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少女時代に読んでいたマンガの本の影響で、どうしても乗車してみたい列車がありました。![]()
フランス国鉄(SNCF)が運行する高速列車TGV「イル・ド・フランス」です。
パリ北駅からブリュッセル間を乗車しました。
今から数十年も前の話ですが、今でもその時何が起きたか鮮明に覚えているのが不思議です。
その時、フランス国鉄のストに当たり、当時2時間くらいで到着する列車が5時間近くかかったと記憶しています。幸いダイニングカーに席を取っていたので窮屈な思いはしませんでしたが遅延で大幅なスケジュールの変更となり結局ブリュッセルでランチだけ食べてトンボ帰りしたのです。
でもその時ブリュッセルでたまたま食べたランチが素晴らしく芸術的で美しく、かつ美味しかった事を今も覚えています。(フレンチのコース料理でした。)遅延のおかげでその店に入れた事自体がラッキーとなったのです。
私に運が無いのか? 列車の旅は特に記憶に残る事件ばかりです。特にフランス国鉄との相性は最悪のようです![]()
RENFE AVE (スペイン高速鉄道) 2
前回に引き続きレンフェ (RENFE)アヴェ(AVE)からの紹介です。
予約表によれば ランクは3つあるようです
。
クラブ(club)クラス(特等)
プレファレンテ(Preferente)クラス(1等)
ツーリスタ(Turista)クラス(2等)
実はプレファレンテ(Preferente)クラスの実態だけが不明です。
クラブとの違いはカンフアレンス・ルームが使用できない事とドリンクと軽食が付いていながら座席で食事ができない事です???
3つのクラスとも座席でビデオや音楽プログラムが楽しめ、子供向けのボードゲームも
使用できる・・と案内には書いてあります。
アヴェ(AVE)のクラブクラス
クラブクラスは横3シートです。

ダイニング・カーとの間にある一室、
これはもしかしたらクラブクラスのみ使用できるコンファレンス・ルーム?
(会議室?)かもしれない・・。
クラブクラスの所のトイレ

前回鉄道と言うよりは飛行機のビジネスの感覚・・と言う事を書きましたが、実際航空機との競争を意識してのサービスになっているようです。
ウィキペディアでは、「30分以上の延着で料金の100%払い戻し、15分から30分以内の延着で料金の50%払い戻しの制度がある(2009年7月現在)」
と書かれていましたが、ほぼ時刻は正確のようです。
これがフランス国鉄だったら年中払い戻し・・ではないか? と思いますが、将来フランスと接続してもこの制度は残るのだろうか? と疑問が・・。
ツーリスタ・クラスとの間の荷物置き場
ツーリスタ・クラスは横4シート
スーツケースが乗っかってしまうほどの幅がある天井の荷物置き場
おまけ
アヴェ(AVE)の発着するマドリードのアトーチャ駅(Atocha)
新駅舎のプラットフォーム
アトーチャ駅(Atocha)はレンフェの運営するマドリード最大の鉄道駅。
前回紹介したようにアヴェ(AVE)は1992年4月21日、セビリア(Sevilla)国際博覧会に向けて開通。
その時に駅舎の方もそれに合わせるように 1985年から改築が始まり、1992年には
新駅舎が落成
。
外観写真が無いのが残念であるが、建築家はスペインを代表する建築家であるホセ・ラファエル・モネオ(José Rafael Moneo Vallés)(1937年~)
旧駅舎プラットホームを改造したアトーチャ駅のカフェテラス。
植物園風の演出が特徴。
おわり
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リンク RENFE AVE (スペイン高速鉄道) 1
リンク オーストリア国鉄レールジェット(railjet) 1 (機関車と制御車)
リンク オーストリア国鉄レールジェット(railjet) 2 (列車レストランのメニュー)
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