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最近は、余程のことが無い限り、状態の悪いワインを買うことは無くなった。その理由をちょっと考えてみたい。(1)お店が常温か、それに近く、ワインを店頭に放置して売っているようなショップでは買わない。 つまり、全てのワインがセラー保存になっているショップで買うようにしている。これが最も大事なファクターかもしれない。 それは、一体どういうショップかと言うと、まず、ヴェリタスのようなインポーター。さすがにインポーターは、通販以外小売りはしないので、全て倉庫保存。ここは、自社で輸入しているワインに限っては、状態が外れたことは無い。他のインポーターが輸入してヴェリタスが売っているワインは、たまたま購入したことが無いので何とも言えないが、お店で劣化するということは無いだろうと思う。他には、松澤屋やORCAも、非常に状態の良いワインが多い。 次に、Vin du 268のような、お店=セラーになっているところ。密閉されたウォーク・イン・セラーというのかな。こういうお店は多いが、実は、温度は結構高い。268のように、お客の健康よりワインの健康を大事にし(笑)、お店の温度が、通常のセラーの温度になっているところは、実は少ないのだ。新橋の有名なインポーター兼ショップでも、温度は人間に合わせて、高めになっているので、こういうお店では買わないようにしている。 また、ワインのコントロールが実売と別系統になっていて、通販の場合、ワインが倉庫から出される業者。あるいは、通販オンリーの業者。これは、実際にそうしているのか、よくわからないが、HPの記載を参考にして、選択するしか無い。あるいは、直接聞いてみるのも良い。さすがに、嘘はつけないらしく、大抵の場合、販売形態を教えてくれる。(2)お店に長期間保管されたワインは買わない。 上記のようなお店であっても、何年も経つうちに少しずつ劣化する可能性は捨てきれない。なので、入荷仕立てのワインを買うようにしている。それは、各ショップの新着ワインを買うようにすれば可能になる。あるいは、沢山のショップで、一斉に売り出される時期があるので、その時に買ってしまう。そもそも、この時期を逃すと売り切れるワインも多いので、こういう買い方になってしまう。ヴィンテージも考えて、せいぜい1年以内に入荷したものしか買っていない。(3)生産国を考える。 やはり、1000円台のワインは状態の悪いワインに当たることが多い。特に、カリフォルニア、チリ、オーストラリアの1000円台は、厳しいことが多い。それにくらべ、ローヌなどの安価なワインは、割と状態が良い。インポーターもショップも、優良な業者が多いせいかもしれない。 特に自然派ワインを扱っているお店は、さすがに状態に気を遣っているところが多く、志村酒店やalcoholic armadilloなどは、保存状態が良い。 ボルドーやブルゴーニュは、輸入経路に問題がある場合が多く、意外なことに、インポーターが直接輸入しているか、それに近いワイン以外は、結構状態に問題のあるワインが多い。とある大きなショップは、お店は倉庫になっていて、そこでの保存は問題ない。というか、すぐに売り切れるワインが多く、必然的に輸入仕立てのワインを買うことになるが、リストに載せる際のワインの状態はあまり気を遣っていないようで、時々、輸入時から状態の悪いワインに当たることがあった。なので、ここでは、インポーターのはっきりしたワインしか買わないようにしていて、最近は、多量に存在するフランスワイン(ほとんどがインポーターの蔵出し)、またはオーストラリアワイン(インポーターはファームストン)しか買っていない。(4)買っていないショップは。 上記3つを守るだけで、状態の悪いワインに当たることはほとんどないが、最後に、買わないようにしているショップの典型を挙げてみると・・・ まず、ほとんどのデパート。売り場にワインが放置されているところが多くて、もってのほか。先日なんて、売り場のワインが減ったらしく、店員が、わざわざセラーから出してきて常温の店頭に置くのを見て、その1本のワインが可哀相になってしまった。 次に、店が大きい安売り業者。これも、常温の店頭で売られていることが多い。しかも、いつ入荷したかもわからず、こういうショップでは買わない。 インポーターでも、実売ショップは、常温またはそれに近い温度というところもある。名前は出さないが、おそらく最も有名で、各地に店舗のあるインポーター兼ワインショップや、自社輸入しているグルメスーパーも2件ほどあるが、こういうショップの店頭では買わない。グルメスーパーの1件で、自社輸入しているワインを取り置いてもらったら、なんとスーパーの店先で放置されていて、倉庫保存のワインと取り替えてもらったことがあった。 通販でも、明らかにワインの状態を考えていないお店もあって、HPにそういう記載が一切無かったり、売り方を見ていたりすると、次第にわかってくるものだ。 こうやって考えると、実売ショップで売っているワインより、通販の方が状態が信用できるので、最近は、上記ショップを除いて、店頭で買うことはほとんど無くなった。店頭で、ワインを眺めながら、かごに入れるのも楽しいものだが、ワインの状態で泣くことを考えると、そういう買い方は諦めている。
2007.02.27
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このワイン、1000円ちょっとのワインだが、あまりに評判が良いので、他のを買うついでに買ってみた。やっぱり、1000円のワインなのである。果実味も無く、薄くて、凝縮感も無く、余韻もない。先日飲んだ、ドメーヌ・ド・ラ・セールのカイユーと比べると、ものが違いすぎて、エリタージは1000円でも高い気がする。うーん・・・一つだけ、このワインの長所を挙げるとすると、「飲める」ことかな。ワインバーのグラスワインとか、飲めないものが出てくることがある中、その点は評価できるが、後は良いところが無い。なので、このワイン、料理用には最適かもしれない。サンタ・デュック エリタージュNV750ml↓カイユーはこっちカイユー[2004]/ドメーヌ・ド・ラ・セール
2007.02.26
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昨日、食事に行ったところの隣のテーブルでワイン会をしていて、1960年のスペインワインの残りも飲ませてくれるというので、ちょっと飲んでみたら、もう逝っちゃっていて、友達とは、こんなワイン、1本もよく飲めたなあと話していた。帰りに、余ったワインをくれると言うので持って帰ったら、やっぱり状態がイマイチ。こんな状態のワインで、ワイン会をしていたのか、と、少し首を傾げてしまった。友人に、もともと日本酒しか飲まない人がいたけど、奥さんがワインが好きで、うちのワイン会に旦那を連れてきたら、このワイン会のワインの味は非常に優しいと、お褒めに預かって、それ以来、彼も参加している。おそらく、ワインの状態の違いなんだろうと思う。たまたま自然派ワイン会で知り合った友人が持ってきてくれるワインは、好みに関わらず、状態がとても良くて、いつも楽しみにしている。さすがに、自然派ワイン好きの中でも一癖も二癖もある人で、常に状態には気を遣ってるようだ。もともと、参加者全員の持ち寄りワイン会は、楽しいが、ワイン会としては好きじゃない。それは、大体の人が、通りがかりのショップでワインを買ってくるためか、持ち込まれるワインの状態にバラつきがあって、美味しいワインを飲んだという気がしないからだ。前回のワイン会の帰りに、紅茶でも飲もうと、たまたま立ち寄ったカフェバーで、イタリアワインを注文した人がいて、飲んでみたら、状態が悪すぎ。3人とも飲めなくて、勿体無かったが、ほとんど残してしまった。そのカフェバーは、注ぎ終わったらバキュバンをしているようだが,そういうことで解決できる問題でもなさそうだ。以前、ボルドー・メルローの会というのに参加させてもらったことがあって、主催は、ワインバーのオーナーだったが、どれも美味しく感じなかった。きいてみたら、全部買ったのは「やまや」だそうで、ワインバーで出す高級ワインをそんなところで買うのか、と呆れたことがあった。(「やまや」が悪いと言っているのではないので、念のため。)と、ワインの状態に関しても、いろんな出来事があった。たまたまだが、最近、ワインの状態を考えるような出来事が多く、ブログも、ちょっとそれに合わせて、記録してみたい。
2007.02.25
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知り合いと食事に行くので、持っていったワインのうちの1本。でも、これはダメダメワイン。品のない甘さと、酸味が低く、透明感の無い味わい。エレガントさやフィネスなんて、全く感じられない。2杯目が辛く、4人でもボトル半分残ってしまった。まるでオーストラリアの1000円台のシラーズで、CPが高いと騒がれているワインみたいな味わい。これだと、1000円台じゃないと辛いかも。メルヴィルは、最近有名になってきたワインで、かなり期待していたが、ちょっとがっかり。これだと、ノヴィのほうがはるかに美味しい。メルヴィル シラー エステイト[2003]Melville Syrah Estateノヴィはこっち↓[2004]ノヴィー シラー ナパ・ヴァレーNovy Family Wines Napa Valley Syrah
2007.02.24
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職場に新しく入って来られた女性がソムリエ資格を持っておられ、それがきっかけでワイン好きが集まって開かれた。(1)M3・ヴィンヤード・シャルドネ 2004/ショー・アンド・スミスオーストラリアでこんなワインがあるのかと、びっくりしてもらった。確かに、これは意外な掘り出し物。WS93点だったし、オーストラリアのシャルドネということで、もっと樽っぽい味を想像していたら、あにはからんや、非常にきれいなシャルドネ。もちろん、果実味、凝縮感、密度感は十二分にあって、余韻も非常に長い。ミネラル感で飲ませるタイプではなく、バニラっぽい香りやバターっぽい味わいもあるのだが、焼いたオークの香りがしないのだ。シャルドネは、下手に作るとオークの香りが非常に邪魔になって、バランスを崩すが、これは、全くそんなことはない。エレガントで、フランスのモンラッシェタイプのワインの多くに負けないだろう。恐れ入りました、という感じ。ショー・アンド・スミス・M3・ヴィンヤード・シャルドネ 2004(2)クロ・デ・アンデス 2003/ドメーヌ・エレーヌ・ガルサン今回は、メルローが好きな方がいらっしゃったので、メインはメルロー。アルゼンチンのマルベックは、新世界のメルローと共通点が多い上に、値段が安く非常にCPが良いので、マルベックを最初に持ってきた。これはWS91点のマルベック。一人に値段を当ててもらったが、予想は4000円。本当の値段(上記予想の半額)を言うと、レストランのソムリエの方も驚いておられた。ただし、このワインを気に入ったのは、メルローが好きな方ではなく、チリのカベルネが好きな方だった。透明感があるが、熟成感や、ある意味、南仏的なごちゃっとした複雑さがあるので、それを雑味と感じられる方もいるのだろうと思う。酸味がしっかりして、味わいの要素は非常に多いのだが。[2003] クロ・デ・アンデス(3)ラフォルジュ 1999メルローとして、ボルドーの代表。慣れた味わいは、正統派ボルドーの味わい。色で言うと、(2)が茶色っぽいイメージなら、これは藍色か。酸味がしっかりして、甘さ控えめ。インクやスミレの香りが混じり、非常にストイックな印象。シャトー ラフォルジュ[1999](4)トロス 2001イタリアはフリウリのメルロー。2000年ヴィンテージは、メルローブラインドコンテストで 、ミアーニのメルロー、オルネライアのマセット、 トゥア・リータのレディガッフィ、 サン・ジュスト・ア・レンテンナーノのラ・リコルマ、レ・マッキーオーレのメッソリオ、 シャトー・ル・パンやシャトー・ペトリュースなど、 錚々たるワインの中で第1位を獲得したという、曰く付きのワイン。メルローの好きな方が、ミアーニが好きだと仰っていたので、これを選択した。なるほど、これはスケールが大きい上にバランスが良い。ボルドーと比べると、クリアで濃いオレンジ色のイメージ。甘みがあって、シルキーなタンニンと球体の印象。非常に滑らかなので、これを好きな方は多いと思う。コッリオ・メルロー・セレツィオーネ[2001]フランコ・トロスレストランのソムリエさんも含めて、印象に残ったワインを聞いたら、面白いことに、白の(1)をあげたのが男性3人。(2)と(4)と言ったのが1人、(3)と(4)が1人。
2007.02.16
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先週の「グルナッシュの会」の記録のため。今回は、すべてグルナッシュ100%という極端な会。まあ、うちの会は、いつも極端なんだけど。1)セレクション・ブラン 2005 ボンドヴィルこれは白だけど、グルナッシュ・ブラン100%。安い割に、いろんな白い花の香りや味がして、結構美味しい。ボンドヴィル・セレクション・ブラン 20052)シャソルネイ・デュ・シュッド キュベG NV ドメーヌ・ド・シャソルネイこれは非売品。自然派ワインだけど、ソムリエさん曰く、これは教科書的なグルナッシュ。果実味の塊が最初に来て、余韻はそんなに長くなく、すっと落ちていく感じ。可愛い赤ワインの味わいがした。3)ヴァン・ド・ペイ デ・コート・カタラン カイユー 2004 ドメーヌ・ド・ラ・セール 非常に気に入った南仏のワイン。タンニンが少し荒いところが、グルナッシュらしくない。値段を言ったら、ソムリエさんもびっくり。球体のワインだと言われていた。9本の中で、もっとも澱が多いのも、安いワインらしくない。翌日、このワインを探し出して、6本買った人がいるくらい,CPは抜群に良い。ヴァン・ド・ペイ デ・コート・カタラン カイユー 赤 [2004] (ドメーヌ・ド・ラ・セール) 4)エゴ 2002 マス・ド・ラヴァイユこれは、僕にとってグルナッシュ100%の定番。アロマティックな香りと、スパイシーな味わいが非常に美味しい。これも人気があった。EGO エゴ 2002年 マス・ラヴァイユ [2002]5)オールド・ヴァイン・グルナッシュ 2004 カレスケ (オーストラリア)いかにも、ヴァロッサのワインらしく、ミントの香りやアロマティックな香りで一杯。濃厚で、スパイシー。とても人気があった。カレスケ・オールド・ヴァイン・グルナッシュ 20046)シャトー・ヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ショパン 2004 ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス普通のヌフパブと違って、スモーキーな香りや紅茶の葉の香り等はしない。もっと、果実味中心で、特に、赤い果実の味わいが強い。僕の好きなタイプのシャトー・ヌフ。シャトー・ヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ショパン[2004] ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス7)シャトーヌフ・デュ・パプ ピニャン 2003 シャトー・ラヤス還元香が強すぎて、評価がまっ二つ。還元香を豚小屋の香りと捉える人と、百合の香りと捉える人の違いだったが、どちらもS系の香りなので、気の持ちようか。【新入荷】[2003] シャトーヌフ・デュ・パプ ピニャン ラヤスChateauneuf du Pape Pignan Rayas8)トゥデーリ 2002 デットーリ(イタリア)グルナッシュにしては、とてもエレガント。薄い訳ではなく、とてもきれいな感じ。トゥデーリ 2001 テヌータ・デットーリ9)ラ・プティ・シベリ 2001 クロ・デ・フェ甘くて、いわゆる球体のようなワイン。5)に似ているが、ミント等の余計な香りがせず、非常に素直な味わい。本日の1番人気。でも、値段が高過ぎかも。[2001] コート・ド・ルーション ヴィラージュ ラ・プティット・シベリーCotes du Roussillon ...
2007.02.04
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もうすぐバレンタインデーですが、プレゼント用のワインを考えてみました。(1)コート・デュ・ローヌ“モン・クール” 2004/ ジャン=ルイ・シャーブラベルにハートが書かれた可愛いデザイン。このワインは、それだけじゃなく、中身もしっかりしていて、スペクテイターの年間ベスト100にも入ったこともあり、グラスワインに採用しているワインバーもあるくらいですから。このワイン、僕もプレゼントに女性に贈ったことがあります。ただし、贈った相手は、彼女ではなく、Pearlのsho-ta。[2004]コート・デュ・ローヌ“モン・クール” / ジャン=ルイ・シャーブCotes-du-Rhone "Mon Co...(2)ラァトラップ・クール 2003 / シャトー・ド・ラ・チュイレリーこれもラベルが可愛い。有機農法で作られたブドウを使った本格的なワインです。ラァトラップ・クール ヴァン・ド・ペイ・ドック [2003] / シャトー・ド・ラ・チュイレリーL’...(3)シャトー サント・コロンブ 2001これはボルドーで、メルロー主体。やはり、ハートのラベル。2000より2001のほうが、パーカーポイントは高いらしい。とはいえ、どちらが美味しいかは、別問題ですが。ハートラベルシャトー サント・コロンブ [2001] 750ml(4)カロン・セギュール 1999これは既に有名なハートラベルのワイン。同じボルドーでも、カベルネ・ソービニョン主体。セギュール侯爵が、「われラフィットやラトゥールをつくりしが、わが心カロンにあり」と言ったというのは、有名な逸話。2000や2003は、とても評価が高いヴィンテージですが、あまりに値段が高すぎ。過去に飲んだ中で、1999は、適度に安く、とても良いヴィンテージで、お買い得だと思います。CHカロン・セギュール[1999](赤)これが予算に合わない場合は、ロゼかセカンドでも。ただしその場合は、2000ヴィンテージにしましょう。ロゼ・ド・カロン[2000]シャトー・マルキ・ド・カロン 2000(5)クープ・ド・クール 1998/シャントコート「ひとめぼれ」と言う名前のワイン。本当に、ひとめぼれの場合は良いかもしれませんね。【新入荷】[1998] コート・デュ・ローヌ クープ・ド・クール シャントコートCotes du Rhone ...(6)ソッフォコーネ・ディ・ヴィンチリアータ 2003/ビービー・グラーツワインの中身は、テスタマッタのセカンドにあたるグリッリ・デル・テスタマッタと全く同じみたいで、味わいは抜群。ラベルの絵はグラーツ氏が美術学校時代に描いたものだそうですが、問題は、ワインの名前とラベルの絵が意味するところで、女性が男性に口でしてあげているところのようです。ちょっと大胆すぎ!?ソッフォコーネ・ディ・ヴィンチリアータ[2003] ビービー・グラーツ
2007.02.03
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