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7月28日から31日までの4日間、大学で開かれるナースプラクティショナー(NP)クラスの総まとめ授業と、期末実技試験、クラスプレゼンテーションのため、28日早朝にトロント入り。8時半から朝食兼、登録が行われ、ずっとオンライン掲示板だけでやり取りしてきたクラスメイトたちと久々の再会で盛り上がる。最初の二日間は、制度改革などにより日々変わりつつあるNPを取り巻く近況について、今学期の実習の反省会、9月からの実習についての打ち合わせ、教授との顔合わせに始まり、思春期の看護、精神看護、肥満ケア、禁煙ケアにおけるNPの役割に関する授業。その合間をぬって、事前に決められていた時間割で一人1時間ずつ与えられ、実習室でオスキー(OSCE: Objective Structured Clinical Examination 客観的臨床能力試験)と呼ばれるスタイルの、期末実技試験が行われる。今回のオスキーは、救急外来(ER)を訪れた模擬患者さんをNPとして30分で診察して、残りの30分で、与えられた用紙にカルテ記録と識別診断名(最低3つ)とその理由を書き出して提出するというもの。私の患者さんは、どう間違ってもうっ血性心不全で、診断名を挙げるのは容易だったものの、緊張して質問や診察がいつも通りスムーズにいかず。しかも真横にたつ評価者である教授の視線が熱く、あたまが真っ白のまま最初の30分が過ぎる。記録はなんとかいつも通り済ませたが、思い返すたびに、「あぁすりゃ良かった」「こうすりゃ良かった」のオンパレード。結果は2週間後で、合否のみ。あぁ、せっかく学期末だってのに胃が痛いぃ。残りの2日は、さらに授業が続き、家庭内暴力のケア、幼児虐待発見法とその対処、骨折・外傷ケア、レントゲンの解読法、呼吸機能テストなどにおけるNPの役割について学ぶ。最終日の朝はクラスプレゼンテーションで、実習で診察した患者さんのケーススタディを発表するが、前日クラスメイトらとのどんちゃん騒ぎが響いて、パフォーマンスは散々。あはははは。最後は、実際にNPとして現役で活躍している卒業生らを招いて、パネルディスカッション。一番多かった質問は就職活動と、資格試験対策かな。長いようであっという間の4日間。試験結果について一抹の不安は残るものの、これで半分以上の道のりを終えて、どの顔も笑顔で一杯。今度皆で集うのは卒業式だね、と気の早い話をしながらお別れ。さ、帰ったらフルタイム状態の仕事と引っ越し準備が待っている。心からのんびりできるのは無事に卒業してからだな、きっと。
2008/07/31
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あぁ、期末論文とか試験とか、トロント行きとか、絶対忙しい時期って分かってて、何で日勤入れるかなぁ、私。と、すっかり寝不足でお友達になった眼の下のクマちゃんをつれてため息つきつき出勤。今日の担当は、20年来、全身エリテマトーデス(SLE)を煩っていたカティビさん(仮名)。1週間ほど前から具合が悪くなり、近所の病院にある救急外来(ER)で診察を受け、抗生剤を処方され帰宅。その後状態が悪化し、再度ERを訪れ、そこで呼吸不全に陥り、挿管されて当ICUへ搬送されてきて2日目。肺炎が疑われ、気管支鏡による肺分泌物のサンプル採取後、抗生剤が開始され、状態は回復傾向。でも、培養した結果はシロ。カティビさんの場合はSLEの悪化と言う線も捨て難い。何はともあれ、呼吸状態も回復傾向で、全身の浮腫管理を向上させた後、早めに抜管を、と言うことで、利尿剤の投薬が始まる。ずっと付きっきりのご主人も一安心の様子。
2008/07/26
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修士クラスー質的看護研究入門・方法論、批評、知識の活用 (12週目)今週のお題はデータ分析と解釈について。今週ディスカッション担当のグループメンバー全員がすでにドロップアウトしているとかで、教授が運営。てか、期末試験と授業のためにトロントに出かける前に、期末論文を仕上げないといけないので、それどころじゃないんです教授・・・と言うわけで、ディスカッション開始3日目に、参加するのがすっかり遅れた~とディスカッションボードにログインすると、なんと私が一番乗り。どうやら、皆おんなじ状態らしい。ほ。NPクラスー上級アセスメント(12週目)今週は先週クラス内で比較検討して答えを出した治療方針に、教授がコメントし、あとはオープンディスカッション。とは言え、修士クラスと同様、私も含め皆、期末論文と試験勉強に追われていると見え、ボードは閑古鳥が鳴いている。期末試験前に、全ての評価が発表になり、参加点で満点を戴いたものの、中間の論文は散々。あちゃ~。期末試験がよけいにシンパイだ、こりゃ。<実習>実習最終日、実習指導者である血液腫瘍科の専門看護師、ギャビー(仮名)のオフィスに出向くと、「調子はどう?」と、いつもどおり笑顔で聞いてくれるので、ついつい甘えて、期末論文がまだ終わってないこと、試験を控えて準備が全然できていないことを早口で(でも笑顔で)まくしたててみる。すると、神様仏様、ギャビー様、「じゃ、今日は患者さんも少ないし、ささっと終わらせましょう」と、本当にささっと終わらせてもらう。あぁ、地獄で仏ってこういうこと?
2008/07/24
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なんだか、心の底からずる休みして期末論文に取り組みたい気分一杯な今日この頃、出勤すると、夜勤のマリア(仮名)が、ニヤニヤ笑いながら、「今日は忙しい一日になるわよぉ。宿題とか持ってきた?無駄だから、それ」と。本日担当のデナネイさん(仮名)は、ひと月半前に、原因不明の発熱と呼吸不全で入院して来られたきり、現在も熱の出所は全く持って不明のまま。当ICU入院中に肺炎、敗血症、腎不全、心筋梗塞数回、肺塞栓、などなど、ありとあらゆる合併症を起こされ、長期にわたる人工呼吸器サポートが必要なため、気管支カニューレが装着され、1週間ほど前にやっと人工呼吸器からの離脱ができたばかり。そろそろ、一般内科に転棟が可能だが、ICUにいるうちに大まかな検査を済ませておこう、と言うことで、最後の砦、大腸検査をすることに。下剤の開始が遅れたそうで、デナネイさんは、夜半過ぎからお腹がゆるくなり始め、明け方に状態はエスカレート、腸の働きも全開状態で、マリアのシーツ交換回数は8回を数えたとか。「まだまだこれからよ。お楽しみはこれからよ~」と、申し送りを終えて夜勤明けハイ状態で帰って行くマリア。あぁ。消化器科に電話して、予定時間を聞くと、午後3時の予定とのこと。それまでに、腸をすっかりきれいにせねばならず、頻回なシーツ交換は避けられそうにない。結局5回ほど交換した後、大腸カメラ施行。結果はシロ。やはり原因は不明のままだけど、昨夜から熱がすっかり下がって、これまで使い続けてきた冷却毛布も不要となる。ま、デナネイさんの状態が落ち着かれていることは良いことなんだけど、腰が壊れるかと思う一日でした。
2008/07/21
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本日の担当は市内の精神病院内の法医学精神科病棟に入院中に、呼吸困難と腹痛を訴えられ、症状の悪化のため1週間ほど前に当院ERに運び込まれたジャービスさん(仮名)担当。緊急で撮った胸部レントゲンを見て、皆びっくり。横隔膜のヘルニアが原因で、大腸がなんと胸腔内に入り込み、左肺がすっかり圧迫されて虚脱状態である。どうも、コントロール困難な重度の精神病のため、ご本人が症状の説明もできず、状態がここまで悪化した様子。緊急手術の末、腸は腹腔内にちゃんと戻されて、横隔膜に開いた穴もすっかり塞がれ、あとは人工呼吸器からの離脱を進めて抜管、一般外科病棟への転棟が今週末の目標。入院時にスタッフ10人がかりのケアが必要なほど大暴れだったと言うジャービスさん。鎮静剤の中止前に抑制帯がしっかり結んであることを確認。が、覚醒されたら、なんだかとってもいい人で拍子抜け。無事に抜管を終え、抑制帯を外し、呼吸を整えて、としているうちに退勤時間に。申し送り時間間際になってから、ジャービスさんが、天井に向かって話しかけたり、私を手招きして「ほら、あそこに血が一杯」と、壁を指差されたり、なんだか言動が怪しくなってきたため、夜勤の同僚が出勤してくる間際に、念のため、頓用の抗精神薬を準備しておく。それにしても、法医学精神病棟にいらしたってことは、ある程度メジャーな犯罪を犯されている可能性大で、警察官の護衛がなしってのもいただけないな。
2008/07/18
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修士クラスー質的看護研究入門・方法論、批評、知識の活用 (11週目)今週のお題は質的研究のシステマティック批評について。月末の実技試験でトロントに出かける前に、期末ペーパーを仕上げるためには、今からテンパっていかなきゃならん、と言うことで、今週も、必要なところを拾い読みい~と思いきや、あらあら、今週の課題論文は期末ペーパーに直結する内容満載。読み物だけで一週間が終わってしまう。あぁ、早いとこペーパーに取りかからなくちゃ~。NPクラスー上級アセスメント(11週目)今週は先週各自で提出した治療方針をクラス内で比較検討して、一つの治療方針にまとめあげるためのディスカッション。心内膜炎ということと、ドラッグ中毒の売春婦と言う患者さんの設定から、血液検査後、感染症チームにコンサルトして、抗生剤の点滴を開始し、痛み止めの処方、ドラッグの離脱症状に対応するための精神科チームへのコンサルト、ソーシャルワーカーへのコンサルトを通して、退院時の地域サポートの準備などなど、無難な線で落ち着く。<実習>血液腫瘍科の専門看護師、ギャビー(仮名)が夏休み中で今週もお休み。
2008/07/17
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久々の3連日勤。フルタイムの時は働きながら、うぅ、今こうしてるうちに課題論文が何ページ読める/書けるだろうぅ~、なんてことばかり考えていたような気がするが、滅多に出勤しない身となった今では、同僚に会えることや、ベッドサイドで看護することがとても楽しい。ま、これも期末地獄が始まるまでのことだろうけど・・・。今週末の担当は先週末にオタワ郊外の病院から呼吸不全で搬送されてきて、翌日挿管されて、今日に至るエリアスさん(仮名)。最初に運ばれた地元の病院で血液から脳炎球菌が見つかり、これによる肺炎→敗血症と仮診断がたてられ、抗生剤治療を受けて、循環、呼吸状態は安定傾向。日曜日にはすっかり覚醒され、挿管されたままながら、読唇術のうまいご家族と会話が弾んでいる。退勤時に指示された利尿剤を投与して、明日予定された抜管がうまくいきますように、と幸運をお祈りして楽しい週末が終わる。
2008/07/13
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修士クラスー質的看護研究入門・方法論、批評、知識の活用 (10週目)ディスカッションサイトのメインテナンスが入って、運営が長引いていた先週の議論運営も月曜日にやっと〆。今週のお題は、看護研究の威力と研究者の自己反映、倫理について。また大量の課題論文が提供されるが、いつも通り、質問を読んで解答に必要な論文だけ読むインチキスタイルに逆戻り~。ははは。NPクラスー上級アセスメント(10週目) 今週はこれまで学習を続けてきたケースについての治療方針立案の段階へ。心内膜炎と言う診断について、考えうる基本治療と、それぞれの治療の長所と短所、効果のほどを数字で示し、これに患者さんのイニシアチブに必要な事項を加えて表にして提出する、と言うもの。アメリカ、ドイツ、イギリス、ヨーロッパのガイドラインを総括すると、この患者さんに考えられるのはペニシリン系の抗生剤治療と外科治療。双方について、丸一日文献検索に励むが、はっきりと治療効果を示す数字が出されているものが、皆無、か、古すぎるかで、自分で文献からそれぞれ数字を拾って、明け方まで算数タ~イム。なんとか期限までに提出。げっそり。<実習>血液腫瘍科の上級看護師、ギャビー(仮名)との実習もあと2日を残すのみ。今週はそのうちの一日のみ。午前中、3人の患者さんを診察して、午後からは白血病外来で化学療法後の患者さんを診察。白血病の知識に乏しい私のために、各患者さんを診察する前に、ギャビーからその患者さんの簡単な病歴と、本日の診察目的を聞いたため、全てがとってもスムーズ。ジョアン(仮名)とのウォークインクリニック経験とはまた違った楽しさがあり。
2008/07/10
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修士クラスー質的看護研究入門・方法論、批評、知識の活用 (9週目)今週のお題は、質的研究における芸術の適応について。今週ばかりは、常套手段の「担当グループのまとめを読んでから質問に関する読み物だけを選んで読んでさくさくっと解答作戦」が使えず。だって、私が担当グループの一員なんですもの。ぐすん。グループと言ってもクラスメイトのジーナ(仮名)と二人きり。4本の長ーい関連論文を読んで約3ページのサマリーと関連質問を作って発表。その後他のクラスメイトらの解答にいちいちコメントをしてディスカッションを運営。トロント西部に住むジーナとは電話とメールでマメに連絡を取り合い、いつものことながら調子っぱずれなコメントを乱発する私をジーナがうまく(?)サポート。てか、ジーナ、もう二度と私とグループになりたくないだろうなぁ。ははは。ディスカッション最終日はもうコメントを読みたくない気分満点でぐったり。NPクラスー上級アセスメント(9週目)今週は課題もグループワークも全て終了して、ちょっとまったりモードでグループワークの反省会。といっても、ここ数週間いろんな課題と実習が立て込んでいたせいか、ディスカッションにまったく参加していないクラスメイトらもチラホラ。どうやら完全燃焼後の再チャージに時間をかけている様子。私も、先週教授からファイルが開けないと言われたDVDの課題で予想以上に良い評価をいただいて、気分はすっかり学期末。ただ、いつも全力投球グループのクラスメイトらは、既に月末に予定されている期末実技試験について、教授を質問攻め。せっかくのまったり気分から一転、また胃が痛くなってきたわぁ。<実習>指導者の血液腫瘍専門ナース、ギャビー(仮名)が夏休みその1を消化中で、実習はお休み。夏休みと言っても、家族と過ごす時間を削って今年から始まった急性期ナースプラクティショナー(ACNP)資格試験の勉強に精を出していたギャビー。今頃は試験を受けているはず。オンタリオでは今年から第一次医療NPに続いてACNPも登録看護師(RN)の上級資格者として認定されることになり、今回がその一発目の資格試験。これまで、決まった試験を受けずにNPとして勤務していたACNPたちがこぞって試験を受けているのだが、初回と言うこともあり、カナダ版が用意されず、なんとアメリカのACNP試験をそのまま利用。単位の違いだけでなく、医療制度の違いも大きく、すっごく無茶だと思うのだけど、これから徐々にカナダ向けに改良されるのだとか。ひえぇぇ。
2008/07/03
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