今年の1月6日に参加した特別支援教育の研修会について自分なりにまとめてみました。
年度末に参加した研修のレジュメとか、いろいろと整理するわけですが、
「 とっておいても埋もれてしまって見なくなる
」ということが分かっているだけに、
おいておきたい情報はデータ化
するようにしています。
このブログみたいに。(^^)
せっかくデジタルデータにしたので、そのメモをこのブログにも転載しておきます。
こうすることで、自分もネットで検索をかけて自分が書いたメモにアクセスしやすくなるわけで・・・。
ブログを備忘録として使う
、というの、
けっこういいんですよ。(^0^)
研修会講師は、兵庫県福崎町の中学校の先生、久後先生です。
とっても元気なおばちゃん先生でした。
今回、これを見返すことで、SENSで習ったことの復習にもなりました。
新学期に向けて、エネルギーチャージOKです。
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1月6日特別支援研修会 メモ
(講師:福崎町立中学校 久後 絹代 先生)
(#は僕の感想です。)
○小学校からの引き継ぎ
卒業アルバムの カラーコピー&データをもらう
#なるほど!
やっぱり顔写真で事前に「この子か」と確認しておくのがいいですね。
○ タイムアウト部屋
小さな部屋
安心・クールダウンできる場所
○ 記録を続けること
家庭との交換日記・電話・メール
学級通信にてどの子も「ほめる」(その子だけ特別扱いしない)
親からの反応を学級通信に載せる
#家庭との連絡ノートのやりとりは、そのまま記録にもなりますね。
先日のテレビでも尾木ママが言っていました。
難しい年頃の女生徒と関係が作れたのは、交換ノートをしたからだって。
○授業では?
動き始め、 鉛筆持ったらすぐほめる
めちゃくちゃ汚い字でも、書けたらマル
学級通信・黒板で残しておく
#もちろんこれらの対応は、子どもに合わせたもので、
他の子にも有効だというわけではありません。
それでも僕がここのところをメモったのは、
「ほめ方」の極意が書いてある気がしたからです。
本人の今できることの地点までおりていく。
そのうえで、できたことをほめる!
わざとらしいほめ方ではなくて、本当にその子をよく見ていて
「そこ!」というタイミングで声掛けができたら、
その時間が、消えてしまうものではなく、残るものとして、
また新たなスタートのきっかけになるのです。
教育は、そういったタイミングをとらえた指導の蓄積にほかなりませんよね。
○ 授業の腕を上げる法則
「 空白禁止
」
新任の授業には「空白」が多い
「 趣意説明
」
意外にも聞いてくれる。効果的。
#有名な向山先生の『授業の腕を上げる法則』です。
ほかにもいろいろ法則がありますが、代表して2つだけ。
○多動を抑える
「立って読みましょう」だけでもちがう
#こういう、通常の一斉授業の中で入れられる工夫が大事ですよね!
ほんのちょっとした授業の工夫、活動のバリエーションで、
支援の必要な子の授業参加度は、一気に変わってきます。
○生徒のプライド?意地っ張り?
ブロークンレコード(同じ調子)な言い方で
「くつはきよ」「くつはきよ」
生徒と同じ土俵に上がらない
#僕にとって「叱る」「注意する」はかなりむずかしいです。
子どもと同じ土俵に上がったり、子どもにひっぱられたりして、
怒りすぎたり怒らなさすぎたり、失敗することが多くありました。
主導権は、わたさない。
調子をくるわすのも、ありですね。
そういえば、尾木ママの「オネエ言葉」も、不良生徒を注意するときに
相手のペースにのまれずに調子を狂わす効果が大きかったのだとか。
人生、何が幸いするかわかりませんね。(笑)
◎意識して対応したい
笑顔
← 反抗されにくい
ほめる
= そこ、終わりの会、通信、懇談
絵で、モノで示す
○詳しく説明しても伝わらない
キーワードを板書
「しましょう」より「します!」「しなさい」
○支配されると嫌がる
生徒に選択させる 「どうする?」
・「A君と久後先生は漫才コンビ。ムードメーカーです」
・「ASと難聴の生徒への対応は似ています」竹田T
・叱る原則、普段から予告。叱る理由。
※原則を普段から言っておく
・叱ったときは、
「これは大事な指導です。怒っているんではないの」
と 笑顔で語る
。
・ してほしい行動を伝える。
具体的に 彼のカバンを使い、彼の席で、一人芝居をする
。
笑って、見ていた。ジョークの感覚。
○生徒からの学び
「さわんな!菌がうつるんじゃ~」
(入学式の時。 不安の裏返し
)
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子どもの行動の裏を読んだり、
心の中で感じていることに寄り添おうとしたり、
一緒にやっていこうとする気持ち・・・。
ノウハウよりなにより、大事なことが、子どもを見ること、子どもを信じることではないでしょうか。
そういったことに気づかせてくださった久後先生に感謝します。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
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