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「またね」 助手席 降りる愛に 車 揺れては 擦れる心 向かい合う哀しみの中に 見つかるものなど何もない ”二人だけの秘密”だと 絵空事の言の葉が 誰のための嘘かなんて 何を守りたい嘘かなんて ちゃんとわかってるんだ あぁ 通り雨 降り注ぐ夜 止まない雨はないんだって あぁ 通り雨 降りしきる過ち きっといつかは晴れるね でも 私ひとり明日の雨を願ってる シャラリ あなたが 立ち上がるたび 鳴る鍵の音 大嫌いなの ポケットの中のホルダーに この淋しさも繋がればいい 滲む汗の模様にしか 私が探せぬ愛が 誰のための愛かなんて 何を無くせない愛かなんて わかりすぎてるんだ あぁ 通り雨 降り注ぐ街 見つめて思うことは一つ あぁ 通り雨 降り注ぐあの家 見つめて想う人は一人 私だけが明日も雨を祈ってる 明日天気になりますように 誰も彼もが願う中 きっと天気になりますように あなたさえもが祈る中 あぁ 通り雨 降り注ぐ夜 止まない雨を願っている あぁ 通り雨 降り注ぐ過ち もっともっと溢れればいい 私だけが二人の雨を祈ってる 明日も雨を祈ってる
2014.01.29
そういうことだったのか。 あの日の君の真実が ふいに胸に滑り込み 今さら滲みるオレンジ色 「またね」の合図のくちづけは ピリオド代わりのキスだった 笑顔で声を覆ったまま 君はもう 遠く 遠く 彼方 サヨナラを言うために あの場所に来たんだね 揺れる影が零した 涙を見落として サヨナラさえも僕は 抱きしめられなかった 大切なことすべて 遅すぎた愛だったんだね "同じ色の空はない" 街に流れる そんな歌 全部ウソならいいのにな 二度と戻らぬあの夕焼け 雨が青空に変わるまで 一緒にいてくれる君だった 今 その涙が晴れるまで 寄り添える人はいるのだろうか サヨナラを言うために いつから傷付いていたの? ありがとうも ごめんねも 伝えられなかったな サヨナラさえも君は 優しく隠してくれた 大切なこと いつも 間に合わない僕だったんだ サヨナラを言うために あの場所に来たんだね サヨナラを言うための 夕焼けだったんだね そうだったんだね そうだったんだね
2014.01.10
わけもなく泣きたくて カーテン ひらいた夜 見つけたのは 目映い 空の孤独でした もう届かない過去に まだ見えない未来に 私は両足をかけて 深い闇に飛び込んだ 淋しくて 駆けて 駆けて 駆けた 永遠を契ろうと 伸ばした小指に クレッセントの切り傷 淋しくて 駆けて 駆けて 駆けた あぁ 月の光が眩しくて 目を閉じて 駆けて 駆けて 駆ける夜 めくれゆく時の中 想うのは君のこと 何も言わないけれど 何もないわけじゃない でしょう? 一滴も残さずに 私は闇になりたい 君が淋しく駆ける夜 支える闇になりたい 淋しくて 駆けて 駆けて 駆けた 瞼の向こう側で 変わりゆく景色 あの孤独に届くかな 淋しくて 駆けて 駆けて 駆けた あぁ 足は感度を無くして 宙へ 宙を 駆けて 駆けて 駆ける夜 何にもないから悲しいんだ 何にもないから悲しいんだ 淋しくて 駆けて 駆けて 駆けた 再び瞼 ひらけば ただベッドの中 私は 今を生きていた 淋しくて 駆けて 駆けて 駆けた あぁ 今を 君を 今へ 君へ 私は 駆けて 駆けて 駆けている 駆けて 駆けて 駆けてゆく
2014.01.07
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