『 子どもへのまなざし 』の読書メモ、最終回です。
僕のブログでは同じ本の内容を紹介し続ける最長記録となりました。
( 第1回
はこちら。
)
良書と出合えたことに感謝いたします。
『 子どもへのまなざし
』
==========
『 子どもへのまなざし
読書メモ6
(p291~「お母さんへ、お父さんへ」の章以降、部分抜粋)
・夫婦の相性がよければ、
子どもに自分の思いどおりになってもらおう、
というような関係の深入りをしないですみます。
・夫との関係が深ければ、それだけ、
子どものありのままの姿を尊重しやすくなる。
・夫を受け入れられなければ、
その 満たされない部分を子どもに求めることになります
。
・ 子どもとのいまの時間をたいせつに
・最善は、 しからない、ゆずらない というのがいい。
・とうとうゆずってしまった、こっちが根負けして負けてしまった、
けれどもしからないですんだ、これが中ぐらい。
・子どもにたいして、
できるだけしからないけれども、ゆずらない、
だめなことはだめと負けないで根気強く、
止めるべきものは止めるという気持ちでいるのがいい。
・泣いたら泣いたことをしずめてあげるだけで、
「泣かないの、泣かないの」なんていう必要はない
。
・ 泣きたければ泣きなさいと、それでいいのです。
・相手を思いやらずして、自己実現などない。
「人間」という文字の形や意味が表わしている。
・子どもをたいせつに育てることは、
大人自身がそのような意味で、
自分をたいせつにして生きていることなのだ。
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昨日はこちらの都合で子どもを早く動かしたくて怒鳴ってしまいました。
「しからない、ゆずらない」
これをやるためには、こちらが余裕を持って、自分の都合で子どもを動かそうとしないことですね。
僕の場合、時間ぎりぎりで行動することが多く、
そもそも自分自身に余裕がないことが多いので、
まず自分が余裕ある行動をすること
を心がけていきたいです。
いろいろな方々からアドバイスを受けたり、
いろいろな本を自分で探して読んでいくうちに、
ずいぶん「余裕」の大切さが分かってきたような気がします。
余裕のない社会だからこそ、
余裕を生み出す工夫が大切だ
と思います。
「自分が満たされない部分を子どもに求める」のは、子どもがかわいそう。
でも、自分が満たされないときは、子どもに「癒しや救い」を求めている自分がいます。
それは全部が悪いことではないだろうけれども、自己中心的。
「子どものため」という大義名分は、本当は「自分のため」。
「 自分の感受性くらい、
自分でまもれ、
ばかものよ
」
(『自分の感受性くらい』茨木のりこ)
これで、『子どもへのまなざし』の読書メモと、自分の感想・気づきを終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。ご感想・ご意見ございましたら、ぜひコメントをお寄せ下さい。
『 子どもへのまなざし
』
(佐々木正美、福音館書店、1998、1700円)
最後に、『子どもへのまなざし』に書いてあったようなことを、
あたたかいイラストとマンガで読みやすくふれてある本を
みつけましたので、これも紹介します。
『 子育てハッピーアドバイス
』
( 明橋大二
/ 太田知子
、 1万年堂出版
、2005、980円)
『子どもへのまなざし』には続編もあります。
これも、貸して下さる方がいらっしゃいましたので、
これから読もうと思います。
『 子どもへのまなざし(続)
』
(佐々木正美、福音館書店、2001、1800円)
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