ちょっと日にちが空いてしまいました。
横峯吉文『天才は10歳までにつくられる』3~3歳から毎日させるとよいことは?
の続きです。
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『 天才は10歳までにつくられる
』読書メモ4 (p53~81より)
( ・
は本の記述の抜粋、 #の緑文字
は僕のコメントです。)
・ 子供たちが自ら「もう1度したい」 と思うときが伸びるとき。
#そういう意味では、
「できなくてくやしい」という体験はとても貴重です。
子供が熱中するゲームも、
単純なルールのアクションゲーム(「マリオ」など)は、
「できなくてくやしい!」という思いが、
「もう1回!」というやる気になって、
どんどんやり続けることにつながります。
ヨコミネ式は、「厳しさ」を強調されますが、
そういう、挑戦意欲を書きたてる、チャレンジングな課題設定がひとつ、
ポイントではないかと思います。
(音楽)
・ 好きな曲を 自由に
弾かせる
とみるみる上達します。
・3歳の夏になったら、ひとりひとりにピアニカを与えます。
・実際に唄ったり、楽器を奏でたりすることが、何より楽しい。
・「ヨコミネ式」では 楽しい部分だけを与えます 。
#「楽しい」=「ラク」ではないですね。
それは大人の発想です。
先ほども言いましたが、「楽しい」は「チャレンジング」に言い換えられると
僕は思います。
「やりがいのあるゲーム」っていう、イメージですね。
・子供にとって必要なのは、まず楽しさ。
そこからスタートしていけば、
自然と基本に立ち返ろうという気持ちになるのです。
自分の頭で基本が大切だと気づいて、自然と練習するようになるのです。
・毎日30分のピアニカの練習を小学6年生まで続けたらどうなるか。
☆「自学自習」のメカニズムが「ヨコミネ式」です。
◎基本になるのは子供たちの、「自ら学ぶ力」
・教師や親のせいで自分の能力をなめてかかる子供たちが増えています。
・子供に限界はない
・シンプルな「読み書き・計算」
それを貫く ことで、子供たちの能力をフルに回転させます。
#大事なのは、「読み書き・計算」ではなくて、
「それを貫く」ほう。
そこを読み違えてはいけません。
・親は子供に絶対に教えない
徹底的に 「自学自習」を身につけさせる
#今日、ネット動画で「JIN-仁―」のTVドラマ第8回を見ました。
このドラマを見ていると、主人公の必死さ・ひたむきさが伝わってきます。
それに感化されて、まわりが応援したくなる。
「 徹底的にやっているかどうか
」
全部が全部、そんなことはできません。
でも、大事なこと、自分はこれを思う、これしかないと思う、
それだけを徹底的にやることで、道は開ける。先へ進める。
子育て、教育も、それにつきる。
選択と集中。
1点集中。
「教えない教育をする」と決めたなら、それを貫かなければ。
僕は、そこが弱い。
ゆらがないように、迷わないように、
こういう本を読んで、意識を強化します。
エネルギーを集めていきます。
・子供は甘やかさずにどんどん叱る。
親の厳しさが子供を育てます。
・厳しい中でやっと褒められるから、子供の心に響くのです。
#子供への厳しさは自分への厳しさ。
選択、集中、徹底。
決めたらやりぬけ。
まず自分、そうすれば子供は、教えなくても、やる。
・ 褒める 認める 。
そもそも、子供を褒めるという行為自体、子供を見下しているのです。
無限の可能性のある子供を見下してはいけません。
・子供はバカではありません。
大人が本気なら、
それはきちんと伝わります。
(p81まで)=============================
新年度スタートまであとわずか。この土日は気合を入れて、新年度の授業準備にいそしんでいます。
この本を読み返すことも、気合入れ・意識の集中に一役買っています。
大事なのは「教育の内容」よりも、まず教え手の意識・覚悟・エネルギー。
そういうふうに、僕は理解しています。
本を読むことで、自分のできていないことを叱ってくれることにつながります。
そうすると、それを乗り越えようと、意識してがんばることができます。
本との出会いに感謝。新年度に開ける未来に感謝です。
↓本の購読はこちらから。
『 天才は10歳までにつくられる
』
読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
( 横峯吉文
、 ゴルフダイジェスト社
、2007、1200円 )
読んでくださって、ありがとうございます。ではまた!![]()
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