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映画だと思い、録画した作品を見た。新海誠原作で、テレビアニメ化された作品。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、2016年3月『ULTRA SUPER ANIME TIME』枠内にて『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』のタイトルで放送された。1話約8分で全4話。略称は『彼女と彼女の猫 EF』。第4話エンドクレジット後のパートで、自主制作版の冒頭へつながるような演出[1]がなされた。2020年10月25日にはBS12トゥエルビにて同月4日より放送が開始されたアニメ放送枠『日曜アニメ劇場』にて全4話を纏めた『彼女と彼女の猫 EF 完全版』として『雲のように風のように』と2本立てで放送された。淡々と続く彼女の日常。若い女性の苦悩、悶絶。母親との葛藤。同世代に対するあせり。猫と暮らす、日々を切り取った作品。
2020.11.07
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「ディア・ペイシェント」貫地谷しほりのファンなので、見てみた。見てみると、見続けるには相当きびしい作品だった。内容が暴力的で他人を傷つける言葉が随所にある。患者様第一を掲げる事務局と事務局長の医師を人間として扱わない態度にも違和感と拒否感を抱いたから。それでも見続けたのは、見始めてしまったなりゆきと貫地谷しほりが主役であるという点か。録画で見ていたため、積読ならぬ録画貯め状態となり、遅れ遅れになりながら見た。首都圏の民間総合病院の医師である真野千晶(貫地谷しほり)とクレーマー患者の座間(田中哲司)の交流、いやせめぎあいが中心となる話で、千晶(貫地谷)の実家の話や同僚医師の裁判問題、痴ほう症の患者等々の問題がいくつも起こってくる。その中で医師として真摯に生き、対応する真野医師を描く。医師を罵倒し陰湿な攻撃を加えてくる座間(田中)には見ていて閉口した。このような役どころの田中哲司は今まで見たことがなく、この役を引き受けた彼も意外だったのでは、と思える。真摯に対応する真野(貫地谷)は彼女でなくても意欲をそがれ、ほとほと参ってしまう。よほど視聴を中断しようと思ったけれど、やめなかったのは結末はいい結果となるのではという一抹の望みからであったかもしれない。楽しくないドラマを見ながら、なんで見てるんだろう、と思いながら…。途中、浜口医師(内田有紀)が自殺したのもショックだった。あまりにショック。内田有紀は朝ドラに続いて殺されてしまったが、若い彼女が何度も死ぬなんて…。と救いのない展開が続く。見ていても気分がすぐれない。いい加減、見るのやめようかな…。でも、なんとかもちこたえて、最終回まで見終えることができた。すると、わかった犯人は事務局主任・沼田(浜野謙太)だった。内部犯行の可能性が疑われる中で、彼が犯人と思えなかったのは、いい人ぶっていたから。そして、真相がわかると、驚くと同時に落胆した。前の病院での使い込み=横領30万円を反故にしてもらうためにやったことだと。だとしてもあまりに非情。あまりに陳腐。たかだか、30万円のために横領するのか。人を貶めるのか。それぐらいの金ならば親類縁者に頼めばどうにかなりそうだし、サラ金に借りなくてもカードローンでどうにかなりそうだと思えた。そして、犯行に加担させるためにスカウトした座間(田中)への報酬が、月3万円。これだとわずか10ケ月で横領した額30万円に達するし、3万円であれだけの行為に及んでいたとは考えづらい。もちろん、藁をもつかむ状況であったなら座間(田中)はああしたかもしれない。しかし、沼田(浜野)に至っては考えづらい。月3万円のお金の出所はどこ?このちぐはぐ感が興味を覚めさせ、感心できなかった。なんかいい人と最後に描かれる座間(田中)もわけがわからなくなる。苦労して見終えた割に、見た甲斐がないドラマであった。
2020.10.24
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「SUITS SEASON2」を見終えた。毎回、楽しみに見ていたが、回を追うごとに興味は薄れていった。なぜだろう?内情、内面を描きすぎたから?いや、そのような作品は多いし、その内部事情を描くことで見どころある作品になっているものも多い。内面、心情を描きすぎたから?いや、これも心情を心のひだを描くことで感動ある作品になっていることも多い。今シーズンで一番の見せ場は第7話模擬裁判での玉井(中村アン)の登場シーンだ。中村アンの演技に脱帽。あとは回を追うごとに興味が薄まっていく気がした。
2020.10.24
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アンビリーバブル!!瀬野さんが生きていたなんて!!それは隠し玉というか、2年後、3年後とものすごい時間が経過していくーーー!なかなか、そんな作品はない、いやあるか、NHK朝ドラ「エール」も太平洋戦争開戦(昭和16年)からミッドウェー海戦後(昭和18年)まで、一瞬でとんだもの。それはさておき。泣かせるなあ、感動させるドラマであった。葵のすくっとした立ち振る舞い生き方が颯爽としていて気味良く、楽しめた。今回は入山法子と土村芳が妊婦を演じて、ふたりとも素敵な女優さんなので興味を持って見られた。それにしても、最近は芝居のできる人をキャスティングするドラマが増えて嬉しい。羽倉(井之脇海)と工藤(金澤美穂)が交際したが決別、しかし、結婚して子供が生まれていたまで、さらりと挿入。なかなかなものと思えた。いいドラマを見られた幸せ。石原さとみさんの結婚報告に驚きながらも、ドラマが終わった時点で、との決断に拍手。石原さとみさん、ご結婚おめでとうございます。
2020.10.03
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日曜劇場「半沢直樹」を見終えた。1stシーズンは見ていなくて、今回の2ndシーズンで特別総集編を見て見始めた。大ぶりな激しく臭い芝居は大映テレビのものと思ったけれど、大映テレビはないので違ったのかなぁ。それはさておき、歌舞伎役者も出ていたので、歌舞伎の大仰な芝居ということもできるのかもしれない。なかなか力の入った演技もドラマの熱量からして、力が入りすぎたところも感じられたが、役者がその力に負けることなく制御された中で存分に暴れて見せた技量は高く評価されていいと思う。ドラマだからありえる、現実にはありえない内容もドラマの勢いや見入ってしまうことにより納得してきたが、本日最終回の大団円、現実ではありえないと思えたところがいくつも目に付いた。一番は全国放送での政府に債権放棄を告げる場に中野渡頭取が出席しない点。次長である半沢が説明をしたとしても頭取や役員が出席しないというのはありえない。次いで、国土交通大臣であった白井議員が進政党を抜けて無所属になるという点。なんらかの責任を取って(例えば今回の会見の混乱の責任など)大臣辞任ということはあっても、無所属になるということはない。本人はなんら不正をしたわけでなく、ある意味正義を貫いたのだから、なおさら。でも、本人が望んで離党したとするならば、致し方ないけれど。三つ目は大和田の辞職。中野渡頭取はこれまでの不始末の責任をとって辞任はやむを得ないけれど、そのあと会長や相談役などにつくんだろうし、行内融和のために残してきた大和田が銀行を去るということはありえないのでは、半沢が銀行に残ったとしても半沢を助ける人間がいなくなる。上司として助ける人間がいなくなる。好敵手である、嫌っていてもこと銀行のことにおいては手を結ぶ。そのことは半沢の親父の会社の融資を止めた件について、銀行員なら当然といってのけるところからも明らか。大和田は自身の出世のためだけでなく是々非々でことにあたる男だから。善悪がはっきりしているほど見ているものはわかりやすくていいんだけれど、正義が銀行だけにあるという描き方は古い気がする。今の時代、みんなが正義を振りかざしている。みんなが自分が正しいと思っている。だからこそ、衝突する。興味深く、大いに楽しめた作品であるが、正義と正義がぶつかる。そんなところまで描けたら、「半沢直樹」は現代の物語になりえたと思う。
2020.09.27
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「私の家政婦ナギサさん」も見てます。今回も泣いてしまいました。書かないわけにはいきません(笑)。家族の和解は良いですね。メイの実家の話なので会社はほとんど出てきませんが、同僚・馬場が一年の産休。副支店長・松平が福岡支店に栄転。と異動がありました。かわりに誰か入ってくるんでしょうか。あ、田所(瀬戸康史)の登場もあまりありませんでした。さて、実家にて。父親の還暦の祝いに実家と絶縁している妹も呼びたいというところから、メイとナギサさんで策略を練り、ナギサさんのサポートということでサングラス・マスクでの完全武装で唯(趣里)が訪問する。家族料理をメニューにして子供のころの写真でビデオを作成し、披露。懐かしのハンバーグ登場で母・美登里(草刈民代)が唯(趣里)の存在を暴露。お見通しだったことがわかる。母から話させることでまるく収まる感じが出た。ここまででサングラス・マスクで顔が覆われていながら、家族の話す内容に感極まっている唯の姿が、あらわになっているおでこ側面の血管の浮き出る様子から、顔は見えなくても趣里が唯としてその場にいることが伝わってきた。いいドラマだったなぁ。ちょっと気になったのが、和解後、唯の夫と娘を呼び寄せるのだけれど、初めて実家に、しかも還暦の祝いに、夫が前をはだけたシャツというのはどうなんでしょう?シャツのボタンは閉じ、ジャケットくらい羽織ってくるべきだとは頭が固い考えでしょうか。でなければ、はだけたシャツよりもポロシャツだけの方がいいような気がするけれど。
2020.08.09
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「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」の第4話である。第三話についてはブログに書かなかったようだ(笑)さて、第四話。主軸の話、羽倉薬剤師の父親は脳神経外科の医師で羽倉病院の院長だが、車の自損事故のむち打ち(?)で入院。しかし、若干ボケているのか?医学部入試二浪での失敗で親子が断絶、羽倉は薬剤師となった。自身の病院に入院することを嫌った羽倉医師の妻(羽倉薬剤師の母)が羽倉薬剤師の勤める病院に入院させた。「薬剤師は医者の奴隷」と侮蔑する羽倉医師と対峙する葵(石原さとみ)は羽倉医師の薬物多量服用を知り、軽いボケの原因を羽倉薬剤師とともに調べる。そして、羽倉薬剤師がボケの原因が薬の多様多量服用にあることに言及し、検査の結果、認知症でないことが判明する。このことでもう一度、医師となって後を継がないかと父に言われた羽倉薬剤師は医者でなくても患者を救えると薬剤師を続けることを告げる。親子の和解のグータッチ。このグータッチの意味が丁寧に映し出されていた。伏線の話。葵(石原さとみ)が通う中華屋「娘娘亭」で帰宅した娘(久保田紗友)がふらつく。その後、ドラッグストアで小野塚(成田凌)の前で倒れた娘を緊急搬送。摂食障害という。原因は末期がんの祖父(伊武雅刀)にそのことを告げられない重圧・嫌悪感。祖父は入院していたが容態急変→次週へ。主軸の話と伏線の話が絶妙に入り組んで、見る者の集中を切らさない作りになっている。そして、容態急変で次週へとなるエンディングはテレビドラマならでは。次週も見なくてはならなくなります。(笑)感動のドラマですね。今週も泣いてしまいました。ところで、娘役で登場の久保田紗友。きれいな少女でNHK朝ドラ「べっぴんさん」で見て、「過保護のカホコ」でも見てました。今回久々に見たら、きれいなお姉さんになってました。もう20歳なんですね。整った顔立ちなので高校生というよりは年相応の大学生がぴったりな感じもします。今後も注目していきたいな。
2020.08.09
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昨日に引き続き、第2話を見てみた。いきなり養成所の先輩である小林隆が出てきてびっくりした(敬称略)。その娘役に、大後寿々花が出演。また別の親子の母親役に佐藤めぐみ。懐かしいなぁ、と思っているのは、あまりドラマなど見ないせいで、ググってみると、それぞれ多岐にわたり活躍されている。みな芝居巧者でドラマをさらに手堅いものにしている感じがする。見どころ見ごたえが十分であり。今作では、処方箋をさばくことに長けている刈谷(桜井ユキ)と患者に深入りしすぎる葵(石原さとみ)との反目と協業の取り合わせが絶妙で、終盤に見せる、薬の処方のやりとりがみごとであった。たぶん実際の薬局ではありえない行動ではあるけれど、薬剤師コンビネーションを映し出す絵としては面白い。今回は相原(西野七瀬)の活躍(?)もあり。医師・豊中役の臼田あさ美もいい。次回も期待したい。
2020.07.26
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録画にて視聴。一週、遅れている。初回を見て思うのは、薬剤師の薬局のシーンの動線。交通整理が大変だったろうな、と。二、三回。いや、四、五回。あるいは、それ以上のリハを繰り返し、本番に挑んだのは聞くまでもない。やや早口の立て板に水のごとしのセリフは、よくやったといえよう。石原さとみはいつからこれほど演技がうまくなったのだろう?注目したのは「失恋ショコラティエ」からだけれど、それまでに見た作品でも出演していたものはあるが記憶にない。「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「高嶺の花」「Heaven?~ご苦楽レストラン~」と評判はわからないが、楽しんで見させてもらっている。ここには載せられないがくだらないと思えて見なくなったドラマもあるけれど、ね。舞台で「幕末純情伝」に出演しているので、つかこうへいで演技に開眼した他の俳優たちと同じように、石原さとみもこの時、女優になったのかもしれない。さて、ドラマの予想を覆すセリフや展開は見ている者を引き付けて離さず、田中圭演じる瀬野の振舞が注目される。西野七瀬のままと思える(?)相原の新人薬剤師ぶりや強気キャラ(?)の桜井(刈谷奈緒子)や日和見バランス上司・販田(真矢ミキ)のキャスティングも面白い。美しい石原さとみであるが、耳たぶがないんだなぁ、と思った。(耳から直線的に顎につながる)このドラマ、これから期待である(笑)
2020.07.25
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NHKで再放送の「アシガール」をおとといのスペシャル版を含めて、見た。完走(笑)主演の黒島結菜は沖縄出身の女優でNHKとTVCMで重宝され、この「アシガール」で大きな反響をよんだらしい。その後の朝ドラ「スカーレット」の弟子役で私は認識するわけだが、「行列の女神~らーめん才遊記~」にも出演していたので、今後の活躍も期待できる。同じくNHK朝ドラ「スカーレット」の息子役で、こいつ演技がうまいなぁ、と感心したのが伊藤健太郎。この「アシガール」では若殿役ですっきりと整いバランスの取れたパーツのイケメン俳優だと思える。私、今イチオシの俳優である。「今日から俺は!!」を見逃していて残念だが、ジャンル的に今後も見ないと思う(笑)さて、「アシガール」である。バラエティ感のある加藤諒や金田哲の存在感が良く、中島ひろ子と古舘寛治の夫婦の感じも良くて、弟・下田翔大の容姿も適宜、いいと思える。そんな中、久々に見たともさかりえの演技に感嘆し、川栄李奈の上手さも再認識した。イッセー尾形の珍妙なじいもさすがである。イッセー尾形も朝ドラ「スカーレット」に出演していたから、ずいぶんと関連した俳優は多い気がする。現代から戦国の世にタイムスリップするというアイデアは「戦国自衛隊」が始まりだったと思えるが、ずいぶんと同じ設定で作品が作られているのだと感心する。それほどに戦国の世に興味があるということなのかも。淡きラブ・ストーリーとして完結していて、帯ドラでは完全に終わりきらなかったドラマをスペシャル版にて落ちをつけ、完結している。もちろん、この後の続編を作れる(期待させる)言葉を残していたりもするけれど。高校制服姿の伊藤健太郎は、あんなやつ少女漫画か芸能人でもない限りいないだろうといういでたちで校門の壁にたっているというのは女生徒でなくても”キャー!キャー!”ものである。とても楽しめたドラマであった。
2020.07.25
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一週間遅れで見ている。リアルタイムでは見られることがなかなかないので録画派である。前作は大評判なのに全く見てなくて、今回、この放送に先駆けてのダイジェスト編集版を見て、視聴することにした。第一話を見て、市川猿之助の顔芝居のどぎつさに少々やりすぎ感が否めない。しかし、熱いドラマとしてはこれぐらいあった方が反発心をあおっていいのだろう。賀来賢人があまりに長身にみえるのでググってみた。178センチって、あまり高くない。それなら堺雅人はと見ると172センチ。わずか6センチであんなにちがうか、と思えた。市川猿之助や香川照之など背が高くない共演者が多いので賀来賢人が高身長に見えてしまうのだろう。さて、くさいというか、くどいというか、強烈な芝居の「半沢直樹」。ドラマはおもろしく見させてもらっているので次回も期待したい。第2話は15分拡大なのか。しつこいな(笑)
2020.07.24
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ドラマ「これは経費で落ちません」を見て、面白く楽しめたので、多部未華子に期待して「私の家政夫ナギサさん」を見ている。確かに面白い。NHK朝ドラ「つばさ」に主演の時は、あまりピンと来なかったし、それ以前に多部未華子を認識した映画「夜のピクニック」でも共演の貫地谷しほりの演技巧者ぶりに目を奪われて、何がいいかわからない小柄な女性だった。ところが贔屓にする人はいるわけで、ドラマや映画に出演を続け、ぱっとしないながらも経験を積んだのが良かったのか、「これは経費で落ちません」の生真面目ぶりが彼女のキャラに合っているようで面白く見ることができた。本作「私の家政夫ナギサさん」の原作は知らないが芝居的には「これは経費で落ちません」の延長線上にある気がする。それゆえ、なじみと安心で楽しませてもらっている。彼女にとってレパートリーができたことはいいことである。清潔感がめちゃくちゃある瀬戸康史の好青年ぶりと家政夫の大森南朗の控えめなおじさんぶりが興をそそりおもしろい。同じマンションに住む相原メイ(多部未華子)と田所優太(瀬戸康史)がマンション内で出会ったところで次回なのだが、今後ますます楽しめるであろう展開に期待したい。
2020.07.24
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録りだめしていた「グッドドクター」を何週もかけて、ようやく見終えた。病院の身売り、再建問題の解決がつかなかった点など中途半端なところはあるが、全体的にヒューマニズムがあり、感動のドラマであった。これまで山﨑賢人は可もなく不可もない俳優として見ていたが、この作品で初めて芝居のやれる俳優だと認識した。この役柄が彼に合っていたのかどうかわからないが、役柄の持つ異常記憶力を持つ小児科医をさもありないと思える行動様式で見せてくれ、焦点の定まらない視線など興味を引く点が随所にあった。芝居巧者の上野樹里との組み合わせも良かったのかもしれない。音楽はとてもよくドラマの心情を伝え見ている者の琴線に触れるような音色は格別であった。いいドラマを見せてもらった。
2020.06.28
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今春のドラマで新作で唯一見たドラマ。いやNHK朝ドラ「エール」を見てるから、二本のうちの一本ということになるか。あとは再放送の「グッドドクター」と「アシガール」くらい。で、8回終了って早くない?コロナ惑で撮影ができたところで早々に終了させたのではないかと推察する。ドラマのクライマックスを考えると「ジャパンフードサミット2020」に出展して終了というのが定石、通常といえまいか。もともと八話終了だったのかどうかは知る由もない。主役の鈴木京香をはじめ黒島結菜、高橋メアリージュン、高畑淳子、松井玲奈と嬉しくなるような女優陣で楽しめた。今回、最終回は演技巧者の高畑淳子と鈴木京香の芝居っぷりが見ものだった。ゲスト出演の岡本健一は悪役に回ってしまって、どうしてそんな役者になってしまったのかなぁ。松井玲奈は出番はあっても今回、芝居のしどころがなくて、もったいなかった。とはいえ活躍する玲奈の勇姿を見られて嬉しかった。男優陣も小関裕太、前野朋哉、石塚英彦、杉本哲太とバラエティに富んで良かった。地上波は終了したけれど、BSテレ東で、6月12日(金)夜9時放送とのこと。また、動画配信サービス「Paravi」にて全話配信中
2020.06.09
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月9「SUITS」が好きで、この「SUITS SEASON2」も見ている。遅ればせながら、本日、第2話を見たが、コロナウィルス感染拡大の影響で、次週からしばらく中断とのこと、残念である。4月13日(月)放送 第一話ゲスト出演は反町隆史とあったが、この時の出演は、玉城ティナ、加藤ミリヤ、友近があり、他にも西尾真理、野間口徹がいた。スター、アイドル以外は芝居巧者で脇を固めるというのは、常套手法である。大都会を象徴すべく、高層ビル群を下から見上げる映像が多く、見事な仕立てのスーツ、また葬儀でのスタイリッシュでファッショナブルな喪服の羅列はアッパークラス(上流階級)を表現するものとして、絢爛(けんらん)であった。セレブリティを感じさせる都会的ドラマは私をウキウキさせる。難しい顔が男前度をあげる織田裕二の男前っぷりは、みごとであるし、鈴木保奈美と新木優子の美しさが花を添える。中村アンも美しく、花を添える。中島裕翔や小手伸也のなじみの顔もある。敵役として登場の吉田鋼太郎の存在感がいやに威圧する。ストーリーとしての落ちは別々の案件が丸く収まる形で終えるが、反町が関係する案件がクロスライセンス契約をすればいいという結論は安易というか拍子抜けした気がする。4月20日(月)放送 第二話今回は黒木瞳、ひとり。物語のせいなのか、ギャラが高いのか。それでいて15分拡大。院長役で佐戸井けん太が出演。今回、甲斐(織田裕二)が担当する案件に上杉(吉田鋼太郎)が何かと首を突っ込んでくる。事務所から追放された(?)共同経営者が、こんな形でするっと戻ってくるのか疑問マックスだけれど、そこは規定事実としていちいち触れられることはなく、今回の案件でときおり反対意見、別手法を提案してくる。さりとて上杉(吉田鋼太郎)は甲斐(織田裕二)の足を引っぱったり、妨害したりすることはない。そういったことを企てた様子はうかがえるが、甲斐のウルトラC的解決策により消し飛んでしまう。細部に至っては丁寧に描いていないため、話はトントンと進んで大団円。解決してしまう。うがった見方をするとどんなに優れていても婦長一人が従業員を代表することはないし、院長一人が待遇改善の決済をすることはないだろう。中小企業のワンマン社のような個人医院でなないのだから、大臣が手術をする総合病院であるならば経営陣などの承諾が必要なはず。そういったものを省いているのはフィクションだからというしかない。黒木瞳ひとりで画面をもたせるのは、さすがだと感じた。余談だが、聖澤(新木優子)が鈴木(中島裕翔)に自らキスをするなど、積極的なのがラブストーリーとしてはダメな気がする。有名弁護士の子女であり幼少から注目されてきた彼女であれば、相手から能動的にせまるよう仕向けることができると思うのだが。女から仕掛けるというのは原作であるアメリカ的なのか、恋愛経験少なすぎ女子(恋愛下手)であるだけで新木の魅力が台無しである。また、スネに傷を持つ(弁護士資格がない)鈴木を演じる中島裕翔はもっと屈折した感情を持ち合わせていてもよいと思う。今回、甲斐(織田裕二)が鈴木(中島裕翔)の相談事にのらず、”大人だから自分で考えろ”みたいなことを言ったのは、突き放したともいえるが、一人前として認めたともとれるので面白かった。SUITS SEASON2 フジテレビ
2020.04.22
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「スローな武士にしてくれ」は映画「スローなブギにしてくれ」をもじって名付けられている。残念ながら映画「スローなブギにしてくれ」は見ていない。「スローな武士にしてくれ」はテレビ番組欄では映画となっていたが、NHK-BSで放送されたスペシャルドラマであるので、劇場公開を目的とした映画とは違うと思えるのでテレビドラマとして扱う。主演は内野聖陽であるが、昨今の主役には向かない強面であるが人の好さがにじみ出る憎めない(?)俳優だ。見てみると思うが芝居がうまいだけでなく、殺陣も見事だ。対峙する中村獅童も歌舞伎役者たる堂々とした演じっぷりで凄腕切られ役、憎まれ役をうまく演じている。その中で内野の女房役である水野美紀であるが、元アクション女優という経歴をアドリブ立ち回りで存分に殺陣を見せてくれる見事さは京都弁(?)のおばちゃんとして、また奥さんとしての役どころを絶妙に演じている。演技巧者ぶりが際立っている。NHK朝ドラ「スカーレット」での庵堂ちや子役を楽々と演じる技量はこの時にすでに発揮していたとみる。NHKが4K、8K放送に向けて本気度100%で見事な映像を伝えたいという思いが十分に伝わる見事な時代劇裏側ドラマである。映画のメイキングさながらの手法を取り入れながら、カメラの重要性、8K映像のよどみない美しさを表現している。普段なかなかBSを見ないけれど、総合テレビで見た「スローな武士にしてくれ」はBSで見れば、もっときめ細やかで繊細な映像であったことだろう。絶品な作品である。(2020年3月20日地上波放送)2019年/日本/90分/演出:源孝志脚本:源孝志出演:内野聖陽、柄本佑、中村獅童、水野美紀、藤本隆宏、浜田晃、佐川満男、本田博太郎、伊武雅刀、石橋蓮司、里見浩太朗お薦め度 「スローな武士にしてくれ」★★★★(80%)
2020.03.22
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2月1日NHK総合テレビ全国放送の「かんざらしに恋して」を録画して見た。貫地谷しおりがお気に入りの女優なので録画してあった。単発ドラマ、ローカル・ドラマ賞を受賞したとはいえ出来栄えには不安があった。であるが、受賞作らしく良い出来栄えの作品であった。見てよかった。遠藤憲一は遠藤憲一らしい演技をし、貫地谷しおりは存在感素晴らしく勝ち気で自分勝手な人柄がうまく出ていた。長濱ねるも出ていた。不思議に思ったのは、昔の名店・銀流の元店員の老婆、素晴らしく存在感のある芝居。見おぼえなく、地方の(九州の)女優かと思いきや樫山文枝だった。驚きとともに感心した。年を取ったせいかメイクのせいか、風貌は若いころの面影がなく、見誤って見知らぬ女優だと思ってしまった。民藝の舞台で宇野重吉との共演を見たことが懐かしい。樫山文枝…劇団民藝所属。1966年NHK朝ドラ「おはなはん」でヒロイン。大河ドラマ「天と地と」「国盗り物語」。映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」ヒロイン。舞台は多数。樫山文枝と気づき、とても嬉しかった。この作品を見られてとてもよかった。<ウィキデディアより>地上波ではNHK総合(長崎県域)にて2019年9月13日に初放送。さらに東京ドラマアウォード2019ローカル・ドラマ賞受賞を受けてNHK総合にて2020年2月1日に全校放送され、放送終了後よりNHKのドラマでは初の事例となるTVerでの無料配信が行われる。
2020.02.05
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「3年A組 今から皆さんは、人質です」は初回放送時に、この”人質です”という文句が気に入らず、見ず嫌いとなって見なかった。しかし、ドラマは大ヒット!話題に話題をよんで、昨年末には3日間で一挙放送となった。自業自得ながら、見逃したので年末一挙放送を録画し、本日ようやく見終えた。多くの有名タレントが出演し、それがみな芝居巧者であることに驚く。思えば、生まれたころには映画、テレビ、カメラだけでなく、ビデオカメラ、DVD、インターネットがあり、物心ついた時から撮られることに慣れている彼女、彼らは映像で演技をすることに抵抗や違和感はないのかもしれない、と思えた。そして、SNS、インターネットを題材に選んだこの作品。折しも放送時には”あおり運転”による加害者取り違えSNS袋叩きなどがあって、この作品で取り上げられていた、悪意のない他者こきおろしが、無垢な心を傷つけたり、無罪の人をさらしものにする恐怖を露呈していた。そういえば、”タピオカ”の件も、話題のひとつである。初めて手にする携帯電話がスマートフォンである彼女、彼らは時代の申し子としての洗礼を受けてもいるのだろう。SNSの世界は表舞台だけでも罵詈雑言が飛び交い、読むに堪えないこともあるけれど裏アカなどと呼ばれるツイッターにおいては人間性を疑う言葉が表出する。さて、このドラマ、ほぼ一週間という期間で毎回1日を課題と回答締め切りという時間軸で終わらせていて、見ていてすっきりとおさまりが良い。演者の演技力もさることながら脚本のすばらしさ、展開の創意工夫に驚きをなし、脚本家を知らべてみた。武藤将吾というひとで、ドラマ【3年A組】の脚本家・武藤将吾の経歴や脚本作品が凄かった!「クローズZERO」や”仮面ライダー”などを手掛けているので、特撮やアクションシーンは納得がいくし、「テルマエ・ロマエ」などもあるように物語もつむげる人なのだろう。演者に関しては大河ドラマ「おんな城主 直虎」を見て、菅田将暉の演技力に目を見張ったくらい菅田を認知するのが遅かったけれど、演技力はトップクラスである。同様に永野芽郁も朝ドラ「半分、青い」を見るまではスマホCMの3人姉妹の末っ子くらいにしか思っていなかった。じゃりタレとしか思っていなかった彼女、彼らが自身が主要な役回りの回で驚くほど見事な演技っぷりを見せつけ、感服した次第である。出演者は横田真悠、森七菜、森山瑛、望月歩、永野芽郁、萩原利久、飛田光里、若林薫、今井悠貴、箭内夢菜堀田真由、神尾楓珠、秋田汐梨、上白石萌歌、大原優乃鈴木仁、若林時英、西本銀二郎、川栄李奈、搗宮姫奈古川毅、三船海斗、日比美思、富田望生、高尾悠希片寄涼太、佐久本宝、今田美桜、福原遥、、新條由芽らが生徒たち堀田茜が先生役というのもびっくりしたな。武智役の田辺誠一にも驚いた、ある意味ぶっとんだ役である。昨年の話題作にようやく追いつけた感がする。
2020.01.19
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「同期のサクラ」をようやく見終えた。あっぱれ!!!!!!!!!!!
2020.01.05
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第5話、第6話、第7話、第8話と立て続けに見た。先週、見終えたのだが、なかなか書く時間がなくて・・・。第5話の女流棋士の話はベトナムをとりあげているところが時流というか今時と思える。しかし、テレ東の限界なのか、交渉場所となる相手事務所は一か所だけで登場人物もゲストの野間口徹だけ。がんばっているが限界が見えてしまった(?)第6話はいい!ゲストも国仲涼子というなかなか見ない美しくかわいい女優さんなのでセレブブランドの二代目としての役柄もピッタリ。またこのブランドの洋服もさもありなんと思える高級感あふれるけれどやや年配向きと思え、照準ピタリと思えた。芝居巧者の黒川智花も出向者として登場し、店舗もハイソサエティを感じさせる場所にロケをしているので、見せ所、見どころがあった。華やかさがあり好感が持てた。高級ブランドの通販。そして、子会社からの切り離しと甘くはない妥当な選択が、これまでのドラマの展開と違っていて楽しめた。出向者が転出するのではなく、親会社(五木商事)に残り、通販部署に異動を求めるのも頼もしく腑に落ちる内容であった。第7話の社内託児所の話は現代の会社が考えなければならない問題の一つで、そこに目線を向けたのも女性目線として良く思えた。6話からのいい流れを引き継いで、これも良かった。第8話が最終回とは驚きだ。視聴率がとれなくて打ち切りかと思えたが、それよりもネタ切れなのかもしれない。裏取引で公共事業取得という闇を取り上げたのはビジネスドラマっぽいけれど、物語には疑問符をつけざるをえない。副社長(奥田瑛二)と厚生労働大臣(山田明郷)の関係からずぶずぶ関係と思えるだけにこういう結末が待っていようとは予想もできなかった。新空港建設であれば管轄は国土交通省であるべきで厚労省の役人が裏で手を回せるはずもなく、合点がいかなくなった。また、コネ入社の息子が親や親族にさからうことも考えにくく、ラストには副社長までものわかりの良い人になるなんて。7話までの悪役が台無しだ。とはいえ、この新空港入札に絡んでこれまでハルが手掛けた案件がフルに参入されていたことには物語の集約という点において脱帽し、感心した。感動的なところも多く、見て良かったと思える今季ドラマであった。今さらながら、脚本家・龍居由佳里を記憶にとどめた。
2019.12.21
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今日、撮溜めしていた「グランメゾン★東京」の七話「ガレットシャンピニオン」と八話「ビーフシチュー」を見た。三ツ星を取れていない店がワールド50の10位(グランメゾン東京)と8位(GAKU)って、おかしくない?
2019.12.14
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第三話、第四話と見たが、ドラマの内容が落ちている。せっかく他人に薦めたのに、薦めて見てもらった回がおもしろくない回だと残念だ。ウィキペディアで見てみると第一回、第二回と演出家が違う。演出家のせいなのか?否、脚本に問題があると思う。一話、二話は龍居由佳里の原体験をベースに彼女が構築し脚本を書いた(と思う)。しかし、三話、四話は共同執筆となっている本田隆朗がメインで書いたのではないだろうか。クレジットの序列も違っていたし。第4話の映画の話を取りあげれば、二話で見せた三段落ちと思える、これでもかこれでもかという難局、課題を克服するということがなかった。二話でシンガポールにおける医療に、医療の日本の大実業家に金を出してもらおうとしたところ、なかなかあえず、やっと会えたと思ったら、あっさりと断られてしまう。(一回目)そこで、貧乏から脱却した大実業家に情で訴えたところ、情では左右されず、金銭的リスクのあるところ、儲けを生まないところへは金を出さないと断られる(二回目)、そこでもくじけず三度目。シンガポールの駐在員にシンガポールの医療関係の成功実業家に出資の許諾をえて、隣国のマレーシアの貧しい人々への医療補助というビジネスモデルを考え提案に及ぶ。内容も充実し、利益を生む構図が出来上がったので、日本の大実業家は快諾した。この構成に従って同じような三段落ち(?)でドラマを作れば、見られるし、感動もできたと思う。しかし、第四話はそうではなかった。プロデューサーが単に作りたいものを押しているだけの内容であった。映画製作に興味を持たない商社から出向の社長は20億円という破格の製作費用がかかる提案を却下した。自身の案が通らなければ退職するというプロデューサー。短絡的な描き方だ。製作委員会で資金を集めたり、投資家を探したりということは自らはしなかった。ハル(中谷美紀)の力を借りて、はては和田(藤木直人)の力を借りて。映画に興味を持つ新興実業家の賛同を得るも、出向社長の豹変ぶり、製作部に対する理解の示し方も腑に落ちなかった。二話同様の三段落ちにすればよいドラマになったのではないだろうか?20億も製作費がかかる邦画を計画すること自体無謀だ。2018年の映画興行成績を見ても邦画10位の「未来のミライ」で28億円、11位の「スマホを落としただけなのに」で19億円だ。ベスト10に入らなければペイできない金額なのである。それほどの破格の製作費。荒唐無稽な描き方だと言わざるを得ない。費用がかかったとしても10億円くらいが妥当だったのではないだろうか。そして、三段落ちにすべき。まず、新興実業家に半額出資を許諾してもらって、映画会社の出資が半額で打診する⇒却下(1回目)製作委員会方式に切り替えて、出資者を集める1社1億で20社集める。映画会社の負担は20分の1になる⇒却下(2回目)最後に、原作原案のノベライズ、小説化権を出版社に売って、本と映像のタイアップ、製作費負担はさらに下がる。原案に賛同する出資希望者もさらに増えるとなれば、映画会社もGOを出さずにはいられない。その中で新進気鋭で人気実力ともにある映画監督の就任ということにでもなれば万々歳。視聴者も納得の結末をむかえられたのではないだろうか。第五話、第六話は龍居由佳里の脚本にもどっているらしい。期待したい。
2019.12.01
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「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」の主役コンビ、中谷美紀と藤木直人のよる今秋のドラマ。今日、第二話を見た。シンガポールで病院を買収する話。第一話のラーメンチェーンを再起させる話に続き、感動した。第一話を見て、涙し、第二話を見ても感動した。話題の「グランメゾン東京」もいいが、(こちらは4話まで見てる)作品の質・感動度でいえば「ハル ~総合商社の女~」のほうが上だ。テレビ局の体力(金)によるものだろうが、「グランメゾン東京」はキャストに主役級を揃え、誰が見ても見知っていて名前が出てくる俳優が並んでいる。木村拓哉、鈴木京香、沢村一樹、及川光博、玉森裕太たちに尾上菊之助、富永愛、石丸幹二、中村あんと続く。対して、「ハル ~総合商社の女~」は中谷美紀、藤木直人、奥田瑛二くらいだが、まわりの俳優陣がバイプレーヤー(?)、脇役で活躍する人たちが目白押しだ。白洲迅、忍成修吾、山中崇、加治將樹、渡辺邦斗、寺田心といった名前は知らなくてもどこかで見たことのある顔の俳優たちだ。ゲストも同様に第一話は田口浩正、小松利昌、田中要次、第二話は寺田農、桐山漣、小林隆と続く。これだけの俳優陣を揃えるのはテレビ東京の総力を結集したように思える。「ハル ~総合商社の女~」は見どころ、見ごたえがあり、おもしろい。今後も期待したい。
2019.11.16
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NHK朝ドラの「なつぞら」は本当にいいドラマだった。時代は評判だった「半分、青い。」より若干昔になるけれど、今を生きる人たち(老人)が生きていた時代。皆が知っている時代を時間経過とともに描いているので、昔はこうだったなぁと懐かしみながら見ることが多かった。そういえば「まんぷく」も見知っている頃があったねぇ。「半分、青い。」の漫画家、「なつぞら」のアニメーター。相通ずるようなところも感じて楽しませてもらった。登場人物も気のいい、善人が多く、本当にいい人ばかり登場して、社会のダークサイドを描くことなく、心温まる、力づけられる作品だった。主演の広瀬すずが絵になる女優さんで、かわいらしくてきれいで、登場する数々の女優たちも美形揃いで見ていて嬉しくなる。作品の清々しさが心を清めてくれるような感じもした。当代随一の女優になる広瀬すずを応援していきたい。
2019.09.28
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日曜劇場の「ノーサイド・ゲーム」はこれまでの日曜劇場の池井戸潤作品からすると重厚感はそれほどなかったのではないだろうか。それは主演・大泉洋の人柄によるものなのか、演技によるものなのか。はたまたこの作品の池井戸の作風が違ったのか。一服の清涼剤のような感じが松たか子であり、悪役と思しき上川隆也の芝居の力強さは感じたが、目力のアップで青色のコンタクトレンズが気になったのは私だけでしょうか?中村芝翫の演技は二代目子息としての坊ちゃん加減が余すところなく表現されていて絶妙だった。凰稀かなめの女将も予想外に似合っていて(笑)西郷輝彦の猫背加減はご隠居ならともかく大企業を担う社長としては精彩に欠けたと思えた。橋幸夫の方はシャンとして意気揚々と元気そうに見えたね。監督である大谷亮平と渡辺裕之は監督色に染められた決めポーズ決め顔でその人らしさがないように思えた。演出のせいなのかな?石川禅の化けの皮を剥いだときのヒールさが足りなかったように思える。善人と見てくれは申し分ないのだけれど、裏の顔になった時の裏の顔が出てこなかったと思える。敗れ去った時に崩れ落ちるのではなくて厚顔無恥にうそぶくくらいの自己の正統性・正義を貫く恐ろしさを表現すべきだったのでは?これも演出かな?全体的には安心して(?)見られる作品で、危険なスポーツと思っていたラグビーがしっかりとルールに守られた健全なスポーツということが認識できたし、ラグビーワールドカップの開幕ロシア戦も楽しんで見られた効用もあった。サッカー好きの私としてはラグビーにそこまで興味を持つことはないのだけれど、ワールドカップくらいは見ても良いかなと思える興味は持てた。ラグビー周知に貢献できるドラマであったと思える。
2019.09.21
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月9である。見てみた。まぁ、見ても申し分のないドラマだと思うのだが、見たい映画とのかねあいを考えると見続けなくてもも良いと判断した。ところで、ネットで本田翼が叩かれている。演技がヘタすぎるということで。見て思うのだが、そういう役どころかな、と思った程度で対して気にするほどひどくはなかった。というか、気にはなったが、その程度の役、あるいは演出かと、思ったが、主役だったとは・・・。いただけませんなぁ。対する窪田は賞賛されていたが、まぶたギリギリの髪型がうざいし、思いの彼女には意思表示が弱すぎるところなど、特段、良いとも思えないが、これもそういう役どころかと。思うに、頼りなさげな主人公が難事件、いや難問題を解決するスタイルは金田一耕助や刑事コロンボを彷彿とさせるのだろうが、そこまで容姿が小汚くもなく、解決の切れ味も鋭さに欠ける気がした。しかしながら数字、ナンバーの羅列は福山雅治のドラマ「カリレオ」を想起させ、おもしろく感じた。まわりの役者の面々も演技巧者とネットでは評された広瀬アリス、山口紗弥加、遠藤憲一などなどであり、ゲストがイッセー尾形という一人芝居ができるベテランであれば、演技ベタというより違和感が目につくのかもしれない。第一話では本田翼が主役とはとてもとても思えなかった。しかるに、これはドラマ構成上のあやであり、演技巧者の和久井映見が病院長に見えない不都合もあるからして、演技ベタと本田翼を非難することはどうなのだろうと思ってしまった。もし、本田翼でないならば、誰が、よいのか30歳手前の女優は。頭が良くて、体育会系が似合う女子はいるのか。で、考えると・・・増田有華では、知名度不足だろうなぁ・・・。
2019.04.11
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フジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」を録画で昨日見た。なかなか、良い出来であった。ラストに”この作品はフィクションです”といったような但し書きが画面右下に映し出されたけれど、史実を基に創作されていることはわかっているのでわざわざ書かなくても、と思ったけれど、最近公開される映画作品も実話であることとフィクションであったり、インスパイアされた作品であると但し書きされている。今は、そういう時代なのかも。この作品、主役は木村文乃か。おてもやんのようなまるい顔立ちはとても大奥の女人の巣窟は似合いそうもない。はたして、大奥が似合わない紀州の田舎者らしく、庶民感覚が存分に感じられた。かたや敵(かたき)となる第6代将軍正室の天英院を演じた鈴木保奈美は品格あふれ公家出身の気品が感じられる配役であった。思えば、天下一の売れっ子女優となりテレビ業界がひれ伏した経験を持つ鈴木保奈美が品格ある役柄を演じることに異論はあるまい。私生活で紆余曲折があり、再婚してからは引退休憩のような状態であったけれど子育てが一段落して復帰をはたしNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で、美女であるお市の方を演じて気高く素晴らしく、月9の「SUITS/スーツ」での法律事務所代表の役どころも気品と気迫とスタイリッシュな着こなしは見事であった。同様に今作でも公家出身の高貴なお方を演じて、良かったと思う。木村の丸顔に対し、細面の鈴木は対比としても絶妙である。また、天英院のライバルである、月光院演じる小池栄子も猫のように鋭い眼光ながら丸顔であることを思えば、絵面(えずら)で役どころを描き分けているといえるかもしれない。高瀬を演じた南野陽子の眉をつぶした面相も良かった。惜しむらくは竹姫を演じた浜辺美波の美しさである。このドラマを見る前にネットでその美しさが評判になっていて期待しすぎたのか、彼女の美しさはただ若いだけの美しさで息を飲むほどものを私は感じなかった。また、彼女の琴の演奏は音と指が合ってなかったような感じがした。多喜を演じた岸井ゆきのも惜しい。器量良しでないところはよいけれど湯殿で吉宗が誤って(?)手を出して孕ませてしまうならば、妖艶さやえも言われぬ魅力がほしかった。ただ素足を見せただけでは物足りない。その後の悪事を行えなかった心情を演じるには適役ではあったけれど。松坂慶子は素晴らしい。朝ドラ「まんぷく」を見ていて、つくづく芸達者になって好き勝手に演じている奮闘ぶりには敬服していたが、同様の活躍をこの作品でも見せてくれる。太河ドラマ「篤姫」あたりからの変化であろうか。主役・木村文乃は可もなし不可もなしの演技と展開であった。しかし、クライマックスに芝居のしどころはあった。天英院(鈴木保奈美)の悪事は不首尾となり、毒薬で命を絶たんとする刹那、お久免の方(木村文乃)は毒薬をもぎ取り、諭す。その語りが見事であった。見ている者の心を打つものであった。そして、この時の演出も秀逸であった。前面に鈴木、後方に木村。焦点は木村にあり、鈴木はぼやけている。木村の諭すセリフが続く中、焦点は鈴木に移り、木村はぼやける。演出が意図した技である。芝居は仕掛ける、セリフをいう人に注目しがちであるが、受けの芝居をとらえるということは演出の意図するところであり。パンして(カメラが移動して)受け芝居をしている人物だけを映すということはあったりするけれど、前後ツーショットで焦点をずらすという演出は今まで見た記憶がない。この演出の妙技に舌を巻いた。なかなか、いいドラマだった。
2019.03.30
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この終わり方はなんだろう・・・。第9話で息子を社長にすることに否定的だった社長・勅使河原友和(片岡鶴太郎)が自殺するとは?あり得るのだろうか?そして、その息子がサイコパスといえそうなくらいに女性をおとしめ死に至らすことに何のためらいもない、いや、ためらいがないどころが、どこか喜びを感じている行動に疑問を投げかけずにはいられない。そして、第10話。水谷快人(若葉竜也)の復讐が達成できなかったことは、この物語の終わりを意味していないのだろうか。そして、ラスト花園由祐子(平岩紙)が新会社の社長に就任したことも納得はしがたい。現実の芸能社会では起こりえないような絵空事で終盤、決着をつけようとしてつけられていない。物語の筋は破綻していたと言わざるをえない。とはいえ、山口紗弥加も松井玲奈もよくぞ頑張ったと褒めて差し上げたい。お疲れ様でした。
2019.01.01
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新年あけましておめでとうございます。昨年末、ようやく見た第9話と最終話について。(二話連続で放送なんてBSだからあるんですね)第9話「狂おしいほどEYEしてる」は、驚きの展開だった。このような真実が隠されていたなんて・・・・山本未来をこのところ見る。女優として再始動したのだろうか。第10話「綺麗な薔薇は棘だらけ」は結婚詐欺女性版として、しかし、予想外の実行犯がいて逢沢りなの芝居も野波麻帆の芝居もなかなか堂に入ったもので感心した。BSだから取り調べ室で展開するドラマ。それほど、お金をかけているとは思えないけれど、2019年1月8日からテレビ東京の深夜枠で放送されることになったのだから、質的には納得のいくものであったのだろう。
2019.01.01
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「黄昏流星群」が終わってしまった。この手のドラマではよくあることだが、衝撃的なオープニングで始まり、逸脱した行動がいくつも重なり、「これって、常識的にどうなの?」と思える内容が、最終的にとどのつまり、何事もなく終わる。いわゆる尻すぼみ。この作品も、その尻すぼみに思えるドラマであった。秘め事であるべき不倫が周知され誰もが知りうることとなったとき、破局に終わる。それはありきたりのなりゆきではあるが、現実的にはこの形だ。それが、現実ではかなえられないことをドラマで描くという絵空事の高揚感なるものがドラマなどにあっていいと思えるが、そのような高揚感もないまま、ありえない男女の恋愛がどの組み合わせも成就するというのは、まったくおもしろくない。原作をしらないので、この終わり方が原作通りだとするとまったく時代性を考慮しないプロデューサーの感覚が衰えていると言わざるをえないし、もし、原作と違えてこの結末にしたのなら陳腐極まりない。芝居のできるいい役者を揃えて、いい感じのドラマにしておきながら、最後はズタボロの終わり方。足早に、年月を飛ばし、三年後に主役二人は仲良く退職金で店を開いた、なんて、ありえない。都内に一軒家の豪邸に住んでいるサラリーマンが定年までに家のローンを払い終わっているとは思えないし、離婚した時点で慰謝料、もしくは財産分与があったと思われるし、退職金総てを男が手にしたとは思えないから。話はかわるが、娘の美咲がロンドンに旅立ってから登場しなくなっていたが、母への電話メッセージで一瞬、顔見世をするだけなら、出ない方が良かった。ロンドンにいった美咲はどうなったのだろうと思いをはせる楽しみがあるから。ちなみに、美咲役を演じた石川恋はなかなかいい若娘を演じていたと思う。憎まれ役になった礼二もよく演じたと思う。銀行一筋で務めてきた人間が出向の憂き目にあい、出向先の課長に背中を押されて銀行に戻った時に、執行役員という席を与えられて、その職をなげうつというのは、あまりに現実的でない。たとえ辞めるとしても不正で軋んだ銀行を立て直してからとなるのではないだろうか。3年、5年後の辞職がリアリティあると思う。リアリティばかりではドラマは出来ないので、劇的な展開はいいにしても、すべてのカップルがよりを戻し、添い遂げるというのは陳腐だと考える。つかず離れずの関係があったり、別れてしまう関係があったり、夫婦がもとさやにおさまる関係があったりでこそ、いろいろな人生があるんだなということでドラマになる。ちなみに大学教授には妻に対する秘めた思いがあり、それを感じ取った美咲が耐えられず別れるというのがいいかもしれない。あるいはロンドンで日本人の若者に心を痛みを聴いてもらって恋に落ちて教授と別れるというのもおもしろい。完治(佐々木蔵之介)の元を去った栞(黒木瞳)がまったく存在感を示さなかったのがつまらない。冴(麻生祐未)の死を描かなかったのも手落ちに思える。最後に真璃子(中山美穂)と春輝(藤井流星)の関係は話す気もならない。尻すぼみで残念であった。
2018.12.21
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最終話は何が何だか・・・。甲斐(織田裕二)の正義感につき合わされて、再審請求のために手段を選ばないという展開をみせた。それって、いいの?って。今回も女優陣が素晴らしい。中村アンは予想以上のいい芝居を見せるし、鈴木保奈美のコートの着こなしは魅力たっぷりだし、新木優子の美しさ、今田美桜の可憐さ。誰をとってもいい。男優は重厚さを売りにしている気がするが・・・。おっと、最終話に出てきた検事役の上白石萌音もいい芝居をした。主要キャストがいい人ばかりというのが気になるけれど、これにて大団円。良しとしようか。
2018.12.17
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この最終話では一番気になったのは、ゲストの田中律子。次に土門刑事(内藤剛志)の去就だ。田中律子のイメージからはスナックのホステスは程遠いと思うけれど・・・。土門刑事は異動になるんだろうなぁ・・・。後任は誰かと、気になる。私の家族は土門刑事がいなくなれば「科捜研の女」はおしまい、と言っているが、どうなるのだろうか?お正月スペシャルが土門刑事の最後の姿となるのであろうか。今季の18のオープニングスペシャルでは大活躍した土門刑事なんだけどなぁ。今回のドラマ、動脈硬化がある被害者に衝撃を与えて脳梗塞を誘発させたという設定は事件にするにはどうかと思える。脳梗塞が起きるまで殴ったとかいうものではないし、そもそも動脈硬化から脳梗塞の危険性は指摘されていたし、脳梗塞を予防するために薬なども処方されていたと思うし・・・。と、まぁ、事件にはまずならないけれど、そこを追及するとドラマを作れなくなってしまうので、まぁ、こういうのもあるんだな、と。しかし、これで罪を問うとなると殺人罪ではなくて、最悪でも傷害致死罪くらいなんだろうなぁ。ただ、それさえもあやしい。2018年1月3日(木)よる9:00~ の 正月スペシャル に期待しよう。
2018.12.16
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第7話では整形、偽名でマネージャーとなった正体を幾人にも明かしてしまう、という物語が終わってしまう内容を見せたが、それでは終わらずに衝撃的な展開を見せて終わる。純矢(安藤政信)と唯菜(松井玲奈)が婚約というニュース!それを受けての第8話である。この第8話で松井玲奈はアイドルらしからぬというか、超絶怒涛の演技を見せる。主役である山口紗弥加を前にしての二人芝居。二人芝居といっても、一方的に唯菜(松井玲奈)がまくしたてるだけ、矢神亜梨沙(山口紗弥加)はただ、ただ聴くだけ。一言も発せない。唯菜は亜梨沙を罵倒し、恨みつらみ妬み嫉みをぶちまけ、あざ笑い貶めて、これほどと思うほどに罵った挙句、土下座する。己の行状を悔い改めるように泣いて謝罪する。本当はこのようにしおらしくやさしい心を持ち、やむにやまれぬ純矢への恋慕から道を誤ったと思わせる。唯菜への憐憫の気持ちを亜梨沙も見ている私も持った。と、その刹那、亜梨沙をあざわらい侮蔑し、完膚なきまでに打ちのめす。一瞬、改悛の情を見せた後だけに、亜梨沙への攻撃度は倍増する。見ている私も相当、打ちのめされた。圧巻であった。圧倒的な演技であった。松井玲奈の芝居はAKBグループの卒業生のどの芝居をも超越したと思えた。名女優たちに比肩する名演技だったと思う。この衝撃度がはんぱないシーンの後、再度、唯菜と亜梨沙の取っ組み合いがあり、唯菜がとび出し車にはねられてしまう。重体である唯菜は包帯でぐるぐる巻きであるのに、記者会見場に車いすで乗り込み、雄叫びをあげ、ひっくり返りながらも、亜梨沙にせまろうとする。包帯で顔を覆われているけれども、鬼気迫るシーンだ。松井玲奈、あっぱれ!女優としての真骨頂を見せ、私を感嘆させた。松井玲奈、あっぱれ!! である。
2018.12.16
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本日、深夜、NHK SONGS で 第477回「クィーン」を再放送!SONGS クィーン
2018.12.16
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NHK朝ドラ「まんぷく」が好評で好調だとばかり思っていた。しかし、ネットで感想をみると否定的なものが多かった。否定的であれ、見れば視聴率に貢献するので、ドラマの良し悪しと視聴率は正比例はしない(であろう)。さて、今回、ドラマで東京の中華屋の店員で綺麗な子が出てきたなと思った。ちょっと調べようと思ったら、簡単でなく、いろいろと検索してみて、やっとわかった。藤本泉というスターダストプロモーション芸能1部所属の女優さんだ。綺麗な子が登場すると話題にはなるけれど、その後は、どうなんだろう?さて、まんぷくは、安藤サクラが達者な演技で魅せてくれている。しかし、このところ風邪気味なのか声がかさついて、義母が亡くなったこともあり、なにかと大変なんだろうなぁ、なんて思いながら見ている。相手役の長谷川博巳も交際相手との別離をニュースにされたりで大変なんだなぁ、と感じている。この二人、見た目は良くない、評判も良くない、しかし、芝居は上手い。もちろん、見た目は良くて、評判も良くて、芝居もうまいと感じている視聴者もいるだろう。そこは視聴者の主観なのでいろいろな感想、意見があって当然である。ただ、放送前に危惧された不安は一掃されて、意外と好感をもって見られているということは間違いないであろう。さて、時代は昭和23年(かな?)。奨学金に対する所得税法違反で脱税で重労働4年の刑罰を受けるなんて信じがたく、フィクションとはいえ、モデルとなった事実をウィキペディアで見てみたら、確かに、奨学金に対する脱税で刑罰を受けているようである。ありえねぇ~~~、と思ったけれど、当時の法律、状況は分からず、見せしめで逮捕されたようなことも書いてあったので、そのようなこともあったのか、と納得する次第である。そういえば、これに似たというか近い状況が今の日産ゴーン会長の逮捕かもしれない。当初、ニュースを聞くと100%罪だなと確信したけれど、あれこれ捜査されて、いろいろな事実が明るみに出てくると、罪にとえないのではという空気になってきた。これもまた、見せしめで逮捕されたものかどうかわからないが、どういう決着をみせるだろうか。気がかりである。
2018.12.15
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とうとう、このドラマは終わってしまった。資格をはく奪された小鳥遊翔子が弁護士に戻るとか、服役中の受刑者・守屋至(寛一郎)の刑期が短縮されるとか、何かしら目に見える形での結果が示されると思っていたが、そんなことは一切なく、弁護士会会長の天馬(小日向文世)が職を追われるだけで終わってしまった。このことで納得がいった視聴者はいいかもしれないが、私としてはまったく消化不良だし、腑に落ちないこと多し、で第2話の出来映えが相当良かっただけに、この最終話では残念であると思える。今までのドラマからすると父無し子(ててなしご)は母親への恋慕が強く、反面、父親には憎さしか持ち合わせていないものが多かった。子供に憐憫と愛情を感じた父親が懺悔してしまうことに対して、子供のほうは反感で恨みつらみしか表出しないというものであった。そのせいか、このドラマでは逆で、父親に対して恋慕する息子・大峰聡(速水もこみち)と親子の事実を認めず一刀両断する父親・天馬(小日向文世)を見て、しら~~っと感じ、ドラマに乗っていけない気がした。天馬が職を追われる立場になったあと、記者に取り囲まれ、それまでの秘書と対峙するシーン。そこで秘書(宮本茉由)がそれまでの意趣返しとして赤ワインをひっかけるけれど、面白いものではなかった。気休めというか、おもしろいと楽しんだ人はいるのだろうか。少し戻るが、公判では天馬の弁護人である海崎(向井理)が小鳥遊を陥れる証拠と称してドライブレコーダーを再生するが、その中身は大峰と天馬の親子を認定できる密談であり、本来、弁護士としてはあるまじき行為である。現実は知らないけれど、このような弁護人に対する背任行為をしてしまうと、真実はともかくとして弁護士不適格とされてしまうのではないだろうか。弁護士資格は失わなくても弁護士としての業務は行えなくなる気がする。弁護人に対する背任行為をして、代表に対する下剋上とも思える反逆行為をして、事務所を乗っ取るという展開はドラマとしての品格を落とし、また、向井理の役回りとしては似つかわしくない気がした。本来、ドラマとは主人公が自ら奮闘すべきもので、その言動に視聴者は共感などを覚えてカタルシスに陥るものだと思う。その点、脇役というか、弁護士資格を持たないがゆえにまわりの弁護士やパラリーガルに手助けされて活路を見出すという展開で描いてきたドラマではあるが、ことこの一点に関しては小鳥遊自身で証拠提出すべきものであったと思う。そうすることによって見る者は小鳥遊に拍手をおくり、場合によっては紅涙をしぼる傑作になったと思うから。というわけで、最終話としての見どころ、見ごたえは感じないまま、ドラマは終わってしまった。
2018.12.14
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なんか込み入ったというか理解しがたい展開になってきた。検察が証拠隠しをして、それが担当者である検察官も知らなかったことなんてあり得るのだろうか?裁判は結審されているのにである。納得しがたい不可解なことは次週、最終話で明らかになれば良いけれど、私が引っかかる枝葉末節なことがらなんて置き去りになりそうな気がする。はてさて、今回は重厚感ある市川海老蔵を甲斐(織田裕二)の後輩検事にむかえて、それ相応の重量感をみせるけれど、話半ばで次週に持ち越しなの納得できる形での大団円を期待したい。以外にも、適役と思える活躍を見せる中村アンに脱帽。名前や人気だけでキャスティングされて、ぜんぜん芝居が出来なかったり、ドラマにそぐわないモデルやタレントが多い中で、ここまで身に着いた秘書役は絶賛したい気がする。さて、次週は最終話、期待するだけ期待しよう。
2018.12.11
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「科捜研の女」はそのストーリー展開に慣れてきて、ながら見てしまうことも多いけれど、今回挿入の音楽が違っているか、アレンジがかわったかと思ったけれど気のせいだったのだろうか。さて、今回のドラマは人気ブロガーが銃殺されるという衝撃の始まり。目の付け所、ドラマの展開力はとても良いと思ったけれど、描き方で違和感というか同調しきれない面があり残念だった。中でも一番腑に落ちなかったのは、都落ちしてしまった旧同僚で夫の元カノでブロク順位でも勝っている相手に対し、魅力のない田舎男に体をはってまで足を引っ張ろうとするものだろうか。という点。恋敵で自身が勝ったならば、なにも引け目に感じることはないし、ブログは目障りだったかもしれないけれどいくらでもどうにでもやりようはあったろうに、と思える。魅力ある女性であれば、田舎男をその気にさせて体は売らない、提供しないやり方ができたはずだ。男としては女に情報提供などしていたにもかかわらず、付き合えると思ったのにもかかわらず、手を握ることもはばかられるとなれば復讐に燃えて、今回のドラマにあったように工夫を凝らして殺害するということが、順当な腑に落ちる内容と思えるのだが。セレブブロガーとして小沢真珠のキャスティングは申し分ないが、元恋敵が高橋かおりであるのはちょっと強敵すぎるキャスティングでは・・・。今、ゲストを見て、桜木健一には気がつかなかった。年齢とともに変貌するんだなぁ。
2018.12.08
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第7話では見せてくれました安達祐実。実にすばらしい、感情のこもった名演技。今回は法廷での彼女のシーンを見るだけで見る価値が十二分にあった。役者勘があるというか、芝居できる人は芝居できるんだよね。子役からやってきた女優としての本領を見た思いである。このドラマ、米倉涼子がさほど活躍せず、まわりが躍動するドラマなのかなぁ・・・。
2018.12.04
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第9話が始まると、甲斐(織田裕二)がシニアパートナーになっていた。今回の込み入った話、全てを理解できたとは思えないが・・・簡単に言ってしまうと、過大請求をして差額で裏金を作り、会社関係各位に袖の下を渡していたことに気づいた25年勤務の社員を不当解雇した、話。で、すったもんだしたあげく、その会社はつぶれた。つぶした?ということになった。無資格の弁護士を使っているという点で、不正なのだが、それ以外は正当にまっとうにやります、やってます、というスタンスのドラマであるようだが、ことここに至っては、大人社会のまだら模様というか、玉虫色というか、善悪ではかたずけられない社会の暗部を浮き彫りにし、立ち向かうという、重量感のある内容になってもいいのでは、とも思えた。不正を働いたものが表舞台から去るという決着でいいと思えるのだが、会社がつぶれたとは、安易というか、無茶苦茶というか。さて、このドラマでの若者の恋愛模様であるが、谷本砂里役の今田美桜はしどころのある、片想い女の子を演じている。その不憫さが好感持てる。しかし、対する聖澤真琴役の新木優子はいただけない。今回はつまらない役回りをさせられてしまった。真琴は鈴木(中島裕翔)が好きで積極的に行ってもいいけれど、直接行動は面白くない。砂里に負けじと女性からのキスなんて!ありえない。告白することもせず、好意を示すために自らキスをするという女性がいるだろうか。居酒屋で酒の勢いでといったご乱心などはあるかもしれないが、仕事場で・・・ありえない。あれだけのスタイルと美貌をもっていれば、男からせまるように仕掛けることもできるだろうに。そうしなかった、そうできなかったところに脚本の弱さと陳腐さを感じる。砂里ならやっていい、やるであろう行動と真琴ならやるであろう行動をはき違えてはいけない。真琴の描き方が違うと思う。とはいえ、次週も乞うご期待。しっかり、見ようと思う。
2018.12.03
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録画がたまっていて、なかなか追いつけない。今日は久々に見た。第6話である。第6話でソフィアの罪をかぶったマネージャー・水谷が名演技を見せる。接見の場だ。かなしみに似た感情に打ちひしがれ、打ち震えながら涙がこみ上げるシーンは名演技といえよう。若葉竜也とい俳優。これほどの名演技をしても主役になることはないんだろうなぁ、と、巷で知られない俳優の境遇を思いやりながら、ネット検索すると・・・。!!失礼しました!立派な俳優さんだったのですね!大衆演劇のチビ玉三兄弟として知られる1歳3ヵ月で初舞台を踏んだベテランなんですね。芸歴28年?すごい!!深夜枠なのでハチャメチャな展開があったりするけれど、思いの外、奥深い骨子のあるドラマですね。
2018.12.01
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先日の鑑賞に続いて、「ボヘミアン・ラプソディ」。今年一番の映画と目されているこの作品だが、今日、DVDで映画「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」を見終わって、画面がテレビに切り替わったら、「報道ステーション」が映った。そしたら、たまたま特集(?)で「ボヘミアン・ラプソディ」をやっていた。興味があったので、そのまま見続けると、”レディ・ガガ”の名前はQUEEN(クィーン)の楽曲”Radio Ga Ga”が由来であるとのこと。ウィキペディア(Wikipedia)にも同様のことが載っている。ちなみに、レディ・ガガは12月21日(金)公開の『アリー/スター誕生』に映画初主演している。4度目の映画化の作品であるが、初編の1937年作は未見で、1954年のジュディ・ガーランド主演の作品は少女がスターとなる半生を描いた人間ドラマの傑作であると思っている。また、1976年のバーブラ・ストライザンド主演の作品は映画館で見ているが、圧倒的な歌声と個性、素晴らしいドラマに感動した覚えがある。それゆえ、ガガが主演するこの『アリー/スター誕生』に期待している。話は、それたが、報道ステーションで小木逸平キャスターがクライマックスのスタジアムのシーンで”なぜ、泣いているんだろう?”と思いながら泣いていた、と語っていたが、まさしくその通り。このスタジアムのスケール感は映画館でないと感じられないと思える。ぜひとも、映画館で見てほしい。明日は12月1日、『映画の日』。映画館へ行ってみませんか?
2018.11.30
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手練手管に長けた俳優がドラマを作り上げる。そんな気がした今回。立役者は山本未来。甲斐(織田裕二)に対峙する有能弁護士で甲斐の手法を上回る甲斐の後輩でありながら、堂々と渡り合う。というより甲斐より強く優勢で強弁な女性だ。演じて見事である。ドラマに厚みが加わった。残念だったのはゲストで出演した矢田亜希子。芝居のしどころがないというか、見せ場がない。これだけの役ならば主役経験者でなくても良かったのでは。とはいえ、ネットは昔、織田と共演し、鈴木保奈美に続き、元カノ出演と話題沸騰。話題性は十分だったか。今回のドラマの見せ場は甲斐(織田裕二)と畠中(山本未来)の丁々発止。プールバーでのビリヤード対決も織田は顔見世でキューを打つけれど、山本の時には顔は映らない。吹き替えというかビリヤードの上級者が身代わりで演じていたのだろう。それを感じさせないように被写体を撮り、編集していたのは良くやったといえよう。それにしても、織田はビリヤードが上手いなぁ・・・。鈴木保奈美は鈴木保奈美らしい、身ぶりで高級服を着こなし、セレブ感のある、代表者を演じて、いいし、新木優子のドラマに生きてるし、中村アンもみごとな秘書ぶりである。次回は、時間延長の15分拡大。楽しみである。
2018.11.27
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このドラマ、かかさずに見ているが感想は随時書いてないようだ。しかし、今回、この第7話は書かずにはいられない。秀逸なドラマだからだ。脚本が素晴らしい。展開も予想外。すべてが腑に落ちる内容ではないが、想定外に面食らってしびれた、そんな作品だった。中学から7年間、行方不明だった女性が保護された。裸足の逃亡。拉致監禁されていたものと思われる。交通事故に遭ったものだから意識不明の間に大捜査が行われ、犯人らしき中学美術教師が浮かび上がった。家宅捜査の結果、拉致監禁していたものとして逮捕。ところが、意識回復した女性は監禁されていたことを否定する。美術教師も女性も自らの意思で隠れていた、匿っていたと。ならば、なぜ鍵付檻に手錠なのか。事実と供述の辻褄が合わず、その真相は・・・。少女は両親に家庭内暴力、虐待を受けており、それからの逃亡ゆえ、7年もの間、隠れていたのだと。ならば、なぜ裸足の逃亡、だったのか?その真相は意外なものだった。マインドコントロールにより、少女は両親に虐待をされていたと錯覚しており、事実が何だかわからなかった。自身を肯定してくれて保護してくれた美術教師を信じ切り、疑わなかった。何か秘密を持った美術教師の化けの皮をはぐと、彼は幼少時に虐待を受けていたのだった。そして、その虐待は実の母から受けたもので、育ての両親の亡くなった子の身代わりとなって、別人として生きていた。実の母は死体なき殺人で投獄。なんという真実、なんという展開。裸足の逃亡という、説明のできない話の破綻があるけれど、それ以外はなんと秀逸なドラマなんだろう。演じた眞島秀和は過去を持つ男とは思えない実直な教師らしいだけに適役に思えた。逃亡した女性は情緒不安すぎて適役かどうかわからないが、男の育て親を演じた辻沢杏子は堂々としていて適役に思えた。なかなか見どころのあるドラマであった。
2018.11.26
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矢部太郎のキャスティングに、思わず唸った(笑)ドンピシャの役どころと思えたから。裁判に至るまでの話し合いで、詐欺をする方、される方、双方に言い分があり、どちらの側面から見るかによって印象が変わるということをさりげなく(?)見事に表現していた。その点、脚本は素晴らしいといえよう。しかし、次回に引き継ぐ必然性から裁判第一審は不当な判決でなければならず、それゆえ、証拠を採用しないというあってはならない手段に出た。これに関しては到底納得できるものではなく、苦し紛れの展開なのかなと思え残念でならない。東ちづるは久々に見たと思ったが、映画出演等活躍しているもよう。武井壮の出演も楽しめた。安達祐美が潜入捜査に出るけれど、それも楽しめた。秘書に天馬(小日向文世)がワインをかけるシーンがあるが、話題をよんだ頭からのワインぶっかけとちがい、驚きもなく悪趣味としか見られなかった。別のパワハラが必要だったのでは。
2018.11.22
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鈴木保奈美のコーディネイト、ファッションが素晴らしい。映える衣裳で着こなし十二分。さすが一世を風靡したことがあるスターだ。さて、今回のドラマで、男が女装をして替え玉受験なんて・・・荒唐無稽すぎる。それで登場するのが石橋静河。需要がある女優なんだな、と思える。替え玉受験が日の当たる場所に出てくるというか、話題にのぼるというか・・・。それで、とうとう聖澤真琴(新木優子)にまで、ばれてしまうなんて・・・。彼女と鈴木大輔(中島裕翔)の関係性がいびつになってしまうのではないか。また、替え玉受験に関連して弁護士・木次谷公一(橋本さとし)の息子が浪人をするという件がセリフに出てくるけれど、大学入試でもないのに、資格試験で合格しておきながら浪人なんてことがありえるのだろうか?けっこうファッショナブルで見ていて絵になるキャスティングのドラマなのに、聖澤真琴の父親が竹中直人とは、・・・。容姿からすると草刈正雄であったり、渡辺裕之であったりしたほうがお似合いという気がするのだけれど。
2018.11.19
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「ハイスクール・ミュージカル」でザック・エフロンが知名度をあげ、スターになったことは知っていたが、この作品は映画だと思っていた。この作品はディズニー・チャンネルで放送されたテレビ・ドラマ(テレビ映画)だったんだね。シリーズ化されて2作目もテレビ・ドラマで、三作目が映画となったとのこと。さて、この作品、唐突なはじまり方で、ニュー・イヤーズ・イブのパーティで出会った高校生2人。新年とともにキスするのかと思いきや、女の子は消えてしまう。一週間後というので、正月7日から始まる新学期は日本と同じに思える。歌満載のこの作品、素晴らしい歌に聞き惚れることもあったが、物語のクライマックス、ウエスト校との決戦に学校ミュージカルの二次選考をぶつけてきて、それに対抗した方策が、まったくよろしくない。その点で、僕は一気に興ざめ。ロミオとジュリエットのようにバルコニーに駆け上がるシーンが挿入されていたりラブ・ファンタジー的要素を含んでいるだけに残念であった。ザック・エフロンの若かりし頃を見たということで良しとするか。2006年/アメリカ/98分/監督:ケニー・オルテガ出演:ザック・エフロン、バネッサ・アン・ハジェンズ、アシュレイ・ティスデイル、ルーカス・グラビール、コービン・ブルー原題:High School Musicalお薦め度 「ハイスクール・ミュージカル」★★★☆(70%)
2018.11.17
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NHK連続テレビ小説「まんぷく」を見ている。このドラマを見るまで、安藤サクラの作品を見たことがなかったので、一本釣りでオファーされた主演ということに、ずいぶんといぶかしんだ。若くはないし、かわいくもきれいでもないからだ。およそ主演からは程遠い容姿である、と思えた。ところが第一回の放送を見た時に彼女に魅了された。声がステキ、かわいいのである。ねこなで声ではない女性的でかわいい声。その声は映画「雨に唄えば」を想起させた。声が美しいとは素晴らしいこと。私は安藤サクラのファンになった。毎日毎日、毎週毎週、楽しんで朝ドラを拝見している。とうとう今日に至り、立花福子(安藤サクラ)が懐妊する。子供ができると思えば感慨深い。新たな展開も出てくるであろう。美人薄命で小野塚咲(内田有紀)が亡くなって、画面から消え去り、同級生で登場していた松井玲奈も見えなくなってさびしいが、これから新顔を出てくるんだろうなぁ。今日は世良(桐谷健太)の裏切り不正行為を問い詰めに福子が大阪に行ったと思った。視聴者みんながそう思ったことでしょう。会社に不在で商工会会合に出席することをきいた福子は商工会に乗り込んで世良をとっちめる、と思ったはず---!! ところが、違った。商工会会長の三田村亮蔵(橋爪功)に夫、立花萬平(長谷川博己)の現況を報告し、”大阪を背負って立つ男”といって、三田村会長より3万円の出資を頂くことになるとは!そして、この間、その場にいた世良には目もくれず、塩を闇市に横流しした話は一切せず、無視して通した福子はただものではない。こんな交渉法があるなんて。意図しないで、この結果が出るなんて、幸運の持ち主だね。やはり、朝ドラは見ていて気持ちの良くなることのほうが、いい!!(笑)
2018.11.17
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第5話に期待しようと言ったけれど・・・期待外れだった。これといったスターは出ず、重要な役どころは知名度のない若手、芝居のしどころもないシーンではどうしようもない。脚本の魅力の欠ける点は役者で補ってというわけにもいかず、魅力半減の第5話だった。残念無念としか言いようがない。証言という虚言だけで裁判が結審された第一審という点も納得がいかないし、友人を犯人としたのも被害者の証言だけというのも証拠がないゆえ、不十分という気がするという、とても希薄な内容だったなぁ。ああ、残念。
2018.11.15
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視聴率はそれほど取れていないみたいだけれど、アラフィフの青春よもう一度ではないが。期待しないが、恋したい、のかな。今回、第5話は素晴らしい点と良くない点が織り交ざっていた。母を突然亡くしてしまった目黒栞(黒木瞳)のシーンは絶品であった。母を亡くしてしまったシーンも完治(佐々木蔵之介)に電話したシーンも、クライマックス、ラストも。瀧沢一家の旅行シーンはメタメタ、ありえないことだらけである。結婚前の二人だけで旅行するのなら同じ部屋の泊るのもわかるが、家族と彼ならば、家族三人と彼一人という区分けにならないのだろうか?それは古い考えなのか?個人的には理解に苦しんだ。ならぬ恋に身を焦がし、旅先でもスマホを離せない美咲を演じる石川恋はよくやっていると思う。恋をしたまま嫁ごうという気持ち、結婚に進んでいく考えは理解できないけれどね。美咲の婚約者、日野(藤井流星)の行動がおかしく、どう考えても婚約者の母親にキスをするというのは解せない。それを受けて怒りを示さない真璃子(中山美穂)も相当、変である。夫の行動に関与しないことを貫いてきた妻が、夫の電話に出るというのも大変おかしい。だけれど、そこででなかったら、ひやっとするシーンを描けないのだから、ドラマのご都合主義であることで仕方ないのかもしれないが。姿かたちはもちろん言動そのものが素晴らしかった黒木瞳。クライマックスでは言葉とは裏腹な心情を体で表現して、嘘偽りのない愛情を見せつけてくれた。あのような表現ができる女優はなかなかいないと思う。さすが、映像に生きたい、映画に出たいと体をはったことのある女優である。あの演技を見ただけでこのドラマを見た甲斐がある。
2018.11.14
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