今日、ひさしぶりにけんかの仲裁をした。
小学校2年生の、昼休み後のけんかである。
苦労してつくった砂場の山を、踏まれてつぶされた、という訴えを聞いたのがきっかけ。
双方を出会わせて、話を聞く。
・・・うまくいかなかった。
互いに相手の非を言い合うのみ。
そういえば、こういう場面に出会うのは久しぶり。
通常学級担任のころは、それこそしょっちゅう
けんかが起こっていたので、
どうすればいいか真剣に考え、対応策を練っていたものですが。
そのころ考えたことが記録として残っていないか、マイハードディスクを探してみた。
・・・すぐには見つからなかった。
そんなわけで、「 けんかの仲裁 」という言葉で、ネットで検索。
考え方と、具体例が載っていた。
今は、ネットで「問題」を入れると、誰かの「解答」が簡単に出てくるので、便利な時代ですね。
読んでみると、なるほどと思えることもあったので、紹介します。
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「けんか・トラブル」への対処の仕方
・ 小林幸雄流「けんかの仲裁」で教師のリーダーシップを発揮する。
(1) 当事者を落ち着ける場所に連れて行く。
(2) 教師が中立を宣言する。
(3) 自分がとった態度を自己評価させる
。
(4) その点をつけた理由を聞く
(5) 悪かった部分のみを謝らせる。
※要点のみ引用=============================
このサイトのやり方で、なるほどと思ったのは、以下の所です。
============================= 視点が自分に向いていない状態で、あれこれ事情をたずねても実りは少ない。
なぜなら、視点は相手に向き、相手の非のみに向けられているからである。
口を開けば、悪口の言い合いになるのは、火を見るより明らかだ。
ところが、「自分の態度は何点だったのか?」と問われると、
視点は、他者から自己へと変わる。
実際、「口を開けば、悪口の言い合いになる」のを見た後なだけに、この記述には非常に共感。
僕が留意してたのは、この先生の(1)から(5)の中の(1)と(5)ぐらい。
「自己評価させる」という視点は、「どうできたらいいな」ぐらいに
あいまいに願っているだけで、そんなに意識していなかった。
意識していないことは、いざというとき、できない
よいご意見にふれさせていただいたと思います。感謝します。
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