風が伝えた愛の詩
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兄が出張で留守しているとのこと、寝る場所が出来たので行ってきました。久々の日記になります。奈良に引っ越して、少し橿原に近づいたこともあり、時々両親宅へ顔を出しています。母は先日も梅田から難波まで。電車でいうと地下鉄で56駅はあるはずの距離を歩いたとか。健脚万歳で頭もはっきりしています。一方父は、ちっとも歩かない、動かない。だから頭もぼんやりしてきて。実はかなり痴呆が進行しているように見えるようになっていました。で、これはなんとかしなければ、と行く機会を増やし様子を見ることにしたわけで。昨年秋に会った時、同じ話を三回しまして。ソファーに腰かけてばかりの足もむくんでぱんぱんに腫れちゃって。お正月、引っ越し後、あたりの23回はぼんやりしているけれど、昨年秋のように同じ話を繰り返すようなこともなく。先月ころ行った時は、表情もとても豊かで、会話もまともでおかしいところなし。前回は、大きな物忘れがひとつあったものの、表情、会話の返答はまあまあでした。おボケな症状は日によりムラがありそうだと思うけれど、軽快しているように思う気持ちが強くなってきました。今回、昨日夕食後から、今日、夕食をとり終えるまで、一緒に過ごしてきました。漢字ナンクロ。昔よくやっていたので、買って行ってみました。やり方を教えて欲しいと促すと、するすると…まではいかずとも、一問間違いなしに解いてみせてくれました。もうこれだけで、痴呆疑惑は遠ざかります。今回は三度の食事を作り、シャワーについて入り洗髪と背中流し、頭乾かして、全身マッサージして。一緒にお散歩は叶わなかったけれど、やりたいことは全部させてもらいました。そうして思ったこと。お父さん大丈夫。表情、会話もよりよくなっているし、食べ方、立ち上がり方、座っている時の姿勢、歩き方、全部、以前よりよくなっています。曲がった腰がまっすぐになるようなことはなくても、心なしか伸びたような。伸びたというのが気のせいでも、楽そうになっています。何がよくてよくなっているのか、私なりに考えたこと。愛情を持ってそばにいる人はひとりでも多い方がいい。人は命を分けあって生きているのだと。って、誰か言っただろうか? (笑)さださんあたりの受け売りかもしれないけれど、今私はそう思います。父に対して、変えた方がいいのではないかと思って、母の協力を得られるように提案したり、私が行った時に実行するいくつかのことがありました。心覚えに書き上げておきたいと思います。1、朝食をパンから、和食に変えてもらうこと。三食きっちりとってもらうこと。和食を基本に大豆食品、野菜をかかさず、特に根野菜を意識的に取り入れること。味噌汁を1日必ず一杯はとり入れること。これは、脳の伝達機能を正常に保つには、アセチルコリンに代わるレシチン、つまり、大豆食品がよいとどこかで読んだことに由来します。根野菜は、よく咀嚼してもらえるように。食物の栄養をもって、脳に栄養を与え、咀嚼することで血流を良くすることができると考えたからです。2、足の浮腫は歩かないから。浮腫ができて歩きにくいということの悪循環があると思ったので、まず浮腫取りから。ソファーに座る習慣を、座布団に座るよう変えさせる。浮腫は腎臓機能の低下を示すので、腎臓機能を高める漢方薬を買ってきました。その頃あった頻尿にも効果のあるものを見まして、選んだ漢方薬はその両方にちゃんと効いてくれたようです。ソファーに座らせた状態で足を上げ下げして、無理から血流を促したり、足の土踏まずのあたりがたしか膀胱炎等に効果があるだろうことを思い出しマッサージ。マッサージは、血流を良くするのに一番なので、頭から首肩背中足へと、全身やりました。3、骨盤が歪んで腰が悪いのではと考え、骨盤矯正を試みました。巻く式コルセットがあったので、腰をぎゅっと(笑)コルセットがなかったら、伊達締めやタオルでもやったでしょう。それから、畳の上に仰向けに寝かせ、曲がった腰を無理から伸ばす(笑)4、あと、漢字ナンクロ?手と頭を使わせる。などなど。これらのやはり何がよくてどうなのかはわかりません。よくしたい!という気持ちが伝わってよくなったのかもしれませんし、娘が頻繁に顔を見せるようになってうれしいだけかもしれません(笑)うーん、よくわからないけれど、行ける時には出来るだけ多く行こうと思います。試行錯誤でもいいからよくなってもらえるようやってみようと思います。思えば、父に痴呆的な症状が出始めたあの時期が、父や私たちにとっての大切な時期だったのではかったかと思います。そのことに気付かせて頂けたことにとても感謝していますし、やりたいようにやらせていただける環境、状況に私があったこと、私のやりたいことを、受け入れてもらえる状態に父があったこと、その両方にも感謝しています。ボケや痴呆的な症状を一度発症したら、それはもう油断ならない状態にあると認識すべきで、よくなった悪くなってるは、一進一退の出来事と考えるべきことかもしれません。その上でよくなっている日がしだいに増えて、あるいは、続いて、治っちゃう、なんてこともあるかもしれません。少なくとも、今日の父を見ているとそう思えました。感謝感謝です。
July 31, 2014
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