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『私は、余命◯ヶ月を宣告されました」「癌の宣告を受けました」こういう言い方を耳にしたり、読んだりします。あるいはテレビ番組のサブタイトルになってたりしますよね。私はこの言い方は好きではありません。宣告を受けた、って。。。だから何?宣告を受けたから、その通りになるに違いない、ああ、、、何て可哀想な自分。私はぜった~~~いそんな事は思わないよぉ~~~~!!結構大変な他の病気の時は、宣告、なんて死刑を言い渡されたみたいな言い方はしませんよねぇ。「私は糖尿病の宣告を受けました」とは言わない。誰かに何かを言われたからと言って、嘆くことはない!それよりも、そんな一言で、ぐっと心が弱ってしまう方がよっぽど身体に悪いです。言われたその一言を、回りの人に「宣告された」ってふれ回っていたら、その都度、自分の耳、心に「宣告された」っていう絶望の言葉が響き渡り、自分で、自分を絶望のどん底にたたき落とすことになります。テレビや雑誌で、この手のタイトルがついていたら、私は見ないようにしています。自分を守るためです。以前、不安で一杯だった頃、パソコンで検索していたのは、「再発 余命」とか、「転移 予後」とか、どんよりワードばかり。どんよりワードを検索してヒットするのは、どんより情報ばかりです。そんなつまらい事はやめたやめた!宣告されました、なんて言い方もやめましょうよ。「そういう見方をする人もあるんだなぁ」、くらいでいいんじゃない?
2012年04月26日
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以前の日記で、安保徹先生の、ガンを治す4ヶ条、を紹介しましたけれど、その2番目の「ガンの恐怖から逃れる」について、こんな風に述べておられるのが強く心に残りましたので紹介します。 「ガンの恐怖から逃れる」 迷って迷って治った、という感じの人はあまりないですね。治った方は、あそこまでニコニコできるものか、とびっくりするぐらい、恐怖や怯えとは縁のない世界です。やはりみんなそうやって治っていく。迷って怯えて、自律神経レベルを交感神経から副交感神経にするというのは無理なんです。 でもその時に、「こんな病気になったのに、迷わないっていうのはできるのか」と言われたら、やはり、生き方を考えるきっかけになったという、ありがたいもの、という感謝の流れに入っている人が多いです。 だから、ガンを悪者扱いするということではなくて、むしろ、「私自身が無理してたんだからごめんなさい」って謝ったり、「生き方を変えるきっかけなってくれてありがとう」というぐらい、もっといい心境は、「せっかく出て来てくれたんだから、2、3年はいて」って(笑)いう、そのぐらいの心境になるとやはりあせりは、なくなりますよね。 人間というのは、38億年もかけて進化したレベルですから、私たちはまだ今知らないですけれども、ガンになるのも、何か必要があって出てきていると思うんですね。 ガンの細胞というのは見た目がとても汚くて、汚れた感じなので、「老廃物や身体のつらさを一手に引き受けて、守っている世界じゃないか」ということを弘前大学の佐藤先生というお医者さんが英語の論文で書いて発表しています。だから、うかつに切り取ったり、小さくしたりするのは失礼なんじゃないかと…。 以上、「ガンは治るガンは治せる」より 【送料無料】 ガンは治るガンは治せる 生命の自然治癒力 / 安保徹 【単行本】 私は夫が亡くなる前の会話を思い出しました。→こちらの日記安保先生とおんなじ事を言っていてびっくりです。 また、癌はもしかして悪者ではない?という話ですけれど、別の本でも、癌は浄血装置の役割を果たしているのではないか、という文章を読んだことがありました。私にはそれが正しいかどうかわからないけれど、かっこちゃんの1/4の奇跡のことを思いました。何か意味があって、必要があるから生まれる、ということは、この世のすべてのものに言えるのかもしれない。いや、意味のないものはないのだから、その意味に気づくことこそ大事なのかもしれない。 ガンは、私に何を教えようとしてくれているのだろう。【送料無料】 1 / 4の奇跡 「強者」を救う「弱者」の話 マキノ出版ムック / 山元加津子著 【ムック】
2012年04月22日
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引き続き、読んで参考になった本を紹介します。表題はこの本のタイトル。【送料無料】ガンがゆっくり消えていく「手術」「抗癌剤」「放射線治療」の三大療法をせずに、癌を治すことを目的にしたNPO法人「いずみの会」代表の中山武さん著。前回紹介「免疫革命」の安保徹先生のこちらの本も、とてもわかりやすいです。【送料無料】 ガンは治るガンは治せる 生命の自然治癒力 / 安保徹 【単行本】なぜ癌ができるのかが、とてもよくわかります。第1部でそのメカニズムをじっくり解説してくれています。やっぱりね、癌になりやすいのは、緊張状態(交感神経優位)で頑張り過ぎちゃう人に多いんですね。なぜ癌になったのかが分かれば、ではどうすれば良いかが見えてきますね。この本は、安保先生と、韓国の正食運動(マクロビオティック)の第一人者、奇先生。それから環境問題で様々な問題提起をされている船瀬俊介さんの共著となっています。船瀬俊介さんは、「あぶない電磁波」などの著作も。企業が巧妙に消費者に事実を隠して利益を追求する姿を鋭く追求する方。私の勤務先では(住宅関連)皆読んでいます。その船瀬俊介さんの本をもう1冊【送料無料】病院に行かずに「治す」ガン療法それから、私は野母伊さんのブログも愛読しています。絶えず情報を発信してくださって、こちらのブログからどれだけ考え方を教わったことか。癌患者は、色々な人から色々な事を言われ、その都度心は乱れて、揺れ動きます。私がさしたる動揺もなしに、穏やかに暮らしているのも、力強い情報の後押しがあるからです。私は元気になる、と決めていますので、(というか今元気ですし)あとは元気になるように、色んな方策を調べ実行するのみ。大変シンプルな事です。昨年の夏、手術後体力が落ちて、不安で揺れ動いていた時、娘に「お母さん、元気になれるかな」って言った事がありました。日記にも書いたけど。その時、娘は即座に言ったんですよ。「元気になるって決めればいいんだよ。 私には元気になるイメージしか湧いてこないよ。」悲しんだり、哀れんだり、心配したりせず、まったく普段通りでいてくれる娘。私は、この時に心が決まったように思います。ふらふらしてた気持ちが、ビシっと収まる所にはまった感じ。心が「治ること」のみを検索していますので、私のアンテナは「治る」ことに関する情報をキャッチするようになったという事みたいです。
2012年04月19日
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いったい何で4回も再発したんだろう??と、呑気な私も4回目にしてようやくスイッチが入った感じになりました。これはお医者様にすべておまかせいたします、というスタンスではいかんのではないか?打つ手はたくさんあるから、次々とおすすめの治療を受けていけば何とかなる、という寝言を言ってる場合ではないのではないか?検査を受けて、その結果を待っている間、いつも通りの暮らし方をして結果を聞いて一喜一憂する、というのはあんまりにも受け身。我が事として、自分の身に起きている事をちゃんとわかっていたい。そんなこんなで、読んだ本を紹介します。安保先生の本は色々読みましたが、まずはこの免疫革命。【送料無料】免疫革命何度も繰り返し読んでいます。参考になる箇所がたくさん。ここで言われている癌の原因は、極めて強いストレス。外部の発ガン物質などでなくて。癌患者のほとんどが、リンパ球が減って、免疫抑制の状態にあるのだそうです。そしてリンパ球が減るのは、交感神経の緊張状態にあるから。つまり、副交感神経優位になるようにし、免疫系の力を十分に発揮させるためには、どうしたらいいのか、そこを理解できれば、対策も立てられる訳です。具体的には、リンパ球の数が30%以上(数の場合1マイクロリットル中1800個以上)になると、癌の自然退縮が始まるそうです。このリンパ球の数、というのはとても大事な指標だと思うのですが、私の場合、病院では特に何も言われたことがありませんでした。今回、調べてもらったら、33%、1864個あり、十分な数が私の身体の中で私を守ってくれているようです。心強いことです。また、この本では、転移について、大変興味深い事が書かれています。「転移は癌が治るサイン」どういうことか、というと、福田稔医師の研究で、リンパ球が上がりはじめたときに転移を起し易いことがわかったそうです。つまり転移というのは、どんどん癌が悪化するというよりも、原発巣がリンパ球によって攻撃され悲鳴をあげ、生きのびるために散らばった状態。今までの考え方だと、転移が起こるとすっかり絶望してしまいました。だから身体が交感神経緊張状態になってしまい、癌を悪化させていました。これではせっかくのチャンスを無駄にして、自分から癌を増やしているようなものです。リンパ球が上がって転移が起こっていれば、身体が治癒力を発揮して癌をやっつけている最中。転移は怖くありません。癌が治るサインです。ふーむ、大変面白い。癌が再発しました ↓が~~~ん、私死んじゃうの?どよ~~ん。。。。 となるよりは、よほど気持ちが強くなるね。安保先生のおっしゃる、癌を治す究極の4か条も紹介しておきますね。1.生活パターンを見直す2.癌への恐怖から逃れる3.免疫を抑制するような治療を受けない。あるいは受けている場合はやめる4.積極的に副交感神経を刺激するこの本では、その他身体のメカニズムを詳しく分かり易く解説してくれているので、冷静に前向きに、これからの事を考えられるようになりました。
2012年04月16日
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待ちに待った桜の満開。今日は雨と風に打たれてしまいましたね。こちらは先週母と行って来た、調布の神代植物園、神代桜。少し濃いめのピンクが美しいですね。ところで、2月の検査で、昨年手術した乳癌の肺転移が再発していることがわかりました。あ~あ、再発はこれで4回目ですよ。。。しかも胸水もたまってるって。先生はおっしゃらなかったけれど、これはステージ4、末期ってことですよねぇ。末期って言葉、ちょっとどうよ?と思いますねぇ。後期高齢者の「後期」にお怒りだった皆さんもいらっしゃいますけれど、末期も負けず劣らず身も蓋もない言い方だと感じてしまいますが。また3月にPET検査をして、詳しい病状を確認。今後の方針の話し合いがありました。要約すると、先生から提案された方針は3つ。1.内分泌療法の強化 2.第三世代の新規抗癌剤 ジェムザール、エリブリン等3.経過観察、緩和ケア1.は、つまりホルモン内服薬を、違う強い薬に変えるっていうこと。でもホルモン剤内服してたのに再発したんだから、私はこれは意味ないと思う。2.の抗癌剤については、夫の経過をずっと一番近くで毎日見ていた私はその恐ろしさを知っています。たとえ癌が小さくなったとしても、体力尽きた段階で、猛烈な勢いで勢力拡大してくるんです。私は抗癌剤は受けるつもりはありません。私自身、14年前の最初の手術後、4クールだけやって自分の体が悲鳴を上げているのを我慢できず、抗癌剤をやめてしまったことがありますが、その後大変元気に14年も暮らしています。いぼみたいな小さな局所再発が2回できたけど、日帰り手術で取っておしまいにしていました。昨年、肺に転移して手術した後、やはり強い抗癌剤は嫌で、わずかに受容体があったホルモン治療で内服薬を飲んでいたという訳。まあ、気休め?みたいなものかな。今回の再発で、内服ももうやめました。3.の経過観察。私はこれでいこう、と思ったのだけど、どう頭をひねっても、自分と緩和ケアが結びつかないのです。だって今の私はピンピンしてるんですよ?先日買ったタニタの体組成計に乗っかると、体内年齢39歳ですよ?取れたばかりのヘルパーの資格が嬉しくて、今のお仕事の他に、デイサービスでも働く気満々ですし。なので、先生には「緩和ケアは視野に入らない遠い話ですが、3番でお願いします」とお話ししました。先生は、怒るかな~と思ったけれど、そんなことはなくて、「わかりました、でも僕もこう見えてしつこいから、これからも時々薬をすすめますよ~」と笑顔でおっしゃいました。さて、ここで私は、はた、と考えました。癌になって14年。癌患者歴15年目に突入。しかも6年前には夫を肺癌で、私より先に見送った。私が先、と思ってたのにね。で、その後はやりたい事をやりたいように暮らしてきた。色んなストレスがあったから癌になったんじゃないかなぁ~と何となく思いながら、それでもあんまり気にしないできたけれど、また再発した。何で??私の信条、「自分の身に起こる事は誰のせいでもない、すべて潔く受け止める」これは何度も日記に書いてきたことで、今後もそのつもり。だからこそ、何でこうなったのか、これからどうしたらいいのか、私はとことん知りたいと思ったのです。ホルモン内服薬も抗癌剤も使わない。しかも、元気に長生きしたい。さあ、それにはどうすれば良いのか。ついに本当の本気で自分の身体と向き合う時がやってきた!!続きます。
2012年04月11日
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