夢を叶える歩き方

夢を叶える歩き方

2009.06.29
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カテゴリ: 未分類

ホロムイイチゴについて検索してみました。

名前の由来、関連すること

興味深いなと感じたこと色々とありました。

疑問として残っているものもありますが覚書としてここに残します。

■フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、

  • ホロムイイチゴ Rubus chamaemorus
  • 成長の遅い小柄なキイチゴ属の植物
  • 果実はコハク色をしており、食用になる
  • 亜寒帯性あるいは高山性で北半球に広く分布(日本では本州北部と北海道など)

教育福島0190号

猪苗代の赤井谷湿原に関しての資料に

ホロムイイチゴがありました。

この湿原は、ミズゴケを主とした植生に覆われた高層湿原が発達していることや、標高が低いにもかかわらず ホロムイイチゴなど本来北海道以北に生育する寒地性植物が分布

■会津若松の市政だより

PDF版 http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/j//oshirase/n_i/20060601/pdf-img/1-28.pdf

(市政だより2006.6.1号より抜粋)

北海道ではないのですが

ホロムイイチゴに関して詠まれた俳句

「雨はれし水苔原に枯れ残るほろむいいちご見たるよろこび」

すてきですねー。

■北海道立林業試験場の光珠内季報 

2006.3「べりーでマチおこし」

http://www.hfri.pref.hokkaido.jp/kanko/kiho/pdf/kiho142-4.pdf

そこには

  • 国内では福島県を南限に自生
  • 岩見沢市幌向(ホロムイ)で見つかったことが和名の由来
  • ヤチイチゴの別称
  • 別名のとおり湿った環境を好む
  • 日本では食用としての馴染みは薄いものの北欧では野生を採集してジャムを作る

■ホムロイイチゴ(幌向苺)の「幌向」

北海道の岩見沢市の幌向から名づけられたとか、岩見沢近郊とか

同じような情報は他にも幾つか見かけれました。

本家(?)の岩見沢で探すと中々出てこない

岩見沢市の一地域であれば、もう少しヒットしてきてもいいのに...

■南幌町

町のサイトを見ると、

空知の南幌町は、昭和37年に幌向村から呼び名が改められ同時に町に昇格、

当時は、「みなみほろ」。後になって現在の「なんぽろ」と読み方が変化。

私はてっきり

札幌に関連があるのかなと思ってました。。。

単純?

(笑)

なぜに「南」と付くのか?

南と付くには、なにか枠があるはず。

近郊の岩見沢市にも幌向という地域もあり

直接の関連、あるのかなー

さてイチゴの件で、

南幌町ではなく岩見沢市の名が挙がるのは?

んーーー(悩)

幌内炭鉱という

現在の三笠市にあった炭鉱も挙がって

そっちも気になってきます。

???

気になることはスッキリさせたい。

ブログは大勢の方の目に留まるから

出来る限り正確な情報で書けたら...

検索・検索。

炭鉱、市町村合併の中での歴史もあるようですねー

興味そそられつつ、横道にそれるかな

ホロムイイチゴ→幌向→炭鉱へ

■幌向駅と炭鉱と鉄道、北海道の歴史

官営幌内鉄道の幌向太駅(現在、岩見沢市にあるJR北海道の幌向駅)

日本最初の鉄道は、

明治5年の新橋~横浜。

3番目が北海道の幌内鉄道とあり

まっさきに浮かんだのは小樽ー札幌間のイメージ

(3番目ではないという見解もチラッと見かけました)

ちなみに当時、

日本の総人口の0.6%にも満たない北海道が3番目になったのか?

要因のひとつとして、ペリーの来航後、函館開港。

船の航行に必要なのは石炭。

明治12年 幌内炭鉱は誕生

幌内のとても良質な石炭を小樽港に運ぶため

鉄道の必要性が高まり幌内鉄道が誕生。

他にも近くで採掘が可能なのではないかと

調査発掘は進められ、沿線にあった石炭も流通することへ。

幌内鉄道は、

明治13年:手宮(小樽市)~札幌間が最初に開業<35.9Km>

明治15年:手宮(小樽市)~幌内間の全線開通<91.2Km>

明治16年9月:開業に伴う開業式(札幌)

その後、

路線の拡大延長。

ちなみに三笠鉄道村のサイトなどで

明治元年(1868)石狩のきこりの木村さんが

最初に幌内で石炭を見つけたとありました。

彼は、小樽のお寺建設のために必要な木材調達をしているうち

石狩川をさかのぼり、偶然に露出してた炭層を発見。

石狩って現在の石狩市のことでしょうかねー

もしかしたら地元との繋がり♪

私がいま良く利用するJR手稲駅、

官営幌内鉄道の頃に駅のひとつとして開業したそうです(当時は軽川簡易停車場)

新人ナースのとき、

利用することが多かった小樽市のJR南小樽駅(当時は開運町駅)も当時に誕生。

(「開運町」→明治14年ごろ「住吉」→明治41年ごろ「小樽」→大正9年に現・「南小樽」)

国鉄時代になり、

手宮~南小樽間は手宮線(現在は廃止線)

南小樽~札幌間は函館本線、そして現在、JRで健在。

ちなみに小樽市内には当時のレール後が結構いまも残っていて

ぶらり散策していると見かけやすいです。

(手宮には鉄道の記念館)

小樽市のサイト

http://www.city.otaru.hokkaido.jp/kensetu/matidukuri/temiyasen/history.htm

http://www.city.otaru.hokkaido.jp/kensetu/matidukuri/temiyasen/temiyasentop.htm

こちらでは旧国鉄手宮線および幌内鉄道として誕生した歴史が

当時の写真などと一緒に詳しく紹介されています。

また小樽市は、

旧国鉄手宮線の中央通りから小樽市総合博物館手前まで

約1160メートルの区間を平成18年度にJR北海道から購入(以下略)

とあり、活用方法について

懇親会が行われているようです。

街の貴重な財産として

位置づけがされている様子が伺えました。

話は戻って

なぜ南幌町は「南」と付くのかな?

幾つかそれらしきことが出てきましたが

ひとまずパス。

さて、

■幌向の名前が付いた植物

他にも出てきました。

http://www.iwamizawa.info/horomui-choren/action-jichi/h210101-horomui-miniguide-3.pdf

こちらには北海道大学の植物学者が開拓のころ

炭地植物を研究したところに由来があると書かれていました。

  • ホロムイツツジ
  • ホロムイリンドウ※
  • ホロムイイチゴ

また、絶滅が危惧される動植物を紹介している

「北海道レッドデーターブック」

http://rdb.hokkaido-ies.go.jp/index.html

このサイトを見ると、※印のほかに

ホロムイクグ(カヤツリグサ科)、ホロムイコウガイ(イグサ科)があり

絶滅が危惧される植物として紹介されていました。

道内にはエゾ・蝦夷なんとかみたいな

名前を持つ動植物があります(います)。

そして、「エゾ~~」でない

北海道の中の一地域の名がついた植物がある

そのことを興味深く感じます。

ホロムイイチゴを出発点に

いろんなことを調べることにもなり

道内の開拓の歴史にも触れられたり

感慨深いものがあります。

yamさん、

きっかけに感謝いたします星

いつも読んでくださるみなさん、

ホロムイイチゴで検索して遭遇された方、

多岐にわたる内容、

ひとつのことをきっかけに

興味は連なり芋づる式にこんな風になりました、、、

お読みいただきありがとうございました!

PS

面白い情報、続き話、または異なっている点、

なにかありましたら是非教えてください。。。






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最終更新日  2009.06.30 16:08:45


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