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大周天以降の仙道修行はあいまいとして、ほとんど理解不能と書きました。それは精神的な変化を伴う内容なので個人差が大きいためです。ですので、他人の修行内容が自分に当てはまるとは言えず、全く参考にならない場合もあるのです。不識神の目覚めと言うのがあります。高藤仙道では潜在意識の目覚めと説明されています。この意識が目覚めないと先天の気を動かしたり発生させる事が出来ないと言われています。ですがフナで考えれば、潜在意識はもともと活動していますし、それとのコンタクトや会話方法もあります。ロウセルフにお願いすれば陽気を発生させることも簡単ですし、ハイセルフへのアカコードを繋げてマナを送ることもできます。むしろ、ウハネと呼ばれる顕在意識の扱うエネルギー(マナマナ)を作り出す方が大変です。このエネルギーは意識の力でロウセルフを制御するためのものであり、顕在意識と潜在意識が協力しないことには発生しないからです。(日常生活における顕在意識に必要なエネルギーは自動的にロウセルフが作り出していますがごく少量です)論理思考能力を駆使している時、このエネルギーが消費されています。必死で脳を使って作業を行った場合、急速に体力を消耗するのは誰でも経験したことがあると思いますが、それはロウセルフが作り出すマナマナが少量のために、消費に追い付かないためなのです。訓練をすればマナマナを多く作ることは可能ですが、”意欲”が必要になります。この意欲は感情と密接に結び付いていて、ロウセルフの協力が無ければすぐに焼失してしまいます。ですので、ミドルセルフとロウセルフの目的意識が一致して協力体制が整えられることが大事になってきます。仙道ではこの作業を大周天の段階で行いますが、かなり無茶な方法を行います。衝脈と呼ばれる経絡に強い陽気を流し込んで無理矢理潜在意識を発動させようとしますが、これはほぼ成功しません。だいたい、”そのやり方でなぜ潜在意識が目覚めるのか”と言う理論がないのです。その点、フナはとても分かりやすく、話し合いで解決できます。ロウセルフの抱える問題点を浮き彫りにし、それらを解決することでハイセルフへのアカコードを繋げることができるのです。この接続は、大周天における天頂開闢にあたります。じゃあフナだけで良いじゃんかと思われるでしょうが、仙道で行うメリットがあるのです。それは具体性です。仙道では全ての修行を感覚を伴って行っていきます。フナではその部分が少々曖昧なのです。もちろんオリジナルのフナではそのような技術があったのかもしれませんが、少なくともロング博士が解明した技術にはそのような伝承が全く欠落しています。私が仙道とフナを融合させていきたいと思うのは、両方の良いところを会わせることで、相互補完ができると感じているからなのです。
2017.10.21
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イータ:ねえねえ、まお。あれってなにしてるの?私:んっと、あれか。あれは神社でお祈りしてるんだよ。願い事を叶えてくださいって、神様にね。イータ:ふ~ん。変なことするんだね、人間って。あんなところには神様なんていないのに。私:君たちからするとそうかもしれないけど、人間にとっては精神衛生上、とても大事なことなんだ。神社仏閣にいけば気持ちが引き締まるし、決意を自分に対して表明することになる。簡単に言えば気合を入れに行くみたいなもんだな。イータ:っていうかさ、普通に精霊や妖精にお願いすればいいじゃん、まおみたいに。つゆり:だめよ、イータ。まおは、”特別”なの。普通の人間じゃあないから。私:今の発言、奥底に悪意を感じたのは気のせいかな?つゆり:ええ、気のせいですわ。人間って歳を取ると疑い深くなって嫌ですわねぇ。イータ:面倒くさいなあ。直接話ができれば簡単なのに。”あの人”みたいにさ。私:あの人って?イータ:まおと同じように精霊の声が聴ける人だよ。最近、そこに良く行ってるの。つゆり:まあ、それは良かったわね。話し相手が増えたじゃない。私:それって、どんな人なんだ?イータ:へへへ、ないしょ。私:しかし、得体の知れない人間の元に出入りするのは危険じゃないのか?とっつかまって軟禁されるとか・・・。つゆり:あら、やきもち?私:あふぉか。純粋に心配してるだけだ。イータ:その人、ずっと話せるんだ。まおは忙しいって相手してくれないけど、その人はいくらでも時間があるからいつでも話してくれる。つゆり:”契約”するの?イータ:う~ん、まだそこまで決めてない。私:ちょっとその”感覚”だけ教えてくれ。見てみたい。イータ:いいよ、はい。私:(イータの持ってる記憶データに精神接続してと・・・)ほお、かなりの能力だな。こりゃ先天的かな。私が変性意識状態になってるよりもはっきりと会話できてる。っていうか、この人は映像も見えてるんじゃないのかな。イータ:はっきりは見えないって。でも傍にいるのは分かるみたいだよ。私:あ、契約するならこっちの自宅はどうするんだ?つゆり:それはご心配なく。自宅と別に別荘を持つことは可能です。私:あ、そうね。イータ:じゃあ、今日も行ってくるね。いっぱいお話してくる。つゆり:はい、いってらっしゃい。私:なんか複雑な気分だな。
2017.10.17
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カフナ研究会の会員サイトがダウンしております。DNSが見つからないとあるんですが、サーバー攻撃でもあったんでしょうかね。回復には時間がかかりそうです。さてイータの精霊お悩み相談はけっこう好評です。いろんな人のご相談を受けておりますが、何回受けても無料ですよ。あと、浄化砂の問い合わせもチラホラとあります。エネルギー的に無色なので、持っているだけでも心身の浄化もできますし、願い事を叶えるための精神パワーを強化するのにも使えます。いずれ、精霊のエネルギーを封じた天然石の販売も行おうかと考えております。全然関係ない話ですが。うちのサイトはアクセス数が一日に200も無いのですけど。たまーに600とかあるんですよね。何故なのか不思議だ。
2017.10.15
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私:う~、疲れた・・・。イータ:お疲れ~、今日は頑張ったね。私:疲労困憊だ。風呂入って寝る。イータ:その前に説明することあるでしょ。私:そうだった・・・。本日、秋田の日本海側に移動して、砂の採取をしてきました。でっかい風車がありまして。でかすぎて写真の画面に入りきらないと言うwここです。四か月前、ここの地脈を開けておきました。写真からも伝わってきますが、熱気がビンビンと感じられます。これは別の術のために行ったのですが、数か月経過してどのように変化したのか確かめるために行ってきました。開けたばかりだとピンスポットでしか感じられないのですけれど、数か月も経過すると十メートルくらいの大きさに龍脈として成長しています。イータ:すっご~い。ここって自分で開けたの?私:いやそれが・・・、開けようとしたんだが、つゆりが先にやってしまいまして。私は様子を見てるだけでした。イータ:へ~、つゆりってすごいんだね。今度、私もやってみようっと。せっかくなのでこの場所の砂を採取してきました。数か月、龍脈のエネルギーを受け続けた砂です。もっと大量にありますが、とりあえず塩と汚れを落としてみました。これをピルケースに入れて・・・。こんな感じです。手に持っているとビリビリとしびれるくらいのエネルギーを感じます。空間の浄化や精神エネルギーの強化、除霊など、なんにでも使えるオールマイティーなグッズになりました。せっかくなので販売しようと思います。フリーページに掲載している、”Sheep’s Dream”に掲載しますので、ご希望の方はそちらからどうぞ。
2017.10.11
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イータ:やったやったやった♪私の周りでイータが飛び跳ねている。私:そんなにはしゃぐほどの事かね。たかが石が届いただけで。イータ:私専用の住居だもん。初めてのおうちだよ。喜んで当然じゃない?私:気に入ってるならそれは良いと思うよ。イータ:早く箱から出して出して。私:はいはいっと。適当な包装だな。中から出てきたのはネットで購入したトルコ石のペンダントだ。質は正直なところ良くはないと思う。イータが喜んでいるのが救いだ。イータ:わあ、素敵。早速入ってみようっと。私:あ、ちょっと待ってくれ。どうせなら入る前と入った後の石の変化を撮影しておきたい。イータ:ん?良いけど。私:では急いで準備を。久しぶりに魔法陣も取り出してみるか。イータ:なんか面白いものが出てきた。私:昔、魔術を練習するのに使っていた道具だよ。見栄えするのでアイテムの撮影にも利用していたんだ。さて、これで良しと。まずはこの状態で。イータ:もう入っても良い?私:うん、いいよ。イータ:わーい、じゃあお邪魔しまーす。私:自分の家に入るのにお邪魔しますは無いだろう・・・。まあいいや、これも撮影と。イータ:何か変わった?私:やっぱ、つゆりと同じで半端ないパワーだな。重量感が出たぞ。イータ:そうかな?あんまり分からないけど。私:自分では変化を感じることは難しいだろうな、こういうのって。じゃあ、ブログ読んでる人にも見てもらうか。と言うことで、イータが入る前と入った後の石の写真を掲載します。横に写ってるのはダウンジング用ぬこですw入る前入った後鋭敏な感覚をお持ちの方ばかりなので一目瞭然だとは思いますが。
2017.10.10
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仙道の(少なくとも私が習った内容ですが)もっとも奥義と呼ばれるものに房中術があります。これ、平安時代に日本に一部が持ち込まれたのですが、ベッドテクニックのひとつとして貴族に広まったそうです。ですが表面上のやり方だけが持ち込まれたので、本当の意味の技術は理解されませんでした。仙道で言う進化の段階は三つあります。先の記事にも書きましたが、精を扱える段階(潜在意識のコントロール)気を扱える段階(健在意識のコントロール)神を扱える段階(超意識のコントロール)です。この三段階以外にも上にありますが、人の意識で理解できるのはここまでだと思います。それで、これに対応する房中術の技術がありまして、やはり三段階あります。もっとも低いレベル、つまり精の段階の房中術は男女の肉体を重ねて気のやり取りを行うものです。この段階の気とは、要するに精なのでエネルギーのレベルとしてはもっとも低いですし、普通のセックスになってしまい、余計なエネルギーの消費がありますから実践向きではありません。次の段階、気のレベルでは意識を使った気の交換と練気を行います。一人で行う小周天を二人で行うのです。一人で行うよりも強いエネルギーが扱えるので、修行は早く進みますが、二人のレベル、意識状態、エネルギー量を擦り合わせしなくては上手くいきません。最後の段階、ここでは一人で行います。自分の中にある異性の精神(アニムス、アニマ)を利用して精神レベルでの合一を行います。最初の二つのレベルは、最後の段階に入るための準備であり、自分の内部にある異性を理解し、それを目覚めさせるために行うのです。この修行法、ずっと研究していましたが途中で断念しました。あまりにも理解不能な部分が多過ぎて全く理解できないからです。それより普通に進める方が分かりやすくて簡単です。ところがフナを研究するようになってこの部分が一気に解明されました。超意識とはハイセルフのことです。ハイセルフは一人に”二人”います。父親と母親のハイセルフです。フナの術では、ロウセルフとミドルセルフが肉体の内部で合一し、協力してハイセルフに接続します。ハイセルフに働きかけ、男女のハイセルフの一体化を促します。それによりハイセルフは進化し、アクア・ハイセルフ(神のハイセルフ)へと変化するのです。現在、翻訳作業を進めているロング博士の著書にその一部が説明されていますが、新約聖書にはそれによって超人へと進化した人の話が出てきますね。イエス・キリストとその弟子です。仙道の歴史はあまりにも古く、フナを修めていたカフナたちがアジアに到達したときに交流があったのかどうかは分かりませんが、その影響を受けていたのならシステムの一部として取り込まれた可能性はありますね。なにしろ中国の文化は何でも飲み込んでしまいますから。インドでは真髄が失われてしまい、形骸化したものだけが残りましたが、中国では実益の無いものは残りません。実際に使えるものであれば、どんなに異質でも受け入れたでしょう。
2017.10.09
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仙道では、狭い意味での気を扱って修行を進めていきます。広義の意味での気は、この世もあの世も含めて万物全てを表しているので、あくまで人間が感覚で理解できる気のみを使うと思ってください。この気を、仙道では三つに分解しています。精、気、神がそれです。(これはそれぞれに後天性と先天性があります)呼吸法によって気を集め、意識でそれを練っていくのですが、その理由は後天の精を先天の精に変えるためです。流れとしては次のようになります。後天の精→先天の精→後天の気→先天の気→後天の神→先天の神いちいち説明すると面倒なのですが、一言で言うと、”エネルギーレベル”ですね。荒くパワーの弱いエネルギーを高次のものへと変化させていきます。後天の精から後天の気までの流れが小周天と呼ばれる修行になります。先天の気から後天の神までが大周天法です。先天の神を発動させると、神人合一と言う事になります。これをフナに当てはめると、マナの発生が小周天であり、ハイセルフへの接続が大周天、ハイセルフとの合一が神人合一となります。上にあげた要素の中で、後天の精、先天の精、後天の気、先天の気はロウセルフの働きによってコントロールされています。つまり仙道の修行を進めていく上で、ロウセルフの協力無しには進められないのです。ロウセルフは潜在意識ですから、どのようにして意思の疎通を図るかが重要になります。強い陽気を発生させて全身を巡らせる修行は、正直なところ普通の運動と変わらないので、特別にロウセルフの協力が無ければできないと言う事はありませんが、その先はまず出来ないでしょう。小周天から大周天に移行するところを少し詳しく説明してみます。強い陽気を全身に巡らせていくと、全身の経絡が気で満たされていきます。それがだんだんと強まり、やがて周囲の空間にまで放射が始まります。フナで言えば影体の中がマナで満たされた状態です。このまま強めると影体が膨らんでいき、大きくなっていきます。数メートルまで広がったらその状態を維持します。もう一度、体内に気を集めて、同じ事を繰り返します。周囲の気は維持したままです。そして十分に強まった気が、身体の外に放射されるくらいになったら、今度はそれを小さく練っていきます。周囲の気はバリアーの役割となり、余計な侵入を防ぐのです。これが必要な理由は、ミドルセルフである健在意識の分離準備に入るためだと思われます。この辺りは書籍などでも書いてあるものはほとんど無いので、口伝ですね。この現象は、影体の内部に生体エネルギーだけの体を作る作業です。仙道では陽神と言いますが、まだこの段階ではそのとっかかりに過ぎません。ここで重要なのは、このエネルギーの塊には意識を移すことができると言うところです。これがなぜ大事なのかというと、この世には野良猫ならぬ、野良のロウセルフやミドルセルフがわんさかいるからなのです。そのような存在は自在に動かせる肉体を探してさまよっています。そこにエネルギー体である陽神が現れれば、喜び勇んで乗っ取られるでしょう。それと、作成した陽神を保存しておく場所も必要になります。そのためにバリアーが必要になるんですね。
2017.10.02
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認知症の問題を考えていて、人の意識は肉体に引っ張られていると感じました。脳の機能障害が生じたために、意識の働きが阻害されているのです。フナ的に言うと、ミドルセルフの働きは肉体にも依存している部分があるために、脳に障害が発生するとミドルセルフはその働きを正常に行うことができなくなります。人は肉体と言う器に意識が入っています。多かれ少なかれ、その影響を受けずにはいられません。人間は中身が大事だと言いますが、その中身は器によって大きく変化します。健全で完璧な肉体を持っている人と、不自由な身体機能を生まれ持っている人では、物理的に行動にも違いが生じますし、なにより醜美は直接間接に人のコンプレックスとなります。ハイセルフへと進化するためにミドルセルフはこの世での様々な経験を糧として成長しなくてはいけませんが、そのためには肉体の状態を精神的に受け入れる作業が必要です。与えられた器で、何ができるのかを良く考え、実行し、心の成長を促していきます。脳の機能も人によって大きく違います。IQがずば抜けて高い人もいれば、物事をしっかりと理解するのに時間のかかる人もいます。フナにおける心の成長とは記憶力や理解力ではなく、共感力と言っても良いでしょう。他人のために何かを行ったり、誰かの気持ちを害さないようにしたりすることでもありません。誰かのために、”何か”を行おうとすると、それには理解力や洞察力が必要になりますが、共感をするのにそのような能力は必要ありません。おせっかいをするのでもなく、軋轢を怖れて関わりを避けるのでも無く、ただ無為自然に接するのです。この”共感”の能力こそ、人を人足らしめているものだと私は考えています。時間や空間把握の能力も人の理性の賜物ですが、それはミドルセルフに属する論理、推察能力に起因しています。共感はミドルセルフだけでなく、ロウセルフの能力である感情も利用しています。そういう意味では、肉体に住む二つの意識が共同で行う作業と言えるでしょう。意識の作業を行うためには必ず記憶が必要となります。論理的な行動の裏には、それを支える補助作業があるのです。どのような思考形態を好むのかは、ミドルセルフの性質に依存します。人の行動は思考の結果ですので、その人のミドルセルフがどのようなことを考えているのか、発言や行動をみれば分かります。それが人格と呼ばれるものです。この人格は病気などで変化することがあります。ミドルセルフの力が弱まり、ロウセルフの力が強まって変わる場合と、ミドルセルフだけが別のものと入れ替わるケースです。(飲酒で性格が変わるケースがこれです)フナでは、人のミドルセルフが入れ替わった場合は人格だけが変化し、記憶は変わらないとします。ロウセルフが入れ替わると、記憶に大きな変化が起こり、それまで知らなかった言葉を話したりすることもあります。ただ、人格にはそれほどの変化はありません。両方とも入れ替わると記憶と人格が変わります。現代の精神医学が解明出来ていない人格障害は、フナでは明確に理由を説明できます。このようなことは健全な肉体の働きがあればあまり生じないのですが、先天的に肉体から意識が離れやすい人や、強い肉体的精神的なストレス、薬物による影響で起こります。実は仙道ではこのような状態を意識的に行い、肉体と別のところに作った陽神と呼ばれる第二の身体に写す作業を行います。おそらくこれは影体にマナを満たしたものに意識を写し変えている(厳密に言えば肉体から影体と意識を分離した)のでしょう。大周天以降の修行法はとても曖昧で、ほとんど意味不明のことばかりだったのですが、フナのおかげでかなりはっきりとしてきました。次回、この点について自分なりの解釈をしてみようと思います。
2017.10.01
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