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明日から秋田に行くので、今晩が今年家で過ごす最後の夜と言うことになる。大晦日が一日早く来るみたいな気分だね。なんだかあわただしい。 うちは、実家が核家族二世で花屋だったから、歳の暮れは、かきいれ時だった。一年間の収入の半分以上は、盆暮れで持っていたのではないかな。わたしが6年生の時に始めた脱サラの小さな花屋で、しゃれた洋花よりは、菊などの地味な仏花が多かった。通っていた高校の裏通りにあり、あまり客の入りはよくなく、となりにあったラーメン屋が三件も代替わりした。店屋は3年は喰えないというが、安くなっていた長袖のTシャツを一枚買っただけで母親に泣かれたことがある。そんなちっぽけな店でも、暮れには姉もわたしも手伝って花を売った。選んでもらった花を計算し、適当に長さを合わせて、白い大きな薄紙でななめに包み、輪ゴムで巻いて、セロテープで留める。待たせているお客さんに次々に選んでもらい、お金をもらうのは、なかなか慣れないと手際が悪い。スーパーの店の前の出店を手伝ったときには、風除けがないのでとても寒かった。段ボール箱に足をつっこんでは、姉と一緒に、「さむいね、さむいね」と「かわいそうな姉妹ごっこ」をした。まあ、時間を見計らって喫茶店に行かせてもらったり、たくさんのお小遣いをもらったりしたから、そんなに嫌ではなかった。何よりも、お店屋さんごっこをするのとは違って、少し誇らしい気がしていた。わたしは、ひとりだけ早めに帰って夜ご飯を作る。あんまりレパートリーは多くなかったし、わたしのことだから、たぶんテレビを見たり、でれでれしながらやっていたのだろうと思う。本を見ながらおせちに挑戦したら、お腹をすかせた家族には不評だった。家族は、お正月の黒豆や煮染めよりも、今そこで食べられるものが欲しかったのだ。だんだん31日までに売り切って、最後の一日だけは休めるようになった。一夜飾りは縁起が悪いと言われ、あまり喜ばれないものだから。 親の手伝いは嫌いだったが、今になってみると、夜の食事を子どもが作って待っていてくれることほど、疲れた体にうれしいものはなかったんだろうと思う。だから、へたくそなカレーライスにあんなにほめ言葉をちょうだいしたんだろう。なかなかほめ言葉に乗ってほいほい動く良い子ではなかったが。
2002.12.30
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今は、30日の朝の5時。この部屋はエアコンの利き具合が悪く、ちょっと冷え込むのですが、それでも、落ち着きます。家族全員揃うのも良いのですが、やっぱりパートタイムの専業主婦もたいへん!来年度に向けての準備もしなくちゃならないのですが、人が休みの時に仕事をするのは、むずかしいですね。台所仕事をしていると、娘が、わたしの胸ほどの背丈で足下をちょこちょこするだけで、わけもなくいらいらして、ふと見直すとそれでもやっぱりかわいいので、はっとしたりします。なんでいらいらするかって?だって、集中できないんだもの。やだな~、注意欠陥多動なわたし。ごめんね~って娘に謝って、ほいほい乗せて、洗濯物たたみなど手伝わせます。よしよし・・・。来年は、1月早々に父親の短期入院が決まり、わたしも医者通い、それから、1月は必死こいて何とか授業をこなし、2月からちょっと大きな予定が入りそう・・・、ととても波乱含みの幕開けが予約されているので、少ししんどいです。子どものいないうちに朝仕事。ちょっと落ち着く貴重なひとりの時間です。ps.夜もう一度今日の日付(12月30日)で書いて、それでたぶん今年の日記は終わりかな。31日からお出かけなのでちょっとお休みです。
2002.12.29
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Sea Shell/Peggy Lee 2002.12.30昔、テープでもらったアルバムを、図書館のライブラリーで見つけました。1955年2月7日 3月31日録音とあるので、わたしが生まれる以前のもののようです。 Sea Shell(貝がら)という曲が収録されているわけでもなく、なぜタイトルが付けられたのかは不明ですが、わたしがタイトルを聞いて思い起こすのは、「ヴィーナスの誕生」というボッティチェリの絵です。ハープとチェンバロだけのシンプルな演奏の中、ペギーの声はとても落ち着いたアルトで、よけいなものを身につけず、たおやかに立つ母なるヴィーナスを思わせる。♪~ 海の誘惑 いばらの茂み 小さな古ぼけた車 グリーンスリーヴス 中国の愛の歌(漁夫、秋の夕暮れ) 幸せな修道僧 白樺と鈴懸 神の国のように 茶色の小鳥の歌声 あなたとはもう遊ばない 亜麻色の髪の乙女 緑の装い 中国の愛の歌(舟を漕いで、月のように、楽人) なぞなぞの歌 金の結婚指輪 ~Decca Record
2002.12.28
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忘年会から帰ってきた。今晩の冷え込みは厳しい。だから、わざわざ出向いての宴会は、正直言って気が進まなかったのだが、それなりにしみじみしていて良かった。今年は、本当にちょっと体を壊してしまったらしく、ネット以外では活発に動いていないような気がしていたのだが、自分では思っても見ないほど、いろいろ芽吹いて来て、楽しい生活を送っているらしい。この感覚、分かるだろうか。なんだか自分ではあっぷあっぷなんだ。それでも、前には進んでいるらしい。とにかく、変化が苦手苦手と言いながら、自分で変化を呼び込んでいるらしい。現在進行形で、音楽をやったり始めたりしているということになるらしい。もう少し楽になれると良いんだけれど、自分をもう少し信じても良いのかな。なんてさ。
2002.12.27
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毎年、息子はサンタクロースと死闘を繰り広げるのです。というのは、オーバーだが、物にこだわる我が息子は、ぜいたくなことを言っては大人のひんしゅくを買うから、クリスマスは大変。九月の誕生日ももっとたいへんで、夏休みが終わって生活リズムを取り戻せないまま、悲惨な戦いへと親子はいざなわれるのでした。小五なのでいくぶん落ち着いたけれど、やっぱりたいへん。 去年のクリスマスは、ローラースケート付きのスニーカーが欲しいと言うのです。スニーカーにローラーが内蔵されていて、しまったり出したりできるやつ。今ではちょくちょくこのあたりでは見かけるけれど、当時は、雑誌の裏表紙に載っている怪しげな広告の輸入品で、すごく値段が高い。誰かが履いているのを見たことがないから、危ない物なのか、きゃしゃなものなのか、想像も付かないので、却下。すると、息子はすねて「何もいらない」と言い出したのです。結局、去年サンタクロースが持ってきた物は、変な顔のフレンチブルドックのティッシュ入れ。息子は、泣き笑いのような顔をして受け取ったが、意外なことにイヌちゃんと名付けてかわいがっているのです。かわゆいやつだ。その後、結局ローラースニーカーはオークションで安値でゲット。 今年は、もう足つき碁盤を前もって買って上げておしまい!ということになったはず。ところが、息子は、「サンタさんにお年玉をもらう。手紙を書く」と言いだしたのです。小五にもなって、サンタを信じるかと言えば、さにあらず、さりげない大人との取引の手段なのだよね。************************かわいい、かわいい創平ちゃんよりメリークリスマース、サンタさん、ぼくは、今貯金をしておりまする。そこでおねがいもうしあげまする。え~わたくし××創平は、今まで貯金をしたことがありましょうか?しっかりお金をためた事がありましたでしょうか!!わたくしは、今ほしい物があり、あつかましくも2千円ほどもらえませんでしょうか、おくださったあかつきには、・・・・・・・(略)*************** とまあ、へんてこな手紙に、自分では要らないヒカルの碁カードがお礼に付いている。困ったサンタクロースは、~ 破産しました。破産多 苦労巣~とこれまたへんてこな手紙と共に、手持ちの小銭三百数十円某を置いて去っていったのです。
2002.12.26
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I wish you a very Merry Christmas!夕べから、楽天のホームページには、小さなトナカイが走っています。どうもページとアクセス時間によって、ランダムに出たり出なかったりするらしいのですが、みなさん、見ましたか?見なかった方のために、何匹か捕まえてきました。ちょうど色といい形といい、走り具合と言い、かにさんみたいに思えて仕方がないのです。宮崎に住んでいた頃は、海が近いせいか、家の周りによく蟹がいました。おかしいことに、集合住宅の集合ポスト前などに大きなかにがいたり、草刈りをすると、芝生の間をバッタのように走り回っていたりしたのです。その蟹。
2002.12.25
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(風邪気味ももちゃん写真 12/25) 家にふたつめのギターがやってきた。公式には今日の夜、そりに乗って娘のところに届くことになっている。娘へのクリスマスの贈り物は、小さいギターに決めた。例の楽器屋さんと隣の駅の楽器屋さんを行ったり来たりして、最後は、娘を連れていって、持たせてみて、その後、サンタさんがこっそり用意したのだ。その場で買えば簡単なのに、ちょっぴりサンタさんは疲れたのだよ。ルーマニアのちょっと黄色い木目のガットギター。頭の先からしっぽまでレキントギターみたいに短くて、ネックがフォークギターのように狭くて握りやすい。それでいてガット弦だから、指が痛くならない。小学校低学年にはぴったりだ。 本当は、それこそレキントギターに特別の弦を張って、小さいのでチューニングが何度か高いレキントを普通の音階で弾くのを勧められたのだが、ちょっと高いのでやめた。手に持たせてみると、本当はそっちの方がももこの身体にぴったり合っているし、色もベージュの上品な色だし、手に持った感じに、おだやかな心地よさがあったのだけれど。いくつか持ってみると、良い物は良いように手にしっくりなじむものだ。それでもルーマニアのギターは、値段の割にはとてもきれいだ。ちゃんと単板を使っているから、響きもそれなりにかわいらしい。わたしが最初に買った白いギターは、たいこのようなぼよ~んとした音だった。なぜそんなに安いのかと尋ねると、バイオリンのメーカーがおまけで作っているらしい。それに何よりも、ルーマニアで作ったから安い。ただ同様の人件費と言われるルーマニアの作り手は、どんな生活をしているんだろうか。ブリッジも接着剤ではなく、目立たぬようにナット止めしてあるし、プラスティック材が使われているところもある。それでも、あきやすい小さな子どもへのプレゼントとしては、「十分な賭け」と言える額だ。 他のお店で見せてもらった小さなギターは、青いのも黄色いのもあるけれど、上等のおもちゃ楽器だった。小学校1年生の子どもに、お稽古熱心じゃないおかあさんとしては、すっかり迷うところなのですよ。小さなギターを肩掛けのソフトケースに収めてもらう。クリスマスの街はにぎやかで、大事に抱えているつもりでも、人並みにぶつかりそうで、それでもうきうきと歩いて帰ったのだった。これからどういう運命を小さなギターはたどるのだろうか。
2002.12.24
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昨日は、ケメのファンのオフだった。同じ時代を過ごした人たちに会えるのと、ギターを弾かせてもらえるのが、とてもうれしい。冬の雨の日で、ギターを縦抱きにして、雨に濡れないように歩いていった。わたしは、合理的精神(?)から、バッグはいつもリュックサックだから、ギターはとっても抱きやすい。モーリスのW-50は、ウエスタンと言われた大きいタイプのアコギなので、結構重い。だから、買ったときにおまけでもらったボール紙入りの安物のハードケースを買い換えられない。これより軽い奴はないらしいから。 10代から20代に掛けては、これを片手に持って、大きな聖書と賛美歌と歌集を5~6冊、それから着替えを持って、あちこち出かけていたんだった。もともと整理がへたなので、結構な荷物になった。一緒に行った大人や男の子達に持ってもらうこともあったが、ひとりの時は、自分で抱えていった。 今ではキリスト教を辞めたので、キャンプやら合宿やらでギターを所望されることはなくなった。「友よ歌おう」も「豊かな人生の条件」を歌うこともなくなった。それでも、からだの中に、ギターを弾いて歌う楽しさだけは残っている。 10代のころは、30代前半で死ぬんだと思っていた。そのくらいまで、たぶん結構きれいなままだろう。その先は・・・、と思う限界が30代前半。今ではそんな年齢も過ぎて、想像の通り、きれいな服を試着しても、あんまりきれいに見えない自分が鏡の中にいる。それでも、まだ生きているけれど、たぶん今の方が、こだわりも少なく、楽しい。女友達も増えた。おなかは出っ張ってきても、まだまだ結構遊べる。いろんなことが分かってきた自分が、昔より好きだと思える。よかった!
2002.12.22
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クロサワ楽器でふたつめのブルースハープを手に入れた。こないだはCキーで、今度はGキー。ブルースハープというのは、手のひらに納まるような小さなハーモニカだ。10個しか穴がなくて、一つの穴で吹く音と吸う音の音階が違う。それぞれのキーのドレミファソラシドしか出ない。ハモニカフォルダーに入れると、ギターを弾きながらも吹けるかわいい奴だ。「たったひとりの友達」のイントロをミミコピで吹こうとしたら、どうも欲しい音が出ないので、マニュアルを調べてみた。アバウトなわたしだから、あんまりマニュアルも見ないで適当に吹いていたのだが、やっぱりマニュアルくらい見なくちゃ上手には吹けないね。ようやく分かったのは、中心になるスケールは、ドレミファソラシドと出るのだが、上の音階と下の音階は適当に欠けている音があるらしい。パパからもらったクラリネットみたいだな。つまり、上が吹く音で下が吸う音で、移動ドでそれぞれ下の様に音が並んでいる。要するに、1の和音のドミソはほとんど吹いて出し、それ以外の音は、吸う音が多いということらしい。歌うのに慣れていると、吸う方が苦しいから、ファとかレとかは出にくいわけです。 ド ミ ソ ドミ ソ ド ミ ソ ド レ ソ シ レファラ シ レ ファラこんな小さいのに、3オクターブもあるんだよ。ほわ~っと手のひらでビブラートを掛けると、しみじみと懐かしい音が出る。クロサワ楽器って好きだな。1階が弦楽器もろもろ、2階がクラシックギターで、3階がアコースティックギター。どこもすてきな木製品の臭いがして、ぴかぴかの弦楽器が並んでいる。あまりクラシカルな弦楽器はお目に掛かる機会がなかったのだが、ギターとはまた違ったみごとな曲線美にうっとりしてしまう。いいなあ、さわってみたいな。誰か弾いてくれないかなあ。と、素朴に気持ちが動いてしまう。
2002.12.19
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今日は、めずらしく早く起きたので、朝仕事。夜更かしより、身体に良いかなあと思う。今日、明日で、今年のつらいことは一応終わりらしい。だから、それだけ大変だ。どなたさまにも一日、良いことがありますように。続き (PM 04:31)お昼近くに診察を受けた。内視鏡手術の名人のT先生は、予想に反して若い小柄な女医さんなのだ。わたしのお腹には、プリンスメロンほどの筋腫があって、わたしの子宮は、かわいそうにおもちのように伸びて伸びて平たくなっている。プリンスメロンのお皿という感じかな。急ぎの手術は必要ないが、すでに大きすぎて内視鏡手術はむずかしいということなので、MRI映像をお借りして、塞栓術を施行してくれる病院に予約を入れた。診察を終わって、会計を待っていると、それまで興味深く読めていた本(「よみがえる親と子 不登校児と共に」村瀬嘉代子)が、なぜか眼がぎくしゃくしてしまったようで、頭になかなか入らなかった。命に関わるような大した病気ではないが、いざメスを入れるのなんのと言われると、からだがこわばるような気がする。
2002.12.17
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左欄に「わかっているのにできない」脳うまくやるための強化の原理成長するティップス先生の三冊をアップしました。アトピーが不調です。このごろ、食生活乱れているからかな。仕事に関しては、一日休んだせいか、なんとか回復しました。これでもっといそがしくなったらどうしよう。もう少し計画的に、自分が楽な行動様式を身につけなければ・・・・。ということで、「うまくやるための強化の原理」を読み直ししています。
2002.12.14
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<家の近くの夕方の風景> 今日は、すっかり引きこもってしまって、仕事もお休み。たまには、わがまま言ってみる。でも、明日は休めない。*************ごめん。落ち込みもちょっとだけだいじょうぶになったよ。うっかり者なので、ときどき落ち込む。今回は、ちょっと反省して、あえて減速したんです。後期の仕事はうまく時間配分が出来なくて、そういうところのしわ寄せはどうしても子どもに来てしまう。だから、あせらず出来るほどまで、減速。それから、出来れば自分の調子がうまくコントロールできる時間とかうまく選べるようにしなくては。ちょっとADHDだと思っているわたしは、行動療法の人になろうかな。
2002.12.12
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<ただの雨の日みたいな失敗写真>雪に慣れない都会の機能は、ちょっとしたことで停止してしまう。いくつも電車が止まったらしい。今日は、午前中歯医者さん、午後はMRIを撮ってもらう予定だったが、午前中の歯医者さんは、息子が風邪を引いてキャンセル。午後からは、予定通り都会の病院に繰り出した。灰色の街は、思ったほどきれいじゃなかった。そこここでホームレスが寒そうにうずくまっている。ズック靴からはみ出している赤くなった足が、なんとも寒そうに見えて何かしてやりたくなる。ホームレスは夏は臭いけれど、そんな臭いのする人間が、昔の日本にはもっとたくさんいて、冬場は行き倒れていたのだろうか。冬はホームレス殺しの季節だ。さて、わたしは横になり、MRIの白いケースにすっぽり納まって記念撮影。MRIは磁気共鳴画像ということで、X線を使うCTスキャンより害がないらしい。20分くらい動かずにいると、がんがん音がしてくる。だから、居眠りは出来ない。ギ~ン!ガンガンガンガンガン!思いっきり叩かれているような音を聴いていると、なんだか出てくるときには、あちこちビス止めされたロボットになっていそう。そんなことを考えていたら、ふと笑い出しそうになった。笑っちゃいけない。動いたら取り直しになってしまう。そう思ったら、今度は右の眼の上がかゆくなる。動いちゃいけないと思うと、気になるんだよね。さあ、終わった。娘にイチゴボンボン付きのブルーの手袋を買って、家に帰るんだ。PS.それでも、こちらの冬は、まだまだ大したことはないのです。 寒い地方の方々、どうか身体に気をつけて。
2002.12.09
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すっかりのんびり過ごしてしまった。このところ、なんだか心身共に疲れ果ててしまっていたので、そういうときは、ぜいたくな時間を過ごすのも良いかなあと思って。本当は行きたい研修会があったのだが、娘のふにゃっとした笑顔にほだされた。 忙しいとは、心を亡ぼすと書く。ここしばらくは、そういう気の持ちようで、なんだか爆発しそうだった。泣き言続きの娘と今日は二人で過ごすことになったから、なんだか暗い冬の日にひとりで家にもおきざりに出来なくて。企業家になる夢もおいといて、今日はふたりでお留守番。飲みたいジュースも飲みたいだけ飲んで、気の向くままだらだらと過ごす。親がそんなにしていると、子どもも寄ってきて、近くでいたずらなんかしている。子どもはどこに出かけるよりも、うれしそうに笑っていた。 「ぽっかぽか」という育児漫画が好きだ。専業主婦でありながら、今をしあわせと言い切る自信が、すてきなんだな。背伸びしたり字面に囚われず、自分の感覚で生活したいなあ。
2002.12.08
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(でんでん虫近影) このごろ、不調だった。月・火と仕事が休みで、水木金と仕事。つまり月・火で準備をしなくてはならないのだが、うまく時間調整が出来ない。夜遅く寝ると、なかなか寝付かれず、顔がむくんでくる。アトピーも悪化。そんなときは、子どももなんだか冴えなくて、朝はぐずぐず言っている。最近までお相手できなかったのだが、夕べは娘のおなかが堅かった。なんだか銀杏のつぶがお腹に張り付いているみたい。だめだこりゃ。不定愁訴じゃないとあせって、午前中は休ませて、つきあっていたら、しばらくうだうだしたあとに、にこにこ学校に行った。しばらくすると、学校から帰ってきた。小さな虫かごに入ったカタツムリを連れて。生き物係だから。大きなかたつむりは、最初は乾いてからからになっていたが、霧吹きで水をやり、あり合わせの白菜をやると、すっかり元気になった。でんでんむしも桃子もよろこんでいる。今日は寒い冬の日なのに。
2002.12.03
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いよいよ12月になった。年明けは、去年と同じたざわこ芸術村で過ごす予定になった。秋田の雪深い中をバスで行くのだ。夜は、たいまつのあかあかと燃える雪の道をてんでに歩いて集まって、カウントダウンパーティーが始まる。去年は、蛇年だったから、毛糸編みの蛇を配ってもらって、好きなようにアクセサリーにする。鯛をかついだ大黒さまの扮装の司会に、踊りやらなまはげさんの演じるジェスチャーゲームやらいろいろ楽しんで、夜が更けて行く。最後は、蛇の毛糸を、木のうろに入れて、あけましておめでとう。あたたかい一年が始まる。次の日は、へたくそな陶芸をやって、蝦夷の頭領と坂上田村麻呂の妹との悲恋を描いた「アテルイ」を見て帰った。今年は、遅かったけれど、なんとか家族分の一部屋は取れた。どんな年越しになるかな。
2002.12.02
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