特別支援教育士の資格取得に向けて勉強しています。
といっても最近はほとんど勉強してませんでした。
夏の合宿での単位がなんとか認定されたので、
12月19日の最終テストに向け、ちょっとは勉強しなくちゃです。(^^)
そこで、いつも届いてからほったらかしのLD学会の機関誌「LD研究」を半年ぶりぐらいに読んでみました。
2010年の第1号(2月発行)。今日はその読書メモです。
線を引いたところを振り返ってみます。
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▼上野一彦「わが国における特別支援教育の将来」より
・ learning difference (学び方が違う)という捉え方
・2005年度からは 小・中学校だけでなく、
幼稚園などの就学前教育から高等学校にまで
特別支援教育体制は拡大されている。
・「通級による指導教室」は、
心の居場所的な「オアシス」から、
そこで力を蓄え、しっかりと通常の学級に翔び立っていける
「カタパルト(発射台)」となること
・他校通級は現在60%近く = 利用しにくい。適切さを欠く。
・ 特別支援教育の究極のゴールは、
本人の 自立と社会的参加
である。
・保護者「特別支援をぜひ受けたいと思うが、
通常のクラスのなかで目立たないようにお願いしたい
」
という声が圧倒的
・「 入り込み指導 」=米国の「 コラボレーティブ・ティーム・ティーチング 」(CTT)
もっとも保護者から支持されている
#僕も、通常学級の中で、特別な支援を必要とする子を支援するほうが
自然だと思います。インクルーシブ教育の流れも後押しして、
これがどんどん加速的に広まっていきそうです。
▼シンポジウム 「通常の学級で『特別支援教育』をどう進めるか」
・ 個に応じた配慮・支援を可能にする学級経営と授業づくり が必要
(花熊 暁)
・対象となる子どもだけでなく、むしろ 学級全体へのアプローチが重要
△ある学級では、授業の区切りがあいまいで、
めあてを明示することもなく 授業が始まってしまう
→ ハンディのある子が辛い思いをしながら、
「授業や指示の問題」を教えてくれている
と捉えるべきではないか。
○子どもの視点にたって、子どもが戸惑いがちなことには、
事前に指示を出しておく。
○遠くから怒鳴るのではなく、子どもに近づいて、
何をどうすれば良いのかを具体的に指示する。
○ポイントを黒板に図示する。
(伊藤亜矢子)
・「 あったかクラス作戦~20個の取り組み 」
・授業時間を削らない:授業の中でできるソーシャルスキル・トレーニング
・ 好意に満ちた語りかけがクラス作りのベース
○ とりわけ重要なのは「 アイビリーブ 」
(例)子どもが、食缶のおかずをこぼしたとき
「先生は、あなたはおかずをこぼさずに運べる子だって 信じてるよ」
★「怒り」を「アイビリーブ」に転換させる。
・子どもたちにも、
友だちに「早く宿題を出せよ!」と言う代わりに
「ぼくは早く宿題を出す方がいいと思うよ」
と言うことを勧めた。
(松久真実)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~▽松久先生のこの取り組みの詳細は本になっています!
『 発達障害の子どもとあったかクラスづくり
』
( 高山恵子
/ 松久真実
・米田和子、明示図書、1960円)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
あたたかい雰囲気のクラスづくりに効果抜群の20の取り組み。
自尊感情を高め合い、まとまりあるクラスをつくるためのアイデアが満載。
【目次】(「BOOK」データベースより)
(「環境」が特別支援教育成功のカギ/「環境因子」を重視したICFとは?
/ICFの発達障害への活用 ほか)
/第2章 あったかクラス大作戦─明日から無理なくできる20の取り組み
(ケンカの芽をつむ 「いがいが言葉」撲滅
への取り組み
/効果バツグン! 叱り方の3段階
「森レベル・林レベル・木レベル」
/ 静かな教室をつくる!
サイレントモードでクールダウン! ほか)
/第3章 あったかクラスで育んだ子どもたち
(先生としての私を育ててくれた子どもたちとの出会い
/ほめることでがんばり続けたしんご君
/言語表出の苦手さを乗り越えて司会に挑戦したゆみさん ほか)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この後も勉強になる実践報告・研究報告がたくさん書かれていましたが、ブログではここまでにしたいと思います。
2010年第1号の中で一番の収穫は、
僕としては松久先生の「 あったかクラス作戦
」を知ったことでした。
実践の詳細が本になっていることは
ネットで調べてわかりました。
読んでみたいと思います。
「通常の学級で『特別支援教育』をどう進めるか」は、
昨年のLD学会大会の大きなテーマでしたが、
まさにそこが重要なポイントだと思います。
少しずつでも着実に、堅実に前進したいものです。
(^0^)いつも読んでくださって、感謝します!
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