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サンダルウッドの記憶 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画U-NEXTで見たい映画を探し出して見てみた。離ればなれになった妹を探し出して…という内容に興味をひかれた。貧しい貧しいインドの片田舎で水汲みの少女が壺を頭にのせて懸命に戻ってきたのは母が七転八倒する家。バケツに水を入れ運ぶとやっと女の子が生まれる。乳児を取り出した産婆は「女の子か…」と言ったかと思うとバケツに乳児を沈めた。妹ができたと喜んだ少女はバケツの乳児を取り上げ「殺さないで!私の妹!!」と叫ぶ。しかし、貧しい貧しい家で家畜の牛が病気で死ぬとこの少女を売るしか方法はなかった。妹もさらわれるように車に乗せられ、延々とドライブしたのち、幼子の妹は修道女孤児院に引き取られる。引き裂かれた姉妹は……。大人になった姉は妹探しを始める……。この後は映画を見ていただくとして、インド人の姉とイギリス人になっている妹があまり似ていない。妹はインド人に見えない。そこのところが難点であるが、逆にであるからこそイギリス人として生きる妹にリアリティがあるともいえる。そんな滅茶苦茶なキャスティングでありながら物語が成立しているのは不思議。見てみても悪くない作品であるが、不可思議。U-NEXT にて2014年/スペイン・インド・フランス/95分/監督:マリア・リポル原作:アシャ・ミラ、アンナ・ソレル・ポン脚本:アンナ・ソレル・ポン出演:ナンディタ・ダス、アイナ・クロテット、ナビー・ダクリ、ヴァイバヴィ・ハンカレ、スボド・マスカラ 原題:Rastros de sandalo(「サンダロの痕跡」)お薦め度「サンダルウッドの記憶」★★★☆(70%)字幕翻訳:平井かおり
2023.03.26
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Amazon | ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たち [DVD] | 映画ノルウェーの史実に基づく、アクション活劇。1206年王は亡くなり、その子も毒殺された。北へ進行するローマ教会の一派と対立派が国を乗っ取る画策をしたため。王侯の不満分子が王になりかわって王になろうと。しかし、王の子であり毒殺されたホーコン3世には旅先で子を産ませていた。その幼子を王とするために救出へ向かうと対立派が追っ手を差し向けていた。世継ぎである幼子を守る忠義深い者たちと対立派のスキー・チェイスは見ものである。圧倒的な武力で勝る対立派に国に忠義な農民たちが立ち上がる。クライマックスは両者の闘い。しっかり見ました。U-NEXT にて2015年/ノルウェー/99分/監督:ニルス・ガウプ脚本:ラン・レーンスコッグ出演:ヤーコブ・オフテブロ、クリストファー・ヒビュ、ポール・スベーレ・ハーゲン、ベンヤミン・ヘールスター、アンダース・ダールバーグ、アン・ウリモーエン・オベリ原題:Birkebeinerne(「白樺の脚(戦士)」)お薦め度「ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たち」★★★☆(70%)
2023.03.26
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Amazon | 愛を複製する女 [DVD] | 映画エヴァ・グリーンなので、期待したが、なかなか辛抱のいる作品である。あまりに緩慢で冗長で何かが起こることを待ち続けて見続けてという忍耐を強いる作品である。あまり我慢しきれなくなってきたのでやめようかと思った時に展開が起こり、ちょっと最後まで見てしまった。最後まで見て良かったかと聞かれれば、否。もったいない時間つぶしをしたものである。というのもクローンを表題にして、何かしら生きることへの英知、生存することの意義、クローンの必要性のようなものが提示されるかと思ったけれど、ほぼ皆無。作成者が自己満足に終始した作品なのではないかと思える。何かしらの展開、何かしらの発見、何かしらの提言を期待したのだけれど…。U-NEXT にて2010年/ドイツ・ハンガリー・フランス/110分/監督:バネデク・フリーガオフ脚本:バネデク・フリーガオフ出演:エバ・グリーン、マット・スミス、レスリー・マンビル、ピーター・ワイト 原題:Womb(「子宮」)お薦め度「愛を複製する女」★★★(60%)
2023.03.26
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(C)2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.気にはなっていたが見逃していた「リトルシングス」を見た。デンゼル・ワシントン主演作品である。デンゼルは映画「リコシェ」での警官役で初めて見て以来、花のある役者だと思ってきた。その彼が名声を博し、スターとなって、アカデミー賞俳優として大成する姿を嬉しく見ていた。近年は息子が活躍し、本人の登場は減ってしまったが、老いて盛んなリーアム・ニーソンに負けずに活躍してほしい。さて、”リトル・シングス”、小さな事柄。この小さな物によって事件が解決するものだと思った。そういう刑事ドラマだと。でも、違った。地方の警官に降格された昔の名刑事ジョー・ディーコン(デンゼル・ワシントン)は裁判に必要な証拠品である長靴を受け取りに以前の部署ロサンゼルス郡保安局に赴く。司法取引により証拠品は必要なくなったので帰ればよかったが、おりしも殺人事件が発生し、彼の後任であるジム・バクスター巡査部長(ラミ・マレック)に意見を聞きたいので現場検証への同行を乞われて承諾する。現場は悲惨な死体であった。バクスターはディーコンを刑事コロンボや刑事コジャックと呼び皮肉る(どちらもテレビ番組の有名敏腕刑事)さぞ、名解説、謎解きで事件を解決してくれるだろうと思ってみていると、容疑者に翻弄されるディーコン。任意同行も容疑者を逮捕拘留することはできなかった。精神的に追い詰められていくディーコンとバクスター。バクスターが一人になった時、容疑者は現れる…。真相はやぶの中…。こんな結末になるなんて…後味の悪い作品である。Amazon Prime Video にて2021年/アメリカ/128分/監督:ジョン・リー・ハンコック脚本:ジョン・リー・ハンコック出演:デンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレッド・レト原題:The Little Things(「小さな事柄」)お薦め度「リトル・シングス」★★★☆(70%)
2023.03.26
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Human Capital (2019) (imdb.com)ヒューマン・キャピタル=人的資本。ウィペディアによると”ヒューマン・キャピタル(英: human capital)は、人間が持つ能力(知識や技能)を資本として捉えた経済学(特に教育経済学)の概念。”とのこと。それを表題とした映画。お気に入り女優マリサ・トメイが出演しているので見てみた。ひき逃げ事件と投資損失が絡んだ数日間を描いている。人生が変わってしまうほどの難局において二つの家族が絡まって、ひき逃げ事件も性的嗜好も入り込み、混とんとしていく内容である。アメリカゆえ酒もドラッグもドライブも高校生が存分にやってしまっているというところが恐ろしい。ひき逃げ犯人は誰なのか、複雑な家庭事情、観客を不明のスリルにいざない、悲惨は結果を予測させる。しかし、クライマックスは…血まみれのシーンから一転したら、予想しえない結末にて終わる。見ごたえはある作品だと思う。主演リーブ・シュレイバーにお気に入り女優マリサ・トメイ、リーブの娘役にマヤ・ホークとは。マヤ・ホークはイーサン・ホークとユマ・サーマンの長女である。Netflix にて2019年/アメリカ/97分/監督:マーク・マイヤーズ原作:スティーブン・アミドン脚本:オーレン・ムーバーマン出演:リーブ・シュレイバー、マリサ・トメイ、ピーター・サースガード、マヤ・ホーク、アレックス・ウルフ、ベッティ・ガブリエル、アーシフ・マンドビ、ポール・スパークス、フレッド・ヘッキンジャー原題:Human Capital(「人的資本」) お薦め度「ヒューマン・キャピタル」★★★★(80%)
2023.03.25
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Finding You (2020) (imdb.com)原題通りの”ファインディング・ユー”だけでいいのに、どうして副題をつけたがるかなぁ。予想以上に素敵で心にしみる作品だった。音楽大学の受験に落ちた彼女は亡き兄が4年前に留学し、変化成長したアイルランドで兄と同じ景色を見たいと、成長したいと短期留学することにした。アイルランドへ向かう飛行機で隣同士になったのは軽薄とされる青春スターだった。着陸とともに感じ悪く分かれた二人は下宿先のペンションで宿泊する青春スターと再会する。彼を警戒する彼女であったが…。学科のボランティア・プログラムで施設に入居している老女のケア(気晴らし)を担当する彼女であったが、老女は世捨て人で怒りんぼで取り付くしまがない。その老女には過去の秘密が…。フレンドリーなアイルランドの人々、風光明媚な自然を映しながら、芸能界の軋轢、人間模様、生き様を垣間見せながら将来の描きかた、日々の暮らし方を考えさせる内容になっている。もちろん、恋バナ、恋物語も重要だ。恋敵となる青春スターもただの憎まれ役でなく彼女の人生をにじませる描き方となっている。思っていた以上に感動してしまった。しかし、これがアメリカの高校生だとしたら、なんと大人びていることだろう。私の経験が奥手だったせいか、日本では大学で経験しそうなことをアメリカでは高校で経験し、青春を謳歌している。驚きである。Netflix にて2021年/アメリカ/115分/監督:ブライアン・ボウ原作:ジェニー・B・ジョーンズ脚本:ブライアン・ボウ出演:ローズ・リード、ジェディダイア・グッドエイカー、キャサリン・マクナマラ、パトリック¥バーキン、シアーシャ=モニカ・ジャクソン、トム・エベレット・スコット、バネッサ・レッドグレーブ原題:Finding You(「あなたを発見し続けて」)お薦め度「ファイディング・ユー あなたに逢えてよかった」★★★★☆(90%)
2023.03.25
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(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comicsヴィランとのことだが、面白く見た。二転三転する展開に興味は尽きない。テス・アダムの過去が実はちょっと違うとか、生死の意味が違うとか、魔術だけではないとか、いろいろな要素を組み入れて楽しませてくれる。あまりに強すぎる怪物はどうすればよいのか、ちょっと考えてしまう。老いて盛んなピアース・ブロスナンが登場している。正義正義というな、それは自分の正義だろっていうのは現代の問題であり、表現している。市民が正しいとは言えないが為政者が良くなければ市民が立ち上がるしかない……。それも描けてるかな。スペクタクルな地球レベルのバトルに拍手。堪能しました。U-NEXT にて2022年/アメリカ/124分/G監督:ジャウム・コレット=セラ脚本:アダム・スティキエル、ローリー・ヘインズ、ソフラブ・ノシルバン出演:ドウェイン・ジョンソン、オルディス・ホッジ、ノア・センティネオ、サラ・シャヒ、マーワン・ケンザリ、クインテッサ・スウィンデル、モー・アマー、ボディ・サボンギ、ピアース・ブロスナン 原題:Black Adam(「ブラック・アダム」)お薦め度「ブラックアダム」★★★★(80%)
2023.03.25
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Luther: The Fallen Sun (2023) (imdb.com)見ごたえ十分の刑事ドラマ。といっても犯人捜しや犯行阻止というよりも猟奇的無差別誘拐→殺害をどのように阻止、解決するかに重点を置いた作品。捕物帳もさんざん繰り返されているので、何回も何回もスリリングに楽しむことはできた。しかし、犯人の動機や誘拐してきたターゲットの条件、はたまたなにゆえに北欧まで遠征しているのか、RED ROOM の意味を知らないものにはピンとこないので、その説明が必要だと感じた。人々の拉致目的、刑事ジョン・ルーサーを監獄へ押し込むなど説明のない展開は勢いで押し流していく気がした。作品の中で描かれていたように恥ずかしい事柄は死よりも恐怖なのだろうか。勢いとパワーで押しきったような作品に圧倒され、いい作品を見た気分になっている。Netflix にて2023年/イギリス/130分/監督:ジェイミー・ペイン原作:ニール・クロス脚本:ニール・クロス出演:イドリス・エルバ、シンシア・エリボ、ダーモット・クロウリー、アンディ・サーキス、トーマス・クームズ、ハティ・モラハン、ローリン・アジュフォ、ビンセント・リーガン原題:Luther: The Fallen Sun(「ルーサー:落ちた太陽」)お薦め度「刑事ジョン・ルーサー フォールン・サン」★★★★(80%)
2023.03.24
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(C)2022「さかなのこ」製作委員会「さかなのこ」が話題になっていたのは知っていた。さかなクンの話であることは薄々感づいていた。しかし、予告もニュースも見ず、Twitterでこの映画をお勧めするようなツイートを発見して、見てみた。主人公が男の人のところ女性に設定を変えて映画化したものだと勘違いしたまま見た。常人ではない変人に思える人が登場する内容に思えた。さかなクン自身が出演し変質者扱いされる人物がいたので、主人公の女の子は誰なんだろうと思ってみていた。数年がたって少女がのんに代わった時、即ち、のんが学ランで登場した時に、どうして女の子がズボンを履いているんだろうと思った。その時の私の脳はジェンダーレス、最近の制服の女子でもズボンを履くという変更に感化されて、彼女があえてズボンを履いていると認識してしまった。と、誤解をしたままずっと見ていたので、情緒情感を感じるシーンでも、まったく何も感じ取れず、セリフの意味もまったく別物として受け取っていた。それゆえ、ほぼ何も感動できず、意味不明のまま見終えた。見終えてから少しは理解しようと作品解説を読んで愕然とした。”のんが性別の垣根を超え体現”(U-NEXT解説)とあり…ショックだった。あれは男だったのか。全くなんてこった。作品は作品だけで評価すべしと思っているから、ほぼ何も事前知識は入れずに見るのが私のスタイル。こんな誤解をしてしまうならば、のんが男役をすると一言初めに書いていてほしかった。それがないなら子役は男の子が演じてほしかった。今から思うとさかな博士になりたかった男の子が常識人になることなく天賦の興味のままさかなのことだけ考えていたらいつしか有名人になっていたという素敵な物語を十二分に受け取ることができずに、もやもやとわけのわかんない人物を見た感じになってしまった。残念である。総長の磯村勇斗と籾山の岡山天音はなぜかとても良かったなぁ。U-NEXT にて2022年/日本/139分/G監督:沖田修一原作:さかなクン脚本:沖田修一、前田司郎出演:のん、柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、三宅弘城、井川遥、さかなクン、西村瑞季、宇野祥平、前原滉、鈴木拓、島崎遥香、賀屋壮也、朝倉あき、長谷川忍、豊原功補お薦め度「さかなのこ」★★★(60%)
2023.03.24
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ディサピアランス 消えた姉 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画サスペンスということで見てみたが、出来はそれほど良くない。しかし、クライマックス後の終幕で従来の作品ではありえない展開があって、そこは気に入ったというか意外でありおもしろかった。もう少し見ているもののドキドキをあおる描き方をしてくれればよかったけれど、当初から私が犯人ですよという雰囲気はいただけない。映画の中だけでなく観客をもだますほどのものでなければ驚きはない。ということで、あまりおすすめはしない。Amazon Prime Video にて2019年/アメリカ/86分/監督:クレイグ・ゴールドスタイン脚本:出演:カトリーナ・ビギン、ディオラ・ベアード、マーク・ファミリエッティ、レイチェル・ブルック・スミス、ダリン・ブルックス原題:The Missing Sister(「行方不明の姉」)お薦め度「ディサピアランス 消えた姉」★★★(60%)
2023.03.24
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(C)2020 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.原題はGreenlandなのに、邦題にして”地球最後の2日間”と説明をつけたがる、なんてことだ。見ながらずっと頭の隅にあったのは映画「アルマゲドン」。感動的なヒーロー物語で大ヒットした作品と比べると、家族のことだけに終始した取るに足らぬ作品のように思える。もちろんところどころいろんな身勝手な人が出てきて人種の多いアメリカらしさを見せつけるけれど、私も老いた妻の父親同様、逃げも隠れもせずと思えた。流れ来る巨大彗星の束に、なすすべなく一部の人間だけが助かるという選民思想的な作り方は好ましくないと思えた。しかし、離ればなれになってもお互いを求め、信じ一蓮托生で進む、その必死さを見ればいいのかな。2日間とあるが映画は2日間だけではなかったよ。Amazon Prime Video にて2020年/アメリカ/119分/G監督:リック・ローマン・ウォー脚本:クリス・スパーリング出演:ジェラルド・バトラー、モリーナ・バッカリン、デビッド・デンマン、ホープ・デイビス、ロジャー・デイル・フロイド、アンドリュー・バチェラー、メリン・ダンジー、ホルト・マッキャラニー、スコット・グレン原題:Greenland(「グリーンランド」)お薦め度「グリーンランド 地球最後の2日間」★★★☆(70%)
2023.03.23
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ロマンス・オン・メニュー 約束のミートパイ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画オーストラリアを舞台にする作品を見ることが増えた気がする。これもオーストラリアの片田舎、レモンマートルでハンバーガー店を営んでいた大伯母が亡くなって一年。遺産としてニューヨークで創作レストランを営む姪の娘キャロラインにとの通知が届く。ニューヨークとオーストラリアの遠距離での二店経営はできないと売却のため現地を訪れると…。田舎町によくあるみんな顔見知りという温かくも息詰まる環境の中、すったもんだしたあげく…。ライトコメディとして見る分にはいいかもしれない。Amazon Prime Video にて2020年/オーストラリア・アメリカ/96分/監督:ロージー・ルーデ脚本:キャシー・タバヌ出演:シンディ・バズビー、ティム・ロス、ナオミ・セケイラ、ジョーイ・ヴィエイラ、バーバラ・ビンガム原題:Romance on the Menu(「メニューでロマンス」)お薦め度「ロマンス・オン・メニュー 約束のミートパイ」★★★☆(70%)
2023.03.23
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(C)Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVEDカー・チェイスにアクションに銃撃戦と見どころ満載の作品である。ただストーリーとして元刑事たちが罪に問われたとしてもその復讐劇としては怨嗟の思いが弱いかなと思えた。もっと強烈な恨みがないとこの中で表わされている内容では弱い。あと、力対力で行くと犯人側となった連中があまりに強すぎる。一騎当千の強者だとしてもちょっと優劣をつけすぎかも。凶悪犯罪者がいきつく先はこういった結末しかないのだろうけれど、ドンパチ映画としては十分でも、もう少し踏み込んだ内容がほしかった。なんでもありの現代だからこそ心情的にも頭脳的にももう少し現実的で利口さがあってほしい。とはいえ、アクションに関しては十二分というほど堪能できるので、見る価値はありかな。ベニー・チャン監督の遺作。ご冥福をお祈りいたします。U-NEXT にて2021年/香港・中国/126分/PG12監督:ベニー・チャン脚本:ベニー・チャン出演:ドニー・イェン、ニコラス・ツェー、チン・ラン、ベン・ラム、パトリック・タム、カルロス・チャン、サイモン・ヤム、レイ・ロイ原題:怒火英語題名:Raging Fire(「怒りの炎」)お薦め度「レイジング・ファイア」★★★★(80%)
2023.03.20
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(C)2016 f/8 Filmworks, Ltd意識がある、けれど話せない…筆談しようにも文字が書けない。いろいろな管につながれた患者の意思を確かめようとする医者。患者の意識がない時は、患者の家族に気管挿管を外すか否かの判断をゆだねる。患者の意思を尊重したい。患者の家族の思いを尊重したい。改善の見込みのない患者をどうするのか。生命維持装置で生き続けさせていいのかどうか。その患者を家族を医師を映し出す作品。何とも言えない……。Netflix にて2016年/アメリカ/24分/監督:ダン・クラウス第89回アカデミー賞(2017年)短編ドキュメンタリー賞ノミネート作品お薦め度「最期の祈り」★★★☆(70%)
2023.03.20
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ファラウェイ(2023) (imdb.com)これ、邦題の”さえない私にさようなら”は良くないと思う。さえるのかさえないのかは見た人の主観であり、この題名をつけた人の印象が強く出ていると思うから。主人公の私は妻で主婦で母で娘であった。主婦にさようならならまだしも、主婦でさえさえなくはないと思うから、やっぱり邦題は良くない。さて、この作品について、良かったと思える一本であった。母の突然の死に、葬儀の日に父(母の夫)も夫(母の義理の息子)も娘(母の孫娘)の誰も感心がなく、夫に至っては自身のレストランにかまけて葬儀をすっぽかす有様。憤りを感じた主人公はレストランに乗り込むも若い女性の新米シェフと談笑している夫に愕然し怒りを表すも、新米シェフの弁明、夫の抗弁に耐え切れなくなり、亡き母が遺したドイツから遠いクロアチアにレストランの車でドライブ、遠征する。母が遺した風光明媚なボロ屋には中年男がいて…。という展開で、クロアチアの海を見て風を感じて太陽を浴びて、この作品を堪能してみて。全く知らなかった亡き母の日記、生い立ち、遺産。クロアチアでの日々が家族の関係を見直すことにもなる。結末がどうなるかは見てのお楽しみ。感動はしたなあ…。Netflix にて2023年/ドイツ/109分/監督:バネッサ・ヨップ原作:アレックス・ケンダル脚本:ジェーン・エインスコー出演:ナオミ・クラウス、ゴラン・ボグダン、バハル・バルジ、アドナン・マラル、アルチョム・ギルツ、ベダット・エリンチン、ムラデン・バザーリ、ダボル・トミッチ、パウラ・シュラム、クリスティアン・シュネラー原題:Faraway (遠く離れて)お薦め度「ファーラウェイ ~さえない私にさようなら~」★★★★(80%)
2023.03.20
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(C)2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.テフロン加工のフライパン。焦げ付かなくて良いということで我が家でも使っていたけれど、熱しすぎるとテフロン加工がダメになってしまって使わなくなった。CMも見なくなり、評判も聞かなくなり、どうしたのかなと思ったけれど、忘却の彼方の代物であった。それが、こんなことになっていたなんて、この映画を見るまで全く知らなかった。テフロン加工の会社、デュポン社が発ガン性のある有害物質であることを認識しながらもアメリカ環境省が指定した有害物質でなければ、自己申告によるという法律を逆手にとって申告しなかった。申告しないのみならず、水をはじく耐性があるという特性を活かした製品を売り込んで大儲けをしていた。デユポン社のあるウエストバージニア州は”カントリー・ロード”で歌われる郷愁あふれる素敵な州であった。そのとある牧場で内臓が肥大し、変形し、次々と発病して牛が死んでいった。その数190頭。地元の弁護士にかけあうも大企業の恩恵に浴しているのか、誰も相談に乗ってくれない。業を煮やし、ウエストバージニア州出身の大都市著名弁護士事務所の共同経営者にならんとする弁護士に突入し・下駄を預ける。弁護士はやむなく話を聞きにウエストバージニア州を訪れ、その現状に驚き、力を貸すことにした。それが、主体的になり、何年も何年も何年も調べ続け、訴え続け…。と描くのがこの作品。主演マーク・ラファロがプロデユーサーを務め、妻役にアン・ハサウェイを迎え、上司にティム・ロビンス、協力者にビル・プルマンらが出演する。ジョニー・デップの「MINAMATAミナマタ」は日本で相当話題になった。本作もテフロン加工でよく知る企業による公害で健康問題なので話題になってもおかしくないのに、そうではなかったのはどうしてだろう。見てみる価値のある1本だと思える。”この映画は、ナサニエル・リッチによる2016年のニューヨークタイムズマガジンの記事「デュポンの最悪の悪夢になった弁護士」に基づいています。”(https://en.wikipedia.org/wiki/Dark_Waters_(2019_film)より)U-NEXT にて2019年/アメリカ/126分/G監督:トッド・ヘインズ脚本:マリオ・コレア、マシュー・マイケル・カーナハン出演:マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・キャンプ、ビクター・ガーバー、メア・ウィニンガム、ビル・プルマン原題:Dark Waters(「暗い海」)お薦め度「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」★★★★(80%)
2023.03.18
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2 Hearts (2020) (imdb.com)実話ネタということで見てみた。ラブ・コメ、ラブ・ファンタジーと思って見始めたが、内容は愛し合う二組のカップルが出てくるけれど、シビアな問題を取り上げている作品だった。真実の物語だけに途中、作り物の世界があったことは興醒めというか観客を混乱させると思えた。私も混乱した。もっとストレートに真実を描いて良かったのではないかと思える。「2ハーツ」というと”二つの心”と思えてしまうが、どのような意味でこの題名なのか気になる。不満に思うところはあっても感動し大いに涙を流してしまった、この手の作品には弱いのかもしれない。Netflix にて2020年/アメリカ/101分/監督:ランス・ホール原作:エリック・グレゴリー脚本:ロビン・U・ルッシン、ベロニカ・ホール出演:ジェイコブ・エロルディ、アダン・カント、ティエラ・スコブバイ、ラダ・ミッチェル、タフト・ペニケット、カリ・マチェット、ジョーダン・バーチェット、アンソニー・コネクニー、スティーブ・バシック、ライアン・ジン原題:2 HEARTS (二つの心)お薦め度「2 ハーツ」★★★☆(70%)
2023.03.17
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アリス・クリードの失踪 (2009):あらすじ・キャスト・動画など作品情報|シネマトゥデイ (cinematoday.jp)オー・マイ・ゴッド!「人生はシネマティック!」を見てファンになったジェマ・アタートンがこんな役ででていたなんてショック。そして、彼女だということにクレジットを見るまでまったく気づかなかった。「ボヴァリー夫人とパン屋」でも魅惑的な人妻を演じていたのに、「キングスマン:ファーストエージェント」に出演するほどの女優なのに…。誘拐犯となる男二人組と誘拐された若い女性の三人しか出てこない密室ドラマ。それぞれの関係性が親密であったということがわかることで危うい状況になっていく。誘拐の恐怖も犯罪のドキドキも不思議な変な展開を見せることによって予想できないものとなり見入ってしまった。U-NEXT にて2009年/イギリス/101分/PG12監督:J・ブレイクソン脚本:J・ブレイクソン出演:ジェマ・アータートン、マーティン・コムストン、エディ・マーサン原題:The Disappearance of Alice Creed(「アリス・クリードの失踪」)お薦め度「アリス・クリードの失踪」★★★★(80%)
2023.03.11
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(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会これ、UTAがメインじゃないのかな?チラシ、ルフィとシャンクスが前面に出てる。オープニングがすごかった。「ONE PIECE」については詳しくないし、見ていないから関係性もわかんないけれど、アニメと音楽は相性がいいのか、(まったく違ったものでも)異次元空間が出現すると「竜とそばかすの姫」を想起した。音楽、なかでも歌がとてもすばらしいのでAdoがいなければ成立しなかった作品なのだなと思えた。あまりの素晴らしさに前半で消耗、疲れてしまった。頭脳に衝撃を与えるのはこの頃の作品なのかもしれない。大容量を処理しようとするとフリーズしてしまうパソコンのようにいろんな内容と画像を見て私の脳もフリーズしてしまったかのようであった。圧倒的迫力と崇高な音楽をこの身に浴びて前半で打ちのめされた。それゆえか後半のUTAの観客を別世界に閉じ込める所業はついていけず、五里霧中にいるような状態になってしまった。難解な話ではないにしろ迫力ある画面にやられてしまっていたと思う。大大大ヒットした作品。見ることが出来て良かった。Amazon Prime Video にて2022年/日本/115分/G監督:谷口悟朗原作:尾田栄一郎脚本:黒岩勉出演(声):田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、宝亀克寿、神谷浩史、高戸靖広、水島裕、森久保祥太郎、土井美加、永野広一、小山茉美、杉田智和、三田ゆう子、内田夕夜、木村雅史、立木文彦、沢木郁也、置鮎龍太郎、太田真一郎、関智一、佐々木誠二、進藤尚美、梶裕貴、桑島法子、上田麗奈、渡辺久美子、大本眞基子、茶風林、野田圭一、緒方賢一、園部啓一、平野正人、増谷康紀、田原アルノ、小林通孝、土門仁、小野健一、中田譲治、緑川光、二又一成、中村浩太郎、島田敏、斎藤志郎、山田裕貴、粗品、せいや、新津ちせ、ハ竹中直人、津田健次郎、名塚佳織、Ado、池田秀一、江上太悟郎、佐藤奈都美、山本賢太、小倉彩瑛、西村朋宏、中西敦子、坂梨公俊、恒松聡美お薦め度「ONE PIECE FILM RED」★★★★(80%)
2023.03.11
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(C)2018 Shotgun the Movie, LLC何を描きたいのか?と思ってしまう作品だけれど、題名にあるように”すべて終わって”を描きかったのかな。そして、それが幕切れとなる。恋愛も病気も出てくるけれど、そのことよりも男と女、それぞれの生き方。言ってはいけない言葉を発した時、取り消しをしたけど、ほんとのことだから取り消さなくていい。正しい言い分だと思った。ほんとにそう思っていたなら言ったことは言わないことにならないので、取り消さなくていい。生死をかけた病気のことも、一生をかけた結婚のことも。重さも軽さも良くわからないでノリで生きていくような23歳の若者。やりたいことをやり、ウザイことは避けて。でもそれで思うように生きれるわけではない。愛されることに安住し、今の生活が当然と思えるような。価値観の違い、感性の違いはあれど、共に過ごした歴史はあって、結末は微妙。男の行動には疑問符がつくことが多くて、女の行動にはたまに疑問符みたいな。現代の恋愛はこうなんだと言いたくはないけれど、今はそうなんだと理解した。大好きなマリサ・トメイが出演していたのに気がつかなかった。歳をとったのか?整形に失敗したのか?エイジング・ケアを失敗したのか。ともかくマリサ・トメイには見えなかった。ジーナ・ガーションには一目で気づいたのに……。主演ジェレミー・アレン・ホワイトは幼げで、マイカ・モンローはかわいかった。U-NEXT にて2018年/アメリカ/95分/R15+監督:ハンナ・マークス、ジョーイ・パワー脚本:ハンナ・マークス、ジョーイ・パワー出演:ジェレミー・アレン・ホワイト、マイカ・モンロー、デロン・ホートン、サッシ・レイン、ディーン・ウィンタース、ジーナ・ガーション、マリサ・トメイ、ジョー・キーリー原題:After Everything(「やっぱり」)お薦め度「アフター・エブリシング」★★★☆(70%)
2023.03.05
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(もう一度、デュアル・ラブ)「デュアル・ラブ」が面白かった。その続編が作られていて、見なきゃ、と思っていたのだけれど、今日見た。前作の方が面白かったけれど、これは続編としてまずまず楽しめる。すったもんだのあれこれに、やきもきできるほど感情移入はできなかったけれど、続編を見られたことに満足。それにしても主演のアドリアンナ・フレビツカは薄化粧の方が美しくて、テレビ出演のバッチリメイクが良くない。美しくなく見えるバッチリメイクって何なのだろう?Netflix にて2023年/ポーランド/100分/監督:フィリップ・ジルベル脚本:ビクトル・ピアトコフスキ、ナタリア・マトゥシェク出演:アドリアンナ・フレビツカ、マウテシュ・バナシウク、ミロスワフ・バカ、ミコワイ・ロズネルスキ、ヘレナ・マズル、クシシュトフ・チェチョット、モニカ・クジフコフスカ、ヤチェク・クナプ原題:Milosc do kwadratu jeszcze razお薦め度「もう一度、デュアル・ラブ」★★★(60%)
2023.03.04
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2ガンズ : ポスター画像デンゼル・ワシントンとマーク・ウォルバーグがバディを組むなんて。年齢差がある二人だけに不思議ではあるが、ちょっと想定できない設定に驚くばかり。想定できないとはゴロツキに見える二人の正体はまったく別々のものだったから。ドーナツ店の爆破火災も激しく、他方ドンパチ続きの銃撃戦が繰り返される。究極を越えた丁々発止に見入るばかり。盗んだお金の流れに疑問を感じる点はあるけれど、命を的に狙われ続ける二人に気を取られ、スルーしてしまう事柄となる。職業は別にして悪人しか出てこないのは、ある意味痛快。おもしろく見た。U-NEXT にて2013年/アメリカ/109分/G監督:バルタザール・コルマウクル原作:スティーブン・グラント脚本:ブレイク・マスター出演:デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ、ポーラ・パットン、ビル・パクストン、ジェームズ・マースデン、フレッド・ウォード、エドワード・ジェームズ・オルモス原題:2 Guns(「二挺拳銃」)お薦め度「2ガンズ」★★★☆(70%)
2023.02.26
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(C)2019 CYKAS LLCちょっと物足りない、というか相手の男性が一切自分のこと(秘密)を話さないということと交際相手だった男性と付き合っていた利点が表現されていなかったところが感情移入できなかったところかな。とはいえ会社のトップとの交際にまい進する主人公の行動は隔靴掻痒な思いは共感できた。作り手の丁寧さ細やかさがもう少しあれば、素敵な作品になった気がする。それにしても赤裸々な内容だったなぁ(笑)Amazon Prime Video にて2019年/アメリカ/94分/G監督:イリース・デュラン原作:ソフィー・キンセラ脚本:ピーター・ハッチングス出演:アレクサンドラ・ダダリオ、タイラー・ホークリン、スニータ・マニ、デビッド・イーバート、キミコ・グレン、ラバーン・コックス原題:Can You Keep a Secret?(「秘密を守れる?」)お薦め度「エマの秘密に恋したら」★★★☆(70%)
2023.02.26
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ニューオーリンズ・トライアル の映画情報 - Yahoo!映画アメリカ映画はおとぎ話と正義が好きなんだあなと思った。現実的にありえない話、また、それを映画化することで現実的に不可能を助長したような気もする。とはいえ、それでも映画化したかったと思える。これが事実の映画だとしたらとてつもなく評判をよんだのだろうけれど絵空事と思えるから…評判なく、私も知らなかった作品と思えた。陪審員裁判における元従業員による銃乱射殺人事件において、使われた自動小銃を無造作に大量に販売していたことで銃製造・販売会社を訴えた裁判。巧妙に仕組んで陪審員になった主人公が原告、被告の弁護人と陪審員ブローカーに判決の買収を持ちかける。それぞれの人物の探り合い、捜査を綿密にスリリングな展開をもって描く。裁判での丁々発止を見たかったなぁ、と思える。それには被告側の弁護人があまりに凡庸。裁判を取り上げた秀作には「十二人の怒れる男」を筆頭に、「情婦」「評決のとき」「ア・フュー・グッドメン」「アラバマ物語」「バッファロー大隊」などいくつもあるが、それら名作に比肩できなかったのは残念と思える。U-NEXT にて2003年/アメリカ/128分/監督:ゲイリー・フレダー原作:ジョン・グリシャム脚本:ブライアン・コッペルマン、デビッド・レビーン、マシュー・チャップマン、リック・クリーブランド出演:ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ、ブルース・デイビソン、ブルース・マッギル、ジェレミー・ピベン原題:Runaway Jury(「遠ざかる陪審」)お薦め度「ニューオーリンズ・トライアル」★★★☆(70%)
2023.02.19
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Infiesto (2023) (imdb.com)新型コロナのパンデミック。ロックダウンとともに発生した誘拐事件。着の身着のまま裸足で逃走してきた少女を保護したことから始まる数奇な事件。犯人と思しき人物を訪ねていくと…そんな、こんなで追跡すればするほど新たな謎が…。見ているものを刺激し深まる謎に犯人探しの五里霧中。単独行動が悲劇を生む。恐ろしい事件であった。推理を要する刑事主導のドラマとして見どころはあった。Netflix にて2023年/スペイン/96分/監督:パチ・アメズクア脚本:パチ・アメズクア出演:イサック・フェリス、イリア・デル・リオ、ファン・フェルナンデス、アントニオ・ブイル、アンドレア・バラド、アナ。ヴィラ、原題:Infiesto(「インフィエスト(地名)」)お薦め度「インフィエスト」★★★☆(70%
2023.02.18
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Suitcase Killer: The Melanie McGuire Story (2022) (imdb.com)これ、実際の事件をもとにしている。ギャンブルと女好きのバツイチ男に言い寄られ、その気になる笑顔がかわいい女性。ちょっと難がある男がいいと思うのは、どうなんだろう。ヤバいと思っていても私にはこの男しかいないと思うのだろうか。主人公のこの女性が犯人であるような描かれ方をしているから、そうなのかと思いきやクライマックスの裁判で、”ちょっと待てよ”というふうに凄腕弁護士が登場。最終弁論を終え、どうなるのか。疑わしきは罰せずという理論からすると無罪になりそうな気もするが…。ありきたりな作品と思える中盤までだったが、彼女が犯人かどうかわからなくなってきたことで興味がまし、ドキドキの心境になった。現実の事件をもとにしていると見る側の気持ちもハラハラにさせる。U-NEXT にて2022年/アメリカ/88分/監督:ニコール・L・トンプソン脚本:チェン・ユーシュン出演:キャンディス・キング、マイケル・ローク、ジャクソン・ハースト、トリスタン・ローレンス、ニッキー・ガーザ、ウェンディ・マリック原題:Suitcase Killer: The Melanie McGuire Story(「旅行鞄殺人者:メラニー・マクガイア物語」)お薦め度「スーツケース・マーダー」★★★☆(70%)
2023.02.18
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(C)2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.なんだこれは!?恨みに恨みで応える。キアヌ・リーブスの「ジョン・ウィック」を思い出しちゃった。無茶苦茶壮絶な殺し合い。多勢に無勢で…!身の危険を感じ、やむなく殺した中に大ボスの息子がいた。その逆恨み…。執拗な追跡。裏切り。ファーム(会社)の裏切りに、敵の組織に命を狙われる若い娘の味方は8歳と9カ月の女の子と大年増と言っては起こられるかな、年配の女たち。大多数の男どもと少数の女たちの血肉をまき散らす戦い。そこにストーリーもわけもなく、いやわけはあるけれど、ド派手にぶちまける作品。この作品が話題になったのは痛快さからだろうか。U-NEXT にて2021年/フランス・ドイツ・アメリカ/114分/PG12監督:ナボット・パプシャド脚本:ナボット・パプシャド、エフード・ラフスキ出演:カレン・ギラン、レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、クロエ・コールマン、アダム・ナガイティス、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティ原題:Gunpowder Milkshake(「火薬ミルクセーキ」)お薦め度「ガンパウダー・ミルクシェイク」★★★★(80%)
2023.02.16
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(C)2013 Predestination Holdings Pty Ltd, Screen Australia, ScreenQueensland Pty Ltd and Cutting Edge Post Pty Ltdすごい!すごいぞ、この知的好奇心を越えていく信じがたい完成度は!なんという映画だ。なんという作品だ。ぐぅのねも出ない。理路整然としていて、疑いをはさむ余地なし。しかし、その恐さ、おどろおどろしさ。時空を超えてなお、だからこそ生じた輪廻転生、永遠の輪。演技力の半端ないことを見せたイーサン・ホーク。ジョディ・フォスターに似て見えたサラ・スヌークノ怪演。頭を勝ち割られたように思えるほどの衝撃度のある内容。タイムループの信じられない映画である。Amazon Prime Video にて2014年/オーストラリア/97分/R15+監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ原作:ロバート・A・ハインライン脚本:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ出演:イーサン・ホーク、サラ・スヌーク、ノア・テイラー原題:Predestination(「宿命」)お薦め度「プレデスティネーション」★★★★(80%)
2023.02.15
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(C)2020 IRONBARK, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.キューバ危機におけるスパイ活動。セールスマンがソ連からイギリス&アメリカへ情報の運び屋となった実際の出来事を映画化。その運び屋をベネディクト・カンバーバッチが演じる。容貌、体形がかわってしまうほどの作り込み、演技の真摯さに強い意気込みを感じた。その姿に見どころを感じた。キューバ危機を回避した裏に、このような出来事があったのかと思うと心苦しい。命を賭して平和のために尽力した人。そんな人の死が現在でも無にされてしまっているような気がする。心して見たい作品である。Amazon Prime Video にて2020年/イギリス・アメリカ/112分/G監督:ドミニク・クック脚本:トム・オコナー出演:ベネディクト・カンバーバッチ、メラーブ・ニニッゼオ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリー、アンガス・ライト原題:The Courier(「密使」)お薦め度「クーリエ 最高機密の運び屋」★★★★(80%)
2023.02.12
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”下落””降下””失敗”などの意味がある”La caida”。どのようなつもりで題名としたのだろう。2004年アテネ・オリンピックの飛び込み競技。ペアで出場を目前にしていたチームメイトが負傷。代わりの選手を探す必要が出た。抜擢されたのは10歳も離れた思春期の子供。主人公は自らの経験と過去の問題、さらに現在の不調の原因といった軋轢に悩まされている。オリンピック出場とメダルをかけ、何が重要なのかに思い悩む…。スポーツ界におけるセクハラ問題にも切り込んだ作品である。事実をもとにインスパイヤされて作ったとのことだが、事実はどこまで描かれているのだろうか。主演のカーラ・ソウザが発案し企画し製作に乗り出し、主演をした作品。飛び込みのシーンはずいぶんと苦労したと思える。見どころのある作品である。Amazon Prime Video にて2022年/アルゼンチン・メキシコ・アメリカ/94分/監督:ルシア・プエンソ原案:カーラ・ソウザ脚本:出演:カーラ・ソウザ、エルナン・メンドーサ、デヤ・エベルゲニ、クリスチャン・バスケス、マベル・カデナ原題:La caida(「降下」)お薦め度「ダイブ」★★★★(80%)
2023.02.12
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これが今日見たDVD。「ウエスト・サイド物語」<コレクターズ・エディション>。NATALIE WOOD の文字がタイトルの上に表示されており、「なぜだろう?」と首をひねった。そのわけは映画を見終って知ることになる。今さら「ウエスト・サイド物語」の内容とか良さとか書いても始まらないと思いながら、このDVDは20年前の映画公開40周年で上映された記念に作られたものだと知る。20年前に買っておきながら映画本編しか見ていなかった。昨年、リメイクのスピルバーグ監督版を見て以来、オリジナル作品を見ようと思っていたのに時間がかかってしまった。そして、20年ぶりにDVDを見て、テレビで一度、映画館で一度、DVDで一度見ているにもかかわらず、感動して泣いてしまった。泣いてしまったのだ…驚き。見直してみて気づいたこと。それは、メイキング・ドキュメンタリーで2000年頃のインタビューで解説されていた赤色を多用したこと。赤色の体育館(ダンスの会場)。赤系統の洋服。夕焼けなどの赤。幻想的なシーンでの赤色のぼやけ。赤色は若者たちの情熱とプエルトルコ系の褐色に通じる気がした。この映画で暗転になるのは一度だけ、2日間にわたる物語で1日目が終わった時。シーンのつなぎ、展開では暗転などなく、カット編集でもなくイリュージョンのように幻想的なシーンから現実世界へ戻ってきたら展開していたというつなぎかたはとてもスムーズに感じた。これまたメイキングで知ったけれど、ダンスシーンでは音楽はなくリズムだけが刻まれ、それに合わせて踊ったとのこと。また通常ダンスで踊られる8(エイト)カウントではなく6.5カウントや5.5カウントという非常にカウントを取りづらいダンスだったとのこと。撮影が始まるまで3カ月もレッスンをして、撮影が始まってからも至高を目指し、何度も撮り直し、ニューヨークでの撮影が2週間の予定が2か月。全体で4カ月の撮影に及び製作費は大幅に超過したとか。また、歌は吹き替えであったよう。みな、それぞれに歌のレッスンをして、録音もしたけれど、ナタリー・ウッドなどは全曲録音したにもかかわらず、気に入られずに歌手へ吹き替えとなったとのこと。プエルトルコ出身者とニューヨーカーの対峙、対決に思われるが、ニューヨーカーでなくポーリッシュと言われているようにポーランド系移民の2世世代だと思われる。第二次世界大戦での迫害から逃れ渡米してきた人たちなのかもしれない。プエルトルコ出身者は貧しいと歌い上げるが、対峙するポーランド系のジェット団一味も貧しい。それは底本となったシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」における名門の家柄と名門の家柄の確執とは違い、社会の底辺で生きる現代(1950年代)の若者の物語である。なお、ドキュメンタリーで語られていたシェイクスピアを知るイギリス人には受けるけれど、アメリカ人には全く分からないというものがあるそうである。そして、映画本編が終わったあとのクレジットを見て、NATALIE WOOD の文字だけが記載されていた謎に気づく。STARはNATALIE WOODのみ。あとはco-srar 助演なのである。相手役のリチャード・ベイマーも主演でなく助演なのだった。特典映像でリチャード・ベイマーが語るけれど、ナタリー・ウッドは控室から出てくると挨拶をしてキス・シーンを撮影したと思ったらさっさと控室にかえったとのこと。ナタリー・ウッドはたったひとりの主演俳優、スターだったのだ。1947年の「三十四丁目の奇蹟」で子役スターとなったナタリー・ウッドは、その後の7年間で8本の映画出演後、1955年に「理由なき反抗」、1956年「捜索者」とヒット作に出演。1961年名作「草原の輝き」の出演後、この「ウエスト・サイド物語」に出演となった。既に大スターであっただけでなく1957年に俳優ロバート・ワグナーと結婚をしていてチャーミングな小娘に見えるけれど大人の女性であった。相手役のリチャード・ベイマーも「終着駅」などで子役で出演、「アンネの日記」にも出演しているが、この「ウエスト・サイド物語」でブレイクしたので、ナタリー・ウッドから見れば格下と見られて不遜な態度をとられても仕方がなかったと思える。実際、ベイマーは蔑まれていたようであった。ジョージ・チャキリスはダンサーとして映画に出演していた。ロンドンでの舞台「ウエスト・サイド物語」にジェット団のリフを演じていた。この映画ではプエルトリコ側のシャーク団のリーダー、ベルナルドを演じてブレイク。アカデミー助演男優賞を受賞。アニタ役のリタ・モレノはブロードウェイに出演していてハリウッドのスカウトの目にとまる。映画にはいくつも出演後、この「ウエスト・サイド物語」でアニタを演じアカデミー助演女優賞を受賞。新作「ウエスト・サイド・ストーリー」にも商店主ドクを女性にかえたバレンティーナとして出演している。このプエル・トリコのカップルがとても良かったのだろう。二人ともアカデミー助演賞受賞である。ちなみに主演のナタリー・ウッドは「ウエスト・サイド物語」でなく「草原の輝き」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされている(受賞はならず)。また、ゴールデングローブ賞では「ウエストサイド物語」はミュージカル作品賞を受賞、最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル)にリチャード・ベイマーがノミネート(受賞はならず)。ナタリー・ウッドは「草原の輝き」で最優秀主演女優賞(ドラマ)にノミネート(受賞はならず)。ジョージ・チャキリスは最優秀助演男優賞を受賞、リタ・モレノも最優秀助演女優賞を受賞している。マリアのお供にされるチノであるが、警部補がマリアを訪ねて、トニーを付け狙うプエルトルコ人の名を聞かれた時に”ホセ”と偽名を告げている。クレジットをみるとこのチノ役を演じている俳優の名前がホセである。Amazonでチェックしたら「ウエスト・サイド物語」のDVDは28種類出ていた。このコレクターズ・エディションが出たと思われる頃、2002年12月にニュープリント・デジタルリマスターバージョンでリバイバル公開されている。1961年/アメリカ/152分/G監督:ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンス原作:ジェローム・ロビンス、アーサー・ローレンツ脚本:アーネスト・レーマン出演:ナタリー・ウッド、ジョージ・チャキリス、リチャード・ベイマー、リタ・モレノ、ラス・タンブリン、タッカー・スミス原題:West Side Story(「西側物語」)お薦め度「ウエスト・サイド物語」★★★★★(100%)
2023.02.11
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(C)MandarinVision Co, Ltd「1秒先の彼女」を見た。で、作品検索をしてブログを書こうとしたところ、日本でリメイクされるという。男女逆転で日本版リメイクのタイトルが「1秒先の彼」に決定、岡田将生と清原果耶がダブル主演するとのこと。正気か!?この作品のどこにリメイクすべき面白さがあるのだろう。ファンタジーと言ってしまえばそれまでだけれど、1日が消し飛んでしまう。また、1日が余計に与えられる。それぞれの人を見て、何が得で何が損なのか。その現象に関しての裏付けも何もなく、イケメン詐欺師の彼氏についてもうやむやで…。これはたぶん、七夕をバレンタインデーとしている台湾独自の恋愛文化があり、そのことに対するあこがれ、没リア充の三十路女の焦燥などを感じられなければ感情移入できない代物と言えよう。また、この日本語タイトルもいかがなものかと思えて、考えるに“私書箱郵便”とでもした方が叙事的なのかと思えた。さて、前半は何事も早く反応してしまう女子側の話、後半は何事にも遅い男側の話。男の夢想のような後半と結末には感激屋の私が白けてしまっていた。これはどういうことだろう?U-NEXT にて2020年/台湾/119分/G監督:チェン・ユーシュン脚本:チェン・ユーシュン出演:リウ・グァンティン、リー・ペイユー、ダンカン・チョウ、ヘイ・ジャアジャア、リン・メイシュウ、グー・バオミン、チェン・ジューション、リン・メイジャオ、ホアン・リェンユー、ワン・ズーチャン、チャン・フォンメイ原題:消失的情人節 My Missing Valentine(「消えたバレンタイン」)お薦め度「1秒先の彼女」★★★☆(70%)
2023.02.11
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イルマ・ヴェップ | 内容・スタッフ・キャスト・作品情報 - 映画ナタリー (natalie.mu)なんという映画だ。批評のしようもない。感想は見るもんじゃない、といったところかも。マギー・チャンがフランス映画に進出して、この作品がきっかけで監督と結婚したということを知り、見てみたのだが……。ごたごたした映画製作の現場を、渾沌とした内実を映し出し、題材となるサイレント映画をリメイクするという。マギー・チャンを絶賛していながらないがしろにするようなところ。フランス映画でサイレントゆえセリフはないにしても通訳がついていない点。マギー・チャンは英語だけをしゃべる。納得がいかない作品であった。U-NEXT にて1996年/フランス/99分/監督:オリビエ・アサイヤス脚本:オリビエ・アサイヤス出演:マギー・チャン、ジャン=ピエール・レオ、ナタリー・リシャール、アントワーヌ・バズラー、ナタリー・ブトゥフ、アレックス・デスカス、ドミニク・ファイス、アルシネ・カーンジャン、ベルナール・ニシル、オリヴィア・トレス、ビュル・オジエ、ルー・カステル原題:Irma Vep(「イルマ・ベップ」)お薦め度「イルマ・ヴェップ」★★☆(50%)
2023.02.05
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(C)SRAB FILMS LYLY FILMS RECTANGLE PRODUCTIONS2019年フランス映画NO.1ヒットの声も高く見てみたいと願った作品。映画館で見ていたらどれほど感動したのだろうか。といってもユゴーの「レ・ミゼラブル」のネタとなった地域でモンフェルメイユといい、小説『レ・ミゼラブル』において、森へ通じる一本の道で、主人公ジャン・ヴァルジャンが幼いコゼットと出会う、土地である。現在は犯罪多発地区の一部となっていて、この作品は現代社会が抱えている闇をリアルに描いたドラマ、とのこと。移民社会となってしまったフランスでアフリカ系の人々との軋轢を生々しく描いたと思える。結末、そしてどうなったかは、観客にゆだねる形で終わっている。鬱屈した底辺の生活を余儀なくされている子供たちと彼らを取り巻く大人たちの事情は見ていて面白いものではない。面白いものではないけれど、嫌々ながら興味を持って見ずにはいられない。他人に謝らない社会は機能していくのだろうか……。Amazon Prime Video にて2019年/フランス/104分/G監督:ラジ・リ脚本:ラジ・リ、ジョルダーノ・ジェデルリーニ、アレクシス・マネンティ出演:ダミアン・ボナール、アレクシス・マネンティ、ジェブリル・ゾンガ、イッサ・ペリカ、アル=ハサン・リ、スティーブ・ティアンチュー、ジャンヌ・バリバール、アルマミ・カヌーテ、ニザール・ベン・ファトゥマ原題:Les miserables(「社会の底辺にある人々」)お薦め度「レ・ミゼラブル」★★★★(80%)
2023.02.04
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1231tw_20221231153101.jpg (1219×590) (cocolog-nifty.com)普段、私はホラー映画を見ない。台湾映画に興味を持って、昨年のヒット作を検索したところ、この「呪詛」がダントツの一位であることを知った。何が大ヒットを生んだのか。実際の事件をもとにしたオリジナル作品ということで興味が湧いた。見てはいけないもの、見せてはいけないものをクライマックスで果敢に映像として映している。その心意気は買うが、果たして効果はどうなのか。見せても見えないものの方が効果は抜群だったのではないだろうか。恐いもの見たさで見る人が多いのだろうけれど、あまりにもおどろおどろしい内容で、主人公を助ける意味で念仏を唱えたり、心の中で言ってみたり。しかし、それは自らを呪わせるおまじないだと知った時、戦慄が走る。恐ろしい映画である。大ヒットしたから、皆がその呪いを分け合ってくれると考えられるが、幸福感とは真逆の不幸感満載である。なんという作品を見てしまったのか。踏み入れてはいけない中に踏み入れてしまった後悔が残った。Netflix にて2022年/台湾/111分/監督:ケビン・コー脚本:ケビン・コー、チャン・ジャウェイ出演:ツァイ・ガンユエン、ホアン・シンティン、ガオ・インシュアン、ショーン・リン原題:咒英語題:Incantation(「呪文」)お薦め度「呪詛」★★★☆(70%)
2023.02.04
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MyFrenchFilmFestival白黒映画である。「東京の闇」とのことだが、設定等一切説明がない。また、状況をわからせるようなこともない。なんとなく取引なのか何なのか”秘密の書類”があり、それを東京からパリまで運ぶことが使命?突然の終わりに?U-NEXT にて1982年/フランス/22分/監督:オリビエ・アサイヤス脚本:オリビエ・アサイヤス出演:エリー・メデイロス、ラースロー・サボー、ブノワ・フェリュー、パスカル・オービエ、古方克己、那々木隆綱、矢志田ママダ、ヒロ・ヤマシタ、飯澤佳、セリコ・ヌティーニ、アントン・フェラル、アリエル・ドンバール原題:Laissé inachevé à Tokyo (「東京自由放任」)お薦め度「東京の闇」★★☆(50%)My French Film Festival 2023年2月13日まで 続けてセリフのない短編を2本見てみたが……。ちんぷんかんぷん。MyFrenchFilmFestivalMyFrenchFilmFestival
2023.02.04
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『モンキー・ビジネス』(ハワード・ホークス)|愛すべき映画たち (aisubekieigatachi.com)U-NEXTで「お熱いのがお好き」を見た後、表示されモンローの知らない作品だったので思わず見てみた。モンローはお飾りとなる色気ある若い女性。役どころは秘書である。添え物(?)なので、前半でのデートシーンをのぞく登場は多くない。2年かけ研究した薬の効用が思うようにでない。行き詰まりを感じていた時に、実験対象のチンパンジーがひょんなことから調合した液体が飲料水と混ざり合ってしまった。知らずに飲んだ人間は超ハッピーな気分に。そのことに気づかず七転八倒。いろんなトラブルが発生する……。面白おかしく作られていて、薬を飲むと本音が出てくるという影響は面白い。また1950年代に現代と同じ形のウォーターサーバーが置いてあることに驚く。アメリカの先進性にビックリ。モンローはこの作品のような飾り物のような出演をどのように感じていたのだあろうか。U-NEXT にて1952年/アメリカ/97分/監督:ハワード・ホークス原作:ハリー・シーガル脚本ベン・ヘクト、チャールズ・レデラー、I・A・L・ダイアモンド出演:ケイリー・グラント、チャールズ・コバーン、アンリ・ルトンダール、ラリー・キーティング、エスター・デイル、ジョージ・ウィンズロー、ジンジャー・ロジャース、マリリン・モンローマ、ヒュー・マーロウ、ロバート・コーンスウェイト、ロバート・コーンスウェイト、ダグラス・スペンサー、エメット・リン原題:Monkey Business(「いんちき(猿の仕業)」)お薦め度「モンキービジネス」★★★(60%)
2023.02.04
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ハリウッド映画ポスター1959 誰かがそれを好きなホット (retrographik.com)この映画は白黒作品である。映画.COM ALL TIME BEST作品である。ビリー・ワイルダー監督である。アメリカ喜劇映画ベスト100(AFI's 100 Years...100 Laughs)でAFIが「AFIアメリカ映画100年シリーズ」の一環として2000年に選出したアメリカの喜劇映画で一位である。それなのそれなのに……馬鹿馬鹿しいほど悪ふざけが過ぎる。珍妙だが、面白くはない。突き抜けている感覚。しかし主演のトリオがジャック・レモン、トニー・カーティス、マリリン・モンローなのである。なんてこった……。U-NEXT にて1959年/アメリカ/121分/G監督:ビリー・ワオリダー原作:ロバート・ソーレン、マイケル・ローガン脚本:ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド出演:ジャック・レモン、トニー・カーティス、マリリン・モンロー、ジョージ・ラフト原題:Some Like It Hot(「熱くするのが好み」)お薦め度「お熱いのがお好き」★★★(60%)
2023.02.04
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MyFrenchFilmFestival手持ちカメラじゃない、いわゆる家庭でも使うような録画カメラにてマリアンヌを撮影。見続けると池に落ちたバス事故の取材。事故を見た(と思える)女性、マリアンヌに取材。なんだかなぁ、なんだろう?と思ってしまった。う~ん。GYAO!にて2022年/フランス/15分/監督:ジュリアン・ギャスパー=オリヴィエリ脚本:出演:ポリーヌ・ロリヤール、スーメエ・ボクム原題:Marianne(「マリアンヌ」)お薦め度「マリアンヌ」★★☆(50%)My French Film Festival 2023年2月13日まで
2023.02.01
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(C)2020 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.当初、未熟児で生まれた子供が無事育ったと思ったけれど、そうではなかった。その後も次から次へと驚きの真実が……。母娘の生活。下肢が麻痺で動かせない、歩くことのできない娘は母の監視指導のもと大学受験に挑む。信頼関係が十分な母娘と思っていたけれど……。信用がおけなくなってしまった母娘はお互いが疑心暗鬼。娘の行動が母親の脅威になり……。母親の過去とともに娘自身の過去も知ることになり、大変な状況に!!!!!緊迫の展開、娘は脱出できるのか!?ドキドキの恐怖が次から次へとやってくる展開に口もきけないほど見入ってしまった。まったく驚きの作品であった。Amazon Prime Video にて202年/アメリカ/90分/G監督:アニーシュ・チャガンティ脚本:アニーシュ・チャガンティ、セブ・オハニアン出演:サラ・ポールソン、キーラ・アレン原題:Run(「走る」)お薦め度「RUN ラン」★★★★(80%)
2023.02.01
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Im Westen nichts Neues (2022) (imdb.com)昔の映画作品「西部戦線異状なし」は1930年第三回アカデミー賞で監督賞と作品賞を受賞している。当時としては当然と思える結果である。昨年配信されていた話題作であったが私は見ることを避けていた。過去作があるという点、名作のリメイクは必ずしも名作とはなりえないと思えること。そして何より、見たとしても「1917命をかけた伝令」を見た時のような感じになるのではないかと思えた。見終って、というか中盤あたりから不毛な戦いにしびれを感じ始めていた。第一次世界大戦についてはよく知らず、終盤になってフランス軍のほうに戦車や火炎放射器が出てきて驚いた。フランス軍の方が軍備は優秀だったのだろうか。調べてみると第一次世界大戦は塹壕戦で膠着状態が続き、一進一退でわずか数百メートルの陣地の取り合いに終始したようである。加えて長きにわったった戦争でドイツ帝国をはじめロシア帝国、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国など多くの帝国が消滅した。そんな事情を一切描くことなく、ただただ前線での戦いと停戦交渉を映し、停戦期限まで悪あがきするドイツの将軍を見せて、やるせない思いが残る作品となっている。戦争はすべきものではない。無慈悲な死の数を増やすだけである。映画としては主人公が仲間との絆に引きずられ、戦場へ出ていく姿。戦場の悲惨さ、悲愴。虚しさを描く内容となっている。見るべきもの伝えるべきものがあるだろうけれど、現代でこの作品がアカデミー賞作品賞を獲得することは望まない。Netflix にて2022年/ドイツ/148分/監督:エドガー・ベルガー原作:エリッヒ・マリア・レマルク脚本:エドガー・ベルガー、レスリー・パターソン、イアン・ストーケル出演:フェリックス・カメラー、アルブレヒト・シュッヘ、アーロン・ヒルマー、モーリッツ・クラウス、エディン・ハサノビッチ、ティボール・ド・モンタレンベール、ダニエル・ブリュール、デービト・シュトリーゾフ、アンドレアス・ドゥーラー、ミヒャエル・ビッテンボルン原題:Im Westen nichts Neues(「西部で新しいことは何もない」)お薦め度「西部戦線異状なし」★★★☆(70%)
2023.01.29
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MyFrenchFilmFestivalTwitterでMy French Film Festivalが開催されていることを知り、配信で視聴できるので見てみた。「美しき大河」という短編。これはドキュメンタリーなのかな。水であふれる盆地に住む老人たち。アメリカのどこだろう。フランス語を話す彼らに避難する場所はない。U-NEXTによると”2019年、アメリカ。ミシシッピの川の水位が過去最高を記録し、ルイジアナ州ピエールパートの住民は最悪の自他に備えていた。・・・・・・”とあるから、ドキュメンタリではないんだな。U-NEXT にて2021年/カナダ/10分/監督:ギヨーム・フルニエ、サミュエル・マトー、ヤニック・ノラン原題:Belle River(「美しい大川」)お薦め度「美しき大河」★★★(60%)My French Film Festival 2023年2月13日まで
2023.01.29
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MyFrenchFilmFestivalTwitterでMy French Film Festivalが開催されていることを知り、配信で視聴できるので見てみた。「パロマ」という短編。ドラッグクィーンのショート・ストーリー。ハイレグ水着(?)でヒッチハイクを試みるが、車はすべて素通り。スーツケースを引きずりながら、道端のカフェレストラン(?)に入る。そこで出会ったトラックドライバーに便乗することになる。ドラッグクィーン・パロマのステージがいい。その後のダンスパーティ。そして…行きずりの出会いがその後……。なかなかな短編だと思える。U-NEXT にて2022年/フランス/27分/監督:ユーゴ・バルダン脚本:ソフィー・ボテイユ出演:ユーゴ・バルダン、オーギュスタン・ボワイエ、原題:Paloma(「パロマ」)お薦め度「パロマ」★★★☆(70%)My French Film Festival 2023年2月13日まで
2023.01.29
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Partir un jour (2021) (imdb.com)TwitterでMy French Film Festivalが開催されていることを知り、配信で視聴できるので見てみた。「バイバイ」という短編。雑な邦題だなぁ、でも、ある意味そうなのか。パリに出て長編作家となった男が両親の引っ越しに部屋の片づけのため帰省する。パリには身重の彼女。途中よった大型スーパーで元同級生に出会う。元同級生も身重だった。彼女との再会に……。思い出話に懐かしさと後悔が押し寄せる。24分の短編は時折「シェルブールの雨傘」や「ロシュフォールの恋人」を思わせる歌が入る。とある一日を映し撮ったしみじみとなる作品である。U-NEXT にて2021年/フランス/24分/監督:アメリ・ボナン脚本:アメリ・ボナン出演:ジュリエット。アーマネット、バスティアン・ブイヨン、フランソワ・ロラン、ロレア・クラヴィオッタ原題:Partir un jour(「ある日出発」)お薦め度「バイバイ」★★★☆(70%)My French Film Festival 2023年2月13日まで
2023.01.29
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(C)Copyright 2020 Doorman Inc. All Rights Reserved伊藤英明が出演しているのに、見せ場がない。日本人が外国映画に出演するとセリフがなくなったしまうが、伊藤英明もほぼセリフなし。なぜなんだろう。北村龍平監督作品とは知らなかった。ジャン・レノまで出ているのに、話題にならなかったな、と思う。冒頭のド派手なシーンからの改装中マンションで引き起こされる事件。犯人とドアマンの丁々発止のアクションは何度も何度も見せ場を作る。セリフで”30年前”と出てきて、第二次世界大戦か終戦後すぐを思ったが、ベルリンの壁が崩れる東西ドイツが一つになるときとわかり、時代錯誤している自分に苦笑した。(年を取ったものだ)U-NEXT にて2020年/アメリカ/97分/PG12監督:北村龍平原案:マシュー・マカレスター、グレゴリー・ウィリアムズ脚本:リオール・シャフェッツ、ジョー・スワンソン、デボン・ローズ出演:ルビー・ローズ、アクセル・ヘニー、ルパート・エバンス、ジュリアン・フェダー、ルイス・マンディロア、ダン・サウスワース、伊藤英明、デビッド・サクライ、ジャン・レノ原題:The Doorman(「門番」)お薦め度「ドアマン」★★★☆(70%)
2023.01.26
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(C)2013 EUROPACORP - BRICK MANSIONS PRODUCTIONS INC.この撮影の後、ポール・ウォーカーは亡くなった。自動車事故である。著名スターの事故死は突然で衝撃である。40歳の若さであった。フランス映画で見ものを探していてヒットしたので見てみた。監督業からはさっぱり足を洗った感のあるリュック・ベッソンが脚本を担当している。原案というか原作というかそれもリュック・ベッソンである。アイデアを文字にすることの方が映像作家として動画を作ることより得意なのかもしれない。と思ったら彼が担当したフランス映画「アルティメット」のアメリカ・リメイクだった。見ごたえ見どころのある映画でクライマックスでのひねりも効いている。セリフは半分くらいしかなく、アクションに次ぐアクション。格闘に次ぐ格闘。カーチェイス。矢継ぎ早で一瞬も見逃せない奮闘シーンの連発だ。正義と思ったものが正義でなく、悪と思ったものが悪でない。本当に正しいものは何なのか。そんな深読みをさせる。内容としても重厚さがあった作品と思う。U-NEXT にて2014年/アメリカ・フランス/91分/監督:カミーユ・ドゥラマーレ脚本:リュック・ベッソン、ビビ・ナセリ出演:ポール・ウォーカー、ダビッド・ベル、RZA、カタリーナ・ドゥニ原題:Brick Mansions(「レンガのマンション」)お薦め度「フルスロットル」★★★☆(70%)
2023.01.22
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The Bodyguard (1992) (imdb.com)この作品をまた見ることになるとは思わなかった。先日「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」を映画館で見たせいだ。ホイットニーの生活を見るにつけこの映画「ボディガード」にホイットニーがケビン・コスナーに指名されたとか、”I WANNA DANCE WITH SOMEBODY”がカントリーの曲なのに陰気だったとか知った。そして映画「ボディガード」では歌姫レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)とボディ・ガードのフランク・ファーマー(ケビン・コスナー)がデートしたパブ・レストランで”I WANNA DANCE WITH SOMEBODY”が男性歌手に歌われてBGMで流れていた。そのシーンではレイチェルが”この曲、カントリーなのに、陰気ね”と言っていた。大人気歌手を暗殺者の手から身をもって守るボディガードの話。遠い昔に見たものの、細かい内容は忘れていて、初デートに映画館で三船敏郎主演の「用心棒」を見に行ったなんて記憶になかった。フランクは62回見たと言っていた。”用心棒”=”ボディガード”とは洒落がきいている。1992年に見た時にはいい映画と★★★★つけているが、トリビアというかネタを知ったことで深みを感じられて★★★★☆としたい。Amazon Prime Video にて1992年/アメリカ/129分/監督:ミック・ジャクソン脚本:ローレンス・カスダン出演:ケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン、ゲイリー・ケンプ、ビル・コッブス、ラルフ・ウェイト、トマス・アラナ、ミシェル・ラマー・リチャード、マイク・スター原題:The Bodyguard(「身辺警護人」)お薦め度「ボディガード」★★★★☆(90%)
2023.01.15
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(C)2020 EROS INTERNATIONAL, PLC. ALL RIGHTS RESERVED.”真実の物語”として映画がつくられるのは最近では珍しい。というのも”真実に触発された物語”と注意書きされるようになって久しいから。裁判という内容もあるのだろうか、”真実の映画”とした、その矜持は素晴らしい。9.11がこんなにも尾を引いているなんて、誰が知っていただろうか。無実の罪を着せられて長年拘束されたモーリタニア人。アメリカは身勝手な正義を振りかざす時があるが、この作品でもよくないことが行われていた。”赤狩り”同様に誰かを密告すれば助かるというような非社会的なことをするアメリカ。アメリカの政府ではそれが正義であるとされる。アメリカ共和党の独善的正義を目の当たりにするようになった現代。アメリカの不正をきちんと認識しておかなくてはならない。これが現代アメリカにおける病巣であり、現代も行われているということを肝に銘じなければならない。そう思った映画作品であった。U-NEXT にて2021年/イギリス/129分/G監督:ケビン・マクドナルド原作:モハメドゥ・ウルド・スラヒ原案:M・B・トレイブン脚本:M・B・トレイブン、ローリー・ヘインズ、ソフラブ・ノシルバニ出演:ジョディ・フォスター、タハール・ラヒム、ザカリー・リーバイ、サーメル・ウスマニ、シャイリーン・ウッドリー、ベネディクト・カンバーバッチ原題:The Mauritanian(「モーリタニア人」)お薦め度「モーリタニアン 黒塗りの記録」★★★☆(70%)
2023.01.08
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2005年度 (locationmania.jp)邦画のおすすめをググって、一票しか入らなかったおすすめ作品の中で気になった「さよならみどりちゃん」を見てみる。17年前の作品で西島秀俊が出演していることに驚き、主演が芸達者、星野真里。岩佐真悠子という懐かしい名前も見て、興味津々。フィルムの古さは否めない。ロードムービーを見ているようで、手作り感のする作品。女を愛するが女をはけ口くらいにしかみていないユタカ(西島秀俊)は女に対して鷹揚に見えるが、それは体の関係がいいと思っているようである。主人公ゆうこ(星野真里)はユタカを好きなだけに体をひらき恋仲となったと思うけれどユタカに彼女がいることを告げられ絶句する。さらにスナックのホステスの仕事を頼まれやむなく勤めることとなる。昼はOLをしているのにである。ユタカとの関係をこわしたくないゆうこは都合のいい女になってしまうのか。全裸(下腹部は映らず、トップレスはあり)でのシーンもある星野真里は体をはった作品といえよう。西島秀俊も脱いではいるが、男は局部を見せなければ少しも覚悟はいらないと思えるので、星野真里は相当、覚悟と度胸がいったと思う。切ない感じの幕切れは、男、ユタカが悪いのか……?Amazon Prime Video にて2005年/日本/90分/監督:古厩智之原作:南Q太脚本:渡辺千穂出演:星野真里、西島秀俊、松尾敏伸、岩佐真悠子、諏訪太朗、藤沢大悟、中村愛美、千葉哲也、小山田サユリ、佐々木すみ江お薦め度「さよならみどりちゃん」★★★☆(70%)
2023.01.07
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(C)MMXX Ascendant Films Limited90分ワンショットの映画。ライブで見ているような緊張感があって、すごかった。題名に沸騰とあるように沸騰してしまったのか、ラスト主人公のシェフが……。90分ゆえか、突然の終わり。見ている人間は愕然とするしかないと思える。高級料理店は一度に満席にしないと思うが、この作品ではオープンと同時に満席になっていた、そこに少し違和感を持ちつつ、常軌をいっした主人公シェフの仕事ぶりを見ながらあ然とする。ふーむ。見ごたえはあったかなぁ。U-NEXT にて2021年/イギリス/95分/PG12監督:フィリップ・バランティーニ脚本:ジェームズ・カミングス、フィリップ・バランティーニ出演:スティーブン・グレアム、ジェイソン・フレミング、レイ・パンサキ、ハンナ・ウォルターズ、マラカイ・カービー、ビネット・ロビンソン、アリス・フィーザム、イーズカ・ホイル、タズ・スカイラー、ルルド・フェイバース、スティーブン・マクミラン、ダニエル・ラカイ、ガラ・ボテロ、ローリン・アジュフォ、エイン・ローズ・デイリー、ゲイリー・ラモント、ロビン・オニール、ローズ・エスコダ、トーマス・クームズ原題:Boiling Point(「沸騰点」)お薦め度「ボイリング・ポイント 沸騰」★★★☆(70%)
2023.01.07
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