November 15, 2012
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霙が降りました。(車で30分の塩狩峠ではしっかりと雪が降っていたそうです。)


わたくしだって、出来れば「ハワイ」のような常夏の地に生まれたかったのですが、生まれくる土地を選ぶことは出来ませんから、-30度にもなるような酷寒の地で大人になる準備期間を18年間も過ごした訳です。そんな厳しい環境で育ったのならさぞかし我慢強いだろうなんて事を思われる方もいらっしゃるでしょうが、まったくそんな事はなく、恥ずかしながら寒さにも暑さにも、押しにも引きにも、高所にも閉所にも弱い、軟弱な人間の代表として今もこの地に生息しております。

さて、日本の自虐史観教育を、自身の生い立ちにまで反映させた愚か者の代表者のような書き出しとなってしまいましたが、今日お伝えしたいのはそういう事ではなく、この寒さの中でも、温暖な気候の土地と同じように通年で同じスポーツが出来るという気迫のこもった決意をお伝えしようと思っている事です。

寒い・雪となればすぐに「スキー・スケート」などのウインタースポーツを思い浮かべるのが普通ですが、わたくしの場合、前述しましたような厳しい環境で育った事で人間が磨れる事はまったくなく、それどころか厳しい環境で育ってしまった事に起因して、こんなねじまがった挑戦をするようになったのかもしれませんが、幼いころから慣れ親しんだウインタースポーツが「一部の地域」でしか行えない「マイナースポーツ」のように思われるのを、少々癪に感じていてこんな妄想…いえ…挑戦をしているのかも知れません。

挑戦第1弾です。まずは「西日本に負けるな!道産子限定北北海道冬季河川敷バレーリーグ」を立ち上げます。露出度を前面に押し出しすぎて完全にオリンピック種目から逸脱している「女子ビーチバレー」の冬バージョンだと思っていただければ良いと思います。

開催時期、場所は「天塩川河川敷極寒の1月」参加資格のあるのは、北海道出身の「妹背牛商業」「旭川実業」「札幌大谷」「札幌山の手」などの強豪バレーボール高校での競技経験者。

開催日は、特に夜間から早朝にかけて放射冷却現象が進むと予報が出た日に召集をかけて開催します。こんな日は天塩川からは地獄谷のように川面一面に湯気が立ち登っておりますが、決して近くから温泉が出ている訳ではなく、あまりの低温に空気中の水分が凍結して霧になってそう見えているのです。そうなるとすでにマイナス20度には達しておりますが、選手たちは決して寒そうな素振りをする事は許されません。

これくらいで鳥肌なんかを立てたりする我慢の美学を持ち合わせていない道産子選手には、日本で4番目に長い天塩川をクロールで1往復するペナルテイを設けます。まだこの付近は上流とはいえ、雄に川幅は50メートルもありますので、わたくしの様な軟弱な者なら見事ターンして川岸にたどり着く可能性はまったく有りませんが、そこは恵まれた長身をバレーボールでとことん鍛えた選手達ですから、必ずや真冬のサッカーサポーターの様にダウンウオーマーをスッポリと頭から着込み雪で作ったベンチに座っている応援団席からの拍手に応えてくれるはずです。そうですここで北日本に住むアスリートの気迫を見せるのです。



ジャンプやクロスカントリースキーやリュージュやバイアスロンを「雪の降る寒い地方だけで戦って日本一なんてズルいよ」なんて、冷ややかな目で見ている“はずの”うらやましいほど暖かくて住みやすい所に住んでいる人を見返すためにも、東京よりもシベリアに近いこんな酷寒の地だって、日本で出来る全てのスポーツが通年で出来る事を、東国原英夫並みに全国の皆さんに「お訴え」しようではありませんか!

どんなに寒くとも!遭難しそうなくらいの雪が降っても!暖かいところで、高額な冬タイヤも買わずに、灯油代も掛けずに、ぬくぬくと生活している人なんて“全然うらやましくない”心からそう思っている事を、何とか伝えたかったのです!!!

あぁ…霙が…雪に変わっている…

南国の様な観葉植物の咲く高知県なんてうらやましくない…本当だぞぅ~





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Last updated  November 15, 2012 06:15:09 PM


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