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この日は、高校の同窓会。毎年年末に20人ほどが集まって、同窓会をするのだが、去年は銀座のオザミ、今年は日本橋のメルヴェイユ(オーグードゥジュール)。なんとなく、お金持ちの幹事が余計に払うことになっていて、毎年、普通より、かなり安く済んでしまう。あまり申し訳ないので、今年は持ち込みができるオーグードゥジュールだし、個人的にワインを提供した。1本は、フォーマン 2003フォーマン カベルネ・ソーヴィニヨン[2003]もう1本は、レ・テラッツェ プラネット・ウェイヴス 2003レ・テラッツェ プラネット・ウェイヴス [2003] 赤レストランが選んだメインの1本はシャトー・ド・カンダル 1999シャトー・ド・カンダル[1999](赤)持ち込んだ2本と対照的なワインだった。すでに、かなりの熟成感があって、果実味というより、スパイシーなところが強調され、シャトーヌフのような複雑感が感じられた。これが3000円で飲めるなら、熟成したボルドーが好きな人には、かなりハイCP。このタイプのワインを飲むことは少ないので、自分では選べないなあ・・まあ、今日の流れとしては、色んなワインが飲めて良かったのではないかと思う。
2007.11.29
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ちょっとワインを飲み慣れると、シャブリを馬鹿にする人たちが多いが、とんでもない、飲んでみるととても美味しい。このシャブリは、50%樽発酵、50%ステンレス発酵と言われているが、樽臭さは全く無い。上品な甘み、綺麗な透明感、強いミネラル感は、イタリア・フリウリの白や、カンパーニャの白を思い出させる。しかし、多くのフィアーノが樽を使って、バランスを崩しているのに対し、このシャブリは、非常にバランスが良い。イタリアワインと違うところは、蜜のような味わいが伴っているところ。このようなワインを飲むと、日本人がシャブリを好きな理由がよくわかる。シャブリは、牡蠣より和食のほうがとてもよく合うのである。クリスチャン・モロー シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ 特級 2004
2007.11.27
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朝日新聞をネットで読んでいると、つい、見出しに目が行ってしまって、「神の雫の作者のノムリエ日記」を読んでしまう。読み終わって後悔するのであるが、後悔先に立たず。今回のテーマは、フランスワイン崇拝の理由。「フランスでは、雨が多い年や猛暑の年も、人為的な工夫を施さずに、そのビンテージの厳しさをそのまま受け入れる形で、ワインを作ることが法律的に義務づけられている。」ということが、フランスワインが作者にとって特別である理由のようだ。不勉強この上ない(怒)。フランスは、ワインに手を加えることさえも、法律で決められているに過ぎない。ヴィンテージによっては、INAOの決める規則の下で、補酸や補糖が行われているのであって、行われていない訳ではない。ビニールシートの例が出てくるが、これは、フォントニルなどが、1999年に、INAOの許可を得て行ったのであって、彼らが勝手にやったのではない。2000年以降も、ヴァランドローやフォントニル等のワイナリーが、1年間では、実験の成果が分らないとして続けているのであって、もともと、勝手にやり始めた訳ではない。にもかかわらず、作者たちは、「ワイン造りの基本「天地人」の「天」をムリヤリゆがめたという行為がひっかかるから、これをもてはやす気になれない」のだそうだ。シャトー・ラグランジュ等で、暗渠排水が行われている。シャトー・コス・デストゥルネル等では、逆浸透装置で果汁を濃縮している。じゃあ、これらは、天の声なのだろうか。作者らは、「天の声に従い、地のささやきに耳を傾け、これらと格闘しながら人知をつくす――それがワイン造りの哲学なのだ」と考えているようであるが、実は、INAOの声を聞いているに過ぎない。「INAOの規則に従うことが、ワイン造りの哲学なのだ」と言っているのと同じであることに、本人たちは気付かないらしい。というか、よく読むと、「AOCという厳しいワイン法のもとで、苦しみながらワインを作っているからフランスワインが特別だ」とは書かれている。要は、AOCがすべて正しく天の声を反映させていると大きな誤解をしている点に問題があるのだろう。彼らの意見によると、1999年はビニールシートを敷くことは天の声であって、2000年以降は、天の声では無くなったことになる。それにしても、世の中に影響のある人々が、こんなことを、堂々と発言するのを読むと、情けなくなってくると同時に、「知らないことは恐ろしい」とつくづく思う。それとも、かなり調べものはしているはずだから、知っていて書いているのだろうか。もしそうだとすると、かなり悪質である。
2007.11.25
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ミシェル・ローランの作るアルゼンチンワイン。セパージュは、マルベック中心。このマルベックという品種、アルゼンチンで大成功している。しかも、アルゼンチン一番のメンドゥーサ地区で作られるワインは、どれもCPが高い。以前飲んだ時は、もう少し、甘ったるい印象を持っていた。いわゆる古典的なカリフォルニア・メルローのような感じだったが、この2005に関しては、それほど甘さが協調されることは無い。むしろ、果実味中心の濃厚さである。凝縮感より、芳醇さで飲ませるタイプ。飲んだボトルは、状態もよく、透明感があって、後口に綺麗なタンニンが味わえた。これが、2000円台半ばで買えるとすると、非常にCPが高い。レストランでも、5~6000円なら、注文して損は無いと思う。しかし、こういった濃厚さを持つワインは、状態が良くないと、安っぽくなって、とても飲めないので、購入する時は、注意が必要。店頭に並んでいるワインではなく、セラー保存のワインを買われることをお勧めする。クロス・デ・ロス・シエテ[2005]ところで、ミシェル・ローランという人、超有名なボルドーのワインコンサルタントで、今年からボルドーで始まった新しいプロジェクトの1年目のワインを醸造している。同じ土地からのブドウを使って、毎年、違う人が醸造するという、テロワールの主張に抵抗するようなプロジェクトである。もちろん、ヴィンテージの違いはあるだろうが、このプロジェクト、とても楽しみである。[2005] ザ・ワインメーカーズ・コレクション ミッシェル・ロランThe Winemarkers Collection ...
2007.11.25
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グルメ本との相性で言うと、ザガットとの相性が最低。まあ、皆さんが評価されるところが嫌いというのは、予約が取れやすくて良いとは思います。(理由のひとつは、ポーションが少なくても美味しい方が良いという僕の嗜好から来るのでしょうけど、それ以外にも・・・・・)ところが、馴染みのお店が1つ、ミシュランの星一つもらってしまって、予約が取れにくくなるのを心配しています。幾つか行ったところが入っていますが、毳毳しくて(けばけばしくて)スノッブで、かといって、値段の割りに美味しいとも思えず、印象が悪かったところばかりです。(行ったことのない、他のお店はどうかわかりませんが)それに、イタリアンレストランが少ないような気がします。確かに、NYと比べると、日本のイタリア料理に対する感覚が、僕と合わないのも事実です。今でも、ピザのあるレストランには行きませんが、日本人にとってイタリア料理はイタ飯の域を出ていないのかもしれません。ということで、結局は、カタログとして参考にはするけれど、自分で行くところを決めることになるのでしょう。しばらく、ほとぼりが冷めるまでは、星無しの所を開拓したいと思います。
2007.11.20
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スペクテイター・ベスト10が発表になった。これは、入手し易さも考慮に入れた上で、優れたワインベスト10を選ぶ趣旨である。で、ベスト1はクロ デ パプ シャトーヌフ デュ パプ 2005であるが、これは98点をたたき出した素晴らしいワイン。ところが、これに便乗して、ヴォンテージ違いがあると称して2002を売っているショップがある。いくらなんでも、これはひどい。知っている人には有名な話だが、2002は、ローヌ地方は大洪水があった年でワイン生産どころの話ではなく、かろうじて生産されたワインも実際に水で薄められた印象がするものが多い。ヴィンテージチャートで、この年の南ローヌは、パーカー58点 スペクテイター76点ちなみに、2005の南ローヌは、パーカー95点 スペクテイター97点実際に、このシャトーヌフの2002はパーカー88点、スペクテイター86点。しかも、この点数まで隠して、2003以降の評価を書いている。年間1位のワインと同銘柄だからと言って、ここ数十年で最低のヴィンテージを売るのは、便乗商法としてあまりに酷すぎる。
2007.11.19
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参考にはしているが、そもそも、自然派(パカレ含む)に肩入れし過ぎ。その割に、ブルゴーニュは、果実味の強い濃厚な味わいに点数が高い。「悶絶ブル」とか言われて点数が村名以上に高かったACブルをかなり飲んだが、いずれも、酸味は強くなく、濃厚で、ベリーっぽさが強く、土っぽさが少ないタイプ。ラルロのクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ 2005 は、93点とか94点を付けて、異様に評判を高めたため、ほとんど入手できないようになったが、これも同じタイプ。美味しくはないとは言わないが、もう少しピノらしい土っぽさがあっても良いと思う。ブルゴーニュ命の雑誌の割には、エレガンスやフィネスももっと欲しい。ちょっと93点は高過ぎないか。ニュイ・サン・ジョルジュ1級 クロ・デ・フォレ・サンジョルジュ[2005] ラルロボルドーも南仏もイタリアも、かなりリアルワインガイドの味わいというのがあって、僕の好みと違うことは多い。今は2005に変わっているが、ソルシエール 2003 なんて、87点を付けてくれたおかげで、市場から消えず、いくらでも手に入った。(2005も大好きだけど) ソルシエール [2005] クロ・デ・フェ記事の中で、いろんなテストを試みるのは大賛成だが、如何せん、あまりに比較方法がいい加減で、理系の実験屋からみると、そんな実験では結論が出ないだろうというものばかり。どうせやるなら、もっとしっかりした実験を組まないと、結果だけが一人歩きしてしまう危険性があって、そうなると、これまで証拠も無く言われていたことと何ら変わりが無くなってしまう。この辺りは、改善を求む。
2007.11.09
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ワインスペクテイターとの相性は、比較的良い方。ちょっと(かなり?)イタリアワインに点数が甘すぎる気はするけれど、まあ、点数やコメントと自分が感じる美味しさは相関していることが多いので、割と参考にすることも多い。例えば、プラネタのシラー。2001はSuper(93点)、2002はA beauty(91点)とまで言われているのに、2003は以前よりsubdued style(88点)というのは非常によくわかる。個人的には、2001、2002の方が好みに近い。抑制的なシラーは好きだけど、2003のプラネタはどこか違う。以前ワイン会で、「スペクテイター95点の会」というのをやったことがあって、(1)キュヴェ・スペシャーレ 95 ニコラ・フィアット(2)グラッヒャー・ヒンメルライヒ シュペートレーゼ 01 J.J.プリュム (3)カーサ・ヴィア シラー 98 フォントディ(4)エルミタージュ ルージュ 03 ヤン・シャーヴ(5)オルネライア 01(6)アルマヴィーヴァ 03(7)シュレイダー トカロン 01こんなラインアップだったが、どれもあまりに美味しく、非常に堪能した。しかし、非常に重いワインばかりなので、飲み終わった後疲れる感じがあって、個人的には、もう一度しようとは思わないが(苦笑)。ただし、ボルドー(特に安めのワイン)は外すことも多い。イタリアワインに点数の甘いのと、共通の性格があるような気がして、それは、上述の95点のワインたちもそうだったが、比較的酸がしっかりしているものに点数が入るということのようだ。そこが、パーカーと根本的に違うところのような気がする。なので、安めのボルドーは、薄くて酸っぱくなってしまう。
2007.11.04
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というか、自分の興味ないワインなら良いのだけど、こっそり飲んでいたワインを載せるのは止めて欲しい。どうせ載せるなら、酷評していただければ、売れないものを・・・(苦笑)昔は、自分の好きなワインが雑誌で高い評価を受けていると嬉しかったものだが、今や、評価が低かったら、とても嬉しい。特に、「リアルワインガイド」「神の雫」・・・・君たちが主犯だよ。
2007.11.02
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