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昨日、日本からボストンに戻ってきました。
こちらは、なかなかの雪で、 いよいよ本格的な冬
が始まる感じです。
この雪に乗じて、 今週末はセクションでスノボ
にいくので、がんばってきたいと思います。
* * *
ひさしぶりの日本滞在
はなかなか楽しめました。
ブログを読んで頂いている方たちとの飲み会
も無事決行されました。
30人強の学生・若手社会人の方々
が来てくださり、なかなか盛り上がりました!
みなさんビジョンのある方が多く、 これだけの人たちが、ビジネスx途上国支援ということに興味を持って頂いているというのは、かなりパワフルなこと
だと思いました。
また、機を見て、二回目の会もどこかでやりたいと思っています。
その他の開発系のイベントも盛りだくさんで、 ケネディースクールやハーバード教育大学院を卒業され開発業界で活躍されている人たちと日本酒をしばく会
や、 G社社員・卒業生で開発に絡む方々とのめくるめく 密会
(G社の後輩で今はボリビアのマイクロファイナンスNGOで働いている人、G社OGで某開発金融機関で働いておられる方( http://kc634.exblog.jp/
)、G社某部署のVPでありながら密かに開発系への転身をもくろんでおられる方など、なかなかこゆい面々)など、充実した情報交換ができました。
遊びでは、腐れ縁のY及びHBS卒業生のY氏( http://blog.livedoor.jp/yyamamoto07/?blog_id=2471764
)を訪ねて 札幌を襲撃
し、北国の海の幸・山の幸を満喫したり、友達夫婦が 福井に来て
越前ガニ
をしばいたり、こちらも盛りだくさん。
これだけ飲み食いして太るかな、と思いきや、 年明けインフルエンザで倒れ
、むしろやせました(チーン)。
インフルエンザが治ったと思ったら、 先学期の成績
が発表され、更にやせました(チーン)。
全体の成績はかなり満足のいくものだったのですが、 満を持して履修したリーダーシップ(正式名称「General Management Process & Action」)の授業がなんと「3」(最低の成績)
。
せっかく「リーダーシップの学校」と言われるHBSに来たのに、 結局リーダーシップ関連の授業(LEAD、倫理、General Management Process & Action)は全て「3」
という成績で終えることになりました。。。
リーダーシップ系以外の授業は、全て「1」とか「2」を取っているだけに、この 極端な負けっぷり
が一段と引き立ちます。
「HBSに来て一挙にカリスマ性あふれるビジネス・リーダーへの変貌」を目指していただけに(もちろん半分冗談です)、なんなんでしょうか、一体?
こうなったら、 本格的にへそを曲げて、数字オタクとして生きていく所存
です(毒)。
* * *
さて、 今年の抱負
を。
今年は、いうまでもなく、 卒業 & 就職の年
です。
なので、最後の学期、 ひとつひとつの授業のtake awayを大切にしながら過ごしたい
と思っています。
また別のエントリーにも書きますが、今学期もかなり熱い授業が取れました。
特に、目玉になりそうなのが、 マイケル・ポーター教授
。
「5 forces」や「value chain」など、企業の競争戦略で有名なポーター教授ですが、いつしか国の競争戦略にも興味を持ち出したらしく、
途上国にどうやって競争力のある産業クラスターを作っていくか?
クラスターの形成を通じて、いかに途上国の競争力を上げていくか?
というようなことを議論していく授業です。
学期を通じて、途上国の政府や経済団体等にクラスター構築についてコンサルをするプロジェクトもやるらしく、アフリカ関連のプロジェクトに入れたらなあと意気込んでいます。
そして、 9月からはいよいよ就職
。
就職先ですが、 無事、IFC(世界銀行グループ国際金融公社)から内定が出ました!
ワシントンDCで、途上国の民間企業向けの投融資担当官として働くことになります。
働く上で大切にしたいことは、
「逃げない」
ということ。
これは、 G社でとてもお世話になった上司
(鬼のように厳しい方で、その上司のチームに入ると、「道場入門」とされ、皆黒焦げになったものだ) と、MBAに留学する前に約束したこと
です。
曰く、
「お前は、仕事を速く要領よく進めようとするあまり、クライアントやチームメンバーとぶつかるのを恐れている。
それで『無難におとなしく』生きていくこともできるが、折角人間力や仕事力があるのに、そういう風に生きるのはもったいない。
クライアントやチームメンバーだって必ずしも正しい判断をするとは限らない。
だから、自分で真剣に考え抜いて、クライアントや組織が誤った方向に進んでいると思ったら、逃げずに立ち上がって止めるべき。
そうすることで、 自分が危険な立場に追い込まれるかもしれないが、正しいと思うことを勇気をもって伝えるのが、本当のプロフェッショナルとしての生き様
じゃないか。
G社でそれをやっていなかった分、 将来自分が人生を賭けるべき仕事に就いたときは、絶対に逃げないでほしい
。」
今思うと、ケネディー・スクールのハイフェッツ教授っぽい論点ですな。
いずれにせよ、やっと「自分の人生を賭けるべき」仕事に就けるので、
論点を徹底的に考え抜いた上で、逃げずに色々なチャレンジに向かっていく、という姿勢で仕事をしたいと思っています。
* * *
それでは、今年も頑張ってブログをアップしていこうと思っていますので、「Earth Color」をよろしくお願いいたします。
エピローグ - ぶれない強い気持ち June 9, 2008
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