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手術から2週間ちょっと。20数年前の前回の手術の時とはいろいろなところが変わったと感じている。 感染予防のため、事前の剃毛がなくなったことは前に書いたけれど、さらにうれしかったのは、毎日の傷消毒がなかったことだ。 昔は手術翌日から傷口のガーゼをはがし、消毒していた。抜糸までの1週間はこの消毒がこわいし痛いし(実際はこわさで痛かったのかも)、毎日苦行のようだった。今はむしろふたしたままにしたほうが清潔を保て、治りがよいという考え方らしい。これは本当によかった。ちなみに傷口の縫合も糸ではなくホチキスみたいなものだった。 そして、飛躍的に短い安静期間。私のように骨を切ったりもしている人でも、なんと翌日から足を動かしはじめ、ベッドを起こしたりするのもOKになったのだ。単純な人工股関節への置き換えだと、順調な人は翌日から車椅子に乗れるという。人間が進化したわけでもないのになぜ?と思ったら、「手術の技術が進歩したから」とか。ドクターの技術とともに、道具類もよくなっているのかな。 平らに寝たきりというのは、背中やお尻は痛くなるし、大変だ。その点、自由に(しかも看護師さんに頼まなくても自分で)ベッドの角度を変えられたり、足も少しは動かしてもいいというのは本当に楽だった。 こうなると昔の苦労はなんだったの??と思わなくもないけれど、これが時代の変化というものかな。
Sep 29, 2010
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手術から4日ほど経った頃、少し元気がでてきたので試しに編み物をやってみた。 さすがに平らに寝ていてはやりづらそうなので、ベッドを少し起こしてかぎ針を持って…。 おや? これ、意外といいかも! 座ってやるよりも首に力が入らず、肩がこらなくてこちらのほうがいいような気さえする。 そんなことを考えながら作ったのがこのポシェットだ。「編んであげたいキッズニット」という本を参考にした。本ではウールの毛糸を使っているところを、家にあったオーガニックコットンの糸に変更。本のひつじよりも夏毛っぽいけれど、中長編みを球のようにした編み地がひつじのモコモコ感を出している。 明日は約20日ぶりに娘に会う予定なので、その時にお留守番のご褒美として渡そうと思う。喜んでくれるかな?
Sep 25, 2010
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昔の入院の時と大きく違うことのひとつは、個人のベッド横にテレビがあることだ。 おかげで世間の情報を観られるので、浦島太郎にならずにすみそうだ。いや、幼児番組とニュースくらいしか観ていなかった普段よりも事情通になっているかもしれない。 ところで、昨日おとといと開かれていたB級グルメの祭典、B-1グランプリで、わが故郷山梨県甲府市の、甲府鳥もつ煮が優勝したらしい。 これはすごい! この鳥もつ煮、居酒屋メニューや家庭料理ではない。おそば屋さんの定番メニューなのだ。 私がそばよりうどん派だからというのもあって、おそば屋さんで鳥もつ煮を食べるというのが甲府独特だと知ったのは、つい数年前のことだ。甘辛い、つやつやのたれがついた鳥もつ煮、無性に食べたくなって試しに自分で作ってみたこともあるけど、なかなかお店のようにはいかない。 興味のある方はぜひ甲府のおそば屋さんへ! Bー1グランプリの経済効果は絶大らしいけど、これで県庁所在地でありながら影が薄い甲府が活性化するといいな。
Sep 20, 2010
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13日の手術は無事成功した。新しい主治医のO医師らは、5時間半かけて予定していた人工股関節への置き換え、股関節の屋根を下げ、適正な位置に近づけること、骨頭がねじれ、途中で曲がっていた大腿骨を切ってまっすぐにし、ねじれを直し、さらにそこに付いていた筋肉もよい位置につけること、そのすべてをしてくれたという。なんだか聞くだけで痛くなりそうだけど、それ以上に素人目にも大変そうな作業だ。 それが全部してもらえたなんて、よかったー。 正味の手術時間が5時間半もになったためだろうか。朝8時ごろ入室し、ある程度麻酔が覚めて病室に戻ったのは夕方6時すぎ。 麻酔時間が長かったので、ようやく水を飲めるようになったのは翌日明け方だった。でも、昔はなかった、痛み軽減のための硬膜外麻酔のおかげか、痛みはあまりなく、比較的楽に過ごせた。 O医師も結果に大満足だったのか、終わってすぐに 「うまくいったよー!」 と声をかけてくれ、その後19時頃だろうか、病室でまだ半分寝ぼけている私に早速レントゲン写真を見せてくれた。でもいかんせんこちらは寝ぼけ状態。よく覚えてないから、また見せてもらおうと思う。
Sep 19, 2010
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ついに手術が明日に迫ってきた。 昔は手術前日となると、下半身すべての毛を剃るという予定があったけれど今は、剃刀で作った小さい傷がかえって感染症を起こす危険を高めるということになり、今はしないのだという。 よかったー〓 だって、くすぐったくて死にそうになるんだもん。 後は明日を待つばかり。人工股関節への置き換えに加えて計画されている付加的な部分は、明日執刀してみて、筋肉の状態などを見てどのくらいやるかを決めることになっているので、ベッド上の安静期間も不明。どうなることやら…。
Sep 12, 2010
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ついにこの日が来てしまった。私の入院に際して一番の懸案は娘をどうするかだった。いろいろ考えた結果、私の実家に預け、日中は実家近くの保育園で見てもらうことにした。先週は娘を実家に連れていき、新しい保育園の慣らし保育。最初は大騒ぎしたものの、元々困るくらいに人懐こく、場所見知りしない娘は、すぐに泣き止み、機嫌よくすごせるとのことで、3日目からほぼ終日に。時を同じくして私は自分の準備のため東京へ。娘には手術が決まったころから今回のことを予告していたけれど、いよいよ近いことを察知してか、このところいつもよりも私にまとわりついてきたり、寝ぼけて「おかーちゃーん」と大泣きしたり、少し様子が変わっていた。これで本当にいなくなったらどうなるのか?と心配していた。ところが娘はいよいよ出発という時には「おかあちゃんは、びょういん」と、妙に納得した様子で、明るくバイバイしてくれた。娘のことは一安心できたので、心配はかなり減ったものの、やっぱり20年以上ぶりの長期入院はちょっと緊張する。前のリハビリテーション病院と今回の病院では入院生活の様子もちがいそうだ。どうなることやら…。
Sep 11, 2010
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