きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2011.11.18
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人はなぜ学ばなければならないのか
あなたが「学ぶ」ことの意義を語ろう』
(齋藤孝
、実業之日本社、2011、1500円)

この本の読書メモの続きを書きます。

今日が第2回。

=============================
『人はなぜ学ばなければならないのか』
読書メモ ロゴ

(p99~198:第4講義「より良く学ぼう」の終わりまで。
・太字 が本の内容、間の 緑文字 は僕のコメントです。)

・学ぶうえでは 「選択」が大事

 どんな本を読むのか、
 どんな人を先生とするのか。
 そうした選択が学びの方向性を決める。

スマイル 僕が子どもの「学び」の上で最も重視していることです。

   たとえば、僕の通級教室での学習では
   「今日のメニュー」というその時間の学習を
   毎回授業の最初に子どもと相談して決めています。

   完全にこちらが内容を押し付けるのではなく、
   子どもの側の選択権・拒否権を認めています。
   そうしないと「学び」が成立しないと思っているからです。

   まあ、こちらの提案が完全に拒否されることはほとんどないので、
   子どもは単に「承認する」だけのときも多いですけど。(^。^;)

   「教育」の分野では、特に「 自己選択・自己決定 」が
   大事だと思います。

   他人がすべて決めてしまうなら、本人が伸びていかないからです。

・私の授業では、まず 読書の習慣化 を目指す。

 最初に集中的に読ませるのは、福沢諭吉の『 福翁自伝 』。


『福翁自伝新版

 その中には、着るものも構わず、食事をしたら即また勉強するという、
 あの時代の青年たちの切磋琢磨する話が出てくる。

 それを読むと、学生たちは刺激を受け、
 「自分たちは、そんなに面白そうに勉強したことはないな」と思う。

大笑い 幕末~明治にかけて、
   「志」の強い若者がわんさかいました。
   福沢諭吉もその一人でしょうね。

   僕はそのときの学生連中の雰囲気を、たぶん
   『おーい!竜馬』というマンガの中で知ったと思います。
   熱を帯びた、本当に自ら学びたいものばかりが集まる空気というのは
   非常に魅力的に映りました。

   この『福翁自伝』は、ぜひ読んでみたいです。
   言ってるそばから、もうネットで注文しました。(^。^)

・授業では、4人1組のグループをその都度つくり、
 その中の一人が自分の読んだ本についてプレゼンテーション。

 残りの3人は聞き手となって質問し、
 発表する人がそれに答える。

 このやりとりを順番に行ない、
 過去1週間に誰が最も知的な読書をしたかということを
 投票で決める。

スマイル こういう「グループ学習」はとても効果的だと思います。
   通常学級の授業で積極的に取り入れられている先生方もおられます。
   かなり成果が見られます。
   自分もやってみたいですが、まだまだ実践不足です。
   こういう「読書会」があれば、参加してみたいです。

・「 自分の内部に火を持つ

 本を通じて学び、内側からわき上がる喜びの感覚を経験していれば、
 人生に対して捨てばちにならないですむ。
 社会から多少冷たくされたとしても、
 自分の内側に火を持っているので、冷え切ることはない。

・会議のときは必ず ホワイトボード を使う。

 誰が意見を出しても交ざり合ってしまうような書き方をしていけば、
 議論をみんなでつくっていける。

 「では、ここを次に埋めましょう」などと
 進行役が促して意見を出し合うと、
 その会議は途端に良くなる。

スマイル 会議の進行役が視覚的に話を記録したり整理したりすることは
   とても大事だと思っています。

   ちょうど明日、人権の研究会があり、司会をすることになっています。
   場を活性化したり、意見が出やすいように工夫したり、
   「何のために・何を話し合うか」を明らかにする為に
   黒板を使いたいと思っています。
   チョークで書くだけでなく、カードに書いて後で動かせるようにするのも
   面白いかな、と、いろいろ頭の中で考えています。

・リクルート出身の藤原和博さんは、
 ブレーンストーミングについて、
 「最初はとてつもなくバカなことを言ってください」
 と話していた。

ウィンク 話し合いの最初、口火を切る人は大事ですね。
   こういうときにバカな意見が言える人は本当にすごいと思います。
   僕も自分が言うときには、後の人が意見が言いやすいように、
   と考えてはいます。
   しかしなかなかとてつもなくバカなことまでは言えません。
   それが言えてこそのブレーンストーミングなのにね。(^0^)

(P198:第4講義の終わりまで) =============================

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Last updated  2011.11.18 23:47:47
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