新年度が始まりました。
年度末・年度初日、新しいことがめじろおし、わからないことがめじろおしでした。
想定外のことが起こりまくる、刺激的な1週間でした。
ここまで自分がわかっていないことやできていないことを痛感させられた日々はなかったです。
そのぶん、本当に勉強になりました。
こういうときは、まったく関係ない分野の本を読みたくなります。
そういうわけで、今日は 小林正観 さんの本を2冊、紹介します。
仏教系の寓話を多数引用されながら、心の重荷を軽くしてくれる楽しいお話をしてくださる方です。
1冊目
『 悟りは3秒あればいい
』
(小林正観、大和書房、2008、1500円)
正観さんは、現実の悩みを、面白い見方や楽しい言い方で、違う視点に持って行ってくれます。
たとえばこの本には
「人は人の形を見せているだけであって、元々は、
糞の塊が皮をかぶっているだけだ
」
という表現が紹介されています。(p48)
お釈迦様の言葉らしいですが。(笑)
こういうのを読むと、肩の力が抜けます。(^^)
2冊目
『なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?』
(小林正観、イースト・プレス、2015、1500円)
・「ありがとう」という言葉を届けただけで、相手がすごく元気になる 。(p94)
・自分の口から発する言葉のすべてが、「人に元気を与え」「勇気を与え」「安らぎを与える」 (p95、良寛和尚の「愛語」による)
・「言葉には”気”を込められる」 (p96)
・常に、人に対して「愛語」を考えるだけでも、生活が変わってくる (p96)
正観さんは言葉の力について、かなり多くの引用や根拠をもとに、多くの著書で書いておられます。
「こんな簡単なことで」と、勇気と、気づきをもらえます。
・「思いどおりにされる」という人生もかなり面白いものです 。(p170)
・すべてのことは思いどおりにならない (p171)
・自分が「大したものじゃない」「ろくなもんじゃない」「ちゃんとしたものじゃない」と心を定めることができたら、人間はとても楽に生きることができます 。(p173)
思いどおりにならないことが多くて落ち込んでいるとき、こういった言葉が、救いになります。
そのとおり、人生は思いどおりにならないものです。
「思いどおりにする」というこだわりから解放され、「ありのまま」を生きること。
思い上がりを正し、思い込みから抜けて、気持ちを緩ませて生きよう!(^0^)
・自分の思うような人であれば受け入れる(好きになる)、自分の思うような人でなければ受け入れない(嫌いになる)という選び方をしている限り、私たちは悩みや苦悩から抜け出すことはできない (p288)
・「 そこから先は神の領域 」 (三浦綾子さんから学んだこと)
・すべてのことについて、 「そこから先は神の領域」と考えると、ずいぶん楽になります 。(p299)
新年度、またイチからのスタートだ、という思いを強くしています。
めぐりあわせがあり、新しい仕事や新しいチャレンジ、新しい出会いをたくさんいただける新年度になりそうです。
何が起きるか、想像もつきませんが、思い上がりで勝手に自滅していくことがないよう、誠実に、ありのままを大事にし、何が起きるか楽しむくらいのつもりで、臨んでいきたいと思います。
御縁のある皆様、今年度も、よろしくお願いします。![]()
あ、異動や転勤は、ありませんよ。ただ、ちょっと仕事が増えるだけです。
倍ぐらいに。(笑)
「完璧なマニュアルを示してその通りにし… 2024.05.10
「ASK→FIND→GIVE」 ~クリス… 2024.03.28
「結果」よりも「プロセス」 2023.11.17
PR
Category
Keyword Search
Free Space
Calendar
Comments