業務負荷はついて回ります。
通常の納税よりは業務負荷が増えますので、事前によく業務工数のシミュレーションなどが必要です。

一般的に経営者は連結納税をやりたがります。
税務上のメリットがあることは、何となくわかるからです。
それでも赤字会社がグループ内にない場合、節税メリットはありません。

過去に検討した際は、いくつかの事情で採用を見送りました。
現在ではまた状況も変わってきているので、今一度落ち着いたら検討をしたいと思います。

過去のままで良いかどうかは、確認してみないとわかりません。
将来を考えて、常に今のベストを選択できるようにしたいと思います。





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最終更新日  2019年03月05日 18時14分24秒
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