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「パール・ハーバー」を見たときからこの「トラ・トラ・トラ!」をずっと見てみたいと思っていた。CATV,CSでやっていたので録画して見た。戦争映画というか戦闘映画としてはいいんだと思う、「ミッドウェイ」のように下手にニュース映像を使っていないし、「パールハーバー」のように余計な恋愛ドラマが入っていないし、真摯に開戦をとらえた作品として評価すべきだろう。しかし、そこにはドラマとしての要素は少ない。いかにアメリカ側が日本を見くびっていたか、日本側が慎重にことを運びながらも勝利をあげた奇襲攻撃で外交的にミスをおかしたかを描いただけ。ただ、この作品を見て二次攻撃をかけなかったことにより空母を一隻も傷つけなったことがミッドウェー海戦における日本軍大敗への布石になったことがわかった。歴史的戦争映画として1970年の作品で戦後25年を考えれば多くの戦争経験者が生存していた頃、昭和でさえレトロとなってしまった現在、「パールハーバー」のメロドラマ作品とは比べたくもない一本である。日本側監督が黒澤明から舛田利雄と深作欣二へとバトンが受け継がれたことを考えれば非常に難産した作品だったのだろう。お薦め度「トラ・トラ・トラ!」★★★★(80%)
2008.08.16
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ナレーションで始まったこの作品。また、ナレーションが長い。つまんない映画じゃなきゃいいが・・・と思ったら、そのとおりだった。主演マイケル・ピットはまったく知らない存在。キーラ・ナイトレイや役所広司に惹かれて見たが映画館に見に行かなくて正解。とてもかったるい映画だった。これ借りてきてなかったら最後まで見なかったねきっと。静かな情景、静かな音楽、スロー感いっぱいのテンポ。美しくない日本女性(芦名星)、彼女自身が美しくないのか、撮り方が下手なのか。めくるめかないベッドシーン。どこをとっても良い点はない。いやひとつあった。ラストにあれって!?と思えるカミングアウト話。それだけだ・・・。お薦め度「シルク」★★☆(50%)
2008.07.25
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NHK-BSで放映したのを撮りだめしていたのを見た。公開当時、話題だったセンサラウンド方式はTVじゃわかんない・・・。いやー、ビックリしたのは日米双方のキャストが出演しているのに日本側も英語だったということ。日本語しゃべってないんだね!今じゃぁ考えられない・・・。ハリウッド制作で日本公開も当然だったのに国内アメリカ人向けにだけつくられたようなEnglish only なんて・・・信じられない。当然リアリティにかけるので興味は半減した。しかし、この内容は史実に基づいているのであろう。戦闘シーンは当時の戦場フィルムからの借用とわざわざ断っているくらいだから・・・。この作品を見て驚いたこと、それは日本海軍のほうがアメリカ海軍よりも軍備が優勢だったということ。日本側の空母は4隻駆逐艦も多数に対しアメリカ側は空母2隻駆逐艦少数。数に勝っていた日本がアメリカに宣戦布告したことは無謀ではなかったのかもしれない。後世からみれば軍備・資源に劣る日本が大国アメリカに対戦するとは無茶に思えるが、開戦当時の戦力からすればありうる決断だったともいえよう。日本は空母4隻を失う大敗を記し、制海権を失う。そして、敗戦へと向かうのだ・・・。「ミッドウェイ」のこ作品を見て、なにか得るものがあったとすれば、戦争の事実をしったということ。ただ、それだけだ。お薦め度「ミッドウェイ」★★★(60%)
2008.07.22
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森田芳光監督、おもしろい作品作るわ・・・。劇場で予告編を見て、ぜひ見たいと思ったがかなわず、見そびれていた作品。月9ヒロイン北川景子も出ていたので見たかった。ドランクドラゴンの塚地が賞を獲る活躍、評判をよんだ作品だ。佐々木蔵之介主演というのもいい。戸田菜穂の奥さん役、きまってたね・はまってたね。上品で華麗で恋心を抱かせるマドンナの雰囲気としては最高!母親役の中島みゆきにはビックリ!!他に常盤貴子と沢尻エリカという主演人気女優が出ているところをみるとこのキャスティングをした人はすごいなと思った。(中島みゆきが母親役をやりたがるわけはないんだからオファーしたことがすごい)森田監督の名声のなせるわざなのかも・・・。さて、この作品。おもしろいことはおもしろい。変な兄弟の暮らしぶりを追った作品だから。キレイどころとのパーティーと上司(先輩?)の離婚話以外は淡々とすすむ物語。なにかためになることがあるのだろうか・・・。感動というものからはほど遠い。あるとしたらほのぼの感か・・・しかし、それだけじゃな・・・。妙に注目を浴びた塚地も彼の持ち味だけなのかも・・・。まあ、非常に期待していただけに、期待しすぎたのかもね。お薦め度「間宮兄弟」★★★★(80%)
2008.07.22
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ちょーハリウッドを意識した映画作品だが、とってもサイケデリックでついていけんおかなぁ~って感じ。キャストもすごく、ある意味オールスターキャストと言っていい。ちょい役も含め皆、よく出演したものだ。主演の中谷美紀をはじめ、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、黒沢あすか、柄本明、木村カエラ、柴咲コウ、片平なぎさ、片平なぎさ、本田博太郎、ゴリ、竹山隆範、谷原章介、甲本雅裕、角野卓造、宮藤官九郎、劇団ひとり、濱田マリ、武田真治、木野花、荒川良々、AI、土屋アンナ、山田花子などなど。キスなんて日常茶飯事、エッチもあるでよ~くらいの感覚の作品。それらみな激しくて堂々としていて迫力満点。嫌われ松子の嫌われもず~と見ていくと、本当は・・・ってわかるところが嬉しくもあり辛くもある。50年そこそこで人生を終えた松子。なんだかなぁ~・・・。ちょっと長くてやばくてサイケの作品だけどおもしろく見ごたえはあるが・・・。お薦め度「嫌われ松子の一生」★★★★(80%)
2008.07.14
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テニスの映画ってヒットしないんだよね。というかヒットした作品に心当たりがない・・・。(あれば教えてください・・・)さて、この作品。知っているスターはキルスティン・ダンストとその父親役のサム・ニールだけ。引退間近いベテラン選手と飛ぶ鳥を落とす勢いの新鋭アメリカ女性テニスプレーヤー。ウィンブルドンで勝つためならエッチもするなんて、勝つために禁欲生活するボクサーと逆でおもしろいが、とりようによっては主役の座を得るために寝ますよということのある芸能界みたいで恐ろしくもある。そんなおぞましいこともアメリカンな乗りの軽さからなのか、受け入れられすんなりと納得してしまう。だがしかし、恋のアヴァンチュールというか、期間限定ウィンブルドン決勝までのラフプレイは真剣モードに入ることによって大変なことになる。これから、ここぞ!というときにDVDでスチル(止まって)しまい興味が・・・。ダメなDVDだったのね、結局その部分をとばしてラストを見た。よくあるありきたりの恋愛映画なのかなぁ・・・それにしてもスパイダーマンの恋人がいろいろな作品でいろいろな恋人役しちゃって・・・いいのかな。スパイダーマンはスパイダーマンくらいしか恋物語はないんだけれど・・・。お薦め度「ウィンブルドン」★★★☆(70%)
2008.07.14
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「ゲド戦記」映画館に見に行かなくて正解だった。それはこの作品世界を受け入れられなくて駄作呼ばわりしただろうから。今回テレビで見てみて・・・久々に民放で映画を見たら→最低!!と思ってしまった。昔からよく言われるCMの邪魔。今回この作品のここぞっというときに”ポ~ニョポニョポニョ、ポニョポニョニョ”と始まってしまった。いくらなんでもこれはひどいだろう。作品の世界観がまるでちがうものをつなげてCMに入ってしまうのは・・・、テレビ局の姿勢に大いに落胆した。親殺し・王殺しで始まるこの作品。この点ひとつをとってもダメでしょジブリで描いちゃ。ジブリはファミリー向けであるべきで、この「ゲド戦記」を描くには適していないと思える。いかにファンタジーの世界であろうと・・・。まだ、「ナルニア国物語」をジブリでアニメ化したほうが納得できる。拒絶したいくらいダーティーな内容である。負の内容である。*ネタバレ(?)*ファンタジーだからなんでもありなのかもしれないが、テルーがあんな鳥獣であるならばやられてしまうことなんかなにもなかったではないか。その点をとってもおかしい。また、ハイタカはなにもしないなんて。アレンとテルーでクモをやっつけられるなら、ハイタカなんていらない(?)生命の尊さや死を受け入れることへの畏敬の念など諭したい、伝えたいことがあるのだろうけど、これじゃうまく伝わらないと思う。「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」などで観客の心に問いかけてきたもの、伝えてきたものをストレートに伝えるべきだと思う。「ゲド戦記」はややこしや~、あ、ややこしや。絵はとっても美しかったです。お薦め度「ゲド戦記」★★★☆(70%)
2008.07.11
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新作「椿三十郎」がDVD発売されたので買った。通常版である。これってDVDしか入ってないのね。で、今のDVDらしく、昔の再生専用の家のDVDでは再生できなくて、パソコンで見た。スクリーンに比べるとただでさえ画面が小さいのに、パソコンだとさらに小さい。唯一どアップで私が映っている立看板のシーンも小さくみえて、スクリーンで見たあの大きな顔の衝撃はまったくなかった・・・。出演記念に買い求めた「椿三十郎」時代劇ファンか織田裕二ファンでもないかぎり、買い求める人がいるだろうか?・・・。お薦め度「椿三十郎」★★★☆(70%)
2008.05.31
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今日は取り立てTVで見るものはないと思い、買い置きしてあるDVDを見ることに決めた。「若草物語」(1949年)だ。二時間の大作だ。以前、ウィノナ・ライダー主演の「若草物語」を映画館で見て感動して泣いた思い出がある。しかし、ずいぶん前のこともあり、ストーリーのほとんどは忘れてしまった。次女のジューン・アリスンの役ジョーがウィノナ・ライダーも演じたのだろう。見終わって、心温まるというよりは筋の通ったきちっとして愛にあふれた作品だと思った。登場人物すべてが自分の意見を持ち、しっかりと生きている。他人に惑わされることなく、友情なのか愛情なのか、分別も身につけ、またそれぞれの心の交流を非常に大切に思っている。人生において何が大切か、家族として何が大切か。身につまされ、感じ入りつつ、涙もにじませた。いい作品だ。マーヴィン・ルロイという監督、名は知っているが、作品見たことないなと思い、WEBでチェックすると「心の旅路」「哀愁」と大いに感動し、涙した作品を映画館で見ているではないか、あまりに昔のため、監督名を失念していた。申し訳ない。とても良い作品を作った監督ですね。お薦め度「若草物語」(1949)★★★★(80%)「若草物語」(1994)★★★★☆(90%)「心の旅路」★★★★☆(90%)「哀愁」★★★☆(70%)「若草物語」(1949)「若草物語」(1994)
2008.05.14
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ポール・ヴァーホーヴェン監督作だから見たかった。で、やっと見た。長編だがおもしろかった。人を信じてはいけない、この一点でこの作品は秀逸である。敵味方関係なく信用できる人間とそうでない人間。戦争という人を信じられないときに人を信じなければ生きていけない事実、また、人を信じたがため死んでいく事実。惨いとも思うがそれがこの世界なのだろう。ユダヤ人よりオランダ人を優先するのか。なんびとも自国民を優先する気持ちにかわりはないだろう。だが、・・・。難しい命題である。この長編、よく作ったなと思う。感動などという映画に最重要視される感情よりもこの受け止めがたい真実の重み。重責とでもいえそうなこの命題に心が押しつぶされそうになる。お薦め度「ブラックブック」★★★★☆(90%)
2008.03.30
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見逃していた「デジャブ」を見た。ちょっと難解な作品だった。どこまでが現実で、どこからが現実なのか。とても不可思議な話。この物語のルール、いわゆる時空のずれを使っての話は現代において、ほんと不可思議である。DEAD OR ALIVE。判然としない結末は理解に???見ごたえは十分である。お薦め度「デジャブ」★★★★(80%)
2008.03.29
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「手紙」というこの作品。原作を読んでなければ、満点ぐらいつけたかもしれない。原作の良さ、素晴らしさを思うと原作どおりに、あるいは、原作以上に素晴らしい作品に仕上げられていないことが残念である。原作にあったいくつかの空想を刺激する素晴らしいシーン。なかでも、素晴らしいボーカリストだったという主人公をどう具現化してくれるかが注目であり、気がかりであった。それは、音楽でなくお笑いになったとは・・・。とはいえ、よく考えたお笑いだと思う。それを思うと素晴らしい。あと、社長だか会長だかが出てきて社会の見方を教示してくれるのだが、一度しかないのが残念。BGMが素晴らしく、見るものの感情を作品に同化させていく。なんてたって沢尻エリカがいい。素晴らしくいい!心底から出るような関西弁。役との同一化は惚れてしまいそう。上手い女優さんだ。大評判の「パッチギ」をTVで見たときにはそこまで思わなかったが、沢尻エリカのファンになったよ。原作からすると深窓の令嬢と思えるのが沢尻エリカで吹石一恵じゃない気がするんだけど…。でもまぁ、普通の子を小奇麗なエリカが身についた関西弁で演じてくれて良かった気がする。お薦め度「手紙」★★★★☆(85%)
2008.03.25
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うどん好きである。しかし、讃岐うどんは食ったことがない気がする。本広克行監督作であるからして、おもしろいに違いない。そう思った、だから映画館に見に行こうと思った。ユースケ・サンタマリアだから、おもしろいに違いない。しかし、映画館には見に行かなかった。それゆえ、今日、TVで見た。”監督~、ちょっと遊びすぎやないですか?”といいたい。悪ふざけがすぎるぞ~と思えたのはCGを使ったと思える夢のシーン。ウドンマン(?)が活躍するところ。ちょっと、それはないでしょう。現実のドラマがコメディなんだから、別世界に飛躍してまで客の興味を惹かなくても・・・。やっぱ、民放で映画を見るべきじゃないよね。ここっていうところでズバットCM入っちゃうんだもの。余韻がいるシーン終わりではあえてブラックアウトがホワイトアウトしかもフェイドアウトしてほしいよねと思った。映画館まで見に行かなくてもいいと思えたのが残念。お薦め度「UDON」★★★(60%)
2008.03.15
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この作品「ドレスデン、運命の日」というのが邦題のようだ。原題はもちろん「ドレスデン」。知らなかったが、1945年2月イギリス空軍に大空襲を受けたドイツの都市だ。アメリカ映画に洗脳されて、「史上最大の作戦」に代表される連合国が第三帝国(ドイツ)を打ち破り、民衆を解放していくといういい面ばかりしか見てこなかった。また、「シンドラーのリスト」に代表されるようにナチス・ドイツを否定する作品ばかりを感動を持って見てきた。それゆえ、このような作品を見たこと、被災・戦災を見ることはとてもショックであった。そして、この「ドレスデン」という作品には、おもはゆい男女の恋愛が挿入されている。そうすることによって人類愛や戦争の被害者の思いを感じ、平和への願いを強く感じることが出来る。イギリス空爆隊とドイツの医学者家庭を描き、またイギリス空爆隊パイロットがドイツ人とのハーフという点においても民族主義で片付けられないものを提示している気がする。家族同士の自我と自我のぶつかり合い、戦災というものが引き起こす悲劇。この思いはアメリカ人には到底持ちえないものだろう。民家を軍需工場のように偽って空爆させることも連合国の作品では決して描かれないだろう。見ごたえはあるし、この抗うことの出来ない空襲というものの悲惨さを感じるには十二分だ。監督は「トンネル」のローランド・ズゾ・リヒターである。お薦め度「ドレスデン、運命の日」★★★★(80%)
2008.02.29
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この作品、公開されたときに映画館に見に行こうと思っていた。で、はじめてこの作品をみてビックリ!荒唐無稽な作品です。戦闘機パイロットのヒーロー物かと予告編を見て思ったけど、内容はまったく違い、確かにヒーローとなるべくパイロットはいるが、彼だけでなく、それぞれ友人(仕事仲間)や昔の彼女(?)の活躍があってこその活躍。ジュラシックパークばりのシーンがあったりして、なんじゃこりゃ!?グウィネス・パルトロウ、ジュードロウ、アンジェリーナ・ジョリーら、そうそうたる俳優陣でありながら、こんな作品だなんて、残念。シナリオはよかったのかなぁ・・・と思ってしまう。ギャオネクスト、見納めの一本でした。お薦め度「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」★★★(60%)
2008.02.08
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ギャオネクストとも今週でお別れ。その前にと思い、ひとつ映画を見た。ドリュー・バリモア主演の「100万回のウィンク」。この題名を知らないなぁと思っていたけど、さっきWEBで見たら劇場未公開となっていた。allcinemaonline「100万回のウィンク」まぁ、なんとセンスのない題名の付け方。原題が”HOME FLIES”となっていて、作品中にもまったくウィンクなんて出てこないのに、よくこんな題名をつけたなぁと思った。内容に合わせるなら、『バーガーショップの恋』でもいいし、『ステップブラザーズ・ラブ』(義理の兄の恋)なんてのもいい、はたまた『家族崩壊の恋』もありかも。で、劇場未公開になるほど、まずもっておもしろくない感じがする前半であった。ルーク・ウィルソンのいい芝居があってなんとか後半持ち直す、一風変わったラブ・ストーリーとなっている。しかしまぁ、いかれたお兄ちゃんもいかれた者としていい芝居してるなぁ。お薦め度「100万回のウィンク」★★★(60%)
2008.02.05
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フレッツ・スクエアV6で映画を見た。ネット配信による動画コンテンツの中の映画である。最初ハイビジョンの6MBPSで見始めたところ、セキュリティ・ソフトが干渉するのか、映像がスチルになり楽しめないので、しかたなく3MBPSで見直した。3MBPSでも一ヶ所程度不具合があったが100MBPSのフレッツ光で50MBPSの速度が出ているのにおかしなもんだ。さて、作品である。「スパイ・バウンド」フランス映画で実際に起きた「虹の戦士号」の爆破事件にかかわった女スパイの証言を基に描かれた真実のドラマ。ということだが前半はつまんない。表向きの事件が終わったあとの組織VSエージェントの相克が任侠物に通じてちょっとは引き込まれるかな。でも、総じてかったるい感じは否めないし、これで終わり?みたいな幕切れなのでなんだかなぁといった感じ。でもまぁ美女のモニカ・ベルッチが出てるから許すとするか・・・。お薦め度「スパイ・バウンド」★★★(60%)
2007.12.29
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GYAONEXTで映画を見た。ジョン・トラヴォルタとダスティン・ホフマンの作品。公開当時、見に行こうと思ったのだが、見逃してしまった。私の大好きな、ブライス・ダナーが出ているではないか、脇役だけどね。話は博物館の警備員をくびになり、館長に抗議に来たちょっとバカな男(トラヴォルタ)が銃を片手に人質をとって立てこもってしまった。たまたま取材に来ていたリポーター(ホフマン)がTVを駆使して彼(トラヴォルタ)の窮地を救おうと奮闘する話。現代アメリカの一部分を切り取った内容である。お馬鹿な元警備員がつまらぬことを考えもなくやってしまうことそのものよりも犯罪者を極悪人に作り上げてしまうメディア、FBIなどへの警告とも取れる作品だ。ラストはちょっとビックリだったなぁ。お薦め度「マッド・シティ」★★★★(80%)
2007.11.25
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GYAONEXTで映画を見た。ここはGAGAの作品しか見れないのだろうか。それは、さておき込み入った話でオムニバスか「彼女を見ればわかること」みたいにいろいろな人が絡み合っているのかと思ってみた。やはり、絡み合っていた。しかも、ひとつの家族で。ショーン・コネリー、マデリーン・ストウ、アンジェリーナ・ジョリー、ライアン・フィリップ、ジーナ・ローランズ、デニス・クエイド、ジリアン・アンダーソン、アンソニー・エドワーズ、ジョン・スチュアート、エレン・バースティン、ジェイ・モーアと11人全員が主演みたいなそれぞれのエピソードをつなぎ合わせた作品。ナスターシャ・キンスキーがゲスト出演。愛について語っているのだろうが、あまりに多くの人を取り上げメインに置きすぎたので、焦点がしぼれず作品として成功しているとはいえない。人間関係を整理するだけで頭が疲れる。いい役者をたくさん使っているのに残念だ。見る前からそんな予感がしたが、的中した、残念。お薦め度「マイ・ハート、マイ・ラブ」★★★☆(70%)
2007.11.25
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GYAONEXTで映画を見た。ウディ・アレンはなんとなく好きじゃなく「カイロの紫のバラ」が良かったという思い出しかない。さて、この作品、ラブ・ストーリー(?)なのでまぁいいかと思って選んだ。まずヘレン・ハントが出演していたことにびっくり。ウディ・アレンははやりの女優を起用することが多いが、ヘレン・ハントを起用していたなんて、知らなかった。で、話は催眠術にかかった保険調査員が事件とラブ・アフェアーを起こす、ちょっとドタバタしたおもしろおかしなお話。ウディ・アレンなので当初、セリフが多く、ちょっとかったるいかなと思ったけれど、慣れてきて、話にはまればおもしろく見れた。ラストの締めくくり方がおもしろくもあり、つまんなくもあるけどね。でも、こんな話ちょっといいじゃない?お薦め度「スコルピオンの恋まじない」★★★★(80%)
2007.11.22
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GYAONEXTで映画を見た。「ダンシング・ハバナ」。映画の中では”DIRTY DANCING 2”と出ていた。てっきり、「ダーティ・ダンシング」の続編かと思いきや、キャストも設定も違っていそうなので別版だと思ってみた。そして、感想を書こうとネットでチェックしてみるとビックリ!!「ダーティ・ダンシング」のリメイク版だそうだ。時代と場所をキューバ革命前のキューバに移してのリメイク。まったくわからなかったなぁ。「ダーティ・ダンシング」の内容を忘れているせいか、それともパトリック・スウェイジが別役で出ていたせいか・・・。オリジナル版がスウェイジの長身と小柄な相手役(女性)の組み合わせでアクロバティックなダンスもありえる組み合わせだったけれど、このハバナ版では長身の女性、ヒールを履かれるとスウェイジでさえほぼ同じ高さにみえる感じだったので身長のバランスはわるいように思えた。それでも、高校生の恋物語(?)としてはおもしろく見ることができた。まぁ、恋と青春とダンスでおしきれば、青春映画としてスカッとみれたであろうが、そこに政治=キューバ革命みたいなものがいきなり前面に出てきた瞬間、異様な感じにおそわれ、急に興味がそがれた。それでも、この政治的出来事により結末をむかえることになる終わり方は悪くない。キューバゆえサルサなどお好きな方には楽しめるダンス映画かもしれない。お薦め度「ダンシング・ハバナ」★★★☆(70%)
2007.11.20
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