花の名前 0
ラ行の花 0
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初冬から春に、濃い緑の葉のわきに、一重や八重、千重の白やピンク、紅色などの花が咲き、咲き終わると、多くはツバキのように花ごと落ち、サザンカのようにはらはらと散るものもあります。1月2日の誕生花は、サザンカが咲き終わる頃から咲く花、ハルサザンカ(春山茶花)。花の名は、春咲きのサザンカで、1918年に植物学者の牧野富太郎博士によって名づけられ、サザンカは中国語でツバキ科の木を指す山茶(サンサ)の花、山茶花が転化したといわれています。サザンカ(山茶花)の野生種は5~7弁の白い一重咲きの花で、園芸品種は花の時期や花形などの特徴から、サザンカ群、冬に咲くカンツバキ群、冬から春に咲くハルサザンカ群に分類されています。ハルサザンカはサザンカとツバキ(主としてヤブツバキとその園芸品種)の自然交配で生まれた種間雑種と考えられ、ヤブツバキに近い特徴を持っているそうです。 花言葉「慎ましやかな人」は、厳しい冬にけなげに咲いてほのかに香る控えめな花からつけられたのでしょうか。花言葉「ひたむきさ」は、寒風に散りながら次々と咲く様子からでしょう。花言葉「困難に勝つ」は、冬枯れの花の少ないときに、強く冷たい風や降り積もる雪に耐えて咲くことからきているのでしょう。 ガーデニングを始めた頃に植えた南の垣根のハルサザンカの宝塚は、最初は日当たりのよい南のお隣に向いて咲くので、2階のベランダから見る方が窓よりも花がたくさん見られます。真冬に庭に向いて花が咲くと、掃き出し窓からメジロの姿がよく見えますが、小さな鳥はデジカメを向けるとすぐ飛び立ちます。宝塚は白に近い淡いピンクの多くの花弁をはらはらと散らせて、地面に散った花弁は雪のようです。ハルサザンカの品種は古金襴(こきんらん)、銀竜、笑顔、鎌倉絞などがあります。ツバキ科ツバキ属、耐寒性常緑高木、原産地:日本ハルサザンカ(春山茶花)の花言葉:慎ましやかな人、ひたむきさ、困難に勝つ。ハルサザンカ(春山茶花)の誕生花:1月2日、1月12日流通時期:苗木や鉢植えを秋~冬に見かけます。トオヤマグリーン、園芸百貨店何でも揃うこぼんさいさんにあります。 サザンカ
2015.01.02
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。春に、新枝の先に丸く赤い雌花が咲いて、基部に雄花が房になって咲き、翌春に雌花は青い松笠になり、その翌春には笠を開いて翼のある種子を飛ばしたあと松ぼっくりになります。1月1日の誕生花は、新春を祝う縁起のよい常緑樹、マツ(松)。花(木)の名は、古くから神の宿る神聖な木とされていて、神が木に宿るのを待つことからという説や、行く末を待つことからという説などがあります。別名のチヨキ(千代木)は、マツには長い年月が刻み込まれていると考えられてつけられたそうです。ご近所で、マツが門の上に枝ぶりを整えられて長く差しかかっているのを見かけますが、玄関のマツにはお待ちする、歓迎するという意味も込められているそうです。 花言葉「不老長寿」は、冬も緑の葉を茂らせる常緑樹で、不老長寿の象徴とされることからつけられています。花言葉「永遠の若さ」は、厳しい冬の寒さや風雪に耐えてずっと葉の緑を保つことからつけられたのでしょう。 松ぼっくりを拾って遊んだ小学校の校庭のマツは老木で、見上げても花は見えませんでしたが、公園の若木は目の高さで、花や青い松かさがよく見えます。近くの城址公園は荒城の月(作詞:土井晩翠、作曲:滝廉太郎)の歌のように、残された石垣にマツとサクラがあり、唱歌を聞くと城跡のマツを思い出します。春高楼の花の宴、めぐる盃かげさして、千代の松が枝わけいでし、昔の光今いずこクロマツ(黒松)は別名が雄松、男松で、灰黒色の樹皮に大きい亀甲状のひび割れがあり、針葉が硬く、アカマツ(赤松)は別名が雌松、女松で、樹皮が赤褐色で針葉が柔らかく、ともに二葉松です。五葉松は5本の松葉が束になっています。マツ科マツ属、耐寒性常緑針葉樹、原産地:日本、朝鮮半島別名:チヨキ(千代木)マツ(松)の花言葉:不老長寿、永遠の若さ、勇敢。マツ(松)の誕生花:1月1日、11月14日、12月14日流通時期:盆栽を春と秋~冬に見かけます。モダン盆栽 中村屋、片岡笑幸園「悠々の森」、石田精華園 楽天市場店、遊恵盆栽 楽天市場店、ガーデンタウン、園芸ネット プラス、植木通販 季の香、トオヤマグリーン、、、
2015.01.01
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早春から深く羽状に切れ込んだ葉の間からすらりとした花茎を次々と出して、黄や赤、白、ピンクなどの花弁が幾重にも重なった八重咲きや万重咲きの花が初夏まで咲きます。1月31日の誕生花は、花弁の重ねが多くボリューム感のある豪華絢爛な花、ラナンキュラス。花の名は、ラテン語のrana(カエル)で、カエルが住むような湿地に自生することから名づけられました。別名のハナキンポウゲ(花金鳳花)は、華やかな色彩を持つキンポウゲ(金鳳花)で、原種がキンポウゲと同じ鮮やかな黄色の5弁花であることからつけられています。 花言葉「晴れやかな魅力」は、幾重にも重なる花びらを持ち、遠くからでも人目を引く華やかさがあることから与えられたそうです。花言葉「光輝を放つ」は、春の日差しに黄色やオレンジの薄い花びらがきらきら輝くところからつけられたのでしょう。花言葉「名誉」は、十字軍を率いてカイロに進撃したフランスのルイ9世が帰国する時に、花の好きな母へのお土産に選ばれて、敵地から持ち帰られた花に与えられたのでしょうか。 花の少ない冬のポット苗はつぼみから花が開いて散るまでゆっくりしているので、かなり長い間咲き、鉢に植え替えて、葉が枯れたら風通しのよい場所で乾燥気味にすると翌年も楽しめます。(過湿になると球根が腐ります)キンポウゲ科ラナンキュラス属、半耐寒性の秋植え球根、原産地:中近東、東地中海沿岸別名:ハナキンポウゲ(花金鳳花)ラナンキュラスの花言葉:名誉、光輝を放つ、晴れやかな魅力、あなたは魅力に富んでいる。ラナンキュラスの誕生花:1月29日、1月31日、2月25日、3月2日、3月6日3月20日、4月3日、5月25日流通時期:球根を晩夏~秋に、花つきポット苗や鉢花を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、はなや IchiJin‘いちじん’、ガーデニング専門店 hana*world、テーブルガーデン、Green Box (グリーンボックス)、千草園芸、バラ苗・野菜苗・さいじょう緑花さんにあります。
2014.01.31
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冬から春にかけて、深い切れ込みの入った鮮やかな緑の細く小さな葉をつけてよく枝分かれしたスティック状の枝先に、鮮黄色の小さな花がまとまって咲きます。1月30日の誕生花は、黄色い小花が賑やかに咲くユリオプス・バージネウス、ゴールデンクラッカー。花の名は、ユリオプス・バージネウスの愛称で、枝分かれしながら大きくなった樹姿をして、枝先に金色の花が集まってはじけるように咲くことからつけられたようです。属名のユリオプスは、ギリシャ語のeuryps(大きな目を持つ)で、くっきりとした花の形を目にたとえてつけられています。 花言葉「心躍る」は、細い枝先に数知れず咲く黄色い小花の重みで、春風に軽やかに踊っているように見える花の印象からつけられたのでしょう。花言葉「祝福」は、結婚式やクリスマスなどのパーティーで、幸福を喜び祝うために使うクラッカーのように、黄色い小花がはじけ咲くことからつけられました。 鉢植えのゴールデンクラッカーは大きくなって真冬に咲き始め、どんどん枝分かれしながら上に伸びて背丈ほどの高さになると、下葉が枯れて目立つようになり、切り戻しました。暖地なので、地植えにしたら円錐形の紙容器のクラッカーのような形の樹姿になったのでしょうか。自生地では樹高が4mになるそうです。キク科ユリオプス属、半耐寒性常緑中低木、原産地:南アフリカ別名:ユリオプスゴールデンクラッカーゴールデンクラッカーの花言葉:心躍る、祝福、美しい日々、明るい愛。ゴールデンクラッカーの誕生花:1月30日、2月10日、3月25日流通時期:冬~早春にポット苗や鉢花を見かけます。はなや IchiJin‘いちじん’、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ガーデニングshop岐阜緑園さんにあります。 ユリオプスデージー
2014.01.30
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初夏から初秋にかけて、波打ったような長楕円形の葉の間に、香りのよい白い5弁花が次々と咲いて結んだ小さな実は、風邪の流行する冬に金色に熟し、皮ごと食べられます。1月29日の誕生花は、ビタミンCたっぷりの輝くような黄金の実、キンカン(金柑)。花(木)の名は、金色の実のなる柑子(ミカンの古名)で、柑子(こうじ)の実が小型で、黄金色していることから名づけられました。別名のヒメタチバナ(姫橘)は、美しい金色の実が柑橘類の中で最も小さいことからつけられています。 花言葉「思い出」は、冬に風邪によく効く実を砂糖漬けや甘露煮などで食べた子供の頃の連想からつけられたのでしょう。花言葉「感謝」は、江戸時代に中国の清の商船が遠州灘沖で遭難し、漂着した清水港(静岡県)で、船員が助けてくれた地元の人に砂糖漬けの実を贈ってきたというお話からつけられたのでしょうか。それとも、咳止めや喉の痛み止めなどに効果があるとされ、古くから風邪予防の民間薬として重宝されてきたことからきているのでしょうか。 キンカンは春夏秋の四季咲き性で、夏の花が一番結実しやすく、雨などで結実できなければ、しばらくして同じ芽からまたつぼみを出して、実を結ぶまで何回か花を咲かせることを繰り返すそうです。小さいときに生で食べた実は果皮が甘く、白いワタがちょっと苦く、中身が酸っぱくタネが多くありましたが、今では、甘くタネなしの品種があり、食べやすくおいしくなっています。ミカン科キンカン属、常緑低木、原産地:中国別名:ヒメタチバナ(姫橘)キンカンの花言葉:思い出、感謝。キンカンの誕生花:1月29日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。土っ子倶楽部、園芸ネット プラス、花ひろばオンライン、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター、渓風園(keifuen)、ガーデン ストーリーさんにあります。プチマル たまたま 大実
2014.01.29
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春から初夏にかけて、根ぎわに茂った灰緑色やシルバーの葉の間から伸ばした花茎の先に、花弁にストライプや花芯に蛇の目模様が入ったオレンジや黄、ピンク、白などの花が一輪咲きます。1月28日の誕生花は、花弁の複雑な模様が美しいガザニアの花、クンショウギク(勲章菊)。花の名は、花の色や形が勲章に似ていることから名づけられました。属名のGazaniaは、15世紀にアリストテレスの著作をラテン語に翻訳したギリシャの古典学者Theodorus Gazaにちなんでつけられています。 花言葉「あなたを誇りに思う」は、勲章に似ている整った立派な花の姿からつけられました。花言葉「身近の愛」は、功労などに対して国から授けられる勲章と違って、手元で花を咲かせて楽しめることからつけられたのでしょう。 クンショウギクは曇りの日や夜は花が開かず、日が当たると花が開いて夕方頃に閉じるので、公園の木の周りをぐるっと囲んだ黄色い花の一部は閉じていました。クンショウギクのカラフルな花弁の基部の模様や花芯はさまざまで、二色咲きや八重咲きもあります。キク科ガザニア属、半耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:ガザニアクンショウギク(勲章菊)の花言葉:あなたを誇りに思う、身近の愛、きらびやか。クンショウギク(勲章菊)の誕生花:1月28日、6月26日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、産直でお花をお届け「イングの森」、GRANDY、産直花だん屋、ガーデンタウン、グリーンロケットさんにあります。
2014.01.28
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春になると、細い葉をつけた茎の上部で横に伸びて枝分かれした茎の葉のわきに、雄花と雌花が咲き、花の終わり近くにめしべの名残を残した緑の丸い実がつき、夏に茶色くなってはじけます。1月27日の誕生花は、ユニークな花が咲くユーフォルビア・ラティリス、ホルトソウ(続随子草)。花の名は、かつて種子から採油し、ホルトノアブラ(ポルトガルから輸入されたオリーブ油)として偽製したことから名づけられました。学名のEuphorbia lathyrisは、属名がアフリカ北西部の古代王国マウレタニアの王ユバの従医Euphorbosにちなんでつけられ、種小名がギリシャ語でユーフォルビアの古名だそうです。 花言葉「見せかけ」は、見た目より利用価値が多いことからつけられたそうです。ホルトソウは16世紀(天文年間)に渡来し、薬用および観賞用に栽培され、種子を圧搾して取れた油分を精製すると続随子(ぞくずいし)という生薬になります。江戸時代にはホルトソウ油が長い間粘らないので、刀剣を拭い、大名時計に塗るなど工業的な用途もあり、今では石油の代替エネルギーとして注目されています。 複数の雄花とカボチャのようなかわいい雌花が結んだ実は、1本の茎に次々と段々になって数多くつきます。ホルトソウは引っ越してきたとき隣の空き地に実をたくさんつけていて、空き地に家が立ってからは見かけませんでしたが、昨春近くにできた空き地に咲いていました。ユーフォルビアの仲間なので、茎から出る白い汁は皮膚がかぶれます。トウダイグサ科トウダイグサ属、一年草、原産地:南ヨーロッパ、西南アジア別名:クサホルトホルトソウ(続随子草)の花言葉:見せかけ。ホルトソウ(続随子草)の誕生花:1月27日流通時期:―オリーブ
2014.01.27
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早春に放射状に広げた肉厚な葉の中心から太い花茎を伸ばし、反り返った白い6弁の小さな花がゴージャスな花房になって咲き、よく香ります。1月26日の誕生花は、ギリシャ神話の美少年ヒアキントスの名をとどめる白い花、ヒヤシンス(白)。花の名は、ギリシャ神話で太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスの寵愛を受けた美少年Hyakinthosから名づけられました 。ヒヤシンスは16世紀にイタリアを経てヨーロッパに伝わり、オランダで改良されたダッチ・ヒヤシンスとフランスで改良されたローマン・ヒヤシンスがあります。 ヒヤシンスは白やピンク、紫、青などの花色にも花言葉がつけられています。ヒヤシンス(白)の花言葉「心静かな愛」は、ヒアキントスが流した血から咲き出た原種の濃紫色の悲しみを超えた愛の花と違って、物静かな花色をしていることからつけられたのでしょう。ヒヤシンス(白)の花言葉「控えめな愛らしさ」は、花の形や花房がゴージャスなのに花の姿が可憐なことからつけられたのでしょう。 1月になって不ぞろいに咲き始めた芽出しヒヤシンスはひと月もすると咲きそろい、早春まで咲いていました。鉢植えのヒヤシンスは花後に庭や大きな鉢に植え替えてお礼肥えをしましたが、翌年は早春に花が咲き、毎年少しずつ花数が少なくなりました。ユリ科ヒヤシンス属、秋植えの耐寒性球根、原産地:地中海沿岸別名:ニシキユリ(錦百合)、フウシンシ(風信子、飛信子)ヒヤシンス(白)花言葉:心静かな愛、控えめな愛らしさ。ヒヤシンス(白)の誕生花:1月2日、1月26日ヒヤシンスの花言葉:スポーツ、ゲーム、遊び、運命、嫉妬、悲しみを越えた愛。ヒヤシンスの誕生花:1月4日、3月27日、4月11日流通時期:球根を晩夏~秋に、芽出し鉢植えや鉢花を冬~早春に見かけます。産直花だん屋、ACID NATURE 乙庭、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、遊恵盆栽 楽天市場店、癒し空間 One’s Garden&Plants、ガーデニングショップ四季の里さんにあります。 芽出しスノードロップ
2014.01.26
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早春からよく分枝した枝先や細長い葉のわきに、白やピンク、桃紅色などのつぼ型や釣鐘形の小さな花が集まって次々と咲きます。1月25日の誕生花は、冷涼な地に咲く花が小さなヨーロッパ系のエリカ、ヒース。花の名は、英名のheathからで、古スコットランド語のhaeddre(荒れ野)で、花がスコットランドやアイルランドの荒地に多く咲くことから名づけられました。 花言葉「裏切り」は、シェイクスピアの悲劇のマクベスやリア王、小説の嵐が丘(作者:エミリー・ブロンテ)からきているのでしょう。 エリカの生い茂ったヒースと呼ばれる荒野で、マクベスは3人の魔女に会って予言を聞き、リア王は嵐の中2人の姉娘に裏切られて老いた身でさまよいました。花言葉「私は私らしくありたい」は、人々の行く手を阻むように枝と枝を互いに絡めあい、荒涼とした荒れ地に一面に生い茂って咲く花のどこからきているのでしょうか。 ヨーロッパ系のエリカの花は品種によって、春咲き、夏咲き、秋咲き、冬咲きがあります。ツツジ科エリカ属、常緑低木、原産地:南アフリカ、地中海沿岸ヒースの花言葉:心地よい言葉、孤独、寂寞、博愛、裏切り、私は私らしくありたい。ヒースの誕生花:1月6日、1月13日、1月25日、2月6日、3月1日、8月5日 、9月17日流通時期:鉢花を周年見かけます。園芸ネット プラス、大神ファーム、ガーデニングshop岐阜緑園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ハッピーガーデン、はなや IchiJin‘いちじん’、緑の風yamashoku、千草園芸さんにあります。
2014.01.25
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春から晩秋まで、浅い切れ込みのある葉の間から伸ばした長い花茎の先に、赤やピンク、白などの一重や八重の花がボール状に集まって咲きます。1月24日の誕生花は、ヨーロッパの窓辺を飾るポピュラーで鮮やかな花、ゼラニウム。花の名は、リンネによって分類された旧属名の名残で、旧属名はギリシャ語のgeranos(鶴)で、実がツルのくちばしに似ていることから名づけられました。花言葉「君ありて幸福」は、ヨーロッパの「右手にパンを持ったら、左手にゼラニウムを」という諺から、次々と花を咲かせて窓辺やベランダを長く飾る花をパートナーや恋人にたとえたのでしょう。 花言葉「愛情」は、イスラム教では、預言者マホメットの徳を讃えるためにアラーの神が創造した花といわれていることからつけられたそうです。布教の旅を続けていたマホメットが洗ったシャツを乾かしていた、ラベンダー・マロウ(薄紫色の葵という説も)からシャツを手に取ると、鮮やかな赤いゼラニウムの花に変わっていたそうです。 ゼラニウムは多肉質の茎が過湿に弱いので、鉢植えは梅雨の頃、軒下に置きますが、ご近所の庭植えでは大株になって、真冬の寒さも高温多湿も平気で咲いています。明治末から昭和の初期にかけて変わり葉ゼラニウムが流行し、斑入り葉や葉模様を楽しんだそうですが、華やかな大輪や愛らしい極小輪、バラ咲きや星咲きの花なども見ていて飽きません。ゼラニウムは赤やピンク、真紅などの花色や斑入り葉や銀葉などにも花言葉がつけられています。フウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)、耐寒性・耐暑性多年草、原産地:南アフリカ別名:テンジクアオイ(天竺葵)ゼラニウムの花言葉:愛情、真の友情、決意、君ありて幸福、慰め。ゼラニウムの誕生花:1月24日、4月3日、4月24日、6月28日、7月27日ゼラニウム(赤)の花言葉:君ありて幸福、安楽。ゼラニウム(赤)の誕生花:1月26日、6月29日、8月11日流通時期:鉢植えやポット苗を周年、見かけます。産直でお花をお届け「イングの森」、園芸ネット プラス、charm 楽天市場店、花と雑貨のABC、ゲキハナ 感激安心のお花屋さん、緑の風yamashoku、ガーデニングshop岐阜緑園、Fleur Town 吉本花城園さんにあります。
2014.01.24
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春と秋に新芽を出して、厚く深い切れ込みがある銀白色に輝かく葉は冬も変わらず美しく、初夏になると花茎を伸ばして、茎先に黄色い小花を次々と咲かせます。1月23日の誕生花は、主役の花をサポートするシルバーリーフ、シロタエギク(白妙菊)。花の名は、白い色(白妙)をしたキク(菊)の葉で、キクによく似た形の葉と茎が灰白色の綿毛で覆われていることから名づけられました。別名のダスティーミラーは、英語のdusty(ほこりまみれの)とmiller(粉屋)で、粉が吹いたような銀白色の葉や茎のイメージから、粉まみれで粉を挽く粉屋をたとえてつけられました。 花言葉「あなたを支える」は、花壇や寄せ植えなどで主役の花をよく引き立てることからつけられています。花言葉「穏やか」は、やわらかな葉色からつけられたのでしょうか。シロタエギクは花壇の緑の葉と銀白色の葉が互いに引き立てあって、赤やオレンジの印象の強い花の美しさを引き立て、花色をやわらげます。 葉に水をかけると、銀白色が損なわれて緑色になることがありますが、寒さに強く秋から冬を彩る花の寄せ植えなどに使われています。キク科セネシオ属、耐寒性多年草(一年草扱い)、原産地:地中海沿岸別名:ダスティーミラーシロタエギク(白妙菊)の花言葉:あなたを支える、穏やか。シロタエギク(白妙菊)の誕生花:1月23日、1月31日、11月12日流通時期:ポット苗を主に春と秋に見かけます。園芸ネット プラス、Green Box (グリーンボックス)、はなや IchiJin‘いちじん’、テーブルガーデン、緑の風yamashoku、楽しいガーデニング生活『なごみ』 モクビャッコウ
2014.01.23
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四方に広げたトゲのない細長い葉の中心から花茎を伸ばして、赤や黄、ピンクなどの色鮮やかで美しい花苞(葉の変化したもので花のように見える)の間に、小さな花を咲かせます。1月22日の誕生花は、長く楽しめるエキゾチックな観葉植物アナナス類、グズマニア。花の名(属名)は、18世紀のスペインの自然科学者Anastasio Guzmanにちなんで名づけられました。日本ではアナナス属だけでなく、パイナップル科のエクメア属、クリプタンサス属、グズマニア属、チランドシア属などもアナナス類で、一度花が咲いた株は二度と花を咲かせません。 花言葉「理想の夫婦」は、小さな花を一度だけ咲かせて数カ月すると、花苞が少しずつ色を失いながら、株の周りに子株を出す生育サイクルからつけられたのでしょうか。花言葉「いつまでも健康で幸せ」は、赤や黄などに鮮やかに色づいた花苞が長い間色あせないことからつけられたのでしょう。 グズマニアは重なり合って筒状になった葉の間に水をためて生育し、大型と中型、小型の品種があります。斑入りのスターマインベガは室内での冬越しに場所をとらずコンパクトでしたが、株分けした子株が根を張って、花を咲かせるまでに何年か、かかりそうです。パイナップル科グズマニア属、非耐寒性常緑多年草(観葉植物)、原産地:中南米の熱帯雨林別名:ブロメリアグズマニアの花言葉:あなたは完璧、いつまでも健康で幸せ、理想の夫婦、熱情。グズマニアの誕生花:1月18日、1月22日流通時期:鉢植えを周年見かけます。スタジオHiro楽天市場店、癒し空間 One’s Garden&Plants、IVY楽天市場店、ハッピーガーデンさんにあります。 チューリップ
2014.01.22
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春から夏に、ハートや星形など美しい形や色合いの葉がよく茂るつるを伸ばして根を出し、壁や木にしっかり固定しながら、どんどん這いあがって広がり、成木になると花が咲くようです。1月21日の誕生花は、室内ではインテリアグリーンのヘデラ、アイビー。花(木)の名は、英名のivyからで、ヨーロッパや北アフリカ原産のセイヨウキヅタ、カナリア諸島などが原産のカナリーヅタ、小アジアなどが原産のコルシカギヅタなど多くの種類の総称だそうです。属名のヘデラは、ギリシャ語のhedra(葉が密生する)で、葉が生い茂る姿からつけられ、ヨーロッパや北アフリカ、アジアなど世界各地に自生する常緑のキヅタの仲間です。 花言葉「永遠の愛」「破錠のない結婚」は、常緑のアイビーが永遠の友情や愛の象徴として、ウエディングの花飾りなどに用いられてきたことからつけられたのでしょう。花言葉「死んでも離れない」は、大きくなって木質化した太い茎がからみあって、壁や木などから簡単にはがれないことからつけられたのでしょう。 公園のヘデラ ヘリックス(イングリッシュ・アイビー)は秋に花を咲かせますが、鉢植えや街路樹のグランドカバーに利用されているアイビーなどの花はみたことがありません。アイビーの花は成木にならないと咲かず、3~7裂している幼葉が成株になると卵形になるなど、成木になると葉の形を変える品種が多いそうです。ウコギ科ヘデラ属(キヅタ属)、常緑つる性低木、原産地:ヨーロッパ、北アフリカ、アジア別名:セイヨウキヅタ(西洋木蔦)、ヘデラアイビーの花言葉:友情、永遠の愛、破錠のない結婚、誠実、信頼、死んでも離れない。アイビーの誕生花:1月21日、11月16日、12月3日、12月4日、12月20日流通時期:ポット苗や鉢植えを春~秋に見かけます。ガーデニングshop岐阜緑園、SORA、花のまちころぼっくる、園芸ネット プラス、GRANDY、e-花屋さん、Green Box (グリーンボックス)、癒し空間 One’s Garden&Plantsさんにあります。
2014.01.21
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晩秋から春まで、まっすぐ伸びた長い茎先の白い毛が生えた長楕円形の葉の上に、ピンクや白、赤紫、紫、黄色の一重や八重の花が咲き続け、甘く香ります。1月20日の誕生花は、悲しい愛の花ストック、アラセイトウ(紫羅欄花)。花の名は、葉や茎に白い毛が生えていて、葉の手触りが毛織物の羅紗(ポルトガル語でラセイタ)に似ていたことから呼ばれた葉ラセイタが転訛したといわれています。今では、英名のストック(stock)の名で知られている花で、ストックは花の茎が太くまっすぐ伸びて長いことから茎という意味でつけられました。 花言葉「愛の絆」は、神様が美しい姉妹の魂を黄色いアラセイトウの花に宿らせたというローマ神話のお話からつけられたのでしょうか。美しい姉妹と心優しい兄弟が出会ってそれぞれ恋仲になりましたが、姉妹に横恋慕していた青年たちに兄弟が殺され、姉妹はあまりの悲しさから兄弟のあとを追ったというお話でした。また、昔お姫様が敵国の王子様と会うために城の窓から抜け出そうとしたところ、ロープが切れて落ちて亡くなり、神様が憐れんでお姫様を花に変えたというお話からもきているようです。 寄せ植えのアラセイトウは秋までの花ルドベキアの花が枯れたあとも、冬の雪にも負けずに春まで咲き続けていました。花言葉「求愛」は、昔求愛のときに花を添える風習があり、香りのよいアラセイトウの花が多く使われていたことからつけられたのでしょう。アラセイトウは花色別に愛の花言葉がつけられています。アブラナ科マッティオラ属、半耐寒性秋まき一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:ストックアラセイトウ(紫羅欄花)の花言葉:永遠の恋、永遠の美しさ、永続の美、愛の絆、逆境の忠節、求愛。アラセイトウ(紫羅欄花)の誕生花:1月20日、2月9日、3月2日、5月6日、7月16日、7月24日ストック(白)の花言葉:ひそやかな愛。ストック(白)の誕生花:3月7日ストック(紫色)の花言葉:おおらかな愛情。ストック(紫色)の誕生花:2月20日ストック(ピンク)の花言葉:ふくよかな愛。ストック(ピンク)の誕生花:2月 8日ストック(黄)の花言葉:さびしい愛、さびしい恋。ストック(赤)の花言葉:私を信じて。流通時期:ポット苗を秋~冬に見かけます。園芸ネット プラス、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、テーブルガーデン、花の王国さんにあります。 バージニアストック
2014.01.20
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夏になると、枝先にそれぞれ花の緋色の萼(ガク)の1枚だけがひらひらと花弁状に大きくなって、のどの部分が赤色をした白い5弁花が1輪咲きます。1月19日にご紹介する誕生花のわからない花は、鮮やかな黄色い星形の花が咲くコンロンカの仲間、ヒゴロモコンロンカ(緋衣崑崙花)。花の名は、萼が美しい緋色のコンロンカ(崑崙花)で、コンロンカは白い萼を、黄河の源で天界への入り口とされた神々の住む崑崙山に積もる雪にたとえて名づけられたそうです。ヒゴロモコンロンカの学名Mussaenda erythrophyllaは、属名のムッサエンダ(ムッセンダ)がスリランカの呼び名で、種小名がギリシャ語のerythro(赤い)とphylla(葉)からつけられています。 花言葉「神話」は、中国南部原産のコンロンカと同じ花言葉で、コンロンカの花の名の由来からきているのでしょう。花言葉「南の風景」は、いくつかまとまって咲く花の周囲にガクが広がり、複数の花がセットで一つに見える花の姿からつけられたのでしょうか。 ヒゴロモコンロンカはコンパクトにして冬越しを室内でするため枝数が少なく、戸外で冬越しするコンロンカのように花いっぱいになりませんが、毎年数輪咲いておしゃれな花を見せてくれます。ムッサエンダ(ムッセンダ)の仲間は多く、花色は白やオレンジ、黄色などがあり、白や緋色、ピンクなどの萼が1枚だけ花弁のように大きくなるものや、萼片すべてが大きくなるものもあります。アカネ科コンロンカ属、非耐寒性半つる性(直立)常緑低木、原産地:中央アフリカ別名:ムッサエンダ エリトロフィラヒゴロモコンロンカ(緋衣崑崙花)の花言葉:神話、南の風景。ヒゴロモコンロンカ(緋衣崑崙花)の誕生花:― 流通時期:鉢花を春~夏に見かけます。バーゼリア ハーデンベルギア
2014.01.19
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早春から剣状の葉の間から花茎を伸ばし、最初のつぼみのところで茎が急に曲がり、ロウト状の黄色い6弁花が6~12輪ほど、傾きながら次々と咲き、よい香りがします。1月18日の誕生花は、春の暖かく快適な日によく香る黄色いフリージア、アサギスイセン(浅黄水仙)。花の名(和名)は、明治時代に渡来した淡い黄色の花色とスイセン(水仙)に似た葉をしていることからつけられました。属名(別名)のフリージアは、デンマークの植物学者C.F.Ecklonが南アフリカで発見し、親友のドイツ人の医師F.H.T.Freeseの名をつけて紹介したのが由来といわれています。 花言葉「未来への期待」は、最初のつぼみのところで急に曲がって水平になった茎に並ぶつぼみが次々とふくらんでいく姿からすべて開いた花を連想してつけられたのでしょうか。花言葉「無邪気」は、子供たちが手をつないで元気よく遊んでいるような明るい印象の花姿からつけられたのでしょう。花言葉「清香」は、甘くスッとしたさわやかな香りからつけられました。 アサギスイセンは白と黄色の原種と同じ花色の花は香りが強く、品種改良で作出されたピンク、赤、紫などの花は香りが弱いです。繁殖力も黄色が強いようで、色とりどりのフリージアを植えていても最後には黄色一色になったので、今では黄色のアサギスイセンと離して植えています。アヤメ科フリージア属、半耐寒性秋植え球根、原産地:南アフリカ別名:フリージア、コウセツラン(香雪蘭)、ショウブスイセン(菖蒲水仙)アサギスイセン(浅黄水仙)の花言葉:未来への期待、無邪気、清香、慈愛、親愛の情、期待、純粋、純潔、あこがれ。アサギスイセン(浅黄水仙)の誕生花:1月10日、1月18日、2月2日、2月11日、2月13日、2月14日、2月22日、2月27日、2月28日、3月13日、8月20日、12月17日流通時期:球根を晩夏~秋に、鉢花を冬~早春に見かけます。Green Box (グリーンボックス)さんにあります。スイセン苗 バラ フリージア
2014.01.18
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初夏から秋に、細長い茎状のバルブ頂部の葉のわきから30~40cmほどの花茎をしなやかに伸ばして、白やピンクなどの優雅な花が5~20輪、蝶が舞うように並んで咲きます。1月17日の誕生花は、デンドロビウム・ファレノプシス、略してデンファレ花の名は、原種の花の形や咲き方がファレノプシスに似ることからつけられ、デンドロビウムはギリシャ語のdendron(木)とbios(生ずる)で、他の木に着生して成長することからつけられました。ファレノプシス(胡蝶蘭)の名は、ギリシャ語のphalaina(蛾)とopsis(似る)で、蝶が舞っているように見える花の姿からつけられています。 花言葉「お似合いの二人」は、デンドロビウムにファレノプシスの花が咲く姿からつけられたのでしょう。花の咲いていないデンドロビウムにファレノプシスの花が飛んできてデートしているような様子に見えるでしょうか。デンファレは原種のデンドロビウム・ビギバムや姿や形の似た近縁種が品種改良されてできたデンドロビウムのファレノプシスタイプなので、デンドロビウムの花言葉「わがままな美人」があります。 花言葉「わがままな美人」は、色鮮やかで豪華絢爛たる大輪の花の、圧倒されそうな美しさを現わしたものだそうです。オーシャンブリーズは夏に花茎を伸ばして、初秋にリップに少し赤紫色が入る涼しげなグリーンの花が咲くさわやかな美人のデンファレです。ラン科デンドロビウム属、原産地:インドネシア、パプアニューギニア、オーストラリア北部、フィリピンなどの熱帯アジア。デンファレの花言葉:お似合いの二人、わがままな美人、魅惑、有能デンファレの誕生花:1月16日、1月17日、1月20日、4月27日、11月4日、11月27日流通時期:鉢花を春~秋に見かけます。森水木のラン屋さん、産直ばい、リコメン堂さんにあります。 デンドロビウム ファレノプシス
2014.01.17
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秋から春まで、鉢やコンテナから茎が垂れるように這いながら、細い茎先に白やピンク、ラベンダーブルーなどの小さな五弁花が次々と連なるようにたくさん咲き続けます。 1月16日の誕生花は、小輪から巨大輪まで愛らしいステラ、バコパ。花の名(旧属名)は、英名Bacopaの音読みですが、語源は不明で、新属名のステラはラテン語のstella(星)とも、イタリア語のstella(星)でイタリアの地名に由来するともいわれています。 花言葉「小さな強さ」は、小さな葉をつけた茎先を這うようにどんどん伸ばして、小さな花を次々と咲かせることからつけられたのでしょう。丸い花弁がかわいらしいバコパ コピア、ライムグリーンの葉のスノーフレークなど小輪や大輪の花を咲かせ続ける生命力がどこにあるのだろうと不思議に思います。花言葉「愛らしい」は、茎を埋めつくすほどに咲くキュートな花につけられたのでしょう。 春 真冬 バコパは花つきがよく、丈夫で手間がかからず、暖地では秋に寄せ植えにすると晩春まで咲き続けますが、梅雨に入ると枯れてしまうので残念です。梅雨の長雨のときに軒下など雨の当たらない場所に置くと、夏を越し、秋にまた咲きました。ゴマノハグサ科ステラ属、半耐寒性ほふく性多年草(0℃以上)、原産地:アフリカ、カナリア諸島別名:ステラバコパの花言葉:小さな強さ、愛らしい、心がなごむ。バコパの誕生花:1月16日流通時期:ポット苗や鉢花を秋~春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ガーデニングshop岐阜緑園、Green Box (グリーンボックス)、緑の風yamashoku、ハニーミント、イン ナチュラル 楽天市場店、テーブルガーデンさんにあります。
2014.01.16
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秋から春に、小葉がハート形や線形をした葉の間からすらりと伸ばした花茎の先に、日が当たるとピンクや白、黄色などの5弁花を開き、曇りの日や夕方になると閉じます。1月15日の誕生花は、カタバミ(方喰、酢漿草)の仲間で葉も花もかわいいオキザリス。花の名(属名)は、ギリシャ語のoxys(酸っぱい)で、葉や茎がシュウ酸を含み酸っぱいことから名づけられました。 花言葉「輝く心」はカタバミと同じで、古代の女性がシュウ酸を含むカタバミの葉や茎をすりつぶして金属製の鏡を磨いたことから、心を磨くことを連想してつけられたのでしょう。花言葉「あなたと過ごしたい」もカタバミと同じで、カタバミの葉をすりつぶして鏡を磨くと、磨いた鏡に想う人の顔が映るという言い伝えからきているそうです。カタバミは春から秋にかけて、黄色い花を咲かせ、葉が赤い変種のアカカタバミ(赤酢漿草)やピンクの花のムラサキカタバミ(紫酢漿草)とともに、庭や鉢の中にはびこっています。 オキザリス・バーシカラーは小葉が細く、赤いつぼみがマーブル模様に変わり、花が開くと白い花弁の縁を淡いピンクで縁取りし、夕方閉じるとまた模様が現れ、カタバミとは別の花に見えます。オキザリスは種類が多く、秋から初夏まで花形や草姿、葉姿の違う花がどこかで咲いています。カタバミ科カタバミ属、夏~秋植え小球根、原産地:南アフリカ、中南米別名:球根カタバミ(方喰、酢漿草)、ハナカタバミ(花片喰)オキザリスの花言葉:輝く心、喜び、母親の優しさ、あなたと過ごしたい、決してあなたを捨てません。オキザリスの誕生花:1月15日、1月26日、3月2日、10月1日、11月21日、12月15日、12月26日流通時期:秋~春咲きのポット苗や鉢花を秋~早春に、球根を夏~秋に見かけます。千草園芸、園芸ネット プラス、アリスガーデン、ガーデニング専門店 hana*world、テーブルガーデン、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、Green Box (グリーンボックス)さんにあります。
2014.01.15
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春から秋の間に、濃緑色の厚い葉の間から、緑の葉が変形して赤くなった仏炎苞(ぶつえんほう)を出して、鮮やかな仏炎苞の中心に突き出た肉穂花序に密集して黄色い花が咲きます。1月14日の誕生花、エナメル質の光沢のある赤く大きい仏炎苞のオオベニウチワ(大紅団扇)、アンスリウム(アンスリューム)花の名は、ギリシャ語の anthos(花)とoura(尾)で、仏炎苞の中心に小さな花がたくさん集まった肉穂花序が動物の尾のよう突き出ていることから名づけられました。アンスリウムは花を楽しむ種類、葉を楽しむ種類、実を楽しむ種類があります。別名のオオベニウチワ(学名Anthurium andraeanum)は花を楽しむ種類で、ハート型の大きな赤い仏炎苞(花)をウチワに見立ててつけられています。 花言葉「恋にもだえる心」は、ハートの形をした仏炎苞にワックスをかけて磨いたようなギラギラした光沢のある赤色から連想してつけられたのでしょう。花言葉「炎のような輝き」は、半日陰の弱い光の中でもきらめき、鮮やかな黄色い花を包む刺激的な赤い仏炎苞の姿からつけられています。 晩秋の窓下で、次々と仏炎苞が色づき、黄色い花が咲いていますが、暖地でもそろそろ室内に入れる時期になりました。オオベニウチワ(大紅団扇)は白やオレンジ、ピンク、紫紅色などの花色があります。仲間のベニウチワ(紅団扇)は学名がAnthurium scherzeriaで、葉や仏炎苞に光沢がありません。サトイモ科アンスリウム属、非耐寒性常緑多年草、原産地:中南米別名:オオベニウチワ(大紅団扇)、ベニウチワ(紅団扇)、オオウチワ(大団扇)、ヒメアンスリウムアンスリウムの花言葉:煩悩、炎のような輝き、情熱、飾らない美しさ、印象深い、恋にもだえる心、無垢な心。アンスリウムの誕生花:1月14日、1月22日、3月17日、6月14日、7月7日、8月8日、8月10日、8月25日、12月14日、12月16日流通時期:鉢花を周年見かけます。ブルーミンググレイス、観葉植物の生産直販 幸せの花急便、輝華 楽天市場店、土っ子倶楽部、グラッシーズ 観葉植物と暮らす、FLOWER&PLANTSあとりえ、緑倶良部さんにあります。
2014.01.14
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晩秋から早春にかけて、細かく分枝した繊細な小枝の先に、細長い筒状や壷形、鐘形の白い小花がびっしりと固まって咲きます。1月13日の誕生花は、荒れ地に咲く白く愛らしい花、エリカ(白)。花の名(属名)は、ギリシャ語のereike(砕く)で、胆石を砕く薬効を持つと信じられていたことからという説と、ラテン語のericeに由来するという説があります。 夏咲き エアリーホワイト花言葉「幸せな愛を」は、ヨーロッパでは白いエリカを見つけると幸せになるという言い伝えがあることからつけられたのでしょう。幸福を運ぶ白いエリカを見つけて思う人に贈ると、愛の告白を意味するそうです。ヨーロッパ系の原種のエリカはピンクや桃赤色、紅色が多いのでしょうか。 花言葉「孤独」「寂寞」は、ヨーロッパでは一面に生い茂る荒野の風がすさぶ中で咲く花の印象からつけられたのでしょう。エリカの花言葉はアワユキエリカやジャノメエリカ、スズランエリカなどの品種にもつけられています。開花期は種類によって、春咲き、初夏咲き、夏~秋咲き、冬咲きなどがあります。ツツジ科エリカ属、半耐寒性常緑小低木、原産地:南アフリカ、ヨーロッパ別名:ヒースエリカ(白)の花言葉:幸せな愛を、幸福な愛、孤独、寂寞、裏切り、よい言葉。エリカ(白)の誕生花:1月13日、9月17日流通時期:鉢花を冬~早春に見かけます。ガーデニングshop岐阜緑園、FLOWER&PLANTSあとりえ、産直でお花をお届け「イングの森」、日本花卉ガーデンセンター、ハッピーガーデン、遊恵盆栽 楽天市場店、アリスガーデンさんにあります。
2014.01.13
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真冬に紅色のつぼみを少しずつふくらませ、淡い紅色の一重の花が枝に1、2輪とゆっくりと開いていき、2週間以上かけて満開となり、他のサクラが咲く頃には葉桜になっています。1月12日の誕生花は、春の先がけとして咲く早咲きの桜、カンザクラ(寒桜)。花の名は、寒に咲くサクラで、サクラはたくさんの花が咲くことから複数を意味するラを加えたとされる咲く等(サクラ)から名づけられました。木花之開耶姫(このはなのさくやひめ)のサクヤが転訛したという説もあります。 花言葉「気まぐれ」は、桜の季節より早くまだ寒い頃に満開になるので、気まぐれに咲いたサクラと思われたことからつけられたのでしょうか。カンザクラ(寒桜)はカンヒザクラ(寒彼桜)とヤマザクラ(またはオオシマザクラ)の雑種といわれ、熱海ではたくさん植えられていて、アタミザクラ(熱海桜)と呼ばれているそうです。ヤマザクラと同じ花言葉「あなたに微笑む」は、冬景色の中で上品な花を咲かせ、見る人が早咲きの花に春を思い、ほっとして思わず顔をほころばせることからつけられたのでしょう。 カンザクラは街中の小さな公園に1本だけあって、毎年枝いっぱいに咲きますが、少し離れて見ると、灰色の冬空では満開でもさびしい感じがします。カンザクラの仲間には、カンザクラよりやや遅れて咲き花が少し大きいオオカンザクラ(大寒桜)、シュゼンジザクラ(修善寺桜)、カワヅザクラ(河津桜)などがあります。バラ科サクラ属、耐寒性落葉小高木、原産地:日本別名:ガンジツザクラ(元日桜)カンザクラ(寒桜)の花言葉:気まぐれ、あなたに微笑む。カンザクラ(寒桜)の誕生花:1月12日流通時期:苗木を冬~春に見かけます。園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、苗通販店:ぐりーんべりぃさんにあります。 カンヒザクラ ヒカンザクラ
2014.01.12
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晩春から初夏にかけて、細くまばらに枝分かれした茎先に、一重や八重の白い小花が点々と、数え切れないほどたくさん咲きます。1月11日の誕生花は、霞が漂うようにふんわりと群れ咲く白い小花、ジプソフィラ。花の名(属名)は、ギリシャ語のgypsos(石灰)とphilos(愛する)で、石灰質の土壌に自生することから名づけられました。別名のカスミソウ(霞草)は、細かく分かれた枝先に白い小花を無数に咲かせる姿が春霞のように見えることからつけられています。 花言葉「清らかな恋」は、群れ咲く純白のやさしく愛らしい花の印象からつけられたのでしょう。花言葉「切なる願い」は、無数の花を次々とひたすら咲かせる姿を願いにたとえたのでしょうか。ジプソフィラは白い大輪の花を無数に咲かせる高性のGypsophila elegansや矮性のG. muralisなどの一年草と、八重咲きのG. paniculata(宿根カスミソウ)などの宿根タイプがあります。 花言葉は白やピンク、赤の花色や宿根カスミソウの白い花にもつけられています。白い宿根カスミソウの花言葉「あなたの魅力を引き出す」は、花束に華やかさを添えて主役の花を引き立てることからきています。ナデシコ科ギプソフィラ属、耐寒性多年草・一年草、原産地:アジア、ヨーロッパ 別名:カスミソウ(霞草)、ムレナデシコ(群撫子)、コゴメナデシコ(小米撫子)ジプソフィラの花言葉:切なる願い、清らかな心、清らかな恋、幸福、切なる喜び、無邪気、魅力。ジプソフィラの誕生花:1月11日、3月18日、4月1日、4月4日、4月20日、5月21日、6月4日、12月19日宿根カスミソウ(白)の花言葉:あなたの魅力を引き出す。カスミソウ(白)の花言葉:静かな心、清い心。カスミソウ(ピンク)の花言葉:親切、切なる喜び。カスミソウ(赤)の花言葉:感激、切なる喜び。流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。園芸ネット プラス、花みどりマーケット 楽天市場店、千草園芸、みんなの花屋さん ほのか、花と雑貨のABCさんにあります。 ジュリアン
2014.01.11
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早春になると葉に先立って、細長い鐘型で深く四つに裂けた濃い黄色の花が次々と枝いっぱいに咲き、花が終わる頃から緑の葉が伸び出すので、満開のときには葉が少し混じっています。1月10日の誕生花は、春を告げて咲く黄色の花木、レンギョウ(連翹)。花(木)の名は、トモエソウ(大連翹)やオトギリソウ(小連翹)を指す漢名の音読みで、渡来した時にレンギョウの実が連翹として売られ、誤用されたという説があります。別名のレンギョウウツギ(連翹空木)は、枝の中が空洞なことから、本来の連翹(トモエソウ)と区別してつけられたそうです。 花言葉「希望の実現」「叶えられた希望」は、輝かんばかりの黄色い小花を枝いっぱいに咲かせて、希望に見立てた春の訪れを伝えてくれることからつけられています。花言葉「集中力」は、鮮やかな黄色い花がいっせいに咲き、枝にびっしりと花をつけることからつけられたのでしょう。 レンギョウの名は、翹が昔の女性の髪飾りの一種で、果実をよく見ると翹が重なっているように見えることからつけられたという説もあります。でも、レンギョウの輝くような花はご近所や公園などあちこちで見かけますが、なぜか実をつけている枝を見たことがありません。(雌雄異株で雌株ばかり?)中国原産のレンギョウの仲間には、枝が斜上するシナレンギョウ、枝が枝垂れるチョウセンレンギョウ、花期が遅いヤマトレンギョウなどがあります。モクセイ科レンギョウ属、耐寒性落葉低木、原産地: 中国、朝鮮半島、日本別名:レンギョウウツギ(連翹空木)レンギョウ(連翹)の花言葉:希望、叶えられた希望、希望の実現、集中力。レンギョウ(連翹)の誕生花:1月10日、1月24日、2月12日、3月22日、4月8日流通時期:秋~早春に見かけます。園芸ネット プラス、インターフェース市、花ひろばオンライン、ガーデンタウン、川口BONSAI村、花と緑、e-フラワー、トオヤマグリーンさんにあります。
2014.01.10
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春になると、縁にギザギザ(鋸歯)がある葉のわきに花柄を数本伸ばして、唇弁や側弁に褐色の筋がある鮮やかな黄色い花を咲かせます。1月9日の誕生花は、高山に咲く黄色い可憐な花、スミレ(黄)。花の名は、摘まれることからの摘みれが転訛したという説や、植物学者牧野富太郎博士の大工道具の墨入れ(墨つぼ)に花の形が似ていることからという説などがあります。 花言葉「つつましい幸福」は、小さな花が美しさを誇ることなく奥ゆかしく咲くことからつけられのでしょう。花言葉「牧歌的な喜び」は、阿蘇や富士山など高原の春の野やきのあと、日当たりのよい丘に群生して咲く明るい黄色の花の姿からつけられたのでしょう。 黄花ニオイスミレですが淡いオレンジ色でした。高山に咲く希少種のキスミレは気軽に見られないので、以前通販カタログでポット苗を見て何度か育てて見ましたが、なかなか夏越しして他のスミレのように増えてくれませんでした。キスミレの仲間にオオバキスミレ(大葉黄菫)やエゾキスミレ(蝦夷黄菫)、キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)、タカネスミレ(高嶺菫)などがあります。スミレは紫や白、ピンクの花色やヒゴスミレやタチツボスミレ、ニオイスミレなどの品種による花言葉があります。スミレ科スミレ属、耐寒性多年草、原産地:日本(世界で約500種のうち55種)スミレ(黄)の花言葉:つつましい幸福、牧歌的な喜び。スミレ(黄)の誕生花:1月8日、1月9日、1月18日、2月3日、2月6日、5月4日スミレの花言葉:慎み深さ、謙虚、謙遜、誠実、小さな幸せ。スミレの誕生花:2月19日、2月21日、2月27日、4月3日流通時期:ポット苗を早春に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、e-フラワー、園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、やましち山野草店 楽天市場店さんにあります。
2014.01.09
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秋から冬の鉢花は春先まで、八重咲きの白い大輪の花を濃い緑の葉をおおうように咲かせ、春に新しい枝葉を茂らせて、夏頃に枝先の小さな葉の上に花芽をつけます。1月8日の誕生花は、清楚で華やかな白い西洋ツツジの花、アザレア(白)。花の名は、ギリシャ語のazaleos(乾燥)で、比較的乾燥した土を好むことから名づけられました。アザレアの花言葉「節制」はここからきていて、乾いた土の印象からつけられています。 春の花いっぱいの鉢花 花後に植え替えた夏アザレア(白)の花言葉「あなたに愛されて幸せ」は、純白の花色から愛の喜びに満ちた花嫁を連想してつけられています。花言葉「満ち足りた心」は、大輪の八重咲きの花が葉が隠れて見えなくなるほど枝いっぱいに咲くことからつけられたのでしょう。 晩秋の花 1月の花、あっ落ちた・・・アザレアは、ケラマツツジやサツキなど江戸時代の園芸ツツジや中国のツツジがヨーロッパに渡り、室内観賞用の鉢物として品種改良され、明治時代に戻ってきた常緑性ツツジです。白いアザレアの春の鉢花は夏にも花を咲かせ、晩秋からぽつぽつと咲き始め冬まで咲いていましたが、ツツジグンバイに葉の樹液を吸われるようになってからは春だけになってしまいました。ツツジ科ツツジ属、半耐寒性常緑低木、原産地:中国(園芸品種)別名:セイヨウツツジ(西洋ツツジ)、オランダツツジアザレア(白)の花言葉:充足、満ち足りた心、あなたに愛されて幸せ、愛を知った喜び。アザレア(白)の誕生花:1月8日、3月9日アザレアの花言葉:節制、愛の喜び、私は初恋です、禁酒。アザレアの誕生花:3月19日、3月29日、8月8日、12月13日、12月22日アザレア(赤)の花言葉:節制、節度の愛。アザレア(赤)の誕生花:3月22日、12月5日流通時期:鉢花を秋~早春に見かけます。花ここ、平田ナーセリー楽天市場店さんにあります。 ブルーツツジ
2014.01.08
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晩春から初夏に、すっと伸びた枝先近くの葉のわきに、白い毛の生えたつぼみがたくさん集まって球状になり、長いおしべを突き出して、オレンジや黄色の花が次々と咲きます。1月7日の誕生花は、インパクトのある不思議な花リューコスペルマム、ピンクッション。花の名は、英語のpincushion(針刺し)で、針のような花が集まって咲く姿が縫い針などを刺しておく針刺しに見えることから名づけられました。別名のリューコスペルマムは、ラテン語でleuco(白い)とspermum (種子)で、白い種子ができるところから名づけられました。 リューコスペルマム ジョーイリボンオレンジ花言葉「艶やかな人」は、徐々に硬くピンピンしたおしべがつぼみから飛び出して球形に並び、筒状の細長い花被がリボンのように巻く花のあでやかさにつけられています。花言葉「どこでも成功する」は、1本の針のように見える花がたくさん集まって咲く花の華やかさと花もちのよさにつけられたのでしょう。 鉢花のピンクッションは枝先に次々と花を咲かせ、花が咲いて針山のようになっていく様子を飽きずに眺めていましたが、翌春は花をつけてくれませんでした。今年は花が咲きそうです。ヤマモガシ科リューコスペルマム属、非耐寒性常緑低木、原産地:南アフリカ別名:リューコスペルマム、レウコスペルマムピンクッションの花言葉:艶やかな人、共栄、どこでも成功する、どこでも成功を。ピンクッションの誕生花:1月7日、1月12日、8月15日、10月29日、12月13日流通時期:鉢花を春に見かけます。サクラ
2014.01.07
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春から初夏に、細長い葉の間からビロードのような手触りの細かい毛が生えたつぼみをつけた花茎を長く伸ばし、つぼみが筒状にふくらむと先端が割れて、小さな赤やピンクなどの花が咲きます。1月6日の誕生花は、オーストラリア南西部に咲くワイルドな花アニゴザントス、カンガルーポー。花の名は、英名のKangaroo pawからで、花弁の先が動物の鋭い爪のようにとがってやわらかい毛が密生した花の形がカンガルーの前足に似ていることからつけられています。別名(属名)のアニゴザントスは、ギリシャ語のanoigo(開く)とanthos(花)で、先端の開いた花の姿からつけられました。 花言葉「驚き」「不思議」は、カンガルーの前足を思わせる、筒状のつぼみの先が少しずつ開いて先が6つに裂けた花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「こっちへ来て」は、花の形や花の名からぴょんぴょん飛ぶカンガルーを連想してつけられたのでしょうか。 冬に入手した鉢花を春に二つに株分けして植え替えたら、一鉢は晩秋につぼみをつけて冬に花びらの外が赤く内が緑の花を次々と咲かせましたが、もう一鉢は翌春に花を咲かせました。冬に一度花を咲かせたカンガルーポーが夏に二度目の花を咲かせましたが、今度は花びらの外が淡いオレンジ色のような花色でした。ハエモドルム科アニゴザントス属、半耐寒性多年草、原産地:オーストラリア別名:オーストラリアン・スオードリリー、アニゴザンサス、アニゴザントスカンガルーポーの花言葉:不思議、驚き、分別、こっちへ来て。カンガルーポーの誕生花:1月3日、1月6日、1月9日、4月29日、5月14日、9月9日、10月3日、12月4日流通時期:鉢花を秋と冬~春に見かけます。ガーデン工房地Q園さんにあります。カンガルーポケット オーストラリアの花 ギョリュウバイ ミントブッシュ ブラキカム
2014.01.06
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春に芽吹くと、今年伸びた新枝に、赤紫の花柱が放射状につく球形の雌花と、球形の雄花が白いおしべを突き出してたくさん咲きます。誕生花のわからない花は、かつて和紙の原料だった野生のコウゾ(楮)、ヒメコウゾ(姫楮)。木の名は、和紙の原料として植えられているコウゾの木より小型であることから名づけられました。コウゾの名は、樹皮から神(かみ)に献じる衣(そ)を織ったことからのカミソがカウゾとなりコウゾに転訛したというなど説があります。コウゾは古く中国から渡来したカジノキ(梶の木)とヒメコウゾの交配種といわれ、コウゾとヒメコウゾは区別せずに扱われており、花言葉も同じです。 花言葉「過去の思い出」は、かつて良質の和紙の原料として使用され、日記や書物、家系図などを記したことからつけられたのでしょう。万葉の時代にはカジノキやコウゾは衣として万葉集で歌われ、江戸時代になって紙として利用され、書物奉行が幕府の蔵書の保管や写本の作成などを担当したそうです。 ヒメコウゾは近くの山道のサクラ並木が途切れた所に一本あって、ヤエザクラが咲く頃ユニークな花を咲かせ、新緑の中に点々とつくオレンジ色に熟した小さな実は食べられます。クワ科コウゾ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、朝鮮半島、中国ヒメコウゾ(姫楮)の花言葉:過去の思い出。ヒメコウゾ(姫楮)の誕生花:―流通時期:コウゾの苗木を秋~春に見かけます。斑入りコウゾスノードロップ イチゲ
2014.01.05
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冬から春に、美しい斑模様の入ったハート形や卵形の葉のわきから伸びた花茎の先に、淡いピンクや濃いピンクの花が五枚の花弁を反り返らせて咲きます。1月4日の誕生花は、窓辺を彩る冬の鉢花の女王、シクラメン(ピンク)。花の名は、ギリシャ語のkyklos(旋回、らせん)で、花後に花柄がくるくると円を描くように丸まった状態になることから名づけられました。別名のカガリビバナ(篝火花)は、牧野富太郎博士による命名で、花弁が反り返って上向きになっている花の姿が闇夜を照らすかがり火に似ていることからつけられています。ピンク系の品種は多く、白や淡いピンクが咲き進むと濃いピンク色に変わるもの、ピンク地に濃いピンクの縦縞模様の入るものなどがあり、フリンジ咲きや二重咲き、八重咲きもあります。 シクラメン(ピンク)の花言葉「憧れ」は、花色のピンクのイメージからすると恋への憧れからつけられたのでしょう。シクラメン(ピンク)の花言葉「恥ずかしがり屋」は、恥ずかしくてうつむいているように見える花の形からつけられています。昔イスラエルのソロモン王が王冠に花の形を使おうと花たちにお願いして断られて困っているとき、シクラメンが「私の形を使ってください」とささやいたというエピソードがあります。そのときからシクラメンは恥ずかしそうにうつむいて咲くようになったそうですが、花色はやさしいピンク色だったのでしょうか。 耐寒性のあるガーデンシクラメンは暖地では寄せ植えや庭植えで、花の少ない冬の庭を明るく照らすように彩ってくれます。サクラソウ科シクラメン属、半耐寒性球根、原産地:地中海沿岸別名:カガリビバナ(篝火花)シクラメン(ピンク)の花言葉:恥ずかしがり屋、憧れ。シクラメン(ピンク)の誕生花:1月4日シクラメンの花言葉:内気、はにかみ、遠慮がち、疑いを持つ。シクラメンの誕生花:1月7日、2月4日、12月7日、12月8日流通時期:ポット苗や鉢花を秋~早春に見かけます。緑の風yamashoku、園芸ネット プラス、青空花屋 manimani、ハッピーガーデンさんにあります。
2014.01.04
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冬から春まで、すっと伸びた花茎に赤やピンク、白などの小さな花がリング状に咲き、リングの中につぼみができて、またリング状に咲き、段をなしてあふれるように咲きます。1月3日の誕生花は、冬をやさしく彩る可憐な花、プリムラ・マラコイデス。花の名は、学名Primula malacoidesの音読みで、属名はラテン語のprimus(最初)で、春一番に花を咲かせることから名づけられ、種小名はギリシャ語のmalacoides(軟質の、やわらかい)です。別名のケショウザクラ(化粧桜)は、つぼみやガク(萼)、葉などに白い粉をつけることからつけられています。 花言葉「気取らない愛」は、仲間のヨーロッパ系のジュリアンやポリアンサなどに比べて、ピンクの花が小さく控えめで清楚なことからきているのでしょう。花言葉「運命を開く」は、リング状に集まった花が次々と段をなし、厳しい冬の寒さを乗り越えて咲くことからつけられたのでしょう。 プリムラ・マラコイデスは庭植えしていたときには、何年か続けてこぼれダネで広がってやさしいピンクの花のじゅうたんのように咲いていましたが、いつしか消えてしまいました。赤やピンク、白の花色が主流でしたが、今では珍しいブルーやライムグリーンなどの花色や八重咲きの香りのよい新品種もあります。サクラソウ科サクラソウ属、半耐寒性または耐寒性一年草(多年草)、原産地:中国別名:セイヨウサクラソウ(西洋桜草)、オトメザクラ(乙女桜)、ケショウザクラ(化粧桜)プリムラ・マラコイデスの花言葉:運命を開く、気取らない愛、素朴。プリムラ・マラコイデスの誕生花:1月3日、1月18日、1月21日、2月12日流通時期:初秋にポット苗を、晩秋から花つきポット苗、冬に鉢花を見かけます。園芸ネット プラス、GardenShop LaCottoさんにあります。
2014.01.03
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晩秋から冬に、束になった平たい線形の葉の間から伸びた花茎の先に、小さな白い杯状の副花冠をもった純白の花が次々と房状になって咲き、清々しく香ります。1月2日の誕生花は、寒さの中で香り高く咲くカンザキスイセン(寒咲き水仙)の清楚な花、フサザキスイセン(房咲き水仙)。花の名は、1本の茎に花が房になって咲くことから名づけられました。スイセン(水仙)の名は、漢名を音読みしたもので、仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえてつけられました。スイセンの属名Narcissusは、神話のナルキッソスの名に由来し、水辺であたかも美しい自分の姿をのぞき込むようにうつむき加減に咲くことからつけられています。ナルキッソスのスイセンはフサザキスイセンともクチベニスイセン(口紅水仙)ともいわれています。 花言葉「自己愛」「うぬぼれ」は、ナルキッソスが泉に映った自分の姿に見惚れて恋をしたというギリシャ神話からきています。花言葉「記念」「思い出」は、花首を少しかしげて咲く花の姿が美少年ナルキッソスの面影を伝えていることからつけられたのでしょうか。 フサザキスイセン(Narcissus tazetta)は自生地の地中海沿岸地方からシルクロードを経由して中国、日本へ渡来し、副花冠が黄色いニホンスイセン(日本水仙)の基本種です。種小名のtazetta はイタリア語の小さいコーヒーカップで、かわいいカップの形をした副花冠の形に由来しています。庭のフサザキスイセンは年によって咲き始める時期は違いますが、お正月頃によくニホンスイセンと一緒に咲いています。ヒガンバナ科スイセン属、晩夏~秋植えの耐寒性球根、原産地:地中海沿岸別名:カンザキスイセン(寒咲き水仙)フサザキスイセン(房咲き水仙)の花言葉:自己愛、うぬぼれ、思い出、記念。フサザキスイセン(房咲き水仙)の誕生花:1月2日、3月1日流通時期:球根を夏~秋に見かけます。芽出し球根 スイセン スノードロップ
2014.01.02
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。冬の終わり頃から早春に、鱗片葉に包まれてふくらんだ顔を出し、短い新芽の先に黄色い花が陽を浴びて開き、茎が伸びだすと細かく羽状に裂けた葉が出て広がり、またいくつかの花が咲きます。1月1日の誕生花は、お正月を飾る黄金色の花、ガンジツソウ(元日草)。花の名は、旧暦の元旦頃に花が咲くことから名づけられ、年の始めを祝福するめでたい花として、新暦のお正月用に促成栽培されています。別名のフクジュソウ(福寿草)は、旧暦の正月に花が咲くことから、幸福と長寿を表すめでたい「福寿」の名をあててつけられました。 花言葉「幸福を招く」は、お正月のおめでたいときに咲き、明るい花色と縁起のよい名からつけられています。花言葉「思い出」は、学名のAdonis amurensisからで、ギリシャ神話の美と愛の女神アフロディーテが愛した美少年アドニスを思う心からきています。種小名のamurensisはアムール地方に咲く赤い花を、狩猟の最中にイノシシの牙に突かれて死んだアドニスが流した血にたとえてつけられたもので、ヨーロッパでは悲しみの花だそうです。 鉢植えのフクジュソウは2月中旬に新葉にさきがけて花が咲き始め、雛祭りの日にはよく茂らせた葉の間からもいくつか花を咲かせました。花色は橙紅色や淡紅色、白などもあり、咲き方も一重咲き、八重咲き、万重咲き、黄・緑・黄の三段咲きなどいろいろあります。キンポウゲ科フクジュソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:フクジュソウ(福寿草)、ツイタチソウ(朔日草)ガンジツソウ(元日草)の花言葉:永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。ガンジツソウ(元日草)の誕生花: 1月1日、1月12日、1月23日、2月26日流通時期:ポット苗を秋~年末に見かけます。園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、片岡笑幸園「悠々の森」、千草園芸、charm 楽天市場店さんにあります。
2014.01.01
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初夏に、縁に浅いギザギザがある(鋸歯)楕円形のつややかな厚い葉のわきに、淡い緑白色の小さな4弁花が4本のおしべを突き出してたくさん咲き、秋から冬に球形の実が紅く色づきます。1月31日の誕生花は、赤い実が人目を引く冬の庭の彩り、マサキ(柾、正木)。木の名は、常緑で青い葉をつけていることから真青木(まさあおき)が転訛したという説や、籬(竹や柴で編んだ低い垣根)の木の意味の籬木(ませき)が転訛したという説などがあります。マサキは種類が多く、葉に黄色い中斑が入るキンマサキ、葉が白く縁取られるギンマサキ、新芽が黄色いオウゴンマサキ、葉に黄色い縁取りが入るベッコウマサキなどがあります。 花言葉「円満」は、実が固まってぶら下がり、熟すと果皮が4つに裂けて橙赤色の仮種皮(かしゅひ)に包まれた何個かのタネが仲良く顔をのぞかせることからきているのでしょう。花言葉「厚遇」は、仲間のマユミやニシキギ、ツリバナなどのように落葉せずに常緑であることからつけられたのでしょうか。 公園の生垣のマサキは花をよく咲かせますが、花後に刈り込まれたあとに残る実(さく果)は少なく、自由に枝を広げた庭木は秋に熟すと裂けてオレンジ色のタネを垂らす姿が目を引きます。ニシキギ科ニシキギ属、耐寒性常緑低木、原産地:日本、中国マサキ(柾、正木)の花言葉:厚遇、円満。マサキ(柾、正木)の誕生花:1月31日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。花と緑、園芸ネット プラス、季の香(きのか)、苗木部 by 花ひろばオンライン、苗木の専門店 グリーンでGO!さんにあります。
2013.01.31
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秋に、光沢のある濃緑色の葉の中央から斜めに出した淡いピンク色のしゃもじ形の花苞の間に、濃紫色の3弁花が次々と咲き出ます。1月29日の誕生花は、鮮やかな花苞とエキゾチックな花、ハナアナナス(チランジア・キアネア)。花の名は、パイナップルを意味する先住民の呼称a(果実)とnana(すぐれたもの)に由来するアナナス類の中で、大きくきれいな花が咲くことから名づけられました。別名のチランジア・キアネア(Tillandsia cyanea)は学名の音読みで、属名 Tillandsia がスウェーデンの植物学者Elias Tillandzにちなみ、種小名のcyanea(藍色の)は花色からつけられています。パイナップル科の植物全般をアナナス類と呼び、葉が独特な構造をしていることから、アナナス類に共通の花言葉がつけられています。 花言葉「貯える」は、パイナップルと同じように、水が溜まるように葉が基部で重なり合い筒状になっていることからつけられています。花言葉「増す愛情」は、苞がたくさん集まって一つになっている花苞の様子からきているのでしょうか。 一度花が咲いたハナアナナスは次の花を咲かせないので、花後に株元にできた子株を2~3年育てると、また花が見られますパイナップル科ハナアナナス属、半耐寒性多年草、原産地:ペルー、エクアドル別名:チランジア・キアネアハナアナナス(花アナナス)の花言葉:たくわえる、あなたは完全です。ハナアナナス(花アナナス)の誕生花:1月29日流通時期:鉢花を春~秋に見かけます。ランドプランツ、エアープランツ専門店 B&Lさんにあります。 エアプランツ
2013.01.29
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晩春から夏に、厚く深い切れ込みのある銀白色の葉をつけた茎の頂部から長く伸びた花茎の先に、舌状花と筒状花のある黄色い花が次々と咲きます。1月27日の誕生花は、銀色の葉を楽しむカラーリーフ、ダスティーミラー。花の名は、英名dusty millerの音読みで、粉が吹いたような銀白色の葉や茎から、粉まみれの粉屋(dusty miller)にたとえて名づけられました。別名のシロタエギク(白妙菊)は、キク(菊)によく似た形の葉と茎が白い綿毛で覆われていることからつけられています。 花言葉「あなたを支える」は、寄せ植えや花壇で主役の花を名サポートすることからつけられています。花言葉「穏やか」は、やわらかな白い葉の印象からきているのでしょう。 ダスティーミラーは寒さに強く、ジュリアンやパンジー、ガーデンシクラメンなどと寄せ植えに使われ、特に秋から冬を彩る花のサポートが得意です。園芸品種にはこまかい切葉のシルバラード、銀白色の葉が美しいシルバーダスト、葉の切れ込みがより細かく白い花が咲くシルバーレースなどがあります。キク科セネシオ属、耐寒性多年草(一年草扱い)、原産地:地中海沿岸別名:シロタエギク(白妙菊)ダスティーミラーの花言葉:あなたを支える、穏やか。ダスティーミラーの誕生花:1月23日、1月27日、1月31日、3月2日、11月12日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、緑の風yamashoku、ここなぎ、ハッピーガーデン、千草園芸、トオヤマグリーン、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。
2013.01.27
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春に、白く毛羽立った細い葉のわきにすらりと伸びた細い花茎の先に、ピンクや白、赤などの愛らしい6弁花が1輪ずつ咲きます。1月23日の誕生花は、大正5年頃イギリスから渡来した南アフリカ原産のアッツザクラ(アッツ桜)の正式名、ロードヒポキシス。花の名は、ギリシャ語のrhodon(バラ色)とhypoxis(近縁のコキンバイザサ属)に由来し、濃いピンクの花が咲くことから名づけられました。別名のアッツザクラ(アッツ桜)は流通名で、太平洋戦争中に日本軍がアリューション列島のアッツ島を占領したのち玉砕した当時の世相を反映してつけられたといわれています。 花言葉「愛を待つ」は、銀白色の葉の上に3枚ずつ互い違いに段になった小さい花弁を精一杯広げた花の姿をたとえたのでしょう。花言葉「可憐」は、株いっぱいに咲く、おしべやめしべが小さくてほとんど見えない花の愛らしさからつけられています。 初めて見たロードヒポキシスの花は濃いピンクの一重で、白とピンクが続き、今では濃い紅色や絞り、ストライプ、バラ咲きや甘い香りのある園芸品種を見かけます。早春に植えてすぐ芽を出し、葉のわきに花芽をつけ、暖かくなるとすらりと花茎を伸ばします。キンバイザサ科ロードヒポキシス属、半耐寒性春植え球根、原産地:南アフリカ別名:アッツザクラ(アッツ桜)ロードヒポキシスの花言葉:可憐、無意識、愛を待つ。ロードヒポキシスの誕生花:1月7日、1月23日、2月16日、3月8日流通時期:花つきポット苗や鉢花を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、ハッピーガーデン、e-フラワー、charm 楽天市場店さんにあります。
2013.01.23
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春に、よく枝分かれして短い針状の葉を密につけた細い枝先に出した花枝に、球状に集まった白い小さな花がおしべを突き出して咲きます。1月19日の誕生花は、フレッシュなネイティブフラワー、バーゼリア。花(木)の名は、スウェーデンの化学者Jöns Jacob Berzeliusにちなんで名づけられました。イェンス・ベルセリウスは現在の元素記号をアルファベットで表す方法を提案し、ケイ素、セレン、トリウム、セリウムを発見した偉大な化学者ですが、献名された経緯は不明です。 花言葉「情熱」は、燃えるような赤い花色ではありませんが、緑白色の丸いつぼみから白い小花が四方八方にたくさん咲き出す様子をたとえたのでしょうか。花言葉「小さな勇気」は、一つの大きな花に見える小さな花の集まる様子からつけられています。 鉢植えのバーゼリアは晩秋に小さな丸いつぼみをつけてから、径1~2cmほどの緑白色のつぼみがふくらむまでが長く、晩春になってようやくおしべがのぞき、花が開きました。ブルニア科ベルセリア属、半耐寒性常緑低木、原産地:南アフリカ別名:ベルゼリア、コモン・ボタンブッシュバーゼリアの花言葉:情熱、熱心、小さな勇気。バーゼリアの誕生花:1月19日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、花 ガーデニングshop岐阜緑園さんにあります。 リューカデンドロン
2013.01.19
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冬から春に、切れ込んだ葉をロゼット状に広げた中心からまっすぐ伸びた花穂に、白い小さな4弁花が咲きながらタネをつけ、穂先のつぼみを次々とふくらませて、花が咲き上がっていきます。1月17日の誕生花は、胃にやさしい七草粥(ガユ)に入れる春の七草の一つ、ナズナ(薺)。花の名は、撫でたいほどかわいい花からの撫菜(なでな)が転訛したという説や、夏になると枯れることからの夏無(なつな)が転訛したという説などがあります。ナズナの学名Capsella bursa-pastorisは、属名がラテン語のcapsa(箱)に縮小語尾-ellusがついた小箱で、種小名はbursa-pastoris(羊飼いの財布)で、実の形からきています。英名のShepherd's purseも種小名と同じように、花茎にたくさんつくさや形の実が財布の形をしていることからつけられています。別名のペンペングサ(ぺんぺん草)やシャミセングサ(三味線草)は、実の形が三味線のバチに似ていることから呼ばれています。 花言葉「あなたにすべてお任せします」「あなたに私のすべてを捧げます」は、英名や種小名に由来し、財布を預けることからきているといわれています。昔は財布=全財産だったのでしょう。子供の頃、田畑や道端で実がたくさんついた花茎を折って、皮で実がぶらさがるように実の柄を下に引き、花茎をくるくる回し、実を触れ合わせて、しゃらしゃら音を鳴らして遊びました。 ナズナは春の七草の一つで、かつては冬の貴重な野菜でしたが、廃屋のわら屋根によく生えることから、貧乏の象徴になったそうです。一度は七草粥に入れるために庭に植えましたが、七草が揃わず庭の片隅一面がナズナに覆われそうになったので引き抜くと、あっさり出て行ってくれました。アブラナ科ナズナ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:中国別名:ペンペングサ(ぺんぺん草)、シャミセングサ(三味線草)ナズナ(薺)の花言葉:あなたにすべてお任せします、あなたに私のすべてを捧げます。ナズナ(薺)の誕生花:1月17日流通時期:―ヒナソウ ハナカンザシ
2013.01.17
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秋に、ハート形の小葉が3枚ついた葉の間からすらりと伸びた花茎の先に、ピンク色の5弁花が10輪ほど、日が当たると開き、曇りの日や夕方になると閉じます。1月15日の誕生花は、カタバミの仲間で光沢のある大輪のピンクの花、ハナカタバミ(花片喰)。花の名は、江戸時代に観賞用に渡来した南アフリカ原産のオキザリス・ボーウィ(Oxalis bowiei)がカタバミ(片喰)に似ていて花が大きいことから名づけられました。カタバミの名は、葉の一部が欠けているからという説や、夜に葉が折りたたんだようになり、片側が食べられたように見えることからという説などがあります。学名のOxalis bowieiは、属名のOxalisがギリシャ語のoxys(酸っぱい)で、茎葉がシュウ酸を含んで酸っぱいことに由来し、種小名bowieiはイギリスの植物学者James Bowieにちなみます。ハナカタバミにはカタバミと同じ花言葉がつけられています。 花言葉「輝く心」は、古代の女性がシュウ酸を含むカタバミの葉や茎をすりつぶして、金属製の鏡を磨いたことから、心を磨くことを連想してつけられたのでしょう。花言葉「あなたと過ごしたい」は、カタバミの葉をすりつぶして鏡を磨くと、磨いた鏡に想う人の顔が映るという昔話からきているでしょう。 ハナカタバミは一年を通して花形や草姿、葉姿の違う花が咲く種類の多いオキザリスの中でも、花茎が30cmほどに伸びる大型の美しい花です。家の北側に植えているので、花茎は短くちらほらとしか花は咲きませんが、日当たりがよい場所では植えっぱなしでどんどん増えて葉をおおって咲いています。カタバミ科カタバミ属、夏植え小球根、原産地:南アフリカハナカタバミ(花片喰)の花言葉:輝く心、心の輝き、喜び、母親の優しさ、あなたと過ごしたい、決してあなたを捨てません。ハナカタバミ(花片喰)の誕生花:1月15日、1月26日、3月2日、10月1日、11月21日、11月30日、12月15日、12月26日ハナカタバミ(花片喰)の流通時期:ポット苗を晩夏~秋に見かけます。オキザリス
2013.01.15
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冬から春に、大きなハート形の葉の間から伸びた短い茎先に、青や紫、ピンク色などの一重の花が次々と手まりのようになって咲き続けます。1月14日の誕生花は、冬を彩るボリュームたっぷりな鉢花、フウキギク(富貴菊)。花の名は、明治初期に渡来したシネラリアの和名として、牧野富太郎博士によって名づけられました。別名のシネラリアは、旧属名Cineraliaからで、ラテン語のcinerarius(灰白色の、灰の)に由来し、葉の裏の灰色の綿毛や咲き終わった花にできる綿毛からつけられています。別名のサイネリアは流通名で、シネラリアのシが死を連想するとして呼び換えられています。 花言葉「常に輝かしく」は、冬から春にかけてあくまで明るく咲く花の姿にたとえてつけられています。花言葉「いつも快活」「いつも喜んで」は、鮮やかな傘を広げたようにたくさんの花が明るく華やかに咲く様子からつけられています。 フウキギクは品種改良が進んで、ピンク、紫、白、クリームイエロー、青、紅、絞り、蛇の目など花色の豊富な明るい花で、青や白などの花色別の花言葉もつけられています。咲き終わると、次のつぼみが大きくなって咲くので、花がら摘みを続けていき、花が一段落したら、わき芽のある少し上で切り戻すと、春に二番花、三番花が楽しめます。キク科セネシオ属、耐寒性一年草、原産地:アフリカのカナリア諸島別名:シネラリア、サイネリア、フキザクラ(富貴桜)フウキギク(富貴菊)の花言葉:常に輝かしく、いつも快活、いつも喜んで。フウキギク(富貴菊)の誕生花:1月4日、1月14日、1月25日、2月14日、12月2日流通時期:ポット苗や鉢花を冬~春に見かけます。フラワーショップ「パレット」、園芸ネット プラスさんにあります。
2013.01.14
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晩春から晩秋まで、細かく枝分かれしてよく茂った枝の細長い葉のわきにつぼみをひとつずつつけて、ピンクや白の星形の花が細長い緑の葉の中を咲き上がっていきます。1月13日の誕生花は、南半球の南十字星(サザンクロス)のように十字形に咲く花、クロウエア。花の名は、18世紀のイギリスの植物学者James Croweにちなんで名づけられました。別名のサザンクロス(南十字星)は流通名で、花が愛らしい星形をしていることから呼ばれています。オーストラリアのサザンクロスは、セリ科の十字に開いた形をした清楚な白い花の英名です。 花言葉「願いをかなえて」は、キュートな星形の花から、流れ星に願い事をすると願いがかなうという古くからの言い伝えを連想してつけられています。花言葉「まだ見ぬ君へ」は、恋人がほしいという願いを流れ星がかなえてくれたら、一緒に夜空のきらめく星を見たいという想いからきているのでしょうか。 四季咲きのサザンクロスは暖地では戸外で冬の間も咲き続けて、春の花のピークが過ぎても切り戻しをしなかったら、夏にもちらほらと花が咲いていました。斑入り葉のサザンクロスのフイリーナは晩秋に鮮やかに紅葉していました。ミカン科クロウエア属、半耐寒性常緑低木、原産地:オーストラリア別名:サザンクロスクロウエアの花言葉:願いをかなえて、まだ見ぬ君へ、遠い思い出。クロウエアの誕生花:1月13日、9月18日流通時期:ポット苗や鉢花を春と秋に見かけます。園芸ネット予約店、花と緑のはなここさんにあります。 バーゼリア カンガルーポー
2013.01.13
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秋から春まで、地を這うように伸び広がっていく茎先に、白い十字のかわいい小花が丸く集まって咲き、ほのかに甘く香ります。1月12日の誕生花は、半年以上も咲き続ける可憐な花、ニワナズナ(庭薺)。花の名は、花壇などに植えられる花が野草のナズナ(薺)に似ていることから名づけられました。ニワナズナは古い属名のアリッサムや、ほんのりと甘い香りがあることからスイート・アリッサムとも呼ばれ、園芸品種には赤紫、紫、ピンク、アプリコットなどの花色もあります。 花言葉「美しさに優る値打ち」は、春に美しい白やピンクなどのカーペットになって咲き広がる花の甘い香りにつけられたのでしょう。秋の小さなポット苗が真冬の寒さに耐えて、春になると急に大きく広がって、次々と咲く花で株が埋め尽くされます。 花言葉「飛躍」は、暖かくなると一気に広がって力強く咲く花の姿にたとえているのでしょうか。白いニワナズナはパンジーやガーデンシクラメンと寄せ植えにすると、互いの色を引き立てあって、春まできれいに咲いています。アブラナ科ロブラリア属、秋まき耐寒性一年草(本来は多年草)、原産地:地中海沿岸、南ヨーロッパ別名:アリッサム、スイートアリッサム、ニオイナズナ(匂薺)ニワナズナ(庭薺)の花言葉:美しさに優る値打ち、優美、飛躍。ニワナズナ(庭薺)の誕生花:1月12日、3月23日、3月29日、9月24日、11月19日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。千草園芸、ハニーミント、園芸ネット プラス、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ハッピーガーデンさんにあります。
2013.01.12
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春から初夏に、先が尖った線形の葉をつけたシルバーグリーンの茎先に、細かな切れ込みのある濃いピンクや淡いピンクの大きい八重の花が咲きます。1月11日の誕生花は、カーネーションの優しいピンク色の花、カーネーション(ピンク)。花の名は、ラテン語のcaro(肉)で、花が肉の色に似ていることからという説と、ギリシャ語のcorona(王冠)で、花の形が王冠に似ていることからという説などがあります。古代ギリシャ時代に愛された一重咲きの小さな花は、16世紀になってイギリスで改良が始まり、今ではバラ咲きや大輪の品種も作られ、花色もほとんどすべてあるといわれています。ピンク色は濃淡によるバリエーションがあり、派手なショッキング・ピンクは強い印象を与え、淡いピンクは緊張をやわらげ、愛や安らぎを与えます。 カーネーション(ピンク)の花言葉「あなたを熱愛する」「女性の愛」は、女性的なピンク色のイメージからつけられています。カーネーション(ピンク)の花言葉「美しい仕草」は、ピンクが女らしさを表す色であり、フリルのように波打つ花弁が重なり合って優雅に咲く花の美しさをたとえたのでしょう。 昔は母の日が近づくと、白いカーネーションと赤いカーネーションの鉢植えがお花屋さんに並んでいましたが、今では白い花を見かけなくなりました。ナデシコ科ナデシコ属(ダイアンサス属)、一・二年草または多年草(半耐寒性~耐寒性)、原産地:ヨーロッパ、西アジア別名:オランダセキチク(和蘭石竹)カーネーション(ピンク)の花言葉:熱愛の告白、美しい仕草、あなたを熱愛する、女性の愛、感動。カーネーション(ピンク)の誕生花:1月11日、5月15日カーネーション(赤)の花言葉:母への愛情。カーネーション(赤)の誕生花:5月10日、5月12日カーネーション(白)の花言葉:私の愛情は生きている、生きた愛情。カーネーション(白)の誕生花:5月9日カーネーションの花言葉:清らかな愛。カーネーションの誕生花:5月9日、5月10日、5月11日、5月12日、11月20日流通時期:ポット苗を早春に、鉢花を春、特に母の日の前に見かけます。ボケ
2013.01.11
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寒さの残る早春に、緑の葉の間から立ち上げた花茎の先につりさげたしずくの形の白いつぼみは、日中に花びらの先に緑の斑が入った小さな花を開いて、日が落ちるとつぼみに戻ります。1月10日の誕生花は、春の到来を告げて咲く可憐な花、マツユキソウ(待つ雪草、待雪草)。花の名は、雪解けを待って花が咲くことから名づけられました。 花言葉「逆境のなかの希望」は、降りしきる雪の中、エデンの楽園を追われたアダムとイブのお話からきています。いつやむとも知れない大雪に絶望するアダムとイブの前に姿を現わした天使が、冬は永遠ではなく必ず春は訪れるとささやき、息を吹きかけた雪が落ちて花が咲き、希望が生まれたそうです。 花言葉「初恋のためいき」はつつましく、ひっそりと咲く花にたとえたものです。マツユキソウの花を見ると、小学校の時にわくわくしながら読んだロシアの詩人、劇作家のサムイル・マルシャークの「森は生きている」を思い出します。主人公のままむすめが継母に言いつけられ、大晦日に咲くはずもないマツユキソウを摘みに行った森の中で出会った12の月の精の一人、4月の月の精に花を摘ませてもらいます。ままむすめと4月の月の精の恋は、花言葉「初恋のためいき」を思わせるような恋でした。ヒガンバナ科ガランツス属(スノードロップ属、マツユキソウ属)、秋植えの耐寒性球根、原産地:ロシア南部~ヨーロッパ別名:スノードロップ、ユキノハナ(雪の花)、ユキノシズク(雪の雫)マツユキソウ(待つ雪草、待雪草)の花言葉:初恋のためいき、慰め、逆境のなかの希望、希望。マツユキソウ(待つ雪草、待雪草)の誕生花:1月1日、1月7日、1月10日、2月2日、2月26日流通時期:球根を秋に、つぼみ付き鉢植えを早春に見かけます園芸ネット プラス、おぎはら植物園、千草園芸、花まるマーケット、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、平田ナーセリー楽天市場店、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、、片岡笑幸園「悠々の森」さんにあります。 スノーフレーク
2013.01.10
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黒褐色の繊維に包まれてまっすぐ伸びた細い幹の頂端に、掌状に裂けた艶のある濃緑色の葉が7〜8枚集まってつき、株が十分育つと淡黄色の小花が円錐状に咲きます。1月9日の誕生花は、昭和に大ブームを起こした古典園芸植物、カンノンチク(観音竹)。木の名は、何百年も前に中国から伝わって、沖縄県首里の観音堂の庭木に植えられ、葉が竹の葉に似ていることから名づけられました。カンノンチクは江戸時代に琉球から渡来したヤシ科の植物で、江戸時代から園芸品種が多く栽培され、葉芸の変化によって昭和40~60年頃、高額で取引されていた時期があったそうです。 花言葉「日々の平安」は、観音信仰の聖地に植えられ、葉柄の上に扇のように広がるいつも変わらない葉の姿に、観音様がもたらす日々の平安を連想してつけられたのでしょうか。花言葉「スマートな淑女」は、ヤシ類の中では小型で、英名でLady palmと呼ばれていることからきているのでしょうか。 カンノンチクは手のひら状に深く切れ込んだ葉が熊手の形をしているので、福をかき集めるといわれ、福を呼ぶ縁起のよい観葉植物としてお祝いなどの贈り物に人気があります。ヤシ科カンノンチク属(ラピス属)、半耐寒性常緑小低木、原産地:中国、東南アジア別名:リュウキュウカンノンチク(琉球観音竹)カンノンチク(観音竹)の花言葉:スマートな淑女、日々の平安。カンノンチク(観音竹)の誕生花:1月9日流通時期:鉢植えを春~秋に見かけます。フラワーネット 日本花キ流通、charm 楽天市場店、e-花屋さん、遊恵盆栽 楽天市場店、観葉植物のthe・green、アジアン ファームさんにあります。
2013.01.09
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春に、先の尖った葉の中心からすらっと伸びた花茎の先に、一重や八重の白い花が一輪、日ごとに花首を長く、花を大きくしながら、1~2週間咲き続けます。1月7日の誕生花は、赤や黄色の花を引き立てて咲くチューリップの白い花、チューリップ(白)。花の名は、トルコ語のtulipan(回教徒が被る頭巾)で、花の形がトルコ人が頭に巻いていたターバンに似ていることから名づけられました。16世紀に神聖ローマ帝国からオスマン・トルコに和議を結ぶ使者として派遣されたビュズベックが、通訳の「この頭巾に似た形の花か?」と聞き返したのを花の名と勘違いしたそうです。チューリップには花色による花言葉と誕生花があります。 チューリップ(白)の花言葉「新しい恋」は、リセットして新しいスタートを決意させて、始まりを感じさせる白い花色からきているのでしょう。チューリップ(白)の花言葉「失恋」は、恋人に白いハンカチを渡すと別れを意味するように、白い色から連想してつけられたのでしょう。 赤、白、黄色と童謡に歌われたチューリップの花も、今ではやさしい色や限りなく青や黒に近い色とほぼ全色そろっていて、花形もバラエティに富み、春の訪れとともに表情豊かに咲きます。白いチューリップはピンクや朱色など他の花色を引き立て、他の花の中でよく目立ちます。ユリ科チューリップ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:中央アジア、トルコ、北アフリカ別名:ウッコンコウ(鬱金香)、ウコンコウ(鬱金香)チューリップ(白)の花言葉:思い出の恋、思いやり、失恋、長く待ちました、新しい恋。チューリップ(白)の誕生花:1月1日、1月7日流通時期:球根を晩夏~秋に、鉢花を冬~早春に見かけます。Lucky Flower、花ギフト 山形産果物野菜 花樹有さんにあります。 ミモザ
2013.01.07
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晩春から初夏に、葉柄が赤みを帯びた濃い緑の光沢のある長楕円形の葉のわきに、花弁もガク(萼)もない小さな花が咲き、雌株の雌花は実を結び、秋になると黒く熟します。1月6日の誕生花は、新年を迎える正月飾りの葉、ユズリハ(譲り葉、譲葉)。木の名は、新しい葉が伸びた頃、あとを譲るように古い葉が落ちることからという説と、弧を描く葉の形を弓の弦にたとえた弓弦葉(ゆづるは)に由来するという説があります。ユズリハは雌雄異株で、前年枝の枝先の葉のわきに、赤褐色のつぼみを房状(総状花序)につけ、萌黄色の美しい若葉の下で花を咲かせます。 花言葉「若返り」は、葉の新旧の入れ替わりがはっきりしていて、光沢のある大きな葉がいっそう美しく目立つことからつけられています。花言葉「世代交代」「譲渡」は、新しい葉が生えてくると古い葉が役目を譲るように落ちていく様子を、親が子に代を譲ることにたとえてつけられています。 葉が入れ替わるユズリハは、世代交代して家系が途絶えることなく続くとして、子孫繁栄を願い、縁起のよいものとされ、お正月の飾りに使われています。公園のユズリハは初冬に、紅色の長い葉柄で垂れ下がった大きな葉が集まった枝先に、紅い冬芽をつけ、春から初夏に新葉が上を向いて出ると、濃い緑色の旧葉は黄色くなって落ちます。ユズリハ科ユズリハ属、半耐寒性落葉高木、原産地:日本、韓国、中国。ユズリハ(譲り葉、譲葉)の花言葉:若返り、世代交代、譲渡。ユズリハ(譲り葉、譲葉)の誕生花:1月6日流通時期:苗木を秋に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、苗木部 by 花ひろばオンライン、トオヤマグリーン、グリーンロケットさんにあります。 ヒメユズリハ
2013.01.06
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晩秋に、羽状に切れ込みのある葉をつけて枝分かれした茎先に、赤や黄、白などの一重や八重、丁字咲きなどの小輪の花がこぼれるように咲きます。1月5日の誕生花は、懸崖や菊人形、盆栽仕立ての小さなキク(菊)の花、コギク(小菊)。花の名は、花が小さいキクであることから名づけられ、キクは漢名の菊の音読みで、1年の最後に咲くことから「究極、最終」を意味してつけられました。観賞菊では花径9cm未満のものを小菊と呼ぶことになっているそうですが、3cmまでの花が多く、菊人形や盆栽などに仕立てられた花は集団としての美しさを観賞します。 花言葉「元気」は、霜にも耐えて枝分かれして葉を覆うようにたくさん咲く小さな花の姿につけられています。花言葉「純情」は、大菊や中菊に負けないように咲く小さな花の可憐さからつけられたのでしょう。恋愛と幸福の色であるピンクのコギクによく似合う花言葉「純情」。 夏の華やかな熱帯花木などの間からすっと伸び出たコギクが秋の台風に倒れたままにしておくと、茎をたくさん出して白い花を次々と咲かせていました。冬になると、晩秋の庭でこぼれるように咲いて盛りを過ぎた花は残菊と呼ばれ、寒菊が清々しく咲き始め、年を越しても花色を残して咲き続けて、真冬に立ち枯れて枯れ菊になります。キク科キク属、耐寒性多年草、原産地:中国コギク(小菊)の花言葉:純情、真実、元気。コギク(小菊)の誕生花:1月5日、8月6日流通時期:ポット苗を春に、鉢花を秋に見かけます。【菊の豊幸園】さんにあります。菊苗 クリスマスローズ
2013.01.05
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晩春から初夏に、トゲのあるしなやかな細い花枝の先に、赤い花弁を幾重にも重ねて、剣弁高芯咲き、ロゼット(多芯)咲き、カップ(盃状)咲きなどの形をした花が華やかに咲きます。1月3日の誕生花は、愛する人に贈るプロポーズフラワー、赤いバラ(薔薇)。花の名は、いばら(茨、荊、棘)が転化したもので、漢字の薔薇は漢語をあてたものです。学名のrosaはギリシャ語でバラを意味するrhodonからきているといわれ、もともとローズはギリシャ語のrodon(赤)や古代ケルト語のrhodd(赤色)が語源で、赤いバラのことだそうです。 赤いバラの花言葉「愛」「情熱」は、ギリシャ神話で愛と美の女神アフロディーテの花であることからきています。赤いバラは古来より愛を贈る花の象徴とされ、赤系統の色別に花言葉があります。緋色のバラの花言葉「灼熱の恋」は、明るく濃い赤の花色からつけられています。 紅色のバラの花言葉「死ぬほど恋いこがれています」は、紅バラがアドニスの悲鳴に駆け寄ったアフロディーテの流した血が白バラを紅く染めて生まれたというギリシャ神話からきています。アドニスは狩りの途中で、アフロディーテの愛人で嫉妬に狂った軍神アレスが放った野生の猪に突かれて命を落としたとき、アフロディーテが白いバラの茂みに倒れてトゲに刺されたとあります。黒赤色のバラの花言葉「死ぬまで憎みます」「化けて出ますよ」は、死や不安、絶望感を与える黒い色のイメージからきているのでしょう。かつて育てていた黒バラの銘花パパメイアンはそんな花言葉が気にならないほど、美しい花でした。バラ科バラ属、半耐寒性~耐寒性低木、原産地:アジア、ヨーロッパ赤いバラ(薔薇)の花言葉:情熱、愛、あなたを愛します、美、熱烈な恋、私を射止めて。赤いバラ(薔薇)の誕生花:1月3日、5月28日、6月1日、6月19日、12月15日赤いバラ(薔薇)のつぼみの花言葉:純潔、あなたに尽くします。赤いしおれたバラ(薔薇)の花言葉:はかない。赤いバラ(薔薇)の葉:無垢の美しさ、あなたの幸福を祈ります。緋色のバラ(薔薇)の花言葉:情事、灼熱の恋。 紅色のバラ(薔薇)の花言葉:死ぬほど恋いこがれています。真紅のバラ(薔薇)の花言葉:無垢で愛らしい。濃紅色のバラ(薔薇)の花言葉:恥ずかしさ、内気 。黒赤色のバラ(薔薇)の花言葉:死ぬまで憎みます、化けて出ますよ。流通時期:苗木を春と秋に、鉢花を周年見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、山野草と盆栽の専門店ヴェールモア、広島バラ園、バラの家 【バラ苗専門店】、園芸ネット予約店さんにあります。
2013.01.03
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