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2010.12.29
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カテゴリ: 特別支援教育

教師とスクールカウンセラーのためのやさしい精神医学(1)
 (LD・広汎性発達障害・ADHD

(森俊夫、ほんの森出版、2006、2100円)

上の本の読書メモの第10回。う~む、年内に、終わるかな。

「第6章  注意欠陥/多動性障害(ADHD)への対応
の後半、 学校での対応について  の第2回です。

(1)  ADHDの認知特性に合わせた対応

(2)  一貫した対応

(3)  子どもたちの自尊感情や自己効力感を高める対応

を順に、参照していっています。

今日は 一貫した対応 のところです。

前回は こちら

================================
『教師とスクールカウンセラーのためのやさしい精神医学(1)』読書メモ10
(p156~163より)

4. 一貫した対応

・「問題行動」というものは、
 チグハグな対応をしていると、拡大していく傾向がある。

・基本的な対応方針については、
 きちんとスタッフ間で話し合って、共通認識をもっておきましょう。

○対応の基本方針策定にあたって

・「当面の目標」にからんだものであること

・学校からその子を排除するようなものではないこと

・ADHDの場合、「最終」ゴールは、
 「落ち着いて、皆と仲良く過ごせるようになること」

「誰が」「どこで」「いつまで」ということに関して、
 コンセンサスをつくっておきましょう

 「どのように」というのは、細かく決めないほうがいいかもしれない。
 それぞれのスタッフが、それぞれの持ち味を活かしたかかわりを
 自由にした方がよい場合が多い。 

大笑いどうやるのかはその人に任せた方がいい、という考え方、賛成です。
  僕もその方が動きやすい。

・個々自由にやって、
「こうやったらうまくいったよ」ということの情報交換は
 頻繁に行われるべき

スマイルケース会議を何のために開くかといったら、
  一番のメリットはこれじゃないか、と思います。
  うまくいっていることを、広げていく。
  うまくいったかかわりを、知ってもらう。

・保護者も参加していることが望ましい。
 最低でも、方針について了解が得られていなければならない。

・学生ボランティアが関わる場合、
 (共通理解への)時間的コストはかけなくてはならない。

★問題行動の程度がひどくないのに、つい強く叱責してしまったり、
 かなりひどいことをやっているのに何も注意しなかったり・・・
介入ラインがそのときどきで動いてしまっているような対応は、
 決してよい結果を生みません。

 「ここまでのことはうるさく言わないが、
  ここを超えることをしたらきちんと注意する」
 といった問題行動のラインを明確に設定しておき、
 それを動かさない。

しょんぼり自分はなかなか守れていません。
  大いに反省するところです。
  特に自分が疲れていたり、時間がなかったり、
  「とにかくもう大変!」って状況の時は、
  問題に気づいても見過ごし・・・ということも。

  だから、そもそも「基準」を守れるように、
  自分の感情や忙しさがどうであろうと守れる「基準」を最初から
  設定しておかないと、破たんしますね。

  そういう意味では、介入ラインは甘めでもいいと思っています。
  厳しくいろいろ言い出したら、こっちが守れなくなるので。

○3つの行動分類とそれへの対応

 a 絶対許されない行動・・・・・・断固たる対応

 b 減らしたい行動・・・・・・無視

 c 増やしたい行動・・・・・・ほめる

・細かいことをアレコレ注意しても改善しない。こちらが疲れるだけ。
 注目は c に対して与えましょう。

○本人がよいことをした → 本人が得をする

●本人が悪いことをした → 本人が損をする

 というパターンに一貫性をもたせる

・口でほめてあげるだけでなく、
 何か残るものをあげられるなら、それもしてあげたほうがいい。

(p163の途中まで)===============================

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Last updated  2010.12.29 20:21:17
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