通級教室での個別指導を今日から開始しました。
今日はまあ順調でしたが、今後を見据えた計画はまだまだです。
通級についての参考図書として、次の本を読みました。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)関係は
ほとんど分かってないので、
通級での実践事例を知れてよかったです。
『 発達障害通級指導教室の指導・支援法
通常の学級でも使えるゲ-ム・遊び・余暇活動を通した
ソーシャルスキル獲得術』
( 能登宏
、明治図書、2008、1800円)
せっかく読んだので、いつものように備忘録としての読書メモを 残しておきますね。(^^)
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『 発達障害通級指導教室の指導・支援法
』読書メモ1
(第1章「発達障害通級指導教室とは?」まで)
・子どもの自己肯定感を育てることを第一に、
子どもが本当に好きな活動を準備
→ その中で「 成功体験をさせて称賛する
」
ということを信念にしている。
僕も激しく同意します。
通常の学級の教室ではできない成功体験を経験させられなかったら、
通級教室の存在意義はなくなりますものね。
・当教室では指導期間は原則として1年間。
・グループ指導または個別指導を週1回。
僕の学校の通級教室はここまで限定されていません。
期間が1年間と区切られていることによって、
計画とのその実行がかえってしっかりとなされそうな気がします。
・保護者は毎時間の指導の様子を隣室のテレビモニターで参観。
撮影スタッフなど、先生以外のアシスタントが豊富におられるようです。
普通の通級教室ではなかなかこうはいきません。
でも、実際の子どもの姿と指導の様子を見られれば、
保護者は安心でしょうね。
・1時間の指導の記録を「学習の様子」として
A4判1枚にまとめ、保護者と在籍学級担任に毎回送付。
毎回A4判1枚はまねできませんが、
こういう記録とその共有は大事だと思います。
長崎の通級の先生からのご意見を参考に、
非常に簡単な記録記入表を本日作りました。
まだまだこれからです。
・当教室における「 年度末に願う児童生徒の姿
」として
長期目標
を設定。
・ソーシャルスキル= 人とのかかわり方の「引き出し」
意図的なトレーニング
を行うことによって、
その都度、子どもたちの引き出しが少しずつ増え、
少しずつ整理されていく。
・「これをやろう」と言われても、やりたくない場合もある。
当教室は、同意しないことも認めます。
そこで、実現可能ないくつかのコースを提案しました。
ここまで出来たらすごいと思います。
理念はよく分かりますが、それだけの選択肢を用意できる
経験がまだありません。
僕の場合は、「まずはこのメニュー」というものを出していって、
少しずつ子どもの選べる幅も増やしていきたいと思います。
(p23(第1章の終わり)まで) ===============================
まださわりだけしか紹介していませんので、まだまだ続きます。
そういえば他の本の読書メモが途中のまま中断していますが、
忘れているわけではありません。(^^;)
それも近々続きを書きます。

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